JPH11110186A - ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体

Info

Publication number
JPH11110186A
JPH11110186A JP9270161A JP27016197A JPH11110186A JP H11110186 A JPH11110186 A JP H11110186A JP 9270161 A JP9270161 A JP 9270161A JP 27016197 A JP27016197 A JP 27016197A JP H11110186 A JPH11110186 A JP H11110186A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
link
type
link item
text
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9270161A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3789614B2 (ja
Inventor
Hiromichi Hayashi
弘道 林
Tetsuya Kanamaru
哲哉 金丸
Tsuneji Kimeda
常治 木目田
Ikuo Namiki
育夫 並木
Masami Ujiie
正美 氏家
Kazuhiko Mushikabe
一彦 虫壁
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
NTT Electronics Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Electronics Corp, Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical NTT Electronics Corp
Priority to JP27016197A priority Critical patent/JP3789614B2/ja
Publication of JPH11110186A publication Critical patent/JPH11110186A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3789614B2 publication Critical patent/JP3789614B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の目的は、WWWの情報に含まれるテ
キスト及びリンク項目を音声による情報として表現する
ブラウザシステム、プロキシサーバ及び情報の読み上げ
方法を提供することである。 【解決手段】 本発明の音声プロキシサーバ(100) は、
情報サーバ(102) から取得された情報に少数のリンク項
目が混在する(146) か、又は、リンク項目が列挙されて
いるか(148) に応じた読み上げ方式で、リンク項目を音
声に変換してクライアント端末に出力する音声出力手段
(120) と、クライアント端末(110) から入力された音声
によってリンク項目を指定し(132) 、指定されたリンク
項目により情報サーバへアクセス(134) する音声入力手
段(130) とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータとネ
ットワークからなるクライアント/サーバ構成の情報提
供システム、とりわけインターネットにおけるWWW(W
orld Wide Web)システムにおいて、取得したい情報を指
定する指定情報をクライアント端末のマイクから音声で
入力し、サーバに蓄積されてる情報を取得し、クライア
ント端末に音声で出力する音声ブラウザシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】周知のように、WWWシステムとして、
サーバ及びクライアントのハードウェア、ソフトウェア
がネットワーク上に適切に構成されている場合に、クラ
イアント端末上にインストールされた例えば、Netscape
NavigatorTM等のブラウザを使用することによって、サ
ーバに格納したテキストやイメージの情報をクライアン
ト画面上に表示して閲覧することが可能である。このよ
うなシステムの場合に、画面上の特定の情報をマウスな
どで選択すると、この特定の情報と関連づけられた情報
にアクセスし、画面上に表示して閲覧することが可能で
ある。以下では、特定の情報と「関連づけられる」こと
を「リンクを張られた」と称し、上記「特定の情報」を
「リンク項目」と称する。このようなシステムでは、情
報が視覚的情報として提供されることを前提とする。
【0003】従って、情報のサービスを享受するために
は画面に目を向ける必要があるので、視覚の不自由な人
は情報のサービスを享受することができないという問題
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は第一に、視覚
に不自由な人に対しても上記の情報サービスの利用を可
能にすることを目的とする。即ち、最近の音声認識技術
及び音声合成技術を使用することによって、リンク項目
の指定等をマイクからの音声により行い、サーバから取
得した情報を、画面上に表示するのではなく、音声合成
音で出力することで、視覚の不自由な人の利用に供する
ことを可能にする。具体的には、ブラウザのアイコン
(例えば、前進、後退等)の選択及びリンク項目の指定
が音声入力により行なわれ、入力された音声情報が認識
され、認識された音声情報により指定されたURL(Uni
form Resource Locator)がアクセスされ、情報が取得さ
れ、取得された情報の中のテキスト部分がクライアント
端末のスピーカから合成音として出力される。
【0005】本発明は第二に、視覚の不自由な人に情報
サービスを提供する際、リンク項目の出力及び入力を音
声で行う場合の使い勝手を良くすることを目的とする。
即ち、WWWの情報には、長い文章が含まれている場
合、或いは、10乃至20個のリンク箇所が随所に指定
されている場合がある。また、実際には、カラーのイメ
ージ情報がテキストに混在するだけでなく、動画とリン
クが張られ、視覚に訴える情報がふんだんに使用されて
いる。従って、通常は画面に表示されるWWWの情報を
聴覚的な情報として表現する場合に、単にテキスト部分
だけを読み上げても、取得された情報の内容を理解する
ことが難しく、その結果として、利用者が次に取得した
い情報を指定するためのリンク項目の選択が難しくなる
という問題がある。そのため、視覚の不自由な人はWW
Wの情報のサービスを充分に享受できない。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、
WWWの情報に含まれるテキスト及びリンク項目を音声
による情報として表現する改良されたブラウザシステ
ム、プロキシサーバ及び情報の読み上げ方法の提供を目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。本発明では、上記の課題を解決するために、
同図に示す如く、クライアント端末110により音声で
指定された情報をネットワーク104を介して情報サー
バ102から取得し、取得された情報を上記クライアン
ト端末110に音声で出力するブラウザシステムは、情
報サーバ102から取得された情報に含まれる関連する
情報へのリンク先を示すリンク項目を音声に変換してク
ライアント端末110に出力する音声出力手段120
と、クライアント端末110から入力された音声によっ
てリンク項目を指定し、指定されたリンク項目により情
報サーバ102へアクセスする音声入力手段130とを
有することを特徴とする。
【0008】上記音声入力手段120により、音声によ
る入力からリンク項目及びアイコンを指定することが可
能になり、かつ、上記音声出力手段130により、クラ
イアント端末に表示される情報を読み上げることが可能
になる。図2は本発明の音声プロキシ(Proxy) サーバ1
00を表わす図である。本発明は、情報サーバ102か
ら取得された情報に含まれる関連する情報へのリンク先
を示すリンク項目を音声に変換してクライアント端末1
10に出力する音声出力手段120と、クライアント端
末110から入力された音声によってリンク項目を指定
する手段132及び指定されたリンク項目により情報サ
ーバ102へアクセスする手段134を有する音声入力
手段130とからなることを特徴とする音声プロキシサ
ーバ100である。
【0009】上記音声プロキシサーバ100の音声入力
手段130は、入力された音声によって上記クライアン
ト端末の画面に表示されたアイコンを選択する手段13
6を更に有する方が有利である。上記音声出力手段12
0は、上記情報サーバから取得された情報のテキスト中
に含まれるリンク項目の型に応じて、上記情報サーバか
ら取得された情報の型を判断する手段142と、上記判
断された情報の型に応じて、上記情報を読み上げる手段
144とを有する。
【0010】上記情報の型を判断する手段142は、上
記情報サーバから取得された情報が、テキスト中に少数
のリンク項目が含まれるリンク項目混在型、又は、テキ
スト中にリンク項目が列挙されているリンク項目列挙型
のいずれの型であるかを判断する。この判断に対応し
て、上記情報を読み上げる手段144は、リンク項目混
在型の情報を読み上げる手段146と、リンク項目列挙
型の情報を読み上げる手段148とを有する。
【0011】上記いずれの型であるかを判断する手段1
42は、上記情報を所定数以下のリンク項目を含む情報
単位に分割する手段150と、上記情報単位が上記リン
ク項目混在型又は上記リンク項目列挙型のいずれの型で
あるかを判定する手段152とからなる点が有利であ
る。本発明の音声プロキシサーバ100により、音声に
よる入力からリンク項目及びアイコンを指定することが
可能になり、かつ、クライアント端末に表示される情報
を読み上げることが可能になる。
【0012】更に、本発明によれば、ブラウザ上に表示
したインターネット情報のアイコン、テキスト本文、リ
ンク項目の読み上げ方が、テキスト本文中のリンク項目
の数及びリンク項目の型(リンク項目混在型又はリンク
項目列挙型)に従って判断され、インターネット情報が
自動的に処理されて音声出力される点に特徴がある。こ
れにより、視覚的な情報を用いることなく、リンク項目
を簡単に選択できるようになる。
【0013】図3は本発明によるリンク項目を読み上げ
る方法の原理を説明する図である。本発明のリンク項目
を読み上げる方法は、情報サーバから関連する情報への
リンク先を示すリンク項目を含むテキスト情報を取得す
る段階(ステップ100)と、上記取得されたテキスト
情報に含まれるリンク項目が、テキスト中に少数のリン
ク項目が含まれるリンク項目混在型、又は、テキスト中
にリンク項目が列挙されているリンク項目列挙型のいず
れの型であるかを判断する段階(ステップ110)と、
上記判断されたテキスト情報の型に応じて、上記テキス
ト情報を読み上げる段階(ステップ120)とからなる
ことを特徴とするリンク項目を読み上げる方法。
【0014】上記いずれの型であるかを判断する段階
(ステップ110)は、上記テキスト情報を、所定の数
以下の個数のリンク項目が含まれる情報単位に分割し
(ステップ111)、上記分割された各情報単位が、リ
ンク項目混在型又はリンク項目列挙型のいずれの型であ
るかを判断する(ステップ112)方が有利である。ま
た、上記テキスト情報を読み上げる段階(ステップ12
0)は、上記情報単位がリンク項目混在型かリンク項目
列挙型であるかを判別し(ステップ121)、上記情報
単位がリンク項目混在型であるならば、リンク項目を含
む本文の読み上げと、リンク項目の読み上げとを行い
(ステップ122)、上記情報単位がリンク項目列挙型
であるならば、リンク項目と対応した本文の読み上げを
行う(ステップ123)ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】図4は本発明の第1の実施例の音
声ブラウザシステムの構成図である。同図に示された音
声ブラウザシステムのクライアント端末は、クライアン
ト端末本体1と、クライアント端末本体1に接続された
音声入力用のマイク2及び音声合成音などの音声出力用
のスピーカ3と、クライアント端末本体1に接続された
表示装置4とからなる。情報サーバであるWWWサーバ
7から取り出された情報は、通常、表示装置4に表示さ
れる。表示装置4は、視覚の不自由な人には直接有効で
はない。
【0016】音声ブラウザシステムは、音声ブラウザの
ための処理を行う音声プロキシサーバ5を更に有する。
クライアント端末はネットワーク6を介して音声プロキ
シサーバ5に接続される。ネットワーク6は、周知のイ
ーサネット、ATM等のいずれのネットワークでもよ
く、本発明はネットワークの形態に限定されるものでは
ない。情報を提供するWWWサーバ7は、世界中に接続
されているインターネット8に接続されている。
【0017】図3は、本発明の第1の実施例のサーバク
ライアント構成を示す図である。クライアント21は、
例えば、Netscape NavigatorTMのようなブラウザ22、
ブラウザ22との間で音声の入出力を行う音声入出力A
P(アプリケーションプログラム)23、音声入出力A
P23からブラウザに自動的に任意の情報先(通常、U
RLと称される)へアクセスさせるための制御を行うブ
ラウザ制御アプリケーションプログラム24、及び、音
声入力の際に、ボタンの入力を監視するボタン監視アプ
リケーションプログラム25からなる。但し、音声のパ
ワーを検出することにより上記ボタンを使用しないで音
声入力を監視しても構わない。
【0018】音声プロキシサーバ26は、マイクからの
音声を認識する音声認識エンジン28と、テキストを音
声に合成する音声合成エンジン29と、文章を名詞又は
複合語単位に分解する形態素解析エンジン33と、クラ
イアント21とWWWサーバ32との中継、並びに、音
声認識エンジン28及び音声合成エンジンとのインタフ
ェース処理とを行う音声プロキシ部27とからなる。音
声プロキシ部27は、音声出力、即ち、読み上げ条件に
基づく読み上げを行う読み上げ前処理部30を有する。
【0019】本発明の第1の実施例によれば、漢字コー
ド変換機能やキャッシュメモリ機能を有する中継サーバ
31が設けられているが、これらの機能は音声プロキシ
サーバ26の中に組み込んでもよい。WWWサーバ32
は既存のhttpd である。図6は図5に示した本発明の第
1の実施例のサーバクライアントの動作シーケンスチャ
ートである。以下の説明では、利用者がWWWサーバに
入り、最初のページをアクセスし、その後に任意のペー
ジにユーザがアクセスする場合を考える。各動作につい
て順次説明する。
【0020】ステップ1)利用者がクライアント本体、
例えば、パソコンの電源を入れると、予め電源投入時に
起動するよう設定された音声入出力アプリケーションプ
ログラム23が自動的に起動される。このような起動
は、パソコンの設定方法により実現される。 ステップ2)音声入出力アプリケーションプログラム2
3は、Netscape NavigatorTMのようなブラウザ22を起
動させる。
【0021】ステップ3)ブラウザ22は起動時に表示
すべきURLを取得する要求を音声プロキシ部27に送
る。 ステップ4)音声プロキシ部27はブラウザ22の要求
するURLの要求をWWWサーバ32に発行する。 ステップ5)WWWサーバ32のhttpdは要求され
たURLのデータを返す。
【0022】ステップ6)音声プロキシ部27はURL
をブラウザ23に返し、ブラウザ23はURLをパソコ
ン画面に表示する。 ステップ7)音声プロキシ部27の前処理部30は、U
RLのデータに基づいて読み上げ前処理を行う。読み上
げ前処理とは、HTMLデータから、クライアントで音
声出力させるテキストを抽出し、プレーンテキスト化
し、タイトル部、本文、リンク項目等に分類すると共
に、ガイダンスを追加して音声合成エンジン29に音声
変換を要求する処理である。但し、起動時に表示される
URLの場合には、本文及びリンク案内ガイダンスの音
声変換だけが要求される。
【0023】ステップ8)音声合成を依頼された音声合
成エンジン29は、テキストデータを音声データに変換
し、音声プロキシ部27に渡す。 ステップ9)音声プロキシ部27は、音声合成エンジン
29から受けた音声データをクライアントの音声入出力
アプリケーションプログラム23に伝達し、音声入出力
アプリケーションプログラム23は音声データを音声出
力する。
【0024】ステップ10)音声プロキシ部27は、読
み上げ前処理で抽出されたリンク項目の形態素解析を形
態素解析エンジン33に要求する。 ステップ11)形態素解析エンジン33は、リンク項目
の1文章を名詞単位に分解して、音声認識時の候補とし
て抽出すると共に、名詞が連続する際には、複合語も候
補として抽出し、解析結果を音声プロキシ部27に渡
す。形態素解析の技術は、発明の名称「形態素解析方法
および装置」の特願平7−291143号明細書又は発
明の名称「ハイパーテキスト中継方法及び装置」の特願
平8−312016号明細書に記載されている。例え
ば、「内閣総理大臣が渡米」というリンク項目がある場
合に、このステップの形態素解析により得られる音声認
識時の候補は、全文の「内閣総理大臣が渡米」、「内
閣」、「大臣」、「内閣総理」、「総理大臣」、「内閣
総理大臣」及び「渡米」である。
【0025】ステップ12)音声プロキシ部27は、形
態素解析エンジン33の解析結果を音声認識エンジン2
8に渡し、辞書登録を行う。 ステップ13)次に、利用者は音声入力を開始するた
め、ボタン(図示しない)を押下する。クライアント2
1のボタン監視アプリケーションプログラム25は、ボ
タンが押下されたので、音声入出力アプリケーションプ
ログラム23に通知する。このタイミングで音声入出力
アプリケーションプログラム23は音声の録音を開始す
る。
【0026】ステップ14)更に、ボタン監視アプリケ
ーションプログラム25は、ボタンを監視し、ボタンが
放されたことを検出したタイミングで、音声入出力アプ
リケーションプログラム23に通知し、音声入出力アプ
リケーションプログラム23は音声の録音を終了し、音
声入出力アプリケーションプログラム23へ通知する。
【0027】ステップ15)音声入出力アプリケーショ
ンプログラム23は入力された音声を音声プロキシ部2
7に送信する。 ステップ16)音声プロキシ部27は、受信した音声デ
ータに基づいて音声認識エンジン28に音声認識を要求
する。 ステップ17)音声認識エンジン28は、音声データを
受信し、音声認識を実行して結果を音声プロキシ部27
に返す。
【0028】ステップ18)音声プロキシ部27は、認
識結果を基にして、現在表示されている情報から要求さ
れたリンク項目のURLを取得し、WWWサーバ32へ
要求を発行する。 ステップ19)WWWサーバ32のhttpdは、要求
されたURLのデータを返す。
【0029】ステップ20)音声プロキシ部27の前処
理部30は、WWWサーバ32から返されたURLのデ
ータに基づいて読み上げ前処理を行う。ここで、ブラウ
ジング案内ガイダンスだけの音声合成を音声合成エンジ
ン29に要求する。 ステップ21)音声合成エンジン29は、ブラウジング
案内ガイダンスを音声データに変換し、音声プロキシ部
27に渡す。
【0030】ステップ22)音声プロキシ部27は、受
信した音声データをクライアント21の音声入出力アプ
リケーションプログラム23に送り音声出力を要求する
と同時に、インターネット情報の表示を行う命令を発行
する。 ステップ23)音声入力アプリケーションプログラム2
3は、音声出力を行うと同時に、ブラウザ制御アプリケ
ーションプログラム24へインターネット情報の表示を
行う命令を発行する。
【0031】ステップ24)ブラウザ制御アプリケーシ
ョンプログラム24は、音声入力アプリケーションプロ
グラム23の要求通りにブラウザにインターネット情報
の表示を行う命令を発行する。 ステップ25)ブラウザ22は、指定されたURLを取
得する要求を音声プロキシ部27に出す。
【0032】ステップ26)音声プロキシ部27は、そ
のブラウザ22の要求に対し、ステップ19)で受信さ
れたURLデータを速やかに返送し、ブラウザ22はそ
のデータを表示する。 ステップ27)音声プロキシ部27の前処理部30は、
URLのデータに基づいて読み上げ前処理を行う。ここ
では、本文及びリンク項目の音声変換だけを音声合成エ
ンジン29に要求する。
【0033】ステップ28)音声合成エンジン29は、
テキストデータを音声に変換し、音声プロキシ部27に
渡す。 ステップ29)音声プロキシ部27は受信した音声デー
タを音声入出力アプリケーションプログラム12に渡
し、音声入出力アプリケーションプログラム12は音声
出力を行う。
【0034】ステップ30)音声プロキシ部27は、読
み上げ前処理部30で抽出されたリンク項目の形態素解
析を形態素解析エンジン33に要求する。 ステップ31)形態素解析エンジン33は、ステップ1
1)と同様に、リンク項目の形態素解析を行い、解析結
果を音声プロキシ部27に渡す。 ステップ32)音声プロキシ部27は、形態素解析エン
ジン33の解析結果を音声認識エンジン28に渡し、辞
書登録を行う。
【0035】これにより、サーバクライアントシステム
は、利用者からの音声入力待ちになり、ステップ13)
以降の処理が繰り返し行われる。
【0036】
【実施例】図7は、本発明の第2の実施例において、W
WWサーバから取り出され、ブラウザ上に表示された情
報の型の例を表わす図である。同図の(A)は、テキス
ト中に少数のリンク項目が含まれるリンク項目混在型の
場合を表わす。タイトル欄41に示された「音声ブラウ
ザ」がこの情報のタイトルである。本文欄42には、こ
の情報の本文が示される。本文の一部には、リンクが張
られたリンク項目43が示される。この例では、影文字
で示された「ブラウザ」、「表示装置」及び「インター
ネット」の3箇所にリンクが張られている。これらのリ
ンク項目を選択することにより、夫々のリンクが張られ
た先の情報にアクセスできる。本文欄42内の枠に示さ
れた画像は、この情報のイメージ部分44である。
【0037】図7の(B)にはリンク項目列挙型の場合
の情報の例が示される。この例の場合、多数のリンク項
目45が列挙されている。この例は、WWWサーバから
取り出された情報が検索結果の一覧の場合であり、情報
の中の殆どの部分がリンク項目の列挙に該当している。
例えば、目次は、このように殆どの部分がリンク項目の
列挙である。
【0038】情報を表示形式で分類すると、図7に示さ
れた混在型と列挙型の2種類がある。取り出された情報
を音声で読み上げる方式は、情報の型によって異なる。
図8は本発明の第2の実施例によるリンク項目混在型の
情報の読み上げ順方式を表わす図である。同図に示され
た例は、図7の(A)に示された情報に基づいている。
【0039】図8の(A)は、タイトル、リンク項目、
本文の順に読み上げるタイトル−リンク−本文順読み上
げ方式を表わす図である。この方式の場合、最初に、情
報のタイトル「音声ブラウザ」の読み上げ部分51が読
み上げられる。情報のタイトルの読み上げ部分51に
は、アクセスした情報のタイトルが挿入される。「アク
セスします」の部分52は、タイトル「音声ブラウザ」
にアクセスすることをガイダンスしているところであ
る。この方式では、この部分52は、例えば、プログラ
ムで固定的に使用される。尚、図面及び明細書の説明
中、下線付きの部分は読み上げ時に固定的に使用される
箇所を表わす。読み上げ部分51と、固定部分52とか
ら、「音声ブラウザにアクセスします」と読み上げられ
る。ここで、固定部分52の「アクセスします」は、例
えば、「という情報を取り出し表示します」のように置
き換えても構わない。このようにガイダンス文自体は、
自由な形にしてよいことはいうまでもない。次に、リン
ク項目読み上げのガイダンス文53が続く。更に、この
情報の中でリンクが張られている全項目、例えば、「イ
ンターネット」の項目55等の読み上げ部分54であ
る。この例では、「ブラウザ」、「表示装置」及び「イ
ンターネット」の3項目が含まれる。全項目の読み上げ
部分54に続いて、本文読み上げ開始のガイダンス部分
56と、本文自体の読み上げ部分57とがある。
【0040】図8の(B)は、タイトル−本文−リンク
順読み上げ方式を表わす図である。同図の(A)のタイ
トル−リンク−本文順読み上げ方式とは異なり、本文を
先に読み上げた後に、リンク項目が読み上げられる。同
図の(C)は、タイトル−本文−リンク順読み上げ方式
において、リンク項目が自動的には読み上げられない方
式に相当する。即ち、本文の読み上げ終了の時点で、音
声によって「リンク項目」と入力することにより、その
情報のリンク項目が読み上げられる方式である。
【0041】一方、列挙型の情報の場合には、リンク項
目と本文とが略一致するため、上記の混在型情報の読み
上げ順方式をそのまま使用することはできない。図9
は、本発明の第2の実施例による列挙型情報の読み上げ
順方式を表わす図である。図8に示された混在型と比較
すると、リンク項目が本文と一致した場合に相当する。
図9には、列挙型の読み上げ順方式に固有のガイダンス
文58が示される。それ以外は図8に示された混在型と
同様に読み上げられる。
【0042】図10は、本発明の第3の実施例による読
み上げ条件自動処理のフローチャートである。情報がW
WWサーバから取り出されると、音声プロキシサーバ上
の蓄積装置に情報が一時的に格納される。蓄積装置に蓄
積された情報を必要に応じてメモリに転送し、読み上げ
条件自動処理を開始する(ステップ51)。
【0043】最初に、与えられた読み上げ条件を参照し
て、読み上げの際に分割される情報単位に含まれるリン
ク項目のリンク数Lnと、読み上げ条件と、情報型判断
指数Aとを設定する(ステップ52)。ここで、読み上
げ条件とは、リンク項目又は本文のいずれを先に読み上
げるかを指定する条件である。また、情報型判断指数と
は、分割された本文(以下、分割本文と称する)内のリ
ンク項目の総文字数と分割本文の総文字数との基準の比
を表わす量である。
【0044】次に、分割本文内のリンク項目数が取得さ
れた分割のリンク数Ln以下になる場所、かつ、文章単
位で本文を先頭から分割する(ステップ53)。本文が
分割された後、分割本文がリンク項目列挙型或いはリン
ク項目混在型のいずれであるかが判定される(ステップ
54)。判定の方法は、分割本文内のリンク項目の総文
字数(p)と分割本文の総文字数(q)との比(p/
q)と、情報型判断指数(A)との大小関係による。即
ち、p/q>Aならば、列挙型であると判定され、p/
q<Aであるならば、混在型であると判定される。通
常、情報型判断指数Aは、限りなく1に近い値が設定さ
れる。
【0045】分割本文の情報が混在型であると判定され
た場合、次に、リンク項目と本文のいずれを先に読み上
げるかを読み上げ条件に基づいて判定する(ステップ5
5)。リンク項目が先と判定されたならば、Ln個のリ
ンク項目が読み上げられ(ステップ56)、続いて、分
割本文が読み上げられる(ステップ57)。
【0046】一方、本文が先と判定されたならば、まず
分割本文が読み上げられ(ステップ58)、次に、Ln
個のリンク項目が読み上げられる(ステップ59)。分
割本文の情報が列挙型であると判定された場合、Ln個
分のリンク項目と、分割本文とが一度に読み上げられる
(ステップ60)。リンク項目と分割本文とが読み上げ
られた後、本文がすべて終了したかどうかが判定される
(ステップ61)。
【0047】未だ読み上げられていない分割本文がある
場合、次の分割本文が取り出され(ステップ62)、ス
テップ54に戻り、次の分割本文について同様に読み上
げ条件自動処理が繰り返される。本文がすべて終了して
いる場合には、読み上げ終了の処理に進む(ステップ6
3)。図11は本発明の第4の実施例による分割本文と
その読み上げ内容とを示す図である。本文の分割と、読
み上げ内容の決定は、音声プロキシサーバの音声プロキ
シ部に設けられた読み上げ前処理部で行われる。
【0048】読み上げ条件の内容61は、本文の分割が
リンク数=3、読み上げ順序がタイトル、リンク項目、
本文の順であることを示している。情報型判断指数A=
0.95である。設定内容を設定する方法は、例えば、
画面から設定されたデータをファイルに書き込む方法、
或いは、ファイルに直接書き込む方法等のいずれの方法
でも良く、本発明は読み上げ条件の内容の設定方法によ
って限定されるものではない。
【0049】情報の本文全体62は、リンク数=3を用
いて、分割本文1、分割本文2及び分割本文3の3つに
分割されていることが分かる。更に、分割本文の中で、
分割本文1及び分割本文3はリンク項目混在型であり、
分割本文2はリンク項目列挙型である。読み上げ内容6
3は、このような分割本文に従って生成された読み上げ
例を表わす。
【0050】混在型の分割本文1及び分割本文3は、読
み上げ条件に従って、リンク項目、本文の順に読み上げ
られることが分かる。列挙型の分割本文3の場合には、
リンク項目と本文とが同一であるため、まとめて一度だ
け読み上げられる。また、次の分割本文に移る場合に
は、音声コマンド「次ぎ」を使用してもよい。また、音
声プロキシサーバ26の構成は、上記の実施例で説明さ
れた例に限定されることなく、音声プロキシサーバ26
の各々の構成要件をソフトウェア(プログラム)で構築
し、ディスク装置等に格納しておき、必要に応じて情報
提供装置のコンピュータにインストールしてリンク項目
の読み上げを行うことも可能である。さらに、構築され
たプログラムをフロッピーディスクやCD−ROM等の
可搬記憶媒体に格納し、このようなシステムを用いる場
面で汎用的に使用することも可能である。
【0051】本発明は、上記の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、ブラウザ上に取り出された情報のうちのテキスト本
文及びリンク項目の読み上げ方が、利用者の設定内容で
あるリンク項目の数と、リンク項目が情報に混在的に含
まれるか、又は、列挙的に含まれるかを表わす情報の型
とに応じて、自動的に処理され、テキスト本文及びリン
ク項目が音声出力されるので、テキスト本文及びリンク
項目の読み上げ方が利用者の好みの条件で使用されると
いう利点がある。
【0053】本発明の音声プロキシサーバにより、音声
による入力からリンク項目及びアイコンを指定すること
が可能になり、かつ、クライアント端末に表示される情
報を読み上げることが可能になる。従って、通常のブラ
ウザを持つクライアント端末は、音声認識或いは音声合
成のような特別なソフトウェアを別途準備することな
く、音声を利用したブラウザシステムを実現することが
できる。
【0054】更に、クライアント端末ではなく、音声プ
ロキシサーバに音声認識及び音声合成の手段を設けるこ
とにより、クライアント端末の機種に殆ど依存すること
のない汎用的なブラウザシステムを構築することが可能
になる。また、プロキシサーバは大規模な辞書を搭載す
ることが可能であり、クライアント端末に記事を表示し
ている間に先行して各種変換処理を行うことが可能であ
る。従って、テキスト系サービスのサーバ、エンジンを
拡張する際に、例えば、翻訳、要約のような各種変換処
理されたテキストを同時に配信することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の音声プロキシサーバの構成図である。
【図3】本発明のリンク項目の読み上げ方法の原理説明
図である。
【図4】本発明の第1の実施例による音声ブラウザシス
テムの構成図である。
【図5】本発明の第1の実施例のサーバクライアントシ
ステムの構成図である。
【図6】本発明の第1の実施例のサーバクライアントシ
ステムの動作シーケンスチャートである。
【図7】本発明の第2の実施例における情報の型の例の
説明図である。
【図8】本発明の第2の実施例における混在型情報の読
み上げ順の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施例における列挙型情報の読
み上げ順の説明図である。
【図10】本発明の第3の実施例による読み上げ条件自
動処理のフローチャートである。
【図11】本発明の第4の実施例による分割本文と読み
上げ内容との説明図である。
【符号の説明】
100 音声プロキシサーバ 102 情報サーバ 110 クライアント端末 120 音声出力手段 130 音声入力手段 132 リンク項目指定手段 134 情報サーバアクセス手段 136 アイコン選択手段 142 リンク項目型判断手段 144 情報読み上げ手段 146 リンク項目混在型情報読み上げ手段 148 リンク項目列挙型情報読み上げ手段 150 情報分割手段 152 情報単位リンク項目型判断手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G06F 15/60 (72)発明者 木目田 常治 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 並木 育夫 東京都新宿区西新宿三丁目19番2号 日本 電信電話株式会社内 (72)発明者 氏家 正美 東京都渋谷区桜丘町20番1号 エヌティテ ィエレクトロニクス株式会社内 (72)発明者 虫壁 一彦 東京都渋谷区桜丘町20番1号 エヌティテ ィエレクトロニクス株式会社内

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント端末により音声で指定され
    た情報をネットワークを介して情報サーバから取得し、
    取得された情報を上記クライアント端末に音声で出力す
    るブラウザシステムであって、 上記情報サーバから取得された情報に含まれる関連する
    情報へのリンク先を示すリンク項目を音声に変換して上
    記クライアント端末に出力する音声出力手段と、 上記クライアント端末から入力された音声によってリン
    ク項目を指定し、上記指定されたリンク項目により情報
    サーバへアクセスする音声入力手段とを有することを特
    徴とするブラウザシステム。
  2. 【請求項2】 上記音声入力手段は、入力された音声に
    よって上記クライアント端末の画面に表示されたアイコ
    ンを選択する手段を更に有することを特徴とする請求項
    1記載のブラウザシステム。
  3. 【請求項3】 上記音声出力手段は、 上記情報サーバから取得された情報のテキスト中に含ま
    れるリンク項目の型に応じて、上記情報サーバから取得
    された情報の型を判断する手段と、 上記の判断された情報の型に応じて、上記情報を読み上
    げる手段とを有することを特徴とする請求項1又は2記
    載のブラウザシステム。
  4. 【請求項4】 情報の型を判断する手段は、 上記情報サーバから取得された情報が、テキスト中に少
    数のリンク項目が含まれるリンク項目混在型、又は、テ
    キスト中にリンク項目が列挙されているリンク項目列挙
    型のいずれの型であるかを判断し、 上記情報を読み上げる手段は、 リンク項目混在型の情報を読み上げる手段と、 リンク項目列挙型の情報を読み上げる手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項3記載のブラウザシステム。
  5. 【請求項5】 上記いずれの型であるかを判断する手段
    は、 上記情報を所定数以下のリンク項目を含む情報単位に分
    割する手段と、 上記情報単位が上記リンク項目混在型又は上記リンク項
    目列挙型のいずれの型であるかを判断する手段とからな
    ることを特徴とする請求項4記載のブラウザシステム。
  6. 【請求項6】 クライアント端末により音声で指定され
    た情報をネットワークを介して情報サーバから取得し、
    取得された情報を上記クライアント端末に音声で出力す
    るブラウザシステムにおいて、 上記情報サーバから取得された情報に含まれる関連する
    情報へのリンク先を示すリンク項目を音声に変換して上
    記クライアント端末に出力する音声出力手段と、 上記クライアント端末から入力された音声によってリン
    ク項目を指定する手段及び上記指定されたリンク項目に
    より情報サーバへアクセスする手段を有する音声入力手
    段とからなることを特徴とする音声プロキシサーバ。
  7. 【請求項7】 上記音声入力手段は、入力された音声に
    よって上記クライアント端末の画面に表示されたアイコ
    ンを選択する手段を更に有することを特徴とする請求項
    6記載の音声プロキシサーバ。
  8. 【請求項8】 上記音声出力手段は、 上記情報サーバから取得された情報のテキスト中に含ま
    れるリンク項目の型に応じて、上記情報サーバから取得
    された情報の型を判断する手段と、 上記判断された情報の型に応じて、上記情報を読み上げ
    る手段とを有することを特徴とする請求項6又は7記載
    の音声プロキシサーバ。
  9. 【請求項9】 上記情報の型を判断する手段は、 上記情報サーバから取得された情報が、テキスト中に少
    数のリンク項目が含まれるリンク項目混在型、又は、テ
    キスト中にリンク項目が列挙されているリンク項目列挙
    型のいずれの型であるかを判断し、 上記情報を読み上げる手段は、 リンク項目混在型の情報を読み上げる手段と、 リンク項目列挙型の情報を読み上げる手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項8記載の音声プロキシサーバ。
  10. 【請求項10】 上記いずれの型であるかを判断する手
    段は、 上記情報を所定数以下のリンク項目を含む情報単位に分
    割する手段と、 上記情報単位が上記リンク項目混在型又は上記リンク項
    目列挙型のいずれの型であるかを判断する手段とからな
    ることを特徴とする請求項9記載の音声プロキシサー
    バ。
  11. 【請求項11】 情報サーバから関連する情報へのリン
    ク先を示すリンク項目を含むテキスト情報を取得する段
    階と、 上記取得されたテキスト情報に含まれるリンク項目が、
    テキスト中に少数のリンク項目が含まれるリンク項目混
    在型、又は、テキスト中にリンク項目が列挙されている
    リンク項目列挙型のいずれの型であるかを判断する段階
    と、 上記判断されたテキスト情報の型に応じて、上記テキス
    ト情報を読み上げる段階とからなることを特徴とするリ
    ンク項目を読み上げる方法。
  12. 【請求項12】 上記いずれの型であるかを判断する段
    階は、 上記テキスト情報を、所定の数以下の個数のリンク項目
    が含まれる情報単位に分割し、 上記分割された各情報単位が、リンク項目混在型又はリ
    ンク項目列挙型のいずれの型であるかを判定することを
    特徴とする請求項11記載のリンク項目を読み上げる方
    法。
  13. 【請求項13】 上記テキスト情報を読み上げる段階
    は、 上記情報単位がリンク項目混在型かリンク項目列挙型で
    あるかを判別し、 上記情報単位がリンク項目混在型であるならば、リンク
    項目を含む本文の読み上げと、リンク項目の読み上げと
    を行い、 上記情報単位がリンク項目列挙型であるならば、リンク
    項目と対応した本文の読み上げを行うことを特徴とする
    請求項12記載のリンク項目を読み上げる方法。
  14. 【請求項14】 クライアント端末により音声で指定さ
    れた情報をネットワークを介して情報サーバから取得
    し、取得された情報を上記クライアント端末に音声で出
    力させるプログラムを格納した記憶媒体であって、 上記情報サーバから取得された情報に含まれる関連する
    情報へのリンク先を示すリンク項目を音声に変換させ、
    上記クライアント端末に音声を出力させる音声出力プロ
    セスと、 上記クライアント端末から入力された音声によってリン
    ク項目を指定させ、上記指定されたリンク項目により情
    報サーバへアクセスさせる音声入力プロセスとを有する
    ことを特徴とするリンク項目の読み上げプログラムを格
    納した記憶媒体。
  15. 【請求項15】 上記音声入力プロセスは、入力された
    音声によって上記クライアント端末の画面に表示された
    アイコンを選択させるプロセスを更に有することを特徴
    とする請求項14記載のリンク項目の読み上げプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
  16. 【請求項16】 上記音声出力プロセスは、 上記情報サーバから取得された情報のテキスト中に含ま
    れるリンク項目の型に応じて、上記情報サーバから取得
    された情報の型を判断させるプロセスと、 上記判断された情報の型に応じて、上記情報を読み上げ
    させるプロセスとを有することを特徴とする請求項14
    又は15記載のリンク項目の読み上げプログラムを格納
    した記憶媒体。
  17. 【請求項17】 上記情報の型を判断させるプロセス
    は、 上記情報サーバから取得された情報が、テキスト中に少
    数のリンク項目が含まれるリンク項目混在型、又は、テ
    キスト中にリンク項目が列挙されているリンク項目列挙
    型のいずれの型であるかを判断させ、 上記情報を読み上げるプロセスは、 リンク項目混在型の情報を読み上げさせるプロセスと、 リンク項目列挙型の情報を読み上げさせるプロセスとを
    有することを特徴とする請求項16記載のリンク項目の
    読み上げプログラムを格納した記憶媒体。
  18. 【請求項18】 上記いずれの型であるかを判断させる
    プロセスは、 上記情報を所定数以下のリンク項目を含む情報単位に分
    割させるプロセスと、 上記情報単位が上記リンク項目混在型又は上記リンク項
    目列挙型のいずれの型であるかを判断させるプロセスと
    を有することを特徴とする請求項17記載のリンク項目
    の読み上げプログラムを格納した記憶媒体。
  19. 【請求項19】 情報サーバから関連する情報へのリン
    ク先を示すリンク項目を含むテキスト情報を取得させる
    プロセスと、 上記取得されたテキスト情報に含まれるリンク項目が、
    テキスト中に少数のリンク項目が含まれるリンク項目混
    在型、又は、テキスト中にリンク項目が列挙されている
    リンク項目列挙型のいずれの型であるかを判断させるプ
    ロセスと、 上記判断されたテキスト情報の型に応じて、上記テキス
    ト情報を読み上げさせるプロセスとからなることを特徴
    とするリンク項目を読み上げるプログラムを格納した記
    憶媒体。
  20. 【請求項20】 上記いずれの型であるかを判断させる
    プロセスは、 上記テキスト情報を、所定の数以下の個数のリンク項目
    が含まれる情報単位に分割させ、 上記分割された各情報単位が、リンク項目混在型又はリ
    ンク項目列挙型のいずれの型であるかを判定させること
    を特徴とする請求項19記載のリンク項目を読み上げる
    プログラムを格納した記憶媒体。
  21. 【請求項21】 上記テキスト情報を読み上げさせるプ
    ロセスは、 上記情報単位がリンク項目混在型かリンク項目列挙型で
    あるかを判別させ、 上記情報単位がリンク項目混在型であるならば、リンク
    項目を含む本文の読み上げと、リンク項目の読み上げと
    を行わせ、 上記情報単位がリンク項目列挙型であるならば、リンク
    項目と対応した本文の読み上げを行わせることを特徴と
    する請求項20記載のリンク項目を読み上げるプログラ
    ムを格納した記憶媒体。
JP27016197A 1997-10-02 1997-10-02 ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体 Expired - Fee Related JP3789614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27016197A JP3789614B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27016197A JP3789614B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11110186A true JPH11110186A (ja) 1999-04-23
JP3789614B2 JP3789614B2 (ja) 2006-06-28

Family

ID=17482393

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27016197A Expired - Fee Related JP3789614B2 (ja) 1997-10-02 1997-10-02 ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3789614B2 (ja)

Cited By (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001075968A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Corp 情報検索方法及びそれを記録した記録媒体
JP2001159865A (ja) * 1999-09-09 2001-06-12 Lucent Technol Inc 対話型語学指導のための方法および装置
JP2001236284A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ntt Docomo Inc 携帯通信端末、サーバ装置及び情報配信システム
JP2001282503A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc データ処理装置及び方法、ブラウザシステム、ブラウザ装置、記録媒体
JP2002057724A (ja) * 2000-06-19 2002-02-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> VoIPプロトコル・ベースの音声システム
KR100329244B1 (ko) * 1998-12-16 2002-03-18 포만 제프리 엘 원격 웹 페이지 리더
JP2002169750A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Nec Corp ブラウザ搭載装置
JP2002342212A (ja) * 2001-04-27 2002-11-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報アクセス方法、情報アクセスシステムおよびプログラム
KR100371880B1 (ko) * 2000-01-11 2003-02-15 오양근 인터넷 정보의 출력방법
JP2003067177A (ja) * 2001-05-04 2003-03-07 Microsoft Corp ウェブ対応認識アーキテクチャを有するシステムおよびその方法
JP2003521762A (ja) * 1999-07-02 2003-07-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユーザ・プロファイルに基づいた音声のurl上へのマッピング
JP2003241880A (ja) * 2001-12-20 2003-08-29 Canon Inc 制御装置
KR100488112B1 (ko) * 2001-12-28 2005-05-06 엘지전자 주식회사 음성 포탈 시스템에서의 검색 및 문서 변환 장치
JP2005530279A (ja) * 2002-07-02 2005-10-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) インターネットコンテンツのアクセスに関するシステム及び方法
JP2006506738A (ja) * 2002-11-19 2006-02-23 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. トランスコード可能なキャッシングプロキシおよびその方法
JP2007081765A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> マルチメディアコンテンツ生成装置及び番組情報配信装置並びに携帯端末装置
JP2007082022A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 番組情報配信装置並びに携帯端末装置
JP2008276387A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Hitachi Ltd 制御装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2019045937A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び対話制御システム

Cited By (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100329244B1 (ko) * 1998-12-16 2002-03-18 포만 제프리 엘 원격 웹 페이지 리더
JP2003521762A (ja) * 1999-07-02 2003-07-15 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ ユーザ・プロファイルに基づいた音声のurl上へのマッピング
JP2001075968A (ja) * 1999-08-31 2001-03-23 Toshiba Corp 情報検索方法及びそれを記録した記録媒体
JP2001159865A (ja) * 1999-09-09 2001-06-12 Lucent Technol Inc 対話型語学指導のための方法および装置
US7149690B2 (en) 1999-09-09 2006-12-12 Lucent Technologies Inc. Method and apparatus for interactive language instruction
KR100371880B1 (ko) * 2000-01-11 2003-02-15 오양근 인터넷 정보의 출력방법
JP2001236284A (ja) * 2000-02-22 2001-08-31 Ntt Docomo Inc 携帯通信端末、サーバ装置及び情報配信システム
JP2001282503A (ja) * 2000-03-31 2001-10-12 Canon Inc データ処理装置及び方法、ブラウザシステム、ブラウザ装置、記録媒体
US7251602B2 (en) 2000-03-31 2007-07-31 Canon Kabushiki Kaisha Voice browser system
JP2002057724A (ja) * 2000-06-19 2002-02-22 Internatl Business Mach Corp <Ibm> VoIPプロトコル・ベースの音声システム
JP2002169750A (ja) * 2000-11-30 2002-06-14 Nec Corp ブラウザ搭載装置
JP2002342212A (ja) * 2001-04-27 2002-11-29 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 情報アクセス方法、情報アクセスシステムおよびプログラム
JP2003067177A (ja) * 2001-05-04 2003-03-07 Microsoft Corp ウェブ対応認識アーキテクチャを有するシステムおよびその方法
US7212971B2 (en) 2001-12-20 2007-05-01 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus for enabling a user to communicate by speech with a processor-controlled apparatus
JP2003241880A (ja) * 2001-12-20 2003-08-29 Canon Inc 制御装置
US7664649B2 (en) 2001-12-20 2010-02-16 Canon Kabushiki Kaisha Control apparatus, method and computer readable memory medium for enabling a user to communicate by speech with a processor-controlled apparatus
KR100488112B1 (ko) * 2001-12-28 2005-05-06 엘지전자 주식회사 음성 포탈 시스템에서의 검색 및 문서 변환 장치
JP2005530279A (ja) * 2002-07-02 2005-10-06 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) インターネットコンテンツのアクセスに関するシステム及び方法
JP2006506738A (ja) * 2002-11-19 2006-02-23 ヒューレット−パッカード デベロップメント カンパニー エル.ピー. トランスコード可能なキャッシングプロキシおよびその方法
JP2007081765A (ja) * 2005-09-14 2007-03-29 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> マルチメディアコンテンツ生成装置及び番組情報配信装置並びに携帯端末装置
JP2007082022A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 番組情報配信装置並びに携帯端末装置
JP4700451B2 (ja) * 2005-09-16 2011-06-15 日本放送協会 番組情報配信装置並びに携帯端末装置
JP2008276387A (ja) * 2007-04-26 2008-11-13 Hitachi Ltd 制御装置、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2019045937A (ja) * 2017-08-30 2019-03-22 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理方法及び対話制御システム
US11170051B2 (en) 2017-08-30 2021-11-09 Fujitsu Limited Information processing device, information processing method, and dialog control system

Also Published As

Publication number Publication date
JP3789614B2 (ja) 2006-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3789614B2 (ja) ブラウザシステム、音声プロキシサーバ、リンク項目の読み上げ方法及びリンク項目の読み上げプログラムを格納した記憶媒体
JP4028375B2 (ja) 言語に無関係な音声ベースのサーチ・システム
JP4225703B2 (ja) 情報アクセス方法、情報アクセスシステムおよびプログラム
US8781840B2 (en) Retrieval and presentation of network service results for mobile device using a multimodal browser
KR100661687B1 (ko) 대화형 음성 응답 애플리케이션 구현 장치 및 방법, 머신 판독가능 매체 및 대화형 음성 응답 시스템
JP3864197B2 (ja) 音声クライアント端末装置
JPH1078952A (ja) 音声合成方法、音声合成装置、ハイパーテキストの制御方法及び制御装置
JPH10274997A (ja) 文書読み上げ装置
JP2000081892A (ja) 効果音付加装置および効果音付加方法
JP2001014306A (ja) 電子文書処理方法及び電子文書処理装置並びに電子文書処理プログラムが記録された記録媒体
JP2001014319A (ja) ハイパーテキストアクセス装置
JPH1125098A (ja) 情報処理装置、リンク先ファイルの取得方法および記憶媒体
US6732078B1 (en) Audio control method and audio controlled device
JPH10124293A (ja) 音声指令可能なコンピュータとそれ用の媒体
CN106406882A (zh) 一种论坛中帖子背景的展现方法和装置
JP2002014893A (ja) 画面読み上げソフトを使用する利用者に向けたWebページ案内サーバー
JP3707872B2 (ja) 音声出力装置及びその方法
JP4756764B2 (ja) プログラム及び情報処理装置並びに情報処理方法
JPH10326178A (ja) 情報処理装置及びプログラム記憶媒体
US20030212560A1 (en) Speech synthesis apparatus and its method, and program
JPH10274999A (ja) 文書読み上げ装置
JP2002297667A (ja) 文書閲覧装置
JP7048141B1 (ja) プログラム、ファイル生成方法、情報処理装置、及び情報処理システム
JP2001255881A (ja) 自動音声認識/合成ブラウザシステム
JP2003202881A (ja) マークアップ言語文書変換処理方法,マークアップ言語文書変換装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051222

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060328

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060329

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090407

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100407

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110407

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120407

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130407

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees