JPH11112457A - 中間中継装置の故障特定方式 - Google Patents

中間中継装置の故障特定方式

Info

Publication number
JPH11112457A
JPH11112457A JP28600997A JP28600997A JPH11112457A JP H11112457 A JPH11112457 A JP H11112457A JP 28600997 A JP28600997 A JP 28600997A JP 28600997 A JP28600997 A JP 28600997A JP H11112457 A JPH11112457 A JP H11112457A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
byte
failure
signal
rsoh
fault
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28600997A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriyuki Asakura
典之 朝倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Engineering Ltd filed Critical NEC Engineering Ltd
Priority to JP28600997A priority Critical patent/JPH11112457A/ja
Publication of JPH11112457A publication Critical patent/JPH11112457A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】第1及び第2中間中継装置で同時に発生し得る
故障を特定し保守作業性を大幅に改善する中間中継装置
の故障特定方式を提供する。 【解決手段】中間中継装置30の故障情報装置識別番号
(ID)と共にF1バイトとして下流に転送すると共
に、αバイトを上流方向の主信号に転送するαバイトは
SOHの空きバイトを利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中間中継装置の故
障特定方式に関し、特に、CCITT(The Internatio
nal Telegraph and Telephone Consultative Committe
e)にて規定されたSDH(Synchronous Digital Hiera
rchy)フレームフォーマットに準拠した信号を生成し、
データ伝送を行うSDH伝送装置の中間中継装置の故障
特定方式に関する。かかるSDH伝送装置でデータを長
距離伝送する場合に、端局装置間に中間中継装置を使用
して伝送距離を拡大する中間中継装置の故障特定方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】SDH伝送装置のシステム構成は、図4
に示す如く、両端局LTMUX#110、LTMUX#
2 11間に、例えば、2個の中間中継装置REP#
1、#2 12、13を有し、これら両端局10、11
間を伝送路14、15を介して相互接続している。
【0003】かかる一般的なシステム構成を有するSD
H伝送装置の従来の中間中継装置12、13は、図5に
示す如き構成を有する。先ず、受信側の構成として、伝
送路14から受信した光信号を電気信号に変換するO/
E変換部20、電気信号に変換された信号からフレーム
同期を確立するフレーム同期部21及び同期の確立した
信号からRSOHの終端を行うRSOH終端部22から
成る。また、送信側の構成として、主信号へRSOHの
挿入を行うRSOH挿入部23と、電気−光変換を行い
伝送路14に信号を送出するE/O変換部24とを有す
る。
【0004】また、中間中継器12の故障特定方式とし
て、REPの故障結果を収集する故障監視結果収集部2
5と、各REPに付けられている固有の装置番号を保持
するREPID部27を有する。故障監視結果収集部2
5とREPID部27の情報からF1バイトを生成する
F1バイト生成部26を有し、このF1バイトを上述の
RSOH挿入部23を介して下流の主信号に挿入する。
【0005】尚、伝送路15側についても実質的に伝送
路14側と同様の構成を有するので、対応する素子には
伝送路14側の素子と同じ参照番号にダッシュを附して
示している。
【0006】次に、中間中継装置REP12、13の動
作を説明する。中間中継装置12、13において、O/
E変換部20で光入力信号断警報、フレーム同期部21
でフレーム同期外れ警報、RSOH終端部22で伝送路
符号誤り率劣化警報等を検出した場合、故障監視結果収
集部25にて、これらの警報を収集し、F1バイト生成
部26において、前述した警報にREPID部27から
の装置番号を付与しF1バイトとして中間中継装置1
2、13の故障情報を生成する。このF1バイトはRS
OH挿入部23により主信号に多重され、下流へ送出さ
れる。下流のLTMUXでは、F1バイト情報を終端す
ることにより、中間中継装置の故障が特定できる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の中間中
継装置の故障特定方式では、あるREPにおいて、更に
上流のREPが既に故障している状態で主信号中のF1
バイトに上流REPの故障情報が転送されている場合で
も、自装置(REP)の故障状態が上流REPの故障状
態と同じ優先順位以上の場合は、F1バイトを書換え、
自装置の故障情報を主信号に多重してしまう。
【0008】従って、下流のLTMUXでは最も近いR
EPの故障しか検出できず、上流で発生しているREP
の故障が特定できないという問題があった。その為に、
この場合にREPの故障の特定に時間がかかり、復旧に
時間がかかってしまうという問題がある。
【0009】そこで、本発明の目的は、複数の中間中継
装置を有するSDH伝送装置において、2ヶ所の中間中
継装置の故障が特定可能な中間中継装置の故障特定方式
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明による 中間中継装置の故障特定方式は、次
のような特徴的構成を有する。
【0011】(1)夫々1対の伝送路で結合された第1
及び第2端局装置間に第1及び第2中間中継装置を有
し、該中間中継装置の故障を特定する中間中継装置の故
障特定方式において、前記第1又は第2中間中継装置に
故障が発生した場合に故障情報に装置識別番号を付して
F1バイトとして下流に転送すると共に、上流方向の主
信号にαバイトとして故障情報を転送することを特徴と
する中間中継装置の故障特定方式。
【0012】(2)前記αバイトはSDHの空きバイト
を利用することを特徴とする(1)の中間中継装置の故
障特定方式。
【0013】(3)前記αバイトは自中間中継装置の警
報状態を示すビットと装置識別番号を示すビットとより
成ることを特徴とする(1)又は(2)の中間中継装置
の故障特定方式。
【0014】(4)前記伝送路は光信号伝送路であるこ
とを特徴とする(1)、(2)又は(3)の中間中継装
置の故障特定方式。
【0015】(5)前記中間中継装置は前記伝送路から
の光信号を電気信号に変換する光−電気変換部及び前記
伝送路へ電気信号を光信号に変換して出力する電気−光
変換部を有することを特徴とする(4)の中間中継装置
の故障特定方式。
【0016】(6)前記故障情報は、光入力信号遮断、
フレーム同期外れ、装置故障、伝送路誤り率劣化等であ
ることを特徴とする(1)乃至(5)のいずれかの中間
中継装置の故障特定方式。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の中間中継装置の故
障特定方式の好適実施形態を添付図、特に図1乃至図3
を参照して詳細に説明する。
【0018】図1は、本発明による中間中継装置の故障
特定方式の好適実施形態のブロック図である。尚、図1
のブロック図中、図5に示した従来のブロック図中の対
応素子には類似の参照符号を附すこととし、詳細説明を
省略するものもある。
【0019】図1に示すSDH伝送装置の中間中継装置
(REP)30は、受信側の構成として、伝送路14か
ら受信した光信号を光−電気変換するO/E変換部2
0、電気信号に変換された信号からフレーム同期を確立
するフレーム同期部21、同期確立した信号からRSO
Hの終端を行うRSOH終端部22を備える点で図5の
従来回路構成と同じである。
【0020】送信側の構成として、主信号へRSOHの
挿入を行うRSOH挿入部23と、電気−光変換を行い
伝送路14に光信号を送出するE/O変換部24を有す
る点でも図2の従来構成と同じである。
【0021】また、中間中継装置(REP)の故障特定
用として、REPの故障結果を収集する故障監視結果収
集部25と、各REPにつけられている固有の装置番号
(ID)を保持するREPID部27を有する。更に、
この故障監視結果収集部25とREPID部27の情報
からF1バイトとREP故障情報の上流転送用バイト
(以下αバイトという)を生成するF1/αバイト生成
部31及びF1バイトを下流への主信号へ挿入するRS
OH挿入部23、αバイトを上流への主信号に挿入する
RSOH挿入部23’を有する構成としている。
【0022】図2は、SDHフレーム構成、特にSTM
−1の場合の構成を示す。9バイトの列と9行の9×9
の構成であり、最初の3行をRSOHフレーム、最後の
5行をMSOHフレームとする。上述したαバイトは、
図2に示すSDHフレーム構成のRSOH部のナショナ
ルユース バイト(national use bytes)を用いること
とする。
【0023】更に、αバイトは、図2に示す如く、F1
バイトと同様に自装置の警報状態と自装置のID番号を
付与する構成とする。尚、αバイトの挿入は、挿入する
主信号ラインに対して下流優先とすることにより、主信
号ラインの下流LTMUXは最も自装置に近いREPの
故障が特定できる。
【0024】図3は上述したαバイトの使用方法を示す
一例である。b1及びb2の2ビットは、自装置(中
間中継装置)の警報状態を示す。即ち、光入力信号の遮
断、フレーム同期外れ、装置故障、伝送路の誤り率劣化
等の警報状態を示す。また、b3乃至b8の6ビット
は、自装置の装置(ID)番号を示す。
【0025】図4と図5との対比及び上述の説明から明
らかな如く、本発明の中間中継装置の故障特定方式によ
ると、中間中継装置において検出した伝送路警報(例え
ば光入力信号遮断:LOS、フレーム同期外れ:LO
F、符号誤り率劣化:SD)及び装置警報(EQP)
を、警報が検出された信号ラインと逆方向の信号のSD
Hフレームの空きバイトに中継器識別番号(ID)を挿
入することにより、上流端局装置LTMUXに中継装置
の故障を通知するよう構成している。この空きバイトと
してSDHフレームフォーマットのRSOH部のナショ
ナルユースバイトを用いる。端局装置LTMUXでは、
このSDHフレームの空きバイトに挿入された中継装置
の故障情報を終端することにより、終端装置LTMUX
から送出方向の信号が中間中継装置にて故障が発生した
ことを検出することができる。
【0026】本発明の中間中継装置の故障特定方式によ
ると、ネットワーク上の中間中継装置REPで2ヶ所の
故障が発生した場合でも、端局LTMUX側で上述した
空きバイトに挿入した中間中継装置故障情報とF1バイ
トの情報とにより、2ヶ所の中間中継装置の故障を同時
に特定することが可能である。
【0027】換言すると、図4に示す如き光データ伝送
システム構成において、図5の如き従来の中間中継装置
の故障特定方式によると、例えば、中間中継装置REP
#1にて端局装置LTMUX#1からの光入力信号が遮
断となり、更に、他の中間中継装置REP#2にてRE
P#1からの光入力信号が遮断となった場合、従来方式
では、端局装置LTMUX#2にてREP#2の故障の
みしか特定できなかった。しかし、図1に示した如き本
発明の中間中継装置の故障特定方式によると、αバイト
の使用により、LTMUX#1側においてもREP#1
にてLTMUX#1側の光入力信号の遮断現象が特定可
能になる。従って、光データ伝送装置の保守作業に要す
る時間を大幅に低減することが可能になる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の中間中継
装置の故障特定方式によると、故障情報を装置ID番号
と共にF1バイトとして下流に転送すると共に、αバイ
トを上流方向の主信号に転送するので、2ヶ所の中間中
継装置で同時に故障が発生する場合も故障箇所が特定で
き、データ伝送システムの保守作業性を大幅に改善する
ことが可能である。しかも、本発明は既存のシステムに
容易に適用可能であり且つαバイトはSOHの空きバイ
トを利用するので、信号の伝送を阻止することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の中間中継装置の故障特定方式の好適実
施形態のブロック図である。
【図2】データ伝送システムのSDHフレーム構成側を
示す図である。
【図3】図3の中間中継装置の故障特定方式で使用する
αバイトの使用例を示す図である。
【図4】本発明が適用されるデータ伝送システムのシス
テム構成例を示す図である。
【図5】従来の中間中継装置の故障特定方式を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
10,11 端局装置 12,13,30 中間中継装置 14,15 伝送路 20 光−電気変換部 24 電気−光変換部 31 F1/αバイト生成部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】夫々1対の伝送路で結合された第1及び第
    2端局装置間に第1及び第2中間中継装置を有し、該中
    間中継装置の故障を特定する中間中継装置の故障特定方
    式において、 前記第1又は第2中間中継装置に故障が発生した場合に
    故障情報に装置識別番号を付してF1バイトとして下流
    に転送すると共に、上流方向の主信号にαバイトとして
    故障情報を転送することを特徴とする中間中継装置の故
    障特定方式。
  2. 【請求項2】前記αバイトは、SDHの空きバイトを利
    用することを特徴とする請求項1に記載の中間中継装置
    の故障特定方式。
  3. 【請求項3】前記αバイトは、自中間中継装置の警報状
    態を示すビットと装置識別番号を示すビットとより成る
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の中間中継装置
    の故障特定方式。
  4. 【請求項4】前記伝送路は、光信号伝送路であることを
    特徴とする請求項1、2又は3に記載の中間中継装置の
    故障特定方式。
  5. 【請求項5】前記中間中継装置は、前記伝送路からの光
    信号を電気信号に変換する光−電気変換部及び前記伝送
    路へ電気信号を光信号に変換して出力する電気−光変換
    部を有することを特徴とする請求項4に記載の中間中継
    装置の故障特定方式。
  6. 【請求項6】前記故障情報は、光入力信号遮断、フレー
    ム同期外れ、装置故障、伝送路誤り率劣化等であること
    を特徴とする請求項1乃至5に記載のいずれかの中間中
    継装置の故障特定方式。
JP28600997A 1997-10-02 1997-10-02 中間中継装置の故障特定方式 Pending JPH11112457A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28600997A JPH11112457A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 中間中継装置の故障特定方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28600997A JPH11112457A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 中間中継装置の故障特定方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11112457A true JPH11112457A (ja) 1999-04-23

Family

ID=17698825

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28600997A Pending JPH11112457A (ja) 1997-10-02 1997-10-02 中間中継装置の故障特定方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11112457A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228031A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信ネットワーク
JP2011146774A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Fujitsu Telecom Networks Ltd Sdh/sonet伝送装置間の故障区間探索方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007228031A (ja) * 2006-02-21 2007-09-06 Oki Electric Ind Co Ltd 光通信ネットワーク
JP2011146774A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Fujitsu Telecom Networks Ltd Sdh/sonet伝送装置間の故障区間探索方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5636203A (en) Method and system for identifying fault locations in a communications network
US5717796A (en) Optical fiber transmission system utilizing a line switched ring to provide protection
JP3775859B2 (ja) 非同期(pdh)サブネットワークを含む同期(sdh)ネットワークにおけるパス・スイッチ・リング制御装置
CN1168752A (zh) 综合多结构数字交叉连接的综合局内链路
JPH0795225A (ja) 双方向リングネットワーク制御方式
US5754528A (en) Virtual ring configuration method and virtual ring system
US6735171B2 (en) SDH transmission system, SDH transmission equipment and line switching control method in SDH transmission system
JPH08213965A (ja) Sdhネットワークにおける無線回線の救済方法及び無線装置
US5325366A (en) Alarm system for station in a communications system using asynchronous third-digital-stage signal
JP5505796B2 (ja) メディアコンバータ、メディアコンバータのデータ通信方法、及びネットワークシステム
US20060077991A1 (en) Transmission apparatus and transmission system
JP3435700B2 (ja) 光増幅中継器を用いたネットワークにおける警報および命令の伝達方法
EP1372288B1 (en) Tandem connection activation/deactivation
JP2000312189A (ja) 光通信装置
JPH11112457A (ja) 中間中継装置の故障特定方式
JP3556323B2 (ja) 中継装置
US6081535A (en) STM-16 network-node interface in an ATM switch and the fault diagnosing method thereof
JP3466927B2 (ja) 伝送管理装置及び伝送管理方法
JP3226773B2 (ja) 複数のリングノードのうちの所定のリングノードに用いる方法とリングノード伝送システムにおいて通信回路を確定的にスケルチする方法
JP2993356B2 (ja) 通信システムの障害監視システム
JP3267527B2 (ja) パッケージ故障情報転送方式
JPH05344104A (ja) 伝送路切替装置
JP2009159481A (ja) 光切替方法および光切替システム
JPH0479629A (ja) Sdhディジタル多重伝送路の監視方式
JP2004363908A (ja) 伝送システムとその伝送装置