JPH11114037A - オゾン殺菌装置および殺菌方法 - Google Patents

オゾン殺菌装置および殺菌方法

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JPH11114037A
JPH11114037A JP9296317A JP29631797A JPH11114037A JP H11114037 A JPH11114037 A JP H11114037A JP 9296317 A JP9296317 A JP 9296317A JP 29631797 A JP29631797 A JP 29631797A JP H11114037 A JPH11114037 A JP H11114037A
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ozone
air
sterilization
chamber
sterilizing
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JP9296317A
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Hidetoshi Ishida
英敏 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オゾンを用いて殺菌するための殺菌装置にお
いて、オゾン分解装置が高性能のものでなくても、環境
基準濃度を越えた濃度のオゾンが外に排出されないよう
にする。 【解決手段】 殺菌室2b、オゾン分解器6、エアポン
プ4、オゾン発生器5を、循環される閉流路を介して連
結した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オゾン含有空気を
用いて殺菌するためのオゾン殺菌装置、オゾン殺菌方法
の技術分野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、病院等では、白衣等の着衣やスリ
ッパ等の履物に付着する細菌が問題になり、これらを水
洗でなくロッカーや履物入れに入れたまま乾式で殺菌処
理することが要求される。また、果物や野菜、肉等の食
物のなかには生物で食するものがあり、このようなもの
表面に付着する細菌を乾式または湿式で殺菌することも
要求される。さらに有料貸室のように次の使用の前に室
内を殺菌(脱臭、消臭)することも要求される。このよ
うな要求に答えるものとして、紫外線照射をするものが
知られている。ところが紫外線照射の場合、影に隠れた
部分は殺菌できないという問題がある。これに対し、殺
菌力(脱臭、消臭力)に優れたオゾン含有空気を用いて
殺菌するようにしたものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来のオゾン
を用いた殺菌手法として、例えば特開平7−32775
8号公報、特開平7−227322号公報、実開昭61
−181538号公報等に示されるものがある。そして
これらのものは、オゾン発生器で生成したオゾン含有空
気を殺菌室内に供給して殺菌しようとするものである
が、何れのものも、オゾン殺菌中に殺菌室内のオゾン含
有空気を室外に排出している。ところがオゾンは、環境
基準濃度が設定され、これを越えた濃度となるようなオ
ゾンの排出は好ましくなく、そこでオゾン分解手段を経
由して外に排出するようにしている。しかしながらオゾ
ン含有空気で殺菌する場合、オゾン濃度が高いほど殺菌
効果は高いが、オゾン濃度が高いほど、前記環境基準を
満たす濃度までオゾン分解することが難しく、そのた
め、オゾン分解装置を構造が複雑でコスト的にも高価な
ものを採用しなければならないという問題がある。一
方、オゾン含有空気で殺菌中、扉体を開けるとオゾン含
有空気が外に洩れだすという問題もあり、これらに本発
明が解決せんとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑みこれらの課題を解決することを目的として創作
されたものであるが、まず、オゾンを用いて殺菌するた
めの殺菌装置であって、該殺菌装置は、殺菌室と空気送
風手段とオゾン発生手段とオゾン分解手段とを備え、そ
のうちの少なくとも殺菌室、空気送風手段、そしてオゾ
ン発生手段は循環される閉流路を介して連結されている
ものである。また本発明は、オゾン含有空気を扉体付き
殺菌室に供給して殺菌するための殺菌方法であって、該
殺菌方法は、空気流入口から殺菌室内に流入せしめたオ
ゾン含有空気を、殺菌室の空気排出口から排出してオゾ
ン分解をし、該オゾン分解された空気を再びオゾン含有
空気にして前記空気流入口から殺菌室に流入するよう空
気を循環させて行うことでもある。これによって、殺菌
室へのオゾン含有空気の供給は循環される閉流路で行わ
れるため、オゾン殺菌中は室外への排気が必要なく、こ
れによって、オゾン含有空気が外に漏れて環境基準濃度
を越えてしまうようなことを回避できる。前記殺菌装置
において、オゾン分解手段は、殺菌室の空気排出口から
空気送風手段に至る流路中に設けることができる。この
様にすることにより、空気送風手段が耐オゾン性のもの
でなくても採用できると共に、オゾン分解手段として
は、空気送風手段にダメージを与えない程度にオゾン分
解する能力があればよくなって、構造も簡単で安価なも
のにできる。さらに、前記オゾン分解手段を殺菌室の空
気排出口から空気送風手段に至る流路中に設けたものに
おいて、閉流路に、オゾン分解手段を通過せずに殺菌室
の空気排出口から空気送風手段に至るバイパス流路を形
成することができる。また、オゾン分解手段は、殺菌室
の空気排出口から空気送風手段に至る流路から分岐形成
されて流路外に排出される排出流路の途中に設けられ、
さらに排出流路には、該排出流路を開閉する開閉手段が
設けられているものとすることができる。この様にした
場合には、オゾン分解手段を通過させることなくオゾン
含有空気を循環させることができることになって、殺菌
室のオゾン濃度を速やかに上昇させることができる。さ
らに前記殺菌装置において、殺菌室内の環境を判断する
室内環境判断手段と、扉体が閉鎖していることを検知す
る扉体検知手段と、室内環境がオゾン殺菌許容状態でで
かつ扉体閉鎖検知状態であるときオゾン発生手段および
空気送風手段に作動指令を出力する制御部とが設けられ
ているものとすることができる。また前記殺菌方法にお
いて、殺菌室内がオゾン殺菌許容状態で、かつ扉体が閉
鎖されていることでオゾン含有空気による殺菌を行うよ
うに設定されるものとすることができる。そしてこのよ
うにすることで、室内環境がオゾン殺菌許容状態でない
ときのオゾン発生、扉体開放時でのオゾン発生を防止で
きるという利点がある。さらに殺菌装置において、制御
部のオゾン発生手段および空気送風手段に対する作動指
令の出力は、それぞれ設定される時間のあいだであり、
殺菌方法において、オゾン含有空気による殺菌は予め設
定される時間のあいだとし、該設定時間後、空気循環を
してオゾン分解するように設定されるものとすることが
でき、これにより、過剰殺菌を防止できるという利点が
ある。またこのものにおいて、空気送風手段を作動させ
る設定時間の終了は、オゾン発生手段を作動させる設定
時間の終了後であるとした場合には、殺菌室内および循
環流路内に残存するオゾンを積極的に分解することがで
きるという利点がある。さらにまた、殺菌装置におい
て、扉体を閉鎖状態にロックするロック手段が備えら
れ、制御部は、空気送風手段に作動指令を出力している
あいだロック手段に対してロック指令を出力する設定に
なっているものとすることができ、殺菌方法において、
空気循環をしているあいだは扉体を閉鎖状態にロックす
るようにすることができ、この場合には、オゾンが殺菌
室内に残存するあいだの不用意な扉体の開放が防止され
るという利点がある。またこれらにおいて、オゾン分解
手段を過ぎて空気送風手段に至る前までの循環流路に、
該循環流路中を流れる空気の一部を流路外に排出して殺
菌室を負圧状態にするための排出手段が設けられている
ものとすることができ、この様にした場合には、殺菌室
が負圧となる結果、扉体を密封する構成にしなくてもオ
ゾン含有空気が扉体の隙間から室外に洩れることを防止
できるという利点がある。
【0005】本発明を実施するにあたり、殺菌室は、ロ
ッカー、履物入れ、食料貯蔵庫、洗浄容器等の被殺菌物
を収納するところは勿論のこと、殺菌が要求されるトイ
レや調理室、さらには人が出入りする部屋においても実
施することができる。そして殺菌室が被殺菌物を収納す
るロッカーや履物入れで、しかもこれが複数隣設するも
のである場合、一つのオゾン発生手段から分岐して各殺
菌室にオゾン含有空気を供給するようにすることがで
き、この場合には、分岐流路に電磁弁を設ける等して、
殺菌したい殺菌室のみを殺菌処理するように構成され
る。この場合の空気送風手段としては、殺菌処理される
殺菌室の数に応じて送風量を調節できるものとすること
が好ましい。これに対し、各殺菌室の個々に殺菌装置を
設けてもよいことは勿論である。ロッカーや履物入れ等
の被殺菌物を入れるものである場合には、被殺菌物の存
否を検知するセンサ(例えば光電センサ)が室内環境判
断手段に該当し、そして被殺菌物が入れられた状態の検
知がオゾン殺菌許容状態である。また調理室等の人が出
入りする部屋である場合には、人の存否を検知するセン
サ(例えば赤外線センサ)が室内環境判断手段に該当
し、人がいない状態の検知がオゾン殺菌許容状態であ
る。さらにまた、殺菌室が洗浄容器(シンク)である場
合に、該シンクは洗浄水が貯溜されるようにし、そして
この貯溜される洗浄水にオゾン含有空気を泡として供給
するようにし、これによりオゾンの一部が水に溶解した
オゾン洗浄水とし、このオゾン洗浄水と泡となって水中
を動くオゾン含有空気とで被殺菌物である野菜や調理機
器を殺菌洗浄できるようにしたものでも実施することが
できる。そしてシンク内において水面からでた気体(空
気)を循環流路に取り込み、再度オゾン含有空気として
洗浄水に供給する閉回路の構成とすることで、オゾンが
外気に排出してしまうことを回避できる。オゾン発生手
段としては、通常知られた汎用のオゾン発生器を採用す
ることができ、空気送風手段としては、通常知られた汎
用のエアポンプ、ブロア等を採用することができる。ま
たオゾン分解手段としては、オゾン分解能の高いものが
好ましく、この様なものとして、空気の接触面積を高く
なるようハニカム構造になったフィルターが好適で、ま
たフィルター素材としては、例えば特開平3−2422
27号公報で知られるように、活性炭、遷移金属素材
(ニッケル、マンガン、コバルト、銅等の酸化物)、セ
ラミックス等の素材を用いて製造することができる。さ
らに扉体検知手段としては、扉体が全閉していることの
検知をするもので、リミットスイッチ、近接スイッチ等
の通常知られたスイッチを用いることができる。ロック
手段としては、通常知られた電磁ロック装置や電磁施錠
装置を採用することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の第一の実施の形態
について図1〜図4を用いて説明する。図において、1
はスリッパ等の履物を収容するための履物入れであっ
て、該履物入れ1は、縦横に複数の履物室2が区画形成
されるが、該各履物室2は、さらに機械室2aと殺菌室
2bとに区画され、殺菌室2bの正面には開閉自在に蝶
着された扉体3が設けられている。前記各機械室2aに
はエアポンプ4、オゾン発生器5、オゾン分解器6、制
御装置7が配設されている。殺菌室2bには、前記機械
室2aに連通する流入口2cと排出口2dとが形成さ
れ、そして流入口2cとオゾン発生器5のオゾン含有空
気排出側とが、オゾン発生器5の空気流入側とエアポン
プ4の空気排出側とが、エアポンプ4の空気流入側とオ
ゾン分解器6の空気排出(強制吐出)側とが、オゾン分
解器6の空気流入側と前記排出口2dとがそれぞれ配管
8により連通連結され、これにより、殺菌室2b、オゾ
ン分解器6、エアポンプ4、オゾン発生器5を経由して
殺菌室2bに至る閉流路(閉回路)からなる空気循環流
路が形成されている。
【0007】9は殺菌室2bに設けられる被殺菌物検知
センサであって、該被殺菌物検知センサ9は、本実施の
形態では光電センサにより構成され、殺菌室2b内にス
リッパ(被殺菌物)が有った場合に透光が遮られること
で検知するものである。また、10は扉体3が閉鎖(全
閉)状態であることの検知をする扉体検知センサであっ
て、該扉体検知センサ10は、本実施の形態では近接ス
イッチにより構成されている。さらに11は扉体3の開
放を規制するロック装置であって、該ロック装置11
は、電磁ロック11aと錠装置11bとで構成される。
そして電磁ロック11aが後述するように制御部12か
らの制御指令によりロック状態になると錠装置11bの
開錠が禁止される設定になっている。
【0008】前記制御装置7には、マイクロコンピュー
タ、メモリ等の電子部品を備えて構成される制御部12
が設けられるが、該制御部12は、被殺菌物検知センサ
9、扉体検知センサ10からの検知信号が入力し、また
オゾン発生器5、エアポンプ4、電磁ロック11aに対
して作動指令を出力するように接続されている。尚、制
御部12には、緊急ロック解除スイッチ13、第一、第
二表示ランプ14、15も電気的に接続されている。
【0009】次に、制御部12による殺菌制御手法の一
例について、図4に示すフローチャート図に基づいて説
明する。制御部12は、電源投入がなされることでスタ
ートして初期設定され起動する。そしてこのものでは、
後述するオゾン殺菌が完了したことの判断として用いら
れるフラグFが「0」であるか否かの判断がなされ、
「0」であると判断された場合にオゾンによる殺菌制御
工程が実行される。この工程では、まず被殺菌物検知セ
ンサ9から、被殺菌物を検知したことの検知信号の入力
が有ったか否かの判断と、扉体検知センサ10から、扉
体3を閉鎖したことの検知信号の入力が有ったか否かの
判断がなされる。そして何れの検知信号も入力されたと
判断された場合に、制御部12は、内蔵する第一タイマ
T1のタイマカウントを開始すると共に、オゾン発生器
5、エアポンプ4、電磁ロック11a、そして第一表示
ランプ(例えば赤色LEDで構成される)14にそれぞ
れ作動指令を出力し、これによって、扉体3が閉鎖状態
にロックされた状態で、空気の流路内循環がなされると
共に、オゾン発生がなされて殺菌室2bでの殺菌処理が
なされる。この場合に、該発生したオゾンは、殺菌室2
bから排出されてオゾン分解器6に流入することで分解
されてエアポンプ4に至るため、エアポンプ4がオゾン
による影響を受けてしまうことを防止できる。この様な
オゾン含有空気の流れで殺菌室2b内の被殺菌物が殺菌
されることになるが、この様な殺菌工程が第一タイマ時
間(オゾン含有空気による殺菌時間として設定される時
間で、例えば5分間)T1経過すると、第二タイマT2の
タイマカウントを開始すると共に、0オゾン発生器5に
対してのみ停止指令を出力し、エアポンプ4、電磁ロッ
ク11a、そして第一表示ランプ14には依然として作
動指令を出力し続ける。そして第二タイマ時間(流路中
に含有するオゾンを分解するに適当な時間で、例えば1
分間)T2を経過すると、エアポンプ4、電磁ロック1
1a、第一表示ランプ14に対して停止指令を出力する
一方で、第二表示ランプ(例えば緑色LEDで構成され
る)15に作動指令を出力し、これによって殺菌工程が
終了し、前記フラグFが「1」にセットされるように設
定されている。尚、緊急ロック解除スイッチ13を操作
した場合には、本実施の形態では、前記殺菌工程の直ち
の中断がなされると共に、ロック解除がなされる設定に
なっているが、流路内のオゾンが分解される時間のあい
だはロック作動とエアポンプ作動は継続するように設定
することもできる。これに対し、フラグFが「0」でな
く「1」であると判断された場合に、被殺菌物検知セン
サ9が検知状態であるか否かの判断がなされ、非検知状
態である、つまり殺菌室2bから被殺菌物が取り出され
た場合にはフラグFを「0」にセットすると共に第二表
示ランプ15を消灯して殺菌室2bには被殺菌物がない
ことを報知する。一方、被殺菌物検知センサ9が検知状
態であれば、第二表示ランプ15に対して点灯指令を継
続し、これによって殺菌室2bには殺菌処理がなされた
被殺菌物が入っていることが確認されるようになってい
る。
【0010】叙述のごとく構成される第一の実施の形態
において、履物等の被殺菌物を殺菌室2bに入れ、扉体
3を閉扉することで自動的にオゾン含有空気による殺菌
がなされるが、この場合に、オゾン含有空気の流路は閉
流路となっていて外部に排出するものでないため、従来
のオゾン分解した空気を外部に排出するもののように、
環境基準を考慮した高性能のオゾン分解をする必要がな
く、この結果、オゾン分解装置の構造を簡略化し安価な
ものを採用できる。
【0011】この様に、オゾン含有空気を用いて閉回路
によるオゾン殺菌ができるものであるが、殺菌終了後、
直ちにロック解除してしまうのではなく、流路内のオゾ
ン分解が充分になされてからロック解除がなされるた
め、オゾンが殺菌室2b内に残留する状態で扉体3が開
放されてオゾンが洩れ出してしまうことも回避でき、作
業環境基準を損なうことがない。さらにこのものでは、
第一、第二表示ランプ14、15を見ることで、被殺菌
物が、殺菌中なのか殺菌されて使用可能状態であるか、
また取り出されて殺菌室2bが空かの判断ができて都合
がよい。またこのものでは、フラグFによりオゾン殺菌
が完了したか否かの判断を行ってからオゾン殺菌をする
構成になっているから、殺菌処理の終了後、扉体3を開
放したが内容物を取出すことなく再び扉体3を閉扉した
場合(例えば殺菌室に子供用履物が入っていて大人では
使用できずそのまま扉体を閉めたような場合)、オゾン
処理が完了していると判断されるから再びオゾン殺菌さ
れることがなく、この結果、不必要なオゾン殺菌が繰返
しされてしまうことがなく都合がよい。
【0012】次ぎに、衣類ロッカーに本発明を実施した
第二の実施の形態について、図5〜図7を用いて説明す
る。このものは、隣設する複数のロッカー室(殺菌室)
16を、一つのエアポンプ17およびオゾン分解器18
を用いて殺菌しようとするものが例示されるが、このも
のは次ぎのようになっている。つまり、エアポンプ17
から吐出される空気はヘッダー19により各ロッカー室
16に対応するよう流入側分岐流路20に分岐される
が、この各流入側分岐流路20には、定流量弁21、電
磁式の切換え弁22、オゾン発生器23がそれぞれ設け
られて各ロッカー室16の流入口16aに至るように設
定されている。そしてロッカー室16の排出口16bに
連通される各排出側分岐流路24は、逆止弁25を通過
した後、合流して一つの流路26となってオゾン分解器
18に至るように設定されている。さらにこのもので
は、オゾン分解器18からエアポンプ17に至る流路2
7の途中に排出分岐流路28が連通連結されるが、該排
出分岐流路28には、オゾン濃度測定器29と、絞り機
能を備えた逆止弁30と小型の補助オゾン分解器31と
が設けられていて、前記流路27を通過する空気の一部
を排出分岐流路28に導いてオゾン濃度の測定をして補
助オゾン分解器31を経て流路外に排出する設定になっ
ているが、この構成とすることにより、オゾン分解器1
8の性能維持(触媒の交換時期等を知ることができる)
を計ると共に、一部空気を排出することで、循環流路を
負圧にして扉体からオゾン含有空気が洩れ出ないよう配
慮され、そして補助オゾン分解器31によるオゾン分解
作用を受けて排出されることになる。
【0013】このものにも、前記第一の実施の形態の場
合と同様、各ロッカー室16に、被殺菌物検知センサ3
2、扉体検知センサ33、緊急ロック解除スイッチ3
4、第一、第二表示ランプ35、36、扉体3を閉鎖状
態にロックするロック装置37がそれぞれ設けられると
共に、これらは各制御部38に電気的に接続されるが、
さらに各制御部38は、前記オゾン発生器23、切換え
弁22にもそれぞれ接続されている。そして制御部38
は、図7に示すフローチャートに示すような手法による
制御がなされるが、この制御手順は、エアポンプ5の駆
動、停止制御の代りに切換え弁22の開、閉制御が行わ
れることを除けば、凡そ前記第一の実施の形態と同じで
ある。いま、ロッカー室16がN個(1,2,3,・・
・,i,・・・,N)あるものと仮定したとき、制御部
38は、これら各ロッカー室16に対応してそれぞれ設
けられていて、個々の制御できるようになっている。つ
まり「i番目」の制御部38iは、「i番目」のロッカ
ー室16iについて設けられた被殺菌物検知センサ32
iから検知信号の入力が有り、かつ該「i番目」の扉体
検知センサ33iから閉扉信号の入力があった場合、第
一タイマTi1がタイマカウントを開始すると共に、ロ
ック装置37iの電磁ロック37aiにはロック指令を
出力し、オゾン発生器23iにはオゾン発生指令を出力
し、切換え弁22iには開指令を出力し、使用不可であ
ることを表示する第一表示ランプ35iに点灯指令を出
力し、これにより「i番目」のロッカー室16iに対す
るオゾン含有空気による殺菌(脱臭)が第一タイマ時間
T1だけ実行される。そして第一タイマ時間T1経過後、
オゾン殺菌が停止されると共に、第二タイマ時間T2が
経過するまで切換え弁22iが開制御され、ロッカー室
16i中のオゾンが分解されるに充分な時間である第二
タイマ時間T2を経過することに伴い切換え弁22iに
閉指令を出力すると共に、使用可であることを表示する
第二表示ランプ36iの点灯制御をすることになる。さ
らにこのものにおいて、前記各切換え弁22は、エアポ
ンプ17の駆動、停止制御を行う制御部39に接続され
ている。そして、該制御部39は、少なくとも一つの切
換え弁22が開いている場合には、エアポンプ17に対
し駆動指令を出力し、全ての切換え弁22が閉じている
場合には停止指令を出力するようになっている。
【0014】そしてこのものにおいても、閉鎖された循
環流路でのロッカー室16の殺菌ができるが、このもの
では、一つのエアポンプ17を用いてN個のロッカー室
16の殺菌ができる。そしてこの場合、各定流量弁21
が対応するロッカー室16への流量コントロールをする
ため、エアポンプ17の容量は、一度に全てのロッカー
室16に一度に空気供給できる容量としておけば問題は
ないが、定流量弁がない場合には、エアポンプ17につ
いて、殺菌作動中のロッカー室16の数によって空気吐
出量の増減できる可変式のものを採用すればよい。
【0015】しかもこのものでは、オゾン分解器18と
エアポンプ17とのあいだの循環流路にオゾン測定器2
9を有した排出分岐流路28が設けられていて、循環流
路に設けられるオゾン分解器18の性能維持が計られる
と共に、一部空気を外部に排出することで、循環流路を
負圧として扉体からオゾン含有空気が洩れでないよう配
慮されており、これによって、扉体を性能のよいパッキ
ン等を用いて密封状態にしないでもオゾン洩れを回避で
きるという利点がある。
【0016】さらに図8、図9に示す第三の実施の形態
のようにすることもできる。このものは半自動式のもの
であるが、一度に多数の履物(スリッパ)を殺菌処理で
きるようになっている。つまりこのものは、前記第一、
第二の実施の形態のように、被殺菌物が入れられたこと
を検知する被殺菌物検知手段がないもので、これに代わ
るものとして手動スイッチ40が設けられている。つま
りこのものは、作業者が殺菌処理をしようとする複数の
被殺菌物をロッカー室41に入れ、扉体42を閉めた
後、手動スイッチ40をON操作することで、前記同様
のオゾン含有空気による殺菌処理が実行されるようにな
っているが、この様にしても本発明を実施することがで
きる。尚、図8中、44はオゾン分解器、45はエアポ
ンプ、46はオゾン発生器、47は制御装置、48はロ
ック装置である。そしてこの場合、図9に示す如く、一
度に複数のロッカー室内の被殺菌物のオゾン含有空気に
よる殺菌処理をするよう各ロッカー室41を連通状態
(例えば、網状や簀子状にして上下あるいは/および左
右のロッカー室同志を連通連結する)にすることもで
き、この場合には、人がいない夜間に殺菌処理をするよ
う制御することができ、また、ロッカー室を複数群に分
け、これら各群毎に前記半自動での殺菌処理ができるよ
うしておくこともでき、これにより被殺菌物のオゾン殺
菌処理を実行しながら他の被殺菌物の提供ができること
になる。
【0017】さらにまた、図10に示す第四の実施の形
態の如く、殺菌室49からオゾン分解器50、エアポン
プ51、オゾン発生器52を経由して殺菌室49に至る
空気循環閉流路中に、殺菌室49からオゾン分解器50
を通過することなくエアポンプ51に至るバイパス流路
53を分岐形成すると共に、該バイパス流路53の分岐
部に、殺菌室49から排出された空気を流す流路を切換
える流路切換え弁54を設け、そして、オゾン発生器5
2の作動中には、殺菌室49から排出された空気がバイ
パス流路53を経由してエアポンプ51に流れるよう流
路切換え弁54を切換える一方、オゾン発生器52が停
止してからエアポンプ51が停止するまでのあいだは、
殺菌室49から排出された空気がオゾン分解器50を通
過してからエアポンプ51に流れるよう流路切換え弁5
4を切換えるように構成することもできる。この場合
に、エアポンプ51としては耐オゾン性のものを使用す
る必要があるが、オゾン発生中にはオゾン分解がなされ
ないため、殺菌室49内には高濃度のオゾン含有空気が
短時間で供給されることになって、殺菌性能が向上す
る。
【0018】また、図11に示す第五の実施の形態のご
とく、殺菌室55からエアポンプ56、オゾン発生器5
7を経由して殺菌室55に至る空気循環閉流路を形成す
る一方、殺菌室排出口55aからエアポンプ56に至る
流路から分岐して外部に排出される排出油路58を形成
し、該排出油路58にオゾン分解器59を設けると共
に、排出油路58の分岐部に、殺菌室55から排出され
た空気を流す流路を切換える流路切換え弁60を設け、
そして、オゾン発生器57の作動中には、殺菌室55か
ら排出された空気が前記空気循環閉流路に流れるよう流
路切換え弁60を切換える一方、オゾン発生器57が停
止してからエアポンプ56が停止するまでのあいだは、
殺菌室55から排出された空気が排出油路58に流れる
よう流路切換え弁60を切換えるように構成することも
できる。そしてこのものは、前記第四の実施の形態と同
様の効果を奏することになる。またこの第五の実施の形
態において、オゾン分解された空気は外部に排出される
ことになるが、この場合、オゾン発生器57が停止して
からオゾン分解するから、オゾン分解器59として高性
能のものを必要としないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態における履物入れの斜視図で
ある。
【図2】第一の実施の形態における殺菌装置を示す図で
ある。
【図3】第一の実施の形態における制御部の入出力を示
すブロック図である。
【図4】第一の実施の形態における制御部の制御手順を
示すフローチャート図である。
【図5】第二の実施の形態における殺菌装置を示す図で
ある。
【図6】第二の実施の形態における制御部の入出力を示
すブロック図である。
【図7】第二の実施の形態における制御部の制御手順を
示すフローチャート図である。
【図8】第三の実施の形態における殺菌装置を示す図で
ある。
【図9】第三の実施の形態におけるロッカー室の斜視図
である。
【図10】第四の実施の形態における殺菌装置のブロッ
ク図である。
【図11】第五の実施の形態における殺菌装置のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
2b 殺菌室 3 扉体 4 エアポンプ 5 オゾン発生器 6 オゾン分解器 9 被殺菌物検知センサ 10 扉体検知センサ 11 ロック装置 12 制御部 28 排出分岐流路 53 バイパス流路 58 排出流路

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オゾンを用いて殺菌するための殺菌装置
    であって、該殺菌装置は、殺菌室と空気送風手段とオゾ
    ン発生手段とオゾン分解手段とを備え、そのうちの少な
    くとも殺菌室、空気送風手段、そしてオゾン発生手段は
    循環される閉流路を介して連結されているオゾン殺菌装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、オゾン分解手段は、
    殺菌室の空気排出口から空気送風手段に至る流路中に設
    けられているオゾン殺菌装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、閉流路には、オゾン
    分解手段を通過せずに殺菌室の空気排出口から空気送風
    手段に至るバイパス流路が形成されているオゾン殺菌装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、オゾン分解手段は、
    殺菌室の空気排出口から空気送風手段に至る流路から分
    岐形成されて流路外に排出される排出流路の途中に設け
    られ、さらに排出流路には、該排出流路を開閉する開閉
    手段が設けられているオゾン殺菌装置。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4において、殺
    菌装置には、殺菌室内の環境を判断する室内環境判断手
    段と、殺菌室を開閉する扉体が閉鎖していることを検知
    する扉体検知手段と、室内環境がオゾン殺菌許容状態で
    かつ扉体閉鎖検知状態であるときオゾン発生手段および
    空気送風手段に作動指令を出力する制御部とが設けられ
    ているオゾン殺菌装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、制御部のオゾン発生
    手段および空気送風手段に対する作動指令の出力は、そ
    れぞれ設定される時間のあいだであるオゾン殺菌装置。
  7. 【請求項7】 請求項6において、空気送風手段を作動
    させる設定時間の終了は、オゾン発生手段を作動させる
    設定時間の終了後であるオゾン殺菌装置。
  8. 【請求項8】 請求項1、2、3、4、5、6または7
    において、殺菌装置には、殺菌室を開閉する扉体を閉鎖
    状態にロックするロック手段が備えられ、制御部は、空
    気送風手段に作動指令を出力しているあいだロック手段
    に対してロック指令を出力する設定になっているオゾン
    殺菌装置。
  9. 【請求項9】 請求項1、2、3、4、5、6、7また
    は8において、閉流路には、該閉流路中を流れる空気の
    一部を流路外に排出して殺菌室を負圧状態にするための
    排出手段が設けられているオゾン殺菌装置。
  10. 【請求項10】 オゾン含有空気を扉体付き殺菌室に供
    給して殺菌するための殺菌方法であって、該殺菌方法
    は、空気流入口から殺菌室内に流入せしめたオゾン含有
    空気を、殺菌室の空気排出口から排出してオゾン分解を
    し、該オゾン分解された空気を再びオゾン含有空気にし
    て前記空気流入口から殺菌室に流入するよう空気を循環
    させて行うオゾン殺菌方法。
  11. 【請求項11】 請求項10において、殺菌室内がオゾ
    ン殺菌許容状態で、かつ扉体が閉鎖されていることでオ
    ゾン含有空気による殺菌を行うように設定されるオゾン
    殺菌方法。
  12. 【請求項12】 請求項11において、オゾン含有空気
    による殺菌は予め設定される時間のあいだとし、該設定
    時間後、空気循環をしてオゾン分解するように設定され
    るオゾン殺菌方法。
  13. 【請求項13】 請求項12において、空気循環をして
    いるあいだは扉体を閉鎖状態にロックするようにしたオ
    ゾン殺菌方法。
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