JPH11104870A - レーザ加工装置 - Google Patents

レーザ加工装置

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JPH11104870A
JPH11104870A JP9272962A JP27296297A JPH11104870A JP H11104870 A JPH11104870 A JP H11104870A JP 9272962 A JP9272962 A JP 9272962A JP 27296297 A JP27296297 A JP 27296297A JP H11104870 A JPH11104870 A JP H11104870A
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JP
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laser
laser beam
pulse
wavelength
converting
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JP9272962A
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English (en)
Inventor
Yuji Takenaka
裕司 竹中
Junichi Nishimae
順一 西前
Masaaki Tanaka
正明 田中
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPH11104870A publication Critical patent/JPH11104870A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/0011Working of insulating substrates or insulating layers
    • H05K3/0017Etching of the substrate by chemical or physical means

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  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Lasers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高いピーク強度と短いパルス幅を有する短波
長のレーザビームを安定に取り出すことができるレーザ
加工装置を得ることを目的とし、例えばプリント基板に
微細な穴開け加工を行うレーザ加工機を提供する。 【解決手段】 レーザ共振器のQ値を短時間のうちに変
化させることが可能なQ値制御装置を有するQスイッチ
パルスCO2 レーザ発振器と、QスイッチパルスCO2
レーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2分の
1に変換する波長変換素子を有するレーザ装置と、レー
ザ装置から発生するレーザビームを伝送し、集光光学系
とを備え、レーザビームを被加工物に照射するようにす
る。このような構成のレーザ加工装置は、従来のQスイ
ッチパルスCO2 レーザビームよりも短波長のレーザビ
ームを取り出すことができ、より微細な穴を開けること
が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高いピーク強度と
短いパルス幅を有する短波長のレーザビームを取り出
し、この短波長を用いて加工を行うレーザ加工装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は例えばAPPLED OPTIC
ALS,VOL.35,NO.27,SEPTEMBE
R 1996,P.5383のFig.4に示された従
来のレーザ発振器を示す断面図であり、詳しくは、Qス
イッチパルスCO2 レーザ発振器と等価的な作用を有す
るQスイッチパルスCO2 レーザ発振器の断面を示して
いる。図において、2は例えばCuよりなる凹面形状の
全反射ミラー1に対向配置された、例えばZnSeより
なる凹面形状の部分反射ミラーであり、この部分反射ミ
ラー2と全反射ミラー1が安定型のレーザ共振器を構成
する。3はレーザ共振器内に発生するレーザビーム、4
a,4bはレーザビーム3のP偏光成分のみを透過さ
せ、S偏光成分は反射させるブリュースター窓、5は4
分の1波長板、6はレーザ発振を行う放電管である。7
はQ値制御装置であり、例えばCdTeよりなる電気光
学振幅変調器、8は電気振幅変調器7に印加するオン・
オフを繰り返すパルス電圧を発生するパルス発生器、9
は部分反射ミラー2より発振器外部に取り出されたレー
ザビームである。
【0003】次に動作について説明する。まず、パルス
発生器8から電気光学振幅変調器7に電圧が印加されな
い場合について、図7を用いて説明する。この場合、ブ
リュースター窓4a,4bで囲まれた放電管6を通過で
きるレーザビーム3はP偏光成分の直線偏光だけである
から、4分の1波長板5を通過するレーザビーム3は左
回りの円偏光となる。電気光学振幅変調器7には電圧が
加わっていないため、レーザビーム3は左回りの円偏光
のまま電気光学振幅変調器7を通過し、全反射ミラー1
で反射し、その際右回りの円偏光となる。右回りの円偏
光のまま再び電気光学振幅変調器7を通過したレーザビ
ーム3は、再度4分の1波長板5を通過する際にS偏光
成分の直線偏光になる。しかし、ブリュースター窓4
a,4bで囲まれた放電管6を通過することはできない
ので、この場合レーザ発振は起こらない。
【0004】次に、パルス発生器8から電気光学振幅変
調器7に4分の1波長電圧が印加される場合について、
図8を用いて説明する。この場合、4分の1波長板5を
通過した左回りの円偏光のレーザビーム3は、電気光学
振幅変調器7を通過する際、S偏光成分の直線偏光とな
る。全反射ミラー1で反射し、再び電気光学振幅変調器
7を通過したレーザビーム3は、右回りの円偏光にな
り、さらに再度4分の1波長板5を通過する際にP偏光
成分の直線偏光になる。このレーザビーム3はブリュー
スター窓4a,4bで囲まれた放電管6を通過すること
ができるので、レーザービーム3は部分反射ミラー2に
到達でき、従ってレーザ発振が起こる。
【0005】このように、パルス発生器8より電気光学
振幅変調器7にオン・オフを繰り返すパルス電圧を印加
することにより、図9に示すような高いピーク強度と短
いパルス幅を有するレーザビーム9を取り出すことがで
き、このような手法をQスイッチングと呼んでいる。こ
のQスイッチパルスCO2 レーザ発振器を搭載したCO
2 レーザ加工装置は、Qスイッチパルスビーム9を伝送
し、レンズ等の集光光学系により集光することで、効率
良く被加工物に穴を開けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のQスイッチパル
スCO2 レーザ加工装置は、以上のように構成されてお
り、例えばこのレーザ加工装置をプリント基板の穴開け
に用いる場合、加工穴の大きさが、用いたレーザ加工装
置から出射されるレーザビームの波長により制限されて
しまう場合が多い。従来のQスイッチパルスCO2 レー
ザ加工装置では、プリント基板に開けることができる穴
の直径はせいぜい50μm程度である。従って、従来の
レーザ加工装置は、将来の高密度実装において要求され
る20〜30μm級の直径の穴開けに対応できないとい
う重大な問題点を持っている。
【0007】本発明は、上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、従来のQスイッチングから取り
出されるレーザビームの波長を2分の1もしくは3分の
1にすることで、例えばプリント基板に、より微細な穴
を開けることができる。また、波長変換素子もレーザ装
置の近傍に設置するだけで良いので、レーザ加工装置自
身を非常にコンパクトにすることができ、従来と同様に
効率良くレーザ加工を行うことができる。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の構成によ
るレーザ加工装置は、QスイッチパルスCO2 レーザ発
振器と、該QスイッチパルスCO2 レーザ発振器から出
射したレーザビームの波長を2分の1に変換する波長変
換素子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生す
るビームを集光する集光光学系とを備え、レーザビーム
を被加工物に照射するように構成したものである。
【0009】また、本発明の第2の構成によるレーザ加
工装置は、QスイッチパルスCO2レーザ発振器と前記
QスイッチパルスCO2 レーザ発振器から出射したレー
ザビームの波長を2分の1に変換する前記波長変換素子
と、さらに前記QスイッチパルスCO2 レーザ発振器か
ら出射したレーザビームの波長を3分の1に変換する波
長変換素子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発
生するレーザビームを集光する集光光学系とを備え、レ
ーザビームを被加工物に照射するように構成したもので
ある。
【0010】また、本発明の第3の構成によるレーザ加
工装置は、QスイッチパルスCOレーザ発振器と、該Q
スイッチパルスCOレーザ発振器から出射したレーザビ
ームの波長を2分の1に変換する波長変換素子を有する
レーザ装置と、該レーザ装置から発生するビームを集光
する集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物に照
射するように構成したものである。
【0011】また、本発明の第4の構成によるレーザ加
工装置は、QスイッチパルスCOレーザ発振器と前記Q
スイッチパルスCOレーザ発振器から出射したレーザビ
ームの波長を2分の1に変換する前記波長変換素子と、
さらに前記QスイッチパルスCOレーザ発振器から出射
したレーザビームの波長を3分の1に変換する波長変換
素子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生する
レーザビームを集光する集光光学系とを備え、レーザビ
ームを被加工物に照射するように構成したものである。
【0012】また、本発明の第5の構成によるレーザ加
工装置は、TEAパルスCO2 レーザ発振器と、該TE
AパルスCO2 レーザ発振器から出射したレーザビーム
の波長を2分の1に変換する波長変換素子を有するレー
ザ装置と、該レーザ装置から発生するビームを集光する
集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物に照射す
るように構成したものである。
【0013】また、本発明の第6の構成によるレーザ加
工装置は、TEAパルスCO2 レーザ発振器と前記TE
AパルスCO2 レーザ発振器から出射したレーザビーム
の波長を2分の1に変換する前記波長変換素子と、さら
に前記TEAパルスCO2 レーザ発振器から出射したレ
ーザビームの波長を3分の1に変換する波長変換素子を
有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生するレーザ
ビームを集光する集光光学系とを備え、レーザビームを
被加工物に照射するように構成したものである。
【0014】また、本発明の第7の構成によるレーザ加
工装置は、Qスイッチにより多連パルス列レーザビーム
を発生させるように構成したものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.以下、本発明の一実施例について説明す
る。図1は本発明の実施の形態1であるレーザ加工装置
を簡略化した断面図である。図において、11はレーザ
発振器から出射したレーザビーム9の波長を2分の1に
する波長変換素子である。12は波長変換素子11を透
過した後のレーザビーム、13は波長変換されたレーザ
ビームと変換されずに残った元のレーザビームを分離す
るビームスプリッター、14はレーザビーム12を伝送
するための伝送光路系、15は集光光学系で、この例で
は平凸レンズである。16は被加工物で、この例ではプ
リント基板である。1〜9は図6に示す従来のレーザ装
置と同一類似部材なので同一符号を付して説明を省略す
る。
【0016】次に動作について説明する。レーザ発振器
はQスイッチパルスCO2 レーザであり、その動作は従
来のものと同様である。QスイッチパルスCO2 レーザ
発振器から出射したレーザビーム9は、例えばAgGa
Se2 からなる波長変換素子11に入射する。この素子
11の内部でレーザビーム9は波長変換され、その波長
はもとのパルスビームの2分の1になる。変換素子11
を透過したレーザビーム12は、素子の変換効率が10
0%ではないので、波長変換されたレーザビームと変換
されずに残った元のレーザビームの混合ビームとなる。
この混合ビームを分離するために、例えばMgF2 から
なるビームスプリッター13を用いる。ビームスプリッ
ター13に入射したレーザビーム12においては、波長
変換されたビームは反射し、変換されずに残ったビーム
は透過することになる。波長変換されたレーザビーム1
2のみが、伝送光路系14によって集光光学系15まで
導かれ、被加工物16上に集光される。
【0017】レーザビームの集光スポット径は、λFに
比例する。ここで、λはレーザビームの波長、Fは集光
光学系15のFナンバーである。従って、波長が2分の
1になれば集光スポット径も2分の1になり、従来では
プリント基板に50μm程度の穴しか開けることができ
なかったものが、本発明を用いることにより25μm程
度の小さい穴を開けることが可能になる。
【0018】図2は本発明の実施の形態1を示す断面図
であり、レーザ発振器に新しい型のQスイッチパルスC
2 レーザを用いた例を示している。図において、21
は全反射ミラー1に対向配置された、例えばCuよりな
る平面状の全反射ミラーであり、これらの全反射ミラー
1と21が安定型のレーザ共振器を構成する。22はレ
ーザビーム3のP偏光成分のみを透過させ、S偏光成分
は反射させる偏光制御ミラー、23は透過窓である。2
4は電気光学振幅変調器7にパルス電圧を印加する可変
パルス発生器であり、任意のパターンに従って変化する
パルス電圧を発生する。25a、25bはレーザ共振器
内に挿入された開口、26はレーザ媒質で、例えばCO
2レーザ等のガスレーザの場合、放電などにより励起さ
れたガス媒質、27は箱体である。
【0019】以上のように構成された新しい型のQスイ
ッチパルスCO2 レーザは、図3に示すように一度のQ
スイッチングによって多連発のQスイッチパルス列を発
生させることができる。従って、図2のレーザ加工装置
からは、図3に示すようなパルス波形に比例した形で短
波長のパルス列を発生させることによりパルスエネルギ
ーの時間的分散をコントロールすることができ、加工の
深さのコントロールなどのより高機能なレーザ加工が可
能となる。また、この新しい型のQスイッチCO2 レー
ザは、装置のサイズをコンパクトにできる利点がある。
【0020】この実施の形態では、レーザ発振器を構成
するレーザ共振器として、安定型共振器を用いるものに
ついて説明したが、これに限るものではなく、不安定型
共振器であっても同様の効果が得られる。
【0021】実施の形態2.上記実施の形態1では、Q
スイッチパルスCO2 レーザの波長を2分の1に変換す
る波長変換素子11を用いたレーザ加工装置について説
明したが、図4に示すように、さらにQスイッチパルス
CO2 レーザ発振器から出射したレーザビームの波長を
3分の1に変換する波長変換素子31を挿入すると、よ
り微細な穴を開けることが可能になる。
【0022】図4のレーザ加工装置の動作を説明する
と、QスイッチパルスCO2 レーザから出射したレーザ
ビーム9は、例えばAgGaSe2 からなる波長を2分
の1に変換する波長変換素子11に入射し、その一部が
波長2分の1のレーザビームに変換される。そして、波
長2分の1のビームと変換されずに残った元のレーザビ
ームの混合ビーム12は、ほぼ同軸で例えばAgGaS
2 からなる波長を3分の1に変換する波長変換素子3
1に入射する。この素子31の内部でレーザビーム12
は、波長2分の1のビームと変換されずに残った元のレ
ーザビームの和周波発生の現象によって、波長3分の1
のビームに変換される。変換素子31を透過したレーザ
ビーム12は、素子11と素子31の変換効率が100
%ではないので、波長変換された2つのレーザビームと
変換されずに残った元のレーザビームの混合ビームとな
る。この混合ビーム12を各々の波長に分離するため
に、例えばMgF2 からなるビームスプリッター13と
33を用いる。まず、ビームスプリッター13に入射し
たレーザビーム12から、波長2分の1のビームが反射
し、混合ビーム12から分離される。さらに、ビームス
プリッター23に入射したレーザビーム12において
は、波長3分の1のビームのみが反射され、変換されず
に残ったビームは透過することになる。3分の1に波長
変換されたビームのみとなったレーザビーム12は、伝
送光路系14によって集光光学系15まで導かれ、被加
工物16上に集光される。
【0023】レーザビームの集光スポット径は、λFに
比例するため、波長が3分の1になれば集光スポット径
も3分の1になり、従来ではプリント基板に50μm程
度の穴しか開けることができなかったものが、本発明を
用いることにより17μm程度の小さな穴を開けること
が可能になる。
【0024】図5は本発明の実施の形態2を示す断面図
であり、レーザ発振器に新しい型のQスイッチパルスC
2 レーザを用いた例を示している。以上のように構成
された新しい型のQスイッチパルスCO2 レーザは、図
3に示すように一度のQスイッチングによって多連発の
Qスイッチパルス列を発生させることができる。従っ
て、図5のレーザ加工装置からは、図3に示すようなパ
ルス波形に比例した形で短波長のパルス列を発生させる
ことができ、より高機能なレーザ加工機が得られる。
【0025】この実施の形態では、伝送光路系14で導
かれたレーザビーム12は波長が3分の1のビームのみ
であり、波長が2分の1のビームは使われていないが、
波長2分の1のビームも3分の1のビームも、それぞれ
の集光光学系に導くような構成にして、両ビームとも加
工に使うようにしても良い。
【0026】この実施の形態では、レーザ発振器を構成
するレーザ共振器として、安定型共振器を用いるものに
ついて説明したが、これに限るものではなく、不安定型
共振器であっても同様の効果が得られる。
【0027】実施の形態3.上記実施の形態1と2で
は、レーザ発振器にQスイッチパルスCO2 レーザを用
いた場合について説明したが、レーザ発振器にQスイッ
チパルスCOレーザを用いても同様の効果が得られる。
CO2 レーザの発振波長は10.6μmであるが、CO
レーザは波長が5μm帯で発振するため、波長を2分の
1もしくは3分の1に変換することにより、さらに微細
な穴を開けることができる。
【0028】実施の形態4.上記実施の形態1と2で
は、レーザ発振器にQスイッチパルスCO2 レーザを用
いた場合について説明したが、レーザ発振器にTEAパ
ルスCO2 レーザを用いても同様の効果が得られる。
【0029】
【発明の効果】本発明の第1の構成によれば、Qスイッ
チパルスCO2 レーザ発振器と、該QスイッチパルスC
2 レーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2
分の1に変換する波長変換素子を有するレーザ装置と、
該レーザ装置から発生するビームを集光する集光光学系
とを備え、レーザビームを被加工物に照射するようにし
たので、従来のQスイッチングから取り出されるパルス
CO2 レーザビームよりも短波長のレーザビームを取り
出すことができ、より微細な穴加工が可能である。
【0030】また、本発明の第2の構成によれば、Qス
イッチパルスCO2 レーザ発振器と前記Qスイッチパル
スCO2 レーザ発振器から出射したレーザビームの波長
を2分の1に変換する前記波長変換素子と、さらに前記
QスイッチパルスCO2 レーザ発振器から出射したレー
ザビームの波長を3分の1に変換する波長変換素子を有
するレーザ装置と、該レーザ装置から発生するレーザビ
ームを集光する集光光学系とを備え、レーザビームを被
加工物に照射するようにしたので、従来のQスイッチン
グから取り出されるパルスCO2 レーザビームよりも短
波長のレーザビームを取り出すことができ、より微細な
穴加工が可能である。
【0031】また、本発明の第3の構成によれば、Qス
イッチパルスCOレーザ発振器と、該Qスイッチパルス
COレーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2
分の1に変換する波長変換素子を有するレーザ装置と、
該レーザ装置から発生するビームを集光する集光光学系
とを備え、レーザビームを被加工物に照射するようにし
たので、従来のQスイッチングから取り出されるパルス
COレーザビームよりも短波長のレーザビームを取り出
すことができ、より微細な穴加工が可能である。
【0032】また、本発明の第4の構成によれば、Qス
イッチパルスCOレーザ発振器と前記Qスイッチパルス
COレーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2
分の1に変換する前記波長変換素子と、さらに前記Qス
イッチパルスCOレーザ発振器から出射したレーザビー
ムの波長を3分の1に変換する波長変換素子を有するレ
ーザ装置と、該レーザ装置から発生するレーザビームを
集光する集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物
に照射するようにしたので、従来のQスイッチングから
取り出されるパルスCOレーザビームよりも短波長のレ
ーザビームを取り出すことができ、より微細な穴加工が
可能である。
【0033】また、本発明の第5の構成によれば、TE
AパルスCO2 レーザ発振器と、該TEAパルスCO2
レーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2分の
1に変換する波長変換素子を有するレーザ装置と、該レ
ーザ装置から発生するビームを集光する集光光学系とを
備え、レーザビームを被加工物に照射するようにしたの
で、従来のTEAパルスCO2 レーザ発振器から取り出
されるパルスCO2レーザビームよりも短波長のレーザ
ビームを取り出すことができ、より微細な穴加工が可能
である。
【0034】また、本発明の第6の構成によれば、TE
AパルスCO2 レーザ発振器と前記TEAパルスCO2
レーザ発振器から出射したレーザビームの波長を2分の
1に変換する前記波長変換素子と、さらに前記TEAパ
ルスCO2 レーザ発振器から出射したレーザビームの波
長を3分の1に変換する波長変換素子を有するレーザ装
置と、該レーザ装置から発生するレーザビームを集光す
る集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物に照射
するように構成したので、従来のTEAパルスCO2
ーザ発振器から取り出されるパルスレーザビームよりも
短波長のレーザビームを取り出すことができ、より微細
な穴加工が可能である。
【0035】また、本発明の第7の構成によれば、Qス
イッチにより多連パルス列レーザビームを発生させるよ
うにしたので、より微細な穴加工に加えて、加工の深さ
のコントロールなどの、より高機能なレーザ加工が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1であるレーザ加工装置
を簡略化した断面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1を示す断面図である。
【図3】 本発明の実施の形態1のパルス特性を表す図
である。
【図4】 本発明の実施の形態2を示す断面図である。
【図5】 本発明の実施の形態2を示す断面図である。
【図6】 従来のレーザ発振器を示す断面図である。
【図7】 従来のレーザ発振器の動作を表す図である。
【図8】 従来のレーザ発振器の動作を表す図である。
【図9】 従来のレーザ発振器のパルス特性を表す図で
ある。
【符号の説明】 1,21 全反射ミラー、2 部分反射ミラー、3,
9,12 レーザビーム、4a,4b ブリュースター
窓、5 4分の1波長板、6 放電管、7 電気光学振
幅変調器、8 パルス発生器、11,31 波長変換素
子、13,33ビームスプリッター、14 伝送光路
系、15 集光光学系、16 被加工物、22 偏光制
御ミラー、23 透過窓、24 可変パルス発生器、2
5a,25b 開口、26 レーザ媒質、27 箱体。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 QスイッチパルスCO2 レーザ発振器
    と、該QスイッチパルスCO2 レーザ発振器から出射し
    たレーザビームの波長を2分の1に変換する波長変換素
    子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生するビ
    ームを集光する集光光学系とを備え、レーザビームを被
    加工物に照射するように構成したことを特徴とするレー
    ザ加工装置。
  2. 【請求項2】 QスイッチパルスCO2 レーザ発振器と
    前記QスイッチパルスCO2 レーザ発振器から出射した
    レーザビームの波長を2分の1に変換する前記波長変換
    素子と、さらに前記QスイッチパルスCO2 レーザ発振
    器から出射したレーザビームの波長を3分の1に変換す
    る波長変換素子を有するレーザ装置と、該レーザ装置か
    ら発生するレーザビームを集光する集光光学系とを備
    え、レーザビームを被加工物に照射するように構成した
    ことを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 QスイッチパルスCOレーザ発振器と、
    該QスイッチパルスCOレーザ発振器から出射したレー
    ザビームの波長を2分の1に変換する波長変換素子を有
    するレーザ装置と、該レーザ装置から発生するビームを
    集光する集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物
    に照射するように構成したことを特徴とするレーザ加工
    装置。
  4. 【請求項4】 QスイッチパルスCOレーザ発振器と前
    記QスイッチパルスCOレーザ発振器から出射したレー
    ザビームの波長を2分の1に変換する前記波長変換素子
    と、さらに前記QスイッチパルスCOレーザ発振器から
    出射したレーザビームの波長を3分の1に変換する波長
    変換素子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生
    するレーザビームを集光する集光光学系とを備え、レー
    ザビームを被加工物に照射するように構成したことを特
    徴とするレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 TEAパルスCO2 レーザ発振器と、該
    TEAパルスCO2レーザ発振器から出射したレーザビ
    ームの波長を2分の1に変換する波長変換素子を有する
    レーザ装置と、該レーザ装置から発生するビームを集光
    する集光光学系とを備え、レーザビームを被加工物に照
    射するように構成したことを特徴とするレーザ加工装
    置。
  6. 【請求項6】 TEAパルスCO2 レーザ発振器と前記
    TEAパルスCO2レーザ発振器から出射したレーザビ
    ームの波長を2分の1に変換する前記波長変換素子と、
    さらに前記TEAパルスCO2 レーザ発振器から出射し
    たレーザビームの波長を3分の1に変換する波長変換素
    子を有するレーザ装置と、該レーザ装置から発生するレ
    ーザビームを集光する集光光学系とを備え、レーザビー
    ムを被加工物に照射するように構成したことを特徴とす
    るレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 Qスイッチにより多連パルス列レーザビ
    ームを発生させるように構成した請求項1〜4のいずれ
    かに記載のレーザ加工装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102205468A (zh) * 2011-05-18 2011-10-05 苏州德龙激光有限公司 用于刻蚀电子产品上银浆的装置及其方法
CN102218608A (zh) * 2011-05-18 2011-10-19 苏州德龙激光有限公司 用于刻蚀触摸屏上不可视区域导电薄膜的装置及其方法
CN102284794A (zh) * 2011-07-27 2011-12-21 苏州德龙激光有限公司 激光刻蚀oled显示器阳极薄膜材料的装置及其方法
CN102416528A (zh) * 2011-12-29 2012-04-18 苏州德龙激光有限公司 脉冲激光刻蚀玻璃基底油墨上铜导电膜的装置及其方法

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