JP2003234687A - 無線通信システム - Google Patents

無線通信システム

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JP2003234687A
JP2003234687A JP2002029626A JP2002029626A JP2003234687A JP 2003234687 A JP2003234687 A JP 2003234687A JP 2002029626 A JP2002029626 A JP 2002029626A JP 2002029626 A JP2002029626 A JP 2002029626A JP 2003234687 A JP2003234687 A JP 2003234687A
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radio
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JP2002029626A
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English (en)
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Ryutaro Omoto
隆太郎 大本
Kazuji Watanabe
和二 渡辺
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は十分に大きい回線マージンを確保し
て降雨減衰の影響を回避するとともに効率的な無線信号
伝送が可能な無線通信システムを提供することを目的と
する。 【解決手段】 無線基地局10と1つもしくは複数の無
線加入者局とで構成され、無線基地局10と各無線加入
者局との間に双方向の無線回線を形成して情報を伝送す
る無線通信システムにおいて、無線基地局10には誤り
訂正符号部15と誤り訂正復号部14とそれらの誤り訂
正を適用する経路と誤り訂正をバイパスする経路とを切
り替える第1の経路切替スイッチ手段24〜27とを設
け、無線加入者局には、誤り訂正符号部と誤り訂正復号
部と、それらの誤り訂正を適用する経路と誤り訂正をバ
イパスする経路とを切り替える第2の経路切替スイッチ
手段とを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1つ又は複数の固
定された加入者局と基地局との間で無線通信を行うため
に用いられる無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような無線通信システムにおいて
は、複数の無線加入者局が同時に無線基地局との間で上
り方向及び下り方向の通信ができるように、例えばTD
MA(Time Division Multiple Access)/TDD(Tim
e Division Duplex)を用いてそれぞれの無線回線を割
り当てる。
【0003】また、FDMA(Frequency Division Mul
tiple Access)やCDMA(Code Division Multiple A
ccess )を用いて無線回線を割り当てる場合もある。と
ころで、無線基地局のサービスエリアを拡大しようとす
ると、無線基地局と無線加入者局との間の距離が大きく
なるので、無線信号の降雨減衰の影響も大きくなる。従
って、降雨時に無線通信ができなくなる可能性があり無
線基地局の不稼動率が悪化する。
【0004】従って、不稼動率を悪化することなくサー
ビスエリアを拡大するためには、降雨減衰の影響を回避
するために回線マージンを増大する必要がある。無線通
信システムにおける回線マージンを増大するために一般
的に用いられる方法は、無線装置の送信出力を増大する
ことである。すなわち、無線基地局及び各無線加入者局
の無線送信出力を増大すれば、降雨減衰の影響を軽減で
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、降雨減
衰の影響が大きい準ミリ波帯やミリ波帯の無線周波数を
利用する無線通信システムにおいては、無線送信装置に
用いるトランジスタなどの高周波増幅デバイスの特性と
して出力電力の限界が低いという問題がある。従って、
無線送信出力の増大だけでは十分な回線マージンを得る
ことが困難であった。
【0006】本発明は、十分に大きい回線マージンを確
保して降雨減衰の影響を回避するとともに効率的な無線
信号伝送が可能な無線通信システムを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1は、無線基地局
と1つもしくは複数の無線加入者局とで構成され、前記
無線基地局と各無線加入者局との間に双方向の無線回線
を形成して情報を伝送する無線通信システムにおいて、
前記無線基地局には、無線回線に送出する情報に対して
誤り訂正符号処理を行う第1の誤り訂正符号部と、無線
回線から受信した情報に対して誤り訂正復号処理を行う
第1の誤り訂正復号部と、無線回線に送出する情報が前
記第1の誤り訂正符号部を通る経路とそれをバイパスす
る経路とを切り替えるとともに、無線回線から受信した
情報が前記第1の誤り訂正復号部を通る経路とそれをバ
イパスする経路とを切り替える第1の経路切替スイッチ
手段とを設け、前記無線加入者局には、無線回線に送出
する情報に対して誤り訂正符号処理を行う第2の誤り訂
正符号部と、無線回線から受信した情報に対して誤り訂
正復号処理を行う第2の誤り訂正復号部と、無線回線に
送出する情報が前記第2の誤り訂正符号部を通る経路と
それをバイパスする経路とを切り替えるとともに、無線
回線から受信した情報が前記第2の誤り訂正復号部を通
る経路とそれをバイパスする経路とを切り替える第2の
経路切替スイッチ手段とを設けたことを特徴とする。
【0008】請求項1においては、送信側で誤り訂正符
号処理を行うとともに受信側で誤り訂正復号処理を行う
ことができる。従って、降雨減衰の影響などによって無
線伝送路における誤りの発生頻度が高くなった場合であ
っても正しい情報を伝送し通信を継続することができ
る。すなわち、大きな回線マージンが得られる。また、
第1の経路切替スイッチ手段及び第2の経路切替スイッ
チ手段を切り替えることにより、送信側の誤り訂正符号
処理及び受信側の誤り訂正復号処理を省略することもで
きる。
【0009】送信側の誤り訂正符号処理及び受信側の誤
り訂正復号処理を省略することで、回線マージンは小さ
くなるが代わりに伝送速度を上げることができる。従っ
て、降雨減衰がなく伝送品質が良好なときには送信側の
誤り訂正符号処理及び受信側の誤り訂正復号処理を省略
し、降雨減衰によって伝送品質が劣化した場合には送信
側の誤り訂正符号処理及び受信側の誤り訂正復号処理を
実行するように第1の経路切替スイッチ手段及び第2の
経路切替スイッチ手段を切り替えるのが望ましい。
【0010】これにより、降雨減衰の大きい準ミリ波帯
やミリ波帯の無線周波数を用いる通信においても、不稼
動率を悪化させることなく無線通信のサービスエリアを
拡大することができる。なお、誤り訂正の適用時はデー
タ伝送速度が低下するが、この時間率は非常に小さく、
長時間平均データ伝送速度はほとんど低下しない。この
ことは、降雨時に低シンボルレートを適用して回線マー
ジンを増大させる方法を検討した「準ミリ、ミリ波帯シ
ステムの適応変調を用いた長距離化に関する一検討」
(松田他、2001年電子情報通信学会ソサイエティ大
会、B−5−229)で明らかにされている。
【0011】請求項2は、請求項1の無線通信システム
において、前記無線基地局には、無線回線から受信した
情報に基づいて無線回線の状態を監視して、前記第1の
経路切替スイッチ手段を制御する監視制御手段を更に設
けたことを特徴とする。請求項2においては、無線基地
局の監視制御手段が無線回線から受信した情報に基づい
て無線回線の状態を監視して、前記第1の経路切替スイ
ッチ手段を制御する。従って、伝送品質が劣化したか否
かを監視して誤り訂正を適用するか否かを無線基地局は
自動的に決定することができる。
【0012】これにより、降雨減衰がなく伝送品質が良
好なときには誤り訂正を省略して伝送速度を高め、降雨
減衰によって伝送品質が劣化した場合には誤り訂正を適
用して高い回線マージンを得ることができる。請求項3
は、請求項2の無線通信システムにおいて、前記無線基
地局には、前記第1の経路切替スイッチ手段の状態と対
応する制御情報を前記無線加入者局に対して通知する制
御情報送信手段を設け、前記無線加入者局には、無線回
線から受信した情報に含まれる前記制御情報に基づいて
前記第2の経路切替スイッチ手段を制御する切替制御手
段を設けたことを特徴とする。
【0013】請求項3においては、無線加入者局が無線
回線から受信した情報に含まれる前記制御情報に基づい
て前記第2の経路切替スイッチ手段を制御するので、無
線加入者局が誤り訂正を適用するか否かを無線基地局と
同じ状態に合わせることができる。すなわち、無線基地
局が誤り訂正を適用するときには無線加入者局でも同時
に誤り訂正を適用し、無線基地局が誤り訂正を適用して
いないときには無線加入者局でも誤り訂正を適用しな
い。
【0014】従って、無線加入者局のユーザは誤り訂正
を適用すべきか否かを意識する必要がなく、無線加入者
局における誤り訂正適用の有無は自動的に決定される。
請求項4は、請求項2の無線通信システムにおいて、前
記無線加入者局には、前記第2の経路切替スイッチ手段
の状態とは無関係に無線回線から受信した情報を前記第
2の誤り訂正復号部に与える情報分配手段と、前記第2
の誤り訂正復号部で発生した誤りを監視する誤り発生監
視手段と、前記誤り発生監視手段が検出した誤りに基づ
いて前記第2の経路切替スイッチ手段を制御する切替制
御手段を更に設けたことを特徴とする。
【0015】請求項4においては、無線加入者局が無線
回線から受信した情報は、前記第2の経路切替スイッチ
手段の状態とは無関係に常時前記第2の誤り訂正復号部
に入力される。このため、無線基地局が誤り訂正を適用
していないときには、前記第2の誤り訂正復号部におい
て誤りが常時発生する。また、無線基地局が誤り訂正を
適用しているときには第2の誤り訂正復号部における誤
りはほとんど発生しない。
【0016】従って、無線加入者局の誤り発生監視手段
は第2の誤り訂正復号部における誤りの発生を監視する
ことにより、無線基地局が誤り訂正を適用しているか否
かを自動的に検出することができる。また、無線基地局
が誤り訂正の適用に関する特別な情報を無線加入者局に
対して通知する必要はない。
【0017】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本発明の無
線通信システムの1つの実施の形態について、図1〜図
9を参照して説明する。この形態は請求項1〜請求項3
に対応する。
【0018】図1はこの形態の無線基地局の構成を示す
ブロック図である。図2はこの形態の無線加入者局の構
成を示すブロック図である。図3は通信システムの構成
例を示すブロック図である。図4は通常時の無線基地局
上の信号の伝達経路を示すブロック図である。図5は伝
送品質劣化時の無線基地局上の信号の伝達経路を示すブ
ロック図である。
【0019】図6は通常時の無線加入者局上の信号の伝
達経路を示すブロック図である。図7は伝送品質劣化時
の無線加入者局上の信号の伝達経路を示すブロック図で
ある。図8は誤り訂正符号部の構成例を示すブロック図
である。図9は誤り訂正復号部の構成例を示すブロック
図である。この形態では、請求項1の無線基地局,第1
の誤り訂正符号部,第1の誤り訂正復号部,第1の経路
切替スイッチ手段,無線加入者局,第2の誤り訂正符号
部,第2の誤り訂正復号部及び第2の経路切替スイッチ
手段は、それぞれ無線基地局10,誤り訂正符号部1
5,誤り訂正復号部14,経路切替スイッチ24〜2
7,無線加入者局30,誤り訂正符号部38,誤り訂正
復号部39及び経路切替スイッチ43〜46に相当す
る。
【0020】また、請求項2の監視制御手段は無線回線
監視制御部23に対応する。請求項3の制御情報送信手
段及び切替制御手段は、それぞれ無線回線監視制御部2
3及び切替制御部42に対応する。この形態では、図3
に示すような構成の通信システムを想定している。すな
わち、複数の無線加入者局30が同じ無線基地局10の
サービスエリア内に配置され、各無線加入者局30と無
線基地局10との間にそれぞれ無線回線を形成して通信
を行う。また、無線基地局10はTDMA/TDDを用
いて各無線加入者局30と通信するための上り及び下り
の無線回線を割り当てる。なお、各無線加入者局30と
しては固定局を想定している。
【0021】各無線加入者局30は、それぞれのネット
ワーク(LANなど)47と接続され、無線基地局10
はネットワーク(公衆網やインターネットなど)29と
接続されている。例えば、ネットワーク47(1)に接続
された図示しない端末とネットワーク29に接続された
図示しないサーバとの間でデータを伝送する場合には、
無線加入者局30(1)と無線基地局10との間に形成さ
れる無線回線を介してデータの伝送を行う。
【0022】図1に示すように、無線基地局10はイン
タフェース11,バッファ12,13,誤り訂正復号部
14,誤り訂正符号部15,TDMA制御部16,遅延
調整部17,18,変調送信部19,受信復調部20,
送受信切替スイッチ21,アンテナ22,無線回線監視
制御部23及び経路切替スイッチ24〜27を備えてい
る。
【0023】インタフェース11はネットワーク29と
接続されている。バッファ12,13は、入力された信
号を一時的に蓄積する回路であり、誤り訂正の有無に応
じた実効信号伝送速度の変動を吸収するために設置され
ている。誤り訂正符号部15は、無線回線に送出する情
報に対して誤り訂正符号化の処理を施す。すなわち、例
えば冗長ビットの付加による符号化が実施される。誤り
訂正復号部14は、誤り訂正符号化処理を施された情報
を復号し誤り訂正処理前の情報を再生する。
【0024】誤り訂正符号部15は、例えば図8に示す
回路を用いて構成できる。図8の例では、リードソロモ
ン符号器101,インターリーバ102及び畳み込み符
号器103を備えている。リードソロモン符号器101
はバースト誤り訂正能力に優れている。インターリーバ
102は、情報の並びを変換することによりバースト誤
りをランダム誤りに変換する。畳み込み符号器103は
ランダム誤り訂正能力に優れている。
【0025】誤り訂正復号部14は、例えば図9に示す
回路を用いて構成できる。図9の例では、ビタビ復号器
111,デインターリーバ112及びリードソロモン復
号器113を備えている。すなわち、誤り訂正符号部1
5と逆の処理を行う。デインターリーバ112は、符号
化の際にインターリーバ102で変換された情報の並び
を元の状態に戻す。
【0026】4つの経路切替スイッチ24〜27は、い
ずれも制御が可能な1入力−2出力スイッチであり、情
報の経路を切り替えるために利用される。すなわち、経
路切替スイッチ24,25は無線回線を介して無線加入
者局30から受信した情報が誤り訂正復号部14を通る
経路とそれをバイパスする経路とを択一的に切り替え
る。また、経路切替スイッチ26,27は無線基地局1
0が無線回線に送出しようとする情報が誤り訂正符号部
15を通る経路とそれをバイパスする経路とを択一的に
切り替える。
【0027】これらの経路切替スイッチ24〜27の状
態は、無線回線監視制御部23によって電気的に制御さ
れる。TDMA制御部16は、送受信される情報をTD
MAフレームフォーマットに従って処理する。遅延調整
部17及び18は、送受信される情報の遅延を調整す
る。
【0028】変調送信部19は、送信する情報の変調及
び無線周波数の送信信号の生成を行う。受信復調部20
は、受信した無線周波数の信号の受信及び復調を行う。
送受信切替スイッチ21は送信/受信に応じて信号経路
を切り替える。無線回線監視制御部23は、無線基地局
10が無線回線から受信した信号を受信復調部20の出
力信号に基づいて監視し、無線回線の伝送品質が良好か
否かを識別する。また、識別結果に応じて経路切替スイ
ッチ24〜27を制御する。
【0029】次に、無線回線の下り方向(無線基地局1
0から無線加入者局30に向かう方向)に信号を伝送す
る場合の無線基地局10の動作について説明する。無線
回線における伝送品質が良好な場合には、無線回線監視
制御部23によって経路切替スイッチ24〜27が制御
され、誤り訂正復号部14及び誤り訂正符号部15をバ
イパスする信号経路が選択される。
【0030】ネットワーク29から無線基地局10に入
力される情報信号は、インタフェース11でフレーム構
築及び速度変換されてベースバンド信号に変換される。
このベースバンド信号は、バッファ12を通り、経路切
替スイッチ26及び27を通ってTDMA制御部16に
印加される。このベースバンド信号は、通常は誤り訂正
符号部15をバイパスし、経路切替スイッチ26から経
路切替スイッチ27に直接伝達される。
【0031】TDMA制御部16は、経路切替スイッチ
25から入力されるベースバンド信号を処理して所定の
TDMAフレームフォーマットに整形する。TDMA制
御部16から出力されるベースバンド信号は、遅延調整
部17を介して変調送信部19に入力される。そして、
無線周波数の変調信号に変換され、増幅されて送受信切
替スイッチ21に出力される。
【0032】送受信切替スイッチ21は送信のタイミン
グでは変調送信部19の出力をアンテナ22と接続す
る。従って、変調送信部19から出力される無線周波数
の変調信号はアンテナ22から無線信号として無線加入
者局30に送信される。次に、無線回線の上り方向(無
線加入者局30から無線基地局10に向かう方向)に信
号を伝送する場合の無線基地局10の動作について説明
する。
【0033】無線加入者局30から送信される無線信号
はアンテナ22で受信され、送受信切替スイッチ21に
入力される。送受信切替スイッチ21は受信のタイミン
グではアンテナ22と受信復調部20とを接続する。従
って、受信された無線周波数の変調信号は送受信切替ス
イッチ21を介して受信復調部20に入力される。受信
復調部20は、入力される無線周波数の変調信号を復調
してベースバンド信号に変換する。このベースバンド信
号は、遅延調整部18,TDMA制御部16,バッファ
13を通って経路切替スイッチ25に入力される。
【0034】このベースバンド信号は、通常は誤り訂正
復号部14をバイパスし、経路切替スイッチ25から経
路切替スイッチ24に直接伝達される。このベースバン
ド信号は、インタフェース11に入力されて速度変換さ
れ、ネットワーク29に送出される。
【0035】このように、通常時は誤り訂正処理が適用
されないので、無線回線上を伝送される信号には冗長ビ
ットは含まれない。従って、その場合の伝送速度はボー
レイト及び変調方式の応じて決まる最大値になる。次
に、降雨などの影響によって無線回線における伝送品質
が劣化した場合の無線基地局10の動作について、上記
動作との違いを説明する。
【0036】この例では、無線回線監視制御部23は受
信復調部20で検出される受信信号レベルなどを用いて
無線回線における伝送品質を判定する。そして、基準と
なる品質と比べて検出された伝送品質が低下したと判断
すると、無線回線監視制御部23は制御信号を出力して
経路切替スイッチ24〜27の状態を次のように切り替
える。
【0037】すなわち、誤り訂正符号部15が情報の伝
達経路に含まれるように、経路切替スイッチ26はバッ
ファ12の出力を誤り訂正符号部15の入力に接続し、
経路切替スイッチ27は誤り訂正符号部15の出力をT
DMA制御部16の入力に接続する。また、誤り訂正復
号部14が情報の伝達経路に含まれるように、経路切替
スイッチ25はバッファ13の出力を誤り訂正復号部1
4の入力と接続し、経路切替スイッチ24は誤り訂正復
号部14の出力とインタフェース11の入力とを接続す
る。
【0038】従って、無線回線における伝送品質が劣化
した場合には、無線基地局10が無線回線に送出する信
号には誤り訂正符号部15において冗長ビットが付加さ
れる。また、無線基地局10が無線回線から受信する信
号は、誤り訂正復号部14で誤り訂正復号処理される。
従って、冗長ビットが付加された無線信号を受信して元
の情報を再生することができる。
【0039】ところで、無線基地局10が誤り訂正処理
を行う場合には、無線加入者局30においても誤り訂正
処理を行う必要があり、無線基地局10が誤り訂正処理
を省略する場合には、無線加入者局30においても誤り
訂正処理を省略する必要がある。そこで、無線回線監視
制御部23は無線基地局10が検出した伝送品質が低下
したか否かを表す情報、すなわち経路切替スイッチ24
〜27の2種類の状態に対応する制御信号を無線加入者
局30に対して通知する。この例では、TDMAフレー
ムに含まれるヘッダ内にこの制御信号を含めて無線加入
者局30に通知する。
【0040】なお、経路切替スイッチ25の前に配置さ
れたバッファ13は、誤り訂正の切替時に発生するタイ
ムラグを吸収するために設けてある。また、無線基地局
10における信号の伝達経路は、経路切替スイッチ24
〜27の制御により図4,図5に示すように変化する。
一方、各無線加入者局30は、図2に示すようにアンテ
ナ31,送受信切替スイッチ32,受信復調部33,変
調送信部34,遅延調整部35,36,TDM制御部3
7,誤り訂正符号部38,誤り訂正復号部39,バッフ
ァ40,インタフェース41,切替制御部42及び経路
切替スイッチ43〜46を備えている。
【0041】アンテナ31は、無線基地局10との間の
無線信号の送受信に利用される。送受信切替スイッチ3
2は、送受信の切替に伴って信号経路を切り替える。す
なわち、受信時にはアンテナ31を受信復調部33の入
力と接続し、送信時には変調送信部34の出力をアンテ
ナ31と接続する。受信復調部33は、アンテナ31で
受信した無線周波数の変調信号をベースバンド信号に変
換する。変調送信部34は、入力されるベースバンド信
号の変調,無線周波数への変換及び増幅を行い無線周波
数の送信信号を生成する。
【0042】遅延調整部35,36は信号の遅延を調整
する。TDM制御部37は、ベースバンド信号をTDM
Aフレームに従って処理する。誤り訂正符号部38は、
無線回線に送出する情報に対して誤り訂正符号化の処理
を施す。すなわち、例えば冗長ビットの付加による符号
化が実施される。誤り訂正復号部39は、誤り訂正符号
化処理を施された情報を復号し誤り訂正処理前の情報を
再生する。誤り訂正符号部38及び誤り訂正復号部39
は、それぞれ図8及び図9に示す回路を用いて構成でき
る。
【0043】4つの経路切替スイッチ43〜46は、い
ずれも制御が可能な1入力−2出力スイッチであり、情
報の経路を切り替えるために利用される。すなわち、経
路切替スイッチ45,46は無線回線を介して無線基地
局10から受信した情報が誤り訂正復号部39を通る経
路とそれをバイパスする経路とを択一的に切り替える。
また、経路切替スイッチ43,44は無線加入者局30
が無線回線に送出しようとする情報が誤り訂正符号部3
8を通る経路とそれをバイパスする経路とを択一的に切
り替える。
【0044】これらの経路切替スイッチ43〜46の状
態は、切替制御部42によって電気的に制御される。切
替制御部42は、無線加入者局30が無線回線を介して
無線基地局10から受信した制御信号に基づいて経路切
替スイッチ43〜46を切り替える。バッファ40は、
誤り訂正の有無に応じた実効信号伝送速度の変動を吸収
するために設置されている。インタフェース41はネッ
トワーク47と接続されている。
【0045】次に、無線回線の上り方向に信号を伝送す
る場合の無線加入者局30の動作について説明する。無
線回線における伝送品質が良好な場合には、切替制御部
42によって経路切替スイッチ43〜46が制御され、
誤り訂正符号部38及び誤り訂正復号部39をバイパス
する信号経路が選択される。
【0046】無線基地局10から送信された無線信号
は、無線加入者局30のアンテナ31で受信され送受信
切替スイッチ32に印加される。送受信切替スイッチ3
2は、受信のタイミングではアンテナ31と受信復調部
33とを接続し、送信のタイミングでは変調送信部34
の出力とアンテナ31とを接続する。
【0047】従って、アンテナ31で受信された無線信
号は受信復調部33に入力されベースバンド信号に復調
される。受信復調部33から出力されるベースバンド信
号は、遅延調整部35及びTDM制御部37を経由して
経路切替スイッチ45に入力される。通常時は、経路切
替スイッチ45,46は誤り訂正復号部39をバイパス
する信号経路を形成するので、TDM制御部37から出
力される受信ベースバンド信号は、経路切替スイッチ4
5から経路切替スイッチ46に直接伝達され、誤り訂正
処理を受けることなくインタフェース41に印加され
る。
【0048】この受信ベースバンド信号は、インタフェ
ース41で速度変換され、ネットワーク47に送出され
る。次に、無線回線の下り方向に信号を伝送する場合の
無線加入者局30の動作について説明する。ネットワー
ク47から無線加入者局30に入力される情報信号は、
インタフェース41でフレーム構築及び速度変換され、
ベースバンド信号としてインタフェース41から出力さ
れる。このベースバンド信号は、バッファ40を経由し
て経路切替スイッチ44に入力される。
【0049】通常時は、経路切替スイッチ43,44は
誤り訂正符号部38をバイパスする信号経路を形成する
ので、経路切替スイッチ44に入力されたベースバンド
信号は誤り訂正符号部38を通らずに直接経路切替スイ
ッチ43に伝達され、TDM制御部37の入力に印加さ
れる。このベースバンド信号は、TDM制御部37でT
DMAフレームフォーマットに整形されて、TDM制御
部37から出力される。このベースバンド信号は、遅延
調整部36を経由して変調送信部34に入力される。
【0050】このベースバンド信号は、変調送信部34
で変調され無線周波数に変換され、所定のレベルに増幅
されて変調送信部34から無線変調信号として出力され
る。この無線変調信号は、送信のタイミングで送受信切
替スイッチ32を通ってアンテナ31に出力され、無線
信号として無線加入者局30から送出される。ところ
で、前述のように無線基地局10は無線基地局10にお
ける誤り訂正の適用の有無を表す制御信号をTDMAフ
レームのヘッダに含めて送信する。そこで、切替制御部
42は無線加入者局30が無線回線から受信した信号の
TDMAフレームヘッダを参照して前記制御信号を抽出
する。
【0051】そして、抽出した前記制御信号に従って切
替制御部42は経路切替スイッチ43〜46の状態を切
り替える。すなわち、無線基地局10が伝送品質の低下
を検出し誤り訂正処理を適用している場合には、無線加
入者局30においても誤り訂正処理を適用するように経
路切替スイッチ43〜46の状態を切り替える。また、
伝送品質が良好であることを無線基地局10が検出し無
線基地局10が誤り訂正処理を適用していないときに
は、無線加入者局30においても誤り訂正処理を適用し
ないように、つまり誤り訂正符号部38,誤り訂正復号
部39をバイパスする経路を選択するように経路切替ス
イッチ43〜46の状態を切り替える。
【0052】また、無線加入者局30における信号の伝
達経路は、経路切替スイッチ43〜46の制御により図
6,図7に示すように変化する。このように、無線基地
局10及び無線加入者局30において誤り訂正処理を適
用すると符号化利得によって回線マージンが増大するの
で、降雨減衰などの影響を受けにくくなり、降雨による
不稼働を回避できる。また、無線回線における伝送品質
が良好な場合には、誤り訂正処理を省略するので、高い
伝送速度を維持できる。
【0053】なお、この形態ではTDMAを用いて複数
の無線加入者局30に無線回線を割り当てる場合を説明
したが、FDMAやCDMAを用いて複数の無線回線を
割り当てる場合にも同様に本発明を実施できる。すなわ
ち、複数の搬送波を用いて通信を行う機能を送信部及び
受信部に備えることによりFDMAに対応できるし、複
数の拡散符号を用いて通信を行う機能を送信部及び受信
部に備えることによりCDMAに対応できる。
【0054】(第2の実施の形態)本発明の無線通信シ
ステムのもう1つの実施の形態について図10を参照し
て説明する。この形態は請求項4に対応する。図10は
この形態の無線基地局の構成を示すブロック図である。
この形態は第1の実施の形態の変形例である。図10に
おいて第1の実施の形態と対応する要素は同一の部号を
付けて示してある。同一の部分については以下の説明を
省略する。
【0055】この形態では、請求項4の情報分配手段,
誤り発生監視手段及び切替制御手段は、それぞれ分配器
49,エラー測定部48及び切替制御部42Bに対応す
る。この形態では、無線基地局10は誤り訂正の有無に
関する特別な制御信号を送信しない。そして、無線加入
者局30は自律的な制御によってそれ自身が誤り訂正を
適用するか否かを決定する。
【0056】図10に示すように、この形態では図2の
経路切替スイッチ45の代わりに分配器49が設けてあ
り、更にエラー測定部48が追加してある。分配器49
は、無線加入者局30が無線回線から受信した信号のベ
ースバンド信号を誤り訂正復号部39の入力に常時印加
する。このため、無線基地局10から送信される信号に
誤り訂正が施されていない場合、誤り訂正復号部39に
おいてはエラーが常時発生する。しかし、無線基地局1
0で誤り訂正が適用されると誤り訂正復号部39におけ
るエラーは発生しなくなる。従って、誤り訂正復号部3
9におけるエラーの発生を監視することにより、無線基
地局10が誤り訂正を適用しているか否かを識別でき
る。
【0057】エラー測定部48は、誤り訂正復号部39
におけるエラーの発生を常時監視する。切替制御部42
Bは、エラー測定部48のエラー検出の有無に応答して
状態を二値的に識別し、経路切替スイッチ43,44,
46を制御する。すなわち、誤り訂正復号部39でエラ
ーが発生しない場合には誤り訂正符号部38,誤り訂正
復号部39を通る信号経路を経路切替スイッチ43,4
4,46で選択し、エラーが発生した場合には誤り訂正
符号部38,誤り訂正復号部39をバイパスする経路を
選択する。
【0058】この形態では、無線加入者局30において
受信信号のヘッダから制御信号を検出する機能は不要で
ある。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、無線基地
局及び無線加入者局において誤り訂正処理を適用すると
符号化利得によって回線マージンが増大するので、降雨
減衰などの影響を受けにくくなり、降雨による不稼働を
回避できる。また、無線回線における伝送品質が良好な
場合には、誤り訂正処理を省略することにより高い伝送
速度を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の無線基地局の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】第1の実施の形態の無線加入者局の構成を示す
ブロック図である。
【図3】通信システムの構成例を示すブロック図であ
る。
【図4】通常時の無線基地局上の信号の伝達経路を示す
ブロック図である。
【図5】伝送品質劣化時の無線基地局上の信号の伝達経
路を示すブロック図である。
【図6】通常時の無線加入者局上の信号の伝達経路を示
すブロック図である。
【図7】伝送品質劣化時の無線加入者局上の信号の伝達
経路を示すブロック図である。
【図8】誤り訂正符号部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】誤り訂正復号部の構成例を示すブロック図であ
る。
【図10】第2の実施の形態の無線基地局の構成を示す
ブロック図である。
【符号の説明】
10 無線基地局 11 インタフェース 12,13 バッファ 14 誤り訂正復号部 15 誤り訂正符号部 16 TDMA制御部 17,18 遅延調整部 19 変調送信部 20 受信復調部 21 送受信切替スイッチ 22 アンテナ 23 無線回線監視制御部 24,25,26,27 経路切替スイッチ 29 ネットワーク 30 無線加入者局 31 アンテナ 32 送受信切替スイッチ 33 受信復調部 34 変調送信部 35,36 遅延調整部 37 TDM制御部 38 誤り訂正符号部 39 誤り訂正復号部 40 バッファ 41 インタフェース 42 切替制御部 43,44,45,46 経路切替スイッチ 47 ネットワーク 48 エラー測定部 49 分配器 101 リードソロモン符号器 102 インターリーバ 103 畳み込み符号器 111 ビタビ復号器 112 デインターリーバ 113 リードソロモン復号器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J065 AA01 AA03 AD10 AD11 AE06 AF02 AG05 AG06 AH23 5K014 AA01 BA08 BA11 CA06 FA09 FA11 FA16 5K067 AA23 BB01 BB21 CC04 EE10 EE12 HH26 LL01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線基地局と1つもしくは複数の無線加
    入者局とで構成され、前記無線基地局と各無線加入者局
    との間に双方向の無線回線を形成して情報を伝送する無
    線通信システムにおいて、 前記無線基地局には、 無線回線に送出する情報に対して誤り訂正符号処理を行
    う第1の誤り訂正符号部と、 無線回線から受信した情報に対して誤り訂正復号処理を
    行う第1の誤り訂正復号部と、 無線回線に送出する情報が前記第1の誤り訂正符号部を
    通る経路とそれをバイパスする経路とを切り替えるとと
    もに、無線回線から受信した情報が前記第1の誤り訂正
    復号部を通る経路とそれをバイパスする経路とを切り替
    える第1の経路切替スイッチ手段とを設け、前記無線加
    入者局には、 無線回線に送出する情報に対して誤り訂正符号処理を行
    う第2の誤り訂正符号部と、 無線回線から受信した情報に対して誤り訂正復号処理を
    行う第2の誤り訂正復号部と、 無線回線に送出する情報が前記第2の誤り訂正符号部を
    通る経路とそれをバイパスする経路とを切り替えるとと
    もに、無線回線から受信した情報が前記第2の誤り訂正
    復号部を通る経路とそれをバイパスする経路とを切り替
    える第2の経路切替スイッチ手段とを設けたことを特徴
    とする無線通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1の無線通信システムにおいて、
    前記無線基地局には、無線回線から受信した情報に基づ
    いて無線回線の状態を監視して、前記第1の経路切替ス
    イッチ手段を制御する監視制御手段を更に設けたことを
    特徴とする無線通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2の無線通信システムにおいて、 前記無線基地局には、前記第1の経路切替スイッチ手段
    の状態と対応する制御情報を前記無線加入者局に対して
    通知する制御情報送信手段を設け、 前記無線加入者局には、無線回線から受信した情報に含
    まれる前記制御情報に基づいて前記第2の経路切替スイ
    ッチ手段を制御する切替制御手段を設けたことを特徴と
    する無線通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2の無線通信システムにおいて、
    前記無線加入者局には、 前記第2の経路切替スイッチ手段の状態とは無関係に無
    線回線から受信した情報を前記第2の誤り訂正復号部に
    与える情報分配手段と、 前記第2の誤り訂正復号部で発生した誤りを監視する誤
    り発生監視手段と、 前記誤り発生監視手段が検出した誤りに基づいて前記第
    2の経路切替スイッチ手段を制御する切替制御手段を更
    に設けたことを特徴とする無線通信システム。
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