JPH11102811A - ロータリアクチュエータ - Google Patents
ロータリアクチュエータInfo
- Publication number
- JPH11102811A JPH11102811A JP27952397A JP27952397A JPH11102811A JP H11102811 A JPH11102811 A JP H11102811A JP 27952397 A JP27952397 A JP 27952397A JP 27952397 A JP27952397 A JP 27952397A JP H11102811 A JPH11102811 A JP H11102811A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- coil
- magnetic field
- coils
- magnetic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electromagnets (AREA)
Abstract
アクチュエータを、回転トルクを落とす事なく、小型か
つ低コストで実現する。 【解決手段】 互いに極性の異るマグネット5と6を、
非磁性体7を介して、回転方向に配列してロータを形成
する。このロータを挟むように、ロータの両側に、各々
1個のコイル1と2を固定配置する。今、コイル1、2
にAの方向の磁界が発生すると、マグネット6が発生す
る磁界Cによって、マグネット6は、コイル1、2の中
心から図の右方向にはじき出される力が働く。一方、マ
グネット5は自己が発生する磁場Bによって、コイル
1、2の中心へ引き込まれる力が働く。これによってロ
ータは図の右方向に回転する。又、コイル1、2の極性
を反転すると、マグネットには前述と逆の力が働き、ロ
ータは前と反対方向に回転する。
Description
エータの構造に関するものである。
ータの動作原理を示す概念図である。ロータを構成する
マグネット5を挟んで、一方の側にコイル1と3がマグ
ネット5の回転方向に固定配置されている。又、他方の
側にもコイル2と4が同様に固定配置されている。 (2)
る磁界の方向は矢印Aの方向である。この時、4つのコ
イル1〜4に通電して、コイル1、2、に発生する磁界
の方向をB、コイル3、4、に発生する磁界の方向をC
の様にする。
1、2の間からはじき出される力が働き、コイル3、4
間に吸引される力が働く。
る電流の向きを反対にすると、前述とは逆の作用によ
り、マグネット5はコイル3、4側からコイル1、2側
に回転する。
事により、ロータのマグネット5を正転、逆転する事が
出来る。
ロータリアクチュエータの構造図であり、(a)は正面
図、(b)は側面図、(c)はA−A断面図、(d)は
B−B断面図である。
ル配列においては、初期動作において、コイル1、2に
よる磁場からマグネット5がはじき出される力が働く
が、コイル3、4の磁場によっては、マグネット5が吸
引される力はほとんど働かない。
要求される場合には、この様なコイル配列は効率が悪く
不具合である。
を解決して、効率的に高速動作を行 (3) う事が出来るロータリアクチュエータを、回転トルクを
落とすことなく、小型かつ低コストで実現する事を目的
とする。
界と吸引磁界を作る2組のコイルを設けるのではなく、
一組のコイルが発生する磁界に対して、ロータ側に、反
発磁界と吸引磁界の両方を発生する2つの磁石を、逆極
性に配列した事を特徴とする。
コイルと、このコイルの磁力線の方向に直角に永久磁石
が対向配置され、かつ回転自在に置かれたロータと、コ
イルとロータを覆って磁気回路を形成する磁性体のケー
スと、ロータの回転方向に直角にロータに固着され、か
つ、ケースより突き出た非磁性体のシャフトとから成る
ロータリアクチュエータにおいて、コイルは、ロータと
対向する少なくとも一方の面に1個配置され、ロータに
は、非磁性体を介して少なくとも2個の永久磁石を逆極
性に、かつ回転方向に配置し、コイルが発生する磁力線
の方向と同一方向の磁力線を発生する永久磁石の反発磁
力と、コイルが発生する磁力線の方向と逆方向の磁力線
を発生する永久磁石の吸引磁力とによって、ロータが回
転することを特徴とするロータリアクチュエータであ
る。尚、コイルは、ロータを挟んで対向する両面に各々
1個ずつ配置してもよい。
タの動作原理を示す概念図である。ロータを挟んで2つ
のコイル1、2が対向配置されている。ロータには、互
いに極性の異るマグネット5と6が、非磁性体7を介し
て固着され、ロータと一体構成されている。
A、マグネット5による磁界の方向をB、マグネット6
による磁界の方向をCとする。 (4)
は、コイル1、2の中心から図の右方向にはじき出され
る力が働き、マグネット5にはコイル1、2の中心に引
き込まれる力が働く。これにより、ロータは図の右方向
に回転する。
ると、ロータに前述と逆方向の回転力が働き、ロータは
図示の位置に戻り、結果的にロータを正転、逆転する事
が出来る。
に比べて、コイルスペースを大きく取りやすく、又、コ
イル1、2の磁場はマグネット6をはじき出してマグネ
ット5を引き込むという一連の動作を無駄なく行う事が
出来る。又、コイルを逆極性にすれば逆回転方向につい
ても同様の効果がある。
の構造図であり、(a)は正面図、(b)は断面図、
(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図である。
事により、コイルのインダクタンスは小さくなり高速応
答にも寄与する。さらに高い磁場を発生させる事が出来
るので、回転トルクも大きくする事が出来る。さらに、
コイル磁場は無駄なく、初期加速度に寄与する事が出来
る。
を示す概念図。
で、(a)は正面図、(b)は側 (5) 面図、(c)はA−A断面図、(d)はB−B断面図で
ある。
示す概念図。
(a)は正面図、(b)は側面図、(c)はA−A断面
図、(d)はB−B断面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 固定されたコイルと、前記コイルの磁力
線の方向に直角に永久磁石が対向配置され、かつ回転自
在に置かれたロータと、前記コイルと前記ロータを覆っ
て磁気回路を形成する磁性体のケースと、前記ロータの
回転方向に直角に前記ロータに固着され、かつ前記ケー
スより突き出た非磁性体のシャフトとから成るロータリ
アクチュエータにおいて、 前記コイルは、前記ロータと対向する少なくとも一方の
面に1個配置され、前記ロータには、非磁性体を介して
少なくとも2個の永久磁石を逆極性に、かつ回転方向に
配置し、 前記コイルが発生する磁力線の方向と同一方向の磁力線
を発生する永久磁石の反発磁力と、前記コイルが発生す
る磁力線の方向と逆方向の磁力線を発生する永久磁石の
吸引磁力とによって、前記ロータが回転することを特徴
とするロータリアクチュエータ。 - 【請求項2】 請求項1記載のロータリアクチュエータ
において、 前記コイルは、前記ロータを挟んで対向する両面に各々
1個ずつ配置されている事を特徴とするロータリアクチ
ュエータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27952397A JPH11102811A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ロータリアクチュエータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27952397A JPH11102811A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ロータリアクチュエータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11102811A true JPH11102811A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17612218
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27952397A Pending JPH11102811A (ja) | 1997-09-26 | 1997-09-26 | ロータリアクチュエータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11102811A (ja) |
-
1997
- 1997-09-26 JP JP27952397A patent/JPH11102811A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06225508A (ja) | 永久磁石ブラシレストルクアクチュエータ | |
JP2008512977A (ja) | 磁気回転装置 | |
US6897595B1 (en) | Axial flux motor with active flux shaping | |
CA2347608C (en) | Actuator capable of revolving | |
JPS6139839A (ja) | トルクモ−タ | |
JPH10210720A (ja) | 回転電機およびその回転電機を用いた発電機並びに電動機 | |
JPH11102811A (ja) | ロータリアクチュエータ | |
JPH0511788U (ja) | 磁力回転装置 | |
JPH07143710A (ja) | 電動機 | |
JP2008054374A (ja) | 磁気駆動機構 | |
JPS5822938B2 (ja) | 可逆回転モ−タ | |
JPH10290558A (ja) | マグネチックsrモータ | |
JPH02246762A (ja) | リニアモータ | |
JP3223209U (ja) | マグネット駆動機構 | |
JP2009165343A (ja) | 磁力駆動装置とそれを応用した磁力回転装置、磁力円弧駆動装置、磁力直線駆動装置、磁力振動装置、磁力スピーカー | |
JPH11136927A (ja) | 回転装置 | |
JPH11262239A (ja) | 磁力回転装置 | |
JPH07240311A (ja) | ロ−タリソレノイド | |
JPS58224553A (ja) | 磁力回転装置 | |
JP3045935B2 (ja) | 永久磁石型ステッピングモータ | |
JP4446402B2 (ja) | 直流電動機 | |
JPH0591710A (ja) | スイング動作用リニアモータ | |
JP2019122218A (ja) | モーターの高回転および高トルク出力を非常に簡易な方法で実現すると共にコギング・トルクを無くしスムーズで静かなモーター回転を実現する | |
JPH0866000A (ja) | 永久磁石回転機 | |
JPS62166765A (ja) | 磁石モ−タ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060925 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20061004 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061128 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20070112 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070509 |