JPH11109984A - マルチストーリー式の楽曲専用ムード映像をdvdから再生するカラオケ装置 - Google Patents

マルチストーリー式の楽曲専用ムード映像をdvdから再生するカラオケ装置

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JPH11109984A
JPH11109984A JP9274715A JP27471597A JPH11109984A JP H11109984 A JPH11109984 A JP H11109984A JP 9274715 A JP9274715 A JP 9274715A JP 27471597 A JP27471597 A JP 27471597A JP H11109984 A JPH11109984 A JP H11109984A
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JP
Japan
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data
music
title
dvd
karaoke
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9274715A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Mino
浩 三野
Masao Toyosawa
正夫 豊澤
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Daiichikosho Co Ltd
Original Assignee
Daiichikosho Co Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽曲に対して特定のムード映像を表示できる
カラオケ装置を提供することにある。 【解決手段】 演奏すべき楽曲が特定されると、DVD
に記録されているマルチストーリー式の楽曲専用ムード
映像のタイトルも特定される。カラオケ伴奏音楽の再生
過程で歌唱信号を所定の採点基準情報と比較して歌唱得
点の算出を実行する。DVDにおける楽曲専用ムード映
像について各タイトルの再生時間軸をインデックス単位
で区切り、ストリームの再生順序を定める所定のプログ
ラムチェーンを各インデックスごとに結合しておくこと
でタイトルの再生経路が規定される。各インデックスご
とに再生経路を分岐すべく複数のプログラムチェーンが
択一的な選択候補として並列的に用意される。タイトル
の再生過程において次のインデックス番号のプログラム
チェーンを歌唱得点に応じてプログラムチェーン情報テ
ーブルから選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、カラオケ装置に
関し、特にカラオケ利用者の歌唱音声を採点した結果に
応じてムード映像を再生する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】歌唱音声の歌唱得点に応じてムード映像
を切り換える技術が特開平3−288193号公報に開
示されている。この技術では、カラオケ楽曲の演奏時間
を複数の区間に分割する。各区間ごとに複数のムード映
像データが用意されている。また、隣接した区間での映
像データの内容は関連したストーリーとなっている。そ
して、区間毎の歌唱得点に応じてムード映像データを適
宜選択していくことにより、歌唱の上手さに応じたスト
ーリーのムード映像データがディスプレイに表示されて
いく。
【0003】このようなムード映像データが動画の場合
には、なるべく大きな記憶容量を有する記録媒体、例え
ばCD−ROMに記録することが考えられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、動画のムー
ド映像データをCD−ROMに記録したところで、その
記憶容量には限界がある。このため、各楽曲に対して特
定のムード映像データを割り当てて楽曲の内容にマッチ
した専用の映像にすることなど、とても実現できる話し
ではない。したがって、ムード映像データは限られた種
類しか用意することができず、これを多数の楽曲に対し
て使い回すことになる。
【0005】すなわち、種類の限られたムード映像デー
タにより無理矢理ストーリーを展開させることになるた
め、ストーリーの展開は陳腐にならざるを得ない。途中
の経過が多少違っていても限られた結末しか用意されて
いないので、何回も繰り返せば、自ずと結果がわかって
しまい、すぐにカラオケ利用者に飽きられてしまう。
【0006】本発明は、このような課題を鑑みてなされ
たのであり、その目的は、楽曲に対して特定のムード映
像を表示できるカラオケ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係るカラオケ装置は、マルチストーリー式
の楽曲専用ムード映像をDVDから再生するカラオケ装
置であって、次の要件(1)〜(5)を備えたことを特
徴とする。
【0008】(1)演奏すべき楽曲が特定されると、D
VDに記録されているマルチストーリー式の楽曲専用ム
ード映像のタイトルも特定される。このタイトルはスト
リーム単位で区分けされている。当該楽曲のカラオケ伴
奏音楽データおよび歌詞表示データは前記DVDまたは
別の媒体に記録されており、前記カラオケ伴奏音楽をマ
イクからの歌唱信号と混合してスピーカから鳴らすとと
もに、歌詞画像の合成された前記ムード映像をディスプ
レイで表示する。 (2)前記カラオケ伴奏音楽の再生過程で前記歌唱信号
を所定の採点基準情報と比較して歌唱得点の算出処理を
実行する。 (3)前記DVDにおける楽曲専用ムード映像について
前記各タイトルの再生時間軸をインデックス単位で区切
り、前記ストリームの再生順序を定める所定のプログラ
ムチェーンを前記各インデックスごとに結合しておくこ
とにより、前記タイトルの再生経路が規定される。前記
各インデックスごとに、再生経路を分岐すべく複数のプ
ログラムチェーンが択一的な選択候補として並列的に用
意されている。これら各プログラムチェーンおよびその
結合の状態は、前記各タイトルに付帯するプログラムチ
ェーン情報テーブルに記述されている。 (4)前記カラオケ利用者の選曲の操作入力により楽曲
番号が指定入力されると、該当の前記タイトルの前記プ
ログラムチェーン情報テーブルを参照し、最初のインデ
ックス番号の前記プログラムチェーンに基づいて該当の
前記ストリームを順に読み出して再生する。 (5)前記タイトルの再生過程において、次の前記イン
デックス番号の前記プログラムチェーンを前記歌唱得点
に応じて前記プログラムチェーン情報テーブルから選択
し、該当のプログラムチェーンの再生動作を実行する。
【0009】好ましくは、前記DVDに記録された前記
タイトルの前記各ストリームは、それぞれデジタル圧縮
符号化された前記カラオケ伴奏音楽データと前記歌詞表
示データと前記ムード映像データとが多重化されてお
り、演奏すべき前記楽曲が特定されると、該当の前記タ
イトルの前記ストリームを読み出して前記各データに分
離することで再生動作を実行することとする。
【0010】あるいは、前記DVDには、前記楽曲ごと
に前記カラオケ伴奏音楽データおよび前記歌詞表示デー
タを記録したファイルと、前記ムード映像データを記録
した前記タイトルとが格納されており、演奏すべき楽曲
が特定されると、該当のファイルから前記カラオケ伴奏
音楽データおよび前記歌詞表示データを再生するととも
に、該当のタイトルから前記ムード映像データの再生す
ることとする。またあるいは、前記カラオケ伴奏音楽デ
ータおよび前記歌詞表示データは前記別媒体に記録され
ており、演奏すべき楽曲が特定されると、当該別媒体か
ら該当の前記各データを読み出して再生動作を実行する
こととする。
【0011】DVDとは、「Digital Vers
atile Disk」の略であって、動画データをM
PEG規格で圧縮して従来のCD−ROMの7倍程度の
データ量を記録できるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
====カラオケ演奏機能==== カラオケ装置による楽曲の再生は、図1のブロック図に
示すように、中央処理装置11の制御のもとで次の通り
に行われる。カラオケ利用者は、リモコン送信器24ま
たは操作パネル17を操作することで楽曲番号を入力す
る。楽曲番号が入力されると、DVDプレーヤー20か
ら該当の歌詞表示データや動画のムード映像データおよ
び伴奏音楽データを読み出す。各データは楽曲ごとに区
分けされてタイトルとして格納されている。読み出され
た各データは、後述する所定の処理が施され、歌詞画像
のスーパーインポーズされたムード映像が表示されると
ともに、伴奏音楽および歌唱音声がスピーカ23から鳴
りだす。
【0013】DVDプレーヤー20の再生動作を説明す
るにあたり、まずDVDのデータ構造の一例を説明す
る。図2に示すように、まずディスク情報ファイルがあ
り、どんなビデオファイルがどれだけ格納されているか
が記述されている。ビデオファイルは一つのタイトルの
各種データが集合したものである。図2ではビデオファ
イルがN個(Nは自然数)ある場合が示されている。
【0014】各ビデオファイルは、ビデオファイル管理
情報とビデオファイルデータから構成される。ビデオフ
ァイル管理情報は、ビデオファイル管理テーブルやプロ
グラムチェーン情報テーブルなどから構成される。プロ
グラムチェーン情報テーブルは、後述するセルの再生順
序を規定する情報が記述されている。ビデオファイルデ
ータは、M個(Mは自然数)のセルから構成される。セ
ルは、システムストリームと呼ばれ、その再生の順序が
規定される最小単位のデータ群である。
【0015】各セルは、映像や音声のデータの最小の再
生単位となるパケットデータをまとめたパックの集合体
から構成される。再生時には一連の各パックが読み出さ
れる。各パックは、ビデオパケットやオーディオパケッ
トおよび副映像パケットを有し、各パケットの管理情報
を記述した管理パックがヘッダとして格納されている。
ビデオパケットは、ムード映像データが納められてお
り、フレーム間動画データを圧縮したGOP(Grou
p Of Picture)である。オーディオパケッ
トには伴奏音楽データ並びに採点基準用の主旋律データ
が納められ、副映像パケットには歌詞表示データが納め
られている。以上の各データはMPEG2規格でコード
化されている。
【0016】DVDプレーヤー20の再生動作を説明す
る。図3のブロック図に示すように、DVDコントロー
ラ20aがDVDプレーヤー20の各部を統一的に制御
する。DVDドライブ13はディスクチェンジャー式の
複数台のドライブを並設したものである。図1に示すよ
うに、コントローラ20aは中央処理装置11に結合さ
れており、ここからの指示通りにプレーヤー20を動作
させる。指定された楽曲番号のタイトルを再生するよう
に中央処理装置11からDVDコントローラ20aに指
示が来ると、コントローラ20aの制御によりプレーヤ
ー20はつぎのように動作する。
【0017】該当のタイトルが含まれたディスクをDV
Dドライブ20bで再生する。タイトルは、再生時間軸
上で区切られたインデックス番号順に再生されていく。
DVDドライブ20bの出力はまず復調・誤り訂正回路
20cで処理されて、MPEGデコーダ20dに入力さ
れる。MPEGデコーダ20dは、ムード映像データと
伴奏音楽データと歌詞表示データとの各パケットに分離
し、それぞれビデオ信号処理部20e,オーディオ信号
処理部20fおよびグラフィックス回路20gへ出力す
る。出力された各信号は各部20e〜20gで復号処理
される。ビデオ信号処理部20eからの復号信号はビデ
オDAC20h(ディジタル/アナログ変換器)へ出力
され、オーディオ信号処理部20fからの復号信号はオ
ーディオDAC20iへ出力される。このオーディオD
AC(ディジタル/アナログ変換器)20iからカラオ
ケ伴奏音楽のアナログ信号Aが出力され、それに同期し
てビデオDAC20hからムード映像のアナログ信号V
が出力される。これらの処理と同期してグラフィックス
回路20gによって前記歌詞表示データが処理されて、
オーディオDAC20iから出力される伴奏音楽の進行
に合せて変化する歌詞画像のグラフィックスデータGが
生成される。
【0018】DVDプレーヤー20から伴奏音楽のオー
ディオ信号Aがミキシングアンプ15および採点処理部
30に向けて出力される。ムード映像のビデオ信号Vと
歌詞画像のグラフィックスデータGとが表示制御部12
へ向けて出力される。オーディオ信号Aはミキシングア
ンプ28でマイク21からの歌唱オーディオ信号ととも
に増幅され、カラオケ伴奏音楽と歌唱音声がスピーカ2
3から発生する。同時に、ビデオ信号Vによるムード映
像がディスプレイ22に表示されるとともに、グラフィ
ックスデータGによる歌詞画像が同じディスプレイ22
にスーパーインポーズ表示される。
【0019】====歌唱力の採点機能==== この実施例では図1に示すように採点処理部30があ
る。この採点処理部30は、採点基準情報抽出部31、
歌唱情報抽出部32および歌唱状況判定部33から構成
される。採点基準情報抽出部31では、DVDプレーヤ
ー20からのオーディオ信号Aから採点基準用の主旋律
データを取り出し、主旋律データから歌唱パートの基準
音程情報や一定の音節単位に設定された歌い出し情報な
どの各種パラメータが抽出される。一方、マイク21か
らの歌い手の歌唱信号は歌唱情報抽出部32でサンプリ
ングされ、歌唱信号における音程情報や歌い出しタイミ
ング情報などの各種パラメータが抽出される。主旋律デ
ータと歌唱信号から抽出された各種パラメータは歌唱状
況判定部33で随時比較され、各種パラメータ毎に設定
した複数系統の採点信号として、中央処理装置11に向
けて逐次所定のタイミングで出力される。歌唱得点は、
この実施例では100点満点で計算し、点数が80点以
上であれば「2」、80点未満60点以上であれば
「1」、60点未満であれば「0」の3段階に評価す
る。この評価段階は適宜細分化してもよい。
【0020】====歌唱得点に応じたムード映像の選
択機能==== DVDのインタラクティブなマルチストーリー機能を利
用してムード映像データを選択的に再生する。各タイト
ルの背景映像は、図4に示すように、再生時間軸を区切
るインデックスの区間ごとに、中央処理装置11から転
送された歌唱得点に応じて再生の経路が分岐して変化す
るようになっている。この場合、再生時間軸上の同一時
刻において、各プログラムチェーンの各セル中のオーデ
ィオパケット(伴奏音楽データ)および副映像パケット
(歌詞表示データ)は同一のデータであり、ビデオデー
タ(背景画像データ)のみが異なる。この分岐型再生経
路は、図5(a)(b)に示すプログラムチェーン情報
テーブルにおいて定義できる。
【0021】この定義の仕方について具体的に一例を挙
げて説明すると、プログラムチェーン情報テーブルで
は、プログラムチェーン選択テーブルおよびプログラム
チェーン制御テーブルが定義されている。図5(a)に
示すように、プログラムチェーン選択テーブルでは、各
インデックス区間を示すインデックス番号および歌唱得
点に基づいてプログラムチェーン番号が決定されるよう
になっている。
【0022】このように定義される分岐型再生経路の動
作例を図6のフローチャートを参照して説明する。選曲
の操作入力があると、該当のタイトルのインデックス番
号1のプログラムチェーンの再生を開始する(S10→
S20)。同時に採点処理部30による前述の採点動作
も開始する。インデックス番号1の区間は、前奏および
歌い出しの区間であって歌唱得点が得られないため、図
5(a)に示すように、プログラムチェーンは一義的に
番号11が割り付けられる。
【0023】各インデックスにおけるプログラムチェー
ンが決定されると、DVDコントローラ20aは、再生
順序カウンタを1にセットし、図5(b)に示す該当の
プログラムチェーン制御テーブルを参照する。DVDド
ライブ20は、参照したテーブルのエントリ番号1のセ
ル(セル番号で特定される)から順次読み出して、前述
したように再生を開始する。
【0024】プログラムチェーン番号で規定されるセル
群の再生が終わりに近づくと(例えばプログラムチェー
ン番号11の場合、最後のセルe11の再生が開始する
と)、再生中のプログラムチェーンが再生時間軸におい
て最後のインデックス番号のものかを判定する(S30
→S40)。
【0025】再生中のプログラムチェーンが最後のイン
デックス番号のものである場合には、その最後のセルの
再生終了に至ると、S10に戻って選曲の操作入力を待
つ(S40YES→S50→S10)。再生中のプログ
ラムチェーンが最後のインデックス番号ではない場合に
は、歌唱得点を取得して次のインデックス番号のプログ
ラムチェーンを決定する(S60)。例えばインデック
ス番号が2で歌唱得点が2であれば、図5(a)に示す
ように番号22のプログラムチェーンとなる。そして、
再生中のプログラムチェーンについて最後のセルの再生
が終了すると、決定した次のインデックス番号のプログ
ラムチェーンの再生を開始し、最後のセルの再生開始ま
で待つ。(S70YES→S80→S30) ====その他==== (イ)DVDにおいて、伴奏音楽データおよび歌詞表示
データとは別のファイルにムード映像データのタイトル
を格納しておいてもよい。これらファイルおよびタイト
ルについての情報はディスク情報ファイルに記述してお
く。あるいは、ムード映像データと、伴奏音楽データお
よび歌詞表示データとをそれぞれ別個のDVDに格納し
て、2台のドライブを同時に駆動して再生してもよい。
【0026】(ロ)伴奏音楽データおよび歌詞表示デー
タはハードディスク装置10に格納しておき、DVDに
はムード映像データのタイトルのみを格納しておいても
よい。伴奏音楽データはMIDI規格のデータとしても
よい。この伴奏音楽データに含まれるMIDI信号とし
ての採点基準用主旋律データを採点処理部30でマイク
21からの歌唱信号と比較してもよい。
【0027】(ハ)モデム25を接続して公衆回線網を
通じてホスト装置と接続して、新譜の伴奏音楽データお
よび歌詞描出データの配信を受ける機能を持たせた通信
型のカラオケ装置としてもよい。この場合、配信された
各データをハードディスク装置10に蓄積し、シンセサ
イザ14やビデオRAM13を用いて再生する。
【0028】(ニ)プログラムチェーン情報テーブルに
おけるムード映像の分岐再生の定義の仕方は種々の手法
が考えられる。各タイトルに付帯するプログラムチェー
ン情報テーブルは、各セルの管理パックに持たせてもよ
い。例えば、各プログラムチェーンの最後のセルの管理
パックごとに必要な情報だけ分散して格納する。この場
合、管理パックには、DVDコントローラ20aが歌唱
得点に応じ、指定のプログラムチェーンに再生対象を変
更するためのJMPコマンドを格納しておくようにして
もよい。
【0029】(ホ)楽曲ごとに個別のムード映像データ
を割り当ててもよいし、楽曲ごとに個別とせずに共用の
ムード映像データを多数用意して使い回するようにして
も良い。使い回しする場合、再生するセルをプログラム
チェーン情報テーブルで定義しておくことで、共用のセ
ルを使い回しできるようにすればよい。
【0030】(ヘ)採点基準データはセルの管理パック
に格納してもよい。
【0031】(ト)採点処理部30は、中央処理装置1
1内に設けたマイクロプロセッサで構成してもよいし、
採点装置としてカラオケ装置本体に外付けするタイプで
もよい。
【0032】
【発明の効果】DVDでは動画データをMPEG規格で
圧縮して従来のCD−ROMの7倍程度のデータを記録
できるため、多種多彩なムード映像データを多数格納で
きる。このため各楽曲の内容に適合した特定のムード映
像データを個別に用意することができる。あるいは、全
楽曲についてムード映像データを個別に用意せずに、共
用のムード映像データを用意するとしても、カラオケ利
用者が飽きの来ない程度に多数のムード映像データを用
意できる。
【0033】多数のムード映像データを用意できるのに
加えて、DVDのプログラムチェーン情報テーブルを活
用する。このことで、DVDならではのインタラクティ
ブなマルチストーリー機能を利用してムード映像データ
を選択再生できるため、歌唱中の歌唱得点に応じた多彩
な映像のストーリーを展開できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカラオケ装置のブロ
ック図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るDVDの記録情報の
データ構成図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るDVDプレーヤのブ
ロック図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るDVDの分岐再生経
路を規定したプログラムチェーンの結合状態を示す図で
ある。
【図5】本発明の一実施形態に係るプログラムチェーン
情報テーブルを示す図表であり、(a)はプログラムチ
ェーン選択テーブルを示し、(b)はプログラムチェー
ン制御テーブルを示す。
【図6】本発明の一実施形態に係るカラオケ装置による
ムード映像の選択再生処理を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 中央処理装置 12 表示制御部 17 操作パネル 20 DVDプレーヤー 20a DVDコントローラ 20b DVDドライブ 20c 復調・誤り訂正回路 20d MPEGデコーダ 20e ビデオ信号処理部 20f オーディオ信号処理部 20g グラフィックス回路 20h ビデオDAC 20i オーディオDAC 21 マイク 22 ディスプレイ 23 スピーカ 24 リモコン送信器 28 ミキシングアンプ 30 採点処理部 31 採点基準情報抽出部 32 歌唱情報抽出部 33 歌唱状況判定部 A オーディオ信号 V ビデオ信号 G グラフィックスデータ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチストーリー式の楽曲専用ムード映
    像をDVDから再生するカラオケ装置であって、次の要
    件(1)〜(5)を備えたことを特徴とする。 (1)演奏すべき楽曲が特定されると、DVDに記録さ
    れているマルチストーリー式の楽曲専用ムード映像のタ
    イトルも特定される。このタイトルはストリーム単位で
    区分けされている。当該楽曲のカラオケ伴奏音楽データ
    および歌詞表示データは前記DVDまたは別の媒体に記
    録されており、前記カラオケ伴奏音楽をマイクからの歌
    唱信号と混合してスピーカから鳴らすとともに、歌詞画
    像の合成された前記ムード映像をディスプレイで表示す
    る。 (2)前記カラオケ伴奏音楽の再生過程で前記歌唱信号
    を所定の採点基準情報と比較して歌唱得点の算出処理を
    実行する。 (3)前記DVDにおける楽曲専用ムード映像について
    前記各タイトルの再生時間軸をインデックス単位で区切
    り、前記ストリームの再生順序を定める所定のプログラ
    ムチェーンを前記各インデックスごとに結合しておくこ
    とにより、前記タイトルの再生経路が規定される。前記
    各インデックスごとに、再生経路を分岐すべく複数のプ
    ログラムチェーンが択一的な選択候補として並列的に用
    意されている。これら各プログラムチェーンおよびその
    結合の状態は、前記各タイトルに付帯するプログラムチ
    ェーン情報テーブルに記述されている。 (4)前記カラオケ利用者の選曲の操作入力により楽曲
    番号が指定入力されると、該当の前記タイトルの前記プ
    ログラムチェーン情報テーブルを参照し、最初のインデ
    ックス番号の前記プログラムチェーンに基づいて該当の
    前記ストリームを順に読み出して再生する。 (5)前記タイトルの再生過程において、次の前記イン
    デックス番号の前記プログラムチェーンを前記歌唱得点
    に応じて前記プログラムチェーン情報テーブルから選択
    し、該当のプログラムチェーンの再生動作を実行する。
  2. 【請求項2】 前記DVDに記録された前記タイトルの
    前記各ストリームは、それぞれデジタル圧縮符号化され
    た前記カラオケ伴奏音楽データと前記歌詞表示データと
    前記ムード映像データとが多重化されており、演奏すべ
    き前記楽曲が特定されると、該当の前記タイトルの前記
    ストリームを読み出して前記各データに分離することで
    再生動作を実行することを特徴とする請求項1記載のカ
    ラオケ装置。
  3. 【請求項3】 前記DVDには、前記楽曲ごとに前記カ
    ラオケ伴奏音楽データおよび前記歌詞表示データを記録
    したファイルと、前記ムード映像データを記録した前記
    タイトルとが格納されており、演奏すべき楽曲が特定さ
    れると、該当のファイルから前記カラオケ伴奏音楽デー
    タおよび前記歌詞表示データを再生するとともに、該当
    のタイトルから前記ムード映像データの再生することを
    特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 前記カラオケ伴奏音楽データおよび前記
    歌詞表示データは前記別媒体に記録されており、演奏す
    べき楽曲が特定されると、当該別媒体から該当の前記各
    データを読み出して再生動作を実行することを特徴とす
    る請求項1記載のカラオケ装置。
JP9274715A 1997-10-07 1997-10-07 マルチストーリー式の楽曲専用ムード映像をdvdから再生するカラオケ装置 Withdrawn JPH11109984A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007079421A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Sony Corp カラオケ装置及びdvdディスク
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