JPH11112510A - 回線終端装置 - Google Patents

回線終端装置

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JPH11112510A
JPH11112510A JP26965897A JP26965897A JPH11112510A JP H11112510 A JPH11112510 A JP H11112510A JP 26965897 A JP26965897 A JP 26965897A JP 26965897 A JP26965897 A JP 26965897A JP H11112510 A JPH11112510 A JP H11112510A
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JP
Japan
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frame
synchronization
bit
channel number
overhead
Prior art date
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JP26965897A
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Inventor
Yoshihiro Uchida
佳宏 内田
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多重化されたDSnフレームをその伝送速度
にて、ATMセルに分離する回線終端装置を提供するこ
とを目的とする。 【解決手段】 Di(i=1〜n−1)フレームのオー
バヘッド及びペイロードがD(i+1)フレームのペイ
ロードとして、B(i+1) (B(i+1) ≧1の整数)ビット
毎にインタリーブされて階層化された最上位の前記Dn
フレームを入力して、ATMセルを分離する回線終端装
置において、Di(i=n〜2)フレームに対応して、
Di同期手段と、D(i−1)チャネル番号生成手段及
びDi遅延手段と、D1フレームに対応して、D1同期
手段と、第1D1遅延手段と、第2D1遅延手段と、D
1フレームのペイロードに含まれるATMセルに対応し
て、D0同期手段と、第1D0遅延手段と、第2D0遅
延手段と、第3D0遅延手段とを具備して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はATM(Asychronou
Transfer Mode:非同期転送モード) 交換機のUNI(Use
r-Network Interface)/NNI(Network-network Inter
face) を終端する回線終端装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ATMはすべての情報を固定長さのセル
の形式で送るので扱いやすく、しかも、セル内のヘッダ
部分から接続先がわかるのでハードウェアで高速に接
続、転送が行えるという特徴を有する。
【0003】ATM交換網の回線インタフェースとして
は、SONET系のOC−12c、SDH系のSTM−
1、STM−4cなどの高速インタフェースが使用され
るが、これに以外にも従来のPDH(Preciochronous Di
gital Hierarchy)系インタフェースも主にUNIを中心
に用いられている。
【0004】これは、PDH系インタフェースが既存網
として広く普及しており、ATMサービスを提供する場
合においても、これら既存のリソースを使用することに
より、イニシャルコストを抑えることが可能であるため
である。
【0005】PDH系のアクセスインタフェースとして
広く普及しているものには、北米系のDSnインタフェ
ースと、欧州系のEnインタフェースとがある。以下、
DSnインタフェースを例にとりながら説明をするが、
Enインタフェースについても同様のことがいえる。
【0006】DSnインタフェースは、主に北米で使用
されるPDHインタフェースであり、その伝送速度によ
り階層化された構造となっている。図18は、DSnイ
ンタフェースの階層構造を示す図である。
【0007】この図に示すように、DSnフレーインタ
フェースは、1.544MbpsのDS1を4本多重化
した6.312MbpsのDS2、DS2を7本多重化
した44.736MbpsのDS3の階層構造となって
いる。
【0008】図19は、DSnフレームの構造を示す図
である。この図に示すように、各階層のインタフェース
は、DSnフレームと呼ばれる構造を持っている。DS
nフレームは、DSnオーバヘッドと呼ばれる部分と、
DSnペイロードと呼ばれる部分とから構成される DSnオーバヘッドには、そのインタフェースを維持す
るために必要な情報(同期ビット、警報通知ビットな
ど)が収容されている。DSnペイロード部分には、そ
のインタフェースにとってのユーザデータ(通常時にお
いて、そのインタフェースが内容を変更することが許さ
れない情報)が収容されている。
【0009】今、DS3インタフェースについて考える
と、DS3ペイロードへのデータ収容方法により2通り
の形態が考えられる。これらをplain interface とchan
nelized interface と呼ぶ。
【0010】図20は、DS3 plain interface構造を
示す図である。この図に示すように、DS3 plain int
erfaceは、DS3オーバヘッド及びATMセルにより構
成され、ATMセルを直接収容する。即ち、plain inte
rfaceでは、DS3ペイロードに1本のATM−UNI
を収容する。この場合、DS3のペイロードは下位のフ
レームは収容せずに、ATMセルを直接収容するため不
可分である。
【0011】図21は、DS3 channelized interface
の論理構造を示す図である。この図に示すように、DS
3 channelized interfaceでは、DS3フレームは、D
S3オーバヘッドと7本のDSフレーム(DS2#i
(i=1〜7)フレーム)を収容するペイロードから構
成される。
【0012】DS2#i(i=1〜7)フレームは、D
S2オーバヘッドと4本のDS1#j(j=1〜4)の
フレームを収容するペイロードから構成される。各DS
1#jのフレームは、オーバヘッドとATMセルのペイ
ロードから構成される。
【0013】この場合、ATM−UNIはDS3インタ
フェースに対して存在するのではなく、下位のインタフ
ェースのペイロードに対して存在する。従って、1本の
DS3に複数のATM−UNIが存在することとなる。
channelized interface は、主に低速インタフェース
(例えば、DS1)を複数収容する場合に、使用され
る。
【0014】図22は、従来のchannelized interface
を有するATM網の構成図である。この図に示すよう
に、ATM網は、複数の低速DS1ATM−UNI2−
i(i=1〜28)、多重化分離装置(M13MDX)
4、多重化分離装置(M13MDX)6、DS1終端装
置8−i(i=1〜28)、TC(Transmission Conver
gence:伝送コンバージェンス)処理部10−i(i=1
〜28)、多重化分離装置(HWMDX)12、ATM
処理部14及びATMスイッチ16から構成される。
【0015】このように構成されたATM網において、
DS1ATM−UNI2−i(i=1〜28)より送出
されたATMセルは、DS1回線を経て、M13MDX
4でDS3 channelized interfaceで多重化される。
【0016】D33channelized interface で多重化さ
れたATMセルは、DS3インタフェース回線を経て、
M13MDX12で28本のDS1回線毎に、DS3 c
hannelized interfaceからDS2インタフェースの回線
速度にて、DS2フレームに分離してから、更に、DS
1フレームのインタフェースの低速な伝送速度にて、D
S1フレームのATMセルがDS1チャネル毎に抽出さ
れる。
【0017】DS1終端処理部8−i(i=1〜28)
にて、ATMセルが受信されて、TC処理部10−iで
HEC同期が取られて、ATMセルがHWMDX12に
出力される。
【0018】HWMDX12にて、ATMセルが、例え
ば、数100M〜数Gbpsの伝送速度で、多重化され
る。ATM処理部14にて、ATMセルの帯域がチェッ
クされて、ATMセルの破棄/通過処理が行われ、AT
Mスイッチ16に送信される。ATMスイッチ16に
て、ATMセルのVPI/VCIの更新などが行われ
て、ATMセルがATM網に伝送される。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
回線終端装置には、以下のような問題点があった。従来
のDS3 plain interfaceでは、ATMセルに分離する
ためには、ATMセルがビットインタリーブされている
ため、図22中のATM交換機(1)に示すように、A
TMセルがDS3 plain interfaceに収容されるチャネ
ル数分の多数のインタフェースが必要となる。
【0020】この多数のインタフェースの存在により、
DS3 plain interfaceを含むATM交換機(1)の装
置規模が大きくなり、コストが余計に掛かってしまいコ
ストパフォーマンスの低下及び保守性の低下をさせてし
まうという問題がある。
【0021】しかも、現状では、M13MDX6を独立
した装置構成を取っており、このインタフェースのため
に、ケーブル、ドライバー、コネクタなどを必要とし、
上述した問題が顕著であった。
【0022】また、従来のDS3 channelized interfa
ceでは、M13MDX6を交換機内部に取り込んでお
り、物理的なインタフェース(コネクタ、ケーブルな
ど)は必要としないが、図22に示すように、channeli
zed ATM interface内で、M13MDX6と、低速イ
ンタフェース処理部8−i(i=1〜28)及び10−
i(i=1〜28)とが独立した構成をとるため、M1
3MDX6から出力される28本の独立したDSI信号
に対して、DS1終端部8−i及びTC処理部10−i
を28個配置する必要があり、回路規模が増大するとい
う問題があった。
【0023】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、多重化されたDSnフレームをその伝送速
度にて、ATMセルに分離する回線終端装置を提供する
ことを目的としている。
【0024】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
ある。この図に示すように、各回線インタフェースのD
i(i=1〜n)フレームが同期ビットを含むオーバヘ
ッドとATMセルを含むペイロードとから構成され、D
i(i=1〜n−1)フレームのオーバヘッド及びペイ
ロードがD(i+1)フレームのペイロードとして、B
(i+1) (B(i+1) ≧1の整数)ビット毎にインタリーブ
されて階層化された最上位のDnフレームを入力して、
ATMセルを分離する回線終端装置において、Di(i
=n〜2)フレームに対応して、Di同期手段30#i
と、D(i−1)チャネル番号生成手段32#i及びD
i遅延手段34#iと、D1フレームに対応して、D1
同期手段30#1と、第1D1遅延手段32#1と、第
2D1遅延手段34#1と、D1フレームのペイロード
に含まれるATMセルに対応して、D0同期手段30#
0と、第1D0遅延手段34#0と、第2D0遅延手段
32#0と、第3D0遅延手段36とを具備したことを
特徴とする。
【0025】Dn同期手段30#nは、Dnフレームli
ne data 及び該Dnフレームの回線インタフェースと同
じ速度のクロック信号clock を入力して、Dnフレーム
のオーバヘッドに含まれる同期ビットと同期を取って、
Dnフレームのオーバヘッドを示すDnオーバヘッドパ
ルスを出力する構成とする。
【0026】D(n−1)チャネル番号生成手段32#
nは、Dnフレームオーバヘッド及びクロック信号cloc
k を入力して、DnフレームのペイロードをBn ビット
入力する毎に、D(n−1)チャネル番号を生成する構
成とする。
【0027】Dn遅延手段34#nは、Dnフレームの
先頭ビットを入力してから該先頭ビットを検出して同期
が確定するまでに必要とするDnフレームの入力ビット
数分だけDnフレームline data を遅延させて、Dnオ
ーバヘッドパルスと同期を取る構成とする。
【0028】Di(i=(n−1)〜1)同期手段30
#iは、D(i+1)遅延手段34#(i+1)の出力
信号、D(i+1)オーバヘッドパルス及びクロック信
号clock を入力して、同一のDiチャネル番号が付与さ
れたDiフレームのビットのオーバヘッドに含まれる同
期ビットと同期を取って、Dk(i≦k≦n)フレーム
のオーバヘッドを示すDiオーバヘッドパルスを出力す
る構成とする。
【0029】D(i−1)(i=(n−1)〜2)チャ
ネル番号生成手段32#iは、クロック信号clock 、D
iチャネル番号及びDiオーバヘッドパルスを入力し
て、同一のDiチャネル番号が付与されたDiフレーム
のペイロードをBi ビット入力する毎に、D(i−1)
チャネル番号を生成する構成とする。
【0030】Di(i=(n−1)〜2)遅延手段34
#iは、Diフレームの先頭ビットを入力してから該先
頭ビットを検出して同期が確定するまでに必要とするD
nフレームの入力ビット数分だけDnフレームを遅延さ
せて、Diオーバヘッドパルス及びD(i−1)チャネ
ル番号と同期を取る構成とする。
【0031】第1D1遅延手段34#1は、D1フレー
ムの先頭ビットを入力してから該先頭ビットを検出して
同期が確定するまでに必要とするDnフレームの入力ビ
ット数分だけD2遅延手段の出力信号を遅延させて、D
1オーバヘッドパルスと同期を取る構成とする。
【0032】第2D1遅延手段32#1は、D1チャネ
ル番号を第1D1遅延手段と同じ遅延時間だけ遅延させ
て、Diオーバヘッドパルスと同期を取る構成とする。
D0同期手段30#0は、D1オーバヘッドパルス、第
1D1遅延手段34#1の出力信号及びクロック信号cl
ock を入力して、ATMセルヘッダとの同期を取って、
該ATMセルの先頭ビットを示すATMセルヘッダパル
スを出力する構成とする。
【0033】第1D0遅延手段34#0は、ATMセル
の先頭ビットを入力してから該先頭ビットを検出して同
期が確定するまでに必要とするDnフレームの入力ビッ
ト数分だけ第1D1遅延手段34#1の出力信号を遅延
させて、ATMセルヘッダパルスと同期を取る構成とす
る。
【0034】第2D0遅延手段32#0は、第2D1遅
延手段32#1の出力信号を第1D0遅延手段34#0
と同じ遅延時間だけ遅延させて、ATMセルヘッダパル
スと同期を取る構成とする。
【0035】第3D0遅延手段36は、D1オーバヘッ
ドパルスを第1D0遅延手段34#0と同じ遅延時間だ
け遅延させて、ATMセルヘッダパルスと同期を取る構
成とする。
【0036】以上のような構成によれば、Di同期手段
30#i(i=1〜n)により、Diフレームのオーバ
ヘッド含まれる同期ビットにより同期を取って、Diフ
レームの先頭ビットを検出して、Diオーバヘッドパル
スを出力する。
【0037】Diフレームのペイロードは、Bi ビット
でインタリーブされているので、D(i−1)チャネル
番号32#iにより、Diオーバヘッドパルスに同期し
て、Di(但し、i=nは除く)チャネル番号と同一の
チャネル番号のペイロードをBi ビット入力する毎に、
D(i−1)チャネル番号を生成してゆく。
【0038】Di同期手段30#iにより、Diフレー
ム同期が確定するまでには、同期ビットパターンを入力
してからでないと同期が確定しないので、Diフレーム
の先頭ビットを入力して、Diフレーム同期が確定する
までに必要とするDnフレームのビット数分だけ遅延さ
せて、Diフレームパルス及びD(i−1)チャネル番
号とDnフレームとの同期を取る。
【0039】D0同期手段30#0により、D1オーバ
ヘッドパルスに同期して、D1フレームのペイロード、
即ち、ATMセルを入力して、HEC同期によって同期
を取り、ATMセルヘッダパルスを出力する。
【0040】以上により、全てのDi同期手段30#i
及びD(i−1)チャネル番号生成手段32#iにて、
Dnフレームを共用して、Dnフレームのビットレート
と同一の速度のクロックにて、ATMセルを分離するこ
とができた。
【0041】また、D(i−1)(i=(n−1)〜
2)チャネル番号生成手段32#iは、Diチャネル番
号毎に、前回のD(i−1)チャネル番号を記憶する第
1記憶手段を参照し、Diチャネル番号に該当する前回
のD(i−1)チャネル番号と同じDiフレームのペイ
ロードをBi ビット入力する毎に、D(i−1)チャネ
ル番号を求めて、該D(i−1)チャネル番号で第1記
憶手段を更新する構成とする。
【0042】また、Di(i=n〜1)同期手段30#
iは、Diフレームのオーバヘッドに含まれる同期ビッ
トに関する同期情報を記憶する第2記憶手段、及びDi
(i=(n−1)〜1)チャネル番号毎に、同一のDi
チャネル番号が付された前回までのDnフレームの入力
ビットパターン及びDiフレームにおける入力ビットの
同期確定のためのアドレスである前回のカウンタを記憶
する第3記憶手段を参照して、Diフレームに含まれる
同期ビットと同期を取って、Diオーバヘッドパルスを
出力する構成にする。
【0043】更に、D1チャネル番号毎に、ATMセル
を入力する受信バッファメモリと、第2D0遅延手段の
出力信号が示すD1チャネル番号に該当する受信バッフ
ァメモリの所定のアドレス領域にATMセルヘッダパル
スが示す第1D0遅延手段の出力信号を格納し、第3D
0遅延手段の出力信号がD1フレームのペイロードを示
す時に、該ペイロードを第2D0遅延手段の出力信号が
示すD1チャネル番号に該当する受信バッファメモリに
順次格納する受信制御手段と、受信バッファメモリに格
納されたATMセルを多重化する多重化手段とを具備し
て構成する。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本発明は、オーバヘッドと
ペイロードとによりフレームが構成され、伝送速度の遅
い下位インタフェースのフレームのオーバヘッド及びペ
イロードを上位フレームがペイロードとして収容するフ
レーム構成であれば、適用可能であるが、本実施形態で
は、DS3 channelized interfaceの場合を例に説明を
する。
【0045】図2は、本発明の実施形態によるATM網
の構成図であり、DS3channelized interface のAT
M網であり、図22中の要素と実質的に同一の要素に
は、同一の符号を付してある。
【0046】この図に示すように、ATM網は、DS1
ATM−UNI2−i(i=1〜28)、M13MDX
4、DS3同期部42、DS2同期部44、DS1同期
部46、TClayer部48、HWMDX50、AT
M処理部14及びATMスイッチ16より構成される。
【0047】DS1ATM−UNI2−i(i=1〜2
8)は、図示しないがATM端末装置を収容し、1.5
44Mbpsの伝送速度のDS1のUser Network Inter
faceであり、ATM端末装置から受信したATMセルを
DS1回線に伝送するものである。
【0048】M13MDX4は、DS1ATM−UNI
2−i(i=1〜28)から伝送されたATMセルをD
S1回線を通して受信し、44.736Mbpsの伝送
速度のDS3 channelized interfaceのフレームに多重
化及びDS3channelized interface のフレームをAT
Mセルに分離して、DS1回線を通してDS1ATMU
NI2−i(i=1〜28)に伝送する多重化・分離装
置である。
【0049】DS3同期部42、DS2同期部44、D
S1同期部46、TClayer処理部48、HWMD
X50及びATM処理部50は、DS3channelized A
TMinterface 部であり、DS3インタフェースの伝送
速度のままで、DS3フレームからATMセルを抽出し
て、HWMDX50に出力し、ATMセルを多重化し
て、伝送する回線終端装置である。
【0050】DS3同期部42は、外部より受信したD
S3ラインデータline data 及びDS3インタフェース
と同じ伝送速度のクロック信号clock を入力して、DS
3フレームの同期ビットと同期を取り、その先頭ビット
を示すDS3フレームパルスDS3MFP、DS3ラインデー
タline data の各ビットがDS3フレームのオーバヘッ
ドの時にアクティブ(‘1’)となるDS3オーバヘッ
ドパルスDS3OH 、DS3ラインデータline data の各ビ
ット毎に、それがDS3フレームに多重化された7本の
DS2フレームのどのチャネルのものであるかを示すD
S2チャネル番号DS2ChNo.(1〜7)及びDS3オーバ
ヘッドパルスDS3OH と同期を取るために、DS3ライン
データline data を遅延させるものである。
【0051】DS2同期部44は、遅延したDS3ライ
ンデータline data 、DS3フレームパルスDS3MFP、D
S3オーバヘッドパルスDS3OH 、DS2チャネル番号DS
2ChNo.及びクロック信号clock を入力して、DS2フレ
ームのオーバヘッドに含まれる同期ビットと同期を取っ
て、その先頭ビットを示すDS2フレームパルスDS2MF
P、DS3ラインデータline data の各ビットがDS2
フレームのオーバヘッドの時にアクティブ(‘1’)と
なるDS2オーバヘッドパルスDS2OH 、DS3ラインデ
ータline data の各ビット毎に、それがDS3フレーム
に多重化された28本のDS1フレームのどのフレーム
のものであるかを示すDS1チャネル番号DS1ChNo.及び
DS2オーバヘッドパルスDS2OH と同期を取るために、
DS3ラインデータline data を遅延させるものであ
る。
【0052】DS1同期部46は、遅延したDS3ライ
ンデータline data 、DS2フレームパルスDS2MFP、D
S2オーバヘッドパルスDS2OH 、DS1チャネル番号DS
1ChNo.及びクロック信号clock を入力して、DS1フレ
ームのオーバヘッドに含まれる同期ビットと同期を取っ
て、DS3ラインデータline data の各ビットがDS1
フレームのオーバヘッドの時にアクティブ(‘1’)と
なるDS1オーバヘッドパルスDS1OH 、DS1オーバヘ
ッドパルスDS1OH と同期を取るために、DS1チャネル
番号DS1ChNo.及びDS3ラインデータline data を遅延
させるものである。
【0053】ここで、DS1同期部46は、DS1フレ
ームの先頭を示すDS1フレームパルスを出力しないの
は、DS1フレームでは、フレームの先頭ビットとオー
バヘッドとが一致するからである。
【0054】TClayer処理部48は、遅延したD
S3ラインデータline data 、DS1オーバヘッドパル
スDS1OH 、DS1チャネル番号DS1ChNo.及びクロック信
号clock を入力して、ATMセルヘッダと同期を取り、
ラインデータline data 上で個々のATMセルの先頭ビ
ットを示すATMセルヘッダパルスCFP 、ATMセルヘ
ッダパルスCFP と同期を取るために、DS1オーバヘッ
ドパルスDS1OH 、DS1チャネル番号DS1ChNo.及びDS
3ラインデータline data を遅延させるものである。
【0055】HWMDX50は、ATMセルヘッダパル
スCFP 、遅延したDS1オーバヘッドパルスDS1OH 、遅
延したDS1チャネル番号DS1ChNo.、遅延したDS3ラ
インデータline data 及びクロック信号clock を入力し
て、DS1チャネル番号DS1ChNo.に該当する受信バッフ
ァにATMセルを順次入力し、数100M〜数Gbps
の高速な伝送速度で、受信バッファからATMセルを読
み出して、多重化するものである。
【0056】ATM処理部14は、HWMDX50から
受信したATMセルのVPI/VCIを抽出して、その
ユーザが申請した帯域を越えるか否かを判別して、AT
Mセルの破棄/通過などの制御をするものである。
【0057】ATMスイッチ16は、ATMセルを受信
して、ATMセルのVPI/VCIの更新などをして、
ATMセルを伝送するものである。図3は、図2中のD
S3同期部の構成図である。
【0058】この図に示すように、DS3同期部42
は、DS3同期パターンチェック部52、DS3同期テ
ーブル54、DS2ChNo生成部56及び遅延部58
より構成される。
【0059】DS3パターンチェック部52は、クロッ
ク信号clock に同期して、DS3ラインデータline dat
a 入力し、DS3フレームのオーバヘッドに含まれる同
期ビットと同期を取って、DS3フレームパルスDS3MFP
及びDS3オーバヘッドパルスDS3OH を生成するもので
ある。
【0060】図4は、図3中のDS3同期テーブルの構
成図である。DS3同期テーブル54は、DS3同期管
理テーブル60とDS3同期パターンテーブル62から
構成される。DS3同期管理テーブル60は、図4
(a)に示すように、同期確定SYNC/同期はずれOOF(Ou
t Of Frame) を示す前状態、同期ビットパターンと照合
するための現時点までの入力ビットパターンを示す前回
のビットパターン、DS3ラインデータline data のビ
ットのDS3フレームでのビット位置を示すカウント値
(0〜4759)を示す前回のカウント及びDS3ライ
ンデータline data の前回のペイロードのビットのDS
2Chnoを格納するテーブルである。
【0061】図5は、DS3フレームフォーマットを示
す図である。この図に示すように、DS3フレームは、
4760ビットのフレームで構成され、680ビットの
サブフレームが7個から成る。
【0062】DS3フレームのオーバヘッドは、図中、
F1〜F4、M1〜M4、P1,P2、X1,X2、C
11〜C73であり、そのうち、同期ビットは、F1〜
F4、M1〜M3及びP1,P2である。F1〜F4及
びM1〜M3には、特定のビット値が設定され、P1,
P2はパリティチェック情報である。
【0063】DS3同期パターンテーブル62には、図
4(b)に示すように、これらの同期ビット情報が格納
され、DS3フレームのオーバヘッドに含まれる同期ビ
ットF1〜F4、M1〜M3については、そのビット値
及びそのビットアドレス、P1,P2については、パリ
ティビットである旨とそのビットアドレスが格納され
る。例えば、最初のF1のビット値=1及びそのビット
アドレス84が格納される。
【0064】図5に示すように、DS2フレームのオー
バヘッドの直後から84ビットのペイロードがDS2#
1,DS2#2…,DS2#7,DS2#1…とビット
インタリーブされて、各DS2チャネルについて、84
ビットのペイロードには、12ビットのデータがそれぞ
れ格納される。
【0065】DS2Chno生成部56は、DS3オー
バヘッドパルスDS3OH に同期して、DS3オーバヘッド
パルスDS3OH の直後のペイロードのビットがDS2#1
となるように、DS2ChNo.を初期化し、クロック
信号clock に同期して、DS3ラインデータline data
のペイロード(DS3オーバヘッドパルスDS3OH がイン
アクティブ)のタイミングで、DS2チャネル番号DS2C
hNo.(1〜7)をインクリメントして、生成するもので
ある。
【0066】遅延部58は、DS3フレームの同期ビッ
トと同期を取るには、一定の同期ビットパターンと照合
する必要が有り、同期が取れた時点をDS3フレームの
先頭ビットするので、DS3フレームの先頭ビットを入
力してから、最後の同期ビットを入力するまでに要する
時間だけDS3ラインデータline data を遅延させ、D
S3フレームパルスDS3MFP、DS3オーバヘッドパルス
DS3OH 及びDS2チャネル番号DS2ChNo.と同期を取るも
のである。
【0067】図6は、図2中のDS2同期部の構成図で
ある。この図に示すように、DS2同期部44は、DS
2同期パターンチェック部70、DS2テーブルコント
ロール部72、DS2同期テーブル74、ORゲート7
6、DS1ChNo生成部78及び遅延部80より構成
される。
【0068】DS2同期パターンチェック部70は、ク
ロック信号clock に同期して、DS3ラインデータline
data 入力し、DS2フレームのオーバヘッドに含まれ
る同期ビットと同期を取って、DS2フレームパルスDS
2MFP及びDS2オーバヘッドパルスDS2OH を生成する回
路である。
【0069】DS2テーブルコントロール回路72は、
DS2チャネル番号DS2ChNo.をアドレスとして、DS2
同期テーブル74をリードして、DS2同期テーブル7
4に記憶された情報を出力するものである。
【0070】図7は、図6中のDS2同期テーブルの構
成図である。この図に示すように、DS2同期テーブル
74は、DS2同期管理テーブル82及びDS2同期パ
ターンテーブル84から構成される。
【0071】DS2同期管理テーブル82は、図7
(a)に示すように、DS3フレームに多重化されたD
S2#1〜DS2#7の7本のDS2に対応するDS2
チャネル番号DS2ChNo.(1〜7)をアドレスとして、各
アドレス領域に、DS2フレーム同期確定SYNC/同期は
ずれOOF を示す前状態、同期ビットパータンと照合する
現時点までの入力ビットのパターンを示す前回のビット
パターン、現時点でのDS2フレームのカウント値(0
〜1175)を示す前回のカウント及びDS3ラインデ
ータline data の前回のDS2ペイロードのビットのD
S1チャネル番号DS1ChNo.を格納するテーブルである。
【0072】図8は、DS2フレームフォーマットを示
す図である。この図に示すように、DS2フレームは、
1176ビットのフレームで構成され、294ビットの
サブフレームが74から成る。DS2フレームのオーバ
ヘッドは、図中、F1,F2、M1,M2、X、C1〜
C3からなり、そのうち、同期ビットは、F1,F2及
びM1〜M3である。
【0073】DS2同期パターンテーブル84には、図
7(b)に示すように、DS2フレームのオーバヘッド
に含まれる同期ビットF1,F2及びM1〜M3のビッ
ト値及びそのビットアドレスが格納される。例えば、M
1については、ビット値=0及びそのビットアドレス0
が格納される。
【0074】ORゲート76は、DS3オーバヘッドパ
ルスDS3OH 及びDS2オーバヘッドパルスDS2OH との論
理和を取って、DS2オーバヘッドパルスDS2OH を出力
するものである。
【0075】図8に示すように、DS2フレームは、4
8ビットのペイロードがビットインタリーブされてい
る。DS2フレームがDS3フレームに収容されると、
図5に示す84ビットのDS3フレームのペイロードに
は、同一のDS2チャネルが12ビット(DS2フレー
ムの一部)が収容される。この12ビットが、DS2フ
レームのペイロードが収容する4本のDS1チャネルを
ビットインタリーブにより収容する。
【0076】即ち、各DS2#i(i=1〜7)のチャ
ネルに収容される4本のDS1チャネルDS1#1〜#
4が、DS1#1,DS1#2,DS1#3,DS1#4,DS1#1,…とDS2フレ
ームにビットインタリーブにより収容される。
【0077】DS1Chno生成部56は、クロック信
号clock に同期して、DS2フレームパルスDS2MFP及び
DS2オーバヘッドパルスDS2OH がインアクティブ、即
ち、DS3ラインデータline data に収容されるDS2
フレームのペイロードのタイミングで、DS2チャネル
番号DS1ChNo.(1〜28)を生成するものである。
【0078】この場合、DS2#1は、DS1ChNo.=1〜
4、DS2#2は、DS1ChNo.=5〜8、DS2#3は、
DS1ChNo.=9〜12、DS2#4は、DS1ChNo.=13〜
16、DS2#5は、DS1ChNo.=17〜20、DS2#
6は、DS1ChNo.=21〜24、DS2#7は、DS1ChNo.
=25〜28の各DS1チャネルを収容する。
【0079】遅延部80は、DS2フレームの同期ビッ
トと同期を取るには、DS2同期ビットパターンテーブ
ル84に格納された同期ビットと照合する必要が有り、
DS2フレームの先頭ビットを入力してから、同期確定
するまでに時間を要するので、この時間だけDS3ライ
ンデータline data を遅延させて、DS2フレームパル
スDS2MFP、DS2オーバヘッドパルスDS2OH 及びDS1
チャネル番号DS1ChNo.と同期を取るものである。
【0080】図9は、図2中のDS1同期部の構成図で
ある。この図に示すように、DS1同期部46は、DS
1同期パターンチェック部90、DS1テーブルコント
ロール部92、DS1同期テーブル94、ORゲート9
6、遅延部98及び遅延部100により構成される。
【0081】DS1同期パターンチェック部90は、ク
ロック信号clock に同期して、DS3ラインデータline
data 入力し、DS1フレームのオーバヘッドに含まれ
る同期ビットパターンと同期を取って、DS1オーバヘ
ッドパルスDS1OH を生成するものである。
【0082】DS1テーブルコントロール部92は、D
S1チャネル番号DS1ChNo.をアドレスとして、DS1同
期テーブル94をリードして、DS1同期パターンチェ
ック部90に出力するものである。
【0083】図10は、図9中のDS1同期テーブル9
4の構成図である。この図に示すように、DS1同期テ
ーブル94は、DS1同期管理テーブル102及びDS
1同期ビットパターンテーブル104から構成される。
DS1同期管理テーブル102は、図10(a)に示す
ように、DS3フレームに多重化された28本のDS1
チャネル番号DS1ChNo.をアドレスとして、各アドレス領
域に、DS1フレーム同期が取れているか否かを示す同
期確定SYNC/同期はずれOOF を示す前状態、同期ビット
パターンと照合するための現時点までの入力ビットパタ
ーンを示す前回までの入力ビットパターン及び現時点で
のDS1フレームのカウント値(0〜4439)を示す
前回のカウントを格納するテーブルである。
【0084】図11は、DS1フレームフォーマットを
示す図である。この図に示すように、DS1フレーム
は、193ビットのフレーム構成されている。DS1ス
ーパフレームは、24個のDS1フレームで構成されて
いる。各DS1フレームのオーバヘッドは、図中、Fビ
ットであり、そのうち、同期ビットは、フレーミングビ
ット(FPS)及びCRCのビットである。
【0085】DS1同期パターンテーブル104には、
図10(b)に示すように、DS1フレームのオーバヘ
ッドに含まれる同期ビット情報が格納され、フレーミン
グビットについては、そのビット値及びそのビットアド
レス、CRCについては、CRCビットである旨及びビ
ットアドレスが格納される。
【0086】ORゲート96は、DS1オーバヘッドパ
ルスDS1OH 、及びDS2オーバヘッドパルスDS2OH の論
理和を取って、DS1オーバヘッドパルスDS1OH を出力
するものである。
【0087】遅延部98は、DS1フレームの同期ビッ
トと同期を取るには、一定の同期ビットパターンと照合
する必要が有り、同期が取れた時点をDS2フレームの
先頭ビットするので、DS2フレームの先頭ビットを入
力してから、最後の同期ビットを入力するまでに要する
時間だけDS3ラインデータline data を遅延させて、
DS1オーバヘッドパルスDS1OH と同期を取るものであ
る。
【0088】遅延部100は、遅延部98と同じ遅延時
間を有し、DS1チャネル番号DS1ChNo.を遅延させて、
DS1オーバヘッドパルスDS1OH 同期を取るものであ
る。ここで、DS1同期部44では、DS1チャネル番
号DS1ChNo.からDS0チャネル番号を生成しないのは、
図11(a)に示すように、DS1フレームがATMセ
ルを直接収容しているので、下位のチャネル番号を生成
する必要がないからである。
【0089】図12は、図2中のTClayer処理部
の構成図である。この図に示すように、TClayer
処理部48は、HEC同期部110、及び遅延部11
2,114,116により構成される。
【0090】HEC同期部110は、DS1フレームの
ペイロードに含まれるATMセルのヘッダ誤り制御(H
EC:Header Error Control)をして、各ATMセルの先
頭位置を探して、ATMセルヘッダパルスCFP を生成す
るものである。
【0091】遅延部112は、HEC同期を取るには、
ATMセルの5バイトのヘッダを入力してからでないと
同期が確定しないので、これらのヘッダを入力する時間
だけDS3ラインデータline data を遅延させて、AT
MセルヘッダパルスCFP と同期を取るものである。
【0092】遅延部114は、遅延部112と同じ遅延
時間を有し、DS1オーバヘッドパルスDS1OH を遅延さ
せて、ATMセルヘッダパルスCFP と同期を取るもので
ある。
【0093】遅延部116は、遅延部102と同じ遅延
時間を有し、DS1チャネル番号DS1ChNo.を遅延させ
て、ATMセルヘッダパルスCFP と同期を取るものであ
る。図13は、図2中のHWMDXの構成図である。
【0094】この図に示すように、HWMDX50は、
受信制御部120、受信バッファ122#i(i=1〜
28)及び多重化回路124より構成される。受信制御
部120は、DS1オーバヘッドパルスDS1OH がインア
クティブ(ATMセル)の時に、クロック信号clock に
同期して、DS1チャネル番号DS1ChNo.に対応する受信
バッファ122#DS1ChNo.にATMセルヘッダパルスCF
P が受信バッファ122#DS1ChNo.の先頭に位置するよ
うに、DS3ラインデータlinedata を蓄積するもので
ある。
【0095】受信バッファ122#i(i=1〜28)
は、各DS1チャネル番号DS1ChNo.に対応して設けられ
たDS1チャネルのATMセルを受信するための受信バ
ッファである。
【0096】多重化回路124は、受信バッファ122
#i(i=1〜28)に蓄積したATMセルをクロック
信号clock2に同期してハイウェイに多重化するも
のである。
【0097】以下、図2の動作説明をする。DS1AT
M−UNI2−i(i=1〜28)は、ATMセルを図
示しない端末装置より受信すると、DS1回線DS1line
を通して、M13MDX4に送信する。M13MDX4
は、ATMセルを受信すると、図5、図8及び図11に
示すフレームフォーマットに従って、ATMセルをDS
3フレームにビットインタリーブして、多重化して、D
S3ラインデータline data をDS3同期部42に送信
する。
【0098】(a) DS3同期部42の動作 図14は、DS3同期部42のタイムチャートである。 (a1) DS3フレーム同期 DS3同期パターンチェック部52は、DS3ラインデ
ータline data をクロック信号clock に同期して入力し
て、DS3同期管理テーブル60中の前回までの入力ビ
ットパターンの最後尾に記憶し、1ビットだけ入力ビッ
トパターンをシフトする。
【0099】DS3同期管理テーブル60中の前回のカ
ウントをリードして、インクリメントする。このインク
リメントしたカウントに一致するビットアドレスがDS
1同期パターンテーブル62に記憶されているかを判別
する。
【0100】DS3同期パターンテーブル62に、一致
するビットアドレスが記憶されており、且つ、それがフ
レームパターンならば、入力したDS3ラインデータli
ne data のビット値とDS3同期パターンテーブル62
に記憶された同期ビット値を比較する。
【0101】DS3同期パターンテーブル62にビット
アドレスが記憶されており、且つ、パリティパターンな
らば、最後尾を除く入力ビットパターンのパリティを求
めて、最後尾のビット値と比較する。
【0102】入力したDS3ラインデータline data の
ビット値と同期ビット値とが一致ししない、又はパリテ
ィが一致しないならば、その入力ビットパターンの先頭
ビットをDS3フレームのアドレス0とした時に、前回
のカウントよりも小さいビットアドレスを有する同期ビ
ットに対して、そのフレーミングビットについては、そ
のビット値との比較、パリティビットについては、パリ
ティを算出して、パリティビットとの比較して、これら
が全て一致するか否かを判定する。
【0103】これらの中で一致しないものがあれば、1
ビット後のビットをDS3フレームの先頭として、同様
の比較をして、最初に一致するビットパターンを求め
る。そして、その先頭ビットをアドレス0(DS3フレ
ームの先頭)とした時の今回入力したビットのアドレス
を前回のカウントとして更新する。
【0104】入力したDS3ラインデータline data の
ビットと同期ビットとが一致し、且つ、そのビットアド
レスが同期ビットの最大のビットアドレスに一致すれ
ば、DS3フレーム同期がとれたものとして、前回の状
態をSYNCに設定して、前回のカウント及び図示しないD
S3フレームアドレスを初期化(0)する。
【0105】ここで、DS3フレームアドレスは、DS
3オーバヘッドDS3OH を生成するために使用するもので
あり、この生成と次に入力されるDS3フレームの同期
の確立処理とが並列処理になり、前回のカウントをフレ
ーム同期に使用するためである。
【0106】DS3同期パターンチェック部52は、D
S3フレーム同期が確立して、DS3フレームアドレス
を初期化すると、DS3フレームパルスDS3MFP及びDS
3オーバヘッドパルスDS3OH を1クロックclock 分だけ
アクティブ(‘1’)にして、DS2同期部44及びD
S2ChNo.生成部56に出力する。
【0107】DS3同期パターンテーブル62にインク
リメントした前回のカウントに一致するビットアドレス
が記憶されていなければ、次のDS3ラインデータline
data のビットを入力するまで待機する。
【0108】入力したDS3ラインデータline data の
ビットと同期ビット又はパリティが一致し、且つ、その
ビットアドレスが同期ビットの最大のビットアドレスに
一致しなければ、次のDS3ラインデータline data の
ビットを入力するまで待機する。この状態では、DS3
フレーム同期は取れておらず、前回の状態はOOF のまま
である。
【0109】DS3同期パターンチェック部52は、前
回の状態がSYNCならば、クロック信号clock に同期し
て、DS3フレームアドレスをインクリメントして、D
S3フレームアドレスに該当するDS3ラインデータli
ne data のビットがオーバヘッドならば、DS3オーバ
ヘッドパルスDS3OH を1クロックclock だけアクティブ
(‘1’)にして、DS2同期部44及びDS2ChN
o.生成部56に出力する。
【0110】これにより、DS3オーバヘッドパルスDS
3OH がインアクティブ(‘0’)ならば、DS3ライン
データline data がDS3フレームのペイロードである
ことが分かる。
【0111】DS3同期パターンチェック部52は、同
期確定してから、1DS3フレーム分のDS3ラインデ
ータline data の入力完了すると、前回の状態をOFF に
設定する。
【0112】(a2) DS2チャネル番号の生成 DS2ChNo生成部56は、DS3オーバヘッドパル
スDS3OH がインアクティブに遷移すると、DS2チャネ
ル番号DS2ChNo.=7に初期化し、DS3オーバヘッドパ
ルスDS3OH がインアクティブ(‘0’)の間、クロック
信号clock に同期して、DS3同期管理テーブル60の
前回のDS2Chnoをインクリメントして更新すると
ともに、DS2チャネル番号DS2ChNo.(1〜7)をDS
2同期部44に出力する。
【0113】(a3) DS3ラインデータline data
の遅延 遅延部58は、DS3ラインデータline data を入力す
ると、DS3ラインデータline data のDS3フレーム
の先頭ビットを入力してから、DS3フレームパルスDS
3MFPがアクティブになるまでに要する予め定められた遅
延時間(最後の同期ビットのビットアドレス)で遅延さ
せて、DS2同期部44に出力する。これにより、DS
3ラインデータline data とDS3オーバヘッドパルス
DS3OH との同期が取ることができる。
【0114】(b) DS2同期部44の動作 図15は、DS2同期部44のタイムチャートである。 (b1) DS2フレーム同期 DS2同期パターンチェック部70は、DS3オーバヘ
ッドDS3OH がインアクティブ、即ち、DS3のペイロー
ドの時、DS3ラインデータline data をクロック信号
clock に同期して入力して、DS2テーブルコントロー
ル部72を通して、DS1チャネル番号DS1ChNo.に対応
するDS1同期管理テーブル82中の前回までの入力ビ
ットパターンの最後尾に記憶する。
【0115】このDS1チャネル番号DS1ChNo.に該当す
る前回までの入力ビットパターン及び前回のカウントを
参照して、DS2フレームの同期確立をする。このDS
2フレームの同期確立は、DS2チャネル毎にDS2フ
レーム同期を確立する点がDS3フレームの同期と異な
るのみで他は前述したDS3フレームの同期確立と同じ
なので説明を省略する。
【0116】DS2同期パターンチェック部70は、D
S2チャネルについて、DS2フレームの同期が確定し
て、DS2フレームの先頭ビットの位置が判明すると、
前回の状態がSYNC状態にして、そのDS2チャネル番号
に対応するDS2フレームアドレスを初期化して、DS
2フレームパルスDS2MFP及びDS2オーバヘッドパルス
DS2OH を1クロックclock だけアクティブ(‘1’)に
する。
【0117】DS2同期パターンチェック部70は、ク
ロック信号clock に同期して、DS2チャネル番号DS2C
hNo.を入力し、そのDS2チャネルの前回の状態がSYNC
であり、且つ、DS2フレームのオーバヘッドならば、
DS2オーバヘッドパルスDS2OH を1クロックclock だ
けアクティブ(‘1’)にして、ORゲート76に出力
する。
【0118】DS2同期パターンチェック部70は、SY
NC状態のDS2チャネルについて、1DS2フレーム分
のDS3ラインデータline data の入力を完了すると、
前回の状態をOOF 状態にする。
【0119】ORゲート76は、DS3オーバヘッドパ
ルスDS1OH とDS2オーバヘッドパルスDS2OH との論理
和を取って、DS2オーバヘッドパルスDS2OH をDS1
同期部66及びDS1ChNo.生成部78に出力す
る。これにより、DS2オーバヘッドパルスDS2OH がイ
ンアクティブならば、DS3ラインデータline data が
DS2フレームのペイロードであることが分かる。
【0120】(b2) DS1チャネル番号の生成 DS1ChNo生成部78は、DS2オーバヘッドパル
スDS2OH がアクティブに遷移すると、DS2同期管理テ
ーブル82中のDS2チャネル番号に対応するDS1チ
ャネル番号DS1ChNo.を4,8,12,16,20,2
4,28のいずれかにそれぞれ初期化する。
【0121】そして、DS2オーバヘッドパルスDS2OH
がインアクティブの間、クロック信号clock に同期し
て、DS2テーブルコントロール部72を通して、DS
2同期管理テーブル82のDS2チャネル番号DS2ChNo.
に該当する前回のDS1Chnoをインクリメントし
て、DS1チャネル番号DS1ChNo.(1〜28)をDS1
同期部46に出力する。
【0122】(b3) DS3ラインデータline data
の遅延 遅延部80は、DS3ラインデータline data を入力す
ると、DS3ラインデータline data に含まれるDS2
フレームの先頭ビットを入力してから、DS2フレーム
パルスDS2MFPがアクティブになるまでに要する予め定め
られた遅延時間で遅延させて、DS1同期部46に出力
する。これにより、DS3ラインデータline data とD
S2オーバヘッドパルスDS2OH との同期が取られる。
【0123】(c) DS1同期部46の動作 図16は、DS1同期部のタイムチャートである。 (c1) DS1フレーム同期 DS1同期パターンチェック部90は、DS2オーバヘ
ッドDS2OH がインアクティブ、即ち、DS2フレームの
ペイロードの時、DS3ラインデータline data をクロ
ック信号clock に同期して入力して、DS1テーブルコ
ントロール部92を通して、DS1チャネル番号DS1ChN
o.に対応するDS1同期管理テーブル102中の前回ま
での入力ビットパターンの最後尾に記憶する。
【0124】このDS1チャネル番号DS1ChNo.に該当す
る前回までの入力ビットパターン及び前回のカウントを
参照して、DS1フレームの同期確立をする。この同期
確立は、DS1チャネル番号DS1ChNo.毎にDS1フレー
ムの同期確立を取ることを除いては、前述したDS3フ
レームの同期確立と同じなので説明を省略する。
【0125】DS1同期パターンチェック部92は、D
S1フレームの同期が確定して、DS1フレームの先頭
ビットの位置が判明すると、前回の状態をSYNC状態にし
て、そのDS2チャネル番号に対応するDS2フレーム
アドレスを初期化して、DS1オーバヘッドパルスDS1O
H を1クロックclock 分だけアクティブ(‘1’)にす
る。
【0126】DS1同期パターンチェック部90は、ク
ロック信号clock に同期して、DS1チャネル番号DS1C
hNo.を入力し、そのDS1チャネルの前回の状態がSYNC
であり、且つ、DS1フレームのオーバヘッドならば、
DS1オーバヘッドパルスDS1OH を1クロックclock だ
けアクティブ(‘1’)にして、ORゲート96に出力
する。
【0127】DS1同期パターンチェック部90は、SY
NC状態のDS1チャネルについて、1DS1フレーム分
のDS3ラインデータline data の入力を完了すると、
前回の状態をOOF 状態にする。
【0128】OR回路96は、DS1オーバヘッドパル
スDS1OH とDS2オーバヘッドパルスDS2OH との論理和
を取って、DS1オーバヘッドパルスDS1OH をTCla
yer処理部48に出力する。これにより、DS1オー
バヘッドパルスDS1OH がインアクティブならば、DS1
フレームのペイロード、即ち、ATMセルであることが
分かる。
【0129】(c2) DS3ラインデータline data
の遅延 遅延部98は、DS3ラインデータline data を入力す
ると、DS3ラインデータline data に含まれるDS1
フレームの先頭ビットを入力してから、該先頭ビットを
検出するまでに要する予め定められた遅延時間で遅延さ
せ、DS1オーバヘッドパルスDS1OH に同期させて、T
Clayer部48に出力する。
【0130】(c3) DS1チャネル番号の遅延 遅延部100は、DS1チャネル番号DS1ChNo.を入力す
ると、遅延回路98と同じ遅延時間だけ遅延して、DS
1オーバヘッドパルスDS1OH に同期させて、TClay
er部48に出力する。
【0131】(d) TClayer部48の動作 図17は、TClayer部のタイムチャートである。 (d1) HEC同期 HEC同期部110は、DS1オーバヘッドパルスDS1O
H がインアクティブ、即ち、ATMセルである時、DS
3ラインデータline data をクロック信号clock に同期
して、DS1同期管理テーブル102と同様に構成され
る該当するDS1チャネル番号DS1ChNo.の入力ビットパ
ターンの最後尾にATMセルのビットを入力する。
【0132】HEC同期部110は、DS1同期パター
ンチェック部90と同様にして、各チャネルについて、
HEC同期を取って、ATMセルのヘッダの先頭を示す
ATMセルヘッダパルスCFP を1クロックclock 分だけ
アクティブ(‘1’)にして、HWMDX50に出力す
る。
【0133】但し、HEC同期部110におけるHEC
同期では、ATMセルの同期ビットは、フレーミングパ
ターンは存在せず、CRCチェックビットのみが存在す
るので、HEC計算によって、同期の確立を取る。
【0134】(d2) DS3ラインデータline data
の遅延 遅延部112は、DS3ラインデータline data を入力
すると、DS3ラインデータline data に含まれるAT
Mセルの先頭ビットを入力してから、該先頭ビットを検
出するまでに要する遅延時間で遅延させて、ATMセル
パルスCFP に同期させて、HWMDX50に出力する。
【0135】(d3) DS1オーバヘッドパルスDS1O
H の遅延 遅延部114は、DS1オーバヘッドパルスDS1OH を入
力すると、遅延回路112と同じ遅延時間だけ遅延し
て、ATMセルヘッダパルスCFP に同期させて、HWM
DX50に出力する。
【0136】(d4) DS1チャネル番号DS1ChNo.の
遅延 遅延部116は、DS1チャネル番号DS1ChNo.を入力す
ると、遅延回路112と同じ遅延時間だけ遅延して、A
TMセルヘッダパルスCFP に同期させて、HWMDX5
0に出力する。
【0137】(e) HWMDX50の動作 (e1) ATMセルの受信 受信制御回路120は、ATMセルヘッダパルスCFP が
アクティブになると、そのATMセルが収容されるDS
1チャネル番号DS1ChNo.に対応する受信バッファ122
#DS1ChNo.の先頭アドレス領域にATMセルのヘッダを
格納し、DS1オーバヘッドパルスDS1OH がインアクテ
ィブの間、即ち、ATMセルの時、クロック信号clock
に同期して、DS3ラインデータline data を該当する
DSチャネル番号DS1ChNo.に対応する受信バッファ12
2#DS1ChNo.に順次格納してゆく。
【0138】(e2) ATMセルの多重化 多重化回路124は、高速クロックに同期して、受信バ
ッファ122#i(i=1〜28)に記憶されたATM
セルを先頭から順次リードして、多重化してゆき、AT
M処理部14に出力する。
【0139】ATM処理部14は、ATMセルのVPI
を参照して、ユーザが申告した帯域を越えているかを判
別して、帯域を越えているならば、ATMセルを廃棄
し、帯域を越えていなけば、ATMセルを通過させる。
ATMスイッチ16は、ATMセルを入力して、VPI
/VCIの変更などをして、ATM網に伝送する。
【0140】以上説明した実施形態によれば、多重され
たchannelized interface のDS3フレームをDnフレ
ームの伝送速度44.763MbpsでDS2フレー
ム、DS1フレームとATMセルヘッダと階層構造に従
い分離してゆくので、従来のように、28本のDS1フ
レームインタフェースが不要となって、構成が簡単にな
る。
【0141】尚、本実施形態では、ビットインタリーブ
されたDS3フレームの回線終端装置の例にとって説明
したが、b(b≧2)ビットインタリーブされた場合も
適用可能である。この場合は、bビットが同一のチャネ
ルであると認識してチャネル番号生成や同期を取ればよ
い。
【0142】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜請求項
4記載の発明によれば、多重されたDnフレームを同一
の伝送速度にてDiフレームに分解してゆき、ATMセ
ルヘッダ信号を生成して、ATMセルを分離するので、
低速なインタフェース回路が不要となって、構成が簡単
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施形態によるATM網の構成図であ
る。
【図3】図2中のDS3同期部である。
【図4】図3中のDS3同期テーブルを示す図である。
【図5】DS3フレームフォーマットを示す図である。
【図6】図2中のDS2同期部の構成図である。
【図7】図6中DS2同期テーブルの構成図である。
【図8】DS2フレームフォーマットを示す図である。
【図9】図2中のDS1同期部の構成図である。
【図10】図9中DS1同期テーブルの構成図である。
【図11】DS1フレームフォーマットを示す図であ
る。
【図12】図2中のTClayer部の構成図である。
【図13】図2中のHWMDXの構成図である。
【図14】DS3同期部のタイムチャートである。
【図15】DS2同期部のタイムチャートである。
【図16】DS1同期部のタイムチャートである。
【図17】Tclayer部のタイムチャートである。
【図18】DSnインタフェースの階層構造を示す図で
ある。
【図19】DSnフレームフォーマットを示す図であ
る。
【図20】DS3 plain interface を示す図である。
【図21】DS3 channelized interface を示す図で
ある。
【図22】従来のATM網を示す構成図である。
【符号の説明】
30#i(i=n〜0) Di同期手段 32#i(i=n〜2) D(i−1)チャネル番号生
成手段 32#2 第2D1遅延手段 34#1 第1D1遅延手段 32#0 第2D0遅延手段 34#0 第1D0遅延手段 36 第3D0遅延手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各回線インタフェースのDi(i=1〜
    n、但し、n≧3)フレームが同期ビットを含むオーバ
    ヘッドとATMセルを含むペイロードとから構成され、
    前記Di(i=1〜n−1)フレームの前記オーバヘッ
    ド及び前記ペイロードがD(i+1)フレームのペイロ
    ードとして、B(i+1) (B(i+1) ≧1の整数)ビット毎
    にインタリーブされて階層化された最上位のDnフレー
    ムを入力して、前記ATMセルを分離する回線終端装置
    において、 前記Dnフレームに対応して、Dn同期手段と、D(n
    −1)チャネル番号生成手段及びDn遅延手段と、 前記Di(i=(n−1)〜2)フレームに対応して、
    Di同期手段と、D(i−1)チャネル番号生成手段及
    びDi遅延手段と、 前記D1フレームに対応して、D1同期手段と、第1D
    1遅延手段と、第2D1遅延手段と、 前記D1フレームのペイロードに含まれる前記ATMセ
    ルに対応して、D0同期手段と、第1D0遅延手段と、
    第2D0遅延手段と、第3D0遅延手段とを具備し、 前記Dn同期手段は、 前記Dnフレーム及び該Dnフレームの前記回線インタ
    フェースと同じ速度のクロック信号を入力して、前記D
    nフレームのオーバヘッドに含まれる前記同期ビットと
    同期を取って、Dnフレームの前記オーバヘッドを示す
    Dnオーバヘッドパルスを出力する構成とし、 前記D(n−1)チャネル番号生成手段は、 前記Dnフレームオーバヘッド及び前記クロック信号を
    入力して、前記DnフレームのペイロードをBn ビット
    入力する毎に、Dnフレームがそのペイロードに含むD
    (n−1)フレームのD(n−1)チャネル番号を生成
    する構成とし、 前記Dn遅延手段は、 前記Dnフレームの前記先頭ビットを入力してから該先
    頭ビットを検出して同期が確定するまでに必要とする前
    記Dnフレームの入力ビット数分だけ前記Dnフレーム
    を遅延させて、前記Dnオーバヘッドパルスと同期を取
    る構成とし、 前記Di(i=(n−1)〜1)同期手段は、 前記D(i+1)遅延手段の出力信号、前記D(i+
    1)オーバヘッドパルス及び前記クロック信号を入力し
    て、同一のDiチャネル番号が付与されたDiフレーム
    のビットのオーバヘッドに含まれる同期ビットと同期を
    取って、Dk(i≦k≦n)フレームの前記オーバヘッ
    ドを示すDiオーバヘッドパルスを出力する構成とし、 前記D(i−1)(i=(n−1)〜2)チャネル番号
    生成手段は、 前記クロック信号、前記Diチャネル番号及び前記Di
    オーバヘッドパルスを入力して、同一の前記Diチャネ
    ル番号が付与された前記DiフレームのペイロードをB
    i ビット入力する毎に、前記Diチャネル番号のDiフ
    レームがそのペイロードに含むD(i−1)フレームの
    D(i−1)チャネル番号を生成する構成とし、 前記Di(i=(n−1)〜2)遅延手段は、 前記Diフレームの先頭ビットを入力してから該先頭ビ
    ットを検出して同期が確定するまでに必要とする前記D
    nフレームの入力ビット数分だけ前記Dnフレームを遅
    延させて、前記Diオーバヘッドパルス及び前記D(i
    −1)チャネル番号と同期を取る構成とし、 前記第1D1遅延手段は、 前記D1フレームの先頭ビットを入力してから該先頭ビ
    ットを検出して同期が確定するまでに必要とする前記D
    nフレームの入力ビット数分だけ前記D2遅延手段の出
    力信号を遅延させて、前記D1オーバヘッドパルスと同
    期を取る構成とし、 前記第2D1遅延手段は、 前記D1チャネル番号を前記第1D1遅延手段と同じ遅
    延時間だけ遅延させて、前記Diオーバヘッドパルスと
    同期を取る構成とし、 前記D0同期手段は、 前記D1オーバヘッドパルス、前記第2D1遅延手段の
    出力信号、前記第1D1遅延手段の出力信号及び前記ク
    ロック信号を入力して、同一のD1チャネル番号が付与
    されたD1フレームのペイロードに含まれる前記ATM
    セルヘッダとの同期を取って、該ATMセルの先頭ビッ
    トを示すATMセルヘッダパルスを出力する構成とし、 前記第1D0遅延手段は、 前記ATMセルの先頭ビットを入力してから該先頭ビッ
    トを検出して同期が確定するまでに必要とする前記Dn
    フレームの入力ビット数分だけ前記第1D1遅延手段の
    出力信号を遅延させて、前記ATMセルヘッダパルスと
    同期を取る構成とし、 前記第2D0遅延手段は、 前記第2D1遅延手段の出力信号を前記第1D0遅延手
    段と同じ遅延時間だけ遅延させて、前記ATMセルヘッ
    ダパルスと同期を取る構成とし、 前記第3D0遅延手段は、 前記D1オーバヘッドパルスを前記第1D0遅延手段と
    同じ遅延時間だけ遅延させて、前記ATMセルヘッダパ
    ルスと同期を取る構成とした、 ことを特徴とする回線終端装置。
  2. 【請求項2】 前記D(i−1)(i=(n−1)〜
    2)チャネル番号生成手段は、 前記Diチャネル番号毎に、前回のD(i−1)チャネ
    ル番号を記憶する第1記憶手段を参照し、前記Diチャ
    ネル番号に該当する前記前回のD(i−1)チャネル番
    号と同じDiフレームのペイロードをBi ビット入力す
    る毎に、前記D(i−1)チャネル番号を求めて、該D
    (i−1)チャネル番号で前記第1記憶手段を更新する
    構成とした、 ことを特徴とする請求項1記載の回線終端装置。
  3. 【請求項3】 前記Di(i=n〜1)同期手段は、 前記Diフレームの前記オーバヘッドに含まれる前記同
    期ビットに関する同期情報を記憶する第2記憶手段、及
    び前記Di(i=(n−1)〜1)チャネル番号毎に、
    同一のDiチャネル番号が付された前回までのDnフレ
    ームの入力ビットパターン及びDiフレームにおける入
    力ビットの同期確定のためのアドレスである前回のカウ
    ンタを記憶する第3記憶手段を参照して、前記Diフレ
    ームに含まれる前記同期ビットと同期を取り前記Diオ
    ーバヘッドパルスを出力する構成にしたことを特徴とす
    る請求項1記載の回線終端装置。
  4. 【請求項4】 前記D1チャネル番号毎に、前記ATM
    セルを入力する受信バッファメモリと、 前記第2D0遅延手段の出力信号が示す前記D1チャネ
    ル番号に該当する前記受信バッファメモリの所定のアド
    レス領域に前記ATMセルヘッダパルスが示す前記第1
    D0遅延手段の出力信号を格納し、前記第3D0遅延手
    段の出力信号がD1フレームのペイロードを示す時に、
    該ペイロードを前記第2D0遅延手段の出力信号が示す
    前記D1チャネル番号に該当する前記受信バッファメモ
    リに順次格納する受信制御手段と、 前記受信バッファメモリに格納された前記ATMセルを
    多重化する多重化手段と、 を更に具備したことを特徴とする請求項1記載の回線終
    端装置。
JP26965897A 1997-10-02 1997-10-02 回線終端装置 Withdrawn JPH11112510A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100406850B1 (ko) * 2001-04-27 2003-11-21 주식회사 K N C Ds3 데이터의 초고속직렬접속을 위한 채널라이징 방법
KR100549596B1 (ko) * 2002-10-07 2006-02-03 주식회사데이콤 이더넷 신호-ds3급 신호 다중/역다중 장치

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