JPH11110930A - 記憶ディスク装置及びその制御方法 - Google Patents

記憶ディスク装置及びその制御方法

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JPH11110930A
JPH11110930A JP9269921A JP26992197A JPH11110930A JP H11110930 A JPH11110930 A JP H11110930A JP 9269921 A JP9269921 A JP 9269921A JP 26992197 A JP26992197 A JP 26992197A JP H11110930 A JPH11110930 A JP H11110930A
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head
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  • Moving Of The Head To Find And Align With The Track (AREA)
  • Moving Of Head For Track Selection And Changing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 粗動アクチュエータに、ヘッドを微小変位す
るマイクロアクチュエータを設けた記憶ディスク装置及
びその制御方法に関し、1つの位置検出回路により、シ
ーク時のマイクロアクチュエータの相対変位の発生を防
止する。 【解決手段】 サーボ情報を有する記憶ディスク10
と、複数のヘッド12と、ヘッドを精密位置決めする複
数の第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4と、複数
の第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4を搭載し、
ヘッドを粗動位置決めする第2のアクチュエータ16
と、第1のアクチュエータ14ー1〜14ー4と第2の
アクチュエータ16とを、1のヘッドにより読み取られ
たサーボ情報に従って制御する制御手段2とを有する。
この制御手段2は、1の前記ヘッドが読み取ったサーボ
情報に応じた駆動値を、1の前記ヘッドを位置決めする
1の前記第1のアクチュエータ14ー1に供給するとと
もに、他の前記ヘッドを位置決めする他の第1のアクチ
ュエータ14ー2〜14ー4に供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘッドを位置決め
するアクチュエータが、粗動アクチュエータと、マイク
ロアクチュエータで構成された記憶ディスク装置及びそ
の制御方法に関し、特に、粗動アクチュエータに、ヘッ
ドを微小変位するマイクロアクチュエータを設けた記憶
ディスク装置及びその制御方法に関する。
【0002】磁気ディスク装置に対して、記憶容量の増
大が求められている。記憶容量の増大のために、磁気デ
ィスクのトラックピッチを小さくする必要がある。トラ
ックピッチを小さくするには、磁気ヘッドを正確にトラ
ックに位置決めする必要がある。
【0003】
【従来の技術】図11は、従来技術の構成図、図12
は、従来技術の説明図、図13は、従来技術の動作フロ
ー図である。
【0004】一般に、磁気ディスク装置は、磁気ヘッド
を移動する手段として、VCM(Voice Coil Motor) の
みを搭載するアクチュエータを使用していた。しかし、
数千、数万のトラックを高速に移動するためのアクチュ
エータで、1 トラックの数十分の1 といった精度で位置
決めを行うには、限界がある。
【0005】このため、磁気ディスク装置において、V
CMを駆動手段に使用する粗動アクチュエータに、磁気
ヘッドを微小変位するマイクロアクチュエータを設けた
二重アクチュエータが提案されている。例えば、日本国
特許出願公開4ー205864号公報に見られる。
【0006】図11に示すように、2枚の磁気ディスク
90は、スピンドルモータ92により回転される。VC
M96は、1ツのアーム95を駆動する。アーム95に
は、4ツのマイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4
が設けられている。4つの磁気ヘッド91ー1〜91ー
4は、サスペンション93ー1〜93ー4に設けられて
いる。マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4は、
サスペンション93ー1〜93ー4を駆動する。
【0007】このように、ヘッド91ー1〜91ー4を
移動するアクチュエータは、VCM96とアーム95で
構成される粗動アクチュエータ(第2のアクチュエー
タ)と、マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー4と
サスペンション93ー1〜93ー4で構成されるマイク
ロアクチュエータ(第1のアクチュエータ)とで構成さ
れる。制御回路97は、磁気ヘッド91ー1〜91ー4
からのサーボ情報により、VCM96とマイクロアクチ
ュエータ94ー1〜94ー4を位置制御する。
【0008】このようなマイクロアクチュエータには、
比較的一次共振周波数の高いピエゾ素子を用いたものが
提案されている。しかし、ピエゾ素子は、コストが高
い。このため、日本国特許出願平成7年315671号
明細書(米国特許出願第728079号)に見られるよ
うに、マイクロアクチュエータに、電磁型マイクロアク
チュエータを用いることが提案されている。電磁型マイ
クロアクチュエータは、価格は安価であるが、一次共振
周波数は制御系の開ループ特性のゼロクロス周波数より
も低い。
【0009】この電磁型マイクロアクチュエータを搭載
した、二重アクチュエータの制御においては、シーク制
御のように粗動アクチュエータ96を高速で移動させる
場合には、粗動アクチュエータの移動に伴い、マイクロ
アクチュエータ94ー1〜94ー4に相対変位が生じ易
い。
【0010】図12は、電磁型マイクロアクチュエータ
を用いたアクチュエータのブロック線図を示す。図12
において、各マイクロアクチュエータ94ー1〜94ー
4の質量は十分小さく、各マイクロアクチュエータの機
械的特性は、同一と仮定する。Kvは、粗動アクチュエ
ータ96の加速度定数、Km1〜Km4は、各マイクロ
アクチュエータ94ー1〜94ー4の加速度定数、Um
a1〜Uma4は、各マイクロアクチュエータの電流、
Y1〜Y4は、各ヘッドの変位である。
【0011】図12に示すように、粗動アクチュエータ
96に加速度が発生すると、その加速度にゲインKrを
掛けた加速度が、各マイクロアクチュエータ94ー1〜
94ー4に加わる。これにより、位置制御されていない
マイクロアクチュエータは、粗動アクチュエータとの相
対変位が大きくなる。特に、一次共振周波数の低い電磁
型アクチュエータを用いた場合には、その現象が顕著に
現れる。
【0012】この現象は、シーク後に直ちに別のヘッド
に切り換える時に、問題となる。即ち、シークにより、
あるヘッドをあるトラックに位置決めした後、他のヘッ
ドに切り換える時に、他のヘッドのマイクロアクチュエ
ータは、シークによる加速度により振動する。又、マイ
クロアクチュエータの粗動アクチュエータからの相対変
位が大きくなる。このため、その振動及びその相対変位
を整定するための時間が必要となる。
【0013】この問題を防止する方法として、前述の日
本国特許出願公開平成4年第205864号公報では、
各ヘッドが、同時に位置信号(サーボ信号)を検出でき
る構成にし、各マイクロアクチュエータを位置制御す
る。
【0014】N個のマイクロアクチュエータを搭載した
例により、この技術を図13により説明する。
【0015】(S1)各サンプル毎に、ポインターiを
「1」に初期化する。
【0016】(S2)ポインターiが、「N+1」以上
かを調べる。
【0017】(S3)ポインターiが、「N+1」以上
でない時は、i番目のヘッドの位置を読み取る。そし
て、i番目のマイクロアクチュエータの駆動値を計算す
る。
【0018】(S4)i番目のマイクロアクチュエータ
を駆動する。ポインターiを「i+1」に更新した後、
ステップS2に戻る。
【0019】(S5)ポインターiが、「N+1」以上
であるときは、制御対象ヘッドの位置を使用し、粗動ア
クチュエータの駆動値を計算する。そして、粗動アクチ
ュエータを駆動する。そして、終了する。
【0020】このように、従来は、各サンプル毎に、各
ヘッドの位置を検出して、各マイクロアクチュエータの
駆動値を計算し、各マイクロアクチュエータを駆動す
る。これにより、シーク時の各アクチュエータの振動及
び相対変位の発生を防止していた。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術では、次の問題があった。
【0022】第1に、現在の磁気ディスク装置における
データ面サーボ方式では、位置検出回路は1つである。
複数のヘッドから1つを選択して、1つのヘッドが読み
取った位置信号を位置検出回路に与えている。しかし、
従来技術では、マイクロアクチュエータの個数分の位置
検出回路が必要となり、コストが高くなる。
【0023】第2に、従来技術では、各サンプル毎に、
全てのマイクロアクチュエータの駆動値を計算する必要
がある。このため、高速のプロセッサを必要とし、コス
トが高くなる。
【0024】本発明の目的は、1つの位置検出回路によ
り、シーク時のマイクロアクチュエータの振動及び相対
変位の発生を防止するための記憶ディスク装置及びその
制御方法を提供するにある。
【0025】本発明の他の目的は、各マイクロアクチュ
エ─タの駆動値を計算しなくても、シーク時のマイクロ
アクチュエ─タの振動及び相対変位の発生を防止するた
めの記憶ディスク装置及びその制御方法を提供すること
にある。
【0026】本発明の更に他の目的は、コストを安くし
て、シーク時のマイクロアクチュエータの振動及び相対
変位の発生を防止するための記憶ディスク装置及びその
制御方法を提供することにある。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理図
である。
【0028】本発明は、サーボ情報を有する記憶ディス
クと、記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、
ヘッドを支持し、ヘッドを精密位置決めする複数の第1
のアクチュエータ14ー1〜14ー4と、複数の第1の
アクチュエータ14ー1〜14ー4を搭載し、ヘッドを
粗動位置決めする第2のアクチュエータ16と、第1の
アクチュエータ14ー1〜14ー4と第2のアクチュエ
ータ16とを、1のヘッドにより読み取られたサーボ情
報に従って制御する制御手段2とを有する。
【0029】この制御手段2は、1の前記ヘッドが読み
取ったサーボ情報に応じた駆動値を、1の前記ヘッドを
位置決めする1の前記第1のアクチュエータ14ー1に
供給するとともに、他の前記ヘッドを位置決めする他の
第1のアクチュエータ14ー2〜14ー4に供給する。
【0030】位置制御されている第1のアクチュエータ
14ー1は、第2のアクチュエータ16との相対位置
が、直流的にゼロになるように、制御されている。シー
ク時でも、トラック追従時でも、第1のアクチュエータ
14ー1は、第2のアクチュエータ16との相対変位が
大きくずれることはない。
【0031】この位置決め制御に利用している第1のア
クチュエータ14ー1の駆動値を、他の第1のアクチュ
エータ14ー2〜14ー4に供給すれば、他の第1のア
クチュエータ14ー2〜14ー4も、位置制御されてい
る第1のアクチュエータ14ー1と同一の動作をする。
このため、他の第1のアクチュエータ14ー2〜14ー
4の振動を防止できる。又、他の第1のアクチュエータ
の第2のアクチュエータからの相対変位の発生を防止で
きる。
【0032】対象となる1つの第1のアクチュエータの
み位置制御を行うため、1つの位置検出回路で済む。
又、サンプル毎の駆動値の計算も1回で済む。このた
め、構成を安価にして、シーク時の第1のアクチュエー
タの振動及び相対変位の発生を防止できる。
【0033】
【発明の実施の形態】図2は、本発明の一実施の形態の
磁気ディスク装置のブロック図、図3は、図2の磁気デ
ィスク装置の構成図、図4は、図3のアクチュエータの
構成図、図5は、図2の構成の処理フロー図である。
【0034】図2及び図3に示すように、磁気ディスク
装置は、磁気ディスク10と、磁気ディスク10を回転
するスピンドルモータ11とを有する。スピンドルモー
タ11に、複数枚の磁気ディスク10が搭載されてい
る。
【0035】磁気ディスク10の各トラックは、サーボ
情報が記録されたサーボ領域と、データを記憶するため
のデータ領域とを有する。VCM16は、1つのアーム
15を駆動する。図3に示すように、VCM16は、V
CMコイル16ー2と、磁石16ー1とから成る。
【0036】アーム15は、回転軸15ー1を中心に回
転する。アーム15には、4つのマイクロアクチュエー
タ14(14ー1〜14ー4)が設けられている。4つ
の磁気ヘッド12(12ー1〜12ー4)は、サスペン
ション13(13ー1〜13ー4)に設けられている。
マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4は、サスペ
ンション13ー1〜13ー4を駆動する。
【0037】図4に示すように、サスペンション13
は、アーム15に回転軸14cにより支持されている。
アーム15には、マイクロアクチュエータ14の磁石1
4aが設けられている。サスペンション13には、マイ
クロアクチュエータ14のコイル14bが設けられてい
る。
【0038】このように、ヘッド12ー1〜12ー4を
移動するアクチュエータは、VCM16とアーム15で
構成される粗動アクチュエータ(第2のアクチュエー
タ)と、マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4と
サスペンション13ー1〜13ー4で構成されるマイク
ロアクチュエータ(第1のアクチュエータ)とで構成さ
れる。このマイクロアクチュエータは、電磁型アクチュ
エータで構成されており、一次共振周波数が比較的低
い。
【0039】図2に戻り、切り換え器20は、磁気ヘッ
ド12ー1〜12ー4の読み取り信号を切り換える。リ
ード/ライト回路21は、磁気ヘッド12ー1〜12ー
4の出力からリード信号を復調し、磁気ヘッド12ー1
〜12ー4にライト信号を供給する。リード/ライト回
路21には、磁気ヘッドからのサーボ情報により磁気ヘ
ッドの位置を検出する位置検出回路を有する。この位置
検出回路は、データ面サーボ方式のため、1つ設けられ
る。
【0040】マイクロコントローラ(MCU)22は、
プロセッサで構成され、後述するアクチュエータの制御
等を行う。リード・オンリー・メモリ(ROM)23
は、MCU22が実行するプログラム等を格納する。ハ
ードディスクコントローラ(HDC)24は、上位装置
とのインタフェースを行う。ランダムアクセスメモリ
(RAM)25は、上位へのデータ及び上位からのデー
タを格納する。
【0041】スピンドルモータ駆動回路26は、MCU
22の指示に従い、スピンドルモータ11を駆動する。
ボイスコイルモータ駆動回路27は、MCU22の指示
に従い、ボイスコイルモータ16を駆動する。
【0042】各マイクロアクチュエータ駆動回路28ー
1〜28ー4は、MCU22の指示に従い、マイクロア
クチュエータ14ー1〜14ー4を駆動する。駆動回路
28ー1〜28ー4は、D/Aコンバータとアンプとで
構成されている。
【0043】図5に従い、動作を説明する。尚、マイク
ロアクチュエータの個数をNとする。
【0044】(S10)各サンプル毎に、MCU22
は、リード/ライト回路21の位置検出回路から、位置
決め対象の磁気ヘッドの位置を読む。尚、切り替え器2
0は、位置制御対象の磁気ヘッドを選択しているため、
リード/ライト回路21の位置検出回路は、そのヘッド
の位置を、ヘッドが読み取ったサーボ情報から検出す
る。そして、MCU22は、ヘッドの位置に基づき、そ
のヘッドに対応するマイクロアクチュエータ14ー1〜
14ー4の駆動値を計算する。
【0045】(S11)MCU22は、ポインターiを
「1」に初期化する。
【0046】(S12)MCU22は、ポインターi
が、「N+1」以上かを調べる。
【0047】(S13)ポインターiが、「N+1」以
上でない時は、MCU22は、i番目のマイクロアクチ
ュエータ駆動回路に計算した駆動値を出力して、i番目
のマイクロアクチュエータを共通の駆動値で駆動する。
MCU22は、ポインターiを「i+1」に更新した
後、ステップS12に戻る。
【0048】(S14)ポインターiが、「N+1」以
上であるときは、MCU22は、制御対象ヘッドの位置
を使用し、粗動アクチュエータ16の駆動値を計算す
る。そして、MCU22は、VCM駆動回路27に駆動
値を出力して、粗動アクチュエータ16を駆動する。そ
して、終了する。
【0049】このように、MCU22は、制御対象の磁
気ヘッドの位置を検出して、マイクロアクチュエータの
駆動値を計算する。そして、各マイクロアクチュエータ
をこの駆動値で駆動する。
【0050】位置制御されているマイクロアクチュエー
タ14ー1は、粗動アクチュエータ16との相対位置
が、直流的にゼロになるように、制御されている。シー
ク時でも、トラック追従時でも、マイクロアクチュエー
タ14ー1は、粗動アクチュエータ16との相対変位が
大きくずれることはない。
【0051】この位置決め制御に利用しているマイクロ
アクチュエータ14ー1の駆動値を、他のマイクロアク
チュエータ14ー2〜14ー4に供給すれば、他のマイ
クロアクチュエータ14ー2〜14ー4も、位置制御さ
れているマイクロアクチュエータ14ー1と同一の動作
をする。このため、他のマイクロアクチュエータ14ー
2〜14ー4の振動を防止できる。これとともに、粗動
アクチュエータ16からの相対位置ずれを防止できる。
【0052】位置制御は、対象となる1つのマイクロア
クチュエータのみのため、1つの位置検出回路で済む。
又、サンプル毎の駆動値の計算も1回で済む。このた
め、構成を安価にして、シーク時のマイクロアクチュエ
ータの振動を防止できる。
【0053】しかも、比較的一次共振周波数が低く、粗
動アクチュエータの移動に伴う反作用の影響を受けやす
い電磁型アクチュエータを用いても、シーク時のマイク
ロアクチュエータの振動及び相対位置ずれを防止でき
る。
【0054】この例では、1つの磁気ヘッドに対し、1
つのマイクロアクチュエータを設けているが、2つの磁
気ヘッドに対し、1つのマイクロアクチュエータを設け
ても良い。
【0055】又、粗動アクチュエータの動作に影響を受
ける時は、目標トラックに追従している時よりも、シー
ク動作時である。このため、シーク動作の時にのみ上述
した複数のマイクロアクチュエータを共通の駆動値で駆
動しても良い。
【0056】更に、1、2トラック移動等の短距離シー
クの場合には、粗動アクチュエータの加速度は、それ程
大きくない。このため、短距離シークの場合には、マイ
クロアクチュエータは、粗動アクチュエータの動作に影
響を受けないと考えられる。そこで、短距離シークの場
合には、上述した他のマイクロアクチュエータの駆動を
しないようにしても良い。
【0057】図6は、本発明の第2の実施の形態のブロ
ック線図である。
【0058】マイクロアクチュエータのゲインには、個
体差があるため、マイクロアクチュエータに同じ駆動値
を供給しても、それに伴う変位量又は発生する加速度は
異なる。同一の装置内における全てのマイクロアクチュ
エータのゲインの差が小さい時には、上述したように、
全てのマイクロアクチュエータに、同一の駆動値を供給
すれば良い。
【0059】しかし、各マイクロアクチュエータの個体
差が無視できない場合には、同一の駆動値で駆動する
と、変位量が異なることになる。このため、図6に示す
ように、各マイクロアクチュエータのゲインの絶対値K
mi又は相対値Km1/Kmi〜Km4/Kmiを事前
に測定しておく。そして、MCU22は、ゲインの比K
m1/Kmi〜Km4/Kmiに応じた駆動値を計算
し、全てのマイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4
に供給する。このゲイン比は、制御を行っているマイク
ロアクチュエータiに応じて、変更する。
【0060】図7は、本発明の第3の実施の形態のアク
チュエータのブロック線図、図8は、本発明の第3の実
施の形態の制御系のブロック線図である。
【0061】この例では、各マイクロアクチュエータの
変位を検出できるように構成する。例えば、マイクロア
クチュエータの端子間の電圧や容量の変化により、マイ
クロアクチュエータの位置又は速度又は加速度のいずれ
かが検出できる。又、マイクロアクチュエータに、変位
センサー又は速度センサー又は加速度センサーを取り付
ける。
【0062】このようにすると、図7に示すように、各
マイクロアクチュエータ14ー1〜14ー4の変位Ym
1〜Ym4を観測できる。この観測値を用いて、マイク
ロアクチュエータの粗動アクチュエータからの変位がゼ
ロになるように制御することができる。
【0063】図8に示すように、MCU22には、対象
とするヘッドの位置と、各マイクロアクチュエータの観
測変位とを入力できるようにしておく。そして、対象ヘ
ッドのマイクロアクチュエータにのみ、目標位置との位
置決め制御を行う。そして、残りのマイクロアクチュエ
ータは、粗動アクチュエータとの相対変位がゼロとなる
ように、観測変位を用いて制御する。
【0064】このようにすると、各マイクロアクチュエ
ータの駆動値を計算する必要があるが、各マイクロアク
チュエータを個々に制御できる。そして、そのマイクロ
アクチュエータの変位を検出する機構も、従来のサーボ
情報によるものに比し、簡易な機構で構成できる。
【0065】図9は、本発明の第4の実施の形態のブロ
ック線図である。
【0066】各ヘッド毎に、トラックの揺れ、即ち偏心
が全く同一であるとは限らない。トラック幅が小さくな
り、位置決め情報を磁気ディスク上に記録するモータや
ディスクの揺れが無視できない場合には、偏心によるト
ラックの揺れが生じる。
【0067】複数のマイクロアクチュエータを搭載した
磁気ディスク装置では、ヘッド切り換え時に、切り換え
られたヘッドが偏心に追従していないと、偏心に追従す
る時間だけ待つ必要が生じる。
【0068】そこで、図9に示すように、ヘッド毎に異
なる偏心補正制御を行う必要がある。電磁型マイクロア
クチュエータ14ー1〜14ー4では、各マイクロアク
チュエータ14ー1〜14ー4に、異なる偏心補正用の
電流F1(t)〜F4(t)を流す。
【0069】即ち、位置決め対象となるヘッドのマイク
ロアクチュエータ14ー1に、偏心補正用駆動値F1
(t)を供給する他に、残りのマイクロアクチュエータ
14ー2〜14ー4に、各ヘッド毎の偏心補正用駆動値
F2(t)〜F4(t)を供給する。
【0070】偏心補正駆動値F1(t)〜F4(t)
は、正弦波などの波形を示す。このようにしておけば、
位置制御に利用していないヘッド、即ち位置を検出しな
いヘッドにおいても、各ヘッドは偏心の軌跡にほぼ追従
する。従って、どの時点で、ヘッドを切り換えても、目
標位置とのオフセットを一定に保つことができる。
【0071】アーム毎に、マイクロアクチュエータが取
り付けられている場合には、1つのアームに2つの磁気
ヘッドが設けられる。従って、1つのマイクロアクチュ
エータで、2つのヘッドを制御できる。しかし、2つの
ヘッドの偏心補正波形は、異なる。
【0072】このような場合には、一方のヘッドが、位
置決め制御に利用されている時は、そのヘッドの偏心補
正値を、他のヘッドにも供給する。又、両ヘッドとも位
置決め制御に利用されていない場合には、両方のヘッド
の偏心補正波形の平均値を両ヘッドに供給する。
【0073】このようにすると、ヘッド切り換え時の偏
心による位置ずれを小さく抑えることができる。
【0074】マイクロアクチュエータの可動範囲が狭い
場合には、ディスクの偏心が大きい時に、偏心に追従で
きない場合もある。特に、磁気ディスクの回転中心が大
きくずれた場合や、磁気ディスクのサーボ情報を別の場
所で記録した後、磁気ディスクを装置に取り付けた場合
に生じる。この場合には、マイクロアクチュエータのみ
では、偏心に追従できない。
【0075】このような時に、マイクロアクチュエータ
は、回転周波数の1倍の成分には、振幅が大きいため、
追従できないが、回転周波数の2倍以上の成分は振幅が
小さいため、追従できる。
【0076】従って、図9で説明したマイクロアクチュ
エータの偏心補正は、回転周波数の2倍以上の成分の周
波数成分を対象とする。回転周波数成分の1倍の成分
は、粗動アクチュエータにより、追従させる。
【0077】図10は、本発明の第5の実施の形態のブ
ロック図である。図10において、図2で示したもの
と、同一のものは、同一の記号で示してある。
【0078】マイクロアクチュエータ駆動回路28ー1
〜28ー4には、温度センサ29が設けられている。複
数のマイクロアクチュエータを同時に駆動する場合に
は、消費電力が大きくなる。このため、各マイクロアク
チュエータやマイクロアクチュエータ駆動回路の発熱が
生じる。
【0079】このため、マイクロアクチュエータ駆動回
路の温度を温度センサ29により検出する。そして、M
CU22は、検出温度が予定値より大きくなった場合
に、マイクロアクチュエータの制御を停止し、検出温度
が予定値以下に下がるまで待つ。
【0080】温度センサ29は、マイクロアクチュエー
タ駆動回路又はその駆動用ICに内蔵することができ
る。又、MCU22は、定期的に温度を検出しても良い
し、温度センサが一定温度以上にてった時に、温度セン
サがMCU22に対して割り込みを発生させるようにし
ても良い。
【0081】上述の実施の態様の他に、本発明は、次の
ような変形が可能である。
【0082】(1) 記憶ディスク装置を磁気ディスク装置
により説明したが、他の記憶ディスク装置にも適用でき
る。
【0083】(2) 又、マイクロアクチュエータも、他の
形態のものを適用できる。
【0084】以上、本発明の実施の形態により説明した
が、本発明の主旨の範囲内で種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
次の効果を奏する。
【0086】(1) 位置制御していないマイクロアクチュ
エータに、位置制御をしているマイクロアクチュエータ
の駆動値を供給しているため、1つの位置検出回路によ
り、全てのマイクロアクチュエータの振動及び粗動アク
チュエータとの相対変位を防止することができる。
【0087】(2) 又、各サンプル毎に、位置の検出と駆
動値の計算が1回のため、高速のコントローラを必要と
しない。このため、安価な構成で、全てのマイクロアク
チュエータの振動及び粗動アクチュエータとの相対変位
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態のブロック図であ
る。
【図3】図2の磁気ディスク装置の構成図である。
【図4】図2のアクチュエータの構成図である。
【図5】図2の構成の処理フロー図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態のブロック線図であ
る。
【図7】本発明の第3の実施の形態のアクチュエータの
ブロック線図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態の制御系のブロック
線図である。
【図9】本発明の第4の実施の形態のブロック線図であ
る。
【図10】本発明の第5の実施の形態のブロック図であ
る。
【図11】従来技術の構成図である。
【図12】従来技術の説明図である。
【図13】従来技術の動作フロー図である。
【符号の説明】
2 制御回路 10 磁気ディスク 11 スピンドルモータ 12ー1〜12ー4 磁気ヘッド 13ー1〜13ー4 サスペンション 14ー1〜14ー4 マイクロアクチュエータ 15 アーム 16 VCM 20 ヘッド切り換え器 21 リード/ライト回路 22 マイクロコントローラ 28−1〜28−4 マイクロアクチュエータ駆動回路

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボ情報を有する記憶ディスクと、 前記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、 前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを精密位置決めする複
    数の第1のアクチュエータと、 前記複数の第1のアクチュエータを搭載し、前記ヘッド
    を粗動位置決めする第2のアクチュエータと、 前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータ
    とを、前記1のヘッドにより読み取られた前記サーボ情
    報に従って制御する制御手段とを有し、 前記制御手段は、 1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じた駆動値
    を、1の前記ヘッドを位置決めする1の前記第1のアク
    チュエータに供給するとともに、他の前記ヘッドを位置
    決めする他の第1のアクチュエータに供給することを特
    徴とする記憶ディスク装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記制御手段は、 前記第1のアクチュエータ同士のゲイン比に比例した駆
    動値を前記他の第1のアクチュエータに供給することを
    特徴とする記憶ディスク装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記制御手段は、 前記第2のアクチュエータをシーク制御する時に、前記
    駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給すること
    を特徴とする記憶ディスク装置。
  4. 【請求項4】 請求項3の記憶ディスク装置において、 前記制御手段は、 シーク距離が短い時は、前記駆動値を前記他の第1のア
    クチュエータに、供給しないことを特徴とする記憶ディ
    スク装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記制御手段は、 前記ディスクの偏心を補正するための偏心駆動値を、前
    記駆動値に付加して、前記第1のアクチュエータに供給
    することを特徴とする記憶ディスク装置。
  6. 【請求項6】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記第1のアクチュエータの温度を検出する温度検出手
    段を設け、 前記制御手段は、 前記温度検出手段による検出温度が、予定値より高い時
    は、前記第1のアクチュエータの制御を禁止することを
    特徴とする記憶ディスク装置。
  7. 【請求項7】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記ディスクが、磁気ディスクであり、前記ヘッドが、
    磁気ヘッドであることを特徴とする記憶ディスク装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の記憶ディスク装置において、 前記第1のアクチュエータは、一次共振周波数が位置制
    御系の開ループ特性のゼロクロス周波数よりも低いアク
    チュエータで構成されたことを特徴とする記憶ディスク
    装置。
  9. 【請求項9】 サーボ情報を有する記憶ディスクと、 前記記憶ディスクの情報を読み取る複数のヘッドと、 前記ヘッドを支持し、前記ヘッドを精密位置決めする複
    数の第1のアクチュエータと、 前記複数の第1のアクチュエータを搭載し、前記ヘッド
    を粗動位置決めする第2のアクチュエータと、 前記第1のアクチュエータと前記第2のアクチュエータ
    とを、前記1のヘッドにより読み取られた前記サーボ情
    報に従って制御する制御手段とを有する記憶ディスク装
    置の制御方法において、 1の前記ヘッドが読み取ったサーボ情報に応じて、駆動
    値を算出する第1のステップと、 前記駆動値を、1の前記ヘッドを位置決めする1の第1
    のアクチュエータに供給するとともに、他の前記ヘッド
    を位置決めする他の第1のアクチュエータに供給する第
    2のステップとを有することを特徴とする記憶ディスク
    装置の制御方法。
  10. 【請求項10】 請求項9の記憶ディスク装置の制御方
    法において、 前記第2のステップは、 前記第1のアクチュエータ同士のゲイン比に比例した駆
    動値を前記他の第1のアクチュエータに供給するステッ
    プであることを特徴とする記憶ディスク装置の制御方
    法。
  11. 【請求項11】 請求項9の記憶ディスク装置の制御方
    法において、 前記第2のステップは、 前記第2のアクチュエータをシーク制御する時に、前記
    駆動値を前記他の第1のアクチュエータに供給するステ
    ップであることを特徴とする記憶ディスク装置の制御方
    法。
  12. 【請求項12】 請求項11の記憶ディスク装置の制御
    方法において、 前記2のステップは、 シーク距離が短い時は、前記駆動値を前記他の第1のア
    クチュエータに、供給しないステップであることを特徴
    とする記憶ディスク装置の制御方法。
  13. 【請求項13】 請求項9の記憶ディスク装置の制御方
    法において、 前記2のステップは、 前記ディスクの偏心を補正するための偏心駆動値を、前
    記駆動値に付加して、前記第1のアクチュエータに供給
    するステップを含むことを特徴とする記憶ディスク装置
    の制御方法。
  14. 【請求項14】 請求項9の記憶ディスク装置の制御方
    法において、 前記第1のアクチュエータの温度を検出する温度検出手
    段による検出温度が、予定値より高い時は、前記第1の
    アクチュエータの制御を禁止するステップを更に有する
    ことを特徴とする記憶ディスク装置の制御方法。
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