JPH1111124A - 水陸両用自転車 - Google Patents

水陸両用自転車

Info

Publication number
JPH1111124A
JPH1111124A JP9203738A JP20373897A JPH1111124A JP H1111124 A JPH1111124 A JP H1111124A JP 9203738 A JP9203738 A JP 9203738A JP 20373897 A JP20373897 A JP 20373897A JP H1111124 A JPH1111124 A JP H1111124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bicycle
rear wheel
support
strut
hull
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9203738A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshitaka Takei
敏孝 丈井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP9203738A priority Critical patent/JPH1111124A/ja
Publication of JPH1111124A publication Critical patent/JPH1111124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 陸上を走る時は従来の自転車として利用で
き、船体部を取付ければ水上を走る事ができる事。その
上水上を走る時も、陸上を走るための機能がそのまま生
かせる事。さらに船体部を自転車に乗って、その自転車
で陸上を搬送できる事が課題である。 【解決手段】 自転車本体に取外し可能な支柱を付け、
その先端に船体を付ける。そして後輪にオールを取付
け、前輪には舵を付ける。また船体を水中に浮べた時、
自転車本体と搭乗者を支柱で支える。そのために自転車
本体に丈夫な支柱支持部を設ける。さらに自転車本体に
支柱保持装置を設けて、船体を支柱で頭上に持上げて保
持し、自転車本体に搭乗して陸上を搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マウンテンバイク
等で代表されるオフロード自転車に関する。
【0002】
【従来の技術】従来陸上を走る自転車は色々提案されて
いる。水上を走る自転車様の乗物としては、遊園地で使
用されているように、ペタルを踏んでスクリューや水車
を回して、ボートを進める物がある。しかし船体部分を
外せば従来の自転車とまったく同じように使用できる物
はないし、まして船体部分をその自転車で運搬できる構
造は提案されていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】陸上を走る時は従来の
自転車そのものであり、船体部を取付けるだけで水上を
走る事。また水上を走る時、陸上を走るための機能がそ
のまま生かせる事が課題である。また船体部を取付けた
まま自転車に乗って陸上を搬送できる事が次なる課題で
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】自転車本体に取り外し可
能な支柱を付け、その先端に船体を付ける。そして後輪
にオールを取付け、前輪には舵を付ける。船体が水中に
浮かんだ時、支柱が自転車本体と乗車した人を支えるの
で、自転車本体に丈夫な支柱支持部を設ける。また自転
車本体に支柱保持装置設け、船体を支柱で頭上に持ち上
げて支柱保持装置で保持し、自転車に乗って陸上を搬送
する。
【0005】
【実施例】図1は本発明の水陸両用自転車の実施例を示
す斜視図であり、図2は正面図である。自転車本体Aの
基本的な構造は従来自転車そのままである。従来自転車
はメインフレーム1、ハンドル2、前輪支持フレーム
3、後輪支持フレーム4、前輪5、後輪6、サドル7、
ペタル部8、ペタル部ギア9、後輪ギア10からなって
いる。前輪5は前輪支持フレーム3の前輪軸11と前輪
スポーク12で支えている。後輪6も後輪支持フレーム
4の後輪軸13と後輪スポーク14で支えている。また
ペタル部ギア9と後輪ギア10はチェーン15で連結さ
れている。次に本発明を実施するために追加した構造を
説明する。先ずメインフレーム1にパイプ状の前部支柱
支持部16と後部支柱支持部17を溶接する。次にメイ
ンフレーム1にリング状の前部支柱保持装置18を溶接
し、後部支柱支持部17に後部支柱保持装置19を溶接
する。次に図3に後輪6の一部拡大斜視図で示すよう
に、後輪フレーム20にオール取付部21の凹を数箇所
設ける。次に図4に前輪5の一部拡大図で示すように、
前輪フレーム22の内側に薄板取付部23になる溝を入
れる。また前輪軸11の片端に舵止め24を設ける。さ
らに図5に後輪6の一部拡大正面図で示すように後輪ギ
ア10の反対側の後輪支持フレーム4と後輪6との間隔
を、5cm以上に広くとる。また図1に示すようにメイ
ンフレーム1にペタル部8が上下にスライドできるペタ
ル部スライド溝25を設ける。ここまでが自転車本体A
であり、次に水上を走る為に必要な船体部Bについて図
1と図2で説明する。
【0006】二そうの船体26の前後の穴28、29に
連結棒30、31を差込みロックして双胴艇にする。た
だし連結棒28、29は着脱自在にする。次に船体26
のデッキ32の前後に前部支柱33と後部支柱34を差
込みロックする。前部支柱33、後部支柱34の先端は
リング状にして先端リング35、36とする。次に図3
に示すようにオールCはひれ37と挿入台38で構成す
る。また図4に示すように前輪5の薄板取付部23には
め込む簡易舵39をドーナツ状あるいは半ドーナツ状の
薄板で形成する。さらにフック40の付いた本格的な舵
41を作製する。ところで船体部Bは自転車本体Aの左
右に対称に取付けるので、構造の説明は片方だけにして
いるが、他方も同様である。
【0007】
【発明の実施の形態】図1の斜視図と図2の正面図を用
いて水上を走るための使用方法を説明する。先ず前部支
柱33と後部支柱34を船体26のデッキ32の前後に
固定する。次いで前部支柱33の先端リング35を前部
支柱支持部16に通し、キャップ43を被せて抜け落ち
るのを防止する。同様に後部支柱34のも後部支柱支持
部17に取付ける。次に二そうの船体26の前後の穴2
8、29に連結棒30、31を挿入してロックする。ま
た図3に示すように後輪6のオール取付部21に挿入台
38を挿入してロックする。次にペタル部8を、ペタル
部スライド溝25に沿って最上部まで移動し、ネジ44
で固定する。サドル7も搭乗者の足の長さに合せて上げ
ておけばペタル45を漕ぎやすい。こうして組立てた本
発明の水陸両用自転車を水上に下ろせば、二そうの船体
26の浮力で、自転車本体Aと一人の人間を浮かせる事
ができる。この時前輪5と後輪6の一部は水面下にな
る。ここで乗車した人がペタル45を踏むと後輪6が回
転し、後輪6に固定したひれ37が水面下で水を掻き推
進力になる。次に陸上を走る時と同じようにハンドル2
を切れば、前輪5の簡易舵39が水圧を受けてハンドル
2を切った方向にカーブが切れるし、ハンドル2を極端
に直角になる位切ればブレーキになる。しかし簡易舵3
9は水面下の部分の面積が小さくて、カーブが甘くなる
時がある。そこで本格的な舵41のフック40を前輪軸
11の端に引掛ける。そして前輪軸11の端の舵止め2
4で舵41が脱落するのを防ぐ事ができる。
【0008】次に陸上を走り、船体部Bを搬送する時の
方法を図6の斜視図と図7の正面図を使って説明する。
二そうの船体26を連結する連結棒30、31を外し、
船体26の連結棒保持具46に保持する。次に先端リン
グ35、36が支持棒16、17を軸に回転できるので
前部支柱33、後部支柱34共上に持上げて支柱保持装
置18、19に入れる。すると二そうの船体26も、自
転車本体Aの上に支えられて安定する。またペタル部8
はペタル部スライド溝25の下方に下ろし、サドル7も
下ろしておけば走りやすい。これで従来の自転車に乗る
のと同じように、乗車して陸上を走り、船体部Bを搬送
する事ができる。
【0009】ところで図3に斜視図で示すように、オー
ルCは後輪フレーム20のオール取付部21に、挿入台
38を挿入してロックする。水上を走り、ひれ37が水
を掻く時は、図5に後輪6の一部を拡大した正面断面図
で示すように、オールCのひれ37は後輪6に垂直で後
輪軸13に平行になる。ひれ37の横幅46はタイヤ幅
47程度でも良いが、ひれ37ができるだけ水を多く掻
けるように、ひれの面積を広くした方が良い。ところが
横幅46を後輪ギヤ10側に広くとると、後輪6が回転
する時、ひれ37が後輪ギヤ10に引掛かってしまう。
そこで後輪ギヤ10と反対側に横幅46を広くとる。そ
のために後輪ギヤ10と反対側の後輪支持フレーム4を
できるだけ後輪6から離している。後輪6から5cm以
上離すのが望ましい。さて陸上を走る時はオールCは不
要であるから、外して走れば良いが、紛失しても困るの
で、図面には示さないが、ひれが後輪6に平行で、後輪
軸13に垂直になるように挿入台38をオール取付部2
1に差替える。
【00010】さて他の実施例として基本的ではない
が、多少の構造の違いは従来技術を使用して多数上げる
事ができる。例えば前部支柱支持部16、あるいは後部
支柱支持部17は、第1図の実施例ではメインフレーム
1から一本づつ伸びているが、二本づつ伸ばしても良
い。その場合四本の支柱33、34はそれぞれ4本の支
柱支持部16、17の1本づつで支持される事になる。
また二そうの船体26を連結する連結棒30、31は船
体26のデッキ32に差込むようにしているが、ねじ止
めにしても良い。またオールCは後輪フレーム20に挿
入して取付けるようにして、着脱できるようにしたが、
あらかじめ固定されていても問題ない。すなわち本発明
は固定したり、着脱したりといった方法で、自転車本体
Aと船体部BとオールCを組合わせる事が趣旨であっ
て。前記実施例で説明した固定や、着脱の方法の変形は
全て本発明の趣旨に含まれる。
【00011】
【発明の効果】従来の自転車に支柱支持部16、17を
設ける事で、船体部Bの着脱を容易にでき、後輪にオー
ルCあるいはオール取付部21を設ける事で、水上を走
る場合にも後輪を推力装置にできる。さらに前輪に舵4
1を取付ける事で従来自転車で陸上を走る時と同じよう
に、ハンドルを切って曲がる事ができる。すなわち従来
自転車の機能を損なう事なく、水上を走るための構造を
備えた自転車にする事ができる。次に本発明の自転車本
体Aに船体部Bを取付ける事で水上を走る事ができる。
しかも水上を走る時も、陸上を走る時もペタルを漕いで
走り、ハンドルを切って曲がる基本操作を同じにでき
る。そして本発明の大きな特徴は、自転車本体Aに支柱
保持装置18、19を備えているので、船体部Bを自転
車本体Aの上、すなわち搭乗者の頭上に保持して、自転
車に乗ったまま陸上を搬送できる事である。以上のごと
く目的地まで手軽に搬送でき、簡単に組立てられ、従来
の自転車で陸上を走る操作と同じように水上を走る事が
できるので用途が広がる効果は大きい。しかも自転車本
体Aだけでも従来自転車と同じように使えるので、利用
価値が極めて高くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の水上を走る時の組立てを示す斜視図
【図2】本発明の自転車で水上を走る時の組立てを示す
正面図
【図3】後輪の一部を拡大した斜視図
【図4】前輪の一部を拡大した斜視図
【図5】後輪の一部を拡大した正面図
【図6】本発明の自転車を陸上搬送するための組立てを
示す斜視図
【図7】本発明の自転車を陸上搬送するための組立てを
示す正面図
【符号の説明】
5は前輪 6は後輪 8はペタル部 16は前部支柱支持部 17は後部支柱支持部 18は前部支柱保持装置 19は後部支柱支持装置 21はオール取付部 26は船体 30、31は連結棒 33は前部支柱 34は後部支柱

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車本体のメインフレームの前部と後
    部に支柱支持部を設けた水陸両用自転車。
  2. 【請求項2】 該自転車本体の該メインフレームあるい
    は該支柱支持部に支柱保持装置を付けた請求項1の水陸
    両用自転車。
  3. 【請求項3】 後輪フレームにオールあるいはオール取
    付け部を設けた請求項1の水陸両用自転車。
  4. 【請求項4】 前輪の内側の一部あるいは全体に、薄板
    取付部を設けた請求項1の水陸両用自転車。
  5. 【請求項5】 該前輪あるいは前輪軸あるいは前輪支持
    フレームに舵止めを設けた請求項1の水陸両用自転車。
  6. 【請求項6】 ペタル部を該メインフレームに沿って、
    上下にスライドできるようにした請求項1の水陸両用自
    転車。
  7. 【請求項7】 後輪支持フレームにおいて、後輪ギヤ側
    の該後輪支持フレームと後輪の間隔を5cm以上にした
    請求項1の水陸両用自転車。
  8. 【請求項8】 該支柱支持部に支柱を付け該支柱の先端
    に船体を付けた請求項1の水陸両用自転車。
  9. 【請求項9】 該船体を連結棒で接続して双胴艇とした
    請求項8の水陸両用自転車。
  10. 【請求項10】 該支柱を該支柱支持部に回転自在に取
    付ける請求項8の水陸両用自転車。
  11. 【請求項11】 該後輪にオールを取付けた請求項1の
    水陸両用自転車。
JP9203738A 1997-06-24 1997-06-24 水陸両用自転車 Pending JPH1111124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9203738A JPH1111124A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 水陸両用自転車

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9203738A JPH1111124A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 水陸両用自転車

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1111124A true JPH1111124A (ja) 1999-01-19

Family

ID=16479042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9203738A Pending JPH1111124A (ja) 1997-06-24 1997-06-24 水陸両用自転車

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1111124A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020007939A (ko) * 2000-07-19 2002-01-29 이상하 수륙양용자전거
KR100952739B1 (ko) 2010-02-09 2010-04-13 강영관 지붕형 수륙양용 자전거
JP2014509984A (ja) * 2011-03-08 2014-04-24 キム,ヨン−キ 水陸両用の自転車
CN104843162A (zh) * 2015-06-05 2015-08-19 周玉平 海豚式驱动水上自行车
CN104960639A (zh) * 2015-07-30 2015-10-07 郑成恩 水上娱乐船
KR20160022624A (ko) * 2014-08-20 2016-03-02 김경호 자전거용 수상이동장치
DE102015008513A1 (de) * 2015-07-04 2017-01-05 Arnd Kozlik Fortbewegungsmittel, insbesondere Fahrrad oder Wassersportgerät
CN108909383A (zh) * 2018-06-25 2018-11-30 哈尔滨工程大学 一种水上行驶的独轮车
CN112774207A (zh) * 2020-12-21 2021-05-11 海兰 一种水上竞速自行车游乐设施

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20020007939A (ko) * 2000-07-19 2002-01-29 이상하 수륙양용자전거
KR100952739B1 (ko) 2010-02-09 2010-04-13 강영관 지붕형 수륙양용 자전거
JP2014509984A (ja) * 2011-03-08 2014-04-24 キム,ヨン−キ 水陸両用の自転車
KR20160022624A (ko) * 2014-08-20 2016-03-02 김경호 자전거용 수상이동장치
CN104843162A (zh) * 2015-06-05 2015-08-19 周玉平 海豚式驱动水上自行车
DE102015008513A1 (de) * 2015-07-04 2017-01-05 Arnd Kozlik Fortbewegungsmittel, insbesondere Fahrrad oder Wassersportgerät
CN104960639A (zh) * 2015-07-30 2015-10-07 郑成恩 水上娱乐船
CN108909383A (zh) * 2018-06-25 2018-11-30 哈尔滨工程大学 一种水上行驶的独轮车
CN112774207A (zh) * 2020-12-21 2021-05-11 海兰 一种水上竞速自行车游乐设施
CN112774207B (zh) * 2020-12-21 2022-11-29 义乌市玮希科技有限公司 一种水上竞速自行车游乐设施

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4456277A (en) Tricycle
US4410198A (en) Human powered vehicle
US4657272A (en) Wheeled vehicle
US4170188A (en) Aquatic device attachable to a two-wheeled vehicle
US9533536B2 (en) Aerodynamic amphibious recumbent cycle and kayak
US7445530B2 (en) Amphibious wheel, vehicle and method
CA2305605C (en) Recreational vehicle
US9061557B1 (en) Amphibious bicycle float attachment and lift system
US5547406A (en) Floatation device with propeller and rudder driven by a bicycle
US5845593A (en) Man and wind powered aquatic vehicle
JPH1111124A (ja) 水陸両用自転車
US3220748A (en) Frame for two-wheeled cycle vehicle
US7980907B1 (en) Amphibious paddle track propulsion system
US5803774A (en) Integrated system for land and water recreation
US9394027B2 (en) Frame for a human-powered vehicle
KR101642586B1 (ko) 자전거용 수상이동장치
JP2009280182A (ja) ステッキハンドル自転車
US20060121802A1 (en) Apparatus to convert an all terrain vehicle into a boat, and methods of constructing and utilizing same
CN86205343U (zh) 水陆两用脚踏车
AU2021106791A4 (en) Amphibious Cycle
CN216861669U (zh) 一种适用于两轮越野车的后挡泥板
US4334490A (en) Bike for traveling over water
CA2177463A1 (en) Float system for atv
KR950008594Y1 (ko) 수륙양용 자전거
AU2016202386A1 (en) Frame for a Unicycle with Anterior Training Wheel