JPH11104523A - 洗髪台用シャワーヘッド - Google Patents

洗髪台用シャワーヘッド

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JPH11104523A
JPH11104523A JP9275547A JP27554797A JPH11104523A JP H11104523 A JPH11104523 A JP H11104523A JP 9275547 A JP9275547 A JP 9275547A JP 27554797 A JP27554797 A JP 27554797A JP H11104523 A JPH11104523 A JP H11104523A
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JP
Japan
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water
base
shower head
shower
mouthpiece
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JP9275547A
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English (en)
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Masao Senoo
全郎 妹尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 専ら業務用として理容室や美容室等において
設置使用されている洗髪台に装着された既存のシャワー
ヘッドを改良することにより、活性化した温水シャワー
を供給できるようにすること。 【解決手段】 給水ホース1が連結される筒状の口金2
と、該口金2を回動自在に外包する連結基部3、及びシ
ャワー水噴出用多孔板4を備えて前記連結基部3に接続
されるヘッド部5とからなる既存の洗髪台用シャワーヘ
ッドにおいて、口金2に対して給水ホース連結側よりジ
ェットノズル6を内挿後に給水ホース1を連結するとと
もに、内挿されたジェットノズル6の吐水口より給水ホ
ース連結側に位置するように口金2周面に空気吸入孔7
を穿設する一方、連結基部3に対して通気孔8を穿設
し、さらに多孔板4の噴出孔9を拡げて直径1.1mm〜2.0
mmとするよう改良を施した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主に業務用として
理容室や美容室等において設置使用されている洗髪台に
装着されたシャワーヘッドの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、水の性質や品質についての関心が
高まっており、その一例としていわゆる波動効果が挙げ
られる。これは、主として空気を取り込んで大量の微細
な気泡を含んだ高圧水とすることにより水の活性化を図
るもので、活性化された水は、一般の水道水に比べて、
とくに動植物等の生命体に対して好影響を与えることが
知られている。
【0003】そこで、水栓金具として簡単な構造の装置
を取り付けることにより、水道水を活性化し、その利用
を図る試みが行われている。例えば、特開平5−26151
号では、シャワーヘッドの基部に噴射ノズルと空気導入
孔を形成し、噴射ノズルから噴射された高圧水の負圧を
利用して空気導入孔から外気を吸引・混入させ、さらに
シャワー吹き出し小孔手前に設けた活性水形成面に突き
当てることにより水道水を活性化することのできる浴室
用シャワーヘッドが提案されている。
【0004】一方、一般的な理容室や美容室においては
必ず業務用の洗髪台が設置されているから、こうした洗
髪台のシャワーヘッドに対して活性水が供給できるよう
な改良を施せば、顧客サービスの向上や競業他店舗との
差別化等を図ることができ、有意義である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、業務用
洗髪台に装着されているシャワーヘッドは、図4に示さ
れるように、一般的な浴室用シャワーヘッドに比して極
端に短く、手のひらに収まる程度の小さなサイズで、き
わめて軽く形成されている。これは、操作時において理
美容師に負担をかけることなく、かつ、手首を十分に回
転させながら洗髪することができるように配慮されたも
のであるが、業務用としてこうした特徴を必須とするた
めに、前記の浴室用シャワーヘッドのごとく噴射ノズル
から活性水形成面に至る間の圧力水通路をストレート管
状又はテーパー管状に形成する特別な設計を施すことは
不可能である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者は、専
ら業務用として理美容室等において設置使用されている
洗髪台に装着された既存のシャワーヘッドに手を加える
ことにより、シャワーとして利用されている温水をきわ
めて簡単に活性化することができるようにしたのであ
る。
【0007】すなわち、本発明では、給水ホースが連結
される筒状の口金と、該口金を回動自在に外包する連結
基部、及びシャワー水噴出用多孔板を備えて前記連結基
部に接続されるヘッド部とからなる洗髪台用シャワーヘ
ッドにおいて、口金に対して給水ホース連結側よりジェ
ットノズルを内挿後に給水ホースを連結するとともに、
内挿されたジェットノズルの吐水口より給水ホース連結
側に位置するように口金周面に空気吸入孔を穿設する一
方、連結基部に対して通気孔を穿設し、さらに多孔板の
噴出孔を拡げて直径1.1mm〜2.0mmとした。
【0008】給水ホースからシャワーヘッドに供給され
る温水はジェットノズルの吐水口より高圧噴射されるの
であるが、このとき口金内のジェットノズル周囲に負圧
が生じることで連結基部の通気孔を経て口金の空気吸入
孔より外気が吸い込まれる。高圧噴射された温水と外気
がヘッド部内で強烈に衝突混合される結果、ヘッド部の
多孔板における噴出口より微細な気泡を含み活性化され
た温水シャワーとして噴出されるのである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る改良された洗
髪台用シャワーヘッドを図面に基づいて詳細に説明す
る。図1は本発明に係る洗髪台用シャワーヘッドの側面
図、図2は同断面図、図3は同一部拡大図である。これ
らの図に示されるシャワーヘッドは、先の図4において
示した従来例と同型で、業務用洗髪台に装着されたシャ
ワーヘッドとして最もよく普及している形状のものであ
る。本発明によれば、こうした既存のシャワーヘッドに
改良を加えることによって、活性化された温水シャワー
をつくるシャワーヘッドをきわめて簡単に提供できるの
である。
【0010】本発明では、まず、筒状の口金2内にジェ
ットノズル6を挿入する。ジェットノズル6の挿入は、
口金2における給水ホース1の連結側から行う。ジェッ
トノズル6はプラスチック製又は金属製で、口金2の端
部に係止するストッパーとなる円盤状の鍔を有する吸水
口62側から反対側の吐水口63に至るほどにノズル内の通
水路61が細くなる、先細り状に形成されている。したが
って、吸水口62から通水路61内に供給された温水は、次
第に圧力が高められ、吐水口63より高圧で噴射されるこ
とになる。口金2にジェットノズル6を内挿した後、給
水ホース1を口金2に連結し、抜け止め環10を給水ホー
ス1に外装して給水ホース1の連結が完了する。
【0011】口金2の周面には、空気吸入孔7を穿設す
る。この空気吸入孔7の直径によって温水シャワーに含
まれる空気量が変わることになるから、希望する空気量
に応じて空気吸入孔7の直径を設定すればよいことにな
る。通常は、直径3mm〜4mm程度の貫通孔とする。
【0012】口金2は連結基部3によって外包されてい
るから、空気吸入孔7からシャワーヘッド内への外気供
給を円滑ならしめるべく、連結基部3にも通気孔8を穿
設する。通気孔8の穿設位置は、口金2における空気吸
入孔7の穿設位置に対応させるのが望ましいのである
が、シャワーヘッドとしての構造上、連結基部3は口金
2の外周を自在に回動するように形成されているため、
必ずしも通気孔8が空気吸入孔7に対応しない。したが
って、通気孔8は、連結基部3の外周に複数個数穿設す
るのが望ましい。通気孔8の大きさは、直径2mm〜3mm
程度もあれば十分である。
【0013】給水ホース1を連結した口金2の外側に連
結基部3を装着し、ワッシャー12と止め環13を口金2に
嵌めることにより、連結基部3の抜け止めを図る。この
際、口金2のゴムシール部14により、口金2と連結基部
3間の漏水防止が図られる。この手順は、既存のシャワ
ーヘッドと同様である。
【0014】ヘッド部5は、ゴムパッキン11を挟んで連
結基部3に螺着固定される。このゴムパッキン11により
ヘッド部5と連結基部3間の漏水防止が図られるのであ
るが、より望ましくは磁性ゴムを用いたゴムパッキン11
を使用するとよい。磁性ゴムを用いることによって、シ
ャワーヘッド内に取り込まれる外気が磁気を帯び、温水
の活性化がより高められることになる。
【0015】ヘッド部5先端の多孔板4には、温水シャ
ワーの噴出口9が多数穿孔されている。既存のシャワー
ヘッドでは、直径1.0mmの孔が3重の同心円状に穿孔さ
れており、その数は外側より24個、16個、8個となって
いる。この種のシャワーヘッドでは、口金2の先端部と
ヘッド部5ないし温水シャワーの噴出孔9とが隣接して
いるので、ヘッド部5内に生ずる水圧に耐えきれずに温
水が逆流して空気吸入孔7より噴出する不都合が生じや
すい。したがって、温水シャワーの噴出孔9を拡大して
ヘッド部5内の水圧をある程度減少させる必要があり、
そのために噴出孔9の直径を1.1mm〜2.0mm、好ましくは
1.2mm〜1.5mm程度に拡大するのである。
【0016】なお、直径を拡大する噴出孔9の数は、必
要に応じた適宜個数とすればよい。例えば、最も外側に
位置する24個の噴出孔9のみを拡大したにもかかわらず
ヘッド部5内の水圧が高すぎる場合には、内側の16個の
噴出孔9を拡大したり、さらに内側の8個の噴出孔9を
拡大したりすればよく、さらにまた必要がある場合に
は、噴出孔9が形成されていない多孔板4の中心部に4
個程度の新たな噴出孔9を穿設してもよい。任意に選択
した噴出孔9を、直径も不規則になるように拡大するこ
とも、また自由である。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、業務用の洗髪台に装着
された既存のシャワーヘッドに改良を加えることによっ
て、小さく・軽いこと等の業務用シャワーヘッドに求め
られる特徴を一切損なうことなく、活性化された温水シ
ャワーをきわめて容易につくることができる。
【0018】また、本発明の改良によれば、空気吸入孔
等から不必要な漏水を生ずることを簡単に防止でき、ま
た、水道圧等の地方の水道事情に応じた微調整をも簡単
に行うことができる。
【0019】さらに本発明に係る改良されたシャワーヘ
ッドでは、主として多数の微細な気泡を温水中に含ませ
て温水の活性化を図るので、温水シャワーの水勢を損な
うことなく使用水量を減らすことができ、結果的に水道
料金を削減することができる利点も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る洗髪台用シャワーヘッドの側面図
である。
【図2】本発明に係る洗髪台用シャワーヘッドの断面図
である。
【図3】本発明に係る洗髪台用シャワーヘッドの一部拡
大図である。
【図4】既存の洗髪台用シャワーヘッドを示す斜視図で
ある。
【符号の説明】
1 給水ホース 2 口金 3 連結基部 4 多孔板 5 ヘッド部 6 ジェットノズル 7 空気吸入孔 8 通気孔 9 噴出孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 給水ホースが連結される筒状の口金と、
    該口金を回動自在に外包する連結基部、及びシャワー水
    噴出用多孔板を備えて前記連結基部に接続されるヘッド
    部とからなる洗髪台用シャワーヘッドにおいて、口金に
    対して給水ホース連結側よりジェットノズルを内挿後に
    給水ホースを連結するとともに、内挿されたジェットノ
    ズルの吐水口より給水ホース連結側に位置するように口
    金周面に空気吸入孔を穿設する一方、連結基部に対して
    通気孔を穿設し、さらに多孔板の噴出孔を拡げて直径1.
    1mm〜2.0mmとしたことを特徴とする改良された洗髪台用
    シャワーヘッド。
JP9275547A 1997-10-08 1997-10-08 洗髪台用シャワーヘッド Pending JPH11104523A (ja)

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