JP2003202881A - マークアップ言語文書変換処理方法,マークアップ言語文書変換装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体 - Google Patents

マークアップ言語文書変換処理方法,マークアップ言語文書変換装置,そのプログラムおよびそのプログラムの記録媒体

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JP2003202881A
JP2003202881A JP2002001122A JP2002001122A JP2003202881A JP 2003202881 A JP2003202881 A JP 2003202881A JP 2002001122 A JP2002001122 A JP 2002001122A JP 2002001122 A JP2002001122 A JP 2002001122A JP 2003202881 A JP2003202881 A JP 2003202881A
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Yoshiori Narahara
佳織 楢原
Nobuyuki Omori
信行 大森
Masaru Miyamoto
勝 宮本
Hiroto Inagaki
博人 稲垣
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テキスト型のマークアップ言語形式のコンテ
ンツ全体の概要とコンテンツの必要な部分を,ユーザが
音声で把握できるようにする。 【解決手段】 話題語リスト出力部10は,指定された
テキスト型のマークアップ言語形式のコンテンツを話題
に応じたブロックに分割し,各ブロック毎の話題を示す
話題語を抽出し,各ブロックに対応した話題語のリスト
を音声応答可能なマークアップ言語形式に変換して出力
する。また,本文出力部20は,話題語の指定番号を入
力し,指定された話題語に対応するブロックのテキスト
本文を音声応答可能なマークアップ言語形式に変換して
出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,テキスト型のマー
クアップ言語形式のコンテンツを音声応答可能なマーク
アップ言語形式のコンテンツに変換するマークアップ言
語文書変換処理方法に関し,特にHTML(Hypertext M
arkup Language) 等のテキスト型のマークアップ言語形
式のコンテンツを音声端末に音声によって出力するた
め,テキスト型のマークアップ言語形式のコンテンツを
音声出力に適した長さに部分的に簡略化することで,テ
キスト型のマークアップ言語形式のコンテンツを音声に
変換して出力することを可能とした技術に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】携帯電話からインターネットのホームペ
ージにアクセスするような場合,一般にコンテンツを受
信し,画面に表示できるデータ量は限られている。その
ため,ホームページのコンテンツを音声で読み上げるこ
とが考えられている。
【0003】従来は,インターネットのテキスト型のマ
ークアップ言語形式のコンテンツを音声で出力する場合
には,あらかじめ指定されたテキスト型のマークアップ
言語形式の一部分のみを音声データに変換したものを用
意し出力していた。これに対し,コンテンツ全体を音声
で読み上げるという処理を行う場合には,コンテンツの
長さに応じて音声の読み上げが終了するまで長い時間が
かかるため,ユーザにとって短時間で全体の内容または
必要な部分の内容を把握するのが困難であった。
【0004】ここで,テキスト型のマークアップ言語形
式としては,例えば,インターネットの世界ではHTM
Lがあり,音声応答可能なマークアップ言語形式として
はVXML(Voice Extensible Markup Language)があ
る。VXMLは,XMLをベースとする音声情報のマー
クアップ言語で,音声認識合成を利用した自動電話応答
システム用アプリケーションの開発に最適な言語であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述のように,従来,
インターネットにおけるホームページを記述するような
テキスト型のマークアップ言語形式のコンテンツを音声
で出力する場合,あらかじめ指定されたテキスト型のマ
ークアップ言語形式の一部分のみを出力する方法やコン
テンツ全体を読み上げる方法が用いられていた。
【0006】しかし,あらかじめ指定された一部分のみ
を出力する方法では,テキスト型のマークアップ言語形
式のコンテンツの全体を音声で把握することができない
という問題があり,また,コンテンツ全体を音声で読み
上げるという方法では,全体の内容を把握するのにコン
テンツの長さに応じて長い時間がかかるという問題があ
った。
【0007】本発明は,上記問題点の解決を図り,テキ
スト型のマークアップ言語形式の一部をあらかじめ指定
せずに,また,コンテンツ全体を音声で読み上げること
をしないで,テキスト型のマークアップ言語形式のコン
テンツの必要な部分だけをユーザが短時間で把握できる
ようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は,上記課題を解
決するため,テキスト型のマークアップ言語形式のコン
テンツを話題に応じたブロックに分割し,各ブロック毎
の話題を示す話題語を抽出し,話題語を音声によって読
み上げることで,テキスト型のマークアップ言語形式の
コンテンツを読むことなく音声によってテキスト型のマ
ークアップ言語形式の全体を把握することが可能となる
ようにする。ここで,各ブロックに分割された本文は,
音声によって読み上げるのに適切な長さに分割されるた
め,指定したブロックの本文を音声によって読み上げる
ことが可能である。
【0009】以上の処理は,マークアップ言語文書変換
を行うためのコンピュータとソフトウェアプログラムと
によって実現することができ,そのプログラムは,コン
ピュータが読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモ
リ,ハードディスク等の適当な記録媒体に格納すること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について,図
面を参照して説明する。図1は,本発明を実施するため
のシステムの構成例を示す図である。本実施の形態にお
けるシステムは,HTMLテキストコンテンツを出力す
るインターネット上のWWWサーバ装置2と,WWWサ
ーバ装置2の出力するHTMLテキストコンテンツの一
部または全部をVXMLテキストに変換するマークアッ
プ言語文書変換装置1と,このマークアップ言語文書変
換装置1の出力したVXMLテキストを解釈し記述され
た音声認識および音声合成の動作をするVXMLサーバ
装置3と,このVXMLサーバ装置3に公衆回線により
接続され音声やボタン操作で入出力を行うユーザ端末4
と,マークアップ言語文書変換装置1とWWWサーバ装
置2とVXMLサーバ装置3とを接続するネットワーク
5から構成される。
【0011】マークアップ言語文書変換装置1は,WW
Wサーバ装置2が出力したHTMLテキストコンテンツ
を入力とし,それを話題に応じたブロックに分割し,各
ブロックの話題語を出力する話題語リスト出力部10
と,話題語リスト出力部10の出力結果を参照し,ユー
ザの選択したブロックの部分の本文をVXMLテキスト
に変換して出力する本文出力部20とから構成される。
【0012】ユーザは,話題語リスト出力部10の出力
結果である話題語を聞くことで,コンテンツの概要を把
握することができ,さらに詳細に本文を聞きたい場合に
は,聞きたいブロックの番号(話題語指定番号)を選択
すればよい。
【0013】図1に示すシステムの動作概要は,以下の
とおりである。ユーザが携帯電話等のユーザ端末4から
WWWサーバ装置2のWebページにアクセスすると,
マークアップ言語文書変換装置1は,アクセスされたW
ebページを記述するHTMLテキストコンテンツをW
WWサーバ装置2から取得する。マークアップ言語文書
変換装置1は,話題語リスト出力部10によって,HT
MLテキストコンテンツを話題に応じたブロックに分割
し,各ブロックごとの話題の中心となる話題語を抽出し
て,それらを音声応答可能なマークアップ言語形式であ
るVXMLテキストに変換する。マークアップ言語文書
変換装置1は,そのVXMLテキストをVXMLサーバ
装置3に送ることにより,VXMLサーバ装置3は,ユ
ーザ端末4に対して各ブロックごとの話題語を読み上げ
る。
【0014】ユーザが,ユーザ端末4に音声出力された
各ブロックごとの話題語を聞き,読み上げを希望するブ
ロックがあれば,そのブロックの話題語を指定する番号
を音声またはプッシュボタン操作などによりVXMLサ
ーバ装置3に送信する。VXMLサーバ装置3は,ユー
ザ端末4から送信されたブロックの番号をマークアップ
言語文書変換装置1に通知する。
【0015】マークアップ言語文書変換装置1では,ブ
ロックの番号をVXMLサーバ装置3から受信すると,
本文出力部20によって,ユーザが選択した番号のブロ
ックの本文を元のHTMLテキストコンテンツから抽出
し,その部分をVXMLテキストに変換し,VXMLサ
ーバ装置3に出力する。VXMLサーバ装置3は,マー
クアップ言語文書変換装置1が出力したVXMLテキス
トを解釈し,音声合成によってそのブロックのコンテン
ツの内容を読み上げ,ユーザ端末4に音声で出力する。
【0016】図1に示すシステム構成は一例であり,例
えばWWWサーバ装置2の中にマークアップ言語文書変
換装置1を組み込んで本発明を実施することもでき,ま
た,マークアップ言語文書変換装置1の中にVXMLサ
ーバ装置3の機能を組み込むような実施も可能である。
【0017】図2に,本実施の形態におけるマークアッ
プ言語文書変換装置1の詳細な構成例を示す。
【0018】マークアップ言語文書変換装置1は,話題
語リスト出力部10と本文出力部20を備え,話題語リ
スト出力部10は,ファイル取得部11,コンテンツブ
ロック化部12,話題語抽出部13,話題語リスト作成
部14,音声出力用文字列変換部15,変換結果出力部
16からなる。また,本文出力部20は,話題語指定番
号入力部21,本文抽出部22,音声出力用文字列変換
部23,変換結果出力部24からなる。
【0019】図3は,話題語リスト出力部10の処理フ
ローチャートである。話題語リスト出力部10のファイ
ル取得部11は,まず入力パラメータの解析を行い,ユ
ーザの指定したコンテンツのURL(Uniform Resource
Locator)を取得する(ステップS1)。次に,そのU
RLで指定されたHTMLファイルをWWWサーバ装置
2から取得する(ステップS2)。図4に,話題語リス
ト出力部10がファイル取得部11によって取得したH
TMLファイルのテキストコンテンツの例を示す。以
下,このHTMLテキストコンテンツについての処理の
例について説明する。
【0020】コンテンツブロック化部12は,取得した
HTMLファイルのテキストコンテンツを,音声による
読み上げに適した適当な長さのブロックに分割する(ス
テップS3)。HTMLは,よく知られているように,
SGML(Standard Generalized Markup Language)の
流れをくむ構造化言語であり,テキストコンテンツを構
造化するのに役立っている。構造化により,テキストコ
ンテンツを部分部分にブロック化することは比較的容易
である。テキストコンテンツをブロック化する場合の最
大ブロック長はあらかじめ決めておく。
【0021】まず,ブロック構造を認識するためのタグ
を検索する。このブロック構造を認識するためのタグ
は,例えばFRAME,H1,H2,…,TABLEな
ど,本文の何らかの区切りになるものである。これらの
ブロック構造を認識するためのタグの種類を,あらかじ
めテーブル化して記憶しておき,そのテーブルを用いて
タグを検索し,該当するタグがあれば,さらに終了タグ
を検索してタグ範囲を決める。そのタグ範囲について,
コメント文などの音声出力に不要な部分を削除し,本文
の有無を確認するとともに,ブロックに含まれる本文部
分のブロックサイズまたはテキストサイズを計算する。
サイズが最大ブロック長より大きい場合には,適当な長
さになるように,必要に応じて一つのタグ範囲を強制的
に細分化する処理を行う。
【0022】図5に,図4に示すHTMLテキストをブ
ロックに分割した例を示す。この例では,図5のよう
に,HTMLテキストが第1ブロックB1から第4ブロ
ックB4まで4個のブロックに分割されている。分割結
果は,例えば各ブロックの開始ポジションと終了ポジシ
ョンまたはサイズの情報として記憶しておく。ポジショ
ンは,HTMLファイルの先頭からの位置をバイト単位
で示す。
【0023】次に,話題語抽出部13は,分割された各
ブロックから,ブロックの内容をもっともよく表してい
ると考えられる話題語を抽出する(ステップS4)。話
題語を抽出する方法として,どのような方法を用いても
よいが,例えばテキストコンテンツの構造に基づいて話
題語を抽出する方法,テキストコンテンツの意味解析を
行って話題語を抽出する方法,その他,適切な話題語を
抽出する方法を用いることができる。具体的には,例え
ば該当ブロックから先頭を自立語とする所定の適切話題
語長で示される長さの文字列を切り出すといったことが
考えられる。本実施の形態では,抽出した話題語を音声
で出力するので,各話題語を1〜2秒で聞き取ることが
できるように,適切話題語長を10文字程度にするのが
適切である。
【0024】話題語リスト作成部14は,話題語抽出部
13が各ブロックから抽出した話題語に,ブロック番号
(1〜4)を付けて,話題語リストを作成する(ステッ
プS5)。
【0025】図6に,図5に示す各ブロックB1〜B4
から抽出した話題語をもとに作成した話題語リストの例
を示す。第1ブロックB1から抽出した話題語は「ラー
メンに関する評価」であり,その先頭にブロックの番号
=1が付与される。第2ブロックB2から抽出した話題
語は「[第一部]ラーメン店の評価」,第3ブロックB
3から抽出した話題語は「ラーメン店」,第4ブロック
B4から抽出した話題語は「ラーメン店評価テーブル」
である。
【0026】次に,音声出力用文字列変換部15は,話
題語リスト作成部14が作成した話題語リストを音声出
力用文字列,すなわちVXML形式に変換する(ステッ
プS6)。このとき,文字列変換用テーブルを用いて,
文字列を変換する。
【0027】図7に,文字列変換用テーブルの例を示
す。このテーブルを用いて,例えば括弧や空白などの音
声による読み上げに適さない文字が含まれる文字列につ
いて,それらを読み上げに適した文字列に変換する。文
字列変換用テーブルには,例えば図7に示すように,各
置き換え対象文字列ごとに,置き換え文字列,半角文字
の大/小の区別,実際の置き換え対象文字列の文字間の
空白の扱いなどの情報が記載されている。このテーブル
によって,置き換え対象文字列は,置き換え文字列に変
換される。半角文字の大/小の区別は,1のときは大文
字/小文字を区別し,0のときは大文字/小文字の区別
をしないことを示し,実際の置き換え対象文字列の文字
間の空白の扱いは,1のときは空白を無視し,0のとき
は空白を無視しないことを示している。
【0028】音声出力用文字列変換部15は,図7に示
す文字列変換用テーブルを用いて音声による読み上げに
適さない文字列を,音声出力に適した文字列に変換した
後,VXMLに必要なタグや付随情報を付加して,音声
出力のためのVXML形式のテキストを作成する。
【0029】図8は,話題語リストをVXML形式に変
換した例を示す。ここでは,話題語リストを携帯電話に
音声で出力するのに適したVXML形式のテキストの例
を示しており,図8に示すように,携帯電話のユーザに
1から4までの話題語のどれかを選択することを促す文
字列が付け加えられている。
【0030】変換結果出力部16は,音声出力用文字列
変換部15が作成したVXML形式のテキストに,さら
に図9に示すようなVXMLの定型的なテキストを付加
して,図1に示すVXMLサーバ装置3に出力する(ス
テップS7)。
【0031】これによりVXMLサーバ装置3では,図
9に示すVXMLテキストのうち<prompt>のタグから</
prompt> のタグまでの文字列を,合成音声で読み上げ,
ユーザ端末4に出力することになる。
【0032】次に,マークアップ言語文書変換装置1に
おける本文出力部20の処理について説明する。図10
は,本文出力部20の処理フローチャートである。
【0033】本部出力部20の話題語指定番号入力部2
1は,VXMLサーバ装置3から話題語指定番号を入力
する(ステップS10)。この話題語指定番号は,図8
に示すVXMLテキストをユーザ端末4に出力したとき
に,ユーザ端末4から音声またはプッシュボタン(数字
キー)の操作によって入力された番号である。
【0034】本文抽出部21は,図6に示す話題語リス
トを参照し,入力した話題語指定番号から指定された話
題語に該当するブロックを特定する(ステップS1
1)。例えば話題語指定番号が「3」の場合,図5に示
すブロックのうち第3ブロックB3が指定されたものと
解釈する。本文抽出部22は,ブロックを特定した後,
図4に示すようなHTMLファイルのテキストから該当
するブロックの本文,すなわち図5に示す第3ブロック
B3の本文テキスト部分を抽出する(ステップS1
2)。
【0035】音声出力用文字列変換部23は,本文抽出
部22が抽出した本文テキストの部分を,話題語リスト
出力部10における音声出力用文字列変換部15と同様
に,図7に示す文字変換用テーブルを用いて,音声によ
る読み上げに適した文字列に変換する。すなわち,抽出
したテキスト中に音声による読み上げに適さない文字,
文字列が含まれる場合に,それらを読み上げに適した文
字列に変換する。その後,VXMLに必要なタグや付随
情報を付加して,音声出力のためのVXML形式のテキ
ストにする(ステップS13)。
【0036】変換結果出力部24は,音声出力用文字列
変換部23が作成したVXML形式のテキストに,さら
に図1に示すVXMLサーバ装置3が音声出力するため
のVXMLの定型的なテキストを付加して,その結果を
VXMLサーバ装置3に出力する(ステップS14)。
【0037】図11は,音声でユーザ端末4に出力され
るブロック本文の例を示している。上記の例において話
題語として「ラーメン店」を指定する「3」の話題語指
定番号が入力されると,図11に示すような第3ブロッ
クB3の本文が抽出され,VXMLテキストに変換され
て出力され,これによって,ユーザ端末4にその内容が
音声で出力される。
【0038】さらに,ユーザ端末4からVXMLサーバ
装置3を介して話題語指定番号が入力されると,本文出
力部20は,入力された話題語指定番号に対応するブロ
ックに対して,同様に以上の処理を繰り返す。
【0039】以上説明した例では,本文出力部20は,
話題語リストの出力と同様に指定されたブロック部分の
本文を音声で出力するものとしたが,該当ブロックを特
定した後,音声出力用文字列に変換しないで,HTML
テキストの形式でユーザ端末4に出力してもよい。この
場合,ユーザ端末4には抽出された本文の部分が画面表
示されることになる。ユーザ端末4の受信データ量に制
限があるような場合でも,短いブロックに分割されてい
るため,ユーザ端末4は受信可能であり,画面に表示す
ることが可能である。
【0040】以上の実施の形態において,もし,指定さ
れたHTMLファイルが以前にすでに音声出力の対象と
なったものであり,そのテキストコンテンツをブロック
分割した結果および各ブロックから話題語を抽出した結
果(話題語リスト等)を保存している場合には,あらた
めて同じ処理を繰り返すことなく,保存してあるブロッ
ク分割結果および話題語リストを利用して,処理を進め
ることができる。この場合,もちろんWWWサーバ装置
2のHTMLコンテンツが更新されていないことが条件
である。もし更新されている場合には,HTMLファイ
ルの取得およびブロック分割処理が必要になる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように,本発明では,HT
MLコンテンツを話題に応じたブロックに分割し,各ブ
ロック毎の話題を示す話題語を抽出し,話題語を音声に
よって読み上げることで,HTMLコンテンツの全部を
読むことなく音声によってHTMLの全体の概要を把握
することが可能となる。また,各ブロックに分割された
本文は,音声によって読み上げるのに適切な長さに分割
されるため,指定された話題語に関するブロックの本文
を音声によって読み上げることができ,ユーザにその部
分の本文を聞かせることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するためのシステムの構成例を示
す図である。
【図2】本実施の形態におけるマークアップ言語文書変
換装置の詳細な構成例を示す図である。
【図3】話題語リスト出力部の処理フローチャートであ
る。
【図4】HTMLファイルのテキストコンテンツの例を
示す図である。
【図5】HTMLテキストをブロックに分割した例を示
す図である。
【図6】話題語リストの例を示す図である。
【図7】文字列変換用テーブルの例を示す図である。
【図8】話題語リストをVXML形式に変換した例を示
す図である。
【図9】VXMLサーバ装置に出力するVXMLテキス
トの例を示す図である。
【図10】本文出力部の処理フローチャートである。
【図11】音声でユーザ端末に出力されるブロック本文
の例を示す図である。
【符号の説明】
1 マークアップ言語文書変換装置 2 WWWサーバ装置 3 VXMLサーバ装置 4 ユーザ端末 5 ネットワーク 10 話題語リスト出力部 11 ファイル取得部 12 コンテンツブロック化部 13 話題語抽出部 14 話題語リスト作成部 15 音声出力用文字列変換部 16 変換結果出力部 20 本文出力部 21 話題語指定番号入力部 22 本文抽出部 23 音声出力用文字列変換部 24 変換結果出力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 勝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 稲垣 博人 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 5B075 KK07 ND03 NK02 NK06 NK39 NR05 NS10 PP25 PQ46 QS01 5D045 AB01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テキスト型のマークアップ言語形式のコ
    ンテンツを音声応答可能なマークアップ言語形式のコン
    テンツに変換するマークアップ言語文書変換処理方法で
    あって,変換対象となるテキスト型マークアップ言語形
    式のコンテンツを取得する過程と,取得したコンテンツ
    を複数のブロックに分割する過程と,分割した各ブロッ
    クごとの話題を示す話題語を各ブロックのコンテンツか
    ら抽出し,各ブロックに対応する話題語のリストを作成
    する過程と,前記話題語のリストを音声応答可能なマー
    クアップ言語形式のコンテンツに変換して出力する過程
    とを有することを特徴とするマークアップ言語文書変換
    処理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマークアップ言語文書変
    換処理方法において,前記出力した話題語のリストから
    一つの話題語を選択する情報を入力する過程と,選択さ
    れた話題語に対応するブロックのコンテンツを音声応答
    可能なマークアップ言語形式のコンテンツに変換して出
    力する過程とを有することを特徴とするマークアップ言
    語文書変換処理方法。
  3. 【請求項3】 テキスト型のマークアップ言語形式のコ
    ンテンツを音声応答可能なマークアップ言語形式のコン
    テンツに変換するマークアップ言語文書変換装置であっ
    て,変換対象となるテキスト型マークアップ言語形式の
    コンテンツを取得する手段と,取得したコンテンツを複
    数のブロックに分割する手段と,分割した各ブロックご
    との話題を示す話題語を各ブロックのコンテンツから抽
    出し,各ブロックに対応する話題語のリストを作成する
    手段と,前記話題語のリストを音声応答可能なマークア
    ップ言語形式のコンテンツに変換して出力する手段とを
    備えることを特徴とするマークアップ言語文書変換装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載のマークアップ言語文書変
    換装置において,前記出力した話題語のリストから一つ
    の話題語を選択する情報を入力する手段と,選択された
    話題語に対応するブロックのコンテンツを音声応答可能
    なマークアップ言語形式のコンテンツに変換して出力す
    る手段とを備えることを特徴とするマークアップ言語文
    書変換装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または請求項2記載のマークア
    ップ言語文書変換処理方法をコンピュータに実行させる
    ためのマークアップ言語文書変換処理プログラム。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項2記載のマークア
    ップ言語文書変換処理方法をコンピュータに実行させる
    ためのプログラムを記録したことを特徴とするマークア
    ップ言語文書変換処理プログラムの記録媒体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2007036984A1 (ja) * 2005-09-27 2009-04-02 富士通株式会社 ドキュメント内テキスト読み上げ処理プログラムおよびドキュメント閲覧装置

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JPWO2007036984A1 (ja) * 2005-09-27 2009-04-02 富士通株式会社 ドキュメント内テキスト読み上げ処理プログラムおよびドキュメント閲覧装置
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