JPH1111084A - カラー電子黒板 - Google Patents

カラー電子黒板

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JPH1111084A
JPH1111084A JP9169810A JP16981097A JPH1111084A JP H1111084 A JPH1111084 A JP H1111084A JP 9169810 A JP9169810 A JP 9169810A JP 16981097 A JP16981097 A JP 16981097A JP H1111084 A JPH1111084 A JP H1111084A
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JP
Japan
Prior art keywords
color
light
black
writing medium
electronic blackboard
Prior art date
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Pending
Application number
JP9169810A
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English (en)
Inventor
洋夫 ▲高▼▲橋▼
Hiroo Takahashi
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NEC Engineering Ltd
Original Assignee
NEC Engineering Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】小型でコストがかからず、消費電力も少ないカ
ラー電子黒板を得る。 【解決手段】 光源制御回路4によって発光のタイミン
グが制御される光源2−1は赤色に光り、光源2−2は
青色に光る。文字が赤色の場合、青色の光で透かすと黒
く浮かび上がる。青色の文字は赤色の光で透過したとき
黒く浮かび上がる。黒く浮かび上がった文字を認識し
て、データの形で、赤・青・黒のメモリー9−1〜9−
3に格納する。黒色の文字は、赤・青どちらの光で透過
しても黒くなる。従って、赤・青両方の光で認識された
データを抽出すれば、それが黒い文字になる。筆記媒体
1の縦一列のデータ処理が終了したら、筆記媒体1を横
送りして次の縦一列のデータ読み取りを行う。以上を繰
り返して、ペンの色ごとに生成した1画面分のデータ
を、記録装置10に転送して記録紙に印刷を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はカラー電子黒板に関
し、特に複数色のペンに対応するカラー黒板に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子黒(白)板は、専用の筆記具
(ペン)で文字を書いた筆記媒体(黒板;白板)に白色
光を照射し、その反射光を鏡等の光学手段にて、例えば
CCDのような受光素子に導き、光情報を電気信号に変
換して画像データを形成し、これを印刷装置で印刷出力
していた。
【0003】電子黒板上に描かれた文字や線画等は、ペ
ンの色の種類が限られていることもあって、自然画のよ
うなあらゆる色に対応する必要はない。あらゆる色に対
応しようとすると、3原色の形でカラー画像をとらえる
ため、大きなプリズムやレンズを必要とし、どうしても
装置が大型となり、高価になることは避けられない。
【0004】特開昭64−89655号公報には、光源
装置と受光装置の間に光学フィルタを設け、筆記媒体に
書かれた文字の色識別を行っている。しかし、この場合
は筆記媒体の読み取りごとに、用意された筆記具の色の
数だけフィルタを機構的に選択する手段が提案されてい
るが、筆記媒体の読み取りから印刷終了まで時問がかか
り、会議など急を要する場面には向かない。
【0005】特開平1−226273号公報には、文字
や記号などの画像の書き込み及び消去が可能な素材から
成る大型の筆記媒体には、文字書き込み用の筆記具とは
異なる色でフォーマット画像を予め印刷してある。フオ
ーマツト画像及び筆記具の色の補色で光る光源を備え、
筆記媒体に順次補色光を照射する。補色光を照射して得
られた反射光をイメージデータとし、レンズあるいは鏡
等の光学手段にて、光/電気信号変換する回路に導く。
光/電気変換したデータを蓄えるメモリーを備え、ま
た、メモリーに記憶したイメージデータを印刷する機構
を備えている装置が提案されている。
【0006】この提案によると、筆記媒体に印刷(書き
込み)されているフォーマット画像の印刷色が例えばマ
ゼンタの場合、フォーマット画像読み取り用にグリーン
の光を発する補色光源を用意している。筆記媒体にグリ
ーンの光を照射して得られる反射光は、フォーマット画
像のみ黒色に変化する。この反射光をレンズ、鏡などで
光/電気信号変換回路に導き、電気信号に変換されたフ
ォーマット画像のイメージデータをメモリーに格納す
る。
【0007】フォーマツト画像の読み取りと同じ方法に
て、文字の読み取りも行われる。文字を書くための筆記
具の色の補色光を発する光源にて筆記媒体を照射し、文
字のみ黒色に変化した反射光をレンズ、鏡などで光/電
気信号変換回路に導き、電気信号に変換された文字情報
のイメージデータをメモリーに格納する。メモリーに格
納されたイメージデータを印刷装置にて印刷する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】特開平1−22627
3号公報記載の提案の場合、筆記媒体に書かれた文字な
どの情報を色ごとに分別して読み取る手段と、反射光を
光/電気信号変換回路に伝える経路にレンズ、鏡などを
使用しており、装置が大型になる欠点が避けられない。
また、白色光源に比べて補色光源は輝度が落ちるため、
反射光が光/電気変換回路に届くまでの距離が長いと、
発光能力が大きな光源が必要となり、装置の発熱、消費
電力面で問題がある。
【0009】本発明の目的は、小型でコストがかから
ず、消費電力も少ないカラー電子黒板を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、互いに
補色の関係にある第1及び第2の色並びに黒色の筆記具
を使用して透明筆記媒体上に描画された描画情報を認識
するカラー電子黒板であって、前記第1及び第2の色の
照射を前記透明筆記媒体に照射する第1及び第2の光源
と、前記第1及び第2の光源を夫々時分割的に照射制御
する照射制御手段と、前記透明筆記媒体を経た透過光を
受光する受光手段と、前記第1の光源の照射時における
前記受光手段による第1の受光結果と、前記第2の光源
の照射時における前記受光手段による第2の受光結果と
に従って描画情報の各色の認識をなす色認識手段と、を
含むことを特徴とするカラー電子黒板が得られる。
【0011】本発明の作用は次の通りである。透明な素
材で構成された筆記媒体に光を照射し、その透過光を直
接光/電気変換する回路に供給する。従ってレンズある
いは鏡などの光学手段が不要となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例について
図面を参照して説明する。
【0013】図1は本発明によるカラー電子黒板の実施
例の構成を示す斜視図である。
【0014】一般に補色の関係にある2種類の色を重ね
ると黒色に近づくことが知られており、色識別の原理の
多くはこの理論を利用している。本発明によるカラー電
子黒板の場合も、この原理を利用して色識別を行う。
【0015】図1において、本発明によるカラー電子黒
板は、丈夫なプラスティックの透明シートをエンドレス
に形成した幅広ベルト状の筆記媒体1と、この筆記媒体
1を挟んで例えば赤色、青色の筆記ペンの補色で発光す
る光源2−1,2−2と、これ等光源2−1,2−2に
よって透明な筆記媒体1を透過した光を受光する受光部
3と、光源2−1,2−2の発光を制御する光源発光制
御回路4と、ローラ7を回転駆動するステッピングモー
タ5とを有している。
【0016】更に、本発明によるカラー電子黒板は、ス
テッピングモータ5と光源発光制御回路4とをパルス駆
動するステッピングモータ制御回路6と、筆記媒体1を
進行させるローラ7と、透明な筆記媒体1の背面に配置
され、筆記(ペンで文字や線画等を描く)をし易く(黒
板面を白色に保つとともに、固定する)するバックボー
ド8と、例えば赤色、青色、黒色画像信号を格納するメ
モリー9−1,9−2,9−3と、例えば印刷する形で
画像を記録する記録装置10と、ローラ7とともに筆記
媒体1を保持し、進行させるアイドラ11とにより構成
される。
【0017】二つの光源2−1,2−2は、いずれも筆
記媒体1の縦寸法の長さを持つ細長い線状の一次元状の
光線であり、光源制御回路4によって発光のタイミング
が制御され、光源2−1は赤色に光り、光源2−2は青
色に光る。
【0018】受光部3は筆記媒体1の縦一列分に相当す
る長さの一次元の受光素子群からなっている。一次元の
受光素子3は透明な筆記媒体1を透過して、光源2−
1,2−2から光が照射されるので、反射光に比べると
反射によるロスもなく光路もごく短いので光効率に優
れ、補助光源の光量が白色光源に比べ少なくても充分で
ある。
【0019】筆記媒体1はステッピングモータ5により
回転するロータ7にて駆動され横方向に送られる。筆記
媒体1の送り速度はステッピングモータ制御回路6で制
御され、またステッピングモータ制御信号aは、発光制
御回路4にも接続されており、図2に示すように、筆記
媒体1を横送りする度に、光源2−1,2−2を交互に
発光する仕組みになっている。
【0020】また、メモリー9−1,9−2,9−3
は、受光部3で光/電気信号変換したデータを格納する
記憶素子である。バックボード8は筆記媒体1に文字を
書くときの下敷きである。
【0021】次に筆記媒体に書かれた文字の色を識別す
る方法について説明する。透明な筆記媒体1に書かれた
文字が赤色のペンによる場合、光源2−1の発光タイミ
ングで赤色の光で透かしても、筆跡が多少暗くなるだけ
である(図3( a) 参照)。しかし、光源2−2の発光
タイミングで青色の光で透かすと、文字の赤色との関係
(補色の関係)で文字の部分が著しく暗く(黒く)浮か
び上がる(図3( b)参照)。
【0022】同様に青色のぺンで書れた文字は、赤色の
光で透過したとき著しく暗く浮かび上がる。受光素子は
入力される光量に、閾値を持っており、ペンの色と同色
の光で透かした時に表れる筆跡程度の暗さでは反応しな
いで、補色の光源で透かした時に表れる著しい暗さで反
応する。例えば前者の場合、受光素子は+5Vを出力
し、後者の場合は0Vを出力する。このようにして「著
しく暗い」という情報から「文字」を見つけ出す。
【0023】ここで黒色のぺンで書かれた文字の認識に
ついて説明する。黒色のペンで書かれた文字は、赤・青
どちらの光で透過しても著しく光をさえぎる。従って、
赤色の光を透過した時に著しく暗いと認識されるのは、
青色あるいは黒色で書かれた文字で、この時の受光素子
の出力データを、メモリーの青色用の9−2と黒色用の
9−3両方の領域に、同じデータを書き込んでおく。同
様に青色の光を透過して認識されるのは赤色あるいは黒
色の文字なので、メモリーの赤色用の9−1と黒色用の
9−3両方の領域に同じデータを書き込む。
【0024】但し、黒色用メモリー領域9−3には、既
に前回のデータが存在しているので、今回のデータを書
き込む時に、既存のデータとの論理積をとった結果を書
き込む。つまり赤・青両方の光で認識されたデータを抽
出すれば、それが黒ペンで書かれた文字になる。従っ
て、赤,青の各色のデータは、赤,青色用の各メモリー
領域に格納されているデータと、上述した既に認識され
ている黒ペンで書かれたデータとの差をとれば、認識で
きることになる。
【0025】筆記媒体1の縦一列のデータ処理が終了し
たら、筆記媒体1を横送りして次の縦一列のデータ読み
取りを行う。以上を繰り返して、ペンの色ごとに生成し
た1画面分のデータを、記録装置10に転送して記録紙
に印刷を行う。
【0026】上述の実施例では、赤と青と黒について説
明したが、互いに補色の関係にある2色と黒の3色につ
いて適用可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、色の識別
を機構的手段で行わないので、高速に文字の色識別がで
きる効果がある。また、受光回路に高価なカラーCCD
等を使わずに安価な受光素子で構成できる効果がある。
さらに、筆記媒体に光を当てて反射した光を受光素子ま
で導くといった、光路を確保する必要が無いので装置の
小型化が容易である効果がある。さらにまた、光源と受
光素子の距離が短いので安価な光源で構成でき、省電力
化が望める効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】光源の発光タイミングの説明図である。
【図3】文字の読みとり方法の説明図である。
【符号の説明】
1 筆記媒体 2−1,2−2 光源 3 受光部 4 光源発光制御回路 5 ステッピングモータ 6 ステッピングモータ制御回路 7 ローラ 8 バックボード 9−1〜9−3 メモリー 10 記録装置 11 アイドラ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに補色の関係にある第1及び第2の
    色並びに黒色の筆記具を使用して透明筆記媒体上に描画
    された描画情報を認識するカラー電子黒板であって、 前記第1及び第2の色の照射を前記透明筆記媒体に照射
    する第1及び第2の光源と、 前記第1及び第2の光源を夫々時分割的に照射制御する
    照射制御手段と、 前記透明筆記媒体を経た透過光を受光する受光手段と、 前記第1の光源の照射時における前記受光手段による第
    1の受光結果と、前記第2の光源の照射時における前記
    受光手段による第2の受光結果とに従って描画情報の各
    色の認識をなす色認識手段と、を含むことを特徴とする
    カラー電子黒板。
  2. 【請求項2】 前記色認識手段は、前記第1及び第2の
    受光結果にて共通に識別された情報を黒色描画情報と認
    識することを特徴とする請求項1記載のカラー電子黒
    板。
  3. 【請求項3】 前記色認識手段は、前記第1の受光結果
    で識別された情報のうち前記黒色描画情報以外の識別情
    報を前記第2の色の描画情報と認識することを特徴とす
    る請求項2記載のカラー電子黒板。
  4. 【請求項4】 前記色認識手段は、前記第2の受光結果
    で識別された情報のうち前記黒色描画情報以外の識別情
    報を前記第1の色の描画情報と認識することを特徴とす
    る請求項2または3記載のカラー電子黒板。
  5. 【請求項5】 前記色認識手段は、認識別結果に従って
    印刷処理をなす印刷手段を有することを特徴とする請求
    項1〜4いずれか記載のカラー電子黒板。
  6. 【請求項6】 前記透明筆記媒体は幅広のエンドレス状
    とされており、前記第1及び第2の光源並びに前記受光
    手段は、それ等の各長手軸が前記透明筆記媒体の幅方向
    に平行になるように設置された線状光源並びに線状受光
    素子群からなることを特徴とする請求項1〜5いずれか
    記載のカラー電子黒板。
  7. 【請求項7】 前記透明筆記媒体をその幅方向とは直交
    する方向に間欠駆動する駆動手段を更に含み、前記透明
    筆記媒体を前記駆動手段により単位量だけ駆動して停止
    せしめ、この停止中に前記照射制御手段により照射制御
    を行うようにしたことを特徴とする請求項6記載のカラ
    ー電子黒板。
JP9169810A 1997-06-26 1997-06-26 カラー電子黒板 Pending JPH1111084A (ja)

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JP9169810A Pending JPH1111084A (ja) 1997-06-26 1997-06-26 カラー電子黒板

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020716