JPH11114075A - 遠赤外線輻射粘着布 - Google Patents
遠赤外線輻射粘着布Info
- Publication number
- JPH11114075A JPH11114075A JP27549897A JP27549897A JPH11114075A JP H11114075 A JPH11114075 A JP H11114075A JP 27549897 A JP27549897 A JP 27549897A JP 27549897 A JP27549897 A JP 27549897A JP H11114075 A JPH11114075 A JP H11114075A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- infrared radiation
- far
- adhesive
- powder
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Chemical Or Physical Treatment Of Fibers (AREA)
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 簡単に適用部位に固定することができる遠赤
外線輻射布を提供する。 【解決手段】 Fe304の粉体をセラミック粉体と混
合して焼成し、いったんセラミック状に硬化させた後に
更に微小粉末に加工し、結合剤としてバインダ一を混入
して形成した塗布剤を、印刷等の方法で布はく等にプリ
ントし、加熱処埋して密着を強固にし、前記塗布剤をプ
リントした面に粘着剤を塗工し、粘着面を保護シートで
被覆したことを特徴とする遠赤外線輻射粘着布である。
外線輻射布を提供する。 【解決手段】 Fe304の粉体をセラミック粉体と混
合して焼成し、いったんセラミック状に硬化させた後に
更に微小粉末に加工し、結合剤としてバインダ一を混入
して形成した塗布剤を、印刷等の方法で布はく等にプリ
ントし、加熱処埋して密着を強固にし、前記塗布剤をプ
リントした面に粘着剤を塗工し、粘着面を保護シートで
被覆したことを特徴とする遠赤外線輻射粘着布である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遠赤外線輻射布に
関する。
関する。
【0002】
【従来の技術】従来の遠赤外線輻射布は、全体にべった
りと遠赤外線輻射塗料を塗布したものであった。このた
め、従来の遠赤外線輻射布では、使用頻度が上るに従い
柔軟性を失い剥離の原因となっていた。
りと遠赤外線輻射塗料を塗布したものであった。このた
め、従来の遠赤外線輻射布では、使用頻度が上るに従い
柔軟性を失い剥離の原因となっていた。
【0003】実公平(公告)1−11755には、遠赤
外線輻射塗料をプリントに適した塗布剤に加工し、これ
を印刷の方法によって布はく等に塗布することにより形
成した遠赤外線輻射布が記載されている。この遠赤外線
輻射布では、遠赤外線輻射塗料をべったり全面に塗布し
ていないので、柔軟性が失われることなく持続する。
外線輻射塗料をプリントに適した塗布剤に加工し、これ
を印刷の方法によって布はく等に塗布することにより形
成した遠赤外線輻射布が記載されている。この遠赤外線
輻射布では、遠赤外線輻射塗料をべったり全面に塗布し
ていないので、柔軟性が失われることなく持続する。
【0004】しかしながら、従来の遠赤外線輻射布は粘
着性を有していないので、これを使用する際には、患部
等の適用部位に遠赤外線輻射布を当て、さらに、ばんそ
う膏でテーピングしたり、包帯を巻いたりして固定する
必要があった。
着性を有していないので、これを使用する際には、患部
等の適用部位に遠赤外線輻射布を当て、さらに、ばんそ
う膏でテーピングしたり、包帯を巻いたりして固定する
必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ばん
そう膏や包帯を用いないで簡単に適用部位に固定するこ
とができる遠赤外線輻射布を提供することにある。
そう膏や包帯を用いないで簡単に適用部位に固定するこ
とができる遠赤外線輻射布を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明において提供され
る遠赤外線輻射布は、Fe304(以下本文中「Fe3
04」とは「Fe3O4」を意味する)の粉体をセラミッ
ク粉体と混合して焼成し、いったんセラミック状に硬化
させた後に更に微小粉末に加工し、結合剤としてバイン
ダ一を混入して形成した塗布剤を、印刷等の方法で布は
く等にプリントし、加熱処埋して密着を強固にし、前記
塗布剤をプリントした面に粘着剤を塗工し、粘着面を保
護シートで被覆したことを特徴とする遠赤外線輻射粘着
布である。
る遠赤外線輻射布は、Fe304(以下本文中「Fe3
04」とは「Fe3O4」を意味する)の粉体をセラミッ
ク粉体と混合して焼成し、いったんセラミック状に硬化
させた後に更に微小粉末に加工し、結合剤としてバイン
ダ一を混入して形成した塗布剤を、印刷等の方法で布は
く等にプリントし、加熱処埋して密着を強固にし、前記
塗布剤をプリントした面に粘着剤を塗工し、粘着面を保
護シートで被覆したことを特徴とする遠赤外線輻射粘着
布である。
【0007】本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布は、布
はく等に、Fe304の粉体とセラミック粉体とを混合
して焼成し、いったんセラミック状に硬化させた後に更
に微小粉末に加工し、結合剤として適宜のバインダーを
混入して形成した塗布剤を塗布して構成していることか
ら、Fe304の粉体、即ち磁鉄綱を粉体化した物質が
磁力線を放射し、また、セラミック粉体、即ちアルミ
ナ、ジルコニア等の粉体化した物質が6〜25μの遠赤
外線を放射するものとなる。
はく等に、Fe304の粉体とセラミック粉体とを混合
して焼成し、いったんセラミック状に硬化させた後に更
に微小粉末に加工し、結合剤として適宜のバインダーを
混入して形成した塗布剤を塗布して構成していることか
ら、Fe304の粉体、即ち磁鉄綱を粉体化した物質が
磁力線を放射し、また、セラミック粉体、即ちアルミ
ナ、ジルコニア等の粉体化した物質が6〜25μの遠赤
外線を放射するものとなる。
【0008】また、本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布
は、布はく等に、上記塗布剤を印刷等の方法でプリント
し、適宜の温度で加熱処理して構成していることから、
所望する任意の模様で塗布剤がプリントされた布はく等
を得ることが出来、また、加熱処理により布はくを構成
する繊維に塗布剤が密着浸透して剥離しにくくなる。
は、布はく等に、上記塗布剤を印刷等の方法でプリント
し、適宜の温度で加熱処理して構成していることから、
所望する任意の模様で塗布剤がプリントされた布はく等
を得ることが出来、また、加熱処理により布はくを構成
する繊維に塗布剤が密着浸透して剥離しにくくなる。
【0009】本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布を使用
する際には、保護シートを剥がして露出させた粘着面を
患部等の適用部位に当てるだけで、遠赤外線輻射粘着布
が適用部位に貼付される。従って、ばんそう膏や包帯な
どを用いなくても、適用部位へ容易に固定することがで
きる。また、適用部位への遠赤外線輻射布の密着性もよ
くなるので、遠赤外線輻射布の医療効果も向上する。
する際には、保護シートを剥がして露出させた粘着面を
患部等の適用部位に当てるだけで、遠赤外線輻射粘着布
が適用部位に貼付される。従って、ばんそう膏や包帯な
どを用いなくても、適用部位へ容易に固定することがで
きる。また、適用部位への遠赤外線輻射布の密着性もよ
くなるので、遠赤外線輻射布の医療効果も向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下において、本発明について具
体的に説明する。本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布を
製造するには、先ず、Fe304の粉体をアルミナ等を
主体としたセラミック粉体といったん混合し、セラミッ
ク状に焼き固め、これを再びミル等で摺りつぶし加工を
施して微細な粉末とし、この粉末に、結合剤としてバイ
ンダーを混入して塗布剤を形成する。塗布剤としては、
布はくの性質に対応したものが適宜用いられる。例え
ぱ、綿にはアクリル酸エステル、ウール及び化学繊維に
はアルカリ系ゾネン剤等の粘着剤をエマルジョン化し
て、上記の粉末に混入する。
体的に説明する。本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布を
製造するには、先ず、Fe304の粉体をアルミナ等を
主体としたセラミック粉体といったん混合し、セラミッ
ク状に焼き固め、これを再びミル等で摺りつぶし加工を
施して微細な粉末とし、この粉末に、結合剤としてバイ
ンダーを混入して塗布剤を形成する。塗布剤としては、
布はくの性質に対応したものが適宜用いられる。例え
ぱ、綿にはアクリル酸エステル、ウール及び化学繊維に
はアルカリ系ゾネン剤等の粘着剤をエマルジョン化し
て、上記の粉末に混入する。
【0011】次に、得られた塗布剤2をインクとして、
図1に示す如く、布はく1上に適宜の模様にプリント
し、適宜の温度、例えば70度位の温度で加熱処理する
と、布はくを構成する繊維にインクが浸透して剥離する
ことが無い。
図1に示す如く、布はく1上に適宜の模様にプリント
し、適宜の温度、例えば70度位の温度で加熱処理する
と、布はくを構成する繊維にインクが浸透して剥離する
ことが無い。
【0012】そして、図1に示すような遠赤外線輻射布
の塗布剤がプリントされた面に、粘着剤を塗工し、さら
に粘着面を保護シートで被覆すれば、本発明の遠赤外線
輻射粘着布が得られる。粘着剤は、なるべく皮膚に対し
て刺激性のないものが好ましく、例えば、アクリル系二
液粘着剤等の医療用粘着剤が用いられる。また、保護シ
ートとしては、例えば、シリコンを塗布した加工紙等を
使用することができる。
の塗布剤がプリントされた面に、粘着剤を塗工し、さら
に粘着面を保護シートで被覆すれば、本発明の遠赤外線
輻射粘着布が得られる。粘着剤は、なるべく皮膚に対し
て刺激性のないものが好ましく、例えば、アクリル系二
液粘着剤等の医療用粘着剤が用いられる。また、保護シ
ートとしては、例えば、シリコンを塗布した加工紙等を
使用することができる。
【0013】このようにして得られた遠赤外線輻射粘着
布の断面を模式的に示すと図2のようになる。本発明に
かかる遠赤外線輻射粘着布は、布状の基材1a上にアル
ミニウム等の金属の薄い層1bを設けてなる布はく1の
一面側に、Fe304粉体とセラミック粉体を含有する
塗布剤2を任意の模様にプリントした後、加熱処理して
形成した層と、粘着剤3の層を順次設け、さらに粘着面
を保護シート4で被覆したものである。
布の断面を模式的に示すと図2のようになる。本発明に
かかる遠赤外線輻射粘着布は、布状の基材1a上にアル
ミニウム等の金属の薄い層1bを設けてなる布はく1の
一面側に、Fe304粉体とセラミック粉体を含有する
塗布剤2を任意の模様にプリントした後、加熱処理して
形成した層と、粘着剤3の層を順次設け、さらに粘着面
を保護シート4で被覆したものである。
【0014】なお、布はくのベースとなる布状の基材と
して伸縮性の生地を用いると、適用部位への密着性が一
層よくなるので好ましい。伸縮性生地としては、例え
ば、伸縮性不織布等の伸縮性布地を用いることができ
る。
して伸縮性の生地を用いると、適用部位への密着性が一
層よくなるので好ましい。伸縮性生地としては、例え
ば、伸縮性不織布等の伸縮性布地を用いることができ
る。
【0015】
【発明の効果】本発明は上述の実施例の如く構成した結
果、次の様な効果を生じる。塗布剤2が織維に密着浸透
するので伸縮性の強いストレツチ生地の布はくにもプリ
ント出来、引伸しても塗布剤2が剥離する恐れが全く無
い。また、粘着剤層の働きにより、ばんそう膏や包帯を
用いなくても遠赤外線輻射粘着布を適用部位に固定する
ことができ、適用部位への密着性も高まって医療効果が
向上する。
果、次の様な効果を生じる。塗布剤2が織維に密着浸透
するので伸縮性の強いストレツチ生地の布はくにもプリ
ント出来、引伸しても塗布剤2が剥離する恐れが全く無
い。また、粘着剤層の働きにより、ばんそう膏や包帯を
用いなくても遠赤外線輻射粘着布を適用部位に固定する
ことができ、適用部位への密着性も高まって医療効果が
向上する。
【0016】塗布剤2を発泡化するには、発泡剤、イン
ク粘着剤、エチレン酢ビをエマルジョン化すると良く、
サポーター等に使用すると人体に密着性が良くなるので
医療効果が著しい。
ク粘着剤、エチレン酢ビをエマルジョン化すると良く、
サポーター等に使用すると人体に密着性が良くなるので
医療効果が著しい。
【0017】従来の遠赤外線輻射布より一層アルファ線
の放出が大きいので人体を執源とする遠赤外線6〜25
ミクロンで細胞の分子活動の共鳴作用と、磁気帯より発
生する磁気により生体の呼吸活動が活発化し、血行も良
くなり生体の発育、中枢神経等に良い医療効果が得られ
る極めて実用的な遠赤外線輻射布である。
の放出が大きいので人体を執源とする遠赤外線6〜25
ミクロンで細胞の分子活動の共鳴作用と、磁気帯より発
生する磁気により生体の呼吸活動が活発化し、血行も良
くなり生体の発育、中枢神経等に良い医療効果が得られ
る極めて実用的な遠赤外線輻射布である。
【図1】粘着剤を塗工する前の遠赤外線輻射布の斜視図
である。
である。
【図2】本発明にかかる遠赤外線輻射粘着布の断面を模
式的に示した図である。
式的に示した図である。
1…布はく 2…塗布剤 3…粘着剤 4…保護シート
Claims (2)
- 【請求項1】 Fe304の粉体をセラミック粉体と混
合して焼成し、いったんセラミック状に硬化させた後に
更に微小粉末に加工し、結合剤としてバインダ一を混入
して形成した塗布剤を、印刷等の方法で布はく等にプリ
ントし、加熱処埋して密着を強固にし、前記塗布剤をプ
リントした面に粘着剤を塗工し、粘着面を保護シートで
被覆したことを特徴とする遠赤外線輻射粘着布。 - 【請求項2】 前記の布はくの生地として、伸縮性生地
が用いられていることを特徴とする請求項1に記載の遠
赤外線輻射粘着布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27549897A JPH11114075A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠赤外線輻射粘着布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27549897A JPH11114075A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠赤外線輻射粘着布 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11114075A true JPH11114075A (ja) | 1999-04-27 |
Family
ID=17556340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27549897A Pending JPH11114075A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 遠赤外線輻射粘着布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11114075A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245116A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Tocera:Kk | 貼着シート |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27549897A patent/JPH11114075A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245116A (ja) * | 2010-05-28 | 2011-12-08 | Tocera:Kk | 貼着シート |
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