JP2010109413A - 受信装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受信装置1は、放送の受信状態の異常を検知して受信異常検知情報を作成する受信異常判定手段31を備え、複数の受信装置1の中で最初に受信異常を検知した場合にのみ、複数の受信装置1の代表として受信装置リスト格納手段57に格納された受信装置リストに登録された他の受信装置1から受信異常検知情報を収集し、受信異常判定手段31で受信障害の解析を行って受信障害情報を作成し、通信情報処理手段40で受信障害情報を障害情報収集装置に送信する。また、他の受信装置1から受信異常検知情報の要求があった場合には、自受信異常検知情報を要求元の他の受信装置1に送信するだけで、残りの受信装置1とは受信異常検知情報の交換は行わない。
【選択図】図3
Description
(1−1)アンテナや受信装置の不適切な設置による障害
アンテナの設置方向や設置場所、アンテナから受信装置までのケーブルの劣化、アンテナや受信装置のコネクタ不良、受信装置の故障など、受信装置を設置している個々の世帯における設置方法に起因した障害である。
地上デジタル放送においては、放送局の送出設備や、基幹局や中継局の送信設備における設備障害などがありうる。また、BS/CS(Communication Satellite、通信衛星)デジタル放送においては、放送局の送出設備や放送衛星の設備障害や、放送局から放送衛星へのアップリンク時の降雨減衰による障害などがありうる。更に、CATV(Cable TeleVision、ケーブルテレビ)を使って放送を受信している世帯においては、CATV事業者の設備障害も考えられる。
地上デジタル放送においては、電波障害として、放送波の反射や回折によるマルチパスによる障害、放送波のフェージングによるレベル低下、複数の中継局から送出される同一チャンネルの放送波の混信、建造物による遮蔽、などが代表的なものである。また、BS/CSデジタル放送においては、受信エリアでの気象状況に起因した降雨減衰による障害が発生することがある。
(2−1)放送事業者への問い合わせ
受信障害への問い合わせ窓口として、放送事業者をはじめ、総務省や自治体などの公共機関、受信装置メーカーなどにコールセンターやホームページなどが開設されている。視聴者が放送サービスを享受できなくなった場合には、このような窓口を通じて、受信障害の原因の特定と解決方法について知ることができる。
放送事業者は視聴者に安定した放送サービスを提供するために、障害を迅速に発見し通知するために次のような運用を行っている。
放送事業者は受信障害を迅速に把握するために、各地域に配置した委託監視者、送信設備や送出設備の障害を運用者に通知するシステム、前記した(2−1)による問い合わせの情報、などを総合的に活用している。そして、これらの情報をもとに障害の原因の特定を行う。また、送信設備や送出設備における障害を抑制するために設備の保守や整備を計画的に行う。
放送事業者は障害の発生を検知すると、放送サービスを享受する視聴者に対して障害の発生状況や原因などについての通知を行う。前記した(1−1)が原因の障害においては個別に対応するが、(1−2)や(1−3)が原因の障害においては、障害が発生しているエリアが広域におよぶことが考えられるので、放送プログラムの映像に文字スーパーを表示したり、放送事業者のホームページに情報を掲載したりして、広く通知を行う。
非特許文献1には、BSデジタル放送における階層変調システムについて規定されており、2階層に変調した放送波を同時に送信することで、受信装置において通常は高品質の放送プログラムを視聴していながら、降雨減衰時においても、ある一定の段階までは低品質ながら放送プログラムの視聴を可能とする技術が開示されている。
「ARIB STD−B20 衛星デジタル放送の伝送方式」、ARIB標準規格(放送分野) 「21GHz帯衛星搭載フェーズドアレーアンテナの整形増力ビームの検討」、電子情報通信学会技術研究報告、Vol.107, No.11(20070413) pp.7-12 SAT2007-2 「ARIB TR−B15 BS/広帯域CSデジタル放送運用規定」、ARIB技術資料(放送分野) 「ARIB TR−B14 地上デジタルテレビジョン放送運用規定」、ARIB技術資料(放送分野)
すなわち、受信装置は、複数の受信装置の中で、最初に受信異常を検知した場合にのみ、複数の受信装置の代表として他の受信装置から受信異常検知情報を収集し、受信障害の解析を行って受信障害情報を作成する。一方、他の受信装置から受信異常検知情報の要求があった場合には、自受信異常検知情報を要求元の他の受信装置に送信するだけで、残りの受信装置とは受信異常検知情報の交換は行わない。
また、放送の受信異常のみならず、異常が発生した際にそれが受信装置の設置方法のミスや受信装置単体の故障といった受信装置の個別の障害であるのか、例えば、放送事業者の設備障害や降雨減衰、受信装置のソフトウェアの不具合といった広範囲に及ぶ障害であるのか、といった原因を自律的に把握することができる。これによって、受信装置の個別の障害である場合には、放送事業者などへの問い合わせを抑制することができる。
また、受信装置での放送波の受信レベルの測定は、専用の測定機器を用いた測定と比較すると一般的には精度が劣るが、複数の受信装置からの情報に基づいて分析を行うことで、分析した障害情報の信頼性を担保することができる。
更に、複数の受信装置とサーバである障害情報収集装置とから構成される、システムとしてはクライアント−サーバ型のネットワーク構成をとりながら、受信装置間で情報交換して障害分析する際の協調動作に関しては受信装置同士が相互に通信するように動作する。このため、広範囲に影響が及ぶ受信障害が発生したときにも、例えば、放送事業者や受信装置メーカーの障害情報収集装置に障害が発生しても、受信装置のみでも障害を分析して把握することができる。
まず、図1を参照して、本発明による受信装置が使用される受信障害解析システムSの一例について説明する。ここで、図1は、受信障害解析システムの構成を示すブロック図である。
次に、図2を参照(適宜図1参照)して、本発明の受信装置1の構成について説明する。図2は、本発明の実施形態における受信装置の構成を示すブロック図である。
なお、後記するように制御手段24は、受信装置1の構成要素の各部と接続し同期的に制御するため、以降に説明する構成要素については、制御手段24との接続については適宜説明を省略する。
なお、障害情報処理手段30の詳細な構成については後記する。
また、通信情報処理手段40は、通信手段23を介しインターネット7を経由して受信した他の受信装置1や障害情報収集装置X1、障害情報収集装置X2から送信された受信異常検知情報や受信障害情報などの情報を入力し、入力した情報を障害情報処理手段30に出力するとともに、記憶手段50に記憶する。
なお、通信情報処理手段40の詳細な構成については後記する。
なお、記憶手段50の詳細な構成については後記する。
記憶手段50は、受信状態情報記録DB(データベース)51と、放送休止情報格納手段52と、EPG(Electronic Program Guide、電子番組表)格納手段53と、属性情報格納手段54と、受信障害情報記録DB55と、受信異常検知情報記録DB56と、受信装置リスト格納手段57と、受信障害情報通知先格納手段58と、受信障害対応データ格納手段59と、を備えて構成されている。
以下、各構成要素の機能について順次説明する。
受信状態測定手段31aは、OFDM復調手段13及びTC−8PSK復調手段14でそれぞれ復調した地上デジタル放送及びBS/110度CSデジタル放送の放送信号を入力し、放送信号の受信レベルを測定する。ここで受信レベルとは放送信号のC/N(Carrier to Noise ratio、搬送波対雑音比)が相当する。受信状態測定手段31aは、測定した受信レベルを、時刻情報及び後記する選局情報とともに受信状態情報として受信状態情報記録DB51に記録する。なお、測定時刻は、受信状態測定手段31aが受信レベルを測定したときに時計22によって供給される時刻情報を参照して取得する。
また、受信状態測定手段31aは、受信装置1が視聴中は、定期的に視聴中(選局中)の放送信号の受信レベルを測定し、受信状態情報として受信状態情報記録DB51に蓄積する。
なお、ここでメディアとは、地上デジタル放送、BS放送、110度CS放送のように、放送媒体の種別を指すものとする。
受信状態情報D1は、後記する受信異常検知情報、受信正常情報及び受信障害情報とともに、受信装置1の内部及び他の受信装置1などとの間の処理で利用する情報の一つであり、これらの情報は、複数の受信装置1におけるデータの解釈の統一を図るために共通のフォーマットを用いている。また、汎用的な言語であるXML(eXtensible Markup Language、拡張可能なマーク付け言語)形式で情報を記述されている。なお、受信状態情報D1は原則的には受信装置1の内部で使用するが、障害情報収集装置X1、障害情報収集装置X2より取得要求がある場合には、受信装置1の外部に送信される。
ここで、「メディア」及び「チャンネル」は、それぞれ受信状態を測定したときに選局中の放送媒体の種別及びチャンネルを示し、「受信レベル」及び「測定時刻」は、受信状態を測定した測定データ及び測定時刻を示す。
図3に戻って(適宜図1、図2参照)、受信障害を検知・解析・通知するための構成要素の説明を続ける。
また、受信異常検知手段31cは、放送休止情報格納手段52から放送休止情報を取得して、放送休止のために受信レベルが低下している状態を異常であると誤検知することを防ぐようになっている。
また、受信正常情報D3は、他の受信装置1からの受信異常検知情報の要求を受けて、受信異常発生源解析手段31dが自己診断を実行して、全メディアの全チャンネルから異常が検知されなかった場合に、受信異常検知情報作成手段31eによって作成される。
なお、前記したように、受信異常検知情報D2及び受信正常情報D3は、XML形式によって共通のフォーマットで情報が記述されている。
また、「メディア」及び「チャンネル」は、それぞれ受信状態を測定したときに選局中の放送媒体の種別及びチャンネルを示し、「受信レベル」及び「測定時刻」は、受信状態を測定した測定データ及び測定時刻を示す。
更に、「利用リスト」は、受信装置リスト格納手段57に格納された受信装置リストの中から、受信異常検知情報作成手段31eが、作成した受信異常検知情報の送信先を決めるために選択した受信装置リストの種別を示す。
図3に戻って(適宜図1、図2参照)、受信障害を検知・解析・通知するための構成要素の説明を続ける。
なお、前記したように、受信障害情報D4は、XML形式によって共通のフォーマットで情報が記述されている。
図3に戻って(適宜図1、図2参照)、通信情報処理手段40の各部の構成について説明する。
送信先決定手段41は、受信異常検知情報を、決定した送信先のアドレス情報とともに情報送信手段42に出力する。ここで、アドレス情報とは、IP(Internet Protocol、インターネットプロトコル)アドレスか、IPアドレスを認識するための情報を指すものとする。
受信状態情報記録DB51は、受信状態測定手段31aで測定した放送信号の受信レベルと、選局情報検知手段31bで検知した受信レベルを測定したメディア及びチャンネルとを含む受信状態情報を記録し、蓄積、管理するデータベースである。この受信状態情報記録DB51に記録された受信状態情報は、受信異常検知手段31c及び情報受信手段43によって参照される。
図8に示した障害情報収集装置Xは、放送事業者2及び受信装置メーカー6に設置され、受信装置1からの受信障害情報を収集して分析を行い、視聴者やユーザへの迅速な通知と対策に資する装置である。また、受信装置1のソフトウェアの不具合を解消するために受信装置メーカー6が修正ソフトウェアを配布する、といったように、受信障害への対応をとるためのデータの配信も行う。
通信手段101は、インターネット7に接続して受信装置1などとの間で情報の送受信を行う通信インターフェースである。通信手段101は、受信装置1から送信される受信障害情報及び受信状態情報を受信し、それぞれ受信障害情報蓄積DB102及び受信状態情報蓄積DB114に出力し記憶する。
また、通信手段101は、受信状態情報取得要求手段113から入力される受信状態情報取得要求を受信装置1に送信する。
ここで、受信障害情報が同一か否かは、受信障害情報に記述されたメディア及びチャンネルと、異常を検知したときの受信レベルの測定時刻の時間帯とが相互に一致しているかどうかを確認して推定する。
受信障害情報分析手段104は、分析の結果得られた障害に関する情報に基づき、受信障害情報を作成して受信障害情報通知手段105に出力するとともに、障害DB109に記憶する。
放送番組送出装置120は、障害情報収集装置Xから通知された障害情報を、例えば、放送プログラムに組み込んで放送波を介して視聴者に提供することができる。
ホームページ作成装置130は、障害情報収集装置Xから通知された障害情報を、ホームページに閲覧可能に掲載する。これによって、インターネット7に接続した視聴者に対して受信障害情報の提供を迅速に行うことができる。
まず、図9を参照(適宜図1〜図3参照)して、複数の受信装置1A〜1Cと、障害情報収集装置Xとの間の受信障害に関する情報の流れについて説明する。ここで、図9は、複数の受信装置及び障害情報収集装置の間の障害情報に関する情報の送受信の流れを示すシーケンス図である。
図9に示したシーケンス図においては、最初に受信装置1A〜受信装置1Cの間の情報のやり取りによる協調動作の様子を示している。受信装置1A〜受信装置1Cの間でやり取りする情報は、“受信異常検知情報”、“受信正常情報”、“受信障害情報”、の三種類である。3台の受信装置1A〜受信装置1Cの内で、受信異常を最初に検知するのは受信装置1Aであり、受信装置1Bからは受信装置1Aと同一の受信異常が検知され、受信装置1Cからは受信異常は検知されないものとしている。
また、受信装置1A〜受信装置1C及び障害情報収集装置Xは、お互いのIPアドレスなどの情報の送信先を認識しているものとする。
なお、ステップS11とステップS12は、何れを先に実行してもよい。
なお、本例では障害情報収集装置Xは、受信異常を検知した受信装置1Bに詳細な障害情報を要求したが、任意の受信装置を選択して、詳細な障害情報の取得要求を送信し、障害情報を取得するようにしてもよい。
また、代表となった受信装置1Aが、受信異常の発生している他の受信装置1Bに分析した障害情報を送信し、受信装置同士で障害情報の共有ができる。このとき、受信装置1A〜受信装置1Cの間においても、必要以上に情報の通信が行われないため、通信回線の通信量の増大を防止することができる。
図10に示したように、本発明の実施形態における受信装置1は、選局情報検知手段31bによって、選局中(視聴中)のメディア及びチャンネルを検知する(ステップS30)。そして、受信状態測定手段31aによって、選局中のチャンネルの受信レベルを測定して(ステップS31)、受信状態情報記録DB51に記録する(ステップS32)。また、受信装置1は、受信異常検知手段31cによって受信状態情報記録DB51に記録された受信状態情報を参照し(ステップS33)、受信状態情報に含まれる受信レベルの測定データが予め定めた一定値よりも低い異常データがあるか否かを検査する(ステップS34)。
このように、受信装置1は、視聴者が放送プログラムを視聴しているとき、つまり、受信装置1の電源が投入されているときには、定期的に受信状態測定手段31aによって受信レベルの測定をし、選局情報検知手段31bによって検知したメディアとチャンネルを含む受信状態情報を受信状態情報記録DB51に記録するとともに、受信異常検知手段31cによって受信状態情報記録DB51に記録された受信状態情報を定期的に参照することで、受信レベルの異常の検査を繰り返す。
また、受信状態測定手段31aによる受信レベルの測定間隔を短くすることで、ほぼリアルタイムに情報を取得することもできる。
また、自己診断を実施する場合は(ステップS50でYes)、受信装置1は、異常データが含まれる受信状態情報を受信異常検知手段31cから受信異常発生源解析手段31dに出力し、受信異常発生源解析手段31dに全メディア及び全チャンネルにおける異常の発生状況について解析を要求する(ステップS51)。受信異常発生源解析手段31dは、当該受信状態情報を異常データとしてキャッシュメモリに一時的に記憶するとともに、受信状態情報に記述されている既に異常が検知されたメディアの当該チャンネル以外の、他の全メディア及び全チャンネルについての受信状態を検査するために、受信装置1を統括的に制御する制御手段24に対して、必要となる各部の制御を要求する。
なお、受信異常検知情報及び受信正常情報には、受信装置1の属性情報をヘッダ情報として付加することで、どの受信装置1からの情報であるかということを明確にすることができる。
なお、それぞれのリストは、近隣に設置された受信装置1及び同一機種の受信装置1のリストであるから、選択したリスト中から更に送信先の受信装置1を選択せずに、登録されたすべての受信装置1に送信先を決定するようにしてもよい。
なお、受信装置1は他の受信装置1との間で、受信異常検知情報、受信正常情報及び受信障害情報の三種類の情報を送受信する。
例えば、ある特定のチャンネルにおいて地理的に近い場所に設置された受信装置1からの受信異常検知情報(分類コード:C)を大量に受信した場合は、当該地域を放送エリアとする放送事業者2の基幹局送信設備3や中継局送信設備4などの異常が考えられる。 また、BSデジタル放送の全チャンネルにおいて地理的に近い場所に設置された受信装置1からの受信異常検知情報(分類コード:B)を大量に受信した場合は、当該地域において降雨減衰が発生している可能性が考えられる。
なお、ステップS110の処理は、後記するステップS111以降の処理と並行して実行するようにしてもよい。
ここで、受信障害情報の送信先の受信装置1として、受信異常検知情報を送信してきた受信装置1のみとし、受信正常情報を送信してきた受信装置は送信先に含めないことで、正常に放送を受信している視聴者が、情報の提示によって放送プログラムの視聴が妨げられることはない。
なお、ステップS114の処理とステップS113の処理は、実行する順序を入れ替えてもよいし、並行に実施してもよい。
なお、本実施形態の受信装置1は、受信状態測定手段31aによって、視聴中のチャンネルの受信レベルを定期的に測定して、受信状態情報として受信状態情報記録DB51に蓄積しているため、前記した異常検知時刻と同時刻又は近い時刻に測定された受信状態情報を参照することができる。
なお、当該選局がユーザの視聴を妨げる場合は、処理を保留又は中断するようにしてもよい。また、受信装置1が複数の同種のチューナを搭載している場合には、視聴に使用されているチューナの選局はそのままとし、他のチューナを所望のチャンネルに選局するようにすれば、ユーザの視聴を妨げることなく受信状態の調査をすることができる。
1a、1b、1c、1d 障害が発生した受信装置グループ
2 放送事業者
3 基幹局送信設備
4 中継局送信設備
5 放送衛星
6 受信装置メーカー
7 インターネット
11 地上デジタル放送チューナ
11a 受信アンテナ
12 BS/110度CSデジタル放送チューナ
12a 受信アンテナ
13 OFDM復調手段
14 TC−8PSK復調手段
15 デスクランブラ
16 B−CASカード
17 MPEGデコーダ
18 映像信号処理手段
19 音声信号処理手段
20 ディスプレイ(提示手段)
21 スピーカ(提示手段)
22 時計
23 通信手段
24 制御手段
25 外部機器入出力手段
30 障害情報処理手段
31 受信異常判定手段
31a 受信状態測定手段
31b 選局情報検知手段
31c 受信異常検知手段
31d 受信異常発生源解析手段
31e 受信異常検知情報作成手段
32 受信障害判定手段
32a 通信情報解析手段
32b 受信障害解析手段
32c 受信障害情報作成手段
40 通信情報処理手段
41 送信先決定手段
42 情報送信手段
43 情報受信手段
50 記憶手段
51 受信状態情報記録DB
52 放送休止情報格納手段
53 EPG格納手段
54 属性情報格納手段
55 受信障害情報記録DB
56 受信異常検知情報記録DB
57 受信機リスト格納手段
58 受信障害情報通知先格納手段
59 受信障害対応データ格納手段
101 通信手段
102 受信障害情報蓄積DB
103 受信障害情報合成手段
104 受信障害情報分析手段
105 受信障害情報通知手段
106 外部装置入出力手段
107 ディスプレイ
108 スピーカ
109 障害DB
110 情報表示手段
111 DB検索手段
112 情報入力手段
113 受信状態情報取得要求手段
114 受信状態情報蓄積DB
115 受信障害対応データ蓄積DB
120 放送番組送出装置
130 ホームページ作成装置
140 放送設備障害通信装置
D1 受信状態情報
D2 受信異常検知情報
D3 受信正常情報
D4 受信障害情報
S 受信障害解析システム
X、X1、X2 障害情報収集装置
Claims (9)
- 放送の受信障害が発生したときに受信障害の発生原因を解析する受信装置であって、
放送の受信状態に異常があるか否かを検知して、受信状態に異常があるか否かを示す情報を含む受信異常検知情報を作成する受信異常判定手段と、
他の受信装置のリストを予め格納しておく受信装置リスト格納手段と、
前記他の受信装置との間で前記受信異常検知情報及び前記受信障害情報を通信する通信手段と、
前記受信異常判定手段が他の受信装置から受信異常検知情報を要求される前に受信異常を検知したときには、前記リストに登録された他の受信装置から、当該他の受信装置の受信異常検知情報である他受信異常検知情報を、前記通信手段を介して取得し、前記通信手段を介して他の受信装置から受信異常検知情報を要求されたときには、当該受信装置の受信異常検知情報である自受信異常検知情報を要求元の他の受信装置に前記通信手段を介して送信する通信情報処理手段と、
取得した前記他受信異常検知情報を解析し、異常があることを示す他受信異常検知情報が予め定めた数を超えたときに、前記自受信異常検知情報及び取得した前記他受信異常検知情報を集約した受信障害情報を作成する受信障害判定手段と、
を備え、
前記通信情報処理手段は、前記受信障害情報に基づいて、他の受信装置との間で不足データの送受信を行うことで障害の復旧を行うことを特徴とする受信装置。 - 前記通信情報処理手段は、他の受信装置に受信異常検知情報を要求して他受信異常検知情報を取得した場合にのみ、前記受信障害判定手段が作成した受信障害情報を、当該受信障害情報を収集する障害情報収集装置に前記通信手段を介して送信することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
- 前記受信装置リスト格納手段は、当該受信装置が設置された位置を含む所定の地域内に設置された他の受信装置のリストである位置情報依存受信装置リストを予め格納し、
前記受信異常判定手段が他の受信装置から受信異常検知情報を要求される前に受信異常を検知したときには、前記通信情報処理手段は、前記位置情報依存受信装置リストに登録された他の受信装置から他受信異常検知情報を、前記通信手段を介して取得することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の受信装置。 - 前記受信障害判定手段は、取得した当該他受信異常検知情報を解析し、異常があることを示す他受信異常検知情報が予め定めた数を超えたときに、前記自受信異常検知情報及び取得した前記他受信異常検知情報を集約した受信障害情報を作成するとともに、前記通信情報処理手段は、当該受信障害情報を受信障害が発生した位置の受信装置に関する受信障害情報を収集する障害情報収集装置に前記通信手段を介して送信することを特徴とする請求項3に記載の受信装置。
- 前記受信装置リスト格納手段は、当該受信装置と同じ機種の他の受信装置のリストである機種依存受信装置リストを予め格納し、
前記受信異常判定手段が他の受信装置から受信異常検知情報を要求される前に受信異常を検知したときには、前記通信情報処理手段は、前記機種依存受信装置リストに登録された他の受信装置から他受信異常検知情報を、前記通信手段を介して取得することを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の受信装置。 - 前記受信障害判定手段は、取得した当該他受信異常検知情報を解析し、異常があることを示す他受信異常検知情報が予め定めた数を超えたときに、前記自受信異常検知情報及び取得した前記他受信異常検知情報を集約した受信障害情報を作成するとともに、前記通信情報処理手段は、当該受信障害情報を受信障害が発生した機種の受信装置に関する受信障害情報を収集する障害情報収集装置に前記通信手段を介して送信することを特徴とする請求項5に記載の受信装置。
- 前記通信情報処理手段は、前記受信異常判定手段により受信状態の異常を検出した際に、前記他受信異常検知情報に基づいて、受信が正常な他の受信装置が保持している障害復旧のためのデータを取得することを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の受信装置。
- 前記通信情報処理手段は、前記受信障害情報を収集する障害情報収集装置から、障害の発生していない他の受信装置の情報を取得し、当該他の受信装置から、前記障害復旧のためのデータを取得することを特徴とする請求項7に記載の受信装置。
- 前記受信異常を検知したとき又は前記受信障害を解析したときに、それぞれ受信異常を検知した旨又は受信障害の解析内容を提示する提示手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項8の何れか一項に記載の受信装置。
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