JPH11103279A - 受信装置及び中継装置 - Google Patents
受信装置及び中継装置Info
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- JPH11103279A JPH11103279A JP9263607A JP26360797A JPH11103279A JP H11103279 A JPH11103279 A JP H11103279A JP 9263607 A JP9263607 A JP 9263607A JP 26360797 A JP26360797 A JP 26360797A JP H11103279 A JPH11103279 A JP H11103279A
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- Monitoring And Testing Of Transmission In General (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】視聴者に受信状況を通知する受信装置及び中継
装置を提供する。 【解決手段】無線信号によって伝送される放送信号を受
信する受信装置において、受信放送波の受信状況を測定
する測定手段と、測定手段による受信状況測定結果に基
づいて受信状況を判断する判断手段と、受信状況の判断
結果を視聴者に通知する通知手段とを具備する。
装置を提供する。 【解決手段】無線信号によって伝送される放送信号を受
信する受信装置において、受信放送波の受信状況を測定
する測定手段と、測定手段による受信状況測定結果に基
づいて受信状況を判断する判断手段と、受信状況の判断
結果を視聴者に通知する通知手段とを具備する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、様々な受信環境下
で無線放送信号を受信する受信装置及び無線放送信号を
中継する中継装置に関する。
で無線放送信号を受信する受信装置及び無線放送信号を
中継する中継装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】放送サービスは、広いカバーエリアでの
均一なサービスが要求される。しかし伝送した信号波が
建物などで反射するために生じるマルチパス伝搬環境
や、移動受信環境などによって伝搬環境が劣悪となる場
合、受信装置が受信信号から番組情報を正しく復調する
ことができなくなる。
均一なサービスが要求される。しかし伝送した信号波が
建物などで反射するために生じるマルチパス伝搬環境
や、移動受信環境などによって伝搬環境が劣悪となる場
合、受信装置が受信信号から番組情報を正しく復調する
ことができなくなる。
【０００３】伝搬環境が変化すると、それまで受信品質
が良好であっても、受信品質が大幅に劣化する可能性が
ある。近年、地上放送のディジタル化など無線でディジ
タル放送信号を伝送する方式の検討が進められている。
ディジタル放送を伝送する変調方式には、DQPSK 方式、
多値QAM(16QAM 、64QAM)方式などがあり、それぞれ以下
の特徴が挙げられる。DQPSK 方式は低ビットレートでは
あるが、伝搬環境が時々刻々と変化する移動環境など非
常に劣悪な伝搬環境でも優れた受信特性が得られる。
が良好であっても、受信品質が大幅に劣化する可能性が
ある。近年、地上放送のディジタル化など無線でディジ
タル放送信号を伝送する方式の検討が進められている。
ディジタル放送を伝送する変調方式には、DQPSK 方式、
多値QAM(16QAM 、64QAM)方式などがあり、それぞれ以下
の特徴が挙げられる。DQPSK 方式は低ビットレートでは
あるが、伝搬環境が時々刻々と変化する移動環境など非
常に劣悪な伝搬環境でも優れた受信特性が得られる。
【０００４】一方、多値QAM 方式は高効率変調で高ビッ
トレートが実現できるが、移動環境などの劣悪な受信環
境では受信特性が大幅に劣化してしまう。ディジタル放
送では、移動環境などの劣悪な受信環境下でもある程度
の受信品質が要求される一方、固定の受信環境で高精細
な動画像など高品質な番組の提供が要求される。そのた
め同一の番組の情報を移動環境などの劣悪な受信環境で
も優れた受信特性が得られるDQPSK 方式等と、高精細な
動画像情報を提供するための高効率変調方式である多値
QAM 方式等の両者を用いて情報を伝送する方式が考えら
れている。
トレートが実現できるが、移動環境などの劣悪な受信環
境では受信特性が大幅に劣化してしまう。ディジタル放
送では、移動環境などの劣悪な受信環境下でもある程度
の受信品質が要求される一方、固定の受信環境で高精細
な動画像など高品質な番組の提供が要求される。そのた
め同一の番組の情報を移動環境などの劣悪な受信環境で
も優れた受信特性が得られるDQPSK 方式等と、高精細な
動画像情報を提供するための高効率変調方式である多値
QAM 方式等の両者を用いて情報を伝送する方式が考えら
れている。
【０００５】一つの方式は、同一の番組の番組情報を異
なる複数の変調方式で並行に伝送する方法である。移動
受信などの劣悪な環境での受信用としてDQPSK 方式等の
変調方式を用い、それ以外の良好な環境での受信用とし
て多値QAM 方式等の変調方式を用いる。
なる複数の変調方式で並行に伝送する方法である。移動
受信などの劣悪な環境での受信用としてDQPSK 方式等の
変調方式を用い、それ以外の良好な環境での受信用とし
て多値QAM 方式等の変調方式を用いる。
【０００６】DQPSK 方式で伝送される番組情報は、番組
を提供するために必要とする重要な情報のみが含まれ
る。このためDQPSK 方式等で伝送された信号を受信する
と、番組の視聴は可能であっても、画像の解像度が落ち
たり、動画の動きが鈍くなったりするため、あまり品質
の高い番組が提供できない。
を提供するために必要とする重要な情報のみが含まれ
る。このためDQPSK 方式等で伝送された信号を受信する
と、番組の視聴は可能であっても、画像の解像度が落ち
たり、動画の動きが鈍くなったりするため、あまり品質
の高い番組が提供できない。
【０００７】多値QAM 方式等は、高ビットレートを実現
できるため、高精細な画像など情報量の多い高品質の番
組を提供できる。この方法では、同一の番組を品質の異
なる複数の変調方式で伝送するので、受信機は伝搬環境
に応じて伝送する変調方式を選択すれば良い。
できるため、高精細な画像など情報量の多い高品質の番
組を提供できる。この方法では、同一の番組を品質の異
なる複数の変調方式で伝送するので、受信機は伝搬環境
に応じて伝送する変調方式を選択すれば良い。
【０００８】もう一つの方式は、同一の番組を構成する
番組情報を重要度に応じて階層化し、最重要情報には受
信特性の優れたDQPSK 方式等を用い、重要度が低くなる
につれ、受信特性が劣悪だが伝送効率の高い多値QAM 方
式等を用いる方式である。伝搬環境が劣悪な場合、受信
機はDQPSK 方式等で伝送された番組情報のみを復調して
番組を提供し、伝搬環境が良好な場合はすべての変調方
式で伝送された番組情報から高品質な番組を提供でき
る。
番組情報を重要度に応じて階層化し、最重要情報には受
信特性の優れたDQPSK 方式等を用い、重要度が低くなる
につれ、受信特性が劣悪だが伝送効率の高い多値QAM 方
式等を用いる方式である。伝搬環境が劣悪な場合、受信
機はDQPSK 方式等で伝送された番組情報のみを復調して
番組を提供し、伝搬環境が良好な場合はすべての変調方
式で伝送された番組情報から高品質な番組を提供でき
る。
【０００９】送信局が複数の変調方式を用いて番組情報
を伝送する場合、伝搬環境が移動環境と固定環境との間
で切り替わるとき自動的に受信する変調方式を切り替え
られる受信装置が考えられている。また移動環境以外で
も伝搬環境が劣悪となる場合には、自動的に移動受信用
の変調方式を受信するように制御する受信装置が考えら
れている。このような受信装置では、受信する変調方式
が切り替わると、提供する番組の品質が切り替わる。具
体的には画像が粗くなる、画像が縮小する、動画像の動
きが鈍くなるなど番組品質の変化が生じる。
を伝送する場合、伝搬環境が移動環境と固定環境との間
で切り替わるとき自動的に受信する変調方式を切り替え
られる受信装置が考えられている。また移動環境以外で
も伝搬環境が劣悪となる場合には、自動的に移動受信用
の変調方式を受信するように制御する受信装置が考えら
れている。このような受信装置では、受信する変調方式
が切り替わると、提供する番組の品質が切り替わる。具
体的には画像が粗くなる、画像が縮小する、動画像の動
きが鈍くなるなど番組品質の変化が生じる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】このように上述した従
来の受信装置及び中継装置では、伝搬環境が変化して劣
悪となった場合、番組の受信品質が大幅に劣化する場合
があるが、視聴者は受信品質の劣化の原因が伝搬環境の
変化であるのか受信機の故障であるかが判断できないと
いう問題があった。
来の受信装置及び中継装置では、伝搬環境が変化して劣
悪となった場合、番組の受信品質が大幅に劣化する場合
があるが、視聴者は受信品質の劣化の原因が伝搬環境の
変化であるのか受信機の故障であるかが判断できないと
いう問題があった。
【００１１】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、受信環境が劣化した場合、受信品質の
劣化が劣悪な伝搬環境に起因することを視聴者に通知す
ることを目的とする。
なされたもので、受信環境が劣化した場合、受信品質の
劣化が劣悪な伝搬環境に起因することを視聴者に通知す
ることを目的とする。
【００１２】また従来のディジタル放送用受信装置で
は、伝搬環境に応じて受信する変調方式を自動的に切り
替えるため、突然番組の品質が変化し、視聴者を困惑さ
せるという問題があった。
は、伝搬環境に応じて受信する変調方式を自動的に切り
替えるため、突然番組の品質が変化し、視聴者を困惑さ
せるという問題があった。
【００１３】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、受信機が受信環境に応じて受信する変
調方式を自動的に切り替えた場合、視聴者に戸惑いを与
えないために、受信環境の変化によって番組の品質が変
化したことを視聴者に通知することを目的とする。
なされたもので、受信機が受信環境に応じて受信する変
調方式を自動的に切り替えた場合、視聴者に戸惑いを与
えないために、受信環境の変化によって番組の品質が変
化したことを視聴者に通知することを目的とする。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1 に係る本発明の受信装置は、無線によって
伝送される放送信号を受信する受信手段と、前記受信手
段で受信した前記放送信号の受信状況を測定する測定手
段と、前記測定手段の測定結果に基づいて前記受信状況
を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を通知
する通知手段とを具備することを特徴とする。
に、請求項1 に係る本発明の受信装置は、無線によって
伝送される放送信号を受信する受信手段と、前記受信手
段で受信した前記放送信号の受信状況を測定する測定手
段と、前記測定手段の測定結果に基づいて前記受信状況
を判断する判断手段と、前記判断手段の判断結果を通知
する通知手段とを具備することを特徴とする。
【００１５】請求項2 に係る本発明の受信装置は、変調
され、無線によって伝送される放送信号を受信する受信
手段と、前記受信手段で受信した放送信号を復調する復
調手段と、前記受信手段で受信した前記放送信号の受信
状況を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に
基づいて前記受信状況を判断する判断手段と、前記判断
手段の判断結果に応じて前記復調手段の復調範囲を制御
する制御手段と、前記復調手段により復調された放送信
号の品質を通知する通知手段とを具備することを特徴と
する。
され、無線によって伝送される放送信号を受信する受信
手段と、前記受信手段で受信した放送信号を復調する復
調手段と、前記受信手段で受信した前記放送信号の受信
状況を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に
基づいて前記受信状況を判断する判断手段と、前記判断
手段の判断結果に応じて前記復調手段の復調範囲を制御
する制御手段と、前記復調手段により復調された放送信
号の品質を通知する通知手段とを具備することを特徴と
する。
【００１６】請求項3 に係る本発明の中継装置は、無線
によって伝送される放送信号を受信する受信手段と、前
記受信手段で受信した放送信号を受信装置に送信する送
信手段と、前記受信手段で受信した前記放送信号の受信
状況を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に
基づいて前記受信状況を判断する手段と、前記判断手段
の判断結果を前記受信装置に通知する通知手段とを具備
することを特徴とする。
によって伝送される放送信号を受信する受信手段と、前
記受信手段で受信した放送信号を受信装置に送信する送
信手段と、前記受信手段で受信した前記放送信号の受信
状況を測定する測定手段と、前記測定手段の測定結果に
基づいて前記受信状況を判断する手段と、前記判断手段
の判断結果を前記受信装置に通知する通知手段とを具備
することを特徴とする。
【００１７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。図1 は、送信局から伝送さ
れた番組情報の変調信号の受信状況を測定し、その測定
結果を視聴者に通知する受信機の一実施形態を示すブロ
ック図である。
を参照して詳細に説明する。図1 は、送信局から伝送さ
れた番組情報の変調信号の受信状況を測定し、その測定
結果を視聴者に通知する受信機の一実施形態を示すブロ
ック図である。
【００１８】送信局から伝送された番組情報の変調信号
は、受信機のアンテナ1 で受信される。アンテナ1 で受
信された受信信号は受信処理部2 によって同期の確立等
の受信処理が行われ、復調部3 で復調される。誤り訂正
部7 は復調信号の誤り訂正を行い、番組情報を出力す
る。
は、受信機のアンテナ1 で受信される。アンテナ1 で受
信された受信信号は受信処理部2 によって同期の確立等
の受信処理が行われ、復調部3 で復調される。誤り訂正
部7 は復調信号の誤り訂正を行い、番組情報を出力す
る。
【００１９】また受信状況測定部4 は、受信処理部2 の
出力の一部あるいはすべてを用いて受信状況を測定す
る。具体的には受信信号電力の時間変化の測定等であ
る。受信状況測定部4 の測定結果によって、受信状況判
断部5 は受信状況の優劣を判断し、その結果は受信状況
通知部6 に出力する。受信状況通知部6 は、受信状況を
画像もしくは音声で出力する。受信状況通知信号は、受
信状況が劣悪な状態に変化した時だけ出力されてもよい
し、劣悪な受信状況が続く場合は定期的に受信状況通知
信号を出力してもよい。
出力の一部あるいはすべてを用いて受信状況を測定す
る。具体的には受信信号電力の時間変化の測定等であ
る。受信状況測定部4 の測定結果によって、受信状況判
断部5 は受信状況の優劣を判断し、その結果は受信状況
通知部6 に出力する。受信状況通知部6 は、受信状況を
画像もしくは音声で出力する。受信状況通知信号は、受
信状況が劣悪な状態に変化した時だけ出力されてもよい
し、劣悪な受信状況が続く場合は定期的に受信状況通知
信号を出力してもよい。
【００２０】図2 は、送信局から伝送された番組情報の
変調信号の受信状況を測定し、その測定結果を視聴者に
通知する受信機の他の実施形態を示すブロック図であ
る。アンテナ1 で受信された受信信号は受信処理部2 に
よって同期の確立等の受信処理が行われ、復調部3 で復
調される。誤り訂正部7 は復調信号の誤り訂正を行い、
番組情報を出力する。
変調信号の受信状況を測定し、その測定結果を視聴者に
通知する受信機の他の実施形態を示すブロック図であ
る。アンテナ1 で受信された受信信号は受信処理部2 に
よって同期の確立等の受信処理が行われ、復調部3 で復
調される。誤り訂正部7 は復調信号の誤り訂正を行い、
番組情報を出力する。
【００２１】受信状況測定部4 は、誤り訂正部7 で検出
された復調信号の誤りの個数を測定し、受信状況判断部
5 に出力する。受信状況判断部5 は、受信状況測定部4
で測定された誤りの個数から受信状況の優劣を判断し、
受信状況通知部6 に出力する。受信状況通知部6 は受信
状況を画像もしくは音声で視聴者に通知する。
された復調信号の誤りの個数を測定し、受信状況判断部
5 に出力する。受信状況判断部5 は、受信状況測定部4
で測定された誤りの個数から受信状況の優劣を判断し、
受信状況通知部6 に出力する。受信状況通知部6 は受信
状況を画像もしくは音声で視聴者に通知する。
【００２２】本実施の形態によって、伝搬環境の変化に
よって受信品質が変化した場合、受信品質の変化の原因
が伝搬環境であることを視聴者に通知することが可能と
なる。
よって受信品質が変化した場合、受信品質の変化の原因
が伝搬環境であることを視聴者に通知することが可能と
なる。
【００２３】図3 の受信機は、送信局が同一の番組を複
数の変調方式を用いて変調して伝送する場合に、受信状
況に応じて復調する変調方式を選択し、選択結果を視聴
者に通知する受信機の一実施形態を示すブロック図であ
る。
数の変調方式を用いて変調して伝送する場合に、受信状
況に応じて復調する変調方式を選択し、選択結果を視聴
者に通知する受信機の一実施形態を示すブロック図であ
る。
【００２４】アンテナ1 で受信された受信信号は、受信
処理部2 によって同期の確立等の受信処理が行われる。
受信状況測定部4 は、受信処理部2 の出力のすべてもし
くは一部を用いて受信状況を測定する。受信状況測定部
4 の受信状況の測定結果により、受信状況判断部5 は受
信状況の優劣を判断し、その判断結果を復調範囲制御部
8 に出力する。
処理部2 によって同期の確立等の受信処理が行われる。
受信状況測定部4 は、受信処理部2 の出力のすべてもし
くは一部を用いて受信状況を測定する。受信状況測定部
4 の受信状況の測定結果により、受信状況判断部5 は受
信状況の優劣を判断し、その判断結果を復調範囲制御部
8 に出力する。
【００２５】復調範囲制御部8 は、受信状況の優劣に応
じて復調部3 が復調する番組情報の変調信号を選択す
る。復調部3 は、受信処理部2 の出力から復調範囲制御
部8 で選択された変調信号を復調する。誤り訂正部7 は
復調信号の誤りを訂正し、番組情報を出力する。受信状
況判断部5 は、受信状況の判断結果を受信状況通知部6
に出力し、受信状況通知部は、受信状況または視聴者に
提供できる番組の品質を画像もしくは音声で視聴者に通
知する。
じて復調部3 が復調する番組情報の変調信号を選択す
る。復調部3 は、受信処理部2 の出力から復調範囲制御
部8 で選択された変調信号を復調する。誤り訂正部7 は
復調信号の誤りを訂正し、番組情報を出力する。受信状
況判断部5 は、受信状況の判断結果を受信状況通知部6
に出力し、受信状況通知部は、受信状況または視聴者に
提供できる番組の品質を画像もしくは音声で視聴者に通
知する。
【００２６】このような受信機の動作により、受信状況
の良好な環境から受信状況が劣悪な環境に受信環境が変
化し、視聴者に提供する番組の品質が劣化する場合、受
信機は受信状況が劣化したことまたは受信状況の劣化に
より番組の品質が劣化することを視聴者に通知すること
ができる。
の良好な環境から受信状況が劣悪な環境に受信環境が変
化し、視聴者に提供する番組の品質が劣化する場合、受
信機は受信状況が劣化したことまたは受信状況の劣化に
より番組の品質が劣化することを視聴者に通知すること
ができる。
【００２７】図4 の受信機は、送信局が同一の番組を複
数の変調方式を用いて変調して伝送する場合に、受信状
況に応じて復調する変調方式を選択し、選択結果を視聴
者に通知する受信機の他の実施形態を示すブロック図で
ある。
数の変調方式を用いて変調して伝送する場合に、受信状
況に応じて復調する変調方式を選択し、選択結果を視聴
者に通知する受信機の他の実施形態を示すブロック図で
ある。
【００２８】アンテナ1 で受信された受信信号は、受信
処理部2 によって同期の確立等の受信処理が行われ、復
調部3 に出力される。復調部3 は、復調範囲制御部8 で
選択された復調範囲の受信信号を復調し、誤り訂正部7
に復調信号を出力する。誤り訂正部7 は復調信号の誤り
を訂正し、番組情報を出力する。
処理部2 によって同期の確立等の受信処理が行われ、復
調部3 に出力される。復調部3 は、復調範囲制御部8 で
選択された復調範囲の受信信号を復調し、誤り訂正部7
に復調信号を出力する。誤り訂正部7 は復調信号の誤り
を訂正し、番組情報を出力する。
【００２９】受信状況測定部4 は、誤り訂正部7 で検出
した復調信号の誤りの個数を測定し、受信状況判断部5
に出力する。受信状況判断部5 は受信状況測定部4 が出
力した誤り個数から受信状況の優劣を判断し、復調範囲
制御部8 と受信状況通知部6にその結果を出力する。
した復調信号の誤りの個数を測定し、受信状況判断部5
に出力する。受信状況判断部5 は受信状況測定部4 が出
力した誤り個数から受信状況の優劣を判断し、復調範囲
制御部8 と受信状況通知部6にその結果を出力する。
【００３０】復調範囲制御部8 は、受信状況判断部5 の
判断結果に基づいて復調部3 の復調範囲を選択する。受
信状況通知部6 は、受信状況判断部5 で判断された受信
状況もしくは視聴者に提供できる番組の品質を画像また
は音声で視聴者に通知する。
判断結果に基づいて復調部3 の復調範囲を選択する。受
信状況通知部6 は、受信状況判断部5 で判断された受信
状況もしくは視聴者に提供できる番組の品質を画像また
は音声で視聴者に通知する。
【００３１】本実施の形態によって、伝搬環境の変化に
よって番組の品質が変化した場合、番組の品質の変化の
原因が伝搬環境であることを視聴者に通知することが可
能となる。
よって番組の品質が変化した場合、番組の品質の変化の
原因が伝搬環境であることを視聴者に通知することが可
能となる。
【００３２】なお、本発明は受信端末装置のみならず、
放送信号を中継する中継局に対しても有効である。図5
は、放送及び通信衛星から放送信号を受信し、ケーブル
接続された各CATV受信端末装置に受信衛星放送信号を伝
送する中継装置であるCATV中継局を含むCATVシステムで
ある。
放送信号を中継する中継局に対しても有効である。図5
は、放送及び通信衛星から放送信号を受信し、ケーブル
接続された各CATV受信端末装置に受信衛星放送信号を伝
送する中継装置であるCATV中継局を含むCATVシステムで
ある。
【００３３】CATV 中継局11に接続した衛星放送受信ア
ンテナ10は、放送衛星9 から送信される衛星放送信号を
受信し、中継局11に出力する。中継局11は、図1 から図
4 に示すような受信状況測定部4 、受信状況判断部5 に
より受信衛星放送信号の受信状況を判断する。
ンテナ10は、放送衛星9 から送信される衛星放送信号を
受信し、中継局11に出力する。中継局11は、図1 から図
4 に示すような受信状況測定部4 、受信状況判断部5 に
より受信衛星放送信号の受信状況を判断する。
【００３４】降雨などにより受信状況が劣悪であれば、
受信状況判断部5 によって受信状況が劣悪であると判断
する。CATV中継局11は受信状況通知部6 から受信状況通
知信号を出力し、受信衛星放送信号と受信状況通知信号
を各CATV受信端末装置12に向けて出力する。CATV受信端
末装置12は、衛星放送信号と共に受信状況通知信号を画
像あるいは音声にて出力し、視聴者に衛星放送信号の受
信状況を通知する。
受信状況判断部5 によって受信状況が劣悪であると判断
する。CATV中継局11は受信状況通知部6 から受信状況通
知信号を出力し、受信衛星放送信号と受信状況通知信号
を各CATV受信端末装置12に向けて出力する。CATV受信端
末装置12は、衛星放送信号と共に受信状況通知信号を画
像あるいは音声にて出力し、視聴者に衛星放送信号の受
信状況を通知する。
【００３５】あるいは、受信状況判断部5 によって受信
状況が劣悪であると判断された場合、CATV中継局11は受
信状況通知部6 から受信状況通知信号のみを出力し、衛
星放送信号を出力しなくてもよい。
状況が劣悪であると判断された場合、CATV中継局11は受
信状況通知部6 から受信状況通知信号のみを出力し、衛
星放送信号を出力しなくてもよい。
【００３６】CATV 中継局11が、受信状況に応じて衛星
放送の番組品質を変更する場合は、変更した衛星放送信
号と共に受信状況通知信号もしくは番組品質通知信号を
同時に出力する。
放送の番組品質を変更する場合は、変更した衛星放送信
号と共に受信状況通知信号もしくは番組品質通知信号を
同時に出力する。
【００３７】図5 に示したCATVシステムにおいて、放送
衛星9 は通信衛星であってもよく、その場合、放送信号
は単なる通信衛星からの下り無線信号となり、衛星放送
受信アンテナ10は通信衛星からの下り無線信号を受信す
ればよい。
衛星9 は通信衛星であってもよく、その場合、放送信号
は単なる通信衛星からの下り無線信号となり、衛星放送
受信アンテナ10は通信衛星からの下り無線信号を受信す
ればよい。
【００３８】
【発明の効果】以上詳細に説明した通り、本発明によれ
ば、無線信号によって放送信号を伝送する場合、受信機
が受信放送波の受信状況を測定することにより受信状況
を判断し、受信状況の判断結果を出力することによっ
て、視聴者に受信状況を通知することが可能となる。
ば、無線信号によって放送信号を伝送する場合、受信機
が受信放送波の受信状況を測定することにより受信状況
を判断し、受信状況の判断結果を出力することによっ
て、視聴者に受信状況を通知することが可能となる。
【００３９】また、送信局が同一の番組を複数の変調方
式を用いて伝送し、受信機が受信放送波の受信状況を測
定することにより受信状況を判断し、受信状況の判断結
果に基づいて復調手段の復調範囲を制御し、受信状況も
しくは復調範囲を制御された結果提供される番組の品質
を出力することによって、視聴者に受信状況もしくは番
組の品質を通知することが可能となる。
式を用いて伝送し、受信機が受信放送波の受信状況を測
定することにより受信状況を判断し、受信状況の判断結
果に基づいて復調手段の復調範囲を制御し、受信状況も
しくは復調範囲を制御された結果提供される番組の品質
を出力することによって、視聴者に受信状況もしくは番
組の品質を通知することが可能となる。
【００４０】また、放送信号を中継する中継装置が放送
信号の受信状況を測定することにより受信状況を判断
し、受信状況の判断結果を受信装置に通知することによ
って視聴者に受信状況を通知することが可能となる。
信号の受信状況を測定することにより受信状況を判断
し、受信状況の判断結果を受信装置に通知することによ
って視聴者に受信状況を通知することが可能となる。
【図１】本発明の一実施形態に係る受信装置を示す構成
図。
図。
【図２】本発明の他の実施形態に係る受信装置を示す構
成図。
成図。
【図３】本発明のその他の一実施形態に係る受信装置を
示す構成図。
示す構成図。
【図４】本発明のその他の実施形態に係る受信装置を示
す構成図。
す構成図。
【図５】本発明のその他の実施形態に係る中継装置を示
す構成図。
す構成図。
1 ・・・アンテナ 2 ・・・受信処理部 3 ・・・復調部 4 ・・・受信状況測定部 5 ・・・受信状況判断部 6 ・・・受信状況通知部 7 ・・・誤り訂正部 8 ・・・復調範囲制御部 9 ・・・放送衛星 10・・・衛星放送受信アンテナ 11・・・CATV中継局 12・・・CATV受信端末装置
Claims (3)
- 【請求項１】 無線によって伝送される放送信号を受信
する受信手段と、 前記受信手段で受信した前記放送信号の受信状況を測定
する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づいて前記受信状況を判断
する判断手段と、 前記判断手段の判断結果を通知する通知手段とを具備す
ることを特徴とする受信装置。 - 【請求項２】 変調され、無線によって伝送される放送
信号を受信する受信手段と、 前記受信手段で受信した放送信号を復調する復調手段
と、 前記受信手段で受信した前記放送信号の受信状況を測定
する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づいて前記受信状況を判断
する判断手段と、 前記判断手段の判断結果に応じて前記復調手段の復調範
囲を制御する制御手段と、 前記復調手段により復調された放送信号の品質を通知す
る通知手段とを具備することを特徴とする受信装置。 - 【請求項３】 無線によって伝送される放送信号を受信
する受信手段と、 前記受信手段で受信した放送信号を受信装置に送信する
送信手段と、 前記受信手段で受信した前記放送信号の受信状況を測定
する測定手段と、 前記測定手段の測定結果に基づいて前記受信状況を判断
する手段と、 前記判断手段の判断結果を前記受信装置に通知する通知
手段とを具備することを特徴とする中継装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263607A JPH11103279A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 受信装置及び中継装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263607A JPH11103279A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 受信装置及び中継装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11103279A true JPH11103279A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17391898
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9263607A Pending JPH11103279A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 受信装置及び中継装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11103279A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010109413A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 受信装置 |
| JP2010124135A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Japan Radio Co Ltd | 中継装置およびそれを利用した放送システム |
| US7805163B2 (en) | 2005-08-04 | 2010-09-28 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Mobile communication terminal, computer-readable recording medium, and computer data signal |
| US9025928B2 (en) | 2006-07-04 | 2015-05-05 | Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) | Portable terminal apparatus, computer-readable recording medium, and computer data signal |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9263607A patent/JPH11103279A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7805163B2 (en) | 2005-08-04 | 2010-09-28 | Casio Hitachi Mobile Communications Co., Ltd. | Mobile communication terminal, computer-readable recording medium, and computer data signal |
| US9025928B2 (en) | 2006-07-04 | 2015-05-05 | Lenovo Innovations Limited (Hong Kong) | Portable terminal apparatus, computer-readable recording medium, and computer data signal |
| JP2010109413A (ja) * | 2008-10-28 | 2010-05-13 | Nippon Hoso Kyokai <Nhk> | 受信装置 |
| JP2010124135A (ja) * | 2008-11-18 | 2010-06-03 | Japan Radio Co Ltd | 中継装置およびそれを利用した放送システム |
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