JPH11106761A - ガス化設備 - Google Patents
ガス化設備Info
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- JPH11106761A JPH11106761A JP26635797A JP26635797A JPH11106761A JP H11106761 A JPH11106761 A JP H11106761A JP 26635797 A JP26635797 A JP 26635797A JP 26635797 A JP26635797 A JP 26635797A JP H11106761 A JPH11106761 A JP H11106761A
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Abstract
液体燃料からガス燃料を効率的に生成するガス化設備を
提供する。 【解決手段】 空気,酸素含有ガス又は蒸気をガス化剤
として固体又は液体の燃料をガス化するガス化炉5と、
ガス化した生成ガスを冷却するガス冷却器7と、該ガス
冷却器7で冷却された生成ガスから炭素含有物質を回収
して該ガス化炉5に供給するチャーリサイクル装置を有
しており、該ガス化炉5の出口から該ガス化炉5のチャ
ーバーナ4に至るまでの系統中のいずれかの箇所に、異
物除去装置が備えられているガス化設備。
Description
のガス化設備に関する。さらに詳しくは、優れた運転
性,信頼性を有し、固体燃料又は液体燃料からガス燃料
を効率的に生成するガス化設備に関する。
下、「チャー」という。)には、チャー供給配管,ガス
化炉あるいは脱塵設備等の圧力損失があり、その分だけ
脱塵設備で回収されるチャーの圧力は、ガス化炉へ供給
されるチャーの圧力より低くなる。そのため、何らかの
手段で、チャーの圧力を上昇(昇圧)させる必要があ
る。また、チャーは粉体であるため磨耗等の問題があ
り、ポンプやファンにより圧力を上昇させることができ
ないため、従来は、図4に示すようなロックホッパーシ
ステム(12〜15等)が採用されていた。
に投入される微粉炭から発生し、未燃炭素及び灰分の集
まりであるため、チャー供給配管やバーナ等を閉塞させ
るような粗大粒子が存在することは想定していなかっ
た。従って、粗大粒子に対する特別な対策、例えば、ガ
ス冷却器7からチャーバーナ4までの間に特定の異物除
去装置を設置すること等は、全く行われていなかった。
ガス化炉に投入されるチャーは、通常、100ミクロン
メートル以下の微粒子であり、直径10ミリメートル〜
100ミリメートルのチャー供給配管あるいはバーナを
閉塞することはない。
ャー中の灰分を高温で溶融除去するため、運転条件や石
炭の種類によっては、溶融した灰粒子が粗大粒子に成長
することがある。また、ガス化炉やガス冷却器内部の構
造部材が脱落し、粗大異物を発生する可能性もある。こ
れらの粗大粒子及び粗大異物は、通常、配管直径の3分
の1以下であれば配管を閉塞することはないが、配管直
径の3分の1を越える場合には、チャー供給配管やバー
ナを閉塞させることがあり、問題とされてきた。また、
チャー供給配管やバーナは、一般には複数存在するた
め、閉塞したものについてはガス化炉と一旦切り離し
て、パージ復旧していた。ところが、閉塞本数が多く、
あるいは閉塞の頻度が高い場合には、ガス化炉で発生し
たチャーがチャーリサイクル装置内の容量を越えて、ガ
ス化炉の運転が不可能になり、ガス化設備を停止する必
要が生じてしまう問題があった。
題点に鑑み、ガス化設備のチャー供給配管あるいはチャ
ーバーナにて、粗大粒子又は粗大異物による閉塞が生じ
ることを防止することにより、運転性及び信頼性に極め
て優れたガス化設備を開発すべく鋭意検討した。その結
果、本発明者らは、ガス化炉の出口から配管を通して、
順に、ガス冷却器,脱塵設備,チャーリサイクル装置を
経て、ガス化炉のチャーバーナに至る炭素含有物質(チ
ャー)の循環,回収の系統中のいずれかの箇所に、粗大
粒子又は粗大異物を除去する異物除去装置を設置するこ
とにより、かかる問題点が解決されることを見い出し
た。本発明は、かかる見地より完成されたものである。
かる発明は、空気,酸素含有ガス又は蒸気をガス化剤と
して固体又は液体の燃料をガス化するガス化炉と、ガス
化された生成ガスを冷却するガス冷却器と、該ガス冷却
器で冷却された生成ガスから炭素含有物質を回収してガ
ス化炉に供給するチャーリサイクル装置とを有してお
り、該ガス化炉の出口から該ガス化炉のチャーバーナに
至るまでの系統中のいずれかの箇所に、異物除去装置が
備えられているガス化設備を提供するものである。ま
た、請求項2にかかる発明は、空気,酸素含有ガス又は
蒸気をガス化剤として固体又は液体の燃料をガス化する
ガス化炉と、ガス化された生成ガスを冷却するガス冷却
器と、該ガス冷却器で冷却された生成ガスから炭素含有
物質を回収してガス化炉に供給するチャーリサイクル装
置とを有しており、該ガス冷却器の出口から該チャーリ
サイクル装置に至るまでの系統中のいずれかの箇所に、
異物除去装置が備えられているガス化設備を提供するも
のである。
ガス又は蒸気をガス化剤として固体又は液体の燃料をガ
ス化するガス化炉と、ガス化された生成ガスを冷却する
ガス冷却器と、該ガス冷却器で冷却された生成ガスから
炭素含有物質を回収してガス化炉に供給するチャーリサ
イクル装置とを有しており、該チャーリサイクル装置か
ら該ガス化炉のチャーバーナに至るまでの系統中のいず
れかの箇所に、異物除去装置が備えられているガス化設
備を提供するものである。請求項4にかかる発明は、上
記チャーリサイクル装置が複数(少なくとも2基以上)
のチャー供給ホッパーを並列に有するものであって、複
数の該チャー供給ホッパーの出口から導出される各配管
に、異物除去装置がそれぞれ備えられていることを特徴
とする上記請求項3記載のガス化設備である。この場
合、複数の並列に設置されたチャー供給ホッパーから
は、相互の切り替えによって、ガス化炉にチャーがそれ
ぞれ供給される。
置が、ろ過分級方式による異物除去装置であることを特
徴とする上記請求項1から上記請求項4までのいずれか
に記載のガス化設備である。この場合、例えば、上記ガ
ス冷却器の出口から脱塵設備に至るまでの配管に、ある
いは、上記チャーリサイクル装置から上記ガス化炉のチ
ャーバーナに至るまでの各配管に、ろ過分級方式による
異物除去装置を備えること等が極めて有効である。ま
た、上記異物除去装置は、2系列を並列に配置すること
もできる。
置の前後の差圧を測定する差圧計と、異物除去装置の出
口側にパージガス供給弁と、異物除去装置の入口側にパ
ージ排気弁とが備えられていることを特徴とする上記請
求項5記載のガス化設備である。この場合、該異物除去
装置内部の堆積異物をパージガス(窒素ガス等)によ
り、系外に排出する。請求項7にかかる発明は、上記ガ
ス冷却器の出口から上記チャーリサイクル装置に至るま
での系統中のいずれかの箇所に、重力沈降法による異物
除去装置が備えられていることを特徴とする上記請求項
2記載のガス化設備である。この場合、例えば、上記ガ
ス冷却器の出口から脱塵設備に至るまでの配管に、重力
沈降法による異物除去装置を備えること等が極めて有効
である。以下、本発明について、詳細に説明する。
の実施の形態を説明する。実施の形態(その1) 図1は、本発明にかかるガス化設備の第1の実施の形態
である。本実施の形態は、チャーリサイクル装置からガ
ス化炉5のチャーバーナ4に至るまでの系統中に、異物
除去装置が備えられているガス化設備である(請求項
1,3)。また、本実施の形態は、チャーリサイクル装
置が2基のチャー供給ホッパー15A,15Bを並列に
有するものであって、該チャー供給ホッパーを切り替え
てガス化炉5に炭素含有物質を供給し、かつ、該チャー
供給ホッパー15A,15Bの出口から導出される各配
管23A,23Bに、ろ過分級方式による異物除去装置
20A,20Bがそれぞれ備えられているガス化設備で
ある(請求項4,5)。
粉炭供給配管1から炭素含有燃料である微粉炭が、ま
た、チャーバーナ4を介してチャー供給配管26からチ
ャーが、それぞれ投入される。これらの微粉炭及びチャ
ーは、バーナ3,4に供給される空気,酸素含有ガス又
は蒸気からなるガス化剤2とガス化反応し、生成ガスを
発生する。ここで、生成ガスにはチャーも含まれてい
る。生成ガスはガス管6を通り、ガス冷却器7に入り、
冷却水8で冷却される。ガス冷却器7出口のガス温度
は、後流に設置される脱硫設備の形式によるが、通常2
00〜600℃である。ガス冷却器7から出た生成ガス
は、ガス管9を経由して脱塵設備10にてチャー等の固
体分が分離され、ガス管11から後流設備に送られる。
ービン12に一旦貯蔵される。チャービン下部には、並
列に設置されたチャー供給ホッパー15A及び15Bが
設置される。但し、チャー供給ホッパー15A及びチャ
ー供給ホッパー15Bに、同時にチャーが受け入れられ
ることはなく、チャーの受入れは交互に行われる。例え
ば、チャー供給ホッパー15Aが受入運転、チャー供給
ホッパー15Bがガス化炉への供給運転を行う場合に
は、次のような手順となる。
開の状態で、チャービン12のチャーはチャー供給ホッ
パーAに受け入れられる。この際、チャービン12の圧
力はガス化炉より低いため、遮断弁19A及び22Aは
閉の状態になっている。一方、チャー供給ホッパーBは
ガス化炉5へチャーを供給するため、チャーカット弁1
3B及び気密弁14Bを閉とし、窒素等のガス供給ライ
ンからガス化炉の圧力以上に圧力を上昇させ、遮断弁1
9B及び22Bが開の状態でチャーフィーダ16Bから
チャーを定量供給する。供給されたチャーは、チャー搬
送用窒素17Bとチャー合流基18Bで合流し、チャー
供給配管23B及び26を経由して、チャーバーナ4か
らガス化炉5に投入される。
をろ過分級により除去するため、目板や金属製のスクリ
ーンメッシュ等により構成された異物除去装置20Bを
設置する。その前後の差圧を差圧計21Bにて計測す
る。目板やスクリーンメッシュの目開きは数mmであ
り、チャーの粒子径(100ミクロンメートル以下)よ
り十分大きいため、チャーは通過する。一方、目開きよ
り大きい異物は通過できず、異物除去装置内に堆積す
る。この異物除去装置内の異物の量が多くなると、差圧
が上昇して検知される。
下限近傍に達したところで、チャー供給ホッパー15A
と切り替える操作を実施する。その操作は、先ず、チャ
ーカット弁13A及び気密弁14Aを閉の状態とし、窒
素ガス等の供給ラインからチャー供給ホッパー15Aを
加圧して、チャー供給ホッパー15Bとほぼ等しい圧力
する。次いで、遮断弁19A及び22Aを開の状態に
し、チャー搬送窒素17Aを供給し、チャーフィーダ1
6Aの流量を増加させながら、チャーフィーダ16Bの
流量を減少させる。チャーフィーダ16Bの流量を0と
した後、遮断弁19B及び22Bを閉の状態とし、チャ
ー供給ホッパー減圧ラインから減圧し、チャービン12
とほぼ同じ圧力にする。次いで、チャーカット弁13B
及び気密弁14Bを開の状態にして、チャービン12か
らチャーを受け入れる。以上の操作を繰り返すことによ
り、連続的にガス化炉にチャーを供給する。
の前後の差圧を測定する差圧計と、異物除去装置の出口
側にパージガス供給弁と、異物除去装置の入口側にパー
ジ排気弁とが備えられているガス化設備である(請求項
6)。すなわち、チャー供給運転中に、異物除去装置の
差圧計21A又は21Bの指示値が上限を越えた場合に
は、次にチャー供給ホッパーが受入運転に切り替わった
ときに、パージガス供給弁24A及びパージ排気弁25
A、あるいは、パージガス供給弁24B及びパージ排気
弁25Bを開の状態として、異物除去装置内部の堆積異
物を系外に排出する。以上の操作により、ガス化炉に連
続的にチャーを供給しながら、粗大異物を系外に排出す
ることができる。このように本発明によれば、チャー供
給配管やバーナ等の流路直径が最小となる部分により近
い部分で、粗大異物等の除去を行うので、除去効果が大
きい。
かるガス化設備の第2の実施の形態である。本実施の形
態は、本発明のガス化設備において、上記ガス冷却器7
の出口からチャーリサイクル装置に至るまでの系統中
に、異物除去装置が備えられているガス化設備であり
(請求項2)、具体的には、ガス冷却器7の出口から脱
塵設備10に至るまでの配管9に、異物除去装置27が
備えられている。また、本実施の形態は、重力沈降法に
よる異物除去装置27が備えられているガス化設備であ
り(請求項7)、上記実施の形態(その1)とは異な
る。本実施の形態では、生成ガス配管9の垂直ないし上
り傾斜部に、拡大管で構成された異物除去装置27が設
置されている。この部分はガス流速が遅いので、数mm
程度の粗大異物は沈降して分離され、異物除去装置27
の底部に堆積する。堆積した異物は、定期的に、窒素ラ
イン30により加圧された異物排出容器29に、遮断弁
28を開の状態にすることで排出される。
で、その内部の異物は、遮断弁31を開の状態にするこ
とで系外に排出される。本実施の形態の場合には、チャ
ーリサイクル装置の上流側で異物が除去されるので、チ
ャー供給ホッパーは必ずしも図1のように並列に設置さ
れる必要はない。勿論、並列配置でも問題はないが、チ
ャーカット弁32,気密弁33,及びチャーロックホッ
パー34を介した直列配置も採用できる。この場合、チ
ャーは、チャーカット弁13及び気密弁14が閉の状態
で、ガス化炉より高い圧力まで加圧されたチャー供給ホ
ッパー15からチャーフィーダ16により連続的に定量
供給される。供給されたチャーは、チャー搬送窒素17
とチャー合流器18で合流し、チャー供給配管26を経
由して、チャーバーナ4からガス化炉に供給される。そ
の間、チャーロックホッパー34にはチャーカット弁3
2及び気密弁33が開の状態で、チャービンからチャー
を受け入れる。
下限近傍に達したところで、チャーカット弁32及び気
密弁33は閉の状態となり、チャーロックホッパーは窒
素等のガス供給ラインからのガスにより、チャー供給ホ
ッパー15の圧力とほぼ等しくなるまで加圧される。そ
の後、チャーカット弁13及び気密弁14を閉の状態と
して、チャーロックホッパー34内のチャーをチャー供
給ホッパー15に払出す。払出し終了後、チャーカット
弁13及び気密弁14を閉の状態とし、チャーロックホ
ッパー34の圧力を減圧ラインから減圧し、チャービン
12とほぼ等しい圧力になったところで、チャーカット
弁32及び気密弁33を開の状態とし、チャービン12
からのチャーを受け入れる。以上の操作を繰り返すこと
により、ガス化炉に連続的にチャーを供給しながら、粗
大異物を系外に排出できる。本実施の形態は、異物除去
装置が1系列で足りるため、全体が簡素化された構成と
なる。
である。本実施の形態は、本発明のガス化設備におい
て、上記ガス冷却器7の出口からチャーリサイクル装置
に至るまでの系統中に、異物除去装置が備えられている
ガス化設備であり(請求項2)、具体的には、ガス冷却
器7の出口から脱塵設備10に至るまでの配管9に、異
物除去装置36が備えられている。また、本実施の形態
は、上記実施の形態(その2)とは異なり、生成ガス配
管9内に設置された異物除去装置は、目板や金属製のス
クリーンメッシュ等により、粗大異物等をろ過分級によ
り除去する異物除去装置36A及び36Bである(請求
項5)。ここで用いられる目板やスクリーンメッシュの
目開きは数mmであり、チャーの粒子径(100ミクロ
ンメートル以下)より十分大きいため、チャーは通過す
る。一方、目開きより大きい異物は通過できず、異物除
去装置内に堆積する。
の差圧を測定する差圧計と、異物除去装置の出口側にパ
ージガス供給弁と、異物除去装置の入口側にパージ排気
弁とが備えられているガス化設備である(請求項6)。
異物除去装置36A及び36Bは、通常、どちらか一つ
が使用される。異物除去装置内の異物の量が多くなる
と、差圧が上昇して、差圧計38A又は38Bで検知さ
れる。例えば、異物除去装置36Aが使用されている状
態で、その差圧計38Aの指示値が上限を越えた場合
は、異物除去装置36Bの遮断弁35B及び37Bを開
の状態として、B系の使用を開始する。次いで、遮断弁
35A及び37Aを閉の状態とし、パージガス供給弁3
9Aを開の状態とし、パージ排気弁40Aを開の状態と
して、異物除去装置内部の堆積異物を系外へ排出する。
その後、パージガス供給弁39A及びパージ排気弁40
Aを閉の状態とし、復旧待機する。差圧計38Bの指示
値が上限を越えた場合も、同様の操作をB系列について
実施する。以上の操作により、ガス化炉に連続的にチャ
ーを供給しながら、粗大異物を系外に排出することがで
きる。本実施の形態では、2系列の異物除去装置が必要
となるが、目板やスクリーンメッシュによる分級分離方
式であるため、除去効果が高く、かつ、チャーリサイク
ル装置が並列方式でも直列方式のいずれでも採用可能と
いう利点がある。
ず、本発明の技術的思想の範囲において、種々変形が可
能である。例えば、上記実施の形態(その1)におい
て、チャーリサイクル装置が3基以上並列に設置された
チャー供給ホッパーを有しており、該チャー供給ホッパ
ーの出口からガス化炉のチャーバーナに至るまでの3本
以上の各配管に、ろ過分級方式による異物除去装置をそ
れぞれ設置することとしても良い。また、上記ガス冷却
器の出口から上記脱塵設備に至るまでの配管に、異物除
去装置を設置するガス化設備において、重力沈降法によ
る異物除去装置及びろ過分級方式による異物除去装置を
併用して、それぞれ設置することもできる。更に、本発
明では、各配管に複数の異物除去装置を直列に複数設置
しても良い。
体燃料からガス燃料を生成するガス化設備の運転性及び
信頼性を格段に向上させることができる。すなわち、本
発明のガス化設備によれば、ガス化設備のチャー供給配
管やバーナにおける粗大粒子又は粗大異物による閉塞を
効果的に防止できるので、ガス化設備の運転性及び信頼
性が向上する。また、パージ復旧に際して、ガス化炉と
復旧部分を切り離すことが不要であり、ガス化設備を停
止することなく粗大粒子又は粗大異物の除去,排出が可
能であり、その産業上の意義は極めて大きい。
を示す概念図である。
を示す概念図である。
を示す概念図である。
ス化設備を示す概念図である。
Claims (7)
- 【請求項1】 空気,酸素含有ガス又は蒸気をガス化剤
として固体又は液体の燃料をガス化するガス化炉と、ガ
ス化された生成ガスを冷却するガス冷却器と、該ガス冷
却器で冷却された生成ガスから炭素含有物質を回収して
ガス化炉に供給するチャーリサイクル装置とを有してお
り、該ガス化炉の出口から該ガス化炉のチャーバーナに
至るまでの系統中のいずれかの箇所に、異物除去装置が
備えられているガス化設備。 - 【請求項2】 空気,酸素含有ガス又は蒸気をガス化剤
として固体又は液体の燃料をガス化するガス化炉と、ガ
ス化された生成ガスを冷却するガス冷却器と、該ガス冷
却器で冷却された生成ガスから炭素含有物質を回収して
ガス化炉に供給するチャーリサイクル装置とを有してお
り、該ガス冷却器の出口から該チャーリサイクル装置に
至るまでの系統中のいずれかの箇所に、異物除去装置が
備えられているガス化設備。 - 【請求項3】 空気,酸素含有ガス又は蒸気をガス化剤
として固体又は液体の燃料をガス化するガス化炉と、ガ
ス化された生成ガスを冷却するガス冷却器と、該ガス冷
却器で冷却された生成ガスから炭素含有物質を回収して
ガス化炉に供給するチャーリサイクル装置とを有してお
り、該チャーリサイクル装置から該ガス化炉のチャーバ
ーナに至るまでの系統中のいずれかの箇所に、異物除去
装置が備えられているガス化設備。 - 【請求項4】 上記チャーリサイクル装置が複数のチャ
ー供給ホッパーを並列に有するものであって、複数の該
チャー供給ホッパーの出口から導出される各配管に、異
物除去装置がそれぞれ備えられていることを特徴とする
請求項3記載のガス化設備。 - 【請求項5】 上記異物除去装置が、ろ過分級方式によ
る異物除去装置であることを特徴とする請求項1〜4の
いずれかに記載のガス化設備。 - 【請求項6】 上記異物除去装置の前後の差圧を測定す
る差圧計と、異物除去装置の出口側にパージガス供給弁
と、異物除去装置の入口側にパージ排気弁とが備えられ
ていることを特徴とする請求項5記載のガス化設備。 - 【請求項7】 上記異物除去装置が、重力沈降法による
異物除去装置であることを特徴とする請求項2記載のガ
ス化設備。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP26635797A JP3652848B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ガス化設備 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26635797A JP3652848B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ガス化設備 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11106761A true JPH11106761A (ja) | 1999-04-20 |
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ID=17429827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP26635797A Expired - Lifetime JP3652848B2 (ja) | 1997-09-30 | 1997-09-30 | ガス化設備 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3652848B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2013024827A1 (ja) * | 2011-08-15 | 2013-02-21 | 三菱重工業株式会社 | チャー回収装置及びチャー供給ホッパ |
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-
1997
- 1997-09-30 JP JP26635797A patent/JP3652848B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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