JPH11109196A - 光ファイバテープ心線 - Google Patents
光ファイバテープ心線Info
- Publication number
- JPH11109196A JPH11109196A JP9287648A JP28764897A JPH11109196A JP H11109196 A JPH11109196 A JP H11109196A JP 9287648 A JP9287648 A JP 9287648A JP 28764897 A JP28764897 A JP 28764897A JP H11109196 A JPH11109196 A JP H11109196A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- optical fiber
- coating resin
- resin
- collective coating
- shrinkage
- Prior art date
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- Pending
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- Surface Treatment Of Glass Fibres Or Filaments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 複数の保護被覆層を有し、保護被覆
層の外周に着色層を有する光ファイバ着色心線を並列さ
せて一括被覆樹脂により一体化した光ファイバテープ心
線において、一括被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が
０．１０％以上５．００％以下であること。 一括被
覆樹脂が紫外線硬化型樹脂からなる。一括被覆樹脂の
硬化後のヤング率が４０ｋｇ／ｍｍ2 以上であること。 【効果】 一括被覆樹脂の温水中での収縮率を一定範囲
で大きくしたので、着色層と一括被覆樹脂層との界面で
のブリスタの発生が抑制でき、更に、一括被覆樹脂の硬
化後のヤング率を一定値以上と高くしたので、テープ心
線としての側圧特性等を維持でき、側圧特性の低下を防
げる。
層の外周に着色層を有する光ファイバ着色心線を並列さ
せて一括被覆樹脂により一体化した光ファイバテープ心
線において、一括被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が
０．１０％以上５．００％以下であること。 一括被
覆樹脂が紫外線硬化型樹脂からなる。一括被覆樹脂の
硬化後のヤング率が４０ｋｇ／ｍｍ2 以上であること。 【効果】 一括被覆樹脂の温水中での収縮率を一定範囲
で大きくしたので、着色層と一括被覆樹脂層との界面で
のブリスタの発生が抑制でき、更に、一括被覆樹脂の硬
化後のヤング率を一定値以上と高くしたので、テープ心
線としての側圧特性等を維持でき、側圧特性の低下を防
げる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の光ファイバ
着色心線を並列に配列し、外周に外被を施して一体化し
た光ファイバテープ心線の改良に関する。
着色心線を並列に配列し、外周に外被を施して一体化し
た光ファイバテープ心線の改良に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、特公平７−６１８８５号公報に
は、複数の光ファイバ素線を並列に並べ、それらの上を
共通して保護被覆する一括被覆樹脂層の吸水率を調整す
ることによって、水分や多湿による伝送損失の増加を防
止し、耐湿・耐水性を向上させた光ファイバテープ心線
が記載されている。
は、複数の光ファイバ素線を並列に並べ、それらの上を
共通して保護被覆する一括被覆樹脂層の吸水率を調整す
ることによって、水分や多湿による伝送損失の増加を防
止し、耐湿・耐水性を向上させた光ファイバテープ心線
が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような従来技術で
は、具体的には、特に被覆層の吸水膨潤率に着目してい
る。しかし、この場合、温水浸漬により被覆樹脂の膨潤
が見られるが、その後時間の経過とともに収縮する現象
が見られ、この収縮率と温水浸漬中の伝送損失との間に
相関があることを見出した。この収縮率が大きいほど着
色層と一括被覆樹脂層との界面でのブリスタ（水たま
り）の発生が抑制されると言う結果を得た。これは、一
括被覆樹脂の収縮率が大きいほど着色心線を締め付ける
力が大きくなり、ブリスタを発生させずらくなるからで
ある。
は、具体的には、特に被覆層の吸水膨潤率に着目してい
る。しかし、この場合、温水浸漬により被覆樹脂の膨潤
が見られるが、その後時間の経過とともに収縮する現象
が見られ、この収縮率と温水浸漬中の伝送損失との間に
相関があることを見出した。この収縮率が大きいほど着
色層と一括被覆樹脂層との界面でのブリスタ（水たま
り）の発生が抑制されると言う結果を得た。これは、一
括被覆樹脂の収縮率が大きいほど着色心線を締め付ける
力が大きくなり、ブリスタを発生させずらくなるからで
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記の課題に
ついて種々検討した結果、一括被覆樹脂の温水中での収
縮率を一定範囲で大きくすることにより、着色層と一括
被覆樹脂層との界面でのブリスタの発生が抑制できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
ついて種々検討した結果、一括被覆樹脂の温水中での収
縮率を一定範囲で大きくすることにより、着色層と一括
被覆樹脂層との界面でのブリスタの発生が抑制できるこ
とを見出し、本発明を完成するに至った。
【０００５】即ち、本発明は： 複数の保護被覆層を有し、且つ該保護被覆層の外周
に着色層を有する光ファイバ着色心線を並列させて一括
被覆樹脂により一体化した光ファイバテープ心線におい
て、前記一括被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が０．
１０％以上５．００％以下である光ファイバテープ心線
を提供する。また、 前記一括被覆樹脂が紫外線硬化型樹脂からなる点に
も特徴を有する。また、 該紫外線硬化型樹脂を構成するオリゴマー、モノマ
ーがウレタンアクリレートである点にも特徴を有する。
また、 前記一括被覆樹脂の硬化後のヤング率が４０ｋｇ／
ｍｍ2 以上である点にも特徴を有する。
に着色層を有する光ファイバ着色心線を並列させて一括
被覆樹脂により一体化した光ファイバテープ心線におい
て、前記一括被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が０．
１０％以上５．００％以下である光ファイバテープ心線
を提供する。また、 前記一括被覆樹脂が紫外線硬化型樹脂からなる点に
も特徴を有する。また、 該紫外線硬化型樹脂を構成するオリゴマー、モノマ
ーがウレタンアクリレートである点にも特徴を有する。
また、 前記一括被覆樹脂の硬化後のヤング率が４０ｋｇ／
ｍｍ2 以上である点にも特徴を有する。
【０００６】以下、図面に基づいて本発明を詳細に説明
する。図１は、本発明の光ファイバテープ心線の横断面
構造を示す模式図である。図１において、１は光ファイ
バ、２は保護被覆層、３は着色層、４は一括被覆樹脂
層、５は光ファイバテープ心線、６は光ファイバ素線、
７は光ファイバ着色心線である。本発明の特徴は、一括
被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が０．１０％以上
５．００％以下と大きくすることであり、更にこのため
には、硬化後のヤング率を一定以上に多くすることが好
適である。
する。図１は、本発明の光ファイバテープ心線の横断面
構造を示す模式図である。図１において、１は光ファイ
バ、２は保護被覆層、３は着色層、４は一括被覆樹脂
層、５は光ファイバテープ心線、６は光ファイバ素線、
７は光ファイバ着色心線である。本発明の特徴は、一括
被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率が０．１０％以上
５．００％以下と大きくすることであり、更にこのため
には、硬化後のヤング率を一定以上に多くすることが好
適である。
【０００７】本発明に用いた紫外線硬化型樹脂は、ネッ
トワークを構成する主成分となるオリゴマー、オリゴマ
ーの希釈剤とてのモノマー、硬化反応を開始する光開始
剤から主に構成されており、該オリゴマー、モノマーと
は同一でも異なった化学種のものでも良い。その中、オ
リゴマー、モノマーとしてはウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート、シリコンアクリレート、エステル
アクリレート等を挙げることができ、特にウレタンアク
リレートの使用が好ましい。
トワークを構成する主成分となるオリゴマー、オリゴマ
ーの希釈剤とてのモノマー、硬化反応を開始する光開始
剤から主に構成されており、該オリゴマー、モノマーと
は同一でも異なった化学種のものでも良い。その中、オ
リゴマー、モノマーとしてはウレタンアクリレート、エ
ポキシアクリレート、シリコンアクリレート、エステル
アクリレート等を挙げることができ、特にウレタンアク
リレートの使用が好ましい。
【０００８】ここで、温水浸漬時の膨潤は、熱による膨
潤、吸水による吸水膨潤を含めた膨潤を指し、その後硬
化に関与しない成分が抽出される（体積が減少）ことで
収縮する。よって、収縮率を大きくするためには、硬化
に関与しない成分を増やし、抽出成分を増やすようにす
るのが良い。具体的には、シリコーンオイル等の添加剤
を増量したり、或いは完全硬化の９０〜９５％程度と硬
化度を低めにする等がある。また、そのような未硬化成
分には水との相溶性が高いほど良い。こうして抽出成分
を増やすことで体積収縮率が大きくなり、光ファイバ表
面を物理的に締めつけてブリスタの発生を防ぐのであ
る。
潤、吸水による吸水膨潤を含めた膨潤を指し、その後硬
化に関与しない成分が抽出される（体積が減少）ことで
収縮する。よって、収縮率を大きくするためには、硬化
に関与しない成分を増やし、抽出成分を増やすようにす
るのが良い。具体的には、シリコーンオイル等の添加剤
を増量したり、或いは完全硬化の９０〜９５％程度と硬
化度を低めにする等がある。また、そのような未硬化成
分には水との相溶性が高いほど良い。こうして抽出成分
を増やすことで体積収縮率が大きくなり、光ファイバ表
面を物理的に締めつけてブリスタの発生を防ぐのであ
る。
【０００９】
【作用】本発明の光ファイバテープ心線によると、 １）一括被覆樹脂の６０℃温水中での収縮率の範囲は
０．１０％以上５．００％以下、好ましくは０．５０％
以上３．００％以下、更に好ましくは０．８０％以上
２．００％以下が良い。この場合、６０℃温水中での収
縮率の範囲を０．１０％以上５．００％以下と大きくし
たので、温水浸漬時のブリスタ発生を抑制でき、伝送損
失の増加を防止できる（クレーム１）。この場合、６０
℃温水中での収縮率が０．１０％未満ではブリスタが発
生し易くなり望ましくなく、また５．００％を越える
と、歪みがたまりマイクロベンドの発生の原因となり、
伝送損失が悪化する。
０．１０％以上５．００％以下、好ましくは０．５０％
以上３．００％以下、更に好ましくは０．８０％以上
２．００％以下が良い。この場合、６０℃温水中での収
縮率の範囲を０．１０％以上５．００％以下と大きくし
たので、温水浸漬時のブリスタ発生を抑制でき、伝送損
失の増加を防止できる（クレーム１）。この場合、６０
℃温水中での収縮率が０．１０％未満ではブリスタが発
生し易くなり望ましくなく、また５．００％を越える
と、歪みがたまりマイクロベンドの発生の原因となり、
伝送損失が悪化する。
【００１０】２）一括被覆樹脂として特に紫外線硬化型
樹脂を用いると、速い硬化速度が期待でき、高速製造が
可能となる（クレーム２、３）。 ３）一括被覆樹脂の硬化後のヤング率を４０ｋｇ／ｍｍ
2 以上、好ましくは５０ｋｇ／ｍｍ2 〜１５０ｋｇ／ｍ
ｍ2 と高くしたので、テープ心線としての側圧特性等を
維持でき、特に側圧特性の低下を防げる（クレーム
４）。この場合、一括被覆樹脂の硬化後のヤング率が４
０ｋｇ／ｍｍ2 未満では側圧特性の悪化が懸念される。
また、１５０ｋｇ／ｍｍ2 を越えると伸びの低下が起き
てしまう。
樹脂を用いると、速い硬化速度が期待でき、高速製造が
可能となる（クレーム２、３）。 ３）一括被覆樹脂の硬化後のヤング率を４０ｋｇ／ｍｍ
2 以上、好ましくは５０ｋｇ／ｍｍ2 〜１５０ｋｇ／ｍ
ｍ2 と高くしたので、テープ心線としての側圧特性等を
維持でき、特に側圧特性の低下を防げる（クレーム
４）。この場合、一括被覆樹脂の硬化後のヤング率が４
０ｋｇ／ｍｍ2 未満では側圧特性の悪化が懸念される。
また、１５０ｋｇ／ｍｍ2 を越えると伸びの低下が起き
てしまう。
【００１１】
【発明の実施の態様】本発明を実施例に基づいて具体的
に説明するが、これらは本発明の範囲を制限しない。シ
ングルモードガラスファイバ（光ファイバ）１にウレタ
ンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる柔らかい一
次被覆層とウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂か
らなる硬い二次被覆層の２種の層で構成される保護被覆
層２を備えた光ファイバ素線６を製造した。この光ファ
イバ素線６を用いて、エポキシアクリレート系紫外線硬
化型樹脂又はウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂
を基材とする紫外線硬化型インクを塗布硬化させた着色
層３を有する光ファイバ着色心線７を製造した。光ファ
イバ着色心線７の４本を同一平面上に平行に並べ、ウレ
タンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬
化型一括被覆樹脂４により一体化した、図１に示すよう
な光ファイバテープ心線５を製造した。なお、該一括被
覆樹脂は、オリゴマー、モノマーとしてウレタンアクリ
レートを使用した。
に説明するが、これらは本発明の範囲を制限しない。シ
ングルモードガラスファイバ（光ファイバ）１にウレタ
ンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる柔らかい一
次被覆層とウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂か
らなる硬い二次被覆層の２種の層で構成される保護被覆
層２を備えた光ファイバ素線６を製造した。この光ファ
イバ素線６を用いて、エポキシアクリレート系紫外線硬
化型樹脂又はウレタンアクリレート系紫外線硬化型樹脂
を基材とする紫外線硬化型インクを塗布硬化させた着色
層３を有する光ファイバ着色心線７を製造した。光ファ
イバ着色心線７の４本を同一平面上に平行に並べ、ウレ
タンアクリレート系紫外線硬化型樹脂からなる紫外線硬
化型一括被覆樹脂４により一体化した、図１に示すよう
な光ファイバテープ心線５を製造した。なお、該一括被
覆樹脂は、オリゴマー、モノマーとしてウレタンアクリ
レートを使用した。
【００１２】またこの光ファイバテープ心線５を６０℃
の温水に浸漬させた時の伝送損失を測定した。光ファイ
バテープ心線の温水浸漬条件は６０℃の温水、２週間と
した。光ファイバテープ心線は長さ約７００ｍの束を温
水に浸漬し、両端は浸漬せず１．５５μｍのＯＴＤＲ
（Optical Time Demein Reflectmeter；光パルス試験
器) で伝送損失を測定した。表１に一括被覆樹脂の硬化
後のヤング率は４０ｋｇ／ｍｍ2 以上のものを用いた。
これ以下のヤング率を持つ一括被覆樹脂を用いると、側
圧特性の悪化が懸念される。
の温水に浸漬させた時の伝送損失を測定した。光ファイ
バテープ心線の温水浸漬条件は６０℃の温水、２週間と
した。光ファイバテープ心線は長さ約７００ｍの束を温
水に浸漬し、両端は浸漬せず１．５５μｍのＯＴＤＲ
（Optical Time Demein Reflectmeter；光パルス試験
器) で伝送損失を測定した。表１に一括被覆樹脂の硬化
後のヤング率は４０ｋｇ／ｍｍ2 以上のものを用いた。
これ以下のヤング率を持つ一括被覆樹脂を用いると、側
圧特性の悪化が懸念される。
【００１３】
【表１】 （注）： 収縮率は、６０℃の温水中に浸漬させ、一
旦膨潤が観測されたその際の最高試料長（浸漬前の長さ
に対する比）を測定する。その後収縮し、浸漬６時間後
の長さ（浸漬前の長さに対する比）を測定し、それらの
長さの変化から求めた。 ヤング率はＪＩＳ Ｋ７１１３に準じて測定した。
旦膨潤が観測されたその際の最高試料長（浸漬前の長さ
に対する比）を測定する。その後収縮し、浸漬６時間後
の長さ（浸漬前の長さに対する比）を測定し、それらの
長さの変化から求めた。 ヤング率はＪＩＳ Ｋ７１１３に準じて測定した。
【００１４】これらの結果から、比較例１は膨潤後の収
縮が比較的小さい一括被覆樹脂の場合であり、伝送損失
の増加が顕著である。表１より、収縮率が大きくなるに
つれて伝送損失の増加が小さくなる傾向がある。実際
上、収縮率が大きい実施例２の方が実施例１より各被覆
層界面にたまるブリスタの数が減少しており、収縮率の
増加はブリスタの発生を抑制する効果があると予想でき
る。しかし、あまり大きすぎると、歪みがたまりマイク
ロベンドの発生の原因となり、伝送損失が悪化する。
縮が比較的小さい一括被覆樹脂の場合であり、伝送損失
の増加が顕著である。表１より、収縮率が大きくなるに
つれて伝送損失の増加が小さくなる傾向がある。実際
上、収縮率が大きい実施例２の方が実施例１より各被覆
層界面にたまるブリスタの数が減少しており、収縮率の
増加はブリスタの発生を抑制する効果があると予想でき
る。しかし、あまり大きすぎると、歪みがたまりマイク
ロベンドの発生の原因となり、伝送損失が悪化する。
【００１５】
【発明の効果】以上の通り、本発明によると、光ファイ
バテープ心線を構成する一括被覆樹脂の温水中での収縮
率を一定範囲で大きくすることにより、着色層と一括被
覆樹脂層との界面でのブリスタの発生が抑制できる。更
に、一括被覆樹脂の硬化後のヤング率を一定値以上と高
くしたので、テープ心線としての側圧特性等を維持で
き、特に側圧特性の低下を防げる。
バテープ心線を構成する一括被覆樹脂の温水中での収縮
率を一定範囲で大きくすることにより、着色層と一括被
覆樹脂層との界面でのブリスタの発生が抑制できる。更
に、一括被覆樹脂の硬化後のヤング率を一定値以上と高
くしたので、テープ心線としての側圧特性等を維持で
き、特に側圧特性の低下を防げる。
【図１】本発明の光ファイバテープ心線の横断面構造を
示す模式図である。 １ 光ファイバ ２ 保護被覆層 ３ 着色層 ４ 一括被覆樹脂層 ５ 光ファイバテープ心線 ６ 光ファイバ素線 ７ 光ファイバ着色心線
示す模式図である。 １ 光ファイバ ２ 保護被覆層 ３ 着色層 ４ 一括被覆樹脂層 ５ 光ファイバテープ心線 ６ 光ファイバ素線 ７ 光ファイバ着色心線
Claims (4)
- 【請求項１】 複数の保護被覆層を有し、且つ該保護被
覆層の外周に着色層を有する光ファイバ着色心線を並列
させて一括被覆樹脂により一体化した光ファイバテープ
心線において、前記一括被覆樹脂の６０℃温水中での収
縮率が０．１０％以上５．００％以下であることを特徴
とする光ファイバテープ心線。 - 【請求項２】 前記一括被覆樹脂が紫外線硬化型樹脂か
らなることを特徴とする、請求項１記載の光ファイバテ
ープ心線。 - 【請求項３】 該紫外線硬化型樹脂を構成するオリゴマ
ー、モノマーがウレタンアクリレートであることを特徴
とする。請求項３記載の光ファイバテープ心線。 - 【請求項４】 前記一括被覆樹脂の硬化後のヤング率が
４０ｋｇ／ｍｍ2 以上であることを特徴とする、請求項
１〜３のいずれかに記載の光ファイバテープ心線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9287648A JPH11109196A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 光ファイバテープ心線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9287648A JPH11109196A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 光ファイバテープ心線 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11109196A true JPH11109196A (ja) | 1999-04-23 |
Family
ID=17719936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9287648A Pending JPH11109196A (ja) | 1997-10-06 | 1997-10-06 | 光ファイバテープ心線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11109196A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114236719A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-25 | 通鼎互联信息股份有限公司 | 一种抗侧压、耐弯曲光缆 |
-
1997
- 1997-10-06 JP JP9287648A patent/JPH11109196A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114236719A (zh) * | 2021-11-29 | 2022-03-25 | 通鼎互联信息股份有限公司 | 一种抗侧压、耐弯曲光缆 |
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