JPH11110260A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JPH11110260A
JPH11110260A JP9290303A JP29030397A JPH11110260A JP H11110260 A JPH11110260 A JP H11110260A JP 9290303 A JP9290303 A JP 9290303A JP 29030397 A JP29030397 A JP 29030397A JP H11110260 A JPH11110260 A JP H11110260A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reset
microcomputer
elapsed time
control microcomputer
nonvolatile memory
Prior art date
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Pending
Application number
JP9290303A
Other languages
English (en)
Inventor
Moriaki Matsuura
守昭 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP9290303A priority Critical patent/JPH11110260A/ja
Publication of JPH11110260A publication Critical patent/JPH11110260A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 制御用マイコンのリセットの経歴を残すこと
ができる電子機器を提供する。 【解決手段】 不揮発性メモリ2は、複数(例えば8
個)の記憶エリアを有する。マイコンがリセットされた
ら、リセットされてからの経過時間をカウントする。電
子機器の所定の操作(例えばパワー処理)がなされた
ら、そのカウント値をアドレス0〜7のいずれかの記憶
エリアに記憶させる。このとき、マイコンのリセット毎
に記憶エリアを順次異ならせるようにする。これによっ
て、過去8回分のリセット後の経過時間(リセット経
歴)を保存する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マイクロコンピュ
ータを備えた電子機器に係り、特に、そのマイクロコン
ピュータのリセットの経歴を残すことができる電子機器
に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビジョン受像機等の電子機器におい
ては、制御用のマイクロコンピュータ(以下、制御用マ
イコンと略記する)を備えており、この制御用マイコン
によって各種の制御を行っていることは周知のことであ
る。
【0003】この種の電子機器においては、コンセント
を入れると制御用マイコンに電源が供給されるようにな
っており、その電源供給によって制御用マイコンが動作
を開始する。制御用マイコンは、コンセントが入ってい
る限り動作を続けるようになっている。従って、定常状
態であれば、コンセントを抜いて電子機器への電源の供
給を切断しない限り、制御用マイコンにリセットがかか
ることはない。
【0004】ところが、陰極線管のスパークによるノイ
ズ等の外部要因によって制御用マイコンがリセットされ
てしまう可能性もある。この場合、制御用マイコンはシ
ステムを初期化し、その後、制御用マイコンが正常に動
作を開始する。テレビジョン受像機の場合、制御用マイ
コンがリセットされて正常に復帰するまでに数秒かかる
とすると、その間は映像が表示されないこととなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、コンセン
トを抜くというユーザの意思ではなく、ノイズ等の外部
要因によって制御用マイコンがリセットされてしまう
と、ユーザは故障が発生したものと感じる。そして、こ
れが頻繁に発生すれば、ユーザは「電源がたびたび切断
する」として、修理を依頼することとなる。
【0006】しかしながら、この種の故障は再現性が低
いので、サービスマンがその原因を特定することが困難
である。しかも、制御用マイコンにリセットがかかった
際には、映像が一時的にとぎれるという症状が現れるの
みであり、映像が一時的にとぎれるという現象は制御用
マイコンのリセット以外にも考えられるので、本当に制
御用マイコンがリセットされてしまったのかを特定する
ことも困難である。
【0007】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、制御用マイコンのリセットの経歴を残すこ
とができる電子機器を提供することを目的とする。さら
に、制御用マイコンのリセットの経歴を、データ破壊等
の不具合が発生することなく安全に残すことができる電
子機器を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、制御用のマイクロコンピ
ュータを備えた電子機器において、前記マイクロコンピ
ュータに接続され、複数の記憶エリアを有する不揮発性
メモリと、前記マイクロコンピュータがリセットされて
からの経過時間をカウントする経過時間カウント手段
と、前記経過時間カウント手段によるカウント値を、所
定の操作がなされた時点で前記不揮発性メモリの前記複
数の記憶エリアの一のエリアに記憶させると共に、その
記憶エリアを前記マイクロコンピュータのリセット毎に
順次異ならせて記憶させる記憶手段とを設けて構成した
ことを特徴とする電子機器を提供するものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の電子機器につい
て、添付図面を参照して説明する。図1は本発明の電子
機器で用いる不揮発性メモリの一例構成を示す図、図2
は本発明の電子機器で用いるランダム・アクセス・メモ
リ(RAM)の一例構成を示す図、図3は本発明の電子
機器の全体を示す概略ブロック図、図4〜図6は本発明
の電子機器の動作を説明するためのフローチャートであ
る。
【0010】まず、図3を用いて本発明の電子機器全体
の概略構成について説明する。図3において、本発明の
電子機器は、制御用マイコン1を備えており、制御用マ
イコン1には不揮発性メモリ2が接続されている。制御
用マイコン1は、CPU11,リード・オンリ・メモリ
(ROM)12,RAM13を備えて構成される。
【0011】図3中の不揮発性メモリ2は、一例とし
て、図1に示すように構成される。図1において、アド
レス0〜7は、後に詳述する制御用マイコン1がリセッ
トされてからの経過時間を記憶する経過時間記憶エリア
が設定されている。なお、それぞれのエリアは例えば2
バイトとする。
【0012】アドレス8のポインタは、現在、何回目の
リセットかを示すものであり、アドレス0〜7のどのエ
リアを指しているかを示す。アドレス8のポインタの値
は、0→1→2→3→4→5→6→7→0→1…と繰り
返すものである。即ち、図1の構成では、過去8回のリ
セット経歴(経過時間)を記憶することになる。
【0013】図3中のRAM13、一例として、図2に
示すように構成される。図2に示すように、RAM13
も何回目のリセットかを記憶しておくポインタとしての
記憶エリアを有している。なお、RAM13のポインタ
をポインタRと称することとする。RAM13は、ま
た、図3では図示を省略しているタイマによって計時し
た制御用マイコン1がリセットされてからの経過時間
(カウント値)を記憶する記憶エリアを有している。
【0014】ここで、本発明の動作を図4〜図6を用い
て詳細に説明する。なお、図4〜図6に示すプログラム
は図3中のROM12に記憶されている。図4におい
て、制御用マイコン1がリセットされてプログラムがス
タートすると、制御用マイコン1はステップS1にて各
種初期設定を行う。CPU11は、ステップS2にて、
図1に示す不揮発性メモリ2よりのアドレス8のポイン
タを読み出し、ステップS3にて、その値をインクリメ
ントし(1を加え)、図2に示すRAM13のポインタ
Rに記憶する。
【0015】この場合も、ステップS4及びS5の処理
によって、0→1→2→3→4→5→6→7→0→1…
と繰り返すものとする。そして、ステップS6にて、タ
イマの経過時間を0にして初期化する。なお、タイマの
代わりにソフトウェアを用いてカウントする場合には、
そのソフトウェアによるカウント値を0にして初期化す
る。
【0016】以降、定常時においては、制御用マイコン
1は、図5に示すように、ステップS11及びS12に
よって、一例として1時間経過する度にカウント値をイ
ンクリメントし、リセット後の経過時間をカウントす
る。従って、このカウント値が制御用マイコン1がリセ
ットされた後の経過時間を示すことになる。
【0017】本発明では、電子機器の所定の操作がなさ
れた時点で、RAM13のポインタRの値を不揮発性メ
モリ2のポインタに記憶させると共に、RAM13の経
過時間の記憶エリアに記憶したカウント値を不揮発性メ
モリ2の経過時間記憶エリアの一のエリアに記憶させ
る。なお、経過時間記憶エリアのアドレスは、ポインタ
Rが示す値である。
【0018】本実施例では、電子機器の所定の操作の最
も好ましいものとして、パワー操作の例について示す。
なお、パワー操作とは、電子機器を実際に動作させる操
作であり、コンセントの入力によって制御用マイコン1
及び不揮発性メモリ2等のみに電源が供給されている状
態を意味するものではない。
【0019】図6に示すように、パワーオンまたはオフ
の操作がなされると、ステップS21にて、RAM13
のポインタRの値を不揮発性メモリ2のポインタに記憶
させ、ステップS22にて、RAM13の経過時間の記
憶エリアに記憶したカウント値を、不揮発性メモリ2の
経過時間記憶エリアのポインタRが示すアドレスに記憶
させる。その後、ステップS23にて、実際のパワー処
理を行う。なお、以上の動作は、パワーオンのみでもオ
フのみでもよく、その両方であってもよい。
【0020】以上の動作によって、パワー操作が行われ
る度に、不揮発性メモリ2の経過時間記憶エリアの一の
アドレスには、リセット後の経過時間が記憶されること
になる。なお、経過時間記憶エリアを2バイトとした場
合には、216=65536より、約65万時間までカウ
ント可能である。
【0021】そして、制御用マイコン1がリセットされ
る度に、図1に示す不揮発性メモリ2の経過時間記憶エ
リアのアドレス0〜7に順次リセット後の経過時間が記
憶されていくことになる。従って、過去8回分のリセッ
ト後の経過時間を保存しておくことができる。
【0022】そして、サービス時において、不揮発性メ
モリ2よりリセット後の経過時間を読み出すことによ
り、リセット経歴を知ることができる。このリセット経
歴を見れば、どの程度の頻度で制御用マイコン1がリセ
ットされたかを認識することができ、サービス性向上に
大きく寄与する。なお、不揮発性メモリ2からの経過時
間の読み出しは、サービスモードやサービスプログラム
等の公知の技術を用いることによって実現することが可
能である。
【0023】本発明では、前述のように、電子機器の所
定の操作がなされた時点で、図6に示す処理を行うよう
にしている。これは次の理由による。図6に示すような
処理を予め定めた一定時間毎に行った場合、図6に示す
ような処理を行っている最中にコンセントが切断されて
しまう可能性がある。この場合には、記憶中のデータが
破壊されるばかりでなく、他のデータも破壊されてしま
うおそれがある。
【0024】これに対し、電子機器の所定の操作がなさ
れた時点というのは、ユーザがコンセントを切断する可
能性がほとんどないので、上記のような不具合が発生す
ることがない。よって、リセット後の経過時間の記憶・
保存を安全に行うことが可能となる。
【0025】電子機器の所定の操作としてパワー操作が
好ましい理由について説明する。前述のように、電子機
器の所定の操作がなされる度に図6に示す処理が行われ
ることになるが、チャンネル等の頻繁に操作させる操作
の度に図6に示す処理が行われるものとすると、リセッ
ト後の経過時間が更新されずに不揮発性メモリ2への書
き込み動作がなされる可能性が大きい。また、その回数
も頻繁となる。不揮発性メモリ2への書き込み動作をあ
まりに頻繁に行うことは信頼性等の理由からも好ましい
ことではない。
【0026】これに対し、パワー操作はさほど頻繁に行
うものではなく、一般には、1日に数回程度であるの
で、かなりの確率で更新された経過時間を記憶すること
ができ、また、常に最近の経過時間と見なすことが可能
である。さらに、パワー操作の際には、ノイズが発生し
やすく、制御用マイコン1がリセットされやすい環境で
あるので、制御用マイコン1がリセットされる直前の経
過時間を保存することが可能となる。
【0027】本発明は以上説明した本実施例に限定され
ることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能である。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の電
子機器は、マイクロコンピュータに接続され、複数の記
憶エリアを有する不揮発性メモリと、マイクロコンピュ
ータがリセットされてからの経過時間をカウントする経
過時間カウント手段と、この経過時間カウント手段によ
るカウント値を、所定の操作がなされた時点で不揮発性
メモリの複数の記憶エリアの一のエリアに記憶させると
共に、その記憶エリアをマイクロコンピュータのリセッ
ト毎に順次異ならせて記憶させる記憶手段とを設けて構
成したので、マイクロコンピュータのリセットの経歴
を、データ破壊等の不具合が発生することなく安全に残
すことができる。よって、サービス性の向上に大きく寄
与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明で用いる不揮発性メモリの一例構成を示
す図である。
【図2】本発明で用いるRAMの一例構成を示す図であ
る。
【図3】本発明の全体を示す概略ブロック図である。
【図4】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図5】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図6】本発明の動作を説明するためのフローチャート
である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ 2 不揮発性メモリ 11 CPU 12 ROM 13 RAM

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御用のマイクロコンピュータを備えた電
    子機器において、 前記マイクロコンピュータに接続され、複数の記憶エリ
    アを有する不揮発性メモリと、 前記マイクロコンピュータがリセットされてからの経過
    時間をカウントする経過時間カウント手段と、 前記経過時間カウント手段によるカウント値を、所定の
    操作がなされた時点で前記不揮発性メモリの前記複数の
    記憶エリアの一のエリアに記憶させると共に、その記憶
    エリアを前記マイクロコンピュータのリセット毎に順次
    異ならせて記憶させる記憶手段とを設けて構成したこと
    を特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】前記所定の操作とは、パワー操作であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子機器。
JP9290303A 1997-10-07 1997-10-07 電子機器 Pending JPH11110260A (ja)

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JP9290303A JPH11110260A (ja) 1997-10-07 1997-10-07 電子機器

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Family

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1014251A1 (en) * 1998-12-25 2000-06-28 Nec Corporation Data processor and method of processing data
JP2014149779A (ja) * 2013-02-04 2014-08-21 Shimadzu Corp 分析装置

Cited By (3)

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