JP3223209U - マグネット駆動機構 - Google Patents
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Abstract
【課題】電磁石を使用する事なく、永久磁石のみで回転出力を生み出すことが出来るマグネット駆動機構を提供する。【解決手段】回転軸に永久磁石1の第1の保持体と吸引体を連結する、その2つの間に伝磁体第2保持体5を組み込み、その第2保持体は課題に固定する、その機構により永久磁石の磁力を受けた伝磁体は反対面で吸引体切り欠け部を引きつける。一方永久磁石が伝磁体より離れると伝磁体は磁力を失う。その磁力を失った伝磁体3から吸引体切り欠け部は無力で伝磁体から離れられ、その結果吸引体は伝磁体に引きつけられる力を回転軸に伝えられ、回転軸6に回転出力が生まれ、回転軸出力は永久磁石のみで回転出力を発生させることが出来る。【選択図】図4
Description
本考案は、マグネットのみで駆動出力する、マグネット駆動機構に関するものである。
従来からマグネットを用いた駆動機構である種々のモーターが提案されている、例えば特許文献1には、電磁石を回転させることなく小さな入力電力で回転し、発熱等のトラブルや騒音のない高効率のマグネットモーターが開示されている、以下に特許文献1のマグネットモーターについて述べる。
特許文献1に記載されている図1は、特許文献1のマグネットモーター1の構成を示した分解斜図である、マグネットモーター1の回転ドラムは、内枠板2、2及び外枠板3、3に回転自在に軸交された回転軸5と、回転軸5に固定され、回転軸5と共に回転する一対の円盤6、6により構成されている、円盤6は内枠板2と外枠板3の間の空間内にあり、その互いに対面するそれぞれの面上には、永久磁石のN極7とS極7が交互に90度の等角度間隔を置いて設置されている、そして、一方の円盤6の面上のN極7とS極7は、他方の円盤6の面上のそれらと逆の極性となるように設置されている。
内枠板2、2には、鉄心8を有する3個の電磁石9が回転ドラムの回転軸5と平行に固定されている、回転軸5を中心とする同心円上にある円盤6上の永久磁石の各極7と同様に、電磁石9の鉄心8は該同心円上で互いに120度の等角間隔を置いて配置され、円盤6の永久磁石の各極7と所定の間隔を有して設置されている。
電磁石9のN極及びS極を、電磁石9の極性と回転ドラムの円盤6の永久磁石7の極性のバランスが取れる数メーター秒手前で間欠的に変更することで、極性間の反発と吸引作用によって、マグネットモーター1の回転ドラムは時計方向に回転する。
しかし、上記したマグネットモーター1では、電磁石9の極性を切り替えるための電気的な回路が必要であり、また依然として電磁石を利用しているためモーターを回転させるための電源が必要である。
本考案は、以上の課題に着目して成されたもので、電磁石を使用することなく永久磁石のみで回転出力することができるマグネット駆動機構を提供することを目的とする。
永久磁石を組み込んだ第1の保持体と、前記永久磁石の磁力を伝える伝磁体を組み込んだ第2の保持体と、前記伝磁体の磁力により引きつけられる円盤の形をした吸引体と、前記第1の保持体と、前記吸引体が連結し回転する回転軸と、前記第2の保持体を固定する架台と、前記永久磁石と前記伝磁体及び前記吸引体の磁力関係で、前記回転軸に回転出力を発生させることを特徴とする、マグネット駆動機構。
前記吸引体円盤には、外周部より中心部に向け、切り欠け部をつける事により、伝磁体に引きつけられる面が形成される、又前記第2の保持体の前記回転軸通過部には空間をつけ、前記架台に固定する。
本考案によれば、電磁石を使用する事なく、永久磁石のみで回転出力を生み出せる事が出来る、マグネット駆動機構を提供することが出来る。
以下、本考案の実施形態を図1〜図9にもとづいて説明する。
図1は、永久磁石1に、鉄2が引きつけられ、又離れた時の磁石に対し鉄の垂直移動エネルギー図である、(イ)は磁石に鉄が引きつけられる前の状態図、(ロ)は磁石に鉄が引きつけられた状態図で、その時の引きつけられるエネルギーをプラスG1とする、(ハ)は磁石から鉄が離れ、引きつけられる前の位置に戻った図で、その時のエネルギーをマイナスG2とすると、プラスG1とマイナスG2の和は、プラス、マイナス、ゼロでプラスのエネルギーは発生しない。
図2は、永久磁石1に、鉄2が引きつけられ、又離れた時の磁石に対し鉄の水平方向移動エネルギー図で、この場合も前記図1と同じく、G1とG2のエネルギーの和はプラス、マイナス、ゼロでプラスエネルギーは発生しない。
図3において、永久磁石1と、鉄2の間に磁石の磁力を受け、その磁力で鉄を引きつける。伝磁体3を磁石と鉄の間に位置し、さらに伝磁体は磁力を受けても動かないよう固定されていることとし、又永久磁石と鉄の移動は同一方向としさらに移動距離は同一とする、以上の構成により図の(イ)〜(ニ)の移動により伝磁体に吸引される鉄の吸引体にプラスのエネルギーが発生するメカニズムを説明する、(イ)は、伝磁体は磁石と対面し、磁石の磁力を受け、反対面で鉄を吸引する寸前の図、(ロ)は、伝磁体は磁石の磁力を受け、その磁力により鉄2のA面が伝磁体に引きつけられた状態図で、その時の引きつけられるエネルギーをプラスG1とする。(ハ)は、磁石は伝磁体より離れ鉄2のB面が離れた図で、その時のエネルギーをマイナスG2とすると、マイナスG2は磁力を失った伝磁体から離れるためマイナスG2はゼロである、その結果(イ)〜(ニ)のサイクルを1サイクルとすると1サイクル中(ロ)において発生するプラスG1の力が発生する、又磁石が伝磁体と対面する時の引きつけられるエネルギーと、離れる時の引き戻そうとするエネルギーは、プラス、マイナス、ゼロと考える、以上の結果、永久磁石と鉄の吸引体の間に、固定された伝磁体を設ける事により、吸引体にはプラスのエネルギーを発生させることが出来る、本考案は、この原理をもとに構成されたものである。
図2は、永久磁石1に、鉄2が引きつけられ、又離れた時の磁石に対し鉄の水平方向移動エネルギー図で、この場合も前記図1と同じく、G1とG2のエネルギーの和はプラス、マイナス、ゼロでプラスエネルギーは発生しない。
図3において、永久磁石1と、鉄2の間に磁石の磁力を受け、その磁力で鉄を引きつける。伝磁体3を磁石と鉄の間に位置し、さらに伝磁体は磁力を受けても動かないよう固定されていることとし、又永久磁石と鉄の移動は同一方向としさらに移動距離は同一とする、以上の構成により図の(イ)〜(ニ)の移動により伝磁体に吸引される鉄の吸引体にプラスのエネルギーが発生するメカニズムを説明する、(イ)は、伝磁体は磁石と対面し、磁石の磁力を受け、反対面で鉄を吸引する寸前の図、(ロ)は、伝磁体は磁石の磁力を受け、その磁力により鉄2のA面が伝磁体に引きつけられた状態図で、その時の引きつけられるエネルギーをプラスG1とする。(ハ)は、磁石は伝磁体より離れ鉄2のB面が離れた図で、その時のエネルギーをマイナスG2とすると、マイナスG2は磁力を失った伝磁体から離れるためマイナスG2はゼロである、その結果(イ)〜(ニ)のサイクルを1サイクルとすると1サイクル中(ロ)において発生するプラスG1の力が発生する、又磁石が伝磁体と対面する時の引きつけられるエネルギーと、離れる時の引き戻そうとするエネルギーは、プラス、マイナス、ゼロと考える、以上の結果、永久磁石と鉄の吸引体の間に、固定された伝磁体を設ける事により、吸引体にはプラスのエネルギーを発生させることが出来る、本考案は、この原理をもとに構成されたものである。
図4は、図3の原理のもとに、永久磁石1を組み込んだ第1の保持体と、吸引体2の間に、伝磁体3を組み込んだ第2の保持体5を組み入れて架台8に固定し、第1保持体と吸引体を回転軸6に連結した、磁極の片側を斜視した図である。
図5は、図4の永久磁石1、伝磁体3、吸引体2の角度位置図で(イ)は伝磁体3−2に、永久磁石1が対面する寸前図で、一方永久磁石1は、3−1から離れる寸前図で吸引体2は伝磁体3−2に接近する状態図、(ロ)は伝磁体3−2に永久磁石1が対面し伝磁体3−2に磁力をあたえながら平行移動し、吸引体2は伝磁体3−2に吸引された状態で、その時プラスG1の回転力が発生し、一方3−1では磁力を失った伝磁体3−1から無力で離れる、その時のマイナスG2はゼロなので、(ハ)では吸引体によりプラスG1の回転力が生まれる、図5において(イ)〜(ハ)を1サイクルとし、次なるサイクルは、回転方向先の3−3の伝磁体により行われる。
図6のマグネット駆動機構100において、1は永久磁石、2は吸引体、3は伝磁体で永久磁石1の第1保持体4は回転軸6に連結され、吸引体2も回転軸に連結される、その時伝磁体3との回転時の摩擦を防止するため、第1保持体と吸引体との間にスキマリング10を間にして最小限の伝磁体とのスキマを保持する。
回転軸6はベアリング12で受けられ軸受7により架台8に固定される、又永久磁石の両側にある伝磁体の間隔を保持するため、スキマ板9と接続板11で連結され、又ベアリングはベアリング押え13で押えられる。
図7は、永久磁石1と第1保持体の組図で、この場合は永久磁石数は4個で45度の等間隔とし、磁石の大きさ、磁石心の半径R1、R2、R3、L、Hは出力に応じて決める。
図8は、吸引体2で円盤外周より中心に向け切り欠けをつけ、吸引面A、離れ面Bをつくる、R2は永久磁石図7より少し大きく、R3は少し小さくする、Lは伝磁体の吸引力に耐えうる厚さとする。
図9は、伝磁体3と第2保持体の組図で、R1は図7と同じくし、角度は45度の等間隔とし、個数は8個とする、又本機構では上記45度としたが、機械の大きさ、出力等の条件により他の角度や個数にしても良い。
本機構は、1サイクル45度角である、その内有効出力角度は吸引体が吸引される15度角なので、空白の30度角を有効角とするためには本機構成を回転軸上にあと2つ必要である。その2つを設けた場合全角度が有効出力角度となるため、組立中に回転軸に回転出力が発生する、そのため回転軸上に3つの機構を設けた場合は回転軸に制御用のブレーキを取りつける必要がある。
マグネット駆動機構を利用し、発電又は直接動力として利用出来る。特に発電に関しては、外部エネルギーを必要とせず、今後の研究開発により出力アップ、製作コスト削減など大幅に改良できると考えられ、実用化の可能性が高く将来的に有望と思える。
1 永久磁石
2 吸引体
3 伝磁体
4 第1の保持体
5 第2の保持体
6 回転軸
7 軸受
8 架台
9 スキマ板
10 スキマリング
11 接続板
12 ベアリング
13 ベアリング押え
100 マグネット駆動機構
100B マグネット駆動機構正面図
2 吸引体
3 伝磁体
4 第1の保持体
5 第2の保持体
6 回転軸
7 軸受
8 架台
9 スキマ板
10 スキマリング
11 接続板
12 ベアリング
13 ベアリング押え
100 マグネット駆動機構
100B マグネット駆動機構正面図
Claims (5)
- 永久磁石を組み込んだ第1の保持体と、前記永久磁石の磁力を伝える伝磁体を組み込んだ第2の保持体と、前記伝磁体の磁力により引き付けられる円盤の形をした吸引体と、前記第1の保持体と前記吸引体が連結し回転する回転軸と、前記第2の保持体を固定する架台と前記永久磁石と前記伝磁体及び前記吸引体の磁力関係で前記回転軸に回転出力を発生させることを特徴とするマグネット駆動機構。
- 前記第1の保持体、及び前記第2の保持体を保持する材料は非磁性体であることを特徴とする請求項1記載のマグネット駆動機構。
- 前記第2の保持体は、前記回転軸の通過部には、空間をもたせ前記架台に固定する事を特徴とする請求項1又は2記載のマグネット駆動機構。
- 前記吸引体円盤には、外周部より中心部に向け切り欠け部をつけることにより、伝磁体に引きつけられる面が形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のマグネット駆動機構。
- 前記第1の保持体と、前記吸引体を、前記回転軸に連結し、その2つの間に前記伝磁体を前記架台に固定することにより、前記永久磁石の磁力を前記伝磁体が受け、その磁力により前期吸引体が前記伝磁体にひきつけられる一方向の回転力を発生させる構成であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の項記載のマグネット駆動機構。
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JP2019002613U JP3223209U (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | マグネット駆動機構 |
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JP2019002613U JP3223209U (ja) | 2019-06-27 | 2019-06-27 | マグネット駆動機構 |
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JP2018225925 Continuation | 2018-11-01 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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2019
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