JPH11106115A - プリント収納用トレー - Google Patents

プリント収納用トレー

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JPH11106115A
JPH11106115A JP27542697A JP27542697A JPH11106115A JP H11106115 A JPH11106115 A JP H11106115A JP 27542697 A JP27542697 A JP 27542697A JP 27542697 A JP27542697 A JP 27542697A JP H11106115 A JPH11106115 A JP H11106115A
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JP
Japan
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tray
print
prints
unit
negative film
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JP27542697A
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English (en)
Inventor
Kozo Mano
晃造 眞野
Toshio Doi
敏男 土井
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 写真焼付処理装置のプリント排出部から排出
されたプリントを載置可能な載置面を有するプリント収
納用トレーにおいて、写真焼付処理装置のプリント排出
部から一枚ずつプリントが排出されては、載置面上に到
達する際に、一枚目のプリントも二枚目以降のものと揃
った状態で積層されて、結果的に、一単位分のプリント
をトレーから取り出す作業を能率良く行えるプリント収
納用トレーを提供する。 【解決手段】 載置面151に受け入れられるプリント
3の載置面151上での滑り性を高める滑り手段とし
て、プリント3との摩擦を低下させる樹脂シート158
を貼付した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真焼付処理装置
のプリント排出部から排出されたプリントを載置可能な
載置面を有するプリント収納用トレーに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のプリント収納用トレーとしては、
樹脂製材料からなり、載置面の表面も、また、その他の
側面などの表面も一様に平坦な面を有するものが知られ
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の構成の
プリント収納用トレーでは、プリント収納用トレーの載
置面とプリントの間の摩擦が、プリントどうしの摩擦を
上回るために、写真焼付処理装置のプリント排出部から
一枚ずつプリントが排出されては、載置面上に到達する
際に、未だ何も載っていない載置面に落下する最初の一
枚目のプリントは、既に載置されているプリント上に落
下する二枚目以降のプリントに比べて、載置面上で滑る
距離が短くなり、結果的に、図12−イに示すように、
一枚目のプリントだけは二枚目以降のものと揃った状態
で積層されず、一単位分のプリントをトレーから取り出
す作業の能率が上がらないという問題があり、改善の余
地があった。
【0004】したがって、本発明の目的は、上に例示し
た従来技術によるプリント収納用トレーの持つ前述した
欠点に鑑み、写真焼付処理装置のプリント排出部から一
枚ずつプリントが排出されては、載置面上に到達する際
に、一枚目のプリントも二枚目以降のものと揃った状態
で積層されて、結果的に、一単位分のプリントをトレー
から取り出す作業を能率良く行えるプリント収納用トレ
ーを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1によるプリント収納用トレーは、
トレー本体に受け入れられるプリントのトレー載置面上
での滑り性を高める滑り手段が設けられているという特
徴構成を備えている。
【0006】このような特徴構成を備えているために、
本発明の請求項1によるプリント収納用トレーでは、写
真焼付処理装置のプリント排出部から一枚ずつプリント
が排出されては、載置面上に到達する際に、未だ何も載
っていない載置面に落下する最初の一枚目のプリント
が、既に載置されているプリント上に落下する二枚目以
降のプリントと匹敵する距離を載置面上で滑り、結果的
に、図12−ロに示されるように、一枚目のプリントも
二枚目以降のものと良く揃った状態で積層され、一単位
分のプリントをトレーから取り出す作業を能率良く行え
るという効果が得られた。尚、プリント排出部からプリ
ントが一枚ずつ排出されては、載置面上に到達する構成
でプリントの滑り現象を解説したが、プリント排出部か
ら一単位分(例えば、1オーダ分)の多数のプリントが
積層された状態で一度に排出されては、載置面上に到達
する構成においても、従来の構成では積層の最下部のプ
リントだけが載置面との大きな摩擦によって、残りのプ
リントと異なった挙動を示して、プリントの全体が揃わ
ない現象が見られるが、請求項1の発明によれば、滑り
手段の効果が発揮されて、最下部のものも含めて全ての
プリントが良く揃うという効果が得られる。
【0007】また、請求項2の発明のように、滑り手段
としては、高さが互いに等しくなるように配列された複
数の突起で構成すれば良い。このような構成で実施する
ことによって、プリントと載置面との接触面積が実質的
に減少するために、プリントと載置面との摩擦が低下
し、結果的にプリントが最初の一枚目から良く滑るとい
う効果が得られる。
【0008】請求項3の発明のように、滑り手段を、一
方の面に突起が配列され、他方の面を介して載置面に貼
付された樹脂製シートで構成すれば良い。
【0009】また、請求項4の発明のように、載置面を
構成する材料と、樹脂製シートとの双方を透光性を備え
た材質で構成すれば、トレー内にプリントが入っている
かどうかをトレーの裏面側からでも簡単に確認できるの
で、写真焼付処理装置を操作する上で都合が良い。
【0010】本発明によるその他の特徴及び利点は、以
下図面を用いた実施例の説明により明らかになるだろ
う。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明によるプリント収納用トレ
ーを備えた写真焼付処理装置1の全体が図1に示されて
おり、図2には、この写真焼付処理装置1内を各種処理
にともなって搬送されるネガフィルム2と印画紙3の搬
送経路が模式的に示されている。尚、ここでネガフィル
ムとは、写真フィルム1本の長さをもつネガフィルム、
数コマ単位でカットされたピースネガ、アドバンスフォ
トシステムに準じたカートリッジ付きネガフィルムの総
称を指す。写真焼付処理装置1は、ネガフィルム供給部
10と、ネガフィルム2の画像を印画紙3に焼き付ける
露光部20と、露光部20にて露光済の印画紙3を現像
処理する現像処理部30と、現像処理部30にて現像処
理された印画紙3を乾燥する乾燥部40と、乾燥された
印画紙3を所定長さにカットしてプリントとして排出す
るプリント排出部50と、露光部20で使用されたネガ
フィルム2をカットし、必要に応じてネガシートを挿入
して、排出するネガフィルム排出部60と、ネガフィル
ム排出部60から搬入された1単位(理解し易くするた
め、ここではこの1単位を1オーダと読み換えてもよ
い)のネガフィルム2とプリント排出部50から搬入さ
れた1単位のプリントを仕上がり品として照合組み合わ
せて、作業者による仕上がり品取り出し位置まで搬送す
るコンベヤ機構70(トレーコンベヤの一例)とを備え
ている。本発明によるプリント収納用トレー100は、
このコンベヤ機構70によって搬送される。
【0012】ネガフィルム供給部10には、100本ま
でのネガフィルム2をスプライステープによってつなぎ
合わせたものを巻き取っているネガリール11が2本装
填可能であり、このネガリール11から引き出されたネ
ガフィルム2に備えられているバーコードを読み取るバ
ーコードリーダー12や引き出されたネガフィルム2を
1オーダ毎にカットするネガカッター13が設けられて
いる。露光部20には、図3(図2と比べてネガフィル
ム2と印画紙3の配置が上下逆に配置されている)に示
すように、フィルム搬送方向上流側に、読取用光源21
a、ミラートンネル21b及び撮像装置21cからなる
フィルム読取装置21が設けられ、そのフィルム搬送方
向下流側に、露光用光源22a、調光フィルタ22b、
ミラートンネル22c、ネガマスク22d、焼付レンズ
22e及びシャッタ22fからなる露光装置22が設け
られ、ネガフィルム供給部10から露光部20を通過し
てネガ排出部60へネガフィルム2を搬送するローラ2
3a及びそのローラ23aを駆動するモータ23bが設
けられている。
【0013】ローラ23aにて搬送されるネガフィルム
2は、先ず、フィルム読取装置21にて、その各コマの
画像が読み取られ、その画像情報は写真焼付装置1全体
を制御するコントローラ5に送られる。コントローラ5
では、フィルム読取装置21から受け取った画像情報に
基づいて、そのネガフィルム2の画像を印画紙3に焼き
付けるための露光条件を求めて、該当するネガフィルム
2のコマがネガマスク22dの位置に搬送されて来たと
きに、先だって求めた露光条件に基づいて調光フィルタ
22b及びシャッタ22fを制御し、印画紙3を露光す
る。さらに、コントローラ5は、フィルム読取装置21
にて読み取ったネガフィルム2の画像情報を処理して、
求めた露光条件で印画紙3の焼き付けた場合に得られる
画像のシミュレート画像をモニタ6aに表示させること
ができ、作業者は、そのシミュレート画像をモニタ6a
を観察して、必要に応じて操作卓6bから露光条件を修
正することができる。又、露光部20にて露光処理の終
了したネガフィルム2は、露光装置22のフィルム搬送
方向下流側に配置されているネガ排出部60に設けられ
たネガカッター25によって6コマ又は4コマ毎に切断
され、複数枚のネガピース2として、コンベヤ機構70
へ送り出されるが、仕様によっては、図示されていない
ネガシート挿入装置によってネガピース2がネガシート
に挿入され、このネガシートは折り畳まれた後コンベヤ
機構70へ送り出される。なお、アドバンスフォトシス
テムに準じたネガフィルム2は、各種処理作業前にカー
トリッジから引き出され、処理後再びカートリッジに巻
き戻されるので、露光処理後のネガフィルム2もカート
リッジの収納された状態でコンベヤ機構70へ送り出さ
れる。
【0014】現像処理部30には、その図示は省略され
ているが、複数の現像処理タンクが備えられており、露
光部20でネガフィルム2の画像が焼き付けられた後、
印画紙3はローラ24a及びローラ24aを駆動するモ
ータ24bによってコレクション印字部26を通り、現
像処理部30の現像処理タンクを順次通過することで現
像処理される。なお、現像処理部30の手前には、ルー
プ部の存在にもかかわらず露光部20と現像処理部30
の間で連続して印画紙3を送り続けることができない事
態が生じた場合に緊急避難的に印画紙3を切断するカッ
ター27が設けられている。現像処理後の印画紙3は、
乾燥部40で乾燥された後、プリント排出部50に送ら
れ、ペーパーカッター51によってカットされることに
より仕上がりプリント3となり、横送りコンベヤ53に
よってコンベヤ機構70へ送り出される。54は、何ら
かのトラブルで印画紙3をコンベヤ機構70に送り出せ
ない事態が生じた場合印画紙3を長尺のままで排出する
ための印画紙バイパス路である。コンベヤ機構70はト
レーコンベヤ式であり、周回案内路80に案内されなが
ら搬送力を伝達する駆動手段90によって走行する複数
のトレー100が備えられている。周回案内路80によ
って決定される搬送ラインには、ネガフィルム搬入ステ
ーション71と待機ステーション72と、プリント搬入
ステーション73と、照合ステーション74とが形成さ
れている。周回案内路80は、図5に示すように、左右
一対の略円形断面のレール81とこのレール81を所定
の間隔で連結している連結体82とで構成され、写真焼
付処理装置1の低い位置に配置されたネガフィルム排出
部60と、高い位置に配置されたプリント排出部50と
の間を、現像処理部30の外側壁30aと乾燥部40の
外側壁40aに沿って延びている。
【0015】トレー100は、図5と6に示されている
ように、レール81上を走行する走行部110と、フィ
ルム収納部150aとプリント収納部150bとを備え
た載置部150とから構成されている。走行部110
は、チャンネル形の走行台111と、この走行台111
の両側のリブ部111aと111bの内側にそれぞれ軸
112によって回転可能に支持されている各4つの走行
ローラ113と、載置部150を走行台111に対して
傾斜させて取り付けるためのアングルブラケット114
(図9)とを備えている。トレー100一つにつき8個
づつ取り付けられている走行ローラ113の走行面に
は、レール81の形状に合わせた溝113aが形成され
ている。走行部110は、図8で右側に示されるリブ部
111aに配置された前側の上下の走行ローラ113及
び後側の上下の走行ローラ113で右側のレール81を
2カ所挟み込むとともに、左側のリブ部111bに配置
された前側の上下の走行ローラ113及び後側の上下の
走行ローラ113で左側のレール81を2カ所挟み込む
ことにより、安定したレール走行を行っている。ネガフ
ィルム搬入ステーション71では、ネガフィルム排出部
60から排出された1単位分のネガフィルム2がトレー
100のフィルム収納部150aに移載される。待機ス
テーション72では、ネガフィルム2を積み込んだトレ
ー100がこのトレー100に積み込んだネガフィルム
2の画像を焼き付けている1単位分のプリント3がプリ
ント排出部50から出されるタイミングに合わすために
待機可能である。プリント搬入ステーション73では、
フィルム収納部150aに収納されたネガフィルム2の
画像を焼き付けている1単位分のプリント3がプリント
排出部50からトレー100のプリント収納部150b
に移載される。照合ステーション74では、トレー10
0によって運び込まれた1単位分のネガフィルム2とプ
リント3の照合が確認されると、ネガフィルム2とプリ
ント3がトレー100から取り出され、DP袋へ入れら
れる。各トレー100に対するこのような照合・取り出
しと照合ステーション74へのトレー100の送り出し
が同期しているわけではないので、この照合ステーショ
ン74では、待機ステーション72と同様、トレー10
0はレール81上でストレージ可能となっている。空に
なったトレー100は、再びネガフィルム搬入ステーシ
ョン71に送られる。
【0016】トレー100を搬送する駆動手段90は、
エンドレス駆動体としてチェイン91を採用したチェイ
ン駆動方式を採用しており、図4から明らかなように、
第1駆動装置90aから第6駆動装置90fの6つの駆
動装置に分割されている。第1駆動装置90aは、照合
ステーション74と待機ステーション72とにわたって
配置されている。第2駆動装置90bは、空になったト
レー100をネガ搬入ステーション71におけるトレー
停止位置まで移動させるように配置されている。第3駆
動装置90cは、ネガフィルム2を積み込んだトレー1
00を第1駆動装置90aの一部によって形成される待
機ステーション72のストレージラインまで移動させる
ように配置されている。第4駆動装置90dは、待機ス
テーション72でストレージされているトレー100
を、順次プリント搬入ステーション73のトレー停止位
置に移動させるように配置されており、図4から明らか
なように、第4駆動装置90dはトレー100を急勾配
で上昇させている。第5駆動装置90eは、さらにプリ
ント3を積み込んだトレー100を急勾配で下降させ、
第1駆動装置90aの照合ステーション74を形成して
いる部分へ、送り込むように配置されているが、照合ス
テーション74の手前で周回案内路80が湾曲状になっ
ているため、トレー100を湾曲したラインに沿って移
動させる第6駆動装置90fを第5駆動装置90eと第
1駆動装置90aとの間に配置している。上述した各駆
動装置は、チェイン91、チェイン91に噛み合ってい
る駆動スプロケット92と方向転換スプロケット93、
駆動スプロケット92を駆動する駆動モータ94から構
成されている。その際第1・第2・第3・第6駆動装置
90a、90b、90c、90fは、共通の駆動モータ
94にから動力を受けているが、第4・第5駆動装置9
0d、90eはタイミングをとった間欠運転の必要から
それぞれ個別の駆動モータ94から動力を受けている。
各チェイン91のリンクプレートとして通常のリンクプ
レート91aだけではなく、所定のピッチでチェインロ
ーラ軸心方向に延びた牽引部95を形成した牽引リンク
プレート91bが装着されており、各チェインはこの牽
引部95を介してトレー100を移動させている。
【0017】牽引部95とトレー100の走行部110
との搬送力伝達可能な係合は2つの方式で行われてい
る。つまり、第1駆動装置90aでは、ストレージライ
ンを形成するため、図6で示すように、走行台110の
リブ部111bの外側に垂直に延びた取付板115の下
面に樹脂117によって固定された磁石116とチェイ
ン91の牽引部95とに間に作用する磁力によりトレー
100の走行部110とチェイン91の牽引部95との
間の係合を作りだし、結果的にチェイン91によってト
レー100を移動させている。この目的のため、少なく
とも牽引リンクプレート91bは磁性体で作られてい
る。従って、トレー100がトレー100とチェイン9
1との間に作用する磁力より大きな力でその走行を阻止
されると磁石116と牽引部95との係合が外れて、チ
ェイン91だけが進行し、トレー100は停止したまま
となる。このことにより、走行台111の端面どうしが
接当していくことでトレー100が順次ストレージさ
れ、前のトレーが前進すると、再び磁石116がチェイ
ン91の牽引部95と磁気的に係合して、後のトレー1
00もチェイン91によって移動し始める。つまり、ト
レー100のストレージとトレー100のネガフィルム
2とプリント3の取り出し位置への供給とが遅延なくか
つ自動的に行われる。第1駆動装置90a以外の駆動装
置では、トレー100とチェイン91とは一体的に動け
ばよいので、図5に示すように、走行台110のリブ部
111aと111bの下端からさらに突き出した爪部1
18がチェイン91の牽引部95と接当することにより
走行部110と牽引部95との搬送力伝達可能な係合が
作り出される。各駆動モータ94は、コントローラ5に
よってそれぞれ連係をとるように制御されている。
【0018】ネガフィルム搬入ステーション71におい
てネガ排出部60からネガフィルム2を搬入するため、
トレー100は第2駆動装置90bと第3駆動装置90
cとの間で第1ストッパー装置85によって停止させら
れる。さらにプリント搬入ステーション73においてプ
リント排出部50からプリント3を搬入するため、トレ
ー100は第4駆動装置90dと第5駆動装置90eと
の間で第2ストッパー装置86によって停止させられ
る。ここで、図7と8を用いてトレー100の載置部1
50の構造を説明する。載置部150は、透明なポリカ
ーボネート製の、天板151と底板152と第1側板1
53と第2側板154から構成されるボックス状の形態
を有している。プリント収納部150bは、天板151
上に形成されており、天板151に積み重ねられたプリ
ント3がずれ落ちないように第1側板153と第2側板
154が天板151から突出し、その突き出した部分で
プリント3を2つの方向から囲んでいる。他の2つの方
向では天板151は、横向きに開放されており、プリン
ト3の搬入・搬出を容易にしている。天板151と底板
152には、後述するように、載置部150におけるプ
リント3の有無を光センサーによって検出することを可
能にするための貫通孔159が形成されている。天板1
51には、載置部150のプリント載置面から上向きに
突出し、プリント3の供給方向に沿って延びた一対のリ
ブ157,157が設けられている。また、一対のリブ
157,157の間には、載置部150のプリント載置
面から下方に窪んだ凹部156が形成されている。凹部
156は、載置部150の保護カバー96側の一端から
第2側板154側の他端に向かって次第に高くなる傾斜
案内面を備えている。リブ157,157と凹部156
とは協働して、載置部150に載置された一単位分のプ
リント3の下面と対向し、このプリント3の下に、同プ
リント3を載置面から取り上げ易くするための空間を形
成する。また、載置部150の天板151上のリブ15
7,157と凹部156を除く領域の全面には、載置面
上でのプリント3の滑りをより良くするための滑り手段
として、透光性の樹脂シート158が粘着材等によって
貼付されている。その結果、図12−ロに示されるよう
に、一枚目のプリントも二枚目以降のものと良く揃った
状態で積層され、一単位分のプリントをトレーから取り
出す作業を能率良く行える。 図7−ロ、ハに示される
ように、樹脂シート158の表面には、高さが互いに等
しくなるように配列された多数の小突起158aが配列
されている。個々の小突起158aは上面が平坦な楕円
柱状を呈している。樹脂シート158は、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリオキシメチレン等で形成するこ
とができる。ネガフィルム2、つまり(裸の或いはネガ
シートに挿入された)ピースネガを収納するフィルム収
納部150aが、天板151と底板152との間にポケ
ット状に形成されている。さらに付加的に、アドバンス
フォトシステムに準じたネガフィルム2を巻き込んでい
るカートリッジ2aを収納するカートリッジ収納部15
0cが、やはり天板151と底板152との間に、ポケ
ット状に形成されている。
【0019】図4から明らかなように、トレー100は
ネガフィルム搬入ステーション71から待機ステーショ
ン72への移動行程において逆さ吊り状態となり、フィ
ルム収納部150aやカートリッジ収納部150cから
収納物が落下する恐れがあるため、トレー100には収
納物を保持する押さえ保持機構160が備えられてい
る。押さえ保持機構160は、図8に図解されているよ
うに、底板152に複数の軸受ブラケット162を介し
て回動可能に支持された回動軸161と、回動軸161
に固定された爪スリーブ163と、天板151に取り付
けられた固定軸164周りをシーソー式に揺動すること
によりその一端でフィルム収納部150aに収納された
ネガフィルムを押さえる押さえ板165を備えている。
押さえ板165は、爪スリーブ163の爪部163aと
の接触にともなう爪スリーブ163からの回動変位の伝
達により開放方向に揺動する。そして、それぞれの収納
物を押さえ付ける方向への揺動は、図示されていないつ
る巻きバネの付勢力により行われる。回動軸161を操
作するために、回動軸161の走行台111側の端部に
は丸みをつけられた操作コマ部材170が固定されてい
る。操作コマ部材170は、周回案内路80の特定箇所
におけるレール81,81の間に設けられたコマガイド
レール(図示されず)によって接触操作されて、回動し
て姿勢が変化し、これにともなって回動軸161が回動
し、爪スリーブ163が変位し、この爪部163aが押
さえ板165を前記つる巻きバネの付勢力に抗して押し
上げて開放姿勢とし、フィルム収納部150aへのネガ
フィルム2の収納を許す。トレー100が移動して、前
記コマガイドレールと操作コマ部材170との接触が終
了すれば、前記つる巻きバネの付勢力により押さえ板1
65は収納物の押さえ込み姿勢となる。それ故、ネガフ
ィルム2をトレー100の搬入・搬出する領域にコマガ
イドレールが設けられている。
【0020】トレー100の走行台111には、各トレ
ー100のIDコードを示すIDプレート120が設け
られており、このIDプレート120に形成された貫通
穴121を案内周回案内路80の所定の位置に設けられ
たIDセンサー77が読み取ることで、6ビットコード
を生成して、コントローラ5に出力する。これにより、
コントローラ5は、どのトレーにどのネガフィルム2や
プリント3が収納されているかを管理することができ
る。この実施の形態においては、プリント搬入ステーシ
ョン73から照合ステーション74にかけてのレール8
1が、図9に示すように、細かく凹凸部を備えている。
この凹凸部を走行ローラ113が走行することにより、
載置部150が振動し、天板151に積み重ねられてい
るプリント3が第1側板153と第2側板154にずれ
動いて、乱雑に積み重ねられたプリント3が整列するこ
とになる。この振動によるプリント3の整列を効果的に
するためには、天板151を第1側板153と第2側板
154のコーナ部の方向にわずかに傾斜するように構成
するとよい。次に、上記構成のコンベヤ機構70におけ
るトレー100の搬送動作を説明する。ネガフィルム搬
入ステーション71におけるネガ排出部60から第1ス
トッパー装置85によって停止しているトレー100の
フィルム収納部150aへのネガフィルム2の収納は、
ネガシートに挿入され、折り畳まれた状態のものや裸の
ままのネガフィルム2、場合によってはアドバンスフォ
トシステムのカートリッジが1単位毎にここでは図示さ
れていないフィーダ装置によって自動的に行なわれる。
ネガフィルム搬入ステーション71での第1ストッパー
装置85による停止が解除され、自重により下降したト
レー100は、第3駆動装置90cの牽引部95(図9
を参照)に係合し、登り斜面を走行し、さらに待機ステ
ーション72を形成している第1駆動装置90aによっ
て引き継がれ、順次ストレージされていく。
【0021】待機ステーション72でストレージされて
いる先頭のトレー100は、間欠駆動している第4駆動
装置90dのチェイン91が駆動して、牽引部95と係
合することで、登りの急斜面を牽引部95の1ピッチ毎
昇っていく。第4駆動装置90dによる搬送は、プリン
ト搬入ステーション73の第2ストッパー装置86がト
レー100の停止を解除するのと連動して、牽引部95
の1ピッチ分ずつ駆動する。従って、プリント搬入ステ
ーション73に停止するトレー100が、横送りコンベ
ヤ53から1単位のプリント3を受け取って第5駆動装
置90eによって斜面を下降する毎に、次のトレー10
0がプリント搬入位置に送られ、第2ストッパー装置8
6によって停止させられる。図1と10に最も良くに示
されるように、トレー100の搬送路は、第4駆動装置
90dの上端から第5駆動装置90eの上方領域の間の
範囲において、透明な樹脂製の保護カバー96によって
包囲されている。したがって、この範囲では、トレー1
00は、この保護カバー96の前面96aと外側壁30
a,40aとの間を通過する。保護カバー96は、第2
ストッパー装置86によって停止させられているトレー
100(プリント受け入れ体勢のトレー100)内に、
プリント排出部50の横送りコンベヤ53から横向きに
排出されるプリント3を収納するために、トレー100
の向きに一枚毎に移動させられるプリント3の動きを所
定位置で阻止する規制部材として機能する。すなわち、
図10に示されるように、横送りコンベヤ53から外側
横向きに排出される各プリント3は、保護カバー96と
衝突し、ここで反対方向(プリント排出部50側に向い
て)に跳ね返されて、トレー100内に落下して収納さ
れる。図10と11に示されるように、保護カバー96
の前面96aの、上述したプリント3の衝突する部位に
は、この衝突を和らげる衝撃緩和手段として、弾性材料
からなる緩衝材97が接着剤などによって貼り付けられ
ている。緩衝材97は、発泡ポリウレタン製で、最大厚
さが約10mmの概して平板状を呈しており、搬送経路
に沿って移動するトレー100と干渉し合わないよう
に、トレー100の形状に沿った切り欠き97aを備え
ている。トレー100の第2側板154は、保護カバー
96と衝突した後にプリント排出部50向きに跳ね返さ
れるプリント3を受け止める立ち上がり部として機能す
る。乾燥部40の外側壁40a、および、保護カバー9
6には、プリント排出部50の横送りコンベヤ53から
横向きに排出されたプリント3が、直接或いは保護カバ
ー96上の緩衝材97と衝突後、プリント受け入れ体勢
にあるトレー100と外側壁40aまたは保護カバー9
6の間に形成される間隙にプリント3が進入するのを防
止するために、この間隙を閉鎖する閉鎖手段42,43
が外側壁40aとトレー100の間に設けられている。
閉鎖手段42,43は、外側壁40aに粘着材などで貼
り付けられたブラシ状であり、このブラシを構成するた
めに横向きに配列された多数の毛は、その毛先部分でプ
リント受け入れ体勢にあるトレー100と接触してお
り、前記毛先部分はトレー100に押し付けられる際に
自由に変形するように弾性変形能を備えており、言い換
えれば、トレー100が外側壁40aと保護カバー96
の間を通過することを許す変位部となっている。この写
真焼付処理装置1が正常に動作している限り、且つ、1
オーダ当たりのプリント枚数が所定量を越えない限り、
ネガフィルム2は、露光部20における露光処理順に1
単位毎トレー100に収納され、ネガフィルム2を収納
していないトレー100がプリント3を受け取ることは
ないので、プリントを上記の露光処理順と同じ順序で横
送りコンベヤ53から受け取ることで、トレー100の
プリント収納部150bには、フィルム収納部150a
に収納されているネガフィルム2の画像を焼き付けたプ
リント3が収納されることになる。1オーダ当たりのプ
リント枚数が所定量を越える場合は、越えた分のプリン
トのために新たなトレー100が割り当てられる。しか
しながら、このような特例を除いて、何らかのトラブル
で、所定のIDコードをもつトレー100に収納された
ネガフィルム2とプリント3にこれまでの処理過程で生
じたトラブルのための欠損があるなど、照合不一致とコ
ントローラ5が認識している場合、プリント搬入ステー
ション73に設けられている照合マーク用ソレノイド8
9が動作し、このIDコードをもつトレー100の照合
マーク表示装置180のドラム(図示されていない)を
第1位置に回動し、照合不一致を示す赤色を表示孔18
4b内に表示する。第2ストッパー装置86によって停
止させられているトレー100が、横送りコンベヤ53
から、1単位のネガフィルム2に組み合わされるべきプ
リント3を受け取ると、第2ストッパー装置86が解除
され、トレー100は自重により少し降下し、第5駆動
装置90eの牽引部95に係合して、チェーン91の動
きに伴って降下して行くが、この第5駆動装置90e
は、照合ステーション74にストレージされているトレ
ー100の数等に応じて、第2ストッパー装置86の作
動と連動してトレー100を受け取る毎に牽引部95の
1ピッチ分搬送する間欠駆動と、第2ストッパー装置8
6の状態にかかわらずにトレー100を搬送する常時駆
動とに切り換え可能となっている。第5駆動装置90e
によって斜面を下降するトレー100は、照合ステーシ
ョン74のストレージラインに入るために、一旦第6駆
動装置90fに引き継がれる。
【0022】図7と8に示されるように、照合マーク表
示装置180は、トレー100の第1側板153に、ブ
ラケット114と並んだ状態で設けられている。ハウジ
ング184内に収納された前記ドラムは、表示孔184
bから赤色を表示する第1位置と、表示孔184bから
地色例えば白色を表示する第2位置の間で回動可能に設
けられている。そして、写真焼付処理装置1内でのネガ
フィルム2や印画紙3の処理中に生じたトラブルで、同
じトレー100に載せられる1単位のネガフィルム2と
プリント3が完全に一致しないことをコントローラ5が
確認している場合、プリント搬入ステーション73に配
置された照合マーク用ソレノイド89を動作させて、前
記ドラムを第2位置から第1位置に回動し、作業者にこ
のトレーのネガフィルム2とプリント3が照合不一致で
あることを報知する。第1位置に回動されたドラムは照
合ステーション74において再び第2位置に戻される。
照合ステーション74のストレージラインに入ったトレ
ー100は、第3ストッパー装置87によって停止させ
られたトレー100を先頭にして順番に停止させられ、
作業者がトレー100から仕上がり品としてのプリント
3及びネガフィルム2を取り出すのを待つ。ここで、表
示孔184b内に赤色の照合不一致マークが表示されて
いるトレー100に対しては、作業者は所定のリカバリ
ー作業を行う。いずれにしても、収納されているネガフ
ィルム2及びプリント3が作業者によって抜き取られた
トレー100は、第4ストッパー装置88によって停止
されていたトレー100が第2駆動装置90bによって
ネガフィルム搬入ステーション71に送られることに応
じて第3ストッパー装置87が作動することにより、第
4ストッパー装置88まで送り込まれる。これにともな
って、ストレージラインのトレー100は第1駆動装置
90aによって1つずつ前に詰められる。
【0023】第4ストッパー装置88の解除にともなう
第2駆動装置90bによるトレー100のネガフィルム
搬入ステーション71への搬送制御は、第1ストッパー
装置85による停止位置においてトレー100のフィル
ム収納部150aへネガフィルム2を収納する作業が完
了する毎に行われる。つまり、ネガフィルム2の積み込
み完了にともない第1ストッパー装置85がトレー10
0の停止を解除すると、第4ストッパー装置88の領域
に備えられた光センサ76によりネガフィルム2及びプ
リント3の取り出し完了が検出されたのを条件として、
第4ストッパー装置88がトレー100の停止保持を解
除し、ネガフィルム搬入ステーション71へ空のトレー
100を供給する。これに連動して、第3ストッパー装
置87もトレー100の停止保持を解除し、第4ストッ
パー装置88へトレー100を送り出す。上述したよう
に、コンベヤ機構70のトレー100には、個別のID
コードが割り当てられており、このトレー100が各ス
テーションを移動しながら、ネガフィルム2とプリント
3を順次積み込んでいくことで照合作業が自動的に行わ
れ、照合不一致となるネガフィルム2又はプリント3あ
るいはその両方を積み込んでいるトレー100には照合
不一致マークが照合マーク表示装置180によって表示
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による写真焼付処理装置の概略斜視図
【図2】図1によるネガフィルムと印画紙の流れを模式
的に示す正面図
【図3】図1の写真焼付処理装置のブロック図
【図4】トレーコンベア機構の模式図
【図5】駆動装置とトレーの走行部の関係を示す説明図
【図6】駆動装置とトレーの走行部の関係を示す説明図
【図7】本発明による滑り手段の貼付された載置面を示
すトレーの斜視図
【図8】裏面側から見たトレーの斜視図
【図9】強制振動用レールの略図
【図10】プリント排出部付近を示す概略側面図
【図11】プリント排出部付近を示す概略平面図
【図12】トレーの載置面上でのプリントの載置状態を
示す説明図
【符号の説明】
2 ネガフィルム 3 印画紙(プリント) 20 露光部 40 現像処理部 50 プリント排出部 70 コンベヤ機構 96 保護カバー 97 緩衝材 100 トレー 151 載置面 158 滑り手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真焼付処理装置のプリント排出部から
    排出されたプリントを載置可能な載置面を有するプリン
    ト収納用トレーであって、前記載置面に受け入れられる
    プリントの前記載置面上での滑り性を高める滑り手段が
    設けられているプリント収納用トレー。
  2. 【請求項2】 前記滑り手段は、高さが互いに等しくな
    るように配列された複数の突起である請求項1に記載の
    プリント収納用トレー。
  3. 【請求項3】 前記滑り手段は、一方の面に前記突起が
    配列され、他方の面を介して前記載置面に貼付された樹
    脂製シートである請求項1または2に記載のプリント収
    納用トレー。
  4. 【請求項4】 前記載置面を構成する材料と前記樹脂製
    シートは、いずれも透光性を備えている請求項3に記載
    のプリント収納用トレー。
JP27542697A 1997-10-08 1997-10-08 プリント収納用トレー Withdrawn JPH11106115A (ja)

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JP27542697A JPH11106115A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 プリント収納用トレー

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JP27542697A Withdrawn JPH11106115A (ja) 1997-10-08 1997-10-08 プリント収納用トレー

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