JP3481841B2 - 時分割多重データ/セル変換回路及びセル/時分割多重データ変換回路 - Google Patents

時分割多重データ/セル変換回路及びセル/時分割多重データ変換回路

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JP3481841B2 JP34715597A JP34715597A JP3481841B2 JP 3481841 B2 JP3481841 B2 JP 3481841B2 JP 34715597 A JP34715597 A JP 34715597A JP 34715597 A JP34715597 A JP 34715597A JP 3481841 B2 JP3481841 B2 JP 3481841B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,時分割多重データ
/セル変換回路及びセル/時分割多重データ変換回路に
係り,特に,STM(Synchronous Tra
nsfer Mode)/ATM(Asynchron
ous Transfer Mode)ハイブリットア
ーキテクチャを有する時分割多重化装置において,時分
割多重データをATMセルデータに変換し,また逆にA
TMセルデータを時分割多重データに変換する際に使用
される,時分割多重データ/セル変換回路及びセル/時
分割多重データ変換回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日の企業内通信においては,従来の音
声に加えて画像,文字,データなどの様々な情報を融合
し効率的に伝送する,いわゆるマルチメディア通信への
動きが加速している。電子メール,イントラネットに代
表されるように,企業は様々な点で電子化を促進してい
る。ビデオ会議システムやデスクトップTV会議システ
ムなども現実のものとなりつつある。そのような状況の
なかで,企業内通信の帯域に対する要求は,急激なイン
フラの整備にともない深刻な問題となっている。また,
大容量の情報を高速に伝送する必要性も今後ますます増
大することが予測される。
【0003】ところで,大容量のマルチメディア情報を
高速,広帯域に伝送する手段として,ATM技術に期待
がよせられている。ATMの導入は,前記問題の解決に
対して有効であるばかりでなく,企業内通信のネットワ
ークのシームレス化にも効果があり,現在多くの企業
が,構内網のATM化を検討している。このように,企
業内通信綱のATM化が加速しているなかで,構内網と
構内網とを接続するネットワークとしては,既存の専用
線やフレームリレーが当面は主流となることが予想され
る。第一種業者が,セルリレーのサービスを開始した
が,従来網に比べ通信料金が高額である。また,NTT
が155MbpsのフルATM網の構築を現在進めてい
るが,その普及に時間がかかることや通信コストに疑問
が残るなどの問題が予想される。
【0004】従って,構内網で扱われるATMデータを
現在最も普及し,かつコスト面で優れている専用線に多
重して伝送するために,ATM/STM変換とSTM/
ATM変換とを相互に行うことができる多重化装置の開
発が必要となる。かかるSTM/ATMハイブリットア
ーキテクチャを有する時分割多重化装置の一例が,特開
平8−79263号公報に開示されている。
【0005】上記従来技術にかかるSTM/ATM変換
回路に用いるセル組立回路50を図15に示した。セル
組立回路50は,STM回線データ1を格納するバッフ
ァ2と,タイミングクロック4と,バッファ2へのST
M回線データ1の書込みを制御する書込カウンタ16
と,外部トリガ15に基づいてバッファ2に書き込まれ
たSTM回線データ1の読出しを制御する読出カウンタ
17と,外部トリガ15の入力時に書込カウンタ16を
所定値にセットするカウンタセット部24と,読み出し
たデータ5とセルヘッダ19とアダプテーションヘッダ
18とを多重化してATMセル13を送信する多重化部
12とから主に構成されている。
【0006】従来のセル組立回路50においては,ST
M回線データ1の入力にバッファ2を設けることによ
り,ATMセル13を組み立てる際に,そのバッファ2
からSTM回線データ1を必要量取り出すことを可能に
して,セル化の遅延を抑える方式が開示されている。ま
た,このSTM/ATM変換回路を複数個用いてセル多
重を行う方法についても開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで,上述した特
開平8−79263号公報に開示されているような従来
のSTM/ATM変換回路においては,STMデータを
セルに変換しATM回線に送出することは可能である
が,逆に,セルをSTMデータに変換しSTM回線に送
出することはできなかった。そのため,従来の専用線な
どのSTM回線上で,ATM通信を実現する場合には不
適であった。また,上記従来の時分割多重化装置では,
STM/ATM変換回路を複数個用いてセル多重を行っ
ているが,このSTM/ATM変換回路は,回路内部に
セルヘッダ生成回路を有しており,バッファに蓄積した
STMデータを逐次読み出し,ヘッダを付加しセルを組
み立てるという回路構成上,セルの宛先を示すへッダ部
は変換回路ごとに固定となってしまい柔軟性に欠けると
いう問題もあった。
【0008】 また,多重化装置に収容されるATM端
末には,ヘッダ内の宛先情報の仮想パス識別子(Vir
tual Path Identifier,以下「V
PI」と称する。),仮想チャネル識別子(Virti
al Channel Identifier,以下
「VCI」と称する。)が予め割り当てられており,そ
れらの宛先情報VPI,VCIに基づいて情報伝送が行
われるとともに,ATMスイッチやハブによるスイッチ
ングが行われる。従って,STM回線当たり一つのVP
I,VCIしか割り当てることができないため,端末を
増設する際には,増設分だけ新たなSTM/ATM変換
回路が必要となり,さらにSTM回線も増設分だけ必要
となった。従って,従来の方式は,複数の端末を1本の
回線に効率よく多重し伝送を行う多重化装置には適さな
いという問題があった。
【0009】本発明は,従来の時分割多重化装置が有す
る上記問題点に鑑みてなされたものであり,時分割多重
化装置において,時分割多重データをATMセル・デー
タに変換し,また,ATMセル・データを時分割多重デ
ータに変換することが可能な,新規かつ改良された変換
回路を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め,請求項1によれば,時分割多重データを時分割多重
バスから分離する時分割多重データ分離部と,分離され
た時分割多重データに対して,ヘッダ誤り制御機能,ヘ
ッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算)機能,セル
同期機能,及びデスクランブル機能を実施する時分割多
重データ処理回路と,通信速度変換を可能とするための
速度変換メモリと,セルをセルバス上に多重するための
セル多重部とから成り,時分割多重データ分離部には,
通常のフレームに加えて,フレームの周期よりさらに長
い周期のマルチフレームが入力されることを特徴とする
時分割多重データ/セル変換回路が提供される。
【0011】かかる構成によれば,時分割多重データ分
離部により時分割多重データを時分割多重バスから分離
し,分離された時分割多重データに対して,時分割多重
データ処理回路によりヘッダ誤り制御,ヘッダ誤り制御
シーケンス生成(HEC演算),セル同期ならびにデス
クランブルを実施し,セル多重部によりセルをセルバス
上に多重することにより,時分割多重データをセルに変
換することができる。
【0012】 さらに,時分割多重データ分離部には,
通常のフレームに加えて,フレームの周期よりさらに長
い周期のマルチフレームが入力されるので,さらに小さ
い帯域で時分割多重データ分離を実施することが可能で
ある。
【0013】 さらに,請求項に記載のように,時分
割多重データ分離部中のトランスポートストリーム設定
レジスタ部を,トランスポートストリーム設定ビットと
回路番号ビットから構成し,トランスポートストリーム
設定レジスタ部を時分割多重バスに割り当てるトランス
ポートストリーム数分設けるようにしてもよい。かかる
構成によれば,時分割多重データ処理回路の有効トラン
スポートストリーム数を任意に設定し時分割多重データ
/セル変換が可能である。
【0014】 さらに好ましくは,請求項に記載のよ
うに,時分割多重データ分離部は,イネーブル信号を生
成し,ヘッダ誤り制御機能,ヘッダ誤り制御シーケンス
生成(HEC演算),セル同期ならびにデスクランブル
をイネーブル信号に追従させる構成から成るようにして
もよい。かかる構成によれば,時分割多重データ分離部
のトランスポートストリーム設定レジスタ部の設定値を
変更するだけで,容易に上述の効果が得られる。すなわ
ち,マルチフレームが入力されることにより,さらに小
さい周期で時分割多重データ分離を実施することが容易
に可能であり,トランスポート設定レジスタ部を時分割
多重バスに割り当てるトランスポートストリーム数分設
けることにより,有効トランスポートストリーム数を任
意に設定することが容易に可能である。
【0015】 さらに,請求項に記載のように,速度
変換メモリは,セルのライトとリードをそれぞれ異なる
周期のクロックで実施するようにしてもよい。セルのラ
イトとリードの周期を変化させることにより,時分割多
重データをセルに変換する際の通信速度の変換が可能で
ある。
【0016】 さらに好ましくは,請求項に記載のよ
うに,速度変換メモリのリードはライトに比べて高速で
あるように構成される。かかる構成によれば,速度変換
メモリに1セルのライトが完了しても,ATM側のリー
ドが時分割多重側のライトに比べて高速であるため,1
セルのライト完了後,次のセルの先頭バイトがライト開
始されるまでに,メモリから全てのセルをリードするこ
とが可能であり,メモリからセルが溢れることはない。
【0017】 また,請求項によれば,セルをセルバ
ス上から分離するセル分離部と,速度変換を可能とする
ための速度変換メモリと,ヘッダ誤り制御シーケンス生
成(HEC演算)機能,スクランブル機能及びアイドル
セル生成機能を実施するセル処理回路と,時分割多重デ
ータを時分割多重バス上に多重する時分割多重データ多
重部とから成り,セル分離部には仮想パス識別子/仮想
チャネル識別子識別機能を設けたことを特徴とするセル
/時分割多重データ変換回路が提供される。
【0018】かかる構成によれば,セル分離部によりセ
ルをセルバス上から分離し,セル処理回路によりヘッダ
誤り制御シーケンス生成(HEC演算),スクランブ
ル,アイドルセル生成を実施し,時分割多重データ多重
部により時分割多重データを時分割多重バス上に多重す
ることにより,セルを時分割多重データに変換すること
ができる。
【0019】さらに,アイドルセル生成機能を有してい
るため,多重化装置立ち上げ時,あるいは運用中にセル
バス上にセル/時分割多重データ変換回路宛の有効セル
が入力されない時,アイドルセルを生成し,これを時分
割多重バスに多重することができる。
【0020】従って,多重化装置立ち上げ時,セル/時
分割多重データ変換回路に全く有効セルの入力がない時
でも,対向の多重化装置内の時分割多重データ/セル変
換回路は,セル/時分割多重データ変換回路で生成する
アイドルセルを用いてセル同期を確立し,セル/時分割
多重データ変換回路に有効セルが入力されるまでの間,
セル同期状態を維持可能である。また,運用中に,有効
セルの入力が途絶えても,アイドルセルにより対向の多
重化装置内の時分割多重データ/セル変換回路のセル同
期状態は維持可能であり,再同期を取り直す必要がなく
なる。アイドルセルは,時分割多重データ/セル変換回
路でセル同期に使用された後廃棄されるので,セル/時
分割多重データ変換回路がアイドルセルを出力すること
には何の問題もない。
【0021】 さらに,セル処理回路の回路数に応じた
種類のVPI/VCIを設定することにより,回路数分
のセルを時分割多重バスに多重可能となる。
【0022】 さらに,請求項に記載のように,時分
割多重データ多重部には,通常のフレームに加えて,フ
レームの周期よりさらに小さい周期のマルチフレームが
入力されていてもよい。かかる構成によれば,さらに小
さい周期で時分割多重を実施することが可能である。
【0023】 さらに,請求項に記載のように,時分
割多重データ多重部のトランスポートストリーム設定レ
ジスタ部を,トランスポートストリーム設定ビットと回
路番号ビットから構成し,トランスポートストリーム設
定レジスタ部を時分割多重バスに割り当てるトランスポ
ートストリーム数分設けるようにしてもよい。かかる構
成によれば,セル処理回路の有効トランスポートストリ
ーム数を任意に設定しセル/時分割多重データ変換が可
能である。
【0024】 さらに,請求項に記載のように,時分
割多重データ多重部は,イネーブル信号を生成し,ヘッ
ダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算),スクランブ
ルならびにアイドルセル生成を前記イネーブル信号に追
従させる構成から成るようにしてもよい。かかる構成に
よれば,時分割多重データ分離部のトランスポートスト
リーム設定レジスタ部の設定値を変更するだけで,容易
に上述の効果が得られる。すなわち,マルチフレームが
入力されることにより,さらに小さい帯域で時分割多重
データ多重を実施することが可能であり,トランスポー
トストリーム設定レジスタ部を時分割多重バスに割り当
てるトランスポート数分設けることにより,有効トラン
スポートストリーム数を任意に設定することが可能であ
る。
【0025】 さらに,請求項10に記載のように,速
度変換メモリは,セルのライトとリードをそれぞれ異な
る周期のクロックで実施するようにしてもよい。セルの
ライトとリードの周期を変化させることにより,セルを
時分割多重データに変換する際の通信速度の変換が可能
である。
【0026】 さらに,請求項11に記載のように,セ
ル分離部は,速度変換メモリにアクセス中であることを
通知する信号を出力するようにしてもよい。かかる構成
によれば,速度変換メモリのライトに比べリードが遅
く,セルバスに絶え間なく有効セルが入力されたとして
も,セルの入力を停止させるための信号を出力すること
により,速度変換メモリでセルが溢れるのを防止するこ
とが可能である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照しながら,
本発明にかかる時分割多重データ/セル変換回路ならび
にセル/時分割多重データ変換回路の好適な実施の形態
について詳細に説明する。なお,以下の説明及び添付図
面において,略同一の機能および構成を有する構成要素
については,同一符号を付することにより,重複説明を
省略することにする。
【0028】(第1の実施の形態)図1は,時分割多重
データ(以下「TDデータ」と称する。)をATMセル
(以下「セル」と称する。)に変換する回路を示してい
る。以下,図1を参照しながら,第1の実施の形態にか
かるTDデータ/セル変換回路の構成について詳細に説
明する。
【0029】本発明にかかるTDデータ/セル変換回路
100は,図1に示したように,時分割多重バス(以下
「TDバス」と称する。)104からTDデータを分離
する時分割多重データ分離部(以下「TD分離部」と称
する。)103と,分離したTDデータに対して後述す
るHEC演算,セル同期,デスクランブルなどの処理を
施すTDデータ処理回路109−1〜nと,前記処理を
施したTDデータを蓄積する速度変換メモリ113−1
〜nと,速度変換メモリ113−1〜nからセル114
を読み出してセルバス(RAD)117上にセル多重を
実施するセル多重部115とから主に構成される。以
下,TDデータ/セル変換回路100の各構成要素につ
いて順次説明する。
【0030】 まず,TDデータ/セル変換回路100
は,2系統のクロック(MCLK)101とクロック
(RCLK)102で動作する。そして,機能ブロッ
ク,TD分離部103及びTDデータ処理回路109−
1〜nはクロック(MCLK)101に同期して動作し
て,クロック(MCLK)101に同期した信号,すな
わちTD側基準信号(RTMF)105,同TD側基準
信号(RTFP)106,TDデータ信号107−1〜
n,回路イネーブル信号108−1〜n,TDデータ信
号110−1〜n,ライトアドレス信号111−1〜
n,ライト開始/終了信号112−1〜nを入出力す
る。また,機能ブロック,セル多重部115はクロック
(RCLK)102に同期して動作して,クロック(R
CLK)102に同期した信号,すなわちセル信号11
4−1〜n,リードアドレス信号116−1〜n,セル
バス信号(RAD)117,ATM側基準信号(RAF
P)118を入出力する。
【0031】次に,TD分離部103には,TDバス
(RTDT)104及び多重化装置TD側基準信号(R
TMF)105,同TD側基準信号(RTFP)106
がそれぞれ入力される。TDバス(RTDT)104上
のTDデータは,TD分離部103に設定されたトラン
スポートストリーム(以下「TS」と称する。)情報に
従って各TDデータ処理回路109−1〜nに対応して
分離され,TDデータ107−1〜nとしてTDデータ
処理回路109−1〜nに出力される。また,回路イネ
ーブル信号108−1〜nは,TDデータ処理回路10
9−1〜nを制御するための信号であり,TD分離部1
03に設定されたTS情報に従って生成され出力され
る。
【0032】次に,TDデータ処理回路109−1〜n
は,TTC標準,JT−1432の96項〜103項に
記載される各機能,すなわちヘッダ誤り制御機能,へッ
ダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算)機能,セル同
期機能及びデスクランブル機能を実現するものである。
TDデータ処理回路109−1〜nには前述したTDデ
ータ107−1〜n及び回路イネーブル信号108−1
〜nが入され,TDデータ処理回路109−1〜nの回
路に対応して分離された各TDデータ107−1〜nに
対しへッダ誤り制御,HEC演算,セル同期及びデスク
ランブルなどの処理が回路イネーブル信号108−1〜
nに従い実施され,TDデータ110−1〜nとして速
度変換メモリ113−1〜nにそれぞれ出力される。
【0033】また,ライトアドレス111−1〜nは,
TDデータ110−1〜nを速度変換メモリ113−1
〜nにライトするためのライトアドレスであり,通知信
号112−1〜nはTDデータ110−1〜nのライト
開始と終了をセル多重部115に通知する信号である。
【0034】次に,速度変換メモリ113−1〜nは,
各TDデータ処理回路109−1〜nに対応しており,
TDデータ処理回路109−1〜nにおいてそれぞれ前
述の処理が施されたTDデータ110−1〜nとライト
アドレス111−1〜nが入力される。速度変換メモリ
113−1〜nに蓄積されたTDデータ110−1〜n
は,セル多重部115から供給されるリードアドレス1
16−1〜nに従い,セル114−1〜nとして出力さ
れる。速度変換メモリ113−1〜nは,それぞれ1セ
ル分のセルを蓄積することが可能なデュアルボートのメ
モリで構成される。
【0035】セル多重部115は,速度変換メモリ11
3−1〜nから読み出したセル114を,セルバス(R
AD)117上に多重する機能を有する。リードアドレ
ス116−1〜nは,速度変換メモリ113−1〜nよ
りセル114−1〜nを読み出す際のリードアドレス1
16−1〜nである。また,セル多重部115には多重
化装置ATM側基準信号(RAFP)118が入力され
る。
【0036】以上,第1の実施例にかかるTDデータ/
セル変換回路100の構成について説明したが,次に,
図2を参照しながら,TD分離部103の詳細な構成に
ついて説明する。
【0037】TD分離部103は,図2に示すように,
カウンタ部120と,TS(Transport St
ream)設定レジスタ部123と,マスク生成部12
5と,TD分離部128とから主に構成されている。カ
ウンタ部120には,多重化装置TD側基準信号(RT
MF)105及び同TD側基準信号(RTFP)106
が入力され,多重化装置TD側基準信号(RTMF)1
05に対する多重化装置TD側基準信号(RTFP)1
06の計数結果をマスク生成部125の制御信号として
121より出力し,また,多重化装置TD側基準信号1
06を基準とするTS数を計数し,信号122としてT
S設定レジスタ部123に出力する。そして,TS設定
レジスタ部123は,信号122に従ってTS設定情報
/回路番号情報124をマスク生成部125に出力す
る。
【0038】マスク生成部125には,TDバス(RT
DT)104と,カウンタ部120からの制御信号12
1と,TS設定レジスタ部123からのTS設定情報/
回路番号情報124が入力され,TD分離のためのマス
ク信号127−1〜nを生成しTD分離部128に出力
する。また,マスク生成部125は,TDバス(RTD
T)104から入力されるTDデータをマスク信号12
7−1〜nとの位相関係と整合をとりながらTDデータ
126として出力する。
【0039】TD分離部128には,TDデータ126
及びマスク信号127−1〜nが入力され,それらの信
号に基づいて,TDデータ処理回路109−1〜nに対
応するTDデータ107−1〜nを出力する。また,T
D分離部128は,TDデータ処理回路109−1〜n
を制御する回路イネーブル信号108−1〜nを出力す
る。
【0040】次に,以上のように構成される第1の実施
の形態にかかるTDデータ/セル変換回路100の動作
について説明する。
【0041】まず,図2のTD分離部103の動作を図
3のタイミングチャートを用いて説明する。図1のクロ
ック101,多重化装置TD側基準信号(RTMF,R
TFP)105,106の位相関係は300〜302に
示す通りである。多重化装置TD側基準信号(RTM
F,RTFP)105,106のフレーム周期には様々
な場合が考えられるが,本実施の形態では,多重化装置
TD側基準信号(RTFP)106を,8k[Hz]
(125μ[s])とし,多重化装置TD側基準信号
(RTMF)105は,多重化装置TD側基準信号(R
TFP)106の10フレーム分の周期(0.8k[H
z]/1.25m[s])としている。以下,多重化装
置TD側基準信号(RTFP)106を「フレーム」と
称し,それに対して多重化装置TD側基準信号(RTM
F)105を「マルチフレーム」と称することにする。
【0042】図3において,符号303,304は,図
2に示すTD分離部103のカウンタ部120の内部動
作を示しており,マルチフレーム(RTMF)105と
フレーム(RTFP)106をトリガにして,TS数を
計数する2048進カウンタ(cnt2048)の出力
信号303とフレーム数を計数する10進カウンタ(c
nt10)の出力信号304をそれぞれ示している。符
号305は304のcnt10=1〜3の時,すなわち
マルチフレーム105の先頭位置に対するフレーム位置
が2〜4番目の時に有効(有効=1/無効=0)となる
信号である。
【0043】さらに符号306,307は,図2のTS
設定レジス夕部123から出力される,TS設定情報/
回路番号情報124を示している。TS設定レジスタ部
123は,図4に示したように,TS設定ビットと回路
番号ビットとから構成される。TS設定ビットは,TD
バス104上の各TSが図1の100に対して有効か無
効かを設定し,有効であれば「1」を,無効であれば
「0」が設定される。回路番号ビットは,TS設定ビッ
トで設定した有効TSに多重されたTDデータが,どの
TDデータ処理回路(図1のTDデータ処理回路109
−1〜n)で処理されるのかを示す。なお,TS設定ビ
ットが無効であれば,回路番号ビットにはどの様な値が
設定されていても構わない。
【0044】さらに符号308は,図2のTDバス(R
TDT)104を示している。1フレームのTS数が2
048TSであれば,その数分のTDデータが多重可能
である。1フレームに多重されるデータ数には様々な場
合が考えられるが,本実施の形態では,1フレーム20
48TS(TS0〜TS2047)とした場合につい
て,図3及び図4を参照しながら説明する。
【0045】図2のカウンタ部120の2048進カウ
ンタ出力122(303)に従い,TS設定レジスタ部
123に設定されたレジスタ値(313)の内容がTS
0〜TS2047の順にTS設定レジスタ部123から
TS設定情報/回路番号情報124(306,307)
としてマスク生成部125に出力される。次に,図2の
マスク生成部125は,入力された制御信号121(3
05)とTS設定情報/回路番号情報124(306,
307)に基づいて,マスク信号127−1〜n(図3
では符号310−1〜nで示す。)を生成する。
【0046】ここで,マスク信号生成の動作を,回路1
については有効TS5,回路2については有効TS1と
し,さらに回路2はマルチフレーム105を使用するも
のとして説明する。なお,マルチフレーム105を使用
するとは,例えばマルチフレーム105の先頭位置に対
するフレーム位置が2〜4番目の時にだけ,該当するフ
レームのTSが有効になることを意味する。マルチフレ
ーム時有効となるフレーム位置やフレーム数には様々な
選び方があるが,ここでは前述の場合について説明す
る。また,マルチフレーム105を使用するか否かは,
あらかじめマスク生成部125に設定しておく必要があ
る。
【0047】例えば,TS設定情報/回路番号情報12
4のうち,TS設定情報306が「有効」であり,回路
番号情報がTDデータ処理回路109−1を示す「1」
を検出すると,図3の位相関係でマスク信号127−1
を「有効」にする。また,TS設定情報/回路番号情報
124のうち,TS設定情報306が「有効」であり,
回路番号情報がTDデータ処理回路109−2を示す
「2」を検出し,さらにTDデータ処理回路109−2
はマルチフレームを使用するため,305に示すよう
に,制御信号121も「有効」の時だけ,図3の位相関
係でマスク信号127−2を有効にする。例えば,図3
に示した点Aでは,制御信号121は「無効」であるた
め,マスク信号127−2及びイネーブル信号109−
2は無効となる。また,図3に示した点Bでは,cnt
10(304)が1であり,制御信号121も「有効」
であるため,マスク信号127−2は有効となる。
【0048】図2のマスク生成部125から出力される
TDデータ126は,TDバス(RTDT)104をマ
スク信号127−1〜nの出力とタイミングを合わせた
もので,TDバス(RTDT)104,TDデータ12
6,マスク信号127−1〜nの位相関係は,図3にお
いて符号308,309,310−1〜nに示す通りで
ある。
【0049】図2のTD分離部128は,TDデータ1
26,マスク信号127−1〜nに基づいてTDデータ
処理回路109−1〜nに対応するTDバス(RTD
T)104上のTDデータ107−1〜n(図3におい
て符号311−1〜nで示す。)を分離し,出力すると
ともに,イネーブル信号108−1〜n(図3において
符号312−1〜nで示す。)を出力する。
【0050】 例えば,回路1の場合には,マスク信号
127−1が有効の時のTDデータ(TD5)をTDデ
ータ126(図3において符号309で示す。)から分
離し,対応するTDデータ107−1(図3において符
号311−1で示す。)に出力する。この時,次にマス
ク信号が有効になるまで,分離したデータは保持され
る。イネーブル信号108−1(図3において符号31
2−1で示す。)は,分離データにタイミングを合わせ
てイネーブルを出力したものである。同様に回路2も,
マスク信号127−2が有効の時のTDデータ(TD
)をTDデータ126(図3において符号309で示
す。)から分離し,対応するTDデータ107−2(図
3において符号311−2で示す。)に出力する。この
時,次にマスク信号が有効になるまで分離したデータは
保持される。イネーブル信号108−2(図3において
符号312−2で示す。)は,分離データにタイミング
を合わせてイネーブルを出力したものである。
【0051】以上がTD分離部103の動作説明であ
る。次に,TDデータ処理回路109−1〜nと,速度
変換メモリ113−1〜nと,セル多重部115の動作
について,図4を参照しながら説明する。ただし,TD
分離部109−1〜nは,TTC標準,JT−1432
の96項〜103項に記載される,ヘッダ誤り制御機
能,へッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算),セ
ル同期ならびにデスクランブル機能を実現するブロック
であるが,これらの機能については,本発明とは直接関
連を持たないため,これらについての機能説明は省略す
ることにする。
【0052】TDデータ処理回路109−1〜nは,T
D分離部103で分離されたTDデータ107−1〜n
を,イネーブル信号108−nに従って,前述の処理を
実施する。例えば,TDデータ処理回路109−1の場
合には,8kフレーム中に1TSだけ処理すべき有効デ
ータがTDバス上に多重される前述の例では,8k周期
でイネーブル信号108−1が有効となり,この時だけ
TDデータ処理回路109−1が動作する。そして,イ
ネーブル無効時には,TDデータ処理回路109−1内
部のレジスタの内容は,次にイネーブル信号108−1
が有効になるまで保持される。
【0053】TD分離されたTDデータ107−1〜n
はシリアル入力であるが,セルフォーマットが53by
tであることから,TDデータ110−1〜nは8パラ
レルに変換されて出力される。従って,速度変換メモリ
113へのアクセスは,リード/ライトとも8パラレル
で実施される。また,TDデータ処理回路109−1〜
nは,セル同期機能を持つので,速度変換メモリ113
へのアクセスはセル単位で実施する。
【0054】次に,速度変換メモリ113へのアクセス
方法について,TDデータ処理回路109−1を例に,
図5の400〜408を参照しながら説明する。
【0055】TDデータ処理回路109−1は,セル同
期機能を持つため,セル同期が確立するとセルの先頭位
置を決定することができるので,セルの1byt目に合
わせて,ライトアドレス「0」を発行し,セルの2by
t〜53bytに対しても順次ライトアドレス「1」〜
「52」を発行し出力する(図5の符号401,402
を参照のこと。)。またTDバスの有効TSが8kフレ
ームに1TSであることから,速度変換メモリ113−
1へのライトは8k周期に1byt実施される。また,
通知信号112−1を「有効(=0)」にする。この信
号は115にセルのライト開始と終了を通知するための
信号である(図5の符号403を参照のこと。)。これ
らの動作は,クロック101(MCLK)に同期して実
施される(図5の符号400参照のこと。)
【0056】セル多重部115は,通知信号112−1
の立ち下がりと立ち上がりで,TDデータ処理回路10
9−1の速度変換メモリ113−1へのライト動作の開
始と終了を検出する。通知信号112−1が検出された
場合には,すなわち,セルが速度変換メモリ113−1
にライトされたことを意味するので,TDデータ処理回
路109−1にリードが許可される読み出し周期中に,
速やかにセル110−1をリードしなければならない。
なお,かかる読み出し周期については後述する。
【0057】多重化装置ATM側基準信号(RAFP)
118は,クロック(RCLK)102の53サイクル
の周期を持つ信号で,セルフレームと称される。セルフ
レームとリードアドレス116−1と読み出されたセル
114−1との位相関係は,それぞれ,図5において符
号406及び符号407に示す通りであり,セル114
−1の先頭byteをセルフレーム118の先頭に合わ
せてセルバス117に出力する(図5の符号408を参
照のこと。)。
【0058】上述したセル読み出し周期は,TDデータ
/セル変換回路100のセル多重部115に均等に与え
られる,セル読み出しの許可期間である(図5の415
〜419参照のこと)。セル読み出し周期を設け,速度
変換メモリ113−1〜nに蓄積されたセル114−1
〜n(411〜413)をリードし,セルバス117に
逐次挿入することにより,セル多重部115でセル多重
を実現する。なお,自回路の読み出し周期であるにも関
わらず,TDデータ処理回路109−1の読み出し周期
418の場合,速度変換メモリ113−1にセルが蓄積
されなければ,TDデータ処理回路109−1のセルを
多重すべき位置に53bytオールFF[H]を挿入す
る。このオールFFのデータがセルバス117上に出力
されても,多重化装置内のATMスイッチで無効セルと
して廃棄されるのでなんら影響ない。
【0059】以上,第1の実施の形態にかかるTDデー
タ/セル変換回路100の構成及び動作について説明し
てきたが,次に,TDデータ/セル変換回路100の効
果について説明する。
【0060】まず,本実施の形態によれば,上述のよう
にTDデータ/セル変換回路100を構成し,動作させ
ることにより,TDデータをセルに変換することができ
る。またTD分離部103には,フレームに加えて,フ
レームの周期よりさらに長い周期のマルチフレームが入
力されているので,さらに小さい帯域でTD分離を実施
することが可能である。
【0061】さらに,本実施の形態によれば,TD分離
部103中のTS設定レジスタ部123は,TS設定ビ
ットと回路番号ビットから構成されているので,TS設
定レジスタ部123をTDバス104に割り当てるTS
数分設けることにより,各回路の有効TS数を任意に設
定し,TDデータ/セル変換をすることが可能である。
【0062】さらに,本実施の形態によれば,TD分離
部103は,イネーブル信号108を生成し,ヘッダ誤
り制御装置,ヘッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演
算),セル同期ならびにデスクランブルをイネーブル信
号108に追従させる構成にしたので,TD分離部10
3のTS設定レジスタ部の設定を変更するだけで,容易
に上述の効果が得られる。すなわち,さらに小さい帯域
でTD分離を実施することが可能であり,有効TS数を
任意に設定することが可能である。
【0063】さらに,本実施の形態によれば,速度変換
メモリ113は,セルのライトとリードをそれぞれ異な
る周期のクロック(MCLK)101及び(RCLK)
102で実施するように構成したので,TDデータをセ
ルに変換する際の通信速度の変換が可能である。
【0064】さらに,本実施の形態においては,ATM
側のリードがTD側のライトに比べて高速となるように
構成したので,速度変換メモリ113に1セルのライト
が完了しても,ATM側のリードがTD側のライトに比
べて高速であるため,1セルのライト完了後,次のセル
の先頭バイトがライト開始されるまでに,完全にメモリ
からセルをリードすることが可能であり,メモリからセ
ルが溢れることはない。
【0065】(第2の実施の形態)図6は,セルをTD
データに変換する回路を示している。以下,図6を参照
しながら,第2の実施の形態にかかるセル/TDデータ
変換回路200について詳細に説明する。
【0066】本実施の形態にかかるセル/TDデータ変
換回路200は,図6に示したように,セルバス204
からセルを分離するセル分離部203と,分離したセル
を蓄積する速度変換メモリ210−1〜nと,アイドル
セル生成機能を有し,有効セルまたはアイドルセルにH
EC演算,スクランブルなどの処理を施すセル処理回路
213−1〜nと,TDバス217上にTDデータを多
重する時分割多重データ多重部(以下「TD多重部」と
称する。)215とから主に構成されている。以下,セ
ル/TDデータ変換回路200の構成について順次説明
する。
【0067】まず,セル/TDデータ変換回路200
は,2系統のクロック(MCLK)201とクロック
(SCLK)202で動作する。そして,機能ブロッ
ク,セル分離部203はクロック(SCLK)202に
同期して動作して,クロック(SCLK)202に同期
した信号,すなわちライトアドレス信号208及び通知
信号209a−1〜nを入出力する。また,機能ブロッ
ク,セル処理回路213−1〜nとTD多重部215
は,クロック(MCLK)201に同期して動作して,
クロック(SCLK)202に同期した信号,すなわち
通知信号209b−1〜n,セル出力信号211,リー
ドアドレス信号212−1〜n,セル出力信号214−
1〜n,回路イネーブル信号216−1〜n,TDバス
(STDT)217,多重化装置TD側基準信号(ST
MF)218,多重化装置TD側基準信号(STFP)
219を入出力する。
【0068】次に,セル分離部203の構成について説
明すると,セル分離部203にはセルバス(SAD)2
04,多重化装置ATM側基準信号205(SAFP)
が入力される。セルバス(SAD)204上のセルは,
セル分離部203によりセル207−1〜nとして分離
される。ライトアドレス208−1〜nは,セル分離部
203で分離されたセル207−1〜nを後段の速度変
換メモリ210−1〜nにライトする際のライトアドレ
ス208であり,通知信号209a−1〜nは,速度変
換メモリ210−1〜nに対するセル207−1〜nの
ライトの開始と終了をセル処理回路213−1〜nに通
知する信号であり,さらに通知信号209b−1〜n
は,セル処理回路213−1〜nに対するセル211−
1〜nのリードの開始と終了をセル分離部203に通知
する信号である。また,入力停止信号206−1〜n
は,セル処理回路213−1〜nに対応するセルがセル
分離部203に到着し速度変換メモリ210−1〜nに
アクセス中であることを示す信号である。
【0069】また,速度変換メモリ210−1〜nに
は,セル分離部203でセル処理回路213−1〜n対
応に分離されたセル207−1〜nとライトアドレス2
08−1〜nが入力される。また,速度変換メモリ21
0−1〜nに蓄積されたセル207−1〜nは,セル処
理回路213−1〜nから出力されるリードアドレス2
12−1〜nに従い,セル211−1〜nとして出力さ
れる。速度変換メモリ210−1〜nは,それぞれ1セ
ル分のセルを蓄積することが可能なデュアルボートのメ
モリで構成される。
【0070】セル処理回路213−1〜nは,TTC標
準,JT−1432の96項〜103項に記載される,
ヘッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算),スクラ
ンブル機能を実現する機能に加えて,速度変換メモリ2
10−1〜nの各速度変換メモリにセル207−1〜n
が蓄積されていない時に,アイドルセルを生成する機能
を実現する。リードアドレス212−1〜nに従い,速
度変換回路210−1〜nからセル211−1〜nを読
み出し,前述の処理を施した後に,セル214−1〜n
として出力する。また,回路イネーブル信号216−1
〜nは,セル処理回路213−1〜nを制御するための
信号でありTD多重部215で生成され出力される。
【0071】そして,TD多重部215には,多重化装
置TD側基準信号218,219が入力される。セル処
理回路213−1〜nから出力されるセル214−1〜
nは,このブロックに設定されたTS情報に従ってTD
バス217に多重され出力される。回路イネーブル信号
216−1〜nは,セル処理回路213−1〜nを制御
するための信号であり,このブロックに設定されたTS
情報に従って生成され出力される。
【0072】以上,第2の実施例にかかるセル/TDデ
ータ変換回路200の構成について説明したが,次に,
図7を参照しながら,TD多重部215の詳細な構成に
ついて説明する。
【0073】まず,TD多重部215は,図7に示すよ
うに,カウンタ部221と,TS設定レジスタ部224
と,イネーブル/マスク生成部226と,TD多重部2
28とから構成されている。カウンタ部221には,多
重化装置TD側基準信号218,219が入力され,多
重化装置TD側基準信号218に対する多重化装置TD
側基準信号219の計数結果をイネーブル/マスク生成
部226の制御信号222として出力し,また,多重化
装置TD側基準信号219を基準とするTS数を計数し
てその結果を信号223として出力する。そして,TS
設定レジスタ部224は,信号223に基づいてTS設
定情報/回路番号情報225をイネーブル/マスク生成
部226に出力する。
【0074】イネーブル/マスク生成部226には,カ
ウンタ部221から制御信号222と,TS設定レジス
タ部224からTS設定情報及び回路番号情報225が
入力され,これらの信号に基づいてHEC演算,SC
R,アイドルセル生成を生成するセル処理回路213−
1〜nの制御信号である回路イネーブル信号216−1
〜nを生成し出力する。また,イネーブル/マスク生成
部226は,後段のTD多重部228に対してTD多重
に使用するマスク信号227−1〜nを出力する。TD
多重部228には,セル処理回路213−1〜nで回路
ごとに処理されたセル214−1〜n及びマスク信号2
27−1〜nが入力されて,それらの信号に基づいてセ
ルをTDバス(STDT)217に多重し出力する。
【0075】次に,以上のように構成される第2の実施
の形態にかかるセル/TDデータ変換回路200の動作
について説明する。
【0076】まず,図6のセル分離部203と,速度変
換メモリ210−1〜nと,セル処理回路213−1〜
nの動作について図8〜図10を参照しながら説明す
る。セル分離部203に入力されるセルバス(SAD)
204には,セル処理回路213−1〜nに対応するセ
ル及びそれ以外のセルが多重される。多重化装置ATM
側基準信号(SAFP)205は,クロック(SCL
K)202の53サイクルの周期を持つ信号であり,以
下,第1の実施形態と同様に,多重化装置ATM側基準
信号205を「セルフレーム」と称することにする。な
お,セルの先頭位置は,このセルフレームに従って決定
される。
【0077】セル分離部203は,セルヘッダのVPI
/VCI情報に基づいて,セル処理回路213−1〜n
に対応するセルを識別し,セルバス(SAD)204か
ら自回路宛のVPI/VCIの付与されたセルのみを分
離し,セル207−1〜nとして出力する。なお,各回
路に対応するVPI/VCIは,予めセル分離部203
に設定しておく必要がある。ここで,セル処理回路21
3−1〜nに該当しないセルがセル分離部203に入力
された場合には,そのセルはセル207−1〜nの何れ
にも出力されない。すなわちセル分離部203で廃棄さ
れる(図8の500〜506参照のこと。)。なお,無
効セルがセル分離部203に入力された場合も同様に,
セル分離部203で廃棄される(図8の502a参照の
こと。)
【0078】 次に,速度変換メモリ210−1〜nの
ライト動作及びリード動作について,セル処理回路21
3−1を例に挙げて説明する。なお,メモリへのアクセ
は,8パラレルのデータで取り扱うものとする。ま
ず,セル分離部203で分離されたセル207−1に対
するライトアドレス208−1が,セル207−1の先
頭バイトに合わせて出力される。また,ライト開始と終
了をセル処理回路213−1に通知する通知信号209
a−1を「有効(=0)」にする。セル処理回路213
−1は,通知信号209a−1の立ち下がりと立ち上が
りで,速度変換メモリ210−1へのライト動作の開始
と終了を検出する。
【0079】 ライト終了検出後,速やかに速度変換メ
モリ210−1に蓄積されたセル211−1をリードし
なければならない。セル処理回路213−1が出力する
リードアドレス212−1に従って,速度変換メモリ2
10−1に蓄積されたセル211−1が出力される。ま
た,セル処理回路213−1は,リードの開始と終了を
セル分離部203に通知する通知信号209b−1
「有効(=0)」にする。セル分離部203は,セル処
理回路213−1が出力する通知信号209b−1の立
ち下がりと立ち上がりで,リード動作の開始と終了を検
出する。
【0080】 ここで,入力停止信号206−1は,セ
ル処理回路213−1用の速度変換メモリ210−1に
セルのライトが開始され,リードが完全に終了するまで
有効(=0)になる信号であり,ライトの開始と同時に
有効となり,セル分離部203から出力される通知信号
209b−1の立ち上がりでリードの終了を検出すると
速やかに無効になる。入力停止信号206−1は,多重
化装置内に搭載されるATM−SWに,速度変換メモリ
210−1がアクセス中であることを通知する信号であ
る。入力停止信号206−1を出力する理由について
は,後述する(図8の507〜517参照のこと。)。
【0081】 セル処理回路213−1〜nは,アイド
ルセル生成機能を持つ。例えば,セル処理回路213−
1の場合には,その構成は,図9のブロック600に示
すようになる。なお,図中符号601は,速度変換メモ
リ210−1からリードされたセル211−1であり,
符号602は,アイドルセル生成部であり,符号603
は,ライト動作の開始と終了を示す通知信号209a−
1であり,符号604は,通知信号209a−1に基づ
いてセル処理回路213−1の処理対象となる有効セル
又はアイドルセルを,スクランブル処理を実施するスク
ランブル部(SCR)605に出力するタイミングを示
している。
【0082】次に,アイドルセル生成の動作について,
図10の符号606〜612を参照しながら説明するこ
とにする。なお,符号606は,クロック(SCLK)
202を示し,符号607は,ATM側53bytのセ
ルフレーム(SAFP)205のタイミングを示してい
る。さらに符号608は,セル分離部203でセル処理
回路213−1に対して分離されたセル207−1のタ
イミングを示している。符号609は,速度変換メモリ
210−1へのライト開始と終了を示す通知信号209
a−1であり,これは符号603で示すタイミングで入
力される。さらに符号611は,速度変換メモリ210
−1からリードされるセル211−1であり,これは図
9の符号601に示す信号として入力される。
【0083】速度変換メモリ210−1からセル処理回
路213−1にセル611がリードされると,そのセル
611は符号612で示すタイミングでSCR605へ
出力される。速度変換メモリ210へのライトアクセス
がなければ通知信号209a−1は無効状態を保持した
ままであり,リードアクセスも発生しない。アイドルセ
ル生成部602は,通知信号603(209a−1)か
ら速度変換メモリ210−1の有効セルの有無を判断
し,速度変換メモリ210−1にセルがなければ,SC
R605に対してアイドルセルを符号604のタイミン
グで出力する。
【0084】以上,セル分離部203と,速度変換メモ
リ210−1〜nと,HEC演算,SCR,アイドルセ
ル生成などの処理を行うセル処理回路213−1〜nの
動作について説明したが,次に,TD多重部215の動
作について図11のタイミングチャートを用いて説明す
る。
【0085】図11のクロック(MCLK)201,多
重化装置TD側基準信号(STMF)218,多重化装
置TD側基準信号(STFP)219の位相関係は符号
700〜702のタイミングに示す通りである。多重化
装置TD側基準信号である(STMF)218,(ST
FP)219のフレーム周期には様々な場合が考えられ
るが,第1の実施の形態にかかるTDデータ/セル変換
回路100の説明と同様に,図11にかかる第2の実施
形態の場合にも,多重化装置TD側基準信号(STM
F)218を8k[Hz](125μ[s])とし,多
重化装置TD側基準信号(STFP)219は,多重化
装置TD側基準信号(STMF)218の10フレーム
分の周期(0.8k[Hz]/1.25m[s])とす
る。なお,多重化装置TD側基準信号(STFP)21
9をフレームと称するのに対し,多重化装置TD側基準
信号(STMF)218をマルチフレームと称する点に
関しては,第1の実施形態の場合と同様である。また,
特にことわらない限り,以下の説明は,上記の条件での
動作に関するものとする。
【0086】図11において,符号703は,TD多重
部215の動作波形ではなく,フレームの先頭を基準と
するTDバス217に割り当てられるTS番号である。
また符号704,符号705で示すものはカウンタ部2
21の内部波形で,多重化装置TD側基準信号(STM
F)218と多重化装置TD側基準信号(STFP)2
19をトリガにして,TS数を計数する2048進カウ
ンタcnt2048ならびにフレーム数を計数する10
進カウンタcnt10の出力である。さらに,符号70
6はカウンタ部221の内部波形705のcnt10=
1〜3の時,すなわちマルチフレームの先頭位置に対す
るフレーム位置が2〜4番目の時に有効(有効=1/無
効=0)となる信号であり,図7ではイネーブル/マス
ク生成部226の制御信号222に相当する。
【0087】さらに,符号707,符号708で示すタ
イミングは,TS設定レジスタ部224から出力される
TS有効/無効情報及び回路番号情報225の波形であ
る。ここで,TS設定レジス夕224は,図12に符号
713で示す構成をとる。TS設定ビット313は,T
Dバス(STDT)217上に多重すべきTS番号を識
別するためのもので,多重すべき有効TSには有効(=
1)を,無効TSには無効(=0)を設定する。回路番
号ビットは,TS設定ビットで設定した有効TSに多重
されるTDデータが,セル処理回路213−1〜n(図
6を参照のこと。)のどの回路で処理されるかを示すも
のである。なお,TS設定ビットが無効であれば,回路
番号ビットにはどの様な値が設定されていても構わな
い。
【0088】そして,カウンタ部221の2048進カ
ウンタ出力223は,符号704で示すタイミングに従
い,TS設定レジスタ部224に設定されたレジスタ値
(図11の符号713)がTS0〜TS2047の順に
TS設定レジスタ部224から出力されるTS有効/無
効情報及び回路番号情報225(図11の符号707,
符号708)からイネーブル/マスク生成部226に出
力される。さらに,イネーブル/マスク生成部226
は,イネーブル/マスク生成部226の制御信号(図1
1の符号706)とTS有効/無効情報及び回路番号情
報225(図11の符号707,符号708)からマス
ク信号227−1〜n(図11では符号711−1〜n
で示す)及びイネーブル信号216−1〜n(図11の
符号709−1〜n)を生成する。
【0089】次に,マスク信号及びイネーブル信号生成
の状態を,セル処理回路213−1については有効TS
5とし,セル処理回路213−2については有効TS1
とし,さらにセル処理回路213−2はマルチフレーム
を使用するものとして説明する。なお,マルチフレーム
の設定については,上述のTDデータ/セル変換回路1
00におけるマルチフレームの設定と同様に,マルチフ
レームの先頭を基準に2〜4番目のフレームを有効とす
る。また,マルチフレームを使用するか否かは,あらか
じめイネーブル/マスク生成部226に設定しておくも
のとする。
【0090】セル処理回路213−1の場合は,TS設
定情報/回路番号情報225のうち,TS設定情報70
7が「有効」を検出し,さらに,回路番号情報708が
セル処理回路213−1を示す「1」を検出すると,図
11の位相関係でセル処理回路213−1用のイネーブ
ル信号216−1(709−1)が「有効(=0)」に
され,さらにマスク信号227−1(711−1)が
「有効(=0)」にされる。これに対して,セル処理回
路213−2の場合には,TS設定情報/回路番号情報
225のうち,TS設定情報(707)が「有効」を検
出し,さらに,回路番号情報708がセル処理回路21
3−2を示す「2」を検出し,さらにセル処理回路21
3−2はマルチフレームを使用するので,制御信号22
2(706)が有効の時だけ,セル処理回路213−2
用のイネーブル信号216−2(709−2)及びマス
ク信号227−2(711−2)を「有効」にする。例
えば,図11に示した点Aでは,制御信号222は「無
効」であるため,イネーブル信号216−2及びマスク
信号227−2は無効となる。また,図11に示した点
Bでは,cnt10(705)が1であり,制御信号2
22も「有効」であるため,イネーブル信号216−2
は有効となる。
【0091】TD多重部228に入力するセル214−
1〜nは,セル処理回路213−1〜nで8パラレルで
処理されるセルをセル処理回路213−1〜nの出力段
でシリアルに変換した信号である。セル処理回路213
−1〜nの動作は,それぞれイネーブル信号216−1
〜nに従い,イネーブル有効時のみ動作する。イネーブ
ル無効時の回路内部の各レジスタの値は,次にイネーブ
ルが有効になるまで保持する。従って,セル214−1
〜nのデータの変化点も,イネーブルに追従する。
【0092】例えば,図11では,セル処理回路213
−1は,8kフレーム周期に1TS有効であるから,イ
ネーブル信号709−1の周期も8kとなる。そして,
セル214−1の入力セル211−1は,イネーブル有
効時の次のサイクルで入力される。これによりセルの入
力タイミングとマスク710−1有効時のタイミングが
一致する。この時,次のサイクルでTDバス712上
に,セル処理回路213−1のTDデータを多重するこ
とにより,セル処理回路213−1の有効TS5の位置
に,セル処理回路213−1のセルを挿入することが出
来る(図12のTS番号703及び図11の712−1
を参照のこと。)。セル処理回路213−2〜nについ
ても同様の手順でTDバス712上にセルを挿入するこ
とができる。(図12及び図11の712−2〜nを参
照のこと。)これに対して,例えば図11の点Cのよう
に,TS設定レジスタ部で,無効TSの設定がされたT
S番号については「1」が挿入される。
【0093】以上,第2の実施の形態にかかるセル/T
Dデータ変換回路200の構成及び動作について説明し
てきたが,次に,セル/TDデータ変換回路200の効
果について説明する。
【0094】まず,上述にようにセル/TDデータ変換
回路200を構成し,動作させることにより,セルをT
Dデータに変換することができる。また,セル/TDデ
ータ変換回路200は,アイドルセル生成機能をもつた
め,多重化装置立ち上げ時あるいは運用中に,セルバス
204上にセル/TDデータ変換回路200宛の有効セ
ルが入力されない時に,アイドルセルを生成し,これを
TDバス217に多重することができる。そのため,多
重化装置立ち上げ時に,セル/TDデータ変換回路20
0に全く有効セルの入力がない時でも,対向の多重化装
置内のTDデータ/セル変換回路200は,セル/TD
データ変換回路200で生成するアイドルセルを用いて
セル同期を確立し,セル/TDデータ変換回路200に
有効セルが入力されるまでの間,セル同期状態を維持可
能である。また,運用中に,有効セルの入力が途絶えて
も,アイドルセルにより対向多重化装置のTDデータ/
セル変換回路200のセル同期状態は維持可能であり,
再同期を取り直す必要がなくなる。アイドルセルは,T
Dデータ/セル変換回路100でセル同期に使用された
のち廃棄されるので,セル/TDデータ変換回路200
がアイドルセルを出力することには何の問題もない。
【0095】さらに,速度変換メモリ210は,セルの
ライトとリードをそれぞれ異なる周期のクロック201
及び202で実施するようにしたので,セルをTDデー
タに変換する際の通信速度の変換が可能である。
【0096】さらに,TD多重部228には,フレーム
に加えて,フレームの周期よりさらに小さい周期のマル
チフレームが入力されているので,さらに小さい周期で
TD多重を実施することが可能である。また,TD多重
部228中のTS設定レジスタ部224は,TS設定ビ
ットと回路番号ビットから構成され,TS設定レジスタ
部224をTDバス217に割り当てるTS数分設ける
ことにより,各回路の有効TS数を任意に設定しTDデ
ータ/セル変換が可能である。
【0097】さらに,TD多重部228は,イネーブル
信号216を生成し,ヘッダ誤り制御装置,ヘッダ誤り
制御シーケンス生成(HEC演算),セル同期ならびに
デスクランブルをイネーブル信号216に追従させる構
成から成るようにしたので,TD多重部228のTS設
定レジスタ部224の設定値を変更するだけで,容易に
上述の効果が得られる。すなわち,さらに小さい周期で
TD多重を実施することが可能であり,有効TS数を任
意に設定することが可能である。
【0098】以上添付図面を参照しながら本発明にかか
るTDデータ/セル変換回路ならびにセル/TDデータ
変換回路の好適な実施形態について説明したが,本発明
はかかる例に限定されない。当業者であれば,特許請求
の範囲に記載された技術的思想の範疇内において各種の
変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり,
それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するも
のと了解される。
【0099】 例えば,本実施の形態では,1フレーム
のTS数を2048TS(TS0〜TS2047)と
し,フレーム中の有効TSを各回路1TSとして説明し
たが,本発明はかかる例に限定されず,各回路の有効T
S数を任意に設定してTDデータ/セル変換が可能であ
る。例えば,各回路の有効TS数を8TSとし,図4
示したTS設定レジスタマップ313の設定を,図14
に示したTS設定レジスタマップ811のように設定す
ると,マスク信号127−1〜3,イネーブル信号10
8−1〜3,回路対応に分離されるTDデータ108−
1〜3の位相関係は,図13に示したように,符号80
0〜807,及びマスク信号808−1〜3,イネーブ
ル信号810−1〜3,TDデータ809−1〜3の通
りとなる。また同様に,各回路の有効TS数を任意に設
定してセル/TDデータ変換が可能である。
【0100】
【発明の効果】以上説明したように,本発明にかかるT
Dデータ/セル変換回路ならびにセル/TDデータ変換
回路によれば,TDデータをセルに変換することがで
き,また,セルをTDデータに変換することができる。
【0101】さらに,セル/TDデータ変換回路のセル
分離部にVPI/VCI識別機能を設け,セル/TDデ
ータ変換回路の回路数に応じた種類のVPI/VCIを
設定することにより,回路数分のTDバスに多重可能と
なる。
【0102】さらに,TDデータ/セル変換回路のTD
分離部には,フレームに加えて,フレームの周期よりさ
らに長い周期のマルチフレームが入力されているので,
さらに小さい帯域でTD分離を実施することが可能であ
る。また,セル/TDデータ変換回路についても同様の
手順でTD多重が可能である。すなわち,マルチフレー
ムを用いることにより,フレーム周期よりも小さい帯域
でTDバス上のTDデータを分離可能で,またTDバス
上にセルを多重可能である。
【0103】さらに,TDデータ/セル変換回路のTD
分離部中のTS設定レジスタ部は,TS設定ビットと回
路番号ビットから構成され,TS設定レジスタ部を,T
Dバスに割り当てるTS数分設けることにより,各回路
の有効TS数を任意に設定しTDデータ/セル変換が可
能である。また,セル/TDデータ変換回路についても
同様に各回路の有効TS数を任意に設定することで,T
Dデータに変換したセルをTDバス上に多重することが
可能である。
【0104】さらに,TDデータ/セル変換回路のTD
分離部は,イネーブル信号を生成し,ヘッダ誤り制御装
置,ヘッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算),セ
ル同期ならびにデスクランブルをイネーブル信号に追従
させる構成にから成るようにしたので,TD分離部のT
S設定レジスタ部の設定を変更するだけで,容易に上述
の効果が得られる。すなわち,さらに小さい周期でTD
分離を実施することが可能であり,有効TS数を任意に
設定することが可能である。また,セル/TDデータ変
換回路についても同様である。
【0105】さらに,セル/TDデータ変換回路はアイ
ドルセル生成機能をもつため,多重化装置立ち上げ時あ
るいは運用中にセルバス上にセル/TDデータ変換回路
宛の有効セルが入力されない時,アイドルセルを生成
し,これをTDバスに多重することができる。そのた
め,多重化装置立ち上げ時,セル/TDデータ変換回路
に全く有効セルの入力がない時でも,対向の多重化装置
内のTDデータ/セル変換回路は,セル/TDデータ変
換回路で生成するアイドルセルを用いてセル同期を確立
し,セル/TDデータ変換回路に有効セルが入力される
までの間,セル同期状態を維持可能である。また,運用
中に,有効セルの入力が途絶えても,アイドルセルによ
り対向多重化装置のTDデータ/セル変換回路のセル同
期状態は維持可能であり,再同期を取り直す必要がなく
なる。アイドルセルは,TDデータ/セル変換回路でセ
ル同期に使用されたのち廃棄されるので,セル/TDデ
ータ変換回路がアイドルセルを出力することには何の問
題もない。
【0106】さらに,TDデータ/セル変換回路の速度
変換メモリは,セルのライトとリードをそれぞれ異なる
周期のクロックで実施するようにしたので,TDデータ
をセルに変換する際の通信速度の変換が可能である。ま
た,セル/TDデータ変換回路についても同様である。
【0107】さらに,TDデータ/セル変換回路におい
ては,ATM側のリードがTD側のライトに比べて高速
であるように構成されるので,速度変換メモリに1セル
のライトが完了しても,ATM側のリードがTD側のラ
イトに比べて高速であるため,1セルのライト完了後,
次のセルの先頭バイトがライト開始されるまでに完全に
メモリからセルをリードすることが可能でありメモリか
らセルが溢れることはない。また,セル/TDデータ変
換回路においては,セルのライト/リードが完了するま
で入力を停止させるための信号を出力し,多重化装置内
のATM−SWに通知するように構成されるので,メモ
リへのライトに比べリードが遥かに遅く,セルバスに絶
え間なく有効セルが入力された場合でも,速度変換メモ
リでセルが溢れることを防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるTDデータ/セル変換回路を示
す図である。
【図2】TD分離部の詳細を示す図である。
【図3】TD分離部のタイミングチャートを示す図であ
る。
【図4】TS設定レジスタマップを示す図である。
【図5】速度変換メモリ周辺部のタイミングチャートを
示す図である。
【図6】本発明にかかるセル/TDデータ変換回路を示
す図である。
【図7】TD多重部の詳細を示す図である。
【図8】速度変換メモリ周辺部タイミングチャートを示
す図である。
【図9】HEC演算・SCR・アイドルセル生成部を示
す図である。
【図10】アイドルセル生成部のタイミングチャートを
示す図である。
【図11】TD多重部のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図12】TS設定レジスタマップを示す図である。
【図13】TD分離部のタイミングチャートを示す図で
ある。
【図14】TS設定レジスタマップを示す図である。
【図15】従来技術にかかるSTM/ATM変換回路に
用いるセル組立回路の概略図である。
【符号の説明】
101 クロック(MCLK) 102 クロック(RCLK) 103 TD分離部 104 TDバス(RTFP) 105 多重化装置TD側基準信号(RTMF) 106 多重化装置TD側基準信号(RTFP) 107 TDデータ 108 回路イネーブル信号 109 TDデータ処理回路 110 TDデータ 111 ライトアドレス 112 通知信号 113 速度変換メモリ 114 セル 115 セル多重部 116 リードアドレス 117 セルバス(RAD) 118 多重化装置ATM側基準信号(RAFP) 120 カウンタ部 121 制御信号 122 TS数 123 TS設定レジスタ部 124 TS設定情報/回路番号情報 125 マスク生成部 126 TDデータ 127 マスク信号 128 TD分離部 201 クロック(MCLK) 202 クロック(SCLK) 203 セル分離部 204 セルバス(SAD) 205 多重化装置ATM側基準信号(SAFP) 206 入力停止信号 207 セル 208 ライトアドレス 209a通知信号 209b通知信号 210 速度変換メモリ 211 セル 212 リードアドレス 213 セル処理回路 214 セル 215 TD多重部 216 回路イネーブル信号 217 TDバス(STDT) 218 多重化装置TD側基準信号(STMF) 219 多重化装置TD側基準信号(STFP) 221 カウンタ部 222 制御信号 223 TS数 224 TS設定レジスタ部225 TS設定情報/回
路番号情報 226 イネーブル/マスク生成部 227 マスク信号 228 TD多重部

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時分割多重データ/セル変換回路であっ
    て; 時分割多重データを時分割多重バスから分離する時分割
    多重データ分離部と, 分離された前記時分割多重データに対して,ヘッダ誤り
    制御機能,ヘッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演
    算)機能,セル同期機能及びデスクランブル機能を実施
    する時分割多重データ処理回路と, 通信速度変換を可能とするための速度変換メモリと, セルをセルバス上に多重するためのセル多重部と, から成り, 前記時分割多重データ分離部には,フレームに加えて,
    前記フレームの周期よりさらに長い周期のマルチフレー
    ムが入力される ことを特徴とする,時分割多重データ/
    セル変換回路。
  2. 【請求項2】 前記時分割多重データ分離部は,トラン
    スポートストリーム設定ビットと回路番号ビットから構
    成されたトランスポートストリーム設定レジスタ部を備
    え,前記トランスポートストリーム設定レジスタ部は,
    時分割多重バスに割り当てるトランスポートストリーム
    数分設けられていることを特徴とする,請求項に記載
    の時分割多重データ/セル変換回路。
  3. 【請求項3】 前記時分割多重データ分離部は,イネー
    ブル信号を生成し,前記ヘッダ誤り制御機能,ヘッダ誤
    り制御シーケンス生成(HEC演算)機能,セル同期機
    能及びデスクランブル機能の実行は,前記イネーブル信
    号に追従して行われることを特徴とする,請求項1また
    は2に記載の時分割多重データ/セル変換回路。
  4. 【請求項4】 前記速度変換メモリのセルのライトとリ
    ードは,それぞれ異なる周期のクロックで実施されるこ
    とを特徴とする,請求項1,2または3のいずれかに記
    載の時分割多重データ/セル変換装置。
  5. 【請求項5】 前記速度変換メモリのリードはライトに
    比べて高速であることを特徴とする請求項1,2,3ま
    たは4のいずれかに記載の時分割多重データ/セル変換
    装置。
  6. 【請求項6】 セル/時分割多重データ変換回路であっ
    て; セルをセルバス上から分離するセル分離部と, 速度変換を可能とするための速度変換メモリと, ヘッダ誤り制御シーケンス生成(HEC演算)機能,ス
    クランブル機能及びアイドルセル生成機能を実施するセ
    ル処理回路と, 時分割多重データを時分割多重データバス上に多重する
    時分割多重データ多重部と, から成り, 前記セル分離部には仮想パス識別子/仮想チャネル識別
    子識別機能を設けた ことを特徴とする,セル/時分割多
    重データ変換回路。
  7. 【請求項7】 前記時分割多重データ多重部には,フレ
    ームに加えて,前記フレームの周期よりさらに長い周期
    のマルチフレームが入力されることを特徴とする,請求
    に記載のセル/時分割多重データ変換回路。
  8. 【請求項8】 前記時分割多重データ多重部は,トラン
    スポート設定ビットと回路番号ビットから構成されるト
    ランスポートストリーム設定レジスタ部を備え,このト
    ランスポートストリーム設定レジスタ部は,時分割多重
    バスに割り当てるトランスポートストリーム数分設ける
    ように構成されるされることを特徴とする,請求項6ま
    たは7に記載のセル/時分割多重データ変換回路。
  9. 【請求項9】 前記時分割多重データ多重部は,イネー
    ブル信号を生成し,前記ヘッダ誤り制御シーケンス生成
    (HEC演算)機能,スクランブル機能及びアイドルセ
    ル生成機能の実行は,前記イネーブル信号に追従して行
    われることを特徴とする,請求項6,7または8のいず
    れかに記載のセル/時分割多重データ変換回路。
  10. 【請求項10】 前記速度変換メモリのセルのライトと
    リードは,それぞれ異なる周期のクロックで実施される
    ことを特徴とする,請求項6,7,8または9のいずれ
    かに記載のセル/時分割多重データ変換装置。
  11. 【請求項11】 前記セル分離部は,前記速度変換メモ
    リにアクセス中であることを通知する信号を出力するこ
    とを特徴とする,請求項6,7,8,9または10のい
    ずれかに記載のセル/時分割多重データ変換装置。
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