JP2001350596A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JP2001350596A
JP2001350596A JP2000169502A JP2000169502A JP2001350596A JP 2001350596 A JP2001350596 A JP 2001350596A JP 2000169502 A JP2000169502 A JP 2000169502A JP 2000169502 A JP2000169502 A JP 2000169502A JP 2001350596 A JP2001350596 A JP 2001350596A
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Eiji Takamukai
英治 高向
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記憶装置の故障発生を大幅に低減する。 【解決手段】 履歴記憶部2は、電源PWのオン/オフ
および書き込み信号WRを検出し、電源PWのオン/オ
フから記憶装置1の通算通電時間、および書き込み信号
WRから記憶装置1への通算書き込み回数を記憶する。
履歴処理部3は、履歴記憶部2からの通算通電時間、お
よび通算書き込み回数を受け、通算通電時間が所定の時
間以上となるか、もしくは通算書き込み回数が所定の回
数を越えると、故障発生の可能性が高いとして、記憶装
置1を交換すべきである旨を通知する交換奨励信号EX
S1を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、デジタル
家電、コンピュータなどの電子機器が備える記憶装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、パソコンのハードディスクに代表
されるような記憶装置は、その信頼性が機器の信頼性、
運用性の大きな要素であるにもかかわらず、単体では起
動時に自己診断機能が働く以外は故障を検出するしかな
く、故障を予測するための機能は無きに等しかった。こ
のため、システムを運用する際、活線挿抜機能を付加し
た記憶装置モジュールをつくり、故障した際には、記憶
装置を取り外すことができるようにしたり、データを定
期的にパックアップすることにより、記憶装置の故障に
よるデータ消失を防ぐようにしたりなどの処置をとって
いた。また、記憶装置の運用開始から適当な期間(数年
程度)が経過した時点で記憶装置を取り替えるという運
用を採用するなどして対処する場合もあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術による記憶装置では、故障してからの対症療法的な対
策しか取り得ず、システム全体の信頼性を著しく低める
という問題があった。また、記憶装置の故障頻度は、ア
クセス回数や通算通電時間などに対して相関性が高いこ
とが知られている。しかしながら、従来技術のように、
適当な間隔で記憶装置を交換するという運用では、まだ
故障発生の確率が低い記憶装置を交換してしまったり、
既に故障の確率が高まった記憶装置をそのまま運用して
しまったりなど、必ずしも適切な交換がなされるとは限
らないという問題があった。
【0004】そこで本発明は、故障発生を大幅に低減す
ることができる記憶装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため、請
求項1記載の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前
記主記憶手段に対して所定の操作が行われる度に、前記
主記憶手段が運用されてからの操作履歴として記憶する
履歴記憶手段とを具備し、前記履歴記憶手段に記憶され
ている操作履歴に基づいて、前記主記憶手段で故障が発
生する可能性の有無を判別することを特徴とする。
【0006】また、好ましい態様として、例えば請求項
2記載のように、請求項1記載の記憶装置において、前
記履歴記憶手段に記憶されている操作履歴に基づいて、
前記主記憶手段の故障発生を警告する故障発生警告手段
を具備するようにしてもよい。
【0007】また、上記目的達成のため、請求項3記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段が所定の動作を行う度に、前記主記憶手段が運用され
てからの動作履歴として記憶するパラメータ履歴記憶手
段とを具備し、前記パラメータ履歴記憶手段に記憶され
ている動作履歴に基づいて、前記主記憶手段で故障が発
生する可能性の有無を判別することを特徴とする。
【0008】また、好ましい態様として、例えば請求項
4記載のように、請求項3記載の記憶装置において、前
記パラメータ履歴記憶手段に記憶されている動作履歴に
基づいて、前記主記憶手段の故障発生を警告する故障発
生警告手段を具備するようにしてもよい。
【0009】また、上記目的達成のため、請求項5記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段に対する操作履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記主
記憶手段の動作履歴を記憶するパラメータ履歴記憶手段
とを具備し、前記履歴記憶手段に記憶されている操作履
歴または前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されている
動作履歴のいずれか一方に基づいて、前記主記憶手段の
交換時期を判別することを特徴とする。
【0010】また、上記目的達成のため、請求項6記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段に対する操作履歴を記憶する履歴記憶手段と、前記履
歴記憶手段に記憶されている操作履歴に基づいて、前記
主記憶手段の故障発生を警告する第1の故障発生警告手
段と、前記主記憶手段の動作履歴を記憶するパラメータ
履歴記憶手段と、前記パラメータ履歴記憶手段に記憶さ
れている動作履歴に基づいて、前記主記憶手段の故障発
生を警告する第2の故障発生警告手段とを具備し、少な
くとも、前記第1の故障発生警告手段または第2の故障
発生警告手段のいずれか一方から警告が発せられた場
合、前記主記憶手段の交換時期とすることを特徴とす
る。
【0011】また、上記目的達成のため、請求項7記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段に対する通算通電時間および通算書き込み回数を記憶
する履歴記憶手段と、前記通算通電時間が所定の時間以
上となるか、もしくは前記通算書き込み回数が所定の回
数を越えると、前記主記憶手段の交換時期であることを
通知する交換奨励信号を出力する履歴処理手段とを具備
することを特徴とする。
【0012】また、上記目的達成のため、請求項8記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段を動作させるための、過去n個分のスピンドル電流値
を記憶するパラメータ履歴記憶手段と、前記パラメータ
履歴記憶手段に記憶されているn個のスピンドル電流値
が全て閾値を越えていれば、前記主記憶手段の交換時期
であることを通知する交換奨励信号を出力するパラメー
タ履歴処理手段とを具備することを特徴とする。
【0013】また、上記目的達成のため、請求項9記載
の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶手
段に対する通算通電時間および通算書き込み回数を記憶
する履歴記憶手段と、前記通算通電時間が所定の時間以
上となるか、もしくは前記通算書き込み回数が所定の回
数を越えると、前記主記憶手段の交換時期であることを
通知する第1の交換奨励信号を出力する履歴処理手段
と、前記主記憶手段を動作させるための、過去n個分の
スピンドル電流値を記憶するパラメータ履歴記憶手段
と、前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn個
のスピンドル電流値が全て閾値を越えていれば、前記主
記憶手段の交換時期であることを通知する第2の交換奨
励信号を出力するパラメータ履歴処理手段とを具備し、
少なくとも、前記第1の交換奨励信号または第2の交換
奨励信号のいずれか一方が発せられた場合、前記主記憶
手段の交換時期とすることを特徴とする。
【0014】また、上記目的達成のため、請求項10記
載の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶
手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を記憶する履
歴記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶されている前記
セクタ毎の通算書き込み回数が所定の回数を越えると、
前記主記憶手段の交換時期であることを通知する交換奨
励信号を出力する履歴処理手段とを具備することを特徴
とする。
【0015】また、上記目的達成のため、請求項11記
載の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶
手段に対する書き込み動作時における、過去n回分の書
き込み成功時間を記憶するパラメータ履歴記憶手段と、
前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn回分の
書き込み成功時間が全て閾値を越えていれば、前記主記
憶手段の交換時期であることを通知する交換奨励信号を
出力するパラメータ履歴処理手段とを具備することを特
徴とする。
【0016】また、上記目的達成のため、請求項12記
載の発明による記憶装置は、主記憶手段と、前記主記憶
手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を記憶する履
歴記憶手段と、前記履歴記憶手段に記憶されている前記
セクタ毎の通算書き込み回数が所定の回数を越えると、
前記主記憶手段の交換時期であることを通知する第1の
交換奨励信号を出力する履歴処理手段と、前記主記憶手
段に対する書き込み動作時における、過去n回分の書き
込み成功時間を記憶するパラメータ履歴記憶手段と、前
記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn回分の書
き込み成功時間が全て閾値を越えていれば、前記主記憶
手段の交換時期であることを通知する第2の交換奨励信
号を出力するパラメータ履歴処理手段とを具備し、少な
くとも、前記第1の交換奨励信号または第2の交換奨励
信号のいずれか一方が発せられた場合、前記主記憶手段
の交換時期とすることを特徴とする。
【0017】この発明では、主記憶手段に対して所定の
操作が行われる度に、履歴記憶手段に、前記主記憶手段
が運用されてからの操作履歴として記憶し、該操作履歴
に基づいて、前記主記憶手段で故障が発生する可能性の
有無を判別するようにしたので、主記憶手段が故障する
前に、記憶装置を交換すべきか否かを外部装置やユーザ
が知ることができるので、故障発生を大幅に低減するこ
とが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。 A.実施形態 A−1.第1の実施形態の構成 図1は、本発明の第1の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。1は、ハードディスクな
どの記憶装置である。履歴記憶部2は、図示しない制御
装置およびフラッシュメモリから構成されており、記憶
装置1の通算通電時間、および通算書き込み回数を記憶
するものである。履歴処理部3は、論理回路から構成さ
れており、履歴記憶部2からの通算通電時間、および通
算書き込み回数を受け、通算通電時間が所定の時間以上
となるか、もしくは通算書き込み回数が所定の回数を越
えると、交換奨励信号EXS1を出力するようになって
いる。上記記憶装置1および履歴記憶部2には、それぞ
れを動作させるための電源PWとアクセスするための書
き込み信号WRとが供給されている。
【0019】履歴記憶部2は、制御装置によって、電源
PWがオンされた時刻、およびオフされた時刻を計測
し、その時刻差(すなわち通電時間)を、フラッシュメ
モリに過去に書き込まれている通算通電時間に加算し、
新たな通算通電時間として、フラッシュメモリに記憶す
るようになっている。同様に、履歴記憶部2は、制御装
置によって、書き込み信号WRが発行される度に、フラ
ッシュメモリに記憶されている、書き込み信号WRの発
行回数、すなわち通算書き込み回数を更新するようにな
っている。したがって、上記履歴記憶部2には、常に、
現時点における、通算通電時間と通算書き込み回数とが
記憶されていることになる。
【0020】履歴処理部3は、履歴記憶部2から出力さ
れる、前述した通算通電時間と通算書き込み回数とを受
け取り、通算通電時間が所定の時間以上となるか、もし
くは通算書き込み回数が所定の回数を越えると、交換奨
励信号EXS2を出力するものである。仮に工場におけ
る耐久試験で、通算通電時間が一万時間以上となるか、
通算書き込み回数が一千万回を越えると、信頼性が悪化
することが分かっている場合には、履歴処理部3は、通
算通電時間が一万時間以上であるか、もしくは通算書き
込み回数が一千万回を越えると、交換奨励信号EXSを
出力することになる。
【0021】A−2.第1の実施形態の動作 次に、上述した第2の実施形態の動作について説明す
る。 電源PWがオンされる度、また、電源PWがオフ
される度に、履歴記憶部2の制御装置によって1回当た
りの通電時間を算出するとともに、フラッシュメモリに
書き込まれている、過去の通算通電時間に累算し、現時
点の通算通電時間を取得する。また、書き込み信号WR
が発行される度に、上記履歴記憶部2の制御装置によっ
て、フラッシュメモリに記憶されている通算書き込み回
数をカウントアップし、現時点の通算書き込み回数を取
得する。
【0022】履歴処理部3では、履歴記憶部2に記憶さ
れている、通算通電時間が所定の時間(例えば、一万時
間)以上となるか、もしくは通算書き込み回数(例え
ば、一千万回)が所定の回数を越えると、交換奨励信号
EXS1を出力する。外部の機器またはユーザは、履歴
処理部3が出力する交換奨励信号EXS1を受け取るこ
とにより、記憶装置1を交換したほうが良いことを知
る。これにより、動作中に記憶装置1が故障する確率を
下げることができる。
【0023】なお、上述した第1の実施形態は、あくま
で一例であり、記憶装置1、履歴記憶部2および履歴処
理部3の実現手法、履歴記憶部2に格納するために入力
される信号が何であるか、履歴処理部3の内部の論理や
そのための時間の閾値などは実際の実現手法によって変
わり得る。すなわち、本第1の実施形態では、図1に示
す構成により、最終的に交換奨励信号EXS1が出力さ
れることが重要である。また、交換奨励信号EXS1
も、交換すべきか否かを表す2値でなく、故障の可能性
を表す多値としてもよい。
【0024】また、上述した第1の実施形態において
は、必ずしも履歴処理部3を設けなければならないとい
うものではなく、図1に示す履歴記憶部2に記憶されて
いる、通算通電時間および書き込み回数を直接外部に出
力し、該通算通電時間および書き込み回数に従って、外
部の機器またはユーザが記憶装置1を交換すべきか否か
を判断するようにしてもよい。
【0025】B.第2の実施形態 B−1.第2の実施形態の構成 図2は、本発明の第2の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。なお、図1に対応する部
分には同一の符号を付けて説明を省略する。パラメータ
履歴記憶部4は、図示しない制御装置およびフラッシュ
メモリから構成されており、制御装置によって、記憶装
置1を動作させるためのスピンドル電流の値(以下、ス
ピンドル電流値)SCを測定し、過去数回分のスピンド
ル電流値SCを内部のフラッシュメモリに書き込む。
【0026】より具体的には、パラメータ履歴記憶部4
は、記憶装置1に対する新たなアクセスによって新たな
スピンドル電流が生成されると、制御装置によって、過
去のスピンドル電流値SCのうち、最も古いものを破棄
し、代わりに最新のスピンドル電流値SCを書き込む。
この操作により、常に決められた回数分の過去のスピン
ドル電流値SCがフラッシュメモリ内に記憶されること
になる。ここでは、この回数を「n」とする。フラッシ
ュメモリに記憶されたn個のスピンドル電流値SCは、
パラメータ履歴処理部5に送出されている。
【0027】パラメータ履歴処理部5は、パラメータ履
歴記憶部4から供給される、n個のスピンドル電流値S
Cを受け取り、n個のスピンドル電流値SCが全て閾値
S1を越えていれば、交換奨励信号EXS2を出力する
ようになっている。なお、工場における試験で、記憶装
置1の故障前にはスピンドル電流SCがn回連続して閾
値S1を越えることが多いことが分かっているものとす
る。
【0028】B−2.第2の実施形態の動作 次に、上述した第2の実施形態の動作について説明す
る。記憶装置1に対する新たなアクセスによって新たな
スピンドル電流が生成される度に、パラメータ履歴記憶
部4の制御装置によって、フラッシュメモリに記憶され
ている過去のスピンドル電流値SCのうち、最も古いも
のを破棄し、代わりに最新のスピンドル電流値SCの値
を書き込む。これにより、常に、n個の過去のスピンド
ル電流値SCがパラメータ履歴記憶部4に記憶される。
【0029】パラメータ履歴処理部5では、パラメータ
履歴記憶部4に記憶されている、n個のスピンドル電流
値SCを受け取り、n個のスピンドル電流値SCが全て
閾値S1を越えていれば、交換奨励信号EXS2を出力
する。外部の機器またはユーザは、パラメータ履歴処理
部5が出力する交換奨励信号EXS2を受け取ることに
より、記憶装置1を交換したほうが良いことを知る。こ
れにより、動作中に記憶装置1が故障する確率を下げる
ことができる。
【0030】なお、上述した第2の実施形態は、あくま
で一例であり、記憶装置1、パラメータ履歴記憶部4お
よびパラメータ履歴処理部5の実現手法、パラメータ履
歴記憶部4に格納するために入力される信号が何である
か、パラメータ履歴処理部5の内部の論理やそのための
閾値などは実際の実現手法によって変わり得る。すなわ
ち、本第2の実施形態では、図2に示す構成により、最
終的に交換奨励信号EXS2が出力されることが重要で
ある。また、交換奨励信号EXS2も、交換すべきか否
かを表す2値でなく、故障の可能性を表す多値としても
よい。
【0031】また、上述した第2の実施形態において
は、必ずしもパラメータ履歴処理部5を設けなければな
らないというものではなく、図2に示すパラメータ履歴
記憶部4に記憶されている、n個のスピンドル電流値S
Cを直接外部に出力し、該n個のスピンドル電流値SC
に従って、外部の機器またはユーザが記憶装置1を交換
すべきか否かを判断するようにしてもよい。
【0032】C.第3の実施形態 次に、本発明の第3の実施形態(請求項3)では、前述
した第1の実施形態の構成(図1を参照)と、第2の実
施形態の構成(図2を参照)とを組み合わせ、履歴処理
部3の交換奨励信号EXS1、またはパラメータ履歴記
憶部4の交換奨励信号EXS2のいずれか一方が出力さ
れたことで、記憶装置1を交換するというように定義す
ればよい。
【0033】なお、本第3の実施形態においては、必ず
しも履歴処理部3、パラメータ履歴処理部5を設けなけ
ればならないというものではなく、図1に示す履歴記憶
部2に記憶されている、通算通電時間および書き込み回
数を直接外部に出力するとともに、図2に示すパラメー
タ履歴記憶部4に記憶されている、n個のスピンドル電
流値SCを直接外部に出力し、上記通算通電時間および
書き込み回数、ならびにn個のスピンドル電流値SCに
従って、外部の機器またはユーザが記憶装置1を交換す
べきか否かを判断するようにしてもよい。
【0034】また、上述した第1の実施形態ないし第3
の実施形態において、記憶装置1をハードディスク、履
歴記憶部2またはパラメータ履歴記憶部4をフラッシュ
メモリとしたが、本発明の本質はそれらの実現手段にな
んら限定されない。そこで、以下では、上述した第1の
実施形態ないし第3の実施形態の構成以外による実施形
態について説明する。
【0035】D.第4の実施形態 D−2.第4の実施形態の構成 図3は、本発明の第4の実施形態による構成を示すブロ
ック図である。6は、フラッシュメモリなどの記憶装置
である。履歴記憶部7は、図示しない制御装置およびフ
ラッシュメモリから構成されており、制御装置によっ
て、記憶装置6をアクセスするための書き込み信号WR
が発行される度に、アドレスADRによってセクタ毎に
分別し、フラッシュメモリに記憶されている、セクタ毎
の書き込み信号WRの発行回数、すなわち通算書き込み
回数を更新するようになっている。したがって、上記履
歴記憶部7には、常に、現時点における、セクタ毎の通
算書き込み回数が記憶されていることになる。
【0036】履歴処理部8は、履歴処理部3は、論理回
路から構成されており、履歴記憶部7からのセクタ毎の
通算書き込み回数を受け、通算書き込み回数が所定の回
数を越えると、交換奨励信号EXS3を出力するように
なっている。仮に半導体設計時のシミュレーションで、
記憶装置6中に存在する各セクタが100万回の書き込
みで、その信頼性が悪化することが分かっている場合に
は、履歴処理部8は、通算書き込み回数が100万回を
越えると、交換奨励信号EXS3を出力することにな
る。
【0037】D−2.第4の実施形態の動作 次に、上述した第4の実施形態の動作について説明す
る。 記憶装置6をアクセスするための書き込み信号W
Rが発行される度に、履歴記憶部7の制御装置によっ
て、アドレスADRによってセクタ毎に分別し、フラッ
シュメモリに記憶されている、セクタ毎の書き込み信号
WRの発行回数カウントアップし、現時点の通算書き込
み回数を取得する。
【0038】履歴処理部8では、履歴記憶部7のフラッ
シュメモリに記憶されている、通算書き込み回数が所定
の回数(例えば、100万回)を越えると、交換奨励信
号EXS3が出力される。外部の機器またはユーザは、
履歴処理部8が出力する交換奨励信号EXS3を受け取
ることにより、記憶装置1を交換したほうが良いことを
知る。これにより、動作中に記憶装置1が故障する確率
を下げることができる。
【0039】なお、上述した第4の実施形態は、あくま
で一例であり、記憶装置6、履歴記憶部7および履歴処
理部8の実現手法、履歴記憶部7に格納するために入力
される信号が何であるか、履歴処理部8の内部の論理や
そのための通算書き込み回数の閾値などは実際の実現手
法によって変わり得る。すなわち、本第4の実施形態で
は、図3に示す構成により、最終的に交換奨励信号EX
S3が出力されることが重要である。また、交換奨励信
号EXS3も、交換すべきか否かを表す2値でなく、故
障の可能性を表す多値としてもよい。
【0040】また、上述した第4の実施形態において
は、必ずしも履歴記憶部8を設けなければならないとい
うものではなく、図3に示す履歴記憶部7に記憶されて
いる、通算書き込み回数を直接外部に出力し、該通算書
き込み回数に従って、外部の機器またはユーザが記憶装
置6を交換すべきか否かを判断するようにしてもよい。
【0041】E.第5の実施形態 E−1.第5の実施形態の構成 図4は、本発明の第5の実施形態による構成を示すブロ
ック図である。なお、図3に対応する部分には同一の符
号を付けて説明を省略する。記憶装置6には、該記憶装
置6を動作させた際に、書き込みアルゴリズムに従い、
書き込みをリトライした際の書き込み成功までの時間
(以下、書き込み成功時間)WSTが記憶される。パラ
メータ履歴記憶部9は、図示しない制御装置およびフラ
ッシュメモリから構成されており、制御装置によって、
記憶装置1から書き込み成功時間WSTを受け取り、過
去の数回分の書き込み成功時間WSTを内部のフラッシ
ュメモリに書き込む。
【0042】より具体的には、パラメータ履歴記憶部9
は、記憶装置1に対する新たなアクセスによって新たな
書き込み成功時間WSTが生成されると、制御装置によ
って、過去の数回分の書き込み成功時間WSTのうち、
最も古いものを破棄し、代わりに最新の書き込み成功時
間WSTを書き込む。この操作により、常に決められた
回数分の過去の書き込み成功時間WSTがフラッシュメ
モリ内に記憶されることになる。ここでは、この回数を
「n」とする。フラッシュメモリに記憶されたn個の書
き込み成功時間WSTは、パラメータ履歴処理部5に送
出されている。
【0043】パラメータ履歴処理部10は、パラメータ
履歴記憶部9から供給される、n個の書き込み成功時間
WSTを受け取り、n個の書き込み成功時間WSTが全
て閾値S2を越えていれば、交換奨励信号EXS4を出
力するようになっている。なお、半導体設計時のシミュ
レーションで、記憶装置1の著しい信頼性低下前にはn
回連続して書き込み成功時間が閾値S2を越えることが
多いことが分かっているものとする。
【0044】E−2.第5の実施形態の動作 次に、上述した第5の実施形態の動作について説明す
る。記憶装置6に対する新たなアクセスによって新たな
書き込み成功時間WSTが生成される度に、パラメータ
履歴記憶部9の制御装置によって、フラッシュメモリに
記憶されている過去の書き込み成功時間WSTのうち、
最も古いものを破棄し、代わりに最新の書き込み成功時
間WSTを書き込む。これにより、常に、n個の過去の
書き込み成功時間WSTがパラメータ履歴記憶部4に記
憶される。
【0045】パラメータ履歴処理部5では、パラメータ
履歴記憶部4に記憶されている、n個の書き込み成功時
間WSTを受け取り、n個の書き込み成功時間WSTが
全て閾値S2を越えていれば、交換奨励信号EXS4を
出力する。外部の機器またはユーザは、パラメータ履歴
処理部10が出力する交換奨励信号EXS4を受け取る
ことにより、記憶装置6を交換したほうが良いことを知
る。これにより、動作中に記憶装置6が故障する確率を
下げることができる。
【0046】なお、上述した第5の実施形態は、あくま
で一例であり、記憶装置6、パラメータ履歴記憶部9お
よびパラメータ履歴処理部10の実現手法、パラメータ
履歴記憶部9に格納するために入力される信号が何であ
るか、パラメータ履歴処理部10の内部の論理やそのた
めの閾値などは実際の実現手法によって変わり得る。す
なわち、本第5の実施形態では、図4に示す構成によ
り、最終的に交換奨励信号EXS4が出力されることが
重要である。また、交換奨励信号EXS4も、交換すべ
きか否かを表す2値でなく、故障の可能性を表す多値と
してもよい。
【0047】また、上述した第5の実施形態において
は、必ずしもパラメータ履歴記憶部9を設けなければな
らないというものではなく、図4に示すパラメータ履歴
記憶部9に記憶されている、n個の書き込み成功時間W
STを直接外部に出力し、上記n個の書き込み成功時間
WSTに従って、外部の機器またはユーザが記憶装置6
を交換すべきか否かを判断するようにしてもよい。
【0048】F.第6の実施形態 次に、本発明の第6の実施形態では、前述した第4の実
施形態の構成(図3を参照)と、第5の実施形態の構成
(図4を参照)とを組み合わせ、履歴処理部8の交換奨
励信号EXS3、またはパラメータ履歴記憶部10の交
換奨励信号EXS4のいずれか一方が出力されたこと
で、記憶装置6を交換するというように定義すればよ
い。
【0049】なお、本第6の実施形態においては、必ず
しも履歴処理部8、パラメータ履歴処理部10を設けな
ければならないというものではなく、図3に示す履歴記
憶部7に記憶されている、通算書き込み回数を直接外部
に出力するとともに、図4に示すパラメータ履歴記憶部
9に記憶されている、n個の書き込み成功時間WSTを
直接外部に出力し、上記通算書き込み回数またはn個の
書き込み成功時間WSTに従って、外部の機器またはユ
ーザが記憶装置6を交換すべきか否かを判断するように
してもよい。
【0050】なお、上述した第1の実施形態ないし第6
の実施形態において、履歴記憶部2またはパラメータ履
歴記憶部4、あるいは履歴記憶部7またはパラメータ履
歴記憶部9は、記憶装置1または記憶装置6とは別に設
けられていたが、記憶装置1または記憶装置6の一部
を、履歴記憶部2またはパラメータ履歴記憶部4、ある
いは履歴記憶部7またはパラメータ履歴記憶部9の記憶
領域として用いていも構わない。この場合、信頼性の確
保には、例えば、履歴記憶部2またはパラメータ履歴記
憶部4、あるいは履歴記憶部7またはパラメータ履歴記
憶部9の部分に、より強力な誤り訂正をかけたり、複数
の場所に同一データを書き込んで冗長度を高めたり、特
定のパーティションとすることによりアクセス頻度を減
らすことにより、記憶装置1または記憶装置6のデータ
より信頼性を高めるなどの処置を施すことができる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、主記憶手
段に対して所定の操作が行われる度に、履歴記憶手段
に、前記主記憶手段が運用されてからの操作履歴として
記憶し、該操作履歴に基づいて、前記主記憶手段で故障
が発生する可能性の有無を判別するようにしたので、主
記憶手段が故障する前に、記憶装置を交換すべきか否か
を外部装置やユーザが知ることができるので、故障発生
を大幅に低減することができるという利点が得られる。
【0052】また、請求項2記載の発明によれば、故障
発生警告手段により、前記履歴記憶手段に記憶されてい
る操作履歴に基づいて、前記主記憶手段の故障発生を警
告するようにしたので、主記憶手段が故障する前に、記
憶装置を交換すべきか否かを外部装置やユーザが知るこ
とができるので、故障発生を大幅に低減することができ
るという利点が得られる。
【0053】また、請求項3記載の発明によれば、主記
憶手段が所定の動作を行う度に、パラメータ履歴記憶手
段に、前記主記憶手段が運用されてからの動作履歴とし
て記憶し、該動作履歴に基づいて、前記主記憶手段で故
障が発生する可能性の有無を判別するようにしたので、
主記憶手段が故障する前に、記憶装置を交換すべきか否
かを外部装置やユーザが知ることができるので、故障発
生を大幅に低減することができるという利点が得られ
る。
【0054】また、請求項4記載の発明によれば、故障
発生警告手段により、前記パラメータ履歴記憶手段に記
憶されている動作履歴に基づいて、前記主記憶手段の故
障発生を警告するようにしたので、主記憶手段が故障す
る前に、記憶装置を交換すべきか否かを外部装置やユー
ザが知ることができるので、故障発生を大幅に低減する
ことができるという利点が得られる。
【0055】また、請求項5記載の発明によれば、主記
憶手段に対する操作履歴を履歴記憶手段に記憶するとと
もに、主記憶手段の動作履歴をパラメータ履歴記憶手段
に記憶し、前記履歴記憶手段に記憶されている操作履歴
または前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されている動
作履歴のいずれか一方に基づいて、前記主記憶手段の交
換時期を判別するようにしたので、主記憶手段が故障す
る前に、記憶装置を交換すべきか否かを外部装置やユー
ザが知ることができるので、故障発生を大幅に低減する
ことができるという利点が得られる。
【0056】また、請求項6記載の発明によれば、主記
憶手段に対する操作履歴を履歴記憶手段に記憶し、第1
の故障発生警告手段により、該操作履歴に基づいて、前
記主記憶手段の故障発生を警告するとともに、主記憶手
段の動作履歴をパラメータ履歴記憶手段に記憶し、第2
の故障発生警告手段により、該動作履歴に基づいて、前
記主記憶手段の故障発生を警告し、少なくとも、前記第
1の故障発生警告手段または第2の故障発生警告手段の
いずれか一方から警告が発せられた場合、前記主記憶手
段の交換時期とするようにしたので、主記憶手段が故障
する前に、記憶装置を交換すべきか否かを外部装置やユ
ーザが知ることができるので、故障発生を大幅に低減す
ることができるという利点が得られる。
【0057】また、請求項7記載の発明によれば、主記
憶手段に対する通算通電時間および通算書き込み回数を
履歴記憶手段に記憶し、履歴処理手段により、通算通電
時間が所定の時間以上となるか、もしくは通算書き込み
回数が所定の回数を越えると、主記憶手段の交換時期で
あることを通知する交換奨励信号を出力するようにした
ので、主記憶手段が故障する前に、記憶装置を交換すべ
きか否かを外部装置やユーザが知ることができるので、
故障発生を大幅に低減することができるという利点が得
られる。
【0058】また、請求項8記載の発明によれば、主記
憶手段を動作させるための、過去n個分のスピンドル電
流値をパラメータ履歴記憶手段に記憶し、パラメータ履
歴処理手段により、n個のスピンドル電流値が全て閾値
を越えていれば、主記憶手段の交換時期であることを通
知する交換奨励信号を出力するようにしたので、主記憶
手段が故障する前に、記憶装置を交換すべきか否かを外
部装置やユーザが知ることができるので、故障発生を大
幅に低減することができるという利点が得られる。
【0059】また、請求項9記載の発明によれば、主記
憶手段に対する通算通電時間および通算書き込み回数を
履歴記憶手段に記憶し、履歴処理手段により、通算通電
時間が所定の時間以上となるか、もしくは通算書き込み
回数が所定の回数を越えると、主記憶手段の交換時期で
あることを通知する第1の交換奨励信号を出力するとと
もに、主記憶手段を動作させるための、過去n個分のス
ピンドル電流値をパラメータ履歴記憶手段に記憶し、パ
ラメータ履歴処理手段により、該n個のスピンドル電流
値が全て閾値を越えていれば、前記主記憶手段の交換時
期であることを通知する第2の交換奨励信号を出力し、
少なくとも、前記第1の交換奨励信号または第2の交換
奨励信号のいずれか一方が発せられた場合、前記主記憶
手段の交換時期とするようにしたので、主記憶手段が故
障する前に、記憶装置を交換すべきか否かを外部装置や
ユーザが知ることができるので、故障発生を大幅に低減
することができるという利点が得られる。
【0060】また、請求項10記載の発明によれば、主
記憶手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を履歴記
憶手段に記憶し、履歴処理手段により、該セクタ毎の通
算書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主記憶手
段の交換時期であることを通知する交換奨励信号を出力
するようにしたので、主記憶手段が故障する前に、記憶
装置を交換すべきか否かを外部装置やユーザが知ること
ができるので、故障発生を大幅に低減することができる
という利点が得られる。
【0061】また、請求項11記載の発明によれば、主
記憶手段に対する書き込み動作時における、過去n回分
の書き込み成功時間をパラメータ履歴記憶手段に記憶
し、パラメータ履歴処理手段により、該n回分の書き込
み成功時間が全て閾値を越えていれば、前記主記憶手段
の交換時期であることを通知する交換奨励信号を出力す
るようにしたので、主記憶手段が故障する前に、記憶装
置を交換すべきか否かを外部装置やユーザが知ることが
できるので、故障発生を大幅に低減することができると
いう利点が得られる。
【0062】また、請求項12記載の発明によれば、主
記憶手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を履歴記
憶手段に記憶し、履歴処理手段により、該セクタ毎の通
算書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主記憶手
段の交換時期であることを通知する第1の交換奨励信号
を出力するとともに、前記主記憶手段に対する書き込み
動作時における、過去n回分の書き込み成功時間をパラ
メータ履歴記憶手段に記憶し、パラメータ履歴処理手段
により、該n回分の書き込み成功時間が全て閾値を越え
ていれば、前記主記憶手段の交換時期であることを通知
する第2の交換奨励信号を出力し、少なくとも、前記第
1の交換奨励信号または第2の交換奨励信号のいずれか
一方が発せられた場合、前記主記憶手段の交換時期とす
るようにしたので、主記憶手段が故障する前に、記憶装
置を交換すべきか否かを外部装置やユーザが知ることが
できるので、故障発生を大幅に低減することができると
いう利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第4の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第5の実施形態による電子機器の一部
構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1,6……記憶装置(主記憶手段)、2……履歴記憶部
(履歴記憶手段)、3……履歴処理部(履歴処理手段、
第1の故障発生警告手段)、4……パラメータ履歴記憶
部(パラメータ履歴記憶手段)、5……パラメータ履歴
処理手段(パラメータ履歴処理手段、第2の故障発生警
告手段)、7……履歴記憶部(履歴記憶手段)、8……
履歴処理部(履歴処理手段、第1の故障発生警告手
段)、9……履歴記憶部(履歴記憶手段)、10……履
歴処理部(履歴処理手段、第2の故障発生警告手段)

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主記憶手段と、前記主記憶手段に対して
    所定の操作が行われる度に、前記主記憶手段が運用され
    てからの操作履歴として記憶する履歴記憶手段とを具備
    し、 前記履歴記憶手段に記憶されている操作履歴に基づい
    て、前記主記憶手段で故障が発生する可能性の有無を判
    別することを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記履歴記憶手段に記憶されている操作
    履歴に基づいて、前記主記憶手段の故障発生を警告する
    故障発生警告手段を具備することを特徴とする請求項1
    記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 主記憶手段と、 前記主記憶手段が所定の動作を行う度に、前記主記憶手
    段が運用されてからの動作履歴として記憶するパラメー
    タ履歴記憶手段とを具備し、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されている動作履歴
    に基づいて、前記主記憶手段で故障が発生する可能性の
    有無を判別することを特徴とする記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶され
    ている動作履歴に基づいて、前記主記憶手段の故障発生
    を警告する故障発生警告手段を具備することを特徴とす
    る請求項3記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対する操作履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、 前記主記憶手段の動作履歴を記憶するパラメータ履歴記
    憶手段とを具備し、 前記履歴記憶手段に記憶されている操作履歴または前記
    パラメータ履歴記憶手段に記憶されている動作履歴のい
    ずれか一方に基づいて、前記主記憶手段の交換時期を判
    別することを特徴とする記憶装置。
  6. 【請求項6】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対する操作履歴を記憶する履歴記憶手
    段と、 前記履歴記憶手段に記憶されている操作履歴に基づい
    て、前記主記憶手段の故障発生を警告する第1の故障発
    生警告手段と、 前記主記憶手段の動作履歴を記憶するパラメータ履歴記
    憶手段と、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されている動作履歴
    に基づいて、前記主記憶手段の故障発生を警告する第2
    の故障発生警告手段とを具備し、 少なくとも、前記第1の故障発生警告手段または第2の
    故障発生警告手段のいずれか一方から警告が発せられた
    場合、前記主記憶手段の交換時期とすることを特徴とす
    る記憶装置。
  7. 【請求項7】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対する通算通電時間および通算書き込
    み回数を記憶する履歴記憶手段と、 前記通算通電時間が所定の時間以上となるか、もしくは
    前記通算書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主
    記憶手段の交換時期であることを通知する交換奨励信号
    を出力する履歴処理手段とを具備することを特徴とする
    記憶装置。
  8. 【請求項8】 主記憶手段と、 前記主記憶手段を動作させるための、過去n個分のスピ
    ンドル電流値を記憶するパラメータ履歴記憶手段と、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn個のス
    ピンドル電流値が全て閾値を越えていれば、前記主記憶
    手段の交換時期であることを通知する交換奨励信号を出
    力するパラメータ履歴処理手段とを具備することを特徴
    とする記憶装置。
  9. 【請求項9】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対する通算通電時間および通算書き込
    み回数を記憶する履歴記憶手段と、 前記通算通電時間が所定の時間以上となるか、もしくは
    前記通算書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主
    記憶手段の交換時期であることを通知する第1の交換奨
    励信号を出力する履歴処理手段と、 前記主記憶手段を動作させるための、過去n個分のスピ
    ンドル電流値を記憶するパラメータ履歴記憶手段と、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn個のス
    ピンドル電流値が全て閾値を越えていれば、前記主記憶
    手段の交換時期であることを通知する第2の交換奨励信
    号を出力するパラメータ履歴処理手段とを具備し、 少なくとも、前記第1の交換奨励信号または第2の交換
    奨励信号のいずれか一方が発せられた場合、前記主記憶
    手段の交換時期とすることを特徴とする記憶装置。
  10. 【請求項10】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を
    記憶する履歴記憶手段と、 前記履歴記憶手段に記憶されている前記セクタ毎の通算
    書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主記憶手段
    の交換時期であることを通知する交換奨励信号を出力す
    る履歴処理手段とを具備することを特徴とする記憶装
    置。
  11. 【請求項11】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対する書き込み動作時における、過去
    n回分の書き込み成功時間を記憶するパラメータ履歴記
    憶手段と、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn回分の
    書き込み成功時間が全て閾値を越えていれば、前記主記
    憶手段の交換時期であることを通知する交換奨励信号を
    出力するパラメータ履歴処理手段とを具備することを特
    徴とする記憶装置。
  12. 【請求項12】 主記憶手段と、 前記主記憶手段に対するセクタ毎の通算書き込み回数を
    記憶する履歴記憶手段と、 前記履歴記憶手段に記憶されている前記セクタ毎の通算
    書き込み回数が所定の回数を越えると、前記主記憶手段
    の交換時期であることを通知する第1の交換奨励信号を
    出力する履歴処理手段と、 前記主記憶手段に対する書き込み動作時における、過去
    n回分の書き込み成功時間を記憶するパラメータ履歴記
    憶手段と、 前記パラメータ履歴記憶手段に記憶されているn回分の
    書き込み成功時間が全て閾値を越えていれば、前記主記
    憶手段の交換時期であることを通知する第2の交換奨励
    信号を出力するパラメータ履歴処理手段とを具備し、 少なくとも、前記第1の交換奨励信号または第2の交換
    奨励信号のいずれか一方が発せられた場合、前記主記憶
    手段の交換時期とすることを特徴とする記憶装置。
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