JPH11111815A - ウェーハ枚数検出システム - Google Patents
ウェーハ枚数検出システムInfo
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- JPH11111815A JPH11111815A JP27541697A JP27541697A JPH11111815A JP H11111815 A JPH11111815 A JP H11111815A JP 27541697 A JP27541697 A JP 27541697A JP 27541697 A JP27541697 A JP 27541697A JP H11111815 A JPH11111815 A JP H11111815A
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- light
- optical elements
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 光学素子と制御部との間の断線があっても断
線を検出でき、後続工程での二重のウェーハ移載を防止
できるウェーハ枚数検出システムを提供する。 【解決手段】 この発明のウェーハ枚数検出システム1
00は、ウェーハセンサ11L,11Rに組み込まれた
複数の光学素子12a,12bの間に配置されるウェー
ハ22の存在を光学素子間で授受される光により誤り無
く検出するために、前記複数の光学素子の間に前記ウェ
ーハが位置付けされていないときに、ウェーハ枚数検出
モードにし、前記複数の光学素子の全部に対し投光部E
の投光のみを強制的に停止させ、前記複数の光学素子の
全部に対し投光を停止させた場合に、前記複数の光学素
子の全ての受光部Dから前記複数の光学素子の間には全
てウェーハが存在していることを検出したときウェーハ
枚数検出機能に異常はないと判断する。
線を検出でき、後続工程での二重のウェーハ移載を防止
できるウェーハ枚数検出システムを提供する。 【解決手段】 この発明のウェーハ枚数検出システム1
00は、ウェーハセンサ11L,11Rに組み込まれた
複数の光学素子12a,12bの間に配置されるウェー
ハ22の存在を光学素子間で授受される光により誤り無
く検出するために、前記複数の光学素子の間に前記ウェ
ーハが位置付けされていないときに、ウェーハ枚数検出
モードにし、前記複数の光学素子の全部に対し投光部E
の投光のみを強制的に停止させ、前記複数の光学素子の
全部に対し投光を停止させた場合に、前記複数の光学素
子の全ての受光部Dから前記複数の光学素子の間には全
てウェーハが存在していることを検出したときウェーハ
枚数検出機能に異常はないと判断する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体製造装置
のウェーハ枚数検出システムに関し、特に、複数のウェ
ーハを平行に保持し、ウェーハ枚数検出モードにし、一
列に間隔をあけて配置された複数の光学素子を移動さ
せ、前記保持されたウェーハを前記光学素子の間に一枚
ずつそれぞれ位置付け、前記光学素子の間で光を授受さ
せ、光が受領されない場合に、光は前記ウェーハで遮断
されたものとみなして、前記光学素子の間にウェーハが
存在することを検出するウェーハ枚数検出システムに関
する。
のウェーハ枚数検出システムに関し、特に、複数のウェ
ーハを平行に保持し、ウェーハ枚数検出モードにし、一
列に間隔をあけて配置された複数の光学素子を移動さ
せ、前記保持されたウェーハを前記光学素子の間に一枚
ずつそれぞれ位置付け、前記光学素子の間で光を授受さ
せ、光が受領されない場合に、光は前記ウェーハで遮断
されたものとみなして、前記光学素子の間にウェーハが
存在することを検出するウェーハ枚数検出システムに関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のウェーハ枚数検出システ
ムにおいては、一列に並べられた複数の光学素子のそれ
ぞれは、投光部と受光部とを具備しており、ある光学素
子の投光部の光は、隣接する光学素子の受光部に受光さ
れ、前記隣接する光学素子の投光部の光は、その次に隣
接する光学素子の受光部に受光されるようになってい
る。したがって、隣接する光学素子の間にウェーハが配
置されると、そのウェーハによって隣接する光学素子間
の投光部から受光部への光が遮断され、その光の遮断を
受光部から検出することによりウェーハの存在を確認し
ている。
ムにおいては、一列に並べられた複数の光学素子のそれ
ぞれは、投光部と受光部とを具備しており、ある光学素
子の投光部の光は、隣接する光学素子の受光部に受光さ
れ、前記隣接する光学素子の投光部の光は、その次に隣
接する光学素子の受光部に受光されるようになってい
る。したがって、隣接する光学素子の間にウェーハが配
置されると、そのウェーハによって隣接する光学素子間
の投光部から受光部への光が遮断され、その光の遮断を
受光部から検出することによりウェーハの存在を確認し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のウェー
ハ枚数検出システムにおいては、隣接する光学素子間の
投光部から受光部への光が遮断され、その光の遮断を光
学素子の受光部から検出することによりウェーハの存在
を確認しているが、これらの光学素子と制御部との間が
多数の接続線で接続されていることと、光学素子がウェ
ーハ枚数検出のために上下に移動させられるということ
から、これらの接続線のいずれかが断線してしまうとい
うことがある。断線が発生するとウェーハ枚数検出シス
テムは、ウェーハが存在しているのにウェーハが無いよ
うに判断してしまい、後続の工程でウェーハが二重に移
載され、問題を発生させるということがある。
ハ枚数検出システムにおいては、隣接する光学素子間の
投光部から受光部への光が遮断され、その光の遮断を光
学素子の受光部から検出することによりウェーハの存在
を確認しているが、これらの光学素子と制御部との間が
多数の接続線で接続されていることと、光学素子がウェ
ーハ枚数検出のために上下に移動させられるということ
から、これらの接続線のいずれかが断線してしまうとい
うことがある。断線が発生するとウェーハ枚数検出シス
テムは、ウェーハが存在しているのにウェーハが無いよ
うに判断してしまい、後続の工程でウェーハが二重に移
載され、問題を発生させるということがある。
【0004】この発明は、上記問題に鑑み、光学素子と
制御部との間の接続線が断線しても断線が検出できるよ
うにし、二重のウェーハの移載を防止できるウェーハ枚
数検出システムを提供することを目的とする。
制御部との間の接続線が断線しても断線が検出できるよ
うにし、二重のウェーハの移載を防止できるウェーハ枚
数検出システムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した課題を解決する
ために、この発明は、複数のウェーハを平行に保持し、
ウェーハ枚数検出モードにし、一列に間隔をあけて配置
された複数の光学素子を移動させ、前記保持されたウェ
ーハを前記光学素子の間に一枚ずつそれぞれ位置付け、
前記光学素子の間で光を授受させ、その光が受領されな
い場合に、光は前記ウェーハで遮断されたものとみなし
て、前記光学素子の間にウェーハが存在することを検出
するウェーハ枚数検出システムにおいて、前記複数の光
学素子の間に前記ウェーハが位置付けされていないとき
に、ウェーハ枚数検出モードにし、前記複数の光学素子
の全部に対し投光のみを強制的に停止させる投光停止手
段と、前記投光停止手段が前記複数の光学素子の全部に
対し投光を停止させた場合に、前記複数の光学素子の全
てから前記複数の光学素子の間には全てウェーハが存在
していることを検出したときウェーハ枚数検出機能に異
常はないと判断するウェーハ枚数検出状態判断手段とを
有する。
ために、この発明は、複数のウェーハを平行に保持し、
ウェーハ枚数検出モードにし、一列に間隔をあけて配置
された複数の光学素子を移動させ、前記保持されたウェ
ーハを前記光学素子の間に一枚ずつそれぞれ位置付け、
前記光学素子の間で光を授受させ、その光が受領されな
い場合に、光は前記ウェーハで遮断されたものとみなし
て、前記光学素子の間にウェーハが存在することを検出
するウェーハ枚数検出システムにおいて、前記複数の光
学素子の間に前記ウェーハが位置付けされていないとき
に、ウェーハ枚数検出モードにし、前記複数の光学素子
の全部に対し投光のみを強制的に停止させる投光停止手
段と、前記投光停止手段が前記複数の光学素子の全部に
対し投光を停止させた場合に、前記複数の光学素子の全
てから前記複数の光学素子の間には全てウェーハが存在
していることを検出したときウェーハ枚数検出機能に異
常はないと判断するウェーハ枚数検出状態判断手段とを
有する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて添付した図面に基づいて説明する。図1は、この発
明に係わる半導体製造装置に使用されるウェーハ枚数検
出システム100の機械的構造部分を示す斜視図、図2
は、図1で示されるウェーハ枚数検出システムがウェー
ハの枚数を検出する際におけるウェーハセンサの光学素
子とウェーハとの位置関係を示す拡大部分図、図3は、
図1のウェーハ枚数検出システムにおいて示されたウェ
ーハセンサの光学素子と制御部との間の接続を示す結線
図、図4は、図1において示される光学素子の受光部の
出力検出回路の簡単な例を示す回路図である。
いて添付した図面に基づいて説明する。図1は、この発
明に係わる半導体製造装置に使用されるウェーハ枚数検
出システム100の機械的構造部分を示す斜視図、図2
は、図1で示されるウェーハ枚数検出システムがウェー
ハの枚数を検出する際におけるウェーハセンサの光学素
子とウェーハとの位置関係を示す拡大部分図、図3は、
図1のウェーハ枚数検出システムにおいて示されたウェ
ーハセンサの光学素子と制御部との間の接続を示す結線
図、図4は、図1において示される光学素子の受光部の
出力検出回路の簡単な例を示す回路図である。
【0007】図1に示されるように、Lポート側のウェ
ーハセンサ11LおよびRポート側のウェーハセンサ1
1Rは、それぞれ支持部13Lおよび支持部13Rに支
持されるように取り付けられている。ウェーハセンサ1
1L,11Rの最上部には、水平で等間隔な一列をなし
て直立するように複数の光学素子12a,12bが交互
に配置されている。図2に示されるように、光学素子1
2aは、一方の面の上側に投光部Eを有し、他方の面の
下側に受光部Dを有するが、光学素子12bは、一方の
面の上側に受光部Dを有し、他方の面の下側に投光部E
を有する。それぞれのウェーハセンサ11L,11Rに
おいて、光学素子12aの投光部Eは、隣接する光学素
子12bの受光部Dと対向するようにされ、光学素子1
2bの投光部Eは、隣接する光学素子12aの受光部D
と対向するようにされている。
ーハセンサ11LおよびRポート側のウェーハセンサ1
1Rは、それぞれ支持部13Lおよび支持部13Rに支
持されるように取り付けられている。ウェーハセンサ1
1L,11Rの最上部には、水平で等間隔な一列をなし
て直立するように複数の光学素子12a,12bが交互
に配置されている。図2に示されるように、光学素子1
2aは、一方の面の上側に投光部Eを有し、他方の面の
下側に受光部Dを有するが、光学素子12bは、一方の
面の上側に受光部Dを有し、他方の面の下側に投光部E
を有する。それぞれのウェーハセンサ11L,11Rに
おいて、光学素子12aの投光部Eは、隣接する光学素
子12bの受光部Dと対向するようにされ、光学素子1
2bの投光部Eは、隣接する光学素子12aの受光部D
と対向するようにされている。
【0008】支持部13Lと支持部13Rとは、それぞ
れの下方部分が連結部14によって連結されている。連
結部14の中心部分は、シリンダ15(通常はエアシリ
ンダが使用される)の先端に固定されている。シリンダ
15は、制御部(CPU,ROM,RAMなどから構成
される)からの指示により、連結部14を上昇あるいは
下降させる。このシリンダ15の上昇あるいは下降によ
り、支持部13L,13Rは、取付板17に固定された
ガイド16L,16Rに沿って上昇あるいは下降し、ウ
ェーハセンサ11L,11Rの光学素子12a,12b
を矢印LL,RRの方向の予め設定された位置まで上昇
あるいは下降させる。
れの下方部分が連結部14によって連結されている。連
結部14の中心部分は、シリンダ15(通常はエアシリ
ンダが使用される)の先端に固定されている。シリンダ
15は、制御部(CPU,ROM,RAMなどから構成
される)からの指示により、連結部14を上昇あるいは
下降させる。このシリンダ15の上昇あるいは下降によ
り、支持部13L,13Rは、取付板17に固定された
ガイド16L,16Rに沿って上昇あるいは下降し、ウ
ェーハセンサ11L,11Rの光学素子12a,12b
を矢印LL,RRの方向の予め設定された位置まで上昇
あるいは下降させる。
【0009】ウェーハセンサ11L,11Rの真上に
は、平行に並べられた複数枚のウェーハ22が収納され
たカセット21L,21Rがそれぞれ配置される。これ
らのカセット21L,21Rの配置は、通常、シリンダ
15が下降しているときになされる。カセット21L,
21Rが配置された後に、シリンダ15が上昇し、ウェ
ーハ枚数検出用の設定位置で停止すると、ウェーハセン
サ11L,11Rの光学素子12a,12bとカセット
21L,21Rに収納されたウェーハ22との関係は図
2に示したようになる。すなわち、ウェーハセンサ11
L,11Rの光学素子12a,12bの間にウェーハ2
2が入り込み、光学素子12a,12bの投光部Eの投
光がウェーハ22によって遮断され、投光部Eの投光
は、対向する受光部Dに受光されなくなり、ウェーハ2
2の存在が検出される。
は、平行に並べられた複数枚のウェーハ22が収納され
たカセット21L,21Rがそれぞれ配置される。これ
らのカセット21L,21Rの配置は、通常、シリンダ
15が下降しているときになされる。カセット21L,
21Rが配置された後に、シリンダ15が上昇し、ウェ
ーハ枚数検出用の設定位置で停止すると、ウェーハセン
サ11L,11Rの光学素子12a,12bとカセット
21L,21Rに収納されたウェーハ22との関係は図
2に示したようになる。すなわち、ウェーハセンサ11
L,11Rの光学素子12a,12bの間にウェーハ2
2が入り込み、光学素子12a,12bの投光部Eの投
光がウェーハ22によって遮断され、投光部Eの投光
は、対向する受光部Dに受光されなくなり、ウェーハ2
2の存在が検出される。
【0010】ウェーハセンサ11L,11Rの光学素子
12a,12bの受光部の出力は、図3に示されるよう
な接続線を介して制御部に接続されている。接続線に関
して例えば、“+24V”と付記されているものは、電
源供給接続線を示し、“ウェーハNO.1”と付記され
ているのものは、第1の位置にあるウェーハ22を検出
する光学素子の受光部Dに接続される接続線を示してい
る。この例の場合には、両ポートと制御部との間の接続
線の数を多くしないために、“Lポート検知”または
“Rポート検知”と付記された接続線上に出力されるL
ポート検知の信号またはRポート検知の信号の何れか一
方のみをアクティブに切り替えることにより、電気的に
一方のポートのウェーハセンサを制御部に接続し、他方
のポートのウェーハセンサを制御部から切り離し、同時
に両ポートを調べることが無いようにしている。
12a,12bの受光部の出力は、図3に示されるよう
な接続線を介して制御部に接続されている。接続線に関
して例えば、“+24V”と付記されているものは、電
源供給接続線を示し、“ウェーハNO.1”と付記され
ているのものは、第1の位置にあるウェーハ22を検出
する光学素子の受光部Dに接続される接続線を示してい
る。この例の場合には、両ポートと制御部との間の接続
線の数を多くしないために、“Lポート検知”または
“Rポート検知”と付記された接続線上に出力されるL
ポート検知の信号またはRポート検知の信号の何れか一
方のみをアクティブに切り替えることにより、電気的に
一方のポートのウェーハセンサを制御部に接続し、他方
のポートのウェーハセンサを制御部から切り離し、同時
に両ポートを調べることが無いようにしている。
【0011】アクティブにされたLポート側のウェーハ
センサ11LまたはRポート側のウェーハセンサ11R
においては、受光部Dの出力(位置D1の電位)を受け
る制御部のバッファ回路は、例えば、図4のように構成
される(図4のものは説明を簡潔にするために提示した
ものであって、従来技術として種々知られている回路を
適宜に用いてよいのはいううまでもない)。この場合、
受光部Dには、接続線PLを介して電源が供給され、受
光部Dの出力は、接続線DLを介してバッファ回路のト
ランジスタTrのベースに接続されている。したがっ
て、ウェーハの枚数を検出する場合に、投光部Eと受光
部Dとの間にウェーハ22が無いと、投光部Eの光が受
光部Dに受光され、位置D1の電位はロウ(L)とな
り、バッファ回路の出力DTも“L”となる。また、こ
の場合に、投光部Eと受光部Dとの間にウェーハ22が
有ると、投光部Eの光が受光部Dに受光されず、位置D
1の電位はハイ(H)となり、バッファ回路の出力DT
も“H”となる。
センサ11LまたはRポート側のウェーハセンサ11R
においては、受光部Dの出力(位置D1の電位)を受け
る制御部のバッファ回路は、例えば、図4のように構成
される(図4のものは説明を簡潔にするために提示した
ものであって、従来技術として種々知られている回路を
適宜に用いてよいのはいううまでもない)。この場合、
受光部Dには、接続線PLを介して電源が供給され、受
光部Dの出力は、接続線DLを介してバッファ回路のト
ランジスタTrのベースに接続されている。したがっ
て、ウェーハの枚数を検出する場合に、投光部Eと受光
部Dとの間にウェーハ22が無いと、投光部Eの光が受
光部Dに受光され、位置D1の電位はロウ(L)とな
り、バッファ回路の出力DTも“L”となる。また、こ
の場合に、投光部Eと受光部Dとの間にウェーハ22が
有ると、投光部Eの光が受光部Dに受光されず、位置D
1の電位はハイ(H)となり、バッファ回路の出力DT
も“H”となる。
【0012】次に、この例のウェーハ枚数検出システム
においては、図3に示されるように、“Lポート投光停
止”および“Rポート投光停止”と付記された制御用の
接続線を有している。この制御線上のLポート投光停止
信号またはRポート投光停止信号がアクティブにされる
と、Lポート側のウェーハセンサ11LまたはRポート
側のウェーハセンサ11Rにおいて、全ての光学素子の
投光部Eの投光が停止される(例えば、各投光素子Eへ
電源供給の接続線がスイッチングオフされる)。
においては、図3に示されるように、“Lポート投光停
止”および“Rポート投光停止”と付記された制御用の
接続線を有している。この制御線上のLポート投光停止
信号またはRポート投光停止信号がアクティブにされる
と、Lポート側のウェーハセンサ11LまたはRポート
側のウェーハセンサ11Rにおいて、全ての光学素子の
投光部Eの投光が停止される(例えば、各投光素子Eへ
電源供給の接続線がスイッチングオフされる)。
【0013】例えば、ウェーハ枚数検出を指示されたポ
ート側において、ウェーハが無いときに投光部Eの投光
を停止することにより、そのポートの全ての受光部Dに
対して“ウェーハ有り”を擬似的に設定すると、ウェー
ハ枚数検出システムが正常であれば、例えば、図4で示
されるように、位置D1の電位したがって出力DTは
“H”となり、制御部は、このポートの全ての光学素子
の受光部Dに関して“ウェーハ有り”を検出する。
ート側において、ウェーハが無いときに投光部Eの投光
を停止することにより、そのポートの全ての受光部Dに
対して“ウェーハ有り”を擬似的に設定すると、ウェー
ハ枚数検出システムが正常であれば、例えば、図4で示
されるように、位置D1の電位したがって出力DTは
“H”となり、制御部は、このポートの全ての光学素子
の受光部Dに関して“ウェーハ有り”を検出する。
【0014】しかし、上述の正常の場合と違って、例え
ば、図4で示される一本の接続線DLが断線していると
すると、投光部Eの投光が停止されても、トランジスタ
Trのベースにバイアスが印加されず出力DTは、
“L”のままであるから、制御部は、その受光部Dに関
しては“ウェーハ無し”を検出する。そこで、制御部
は、このポートの全ての受光部Dに関して“ウェーハ有
り”を当然に検出すべきなのに、前記受光部に関して
“ウェーハ無し”を検出するので、この受光部に関して
何らかの異常があるものと検出して、一旦作動を停止す
るなり、警報を発するなりして、オペレータに装置の点
検あるいは回復を促すことが可能となる。
ば、図4で示される一本の接続線DLが断線していると
すると、投光部Eの投光が停止されても、トランジスタ
Trのベースにバイアスが印加されず出力DTは、
“L”のままであるから、制御部は、その受光部Dに関
しては“ウェーハ無し”を検出する。そこで、制御部
は、このポートの全ての受光部Dに関して“ウェーハ有
り”を当然に検出すべきなのに、前記受光部に関して
“ウェーハ無し”を検出するので、この受光部に関して
何らかの異常があるものと検出して、一旦作動を停止す
るなり、警報を発するなりして、オペレータに装置の点
検あるいは回復を促すことが可能となる。
【0015】上述したように、ウェーハ枚数検出に先立
って、ウェーハセンサ11L,11Rの上にウェーハ2
2の収納されていないカセット21L,21Rを用意す
るなり、あるいは、何もセットしないで、ウェーハセン
サ11L,11Rをウェーハ枚数検出用の設定位置で停
止させ、ウェーハ枚数検出状態に設定し、投光部Eの投
光を停止し、ウェーハ枚数検出状態に設定したポートの
全ての受光部Dに対して“ウェーハ有り”を擬似的に設
定すれば、ウェーハ枚数検出における接続線の断線など
による誤検出を防止できる。また、この“ウェーハ有
り”の擬似的な設定は、ウェーハセンサ11L,11R
がシリンダ15により下降され、上方においてウェーハ
を収納したカセット21L,21Rがセットされる間に
平行して実行されてもよい。この場合、処理時間が節約
できるという利点がある。
って、ウェーハセンサ11L,11Rの上にウェーハ2
2の収納されていないカセット21L,21Rを用意す
るなり、あるいは、何もセットしないで、ウェーハセン
サ11L,11Rをウェーハ枚数検出用の設定位置で停
止させ、ウェーハ枚数検出状態に設定し、投光部Eの投
光を停止し、ウェーハ枚数検出状態に設定したポートの
全ての受光部Dに対して“ウェーハ有り”を擬似的に設
定すれば、ウェーハ枚数検出における接続線の断線など
による誤検出を防止できる。また、この“ウェーハ有
り”の擬似的な設定は、ウェーハセンサ11L,11R
がシリンダ15により下降され、上方においてウェーハ
を収納したカセット21L,21Rがセットされる間に
平行して実行されてもよい。この場合、処理時間が節約
できるという利点がある。
【0016】
【発明の効果】以上に詳述したように、この発明に係わ
るウェーハ枚数検出システムは、複数の光学素子間に配
置されるウェーハの存在を光学素子間で授受される光に
より誤り無く検出するために、前記複数の光学素子の間
に前記ウェーハが位置付けされていないときに、ウェー
ハ枚数検出モードにし、前記複数の光学素子の全部に対
し投光のみを強制的に停止させる投光停止手段と、前記
投光停止手段が前記複数の光学素子の全部に対し投光を
停止させた場合に、前記複数の光学素子の全てから前記
複数の光学素子の間には全てウェーハが存在しているこ
とを検出したときウェーハ枚数検出機能に異常はないと
判断するウェーハ枚数検出状態判断手段とを有すること
により、ウェーハが光学素子間にない状態において、ウ
ェーハ検出を擬似的に行わせることができるので、正常
の場合の結果は予測でき、予測されない結果がもたらせ
られた場合には、光学素子と制御部との間の接続線の断
線等があるものとして異常が自動的に検出でき、ひいて
は、後続工程における二重のウェーハ移載等の問題を防
止できるという効果がある。
るウェーハ枚数検出システムは、複数の光学素子間に配
置されるウェーハの存在を光学素子間で授受される光に
より誤り無く検出するために、前記複数の光学素子の間
に前記ウェーハが位置付けされていないときに、ウェー
ハ枚数検出モードにし、前記複数の光学素子の全部に対
し投光のみを強制的に停止させる投光停止手段と、前記
投光停止手段が前記複数の光学素子の全部に対し投光を
停止させた場合に、前記複数の光学素子の全てから前記
複数の光学素子の間には全てウェーハが存在しているこ
とを検出したときウェーハ枚数検出機能に異常はないと
判断するウェーハ枚数検出状態判断手段とを有すること
により、ウェーハが光学素子間にない状態において、ウ
ェーハ検出を擬似的に行わせることができるので、正常
の場合の結果は予測でき、予測されない結果がもたらせ
られた場合には、光学素子と制御部との間の接続線の断
線等があるものとして異常が自動的に検出でき、ひいて
は、後続工程における二重のウェーハ移載等の問題を防
止できるという効果がある。
【図1】この発明に係わる半導体製造装置に使用される
ウェーハ枚数検出システムの機械的構造部分を示す斜視
図である。
ウェーハ枚数検出システムの機械的構造部分を示す斜視
図である。
【図2】図1で示されるウェーハ枚数検出システムがウ
ェーハの枚数を検出する際におけるウェーハセンサの光
学素子とウェーハとの位置関係を示す拡大部分図であ
る。
ェーハの枚数を検出する際におけるウェーハセンサの光
学素子とウェーハとの位置関係を示す拡大部分図であ
る。
【図3】図1のウェーハ枚数検出システムにおいて示さ
れたウェーハセンサの光学素子と制御部との間の接続を
示す結線図である。
れたウェーハセンサの光学素子と制御部との間の接続を
示す結線図である。
【図4】図1において示される光学素子の受光部の出力
検出回路の簡単な例を示す回路図である。
検出回路の簡単な例を示す回路図である。
11L,11R ウェーハセンサ 12a,12b 光学素子 13L,13R 支持部 14 連結部 15 シリンダ 16L,16R ガイド 17 取付板 21L,21R カセット 22 ウェーハ 100 ウェーハ枚数検出システム E 投光部 D 受光部
Claims (1)
- 【請求項1】 複数のウェーハを平行に保持し、ウェー
ハ枚数検出モードにし、一列に間隔をあけて配置された
複数の光学素子を移動させ、前記保持されたウェーハを
前記光学素子の間に一枚ずつそれぞれ位置付け、前記光
学素子の間で光を授受させ、その光が受領されない場合
に、光は前記ウェーハで遮断されたものとみなして、前
記光学素子の間にウェーハが存在することを検出するウ
ェーハ枚数検出システムにおいて、 前記複数の光学素子の間に前記ウェーハが位置付けされ
ていないときに、ウェーハ枚数検出モードにし、前記複
数の光学素子の全部に対し投光のみを強制的に停止させ
る投光停止手段と、 前記投光停止手段が前記複数の光学素子の全部に対し投
光を停止させた場合に、前記複数の光学素子の全てから
前記複数の光学素子の間には全てウェーハが存在してい
ることを検出したときウェーハ枚数検出機能に異常はな
いと判断するウェーハ枚数検出状態判断手段とを有する
ことを特徴とするウェーハ枚数検出システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27541697A JPH11111815A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ウェーハ枚数検出システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27541697A JPH11111815A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ウェーハ枚数検出システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11111815A true JPH11111815A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17555208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27541697A Withdrawn JPH11111815A (ja) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | ウェーハ枚数検出システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11111815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111243990A (zh) * | 2020-01-13 | 2020-06-05 | 天津中环领先材料技术有限公司 | 一种圆晶定位及数量检测系统及检测方法 |
-
1997
- 1997-10-08 JP JP27541697A patent/JPH11111815A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111243990A (zh) * | 2020-01-13 | 2020-06-05 | 天津中环领先材料技术有限公司 | 一种圆晶定位及数量检测系统及检测方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050104 |