JP2702557B2 - 泡沫シャワー吐水口 - Google Patents

泡沫シャワー吐水口

Info

Publication number
JP2702557B2
JP2702557B2 JP1188249A JP18824989A JP2702557B2 JP 2702557 B2 JP2702557 B2 JP 2702557B2 JP 1188249 A JP1188249 A JP 1188249A JP 18824989 A JP18824989 A JP 18824989A JP 2702557 B2 JP2702557 B2 JP 2702557B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
foam
shower
flow
head
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1188249A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0351436A (ja
Inventor
健次 岡山
幸弘 藤島
健太 桑山
浩司 中野
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP1188249A priority Critical patent/JP2702557B2/ja
Publication of JPH0351436A publication Critical patent/JPH0351436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2702557B2 publication Critical patent/JP2702557B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A20/00Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
    • Y02A20/40Protecting water resources
    • Y02A20/411Water saving techniques at user level

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、給水を泡沫化すると共にシャワー散水して
水はねを防ぐようにした泡沫シャワー吐水口に関する。
〔従来の技術〕
給水音やシンク等への落下音を小さくしたり水はねを
なくすために泡沫水栓が従来から利用されている。第5
図に、泡沫化のために水栓のスパウト先端に設ける泡沫
吐水口の例を示す。
第5図(a)は、特公昭63−31621号公報に記載のも
の及びその他の一般的な泡沫吐水口の概略を示す断面図
である。図において、水栓のスパウト50の先端に固定さ
れた吐水キャップ51の中に多数の小孔52aを開けた減圧
板52が収納されている。そして、この減圧板52よりも下
流の吐水キャップ51の周壁に外の空気を給水中に取り入
れる空気孔53を開け、更に出口には流れを整流化するた
めの複数の整流網54が配置されている。
このような泡沫吐水口では、スパウト50からの給水が
減圧板52の小孔52aを通過するときに流れは増速され
る。このため、減圧板52の下流側の吐水キャップ51の中
が減圧されて空気口53から外部の空気が吸い込まれ、こ
の空気が給水の中に混入することによって流れが泡沫化
される。また、整流網54の網目が細かいため、給水がこ
れに衝き当たって流れ去るときにも給水が激しく撹拌さ
れるため、更に泡沫化が促進される。
第5図(b)は、流路中に小孔55を開けた減圧板56を
配置し、その下流にシャワー散水板57を設けた例であ
る。小孔55から流入した給水はシャワー散水板57の周り
の隙間から吸引された空気によって泡沫化され、更に下
流に配置したメッシュやプレート等の邪魔板59に衝き当
たった後散水孔58から排出される。この邪魔板59に給水
の流れが当たることによって、給水が更に撹拌されて泡
沫化が促進される。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、第5図(a)の構造では、給水の泡沫化は
できるが、吐水キャップ51を出た給水は泡を含んだ1本
の集中吐水に変わりはない。このため、流量を大きくす
ると、容器等を洗うときに水栓に近づけて洗う場合には
水はねも大きくなる。
一方、第5図(b)のシャワー散水するものでは、給
水の流線が複数に分割されるので、容器等を洗う場合の
水はねの度合は、1本の集中泡沫吐水に比べると小さ
い。ところが、小孔55を通過して泡沫化したものを更に
邪魔板59に当てて排出するので、泡沫化の流線が乱れや
すくなる。このため、台所のシンクの底面や洗面器のボ
ール面等に流線が当たった場合、水はねが生じやすくな
り、使い勝手が悪くなる。
そこで、本発明は、泡沫水を安定させて吐水できるよ
うにし水はねも小さくして使い勝手を更に向上させるこ
とを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の泡沫シャワー吐水口は、以上の目的を達成す
るため、給水源に連通接続される吐水ヘッドに、給水を
泡沫化する泡沫ヘッド及び該泡沫ヘッドの下流に配置さ
れるシャワー散水用の散水板を備え、前記泡沫ヘッドか
ら散水板までの排出流路を流路断面が次第に大きくなる
円錐状とし、前記散水板から泡沫ヘッド側へ向けて突き
出る整流ガイドを前記排出流路と同軸上に設けたことを
特徴とする。
〔作用〕
吐水ヘッドに流入した水は流路内に設けた泡沫ヘッド
によって泡沫化され、下流のシャワー用の散水板に流れ
去り、散水板に開けた散水孔から複数の流れに別れて泡
沫吐水される。泡沫ヘッドから散水板に至るまでの排出
流路は、流路断面が次第に大きくなる円錐状であり、こ
の中に同軸上に含まれて配置した整流ガイド周りの環状
の流路断面の面積は急激に増減することなく展開する。
このため、泡を含む泡沫水に圧縮や膨張が急激に作用す
ることがなく、安定した泡沫水の流れが得られる。ま
た、整流ガイドが泡沫ヘッドを臨む部分を球面状として
おけば、泡沫水の流れがその表面から剥離する度合が小
さくなり、滑らかな流れとなって散水孔から整流された
泡沫水がシャワー散水される。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例により本発明の特徴を具体的
に説明する。
第1図は本発明の泡沫シャワー吐水口を示す要部縦断
面図、第2図はその底面図である。
図において、吐水ヘッド1は、本体2とその下面にネ
ジ3a接合によって一体化したシャワー用の散水板3とを
備え、本体2を水栓に接続して使用される。
本体2の側面には水栓側の流路に接続するための流入
口2aが開けられ、これに連通する流路2bが下面の散水板
3までの間に形成されている。本体2の内部には、流路
2bから流入する給水を泡沫化するための泡沫ヘッド4及
び整流環5がそれぞれ収納されている。泡沫ヘッド4は
本体2に固定された固定金具4aの中に挿入され、この固
定金具4aに一体化される保持金具4bによって流路2b及び
散水板3を同軸配置として固定されている。
泡沫ヘッド4は中空の円筒状に形成され、その内部に
は、従来構造と同様に上流から下流に向けて、網6a,多
数の小孔6bを開けた減圧板6c及び整流網6dが配置されて
いる。そして、減圧板6cの下側に位置する周壁にはスリ
ット状の空気孔6eが開けられている。
泡沫ヘッド4のほぼ下半分及び整流環5を収納する本
体2の内部は、内径が大きな空気吸入チャンバ2cとして
形成されている。そして、整流環5は空気吸入チャンバ
2cの内壁との間に隙間ができるようにして組み込まれて
いる。また、整流環5の内部には、泡沫ヘッド4の下端
から末広がりとなる円錐状の排出流路5aが形成されてい
る。
散水板3は、第2図に示すように、中央部に6個の円
形断面の散水孔3bを開け、その外側にスリット状の空気
吸入孔3cが4個設けられている。空気吸入孔3cは、第1
図のように整流環5と本体2の内壁との間の隙間に連絡
し、泡沫ヘッド4の空気孔6eへの空気流路が接続されて
いる。また、散水孔3bに囲まれた中心部の領域には、第
1図に示すように半球体状の整流ガイド3dが設けられて
いる。この整流ガイド3dは、散水板3の軸心を中心とし
て6個の散水孔3bに対する内接円に等しい径を持つ半球
体状であり、整流環5の中に入り込むように上に立ち上
げられている。なお、空気吸入孔3c及び散水孔3bの数は
任意であり、たとえば空気吸入孔3cを倍に増やしたり、
散水孔3bの径を小さくしてその数を増やすこともでき
る。
以上の構成において、流入口2aからの給水は流路2bか
ら泡沫ヘッド4に流れ込み、減圧板6cの小孔6bによって
増速されて流れ去る。給水の増速によって泡沫ヘッド4
の内圧が低下し、これによって空気吸入孔3c及び空気吸
入チャンバ2cから空気が吸引され、空気孔6eから泡沫ヘ
ッド4の内部に空気が入りこむ。このため、増速された
給水に空気が混入されて泡沫化され、下流の整流網6dに
よて更に泡沫化が促進される。
泡沫ヘッド4から排出された泡沫水は、整流環5の排
出流路5aに流れ込み、散水孔3bからシャワー吐水となっ
て排出される。このとき、整流環5の排出流路5aは末広
がりの円錐状の流路断面を持ち、散水板3の整流ガイド
3dはその球体面を流れの上流側に向けている。このた
め、泡沫ヘッド4からの泡沫水は、整流ガイド3dに衝き
当たった後に球体面に沿って剥離等を伴うことなく滑ら
かに散水孔3b側に案内される。そして、整流環5の排出
流路5aも泡沫ヘッド4の下端から次第に流路面積が大き
くなる円錐断面となっているので、整流ガイド3bによる
流路の縮小に対しても、その周りの流路面積が散水板3
に到達するまで急激に大きくなったり小さくなったりし
ない。つまり、整流ガイド3bは半球体状なので下にいく
につれて流路面積を絞るようになるのに対し、排出流路
5aは下側に向けて流路が拡大するので、整流ガイド3b周
りの流路断面の急激な変化が抑えられる。
このように、整流ガイド3dが流れに対して球面状にな
っていることから、散水孔3bまでの流れを乱したり淀み
を発生することなく送り出すことができる。また、流路
面積の急激な増減も抑えられているので、泡沫の圧縮や
膨張による流動損失もなく、吐水量も確保できる。
第3図は本発明の泡沫シャワー吐水口をハンドシャワ
ータイプの水栓とした例を示す要部の断面図、第4図は
キッチンへの据え付け状況を示す斜視図である。なお、
第1図及び第2図に示したものと同じ部材については共
通の符番で指示し、その詳細な説明は省略する。
吐水ヘッド1は、ハンドシャワーとして使うためにシ
ャワー本体10に一体化され、その内部に形成した流路10
aに連通している。シャワー本体10はキャビネット11の
カウンター12に固定されたホルダ13に出し入れ自在に支
持され、その基端にホース(図示せず)を連結して湯水
混合栓や電気温水器等からの給水,給湯を行う。そし
て、ホルダ13はホースも含めてシャワー本体10を引き抜
き可能とし、手で握って容器等を洗えるようになってい
る。なお、このようなホースを備えて引き出し自在なハ
ンドシャワーは、従来から一般に利用されているもので
ある。
一方、カウンター12には、浅いシンク14と深いシンク
15とが並べて形成され、本発明の泡沫シャワー吐水口を
備えた吐水ヘッド1は浅いシンク14側に設置されてい
る。また、深いシンク15側には通常のシングルレバー式
の湯水混合栓15aが設けられている。
吐水ヘッド1を設けたシャワー本体10からの泡沫吐水
は、既に説明したように泡沫化された後に流れが乱され
ることのない安定したシャワー散水となる。このため、
シンク14が浅くても、泡沫水が複数の流線に別れてシャ
ワー吐水されるので、水の飛散度が小さくなり、水はね
の障害を無くすことができる。特に、図示のようにまな
板14aを浅いシンク14に設けた段部14bを利用してスライ
ドさせ、このまな板14aの上に吐水する場合でも水はね
が大きくならないことから、床を濡らしたりすることも
ない。
このように、泡沫化した後に流れが乱れないようにし
てシャワー散水すれば、シンクの底面に当たったときの
水はねが少なくなるだけでなく、容器等を洗う場合の水
はねも少なくなり、更に使い勝手が向上する。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明では、泡沫化した後に
散水板に向かう泡沫化の流れの乱すことなく複数の流線
に分けてシャワー散水させるようにしている。このた
め、泡沫化による水はねの抑制に加えて、シャワー散水
によって吐水圧も分散して小さくなるので、更に一層水
はねを小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す泡沫シャワー吐水口の
要部縦断面図、第2図は底面図、第3図はハンドシャワ
ータイプのシャワー本体に組み込んだ例を示す断面図、
第4図はキッチンのカウンターへの設置を示す斜視図、
第5図は従来例の概略図である。 1:吐水ヘッド、2:本体 2a:流入口、2b:流路 2c:空気吸入チャンバ 3:散水板、3a:ネジ 3b:散水孔、3c:空気吸入孔 3d:整流ガイド、4:泡沫ヘッド 4a:固定金具、4b:保持金具 5:整流環、5a:排出流路 6a:網、6b:小孔 6c:減圧板、6d:整流網 6e:空気孔 10:シャワー本体、10a:流路 11:キャビネット、12:カウンター 13:ホルダ、14,15:シンク 14a:まな板、14b:段部 15a:湯水混合栓
フロントページの続き (72)発明者 中野 浩司 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番 1号 東陶機器株式会社内

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】給水源に連通接続される吐水ヘッドに、給
    水を泡沫化する泡沫ヘッド及び該泡沫ヘッドの下流に配
    置されるシャワー散水用の散水板を備え、前記泡沫ヘッ
    ドから散水板までの排出流路を流路断面が次第に大きく
    なる円錐状とし、前記散水板から泡沫ヘッド側へ向けて
    突き出る整流ガイドを前記排出流路と同軸上に設けたこ
    とを特徴とする泡沫シャワー吐水口。
JP1188249A 1989-07-19 1989-07-19 泡沫シャワー吐水口 Expired - Fee Related JP2702557B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1188249A JP2702557B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 泡沫シャワー吐水口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1188249A JP2702557B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 泡沫シャワー吐水口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0351436A JPH0351436A (ja) 1991-03-05
JP2702557B2 true JP2702557B2 (ja) 1998-01-21

Family

ID=16220392

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1188249A Expired - Fee Related JP2702557B2 (ja) 1989-07-19 1989-07-19 泡沫シャワー吐水口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2702557B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005334340A (ja) * 2004-05-27 2005-12-08 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機の給水方法および装置
JP2007117761A (ja) * 2006-12-28 2007-05-17 Mitsubishi Electric Corp 洗濯機の給水装置
KR200453522Y1 (ko) * 2009-04-21 2011-05-11 대림통상 주식회사 싱크대용 포말 스프레이헤드

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0351436A (ja) 1991-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5168708B2 (ja) シャワー装置
TWI251482B (en) Shower face plate and shower head
US8499375B2 (en) Washbasin
JP2012082591A (ja) シャワーヘッド
WO2016156883A1 (en) Atomiser nozzle
US7578808B2 (en) Suction-cleansing device and cleansing apparatus having the same
JP2702557B2 (ja) 泡沫シャワー吐水口
JPH06315654A (ja) シャワーヘッド用節水器
CN211246996U (zh) 花洒
US20180318860A1 (en) Water jet for a showerhead
JP2009279484A (ja) シャワーヘッド及びシャワー装置
JPH03161063A (ja) 泡沫吐水口
JP2733106B2 (ja) 泡沫吐水口
JP2752721B2 (ja) 泡沫シャワー吐水口
JP2752720B2 (ja) 泡沫シャワー吐水口
JPH03165853A (ja) 泡沫吐水口
JPH0679684B2 (ja) 泡沫吐水口
CA2555889A1 (en) Suction cleansing apparatus
JPH1043641A (ja) シャワーヘッド用ジョイントおよびシャワー装置
JPH0714445Y2 (ja) 泡沫吐水口
JPH03165854A (ja) 泡沫吐水口
JP2002078632A (ja) シャワーヘッド
JPH0381428A (ja) 吐水口
JP2551815Y2 (ja) マッサージシャワー装置
JP2006207307A (ja) シャワーヘッド

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071003

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees