JPH111132A - 速度制御方法及び速度制御装置 - Google Patents

速度制御方法及び速度制御装置

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JPH111132A
JPH111132A JP15684497A JP15684497A JPH111132A JP H111132 A JPH111132 A JP H111132A JP 15684497 A JP15684497 A JP 15684497A JP 15684497 A JP15684497 A JP 15684497A JP H111132 A JPH111132 A JP H111132A
Authority
JP
Japan
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stopper
accelerator pedal
speed control
depression
vehicle
Prior art date
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Application number
JP15684497A
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English (en)
Inventor
Masahito Marutani
雅人 丸谷
Kinya Miwa
欣哉 三輪
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アクセルペダルの踏み込みによる速度制御を
的確にできるようにする。 【解決手段】 フォークリフト車両におけるアクセルペ
ダル3に一端が、アクセルワイヤ15に他端が取り付け
られたアクセルリンク11は、リンク支持軸23を中心
に回動可能である。車両の前部パネル17に装着された
ストッパ取付ブラケット27には、アーム支持軸33を
中心に回動するストッパ用回動アーム35が設けられ、
ストッパ用回動アーム35にはストッパ29が取り付け
られている。コントロールレバー7を後進走行位置に設
定すると、リバースランプスイッチ55に連動してアク
チュエータ39が作動し、連結ロッド43を介してスト
ッパ用回動アーム35が、アクセルリンク11に設けた
ストッパ当接部材31がストッパ29に当接する位置と
なるよう回動変位し、後進走行時での最高速度規制がな
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アクセルペダル
の踏み込み量によって速度制御がなされる速度制御方法
及び同制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】産業車両、例えばフォークリフト車両に
おいては、後進走行する際には、前進走行するときより
も低速度となるように、コントロールレバーの操作によ
り切り替える構成となっており、この切り替え操作は、
トランスミッションのギヤ比で変化させるのが一般的と
なっている。
【0003】上記した産業車両では、アクセルペダルの
踏み込み量を規制するストッパが設けられており(例え
ば特開平5−345536号公報参照)、アクセルペダ
ルはこのストッパに当接する状態となるまで踏み込み可
能である。そして、前進走行及び後進走行のいずれにお
いても、前記ストッパによって最高速度が制限され、こ
の最高速度での前進走行及び後進走行の速度変化は、前
記したトランスミッションのギア比でなされることにな
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前進走
行と後進走行との速度制御をトランスミッションのギヤ
比で変化させる場合には、トランスミッションの大きさ
の制約などにより、適切なギヤ比に設定できない場合が
あり、前進走行を基準にした場合の後進走行での的確な
速度制御ができないという問題がある。
【0005】そこで、この発明は、アクセルペダルの踏
み込みによる速度制御を的確にできるようにすることを
目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明は、第1に、車両に設けたアクセルペダル
の踏み込み量が最大となる位置までの中間位置で前記ア
クセルペダルの踏み込み量を規制するストッパを設け、
このストッパを、前記車両の動作状態を切り替え制御可
能なコントロール部の操作により、前記アクセルペダル
の踏み込み量を規制する位置と規制しない位置とに変位
させる速度制御方法としてある。
【0007】このような速度制御方法によれば、コント
ロール部の操作により、アクセルペダルの踏み込み量が
規制される位置となるようストッパを変位させること
で、アクセルペダルの踏み込み量が最大となる位置まで
の中間位置での最高速度制御が行え、一方アクセルペダ
ルの踏み込み量が規制されない位置となるようストッパ
を変位させることで、アクセルペダルの踏み込みを、そ
の踏み込み量が最大となる位置まで行うことができる。
【0008】第2に、車両に設けたアクセルペダルの踏
み込み量が最大となる位置までの中間位置で前記アクセ
ルペダルの踏み込み量を規制するストッパを設け、この
ストッパを、前記車両の動作状態を切り替え制御可能な
コントロール部の操作に連動して前記アクセルペダルの
踏み込み量を規制する位置と規制しない位置とに変位さ
せる駆動機構を設けた構成としてある。
【0009】上記構成によれば、コントロール部の操作
に連動して駆動機構が動作することで、ストッパがアク
セルペダルの踏み込み量が規制される位置となるよう変
位し、これによりアクセルペダルの踏み込み量が最大と
なる位置までの中間位置での最高速度制御が行える。一
方、駆動機構の動作により、アクセルペダルの踏み込み
量が規制されない位置となるようストッパが変位するこ
とで、アクセルペダルの踏み込みを、その踏み込み量が
最大となる位置まで行うことができる。
【0010】第3に、コントロール部は、産業車両の前
進走行と後進走行とを切り替えるコントロールレバーで
あり、ストッパは、前記コントロールレバーを後進走行
位置に設定したときに、アクセルペダルの踏み込み量が
規制される位置に変位する構成としてある。
【0011】上記構成によれば、コントロールレバーを
後進走行位置に設定すると、ストッパはアクセルペダル
の踏み込み量が規制される位置に変位し、産業車両にお
ける後進走行時での最高速度がストッパによって制限さ
れることになる。
【0012】第4に、駆動機構として、電動式アクチュ
エータを使用している構成としてある。
【0013】上記構成によれば、コントロール部の操作
により電動式アクチュエータが動作してストッパが変位
する。
【0014】第5に、駆動機構として、コントロール部
とストッパとを連結するプッシュプルケーブルを使用し
ている構成としてある。
【0015】上記構成によれば、コントロール部の操作
により、プッシュプルケーブルを介してストッパが変位
する。
【0016】第6に、ストッパは、アクセルペダルの踏
み込み量を規制する際に前記アクセルペダル側が当接す
るボルトで構成され、このボルトにより前記当接位置を
調整可能である。
【0017】上記構成によれば、ボルトのねじ込み量を
調整することで、ストッパに対するアクセルペダル側の
当接位置を容易に調整できる。
【0018】第7に、駆動機構は、車両のフロアの下部
に設けた構成としてある。
【0019】上記構成によれば、アクセルペダル操作な
どの作業者による作業の際に、駆動機構が邪魔になるこ
とはない。
【0020】第8に、ストッパは、駆動機構によって回
動する回動アームに設けられ、この回動アームは、前記
ストッパがアクセルペダルの踏み込み量を規制する位置
と規制しない位置とにそれぞれ変位すべく回動する際の
二つのストッパ片に当接可能であり、この各ストッパ片
への当接方向に付勢するスプリングを設けた構成として
ある。
【0021】上記構成によれば、ストッパを備えた回動
アームが、スプリングより受けるモーメントによりスト
ッパ片に押し付けられてその当接状態が確実に維持され
る。
【0022】第9に、ストッパは、駆動機構によって回
動する回動アームに設けられ、この回動アームは、アク
セルペダル側の移動軌跡面に対して直交する回動軌跡面
を備えている構成としてある。
【0023】上記構成によれば、回動アームに設けたス
トッパをアクセルペダル側の移動軌跡面に直交する方向
から突出させればよいので、回動アームの回動ストロー
クが小さくて済む。
【0024】
【発明の効果】第1の発明によれば、コントロール部の
操作により、アクセルペダルの踏み込み量が規制される
位置となるようストッパを変位させることで、アクセル
ペダルの踏み込み量が最大となる位置までの中間位置で
の最高速度制御が行え、一方アクセルペダルの踏み込み
量が規制されない位置となるようストッパを変位させる
ことで、アクセルペダルの踏み込みを、その踏み込み量
が最大となる位置まで行え、車両の動作状態に応じた速
度制御を的確に行うことができる。
【0025】第2の発明によれば、コントロール部の操
作により駆動機構が連動してアクセルペダルの踏み込み
量が規制される位置となるようストッパが変位し、これ
によりアクセルペダルの踏み込み量が最大となる位置ま
での中間位置での最高速度制御が行え、一方駆動機構の
動作により、アクセルペダルが当接しない位置となるよ
うストッパが変位することで、アクセルペダルの踏み込
みを、その踏み込み量が最大となる位置まで行え、車両
の動作状態に応じた速度制御を的確に行うことができ
る。
【0026】第3の発明によれば、コントロールレバー
を後進走行位置に設定することにより、ストッパが、ア
クセルペダルの踏み込み量を規制する位置に変位するの
で、産業車両における後進走行時での最高速度制御を的
確に行うことができる。
【0027】第4の発明によれば、コントロール部の操
作により電動式アクチュエータが動作してストッパを確
実に変位させることができる。
【0028】第5の発明によれば、コントロール部の操
作により、プッシュプルケーブルを介してストッパを確
実に変位させることができる。
【0029】第6の発明によれば、ボルトのねじ込み量
を調整することで、ストッパに対するアクセルペダル側
の当接位置を容易に調整でき、最高速度を容易に変化さ
せることができる。
【0030】第7の発明によれば、駆動機構は、車両の
フロアの下部に設けてあるので、邪魔にならず、アクセ
ルペダル操作など作業者の作業に支障を来すことはな
い。
【0031】第8の発明によれば、ストッパを備えた回
動アームが、スプリングより受けるモーメントによりス
トッパ片に押し付けられるので、回動アームのストッパ
片への当接状態が確実に維持されてガタつきを防止でき
る。
【0032】第9の発明によれば、回動アームに設けた
ストッパをアクセルペダル側の移動軌跡面に直交する方
向から突出させればよいので、回動アームの回動ストロ
ークが小さくて済み、装置の小型化を達成できる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づき説明する。
【0034】図1は、この発明の実施の一形態に係わる
速度制御装置を示すもので、この速度制御装置は、産業
車両である例えばフォークリフト車両に適用される。こ
の車両のフロア1には、アクセルペダル3が回動支持部
5を中心として先端側が回動可能に設置されている。ま
た、フロア1の他の部位には、車両に搭載された図示し
ないトランスミッションを、車両が前進走行する前進走
行位置(実線図示)と、後進走行する後進走行位置(二
点鎖線図示)とに切替可能なコントロール部としてのコ
ントロールレバー7が設けられている。さらに、上記ア
クセルペダル3の下方のフロア1上には、コントロール
レバー7を前進走行位置に設定した前進走行時でのアク
セルペダル3の踏み込み量が最大となる位置にてアクセ
ルペダル3が当接する前進用ストッパ9が設けられてい
る。
【0035】アクセルペダル3の先端側下部には、アク
セルリンク11の一端側がピン13を介して回動可能に
支持され、アクセルリンク11の他端側は図1中で上方
に屈曲してその先端にアクセルワイヤ15が接続されて
いる。アクセルワイヤ15は、車両の前部パネル17に
形成した貫通孔19を通してエンジン側に引き出されて
いる。
【0036】前部パネル17には、アクセルリンク11
を回動支持するためのリンク取付ブラケット21が装着
されている。リンク取付ブラケット21は、図1のA矢
視図である図2に示すように、U字状に形成され、一方
アクセルリンク11はクランク状に屈曲形成されてお
り、アクセルリンク11の他端側がリンク取付ブラケッ
ト21のU字形状の両側部21a相互間に位置してい
る。リンク取付ブラケット21は、U字形状の底部21
b側がL字形状の固定具22を介して前部パネル17に
固定され、側部21aの先端側(図中で右側)にアクセ
ルリンク11が回動可能に取り付けられるリンク支持軸
23が設けられている。このリンク支持軸23には、ア
クセルペダル3をその踏み込み方向と反対方向に復帰さ
せる方向にアクセルリンク11を付勢するリターンスプ
リング25が設けられている。
【0037】前部パネル17のリンク取付ブラケット2
1より下方側には、ストッパ取付ブラケット27が装着
されている。ストッパ取付ブラケット27に取り付けら
れるストッパ29は、車両を後進走行させるべくコント
ロールレバー7を後進走行位置に設定した場合でのアク
セルペダル3の踏み込み量を制限するものであり、コン
トロールレバー7の前進走行位置設定時でのアクセルペ
ダル3の踏み込み量が最大となる位置までの中間位置で
アクセルペダル3側がこのストッパ29に当接するもの
である。ストッパ29に当接するアクセルペダル3側の
部位は、アクセルリンク11の一方の端部側に設けたス
トッパ当接部材31である。
【0038】図3は、ストッパ29及び、ストッパ29
が取り付られるストッパ取付ブラケット27の組立部品
で、図4は図3の右側面図である。ストッパ29は、ス
トッパ取付ブラケット27に対しアーム支持軸33を中
心に図4中で矢印B方向に回動可能なストッパ用回動ア
ーム35の先端に取り付けられており、ボルト29aと
二つのナット29bによってストッパ取付ブラケット2
7に対する突出量を変化させてアクセルリンク11側の
ストッパ当接部材31が当接する位置を変化させること
ができ、これによりアクセルペダル3の踏み込み量を調
整できるようになっている。
【0039】ストッパ取付ブラケット27の下方におけ
るフロア1の下部の前部パネル17には、アクチュエー
タ取付ブラケット37が装着されている。この取付ブラ
ケット37に取り付けられる駆動機構としてのアクチュ
エータ39は、上記したストッパ29が取り付けられた
ストッパ用回動アーム35を回動させるもので、ここで
は自動車に使用されるドアロック用モータを使用してい
る。図5は、図1のC矢視図であり、アクチュエータ3
9におけるモータ駆動により回転する図示しないギアに
よってアクチュエータ用回動アーム41が実線位置と二
点鎖線位置との間を回動可能となっている。
【0040】アクチュエータ用回動アーム41の先端に
は連結ロッド43の下端がピン45を介して回転可能に
連結され、連結ロッド43の上端はストッパ用回動アー
ム35に設けたピン47を介して回転可能に連結されて
いる。すなわち、上記アクチュエータ39の駆動によ
り、ストッパ用回動アーム35は、アクチュエータ用回
動アーム41の回動動作に伴って図5中で実線位置と二
点鎖線位置との間を回動可能であり、アクセルペダル3
の踏み込み時において、ストッパ当接部材31がストッ
パ29に対し、実線位置では当接せず、二点鎖線位置で
は当接する状態となる。
【0041】また、図3及び図4に示すように、ストッ
パ用回動アーム35のストッパ29が取り付けられた部
位付近及び、ストッパ取付ブラケット27に固定された
ピン支持用突出片48には、それぞれピン49及びピン
51が設けられており、これらピン49,51相互間に
はスプリング53が設けられている。このスプリング5
3は、図5に示すように、ストッパ用回動アーム35の
実線位置の状態と二点鎖線位置の状態とで、アーム支持
軸33の中心を境にして互いに反対側の位置となるよう
設定されている。したがって、ストッパ用回動アーム3
5は、スプリング53より受けるモーメントにより、ス
トッパ取付ブラケット27に設けられているストッパ片
27aもしくは27bに当接状態を維持可能となってい
てガタつくことがない。
【0042】アクチュエータ39は、図1に示すよう
に、コントロールレバー7の下端近傍に設けたリバース
ランプスイッチ55に連動しており、コントロールレバ
ー7を二点鎖線で示す後進走行位置に設定したときに、
連結ロッド43を引き込むよう作動する。これによりス
トッパ用回動アーム35が図5中で二点鎖線位置とな
り、これに伴いストッパ29が、アクセルリンク11側
のストッパ当接部材31に当接可能な状態となり、後進
走行時での速度規制がなされる。
【0043】この場合、ストッパ用回動アーム35が、
実線位置から二点鎖線位置に位置変化するとき、ストッ
パ当接部材31の移動軌跡外から移動軌跡内へ進入する
よう、ストッパ当接部材31の運動面とストッパ用回動
アーム35の運動面とを直交させているため、ストッパ
用回動アーム35の回動ストロークは小さくでき、装置
の小型化ができる。
【0044】次に、上記した構成の速度制御装置の動作
を説明する。コントロールレバー7を二点鎖線で示す後
進走行位置に設定すると、リバースランプスイッチ55
に連動するアクチュエータ39が、連結ロッド43を引
き込む方向に作動させてストッパ用回動アーム35を図
5中で二点鎖線位置とし、これによりストッパ29は、
アクセルリンク11側のストッパ当接部材31が当接可
能な状態となる。
【0045】この状態で、図1中で実線位置にあるアク
セルペダル3を踏み込むと、アクセルリンク11がリン
ク支持軸23を中心に図1中で右回りに回動し、アクセ
ルワイヤ15が引っ張られてエンジン回転数が上昇す
る。このアクセル踏み込み動作の際には、アクセルリン
ク11側のストッパ当接部材31がストッパ29に当接
し、アクセルペダル3は踏み込み量が規制されて二点鎖
線位置で停止する。これにより後進走行時での最高速度
規制が的確になされる。
【0046】上記した後進走行時での最高速度規制を行
うストッパ29は、ボルト29a及びナット29bで構
成されているので、これらを調整することで、ストッパ
当接部材31が当接するストッパ29の位置が変化し、
任意の制限速度が容易に得られる。
【0047】一方、コントロールレバー7を実線で示す
前進走行位置に設定すると、リバースランプスイッチ5
5に連動するアクチュエータ39は、連結ロッド43を
突出させる方向に作動させてストッパ用回動アーム35
を図5中で実線位置とし、これによりストッパ29は、
アクセルリンク11側のストッパ当接部材31が当接し
ない状態となる。
【0048】この状態で、図1中で実線位置にあるアク
セルペダル3を踏み込んだ場合には、アクセルリンク1
1側のストッパ当接部材31はストッパ29に当接せ
ず、アクセルペダル3は、前進側ストッパ9に当接する
一点鎖線位置で示す、踏み込み量が最大となる位置まで
アクセル3を踏み込むことができ、前進用の最高速度が
出せることになる。
【0049】上記したように、コントロールレバー7を
後進走行位置に設定することで、ストッパ29にアクセ
ルリンク11側のストッパ当接部材31が当接してアク
セルペダル3の踏み込み量が制限されるので、後進走行
時での速度規制をギヤ比に頼ることなく的確に行うこと
ができる。
【0050】ストッパ29を、ストッパ当接部材31が
当接する位置と当接しない位置とに変位させるためのア
クチュエータ39は、車両のフロア1の下部に配置して
あるので、アクセル操作を行う際などに邪魔になること
はなく、実用的である。
【0051】図6は、この発明の他の実施の形態を示し
ている。この実施の形態は、ストッパ29を、ストッパ
当接部材31に当接する位置と当接しない位置とに変位
させる駆動機構として、前記実施の形態における電動式
のアクチュエータ39に代えて、プッシュプルケーブル
57を用いた機械式としたものである。
【0052】プッシュプルケーブル57は、車両のフロ
ア1の下部に配索されており、インナケーブルの一端5
9がコントロールレバー7の下端に連結され、同他端6
1がストッパ用回動アーム35のピン47に連結されて
いる。プッシュプルケーブル57におけるアウタケーブ
ルの一端63はフロア1の下面に取り付けられたブラケ
ット65に固定され、同他端67は前部パネル17のフ
ロア1より下部に取り付けられたブラケット69に固定
されている。
【0053】上記実施の形態においては、コントロール
レバー7を二点鎖線で示す後進走行位置に設定すると、
ストッパ用回動アーム35がインナケーブルによって引
っ張られて二点鎖線位置となり、前記実施の形態と同様
に、アクセルペダル3の踏み込み時に、ストッパ当接部
材31がストッパ29に当接して後進走行時での速度規
制がなされる。コントロールレバー7を実線で示す前進
走行位置に設定すると、ストッパ用回動アーム35は実
線位置となってストッパ29はストッパ当接部材31が
当接しない状態となり、アクセルペダル3は図1に示さ
れている前進用ストッパ9に当接するまで踏み込めるこ
とになる。
【0054】なお、上記各実施の形態では、ストッパ2
9により後進走行時での最高速度規制を行うようにして
いるが、例えばエンジンにより走行系と油圧系とを駆動
する構成において、走行系に対し油圧系のエンジン回転
数を制御するためにストッパ29を利用するようにして
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の一形態に係わる速度制御装置
を示す側面図である。
【図2】図1のA矢視図である。
【図3】図1の速度制御装置に使用されるストッパ及び
ストッパ取付ブラケットの組立部品図である。
【図4】図3の右側面図である。
【図5】図1のC矢視図である。
【図6】この発明の実施の他の形態に係わる速度制御装
置を示す概略的な全体構成図である。
【符号の説明】
1 フロア 3 アクセルペダル 7 コントロールレバー(コントロール部) 27a,27b ストッパ片 29 ストッパ 29a ボルト 35 ストッパ用回動アーム(回動アーム) 39 アクチュエータ(駆動機構) 53 スプリング 57 プッシュプルケーブル(駆動機構)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両に設けたアクセルペダルの踏み込み
    量が最大となる位置までの中間位置で前記アクセルペダ
    ルの踏み込み量を規制するストッパを設け、このストッ
    パを、前記車両の動作状態を切り替え制御可能なコント
    ロール部の操作により、前記アクセルペダルの踏み込み
    量を規制する位置と規制しない位置とに変位させること
    を特徴とする速度制御方法。
  2. 【請求項2】 車両に設けたアクセルペダルの踏み込み
    量が最大となる位置までの中間位置で前記アクセルペダ
    ルの踏み込み量を規制するストッパを設け、このストッ
    パを、前記車両の動作状態を切り替え制御可能なコント
    ロール部の操作に連動して前記アクセルペダルの踏み込
    み量を規制する位置と規制しない位置とに変位させる駆
    動機構を設けたことを特徴とする速度制御装置。
  3. 【請求項3】 コントロール部は、産業車両の前進走行
    と後進走行とを切り替えるコントロールレバーであり、
    ストッパは、前記コントロールレバーを後進走行位置に
    設定したときに、アクセルペダルの踏み込み量が規制さ
    れる位置に変位することを特徴とする請求項2記載の速
    度制御装置。
  4. 【請求項4】 駆動機構として、電動式アクチュエータ
    を使用していることを特徴とする請求項2記載の速度制
    御装置。
  5. 【請求項5】 駆動機構として、コントロール部とスト
    ッパとを連結するプッシュプルケーブルを使用している
    ことを特徴とする請求項2記載の速度制御装置。
  6. 【請求項6】 ストッパは、アクセルペダルの踏み込み
    量を規制する際に前記アクセルペダル側が当接するボル
    トで構成され、このボルトにより前記当接位置を調整可
    能であることを特徴とする請求項2記載の速度制御装
    置。
  7. 【請求項7】 駆動機構は、車両のフロアの下部に設け
    たことを特徴とする請求項2記載の速度制御装置。
  8. 【請求項8】 ストッパは、駆動機構によって回動する
    回動アームに設けられ、この回動アームは、前記ストッ
    パがアクセルペダルの踏み込み量を規制する位置と規制
    しない位置とにそれぞれ変位すべく回動する際の二つの
    ストッパ片に当接可能であり、この各ストッパ片への当
    接方向に付勢するスプリングを設けたことを特徴とする
    請求項2記載の速度制御装置。
  9. 【請求項9】 ストッパは、駆動機構によって回動する
    回動アームに設けられ、この回動アームは、アクセルペ
    ダル側の移動軌跡面に対して直交する回動軌跡面を備え
    ていることを特徴とする請求項2記載の速度制御装置。
JP15684497A 1997-06-13 1997-06-13 速度制御方法及び速度制御装置 Pending JPH111132A (ja)

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