JPH04298729A - 感光材料への情報記録方法及び感光材料からの情報読取方法 - Google Patents

感光材料への情報記録方法及び感光材料からの情報読取方法

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JPH04298729A
JPH04298729A JP6457391A JP6457391A JPH04298729A JP H04298729 A JPH04298729 A JP H04298729A JP 6457391 A JP6457391 A JP 6457391A JP 6457391 A JP6457391 A JP 6457391A JP H04298729 A JPH04298729 A JP H04298729A
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JP
Japan
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negative film
recording
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Application number
JP6457391A
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English (en)
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Kuniharu Kitagawa
北川 邦晴
Takashi Kubo
隆 久保
Tadashi Uekusa
植草 正
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画像が光学的に記
録される感光材料へ撮影された画像に関する情報を光学
的に記録する感光材料への情報記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラにより撮影された画像の撮
影情報(例えば、ストロボ有無、距離、フォーカス、色
温度、日付、ユーザーIDの各情報)をコード化して光
学的にネガフィルムのベース部に記録する方法及びこの
方法を備えたカメラが提案されている(特開昭62−5
0744号、特開昭61−246730号、特開平1−
246533号公報参照)。
【0003】コード化された情報は、バーで記録され(
以降バーコードを呼ぶ)、一般的に、このバーコードを
光学的にネガフィルムに記録する場合、LEDアレイ又
はフィルム走行に連動されたエンコーダと組み合わせた
LEDアレイのパルス発光等で前記ベースに焼き込まれ
る。
【0004】これにより、ラボ等での写真焼付処理時に
は、この記録されたバーコード情報を読み取って、最適
な条件で写真焼付処理を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各画像コマ
に基づく情報量が少ない場合は問題ないが、多くの情報
を記録する場合、記録領域は決められているため、バー
コードの幅を細くし、高密度でベース部へ焼込む必要が
ある。しかし、ネガフィルムの解像度、プリンタでの読
取精度等を考慮すると、記録される情報量は制限される
【0006】図12には、ネガフィルムにバーコードを
記録した場合の記録位置−濃度特性図が示されている。 図12(A)では、バーコードが1本/1mmの割合で
記録されており、確実に読取ることができる密度である
が、画像コマ1個分(36mm)の範囲には、36本の
バーコードしか記録できず、情報量が極めて少ない。
【0007】図12(B)では、バーコードが2.5 
本/mmの割合で記録されており、画像コマ1個分の範
囲には、90本のバーコードが記録できる。図12(C
)は図12(B)よりもさらに記録密度を高めた場合が
示されており、バーコードが5.7 本/mm(205
本/36mm)の割合で記録されており、ネガフィルム
の解像度、焼込み時の露光精度、ピント、光のにじみ、
ファインダーでの読取精度等を考慮すると、バーコード
が10本/mm(360 本/36mm)程度の密度が
限界と判断される。
【0008】このため、1キャラクタ(1バイト)を表
すビット数によるが、記録可能な情報量は、36mmの
範囲に記録可能な360本のバーコードで表すことがで
きる程度の情報量に制限されることなる。
【0009】本発明は上記事実を考慮し、光学的なコー
ドをフィルムに焼込んで情報を記録する場合、情報記録
領域を拡大することなく、記録する情報量を多くするこ
とができる感光材料への情報記録方法を得ることが目的
である。
【0010】また、上記目的に加え、情報読取方法では
、異なる波長で記憶された情報を明確に区別して読み取
ることができる感光材料からの情報読取方法を得ること
が目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は
、撮影画像が光学的に記録される感光材料へ情報を光学
的に記録する情報記録方法であって、前記情報を波長の
異なる少なくとも2つ以上の光線を用いて同一の情報記
録領域へ露光して情報を記録することを特徴としている
【0012】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の情報記録方法によって記録された情報を現像後の
感光材料から読み取る情報読取方法であって、前記情報
を記録したときと同一の光線を照射し、前記情報を読み
取ることを特徴としている。
【0013】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、情報を波長の
異なるすくなとも2つ以上の光線により同一の情報記録
領域に焼付ける。この場合、波長の異なる光線での焼付
位置は重なってもよい。このため、情報記録領域を拡大
することなく、情報記録量を増大することができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、記録時に
適用した波長と同一の波長で感光材料を照射し、例えば
、透過した光線の濃度を測定することにより、情報を読
み取っている。すなわち、所定の波長で記録された情報
は同一の波長で照射することにより、その情報記録部分
の透過濃度が高くなり、その他の部分は低くなる。これ
により、異なる波長で記録された情報記録部分も低い濃
度となるので、明確に区別して、情報を読み取ることが
できる。
【0015】以下に、LEDチップによる露光実験結果
を示す。なお、この実験は、図10に示される如く、4
個のそれぞれ波長の異なるLEDチップ94を1.8m
m ピッチで配設し、それぞれの高さ寸法2.0mm 
のLEDチップ94を縦壁96によって仕切られた空間
へ配設し、LEDチップ94の発光点から2.5mm 
の位置に配設された横壁98に設けた幅0.5mmのス
リット孔99から光線をネガフィルムF(HG400〔
商品名〕/富士写真フィルム株式会社製)へ照射した場
合のオプチカルデンシティ値(OD値)を測定した。各
LEDチップ94で発光される波長は、570nm 、
605nm 、630nm 、670nm である。ま
た、測定には、ミクロ濃度計を用いた。
【0016】各LEDを20mAで照射し、ミクロ濃度
計でR(レッド)の光を読取ると、図11(A)に示さ
れる如く、670nm で照射されるLEDチップ94
の光線の濃度が高く、570nm で照射されるLED
チップ94の光線が低くなっている。また、ミクロ濃度
計でG(グリーン)の光を読取ると、図11(B)に示
される如く、570nm で照射されるLEDチップ9
4の光線の濃度が高く、その他の光線はベース濃度より
も若干高い程度の低い濃度値を示している。
【0017】以上の実験結果により、波長の異なる光線
を重ねても、読取時に各色毎に分解して読取ることがで
きることが分かる。これを応用すれば、上述の如く、同
一の情報記録領域内に異なる波長で重ねて光学的な情報
を記録することができる。
【0018】
【実施例】図1には、本実施例に係るカメラ10及び写
真焼付装置12が示されている。カメラ10には、その
一方に感光材料としてのネガフィルム14(図2参照)
をスプール16に巻き取って収容するカートリッジ18
が装填されている。カメラ10には、制御部20に接続
されたモータ22によって駆動される駆動リール24が
設けられている。この駆動リール24にネガフィルム1
4の先端が掛止されることにより、ネガフィルム14は
コマ送りされるようになっている。
【0019】図3に示される如く、カメラ10にはネガ
フイルム14の幅方向一端部のベース部14A(図2参
照)に対応してR(レッド)及びG(グリーン)に発光
するバー状のLED26、28が設けられた記録部30
が配設されている。記録部30の光線出力側には、レン
ズ32が配設され、前記LED26、28から発光され
る光線を収束して、ネガフィルム14のベース部14A
における所定位置(情報記録領域)へ集光させるように
なっている。これにより、ベース部14Aには、ネガフ
ィルム14の幅方向に沿った細長いバー状のコード(バ
ーコード34)が焼き込まれる。バーコード34は、ネ
ガフィルム14の搬送中に長手方向に沿って複数本焼き
込まれる。
【0020】バーコード34は、キャラクタがコード化
された情報であり、1キャラクタを表すために数本(数
ビット)のバーコードが必要とされる。このコード化さ
れた情報に対応するバーコード34をネガフィルム14
のベース部14Aにおける、それぞれの画像コマ14B
(図2参照)に対応して焼込むことにより、その画像コ
マに関する情報を記録することができる。このため、各
画像コマ14Bの情報記録領域は、1画像コマ分の長さ
(36mm)に制限される。
【0021】ここで、各画像コマ14Bに対応して、前
記バーコード34が記録される側とは反対側のネガフィ
ルム14の幅方向端部には、パーフォレーション36が
設けられている。このパーフォレーション36は、バー
コード34の記録開始位置と対応されている。
【0022】記録部30の各LED26、28は、ドラ
イバ38、40にそれぞれ接続され、このドライバ38
、40の駆動は制御部20によって制御されている。 また、制御部20には、エンコーダ42が接続されてい
る。エンコーダ42は、前記モータ22の回転軸に取付
けられ、モータ22の回転に応じて、パルス信号を制御
部20へ供給している。このエンコーダ42から供給さ
れるパルス信号に同期して、前記ドライバ38、40は
、それぞれのLED26、28を発光させ、バーコード
34を記録するようになっているため、各バーコード3
4の幅寸法はネガフィルム14の搬送速度に拘らず一定
とすることができる。
【0023】図2には、バーコード34が焼き込まれた
ネガフィルム14が示されている。情報記録領域には、
各LED26、28によって、それぞれ別個の情報がバ
ーコード化されて記録されており、これらは同一の情報
記録領域に重なって記録されている。すなわち、1画像
コマ14Bに対応する情報記録領域内に各LED26、
28で発光される色別の情報が重なって記録されている
【0024】撮影が終了したネガフイルム14は、再度
カートリッジ18巻き戻された後、カメラ10から取り
出され、DPE店を介してラボへ送られるようになって
いる。ラボでは、ネガフィルム14を現像した後、写真
焼付装置12の所定位置へ配置する。
【0025】写真焼付装置12は、焼付時に照射される
光源44の光軸上にネガキヤリア46が配設されている
。ネガキヤリア46には、制御装置48に接続された駆
動部50の駆動力によって回転する駆動ローラ(図示省
略)が配設されており、ネガフイルム14が図1の矢印
A方向へ搬送されるようになっている。また、ネガキヤ
リア46には、ソレノイド52が設けられており、制御
装置48からの信号でネガフイルム14を焼付位置に挟
持圧着することができる。
【0026】光源44とネガキヤリア46との間にはC
MYの各フイルタ54が介在され、各色の露光量に応じ
て光軸上に出没されるようになっている。
【0027】ネガフイルム14を透過した光線はレンズ
56を介して印画紙58へ照射され、印画紙58へ画像
が焼付けられるようになっている。なお、印画紙58と
レンズ56との間にはシヤツタ60が介在されており、
制御装置48からの信号で露光時に光軸上から退避され
るようになっている。
【0028】ネガフイルム14の搬送経路上における、
ネガキヤリア46よりも上流側には、読取部62が配設
され、前記カメラ10の記録部30で記録された情報を
読み取るようになっている。制御装置48には、前記読
取部62で読み取った情報を記録するメモリが設けられ
ている。
【0029】読取部62は、図4に示される如く、投光
部64と受光部66とで構成されている。投光部64は
、ネガフィルム14の搬送経路よりも上側に配設されて
おり、前記制御装置48にそれぞれドライバ68、70
を介して接続されネガフィルム14の長手方向に沿って
長く、かつR(レッド)及びG(グリーン)に発光する
LED72、74と、これらのLED72、74の出力
側に配設されたレンズ76、78とを備えている。この
ため、LED72、74が発光されると、レンズ76、
78によって集光されて、ネガフィルム14に記録され
た情報記録領域へ照射されるようになっている。照射さ
れた光線は、ネガフィルム14を透過して、受光部66
へと至る。
【0030】受光部66は、セルフォックレンズアレイ
80と、CCDラインセンサ82とで構成されている。 ネガフィルム14を透過した光線は、セルフォックレン
ズアレイ80を介してCCDラインセンサ82へと至る
ので、ネガフィルム14に記録されたバーコード34が
そのままCCDラインセンサ82の受光面で検出するこ
とができる。
【0031】ここで、CCDラインセンサ82では、R
に発光するLED72を照射した場合は、Rに発光する
LED26で記録されたバーコード34を透過した光線
のみの濃度が高くなり、一方の情報のみを抽出すること
ができる。また、Gに発光するLED74を照射した場
合は、Gに発光するLED28で記録されたバーコード
34を透過した光線のみの透過濃度が高くなり、他方の
情報のみを抽出することができる。
【0032】CCDラインセンサ82によって別個に検
出されたバーコードに基づく分布は、制御装置48にお
いて解析されて情報を認識し、メモリへ記録される。
【0033】すなわち、ネガキャリア14の上流側で次
に焼付処理される画像コマが焼付位置へ位置決めされて
いる間に情報を読取り、この読み取られた情報を前記メ
モリへ記憶しておいて、この画像コマ14Bが焼付処理
されるときに記憶された情報をメモリから読み出す構成
となっている。
【0034】以下に本実施例の作用を説明する。
【0035】カメラ10によって画像が撮影されると、
ネガフイルム14の移動に応じてエンコーダ42からパ
ルス信号が制御部20へ出力される。このパルス信号に
同期して、コード化された情報に基づいて各LED26
、28が同時に発光する。
【0036】ここで、図5に示される如く、ネガフィル
ム14の搬送速度は、コマ送りのため、立ち上がり時間
が生じ、一定の搬送速度とはならない。しかし、この搬
送速度に応じたパルス信号をエンコーダ42から受ける
ことにより、各LED26、28の発光時間が制御され
(図6参照)、実際に焼き込まれるバーコード34は一
定の幅とすることができる。
【0037】発光された光線は、レンズ32によって収
束光となり、ネガフィルム14のベース部14Aへ集光
される。これにより、ベース部14Aは、R及びGのL
ED26、28で照射された光線でバーコード34が焼
き込まれる。
【0038】従って、1画像コマ14Bの情報記録領域
に2つの異なる情報に基づくバーコード34が重なって
焼き込まれることになる。このため、記録される情報量
が多くなり、現像処理時やネガフィルム14の管理に必
要な様々な情報を記録することができる。
【0039】カメラ10での撮影が終了し、カートリッ
ジ18のスプール16に再度巻き取られたネガフイルム
14は、ユーザによってDPE店へ持ち込まれ、ラボへ
搬送されて現像処理され、次いで、同時プリントの場合
は写真焼付装置12の所定位置へ装填される。
【0040】装填されたカートリッジ18からネガフイ
ルム14が引き出され、ネガキヤリア46の駆動部50
によって搬送されると、この搬送時に読取部62によっ
て前記カメラ10の記録部30によって記録されたバー
コード34が読み取られる。以下にバーコードの読取手
順を説明する。
【0041】ネガフィルム14の情報記録領域に記録さ
れたバーコード34は、2色のLEDによって重ねて焼
き込まれているので、まず、Rに発光するLED72を
照射する。この光線はレンズ76を介してネガフィルム
14上の情報記録領域を照射し、透過される。
【0042】透過された光線は、Rの光線によって焼き
込まれたバーコード34のみが透過濃度が高く、その他
(Gで焼き込まれたバーコードを含む)の濃度は低くな
っている(図7(A)参照)。この透過光線は、CCD
ラインセンサ82の受光面へ至るが、セルフォックレン
ズアレイ80によって、ネガフィルム14に記録された
バーコード34がそのまま受光面で受光される。
【0043】CCDラインセンサ82では、受光した光
線を電気信号に変換して、制御装置48へ出力する、制
御装置48では、この信号に基づいて情報を認識し、メ
モリへ記憶する。
【0044】次に、Gに発光するLED74を照射する
。この光線はレンズ78を介してネガフィルム14上の
情報記録領域を照射し、透過される。
【0045】透過された光線は、Gの光線によって焼き
込まれたバーコード34のみが濃度が高く、その他(R
で焼き込まれたバーコードを含む)の濃度は低くなって
いる(図7(B)参照)。この透過光線は、CCライン
センサ82の受光面へ至るが、セルフォックレンズアレ
イ80によって、ネガフィルム14に記録されたバーコ
ード34がそのまま受光面で受光される。
【0046】CCDラインセンサ82では、受光した光
線を電気信号に変換して、制御装置48へ出力する、制
御装置48では、この信号に基づいて情報を認識し、メ
モリへ記憶する。
【0047】このように、同一の情報記録領域に重ねて
焼き込まれたバーコードを別個に読み取ることができる
ので、記録された情報を確実に読取ることができる。
【0048】ラボでは、読み取られた情報に対応する画
像コマ14Bが焼付位置に至ると、メモリからその情報
が読み取られ、この情報に基づいて、露光量等の焼付条
件が設定され、各画像コマ14Bが順次焼付位置へ位置
決めされ、焼付処理がなされる。
【0049】現像済のネガフィルム14及び焼付後に現
像処理された印画紙58は、DPE店へ戻され、ユーザ
へ返却する。
【0050】なお、本実施例では、R及びGのLED2
6、28でネガフィルム14のベース部14Aにおける
情報記録領域へバーコード34を焼き込んだが、R、G
、Bの3色を用いれば、さらに記録される情報量を多く
することができる。この場合、バーコード34の読取り
を3色のLEDを配設し、それぞれ順番に発光させてそ
れぞれの色で焼き込まれたバーコード34を読み取って
もよいが、図8に示される如く、発光部側は蛍光灯84
(又は線状タングステンランプでもよい)とレンズ85
とし、受光部側にRGBのフィルタが内蔵されたCCD
ラインセンサ82を配設してもよい。これによれば、1
回の照射によって、全てのバーコード34を同時に読込
み、制御装置48でCCDラインセンサ82からの信号
を分割すればよく、読取時間を短縮することができる。
【0051】また、本実施例では、カメラ10でのバー
コード34の記録を、ネガフィルム14を搬送しながら
、焼き込むようにしたが、図9に示される如く、ネガフ
ィルム14の搬送方向に沿って長く、かつそれぞれR又
はGに発光する光源88、89と、この光源に沿ったレ
ンズ90、91と、バーコード34の焼き込み位置に応
じて電気的に開放閉止することが可能な液晶シャッタ9
2を用いることにより、ネガフィルム14を停止させて
いる状態でバーコード34を焼き込むことができる。 また、このように、停止状態でバーコード34を焼き込
めるので、画像コマ14B間の隙間にもバーコード34
を焼き込むことができる。
【0052】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感光材料
への情報記録方法は、光学的なコードをフィルムに焼込
んで情報を記録する場合、情報記録領域を拡大すること
なく、記録する情報量を多くすることができという優れ
た効果を有する。
【0053】また、上記効果に加え、情報読取方法では
、異なる波長で記憶された情報を明確に区別して読み取
ることができるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る写真処理システムの概略図であ
る。
【図2】ネガフィルムの平面図である。
【図3】バーコード記録のための記録部の斜視図である
【図4】バーコード読み取りのための読取部の斜視図で
ある。
【図5】カメラに装填されたネガフィルムの搬送におけ
る搬送開始時の速度変化を示す特性図である。
【図6】カメラでのバーコード焼き込みのためのLED
発光時間を示すタイムチャートである。
【図7】(A)は読取部でRで焼き込まれたバーコード
を読取る際のしきい値を示す特性図、(B)は読取部で
Gで焼き込まれたバーコードを読取る際のしきい値を示
す特性図である。
【図8】3色でバーコードで記録された場合の読取部の
構成を示す斜視図である。
【図9】カメラの記録部の変形例を示す斜視図である。
【図10】露光実験に用いたLEDチップの配列状態を
示す側面図である。
【図11】図7の装置による波長−濃度値特性図である
【図12】ネガフィルムにバーコードを焼き込む場合の
記録位置−濃度特性図である。
【符号の説明】
10    カメラ 12    写真焼付装置 14    ネガフィルム(感光材料)20    制
御部(カメラ側) 22    モータ 26    LED(カメラ側) 28    LED(カメラ側) 30    記録部(カメラ側) 34    バーコード 42    エンコーダ 48    制御装置(焼付装置側) 62    読取部(写真焼付装置側)72    L
ED(写真焼付装置側)74    LED(写真焼付
装置側)80    セルフォックレンズアレイ82 
   CCDラインセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  撮影画像が光学的に記録される感光材
    料へ情報を光学的に記録する情報記録方法であって、前
    記情報を波長の異なる少なくとも2つ以上の光線を用い
    て同一の情報記録領域へ露光して情報を記録することを
    特徴とする感光材料への情報記録方法。
  2. 【請求項2】  前記請求項1に記載の情報記録方法に
    よって記録された情報を現像後の感光材料から読み取る
    情報読取方法であって、前記情報を記録したときと同一
    波長の光線を照射し、前記情報を読み取ることを特徴と
    する感光材料からの情報読取方法。
JP6457391A 1991-03-28 1991-03-28 感光材料への情報記録方法及び感光材料からの情報読取方法 Pending JPH04298729A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5434634A (en) * 1992-12-02 1995-07-18 Fuji Photo Film Co., Ltd. Camera with data recording device and data recording method
US5438380A (en) * 1992-08-17 1995-08-01 Fuji Photo Film Co., Ltd. Lens-fitted photographic film unit and photofinishing method using the same
US5548361A (en) * 1993-01-28 1996-08-20 Nikon Corporation Camera with data display function

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