JPH11102392A - クレジットカード発行システム及び認証システム - Google Patents

クレジットカード発行システム及び認証システム

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JPH11102392A
JPH11102392A JP26257097A JP26257097A JPH11102392A JP H11102392 A JPH11102392 A JP H11102392A JP 26257097 A JP26257097 A JP 26257097A JP 26257097 A JP26257097 A JP 26257097A JP H11102392 A JPH11102392 A JP H11102392A
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Application number
JP26257097A
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English (en)
Inventor
Hironobu Shishido
広信 宍戸
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Tsubasa System Co Ltd
Original Assignee
Tsubasa System Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 申込の資格を証明する証明書等を用いて、人
による審査の作業を介在させることなく申込者の認証が
行われる認証システム等を提供することである。 【解決手段】 申込装置1は、身分証明書の画像を表す
証明書画像データを信販会社サイト2に送信し、クレジ
ットカード発行の申込を行う。信販会社サイト2は、証
明書画像データを信用情報センタ3に送信し、当該身分
証明書の認証を要求する。信用情報センタ3は、当該身
分証明書の特徴情報の文字認識を行って当該身分証明書
が真正であると判別し、更に名義人の記載位置の文字認
識により特定された名義人が信用の供与に適すると判別
すると、認証が成功したと判別する。そして、信販会社
サイト2は、認証が成功し、当該名義人が未だクレジッ
トカードの発行を受けておらず、かつ信用の供与に適す
ることを確認すると、クレジットカードの発行を決定
し、クレジットカード発行装置4がクレジットカードを
発行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、認証システムに
関し、特に契約の締結の際に認証を行う認証システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、クレジットカードの発行の申
込などを受け付ける無人契約機が存在する。このような
無人契約機を用いて契約の締結を行う手法は、例えば、
特開平5−73584と、特開平9−185656とに
開示されている。
【0003】特開平5−73584に開示されている手
法においては、コントロール端末から送信されてくる制
御指令等が、カラーCRT(陰極線管)タッチパネル等
からなる指令手段を介して顧客に与えられる。そして、
ファクシミリ等からなる顧客データ取得送信手段が、顧
客に関する顧客データを取得して、コントロール端末に
送信する。
【0004】特開平9−185656に開示されている
手法においては、通信装置がコントロール端末を受信し
て、テレビ画面を含む指令手段を介して顧客に指令を送
る。そして、ファクシミリ等からなるデータ取得手段が
顧客データを取得して、通信装置がコントロール端末に
顧客データを送る。コントロール端末側の担当者が顧客
データを確認すると、コントロール端末から通信装置を
介してカード発行機にカード発行の指示が送られ、カー
ドが発行される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−7
3584及び特開平9−185656に開示された上述
の各技術においては、顧客データの審査は、コントロー
ル端末側にいる担当者によって行われる。このため、カ
ードの発行等の契約の締結に人が介在し、契約締結の過
程を自動化することができない結果、省力化を図ること
が困難となる。また、このような手法による場合、契約
締結に要する時間の長さは人による顧客データの確認作
業の速度に依存するため、契約締結の効率の向上が困難
となる。更に、このような手法による場合、必ずしも契
約について利害関係を有しない者が契約の締結に介在す
るため、顧客のプライバシーが保護されにくい。
【0006】以上の問題を解決する手法としては、例え
ば、特開平7−121621や、特開平9−16682
に開示された手法が考えられる。
【0007】特開平7−121621の手法において
は、クレジットカード発行の担当者が顧客より顧客を識
別する情報を得て、得られた情報を第1の情報処理装置
に入力し、第2の情報処理装置が当該顧客の信用度を調
べて、調べた結果を第1の情報処理装置に回答する。回
答結果に基づき、クレジットカード発行を可とすると
き、第1の情報処理装置は、当該顧客の情報を登録し
て、クレジットカード発行を可とする表示を行う。そし
て、担当者によりクレジットカードが手渡される。この
ため、顧客の信用度の調査の過程には、人の作業は必ず
しも介在しない。
【0008】特開平9−16682の手法においては、
ペン入力タブレット装置等を用いて顧客が入力したキイ
情報が第1のシステムの処理装置に供給される。第1の
システムの処理装置は、当該キイ情報をキイとして、人
物の氏名、住所等の情報を格納する顧客特定情報ファイ
ルを検索して、該当する顧客の情報を回答するよう、第
2のシステムの処理装置に依頼する。第2のシステムの
処理装置は、該当する顧客の情報を第1のシステムの処
理装置に回答し、第1のシステムの処理装置の側では、
回答結果に基づいて契約の締結の可否を判別し、可とす
るとき、印字装置に契約書を印刷させる。このため、顧
客の情報の検索には、人の作業は必ずしも介在しない。
【0009】しかし、特開平7−121621の手法に
よった場合は顧客の識別情報を得るときに人の作業が介
在し、また、特開平9−16682の手法によった場合
は回答結果に基づいて契約の締結の可否を判断する際
に、人の作業が介在する。このため、これらの手法で
は、契約の締結に契約当事者以外の者が介在することか
ら生じる問題を解決することができない。
【0010】また、特開平7−121621の手法にお
ける顧客の識別情報や、特開平9−16682の手法に
おけるキイ情報は、顧客がその内容を知れば入力できる
ので、当該識別情報及びキイ情報は、当該識別情報又は
キイ情報が示す者と顧客が同一人であることを証明する
ものではない。このため、このような手法では、取引の
安全を保護することができない。
【0011】顧客の情報が契約当事者以外の者に渡らな
いという点では、特開平9−62827に開示されてい
る手法が考えられる。この手法は、運転免許証の画像を
ディジタル画像情報として取り込み、該ディジタル画像
情報から文字相当部分を抽出してコード情報に変換し、
データベース化して記憶するものである。
【0012】この手法においては、OCR(Optical Ch
aracter Reader)を用いて文字認識を行うことにより、
運転免許証に含まれる個人情報が、人の作業を介在させ
ることなく収集される。しかし、この手法は、個人情報
の収集を行うものであって、当該個人情報を提示した者
の認証を行うものではない。
【0013】この発明は上記実状に鑑みてなされたもの
で、申込の資格を証明する証明書等を用いて、人による
審査の作業を介在させることなく申込者の認証が行われ
る認証システム、特に、クレジットカード発行システム
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明の第1の観点にかかるクレジットカード発
行システムは、名義人を特定する情報を有する証明書の
情報を読み取り、読み取った内容を示す証明書情報とク
レジットカードの発行を要求する発行要求とを送信する
発行申請手段と、人の信用情報を保持するデータベース
を備え、前記データベースより、前記クレジットカード
の発行を申請する申請者に関する前記信用情報を索出し
て送信する認証手段と、前記発行申請手段と前記認証手
段とにネットワークを介して接続され、前記発行申請手
段からの前記発行要求に応答し、前記証明書情報により
特定される前記名義人に関する前記信用情報の供給を前
記認証手段に要請し、前記認証手段から送信されて来た
前記名義人に関する前記信用情報に基づき、前記クレジ
ットカードの発行を承認するための条件を満たすか否か
を判別し、前記条件を満たす場合には発行を承認し、前
記条件を満たさない場合には発行を拒否する信用供与手
段と、前記信用供与手段にネットワークを介して接続さ
れ、前記信用供与手段が前記クレジットカードの発行を
承認した場合に前記クレジットカードを発行し、拒否し
た場合に、所定の拒否の通知を行う発行手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0015】このようなクレジットカード発行システム
によれば、前記クレジットカードを発行するか否かは、
前記認証手段が供給する、当該証明書の名義人に関する
前記信用情報に基づいて決定される。このため、クレジ
ットカード発行の可否の決定の過程から、人による審査
の作業が排除される。そして、例えば、当該証明書が本
人に直接交付されるものであり、他人により容易に取得
されないものであれば、当該証明書の名義人に他人がな
りすます危険が排除される。
【0016】前記発行申請手段と前記信用供与手段の少
なくとも一方は、例えば、前記証明書の画像から、該証
明書の名義人を特定する手段を含むことにより、前記証
明書の名義人の情報を取得する。
【0017】前記発行申請手段は、前記名義人の信用取
引上の信用度に関連する補足情報を入力して前記信用供
与手段に供給する手段を備え、前記信用供与手段は、前
記信用情報及び前記補足情報に基づき、前記クレジット
カードの発行を承認するか否かを判別する手段を含むも
のであってもよい。これにより、前記クレジットカード
を発行するか否かは、前記信用情報に加え、前記補足情
報にも基づいて決定される。このため、クレジットカー
ド発行の審査が厳重になり、取引の安全が図られる。
【0018】前記発行申請手段と前記発行手段は、複数
の店頭の店頭サイトにそれぞれ配置され、前記信用供与
手段はクレジットカード発行会社のサイトに配置され、
前記認証手段は、信用調査会社のサイトに配置され、前
記複数の店頭サイトと、前記クレジットカード発行会社
のサイトと前記信用調査会社のサイトは、ネットワーク
を介して接続されているものであれば、クレジットカー
ド発行の目的で好適に稼働される。
【0019】各前記信用供与手段は、顧客の信用取引上
の信用度を前記認証手段に通知し、前記認証手段は、前
記通知の内容より、前記申請者の信用取引上の信用度の
情報を得て、その情報に基づき、前記申請者に発行する
前記クレジットカードによる取引における信用度を決定
して、決定された前記信用度を前記信用供与手段に通知
し、前記信用供与手段は、前記認証手段より通知された
前記信用度に照らして相当と判別される額の取引を行う
ための前記クレジットカードの発行を承認するものであ
ってもよい。これにより、前記信用供与手段は、前記申
請者の信用取引上の信用度に応じた額が利用限度等とし
て設定されたクレジットカードの発行を承認する。
【0020】また、この発明の第2の観点にかかる認証
システムは、申込手段と、信用供与手段と、認証手段と
を備え、前記申込手段は、証明書に記載された、前記証
明書の名義人を特定する情報を含むデータを前記信用供
与手段に供給する手段を備え、前記信用供与手段は、前
記データを前記認証手段に供給する手段を備え、前記認
証手段は、信用の供与の可否を決定するための信用情報
を記憶する信用情報記憶手段と、前記信用情報記憶手段
に記憶されている前記信用情報を検索して、前記データ
により特定される前記名義人に関する前記信用情報を索
出し、索出された前記信用情報を前記信用供与手段に供
給する通知手段とを備え、前記信用供与手段は更に、前
記通知手段より供給された前記信用情報に基づき、前記
名義人に信用を供与するか否かを判別して、判別結果を
外部に通知する手段を備える、ことを特徴とする。
【0021】このような認証システムによれば、信用を
供与するか否かは、申込の資格を証明する証明書等を用
いて決定される。そして、信用を供与するか否かは、当
該証明書の有効性のいかんにより決定されるので、信用
を供与するか否かの決定の過程から、人による審査の作
業が排除される。そして、例えば、当該証明書が本人に
直接交付されるものであり、他人により容易に取得され
ないものであれば、当該証明書の記載事項により特定さ
れる名義人に他人がなりすます危険が排除される。
【0022】前記信用供与手段は、前記信用情報を前記
認証手段に供給する手段を備えるものとすれば、信用を
供与するか否かは、前記信用供与手段が独自に保持する
情報に基づいても決定される。
【0023】前記認証システムは、前記名義人に信用を
供与する旨の通知を取得して、前記名義人に供与された
信用を化体する証書を発行する手段を更に備えるものと
すれば、信用の供与があったことの証拠が作成される。
【0024】前記認証手段は、前記データのうち、前記
名義人を特定する記載事項にあたる部分に含まれる文字
情報を抽出して、当該文字情報が表す前記名義人を特定
する手段を備えることにより、前記データにより特定さ
れる前記名義人の情報を取得してもよく、また、前記申
込手段は、前記証明書の記載面を表す画像より、前記名
義人を特定する記載事項にあたる部分に含まれる文字情
報を抽出して、前記文字情報を含む前記データを前記信
用供与手段に供給する手段を備えることにより、前記デ
ータにより特定される前記名義人の情報を取得してもよ
い。
【0025】前記申込手段は、前記申込手段の操作者に
より提示された自己申告情報を前記信用供与手段に供給
する手段を備え、前記信用供与手段は、前記自己申告情
報に基づいて、前記名義人に信用を供与するか否かを判
別する手段を備えるものであってもよい。これにより、
信用を供与するか否かは、前記自己申告情報にも基づい
て決定される。
【0026】この場合、前記信用供与手段は、前記自己
申告情報に関連する補足情報を外部より取得し、前記自
己申告情報及び前記補足情報に基づいて、前記名義人に
信用を供与するか否かを判別する手段を備えるものとす
れば、前記自己申告情報に加え、操作者により提示され
たものでない、前記自己申告情報に関連する情報にも基
づいて、信用を供与するか否かが決定される。
【0027】前記認証手段は、前記データが、真正な前
記証明書が有する特徴を表しているか否かを判別して、
前記特徴を表していないと判別されたとき、前記データ
により特定される前記名義人に信用を供与することが認
められない旨を前記信用供与手段に通知する手段を備
え、前記信用供与手段は、前記名義人に信用を供与する
ことが認められない旨の通知を前記認証手段より取得し
たとき、前記名義人に信用を供与しない旨の前記判別結
果を外部に通知する手段を備えるものであってもよい。
これにより、前記データにより前記名義人を特定する前
に、前記データが特定の種類の証明書の特徴を有するも
のであるか否かが判別され、前記証明書の認証の処理が
効率化され、また、認証が厳重に行われる。
【0028】前記認証手段は、前記データにより特定さ
れた前記名義人が真正な名義人であるか否かを判別し、
真正な名義人でないと判別したとき、当該名義人に信用
を供与することが認められない旨を前記信用供与手段に
通知する手段を備え、前記信用供与手段は、当該名義人
に信用を供与することが認められない旨の通知を前記認
証手段より取得したとき、前記名義人に信用を供与しな
い旨の前記判別結果を外部に通知する手段を備えるもの
とすれば、偽造等された前記証明書により不正に信用の
供与を受ける者が出現する危険が排除される。
【0029】前記信用供与手段は、既に信用の供与を受
けている者のリストを記憶し、前記データにより特定さ
れた前記名義人が該リストに登録されているか否かを判
別する手段を備え、前記名義人が前記リストに登録され
ていると判別されたとき、前記名義人に信用を供与しな
い旨の前記判別結果を外部に通知する手段を備えるもの
とすれば、同一人に二重に信用が供与される事態等が防
止される。
【0030】前記認証手段は、特定の種類の証明書の特
徴を有する前記データにより前記名義人を特定し、前記
信用供与手段は、前記データが前記特定の種類の証明書
の特徴を有するものであるか否かを判別して、前記特徴
を有すると判別されたとき、当該データを、当該種類の
証明書の特徴を有する前記データにより前記名義人を特
定する前記認証手段に供給する手段を備えるものであっ
てもよい。これにより、複数の前記認証手段が互いに異
なる種類の前記証明書の認証を行う場合には、認証を要
求する先の前記認証手段を、前記信用供与手段が選択す
るので、前記証明書の認証の処理が効率化される。
【0031】前記認証手段は、前記信用情報に基づいて
前記名義人に供与し得る信用の程度を決定し、決定結果
を前記信用供与手段に通知する手段を備え、前記信用供
与手段は、当該信用供与手段が前記信用の程度に照らし
て相当と判別する額以下の取引について、前記名義人に
信用を供与する旨の通知を行う手段を備えるものであっ
てもよい。これにより、前記名義人には、前記名義人に
供与し得る信用の程度に応じた内容の信用の供与が行わ
れる。
【0032】前記通知手段は、前記信用情報記憶手段に
記憶された信用情報に基づき、前記データにより特定さ
れる前記名義人に信用を供与することが認められるか否
かを判別して、判別結果を前記信用供与手段に通知する
手段を備え、前記信用供与手段は、前記名義人に信用を
供与することが許される旨の通知を受信したとき、前記
名義人に信用を供与する旨の通知を行う手段を備えるも
のであってもよい。これにより、前記信用供与手段によ
る審査をまつまでもなく信用の供与が拒否されるべき理
由のある前記名義人は、前記認証手段より予め信用の供
与を拒否される。
【0033】この場合、前記信用情報は、例えば、信用
の供与が認められない者を表す欠格者情報を含む。
【0034】前記申込手段は、前記データを供給する対
象の前記信用供与手段を選別する手段を備えるものとす
れば、例えば、複数の前記信用供与手段が互いに異なる
条件の下に信用を供与する場合、前記申込手段により、
信用の供与を申し込む対象の前記信用供与手段が選択さ
れる。
【0035】前記申込手段は、前記証明書のサイズの情
報を、前記証明書であるとして提示された物体の画像を
表す画像データから抽出し、当該サイズが、前記認証手
段による判別の対象となる証明書のサイズと実質的に一
致するか否かを判別して、一致すると判別されたとき、
前記データを前記信用供与手段に供給する手段を備える
ものであってもよい。これにより、前記証明書が前記認
証手段により認証される可能性の有無が前記申込手段に
よって予め審査されるので、前記証明書の認証の処理が
効率化される。
【0036】また、この発明の第3の観点にかかる認証
システムは、申込手段と、承諾手段と、認証手段とを備
え、前記申込手段は、個人を特定する情報を前記承諾手
段に供給する手段を備え、前記承諾手段は、前記情報を
前記認証手段に供給する手段を備え、前記認証手段は、
前記情報が有効に当該個人を特定するものであるか否か
を判別して、判別結果を前記承諾手段に通知する手段を
備え、前記承諾手段は更に、前記情報が有効に前記個人
を特定するものであると判別されたとき、前記個人が特
定されたことを外部に通知する手段を備える、ことを特
徴とする。
【0037】このような認証システムによれば、前記個
人の特定がなされるか否かは、前記個人を特定する情報
を用いて決定される。そして、特定がなされるか否か
は、当該情報の有効性のいかんにより決定されるので、
特定がなされるか否かの決定の過程から、人による審査
の作業が排除される。そして、例えば、当該情報が他人
により容易に提示されないものであれば、当該情報の示
す者に他人がなりすます危険が排除される。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態にか
かる認証システムを、身分証明書により自己の身分を証
明した申込者に信用を供与してクレジットカードを発行
するための無人契約システムを例として説明する。
【0039】(第1の実施の形態)図1は、この発明の
第1の実施の形態にかかる無人契約システムの物理的構
成を示す。図示するように、この無人契約システムは、
申込装置1と、信販会社サイト2と、信用情報センタ3
と、クレジットカード発行装置4と、企業情報データベ
ース5とより構成される。
【0040】申込装置1は、申込者が、信販会社サイト
2の運営主体である信用販売会社等にクレジットカード
の発行を申し込むためのものであり、商店の店頭等に配
置される。申込装置1は、スキャナ11と、キーボード
12と、主記憶部13と、外部記憶部14と、表示部1
5と、制御部16とを備える。
【0041】スキャナ11は、申込者が提示した身分証
明書の記載面を読み取り、読み取った画像のデータを、
制御部16に出力する。キーボード12は、申込者等に
よる指示入力に用いられ、押下されたキーを表す情報
を、制御部16に出力する。
【0042】主記憶部13は、RAM(ランダムアクセ
スメモリ)等からなり、制御部16の作業領域として用
いられる。外部記憶部14は、ハードディスク装置等か
らなり、後述する申込プログラム51を記憶し、制御部
16の指示に従って、申込プログラム51のプログラム
コードを制御部16に出力する。
【0043】表示部15は、CRT(陰極線管)、LC
D(液晶ディスプレイ)等からなり、後述するように、
制御部16の指示に従い、申込者に対する指示、通知等
を表示する。制御部16は、CPU等からなり、後述す
る申込プログラム51を実行する。
【0044】信販会社サイト2は、申込装置1を用いて
なされたクレジットカード発行の申込を受け付けて、ク
レジットカード発行を承諾するか否かを決定するもので
あり、主記憶部21と、制御部22と、外部記憶部23
と、キーボード24と、表示部25とを備える。
【0045】主記憶部21は、RAM等からなり、制御
部22の作業領域として用いられる。外部記憶部23
は、ハードディスク装置等からなる。外部記憶部23
は、後述する承諾プログラム52及び顧客リスト63を
記憶し、また、制御部22が申込装置1から受信する後
述の証明書画像データ61を一時記憶する。そして、外
部記憶部23は、制御部22の指示に従い、証明書画像
データ61及び顧客リスト63に含まれるデータと、承
諾プログラム52のプログラムコードとを、制御部22
に出力する。制御部22は、CPU等からなり、承諾プ
ログラム52を実行する。キーボード24及び表示部2
5は、申込装置1のキーボード12及び表示部15と実
質的に同一のものであり、キーボード24は、押下され
たキーを表す情報を制御部22に出力し、表示部25
は、制御部22の指示に従って、信販会社サイト2の管
理者等に対する指示、通知等を表示する。
【0046】信用情報センタ3は、申込者が提示した身
分証明書が真正なものであるか否かを認証して、認証結
果を信販会社サイト2に通知するためのものであり、主
記憶部31と、制御部32と、外部記憶部33とを備え
る。
【0047】主記憶部31は、RAM等からなり、制御
部32の作業領域として用いられる。外部記憶部33
は、ハードディスク装置等からなり、身分証明書の有効
性を判定するために用いられる後述の信用情報リスト6
2と、後述する認証プログラム53を記憶する。そし
て、制御部32の指示に従い、信用情報リスト62に含
まれるデータと、認証プログラム53のプログラムコー
ドとを、制御部32に出力する。制御部32は、CPU
(中央処理ユニット)等からなり、認証プログラム53
を実行する。
【0048】クレジットカード発行装置4は、信販会社
サイト2の指示に従ってクレジットカードを発行するた
めのもので、申込装置1に隣接して配置される。クレジ
ットカード発行装置4は、表示部41と、印字部42
と、主記憶部43と、外部記憶部44と、制御部45と
を備える。
【0049】表示部41は、CRT、LCD等からな
り、後述するように、制御部45の指示に従い、申込者
に対する指示、通知等を表示する。印字部42は、エン
ボッサ(圧印加工機)及び磁気ヘッド等からなり、制御
部45の指示に従って、クレジットカードの印字を行
い、また、クレジットカードの磁気ストライプ部分への
情報の記録を行う。
【0050】主記憶部43は、RAM等からなり、制御
部45の作業領域として用いられる。外部記憶部44
は、ハードディスク装置等からなり、後述するクレジッ
トカード発行プログラム54を記憶し、制御部45の指
示に従って、クレジットカード発行プログラム54のプ
ログラムコードを制御部45に出力する。制御部45
は、CPU等からなり、後述するクレジットカード発行
プログラム54を実行する。
【0051】企業情報データベース5は、人を雇用する
法人等について、資本金、収支の状況等の財務情報を記
憶するデータベースであり、信販会社サイト2に接続さ
れ、信販会社サイト2の指示に従って、財務情報を信販
会社サイト2に供給する。
【0052】この無人契約システムは、論理的には、図
2に示すように、申込プログラム51と、承諾プログラ
ム52と、認証プログラム53と、クレジットカード発
行プログラム54と、証明書画像データ61と、信用情
報リスト62と、顧客リスト63と、クレジットカード
書式データ64と、申告データ65とより構成される。
【0053】申込プログラム51は、申込装置1の制御
部16により実行されるプログラムであり、外部記憶部
14に記憶される。申込プログラム51は、後述するよ
うに、申込者が提示した身分証明書より証明書画像デー
タ61を抽出して信販会社サイト2に送信し、クレジッ
トカード発行の申込を行う処理を制御する。
【0054】承諾プログラム52は、信販会社サイト2
の制御部22により実行されるプログラムであり、外部
記憶部23に記憶される。承諾プログラム52は、後述
するように、申込装置1より証明書画像データ61を受
信して、信用情報センタ3に身分証明書の認証を要求
し、認証結果及び顧客リスト63の内容に基づいて、申
込を承諾するか否かを決定し、決定結果をクレジットカ
ード発行装置4に出力する処理を制御する。
【0055】認証プログラム53は、信用情報センタ3
の制御部32により実行されるプログラムであり、外部
記憶部33に記憶される。認証プログラム53は、後述
するように、信販会社サイト2からの身分証明書の認証
の要求を受けて、信用情報リスト62の内容と、信販会
社サイト2から入力した証明書画像データ61とに基づ
き、当該身分証明書を認証するか否かを判別して、認証
結果を信販会社サイト2に通知する処理を制御する。
【0056】クレジットカード発行プログラム54は、
クレジットカード発行装置4の制御部45により実行さ
れるプログラムであり、外部記憶部44に記憶される。
クレジットカード発行プログラム54は、後述するよう
に、信販会社サイト2より、申込を承諾するか否かの決
定結果を受信し、この決定結果に従って、クレジットカ
ードの発行の指示又は発行拒否の通知を行う処理を制御
する。
【0057】証明書画像データ61は、申込者が提示し
た身分証明書の記載面の画像を表すデータであり、例え
ば、身分証明書の記載面の少なくとも一部のビットマッ
プである。証明書画像データ61は、申込プログラム5
1の処理により生成され、信販会社サイト2に送信され
る。
【0058】信用情報リスト62は、各種の身分証明書
について、各々の身分証明書のサイズの情報と、記載面
の特徴を示す情報(以下、特徴情報と呼ぶ)と、各特徴
情報の記載位置の情報と、当該身分証明書の名義人の情
報の記載位置の情報と、人の信用レベルの情報とを格納
するリストである。信用情報リスト62は、信用情報セ
ンタ3の管理者等により予め作成され、信用情報センタ
3の外部記憶部33に予めインストールされ、後述の通
りに用いられる。
【0059】信用情報リスト62に含まれる情報のう
ち、特徴情報は、具体的には、例えば、運転免許証のサ
イズの情報と、「公安委員会」等の文字の大きさ及びフ
ォントなどの情報である。名義人の情報の記載位置の情
報と、免許を受けている者の氏名、生年月日などの記載
位置を示す情報である。
【0060】信用レベルは、各人に供与し得る信用の度
合いを表す数値であり、例えば、各人が行った信用取引
について、月平均の信用取引額、過去の一定の期間(例
えば、過去6ヶ月間)の信用取引額累計、滞納額、未払
額等の情報等に基づき、所定の手法により予め算定され
ている。具体的には、例えば、各人の過去6ヶ月の月平
均信用取引額から、現在の滞納額を差し引いた額を、各
人の信用レベルの値とする。
【0061】顧客リスト63は、信販会社サイト2の運
営主体からクレジットカードの発行を受けている者を特
定する情報(例えば、氏名、生年月日等、身分証明書の
名義人の情報と実質的に同一のもの)を格納するリスト
である。顧客リスト63は、信販会社サイト2の外部記
憶部23に格納され、承諾プログラム52の処理におい
て、後述の通りに用いられ、また、内容が更新される。
【0062】クレジットカード書式データ64は、クレ
ジットカード発行装置4が発行するクレジットカードに
印字される各文字、図形及び印字位置の情報を含み、こ
の情報は、信販会社サイト2から通知される情報を印字
する位置の情報を含む。また、クレジットカード書式デ
ータ64は、クレジットカードの磁気ストライプ部分に
記録される各データの順序及びデータ型の情報も含み、
この情報は、信販会社サイト2から通知される情報を記
録する順序の情報を含む。
【0063】申告データ65は、申込者の勤務先、当該
勤務先における役職名、連絡先電話番号等の情報からな
り、申込装置1のキーボード12を用いて申込者等によ
り入力され、申込装置1より信販会社サイト2に送信さ
れ、後述の通りに用いられる。
【0064】(第1の実施の形態の動作)次に、この無
人契約システムの動作を、図3〜図6のフローチャート
を参照して説明する。以下説明する動作では、身分証明
書の画像を表すデータが申込装置1から信販会社サイト
2に送られ、クレジットカード発行の申込がなされる。
そして、信用情報センタ3が、信販会社サイト2の要求
を受けて、申込者が提示した身分証明書が真正なもので
あるか否かについての認証を行い、認証結果が信販会社
サイト2に通知され、またその名義人の信用レベルの情
報があれば、信用レベルも通知される。真正な身分証明
書を提示した申込者が、信販会社サイト2の運営主体よ
りクレジットカードの発行を受けておらず、また、通知
された信用レベル及び申込者が申告した情報からみて、
申込者に信用を供与するに十分であると判別されると
き、クレジットカードの発行が決定され、決定の結果が
クレジットカード発行装置4に通知される。クレジット
カード発行装置4は、当該申込者に、クレジットカード
を発行する。
【0065】(申込プログラムの処理)申込装置1の制
御部16は、起動すると、申込プログラム51を読み込
んで、図3に示す申込プログラムの処理を開始する。処
理を開始すると、制御部16は、表示部15に、クレジ
ットカード発行の申込を促す画像の表示を指示して、申
込の開始の指示がキーボード12より供給されるのを待
機する(ステップS101)。
【0066】キーボード12から申込の開始の指示が供
給されると、制御部16は、信販会社サイト2の制御部
22に、信販会社サイト2との接続を要求する信号を発
する(ステップS102)。制御部22がこの信号を受
信し、制御部16との間の接続処理を行って、接続完了
の通知を制御部16に送信すると、制御部16はこの通
知を受信する(ステップS103)。
【0067】この通知を受信した制御部16は、表示部
15に、身分証明書をスキャナ11にセットすることを
促す画像の表示を指示する。そして、身分証明書のセッ
トが完了したことを通知する入力がキーボード12より
供給されるのを待機する(ステップS104)。
【0068】身分証明書のセットが完了した旨の通知が
キーボード12より供給されると、制御部16は、スキ
ャナ11に、画像の読み取りを指示する。スキャナ11
はセットされた身分証明書の記載面の画像を読み取り、
記載面のビットマップを生成し、制御部16に出力する
(ステップS105)。
【0069】身分証明書の記載面のビットマップを入力
した制御部16は、そのビットマップを、主記憶部13
に格納する。そして、制御部16は、そのビットマップ
を解析して、スキャナ11にセットされた身分証明書の
四隅の位置にあたるデータを特定する(ステップS10
6)。四隅の位置が特定されると、制御部16は、ステ
ップS105で得られたビットマップのうち、特定され
た四隅に囲まれる領域にあたるデータ(すなわち、読み
込まれた身分証明書にあたる部分のデータ)を抽出する
ことにより、証明書画像データ61を生成する(ステッ
プS107)。
【0070】証明書画像データ61を生成すると、制御
部16は、信販会社サイト2の制御部22に、クレジッ
トカード発行の申込を表す信号を送り、次いで、証明書
画像データ61を送信する(ステップS108)。
【0071】証明書画像データ61の送信が完了する
と、制御部16は、表示部15に、申告データ65の入
力を促す画像の表示を指示する(ステップS109)。
表示部15は、その指示に従った画像を表示する。
【0072】キーボード12を用いて、申告データ65
が制御部16に供給されると(ステップS110)、制
御部16は、その申告データ65を信販会社サイト2の
制御部22に送信する(ステップS111)。申告デー
タ65の送信が終了すると、制御部16は信販会社サイ
ト2との接続を終了して(ステップS112)、申込の
処理を終了する。
【0073】以上説明したステップS101〜S112
の処理により、身分証明書の画像を表すデータ及び申込
者の勤務先等のデータが申込装置1から信販会社サイト
2に送られ、クレジットカード発行の申込がなされる。
【0074】(承諾プログラム及び認証プログラムの処
理)一方、信販会社サイト2の制御部22は、信販会社
サイト2が起動すると、承諾プログラム52を読み込ん
で、図4に示す承諾プログラムの処理を実行する。処理
が始まると、制御部22は、申込装置1の制御部16か
ら、申込装置1との接続を要求する信号が送られるのを
待機する(ステップS201)。接続を要求する信号が
制御部16から送られると、制御部22は、制御部16
との間の接続を行い、接続完了の通知を制御部16に行
う。そして、制御部22は、制御部16から、クレジッ
トカード発行の申込を表す信号が送信されるのを待機す
る(ステップS202)。
【0075】また、信用情報センタ3の制御部32は、
信用情報センタ3が起動すると、認証プログラム53を
読み込んで、図5に示す認証プログラムの処理を実行す
る。処理が始まると、制御部32は、信販会社サイト2
の制御部22から、信販会社サイト2との接続を要求す
る信号が送られるのを待機する(ステップS301)。
接続を要求する信号が制御部22から送られると、制御
部32は、制御部22との間の接続を行い、接続完了の
通知を制御部22に行う。そして、制御部32は、制御
部22から、身分証明書の認証を要求する信号が送信さ
れるのを待機する(ステップS302)。
【0076】そして、信販会社サイト2にクレジットカ
ード発行の申込を表す信号が送信されると、制御部22
は、この信号と、この信号に続いて送信される証明書画
像データ61及び申告データ65を受信し、両者を外部
記憶部23に格納する(ステップS203)。そして、
制御部22は、信用情報センタ3の制御部32に、信用
情報センタ3との接続を要求する信号を発する(ステッ
プS204)。
【0077】制御部32が、信用情報センタ3との接続
を要求する信号を受信し、制御部22との間の接続処理
を行って、接続完了の通知を制御部22に送信すると、
制御部22はこの通知を受信する(ステップS20
5)。通知を受信した制御部22は、身分証明書の認証
を要求する信号を制御部32に送信し、次いで、ステッ
プS203で受信した証明書画像データ61を外部記憶
部23より読み出して制御部32に送信する(ステップ
S206)。これにより、信販会社サイト2から信用情
報センタ3に、証明書画像データ61が示す身分証明書
の認証の要求が行われる。認証を要求した制御部22
は、制御部32から認証結果の情報が送られるのを待機
する(ステップS207)。
【0078】一方、身分証明書の認証を要求する信号が
送信されると、制御部32は、この信号と、この信号に
続いて送信される証明書画像データ61とを受信し、証
明書画像データ61を主記憶部31に格納する(ステッ
プS303)。次に、制御部32は、主記憶部31に格
納された証明書画像データ61を解析して、証明書画像
データ61が示す画像のサイズを取得する(ステップS
304)。そして、制御部32は、当該画像のサイズの
値をキーとして、信用情報リスト62を検索し、書面の
サイズが、所定の判別条件(例えば、「短辺及び長辺の
長さの誤差がいずれも1%以内」等)の下で当該画像の
サイズと一致する身分証明書の種類を索出する(ステッ
プS305)。
【0079】次に、制御部32は、ステップS305
で、上述の判別条件に合致する身分証明書の種類が索出
されたか否かを判別する(ステップS306)。そし
て、索出されなかったと判別されたとき制御部32は、
処理をステップS313に移す。索出されたと判別され
たとき、制御部32は、信用情報リスト62のうち、索
出された種類の身分証明書の情報を格納するレコードか
ら、その種類の身分証明書の特徴情報と、特徴情報の記
載位置の情報とを読み出す(ステップS307)。そし
て、証明書画像データ61のうち、当該記載位置にあた
る部分を読み出し、読み出した部分について文字認識を
行って、当該部分に含まれる文字情報を抽出する(ステ
ップS308)。
【0080】次に、制御部32は、抽出された文字列
が、ステップS307で読み出された特徴情報と一致す
るか否かを判別する(ステップS309)。ステップS
309において、当該文字列と当該特徴情報が一致する
と判別されると、制御部32は、証明書画像データ61
が表す画像が、ステップS305で索出した種類の真正
な身分証明書の画像であると判断し、処理をステップS
314に移す。
【0081】一致しないと判別されると、制御部32
は、証明書画像データ61を主記憶部31から読み出
し、読み出した証明書画像データ61が示す画像を倒立
させた画像を表すデータを生成する(ステップS31
0)。そして、制御部32は、生成されたデータを証明
書画像データ61と実質的に同一に扱って、ステップS
308と実質的に同一の処理を行い(ステップS31
1)、抽出された文字列が、ステップS307で読み出
された特徴情報と一致するか否かを判別する(ステップ
S312)。
【0082】ステップS312において、当該文字列と
当該特徴情報が一致すると判別されると、制御部32
は、証明書画像データ61が表す画像が、ステップS3
05で索出した種類の真正な身分証明書の画像であると
判断し、処理をステップS314に移す。一致しないと
判別されると、制御部32は、認証の失敗を示す情報を
制御部22に送り(ステップS313)、処理をステッ
プS319に移す。
【0083】ステップS314において、制御部32
は、ステップS305で索出された種類の身分証明書に
ついて、その名義人を特定する情報の記載位置の情報
を、信用情報リスト62から読み出す。そして、制御部
32は、証明書画像データ61又はステップS310で
生成された倒立画像のデータのうち、ステップS314
で読み出された記載位置にあたる部分について文字認識
を行い、当該部分に含まれる名義人の情報を抽出する
(ステップS315)。
【0084】次に、制御部32は、抽出された文字情報
をキーとして信用情報リスト62を検索し、当該名義人
の信用レベルの情報があるか否かを判別する(ステップ
S316)。そして、制御部32は、当該名義人の信用
レベルの情報がないと判別されると、処理をステップS
318に移し、当該信用レベルの情報があると判別され
ると、当該信用レベルの情報を読み出して制御部22に
送り(ステップS317)、処理をステップS318に
移す。
【0085】ステップS318において、制御部32
は、制御部22にステップS315で読み出した名義人
の情報を送る。そして、制御部32は、制御部22に、
信販会社サイト2との接続の終了を通知した後、接続を
終え(ステップS319)、認証の処理を終了する。
【0086】以上説明したステップS301〜S319
の処理により、申込者が提示した身分証明書が真正なも
のであるか否かが判別され、信販会社サイト2に通知さ
れる。また、当該身分証明書の名義人の信用レベルの情
報があるときは、その信用レベルの情報も、信販会社サ
イト2に通知される。
【0087】一方、ステップS207において、身分証
明書の認証結果の情報の待機を開始した信販会社サイト
2の制御部22は、信用情報センタ3の制御部32よ
り、認証結果の情報と、当該身分証明書の名義人の情報
と、当該名義人の信用レベルの情報とを受信し、主記憶
部21に格納する(ステップS208)。
【0088】次に、制御部22は、クレジットカード発
行装置4の制御部45に、クレジットカード発行装置4
との接続を要求する信号を発する(ステップS20
9)。制御部45がこの信号を受信し、制御部22との
間の接続処理を行って、接続完了の通知を制御部22に
送信すると、制御部22はこの通知を受信する(ステッ
プS210)。
【0089】次に、制御部22は、受信した認証結果の
情報が、認証の成功(すなわち、申込者が提示した身分
証明書が真正なものと判別されたこと)を示すものであ
るか、失敗(すなわち、申込者が提示した身分証明書が
真正なものでないと判別されたこと)を示すものである
かを判別する(ステップS211)。そして、判別の結
果、失敗を表すものであると判別されると、制御部22
は、処理をステップS222に移す。
【0090】ステップS211において、受信した認証
結果の情報が認証の成功を示すものであると判別される
と、制御部22は、受信した認証結果の情報に含まれ
る、身分証明書の名義人の情報をキーとして、顧客リス
ト63を検索する。そして、制御部22は、顧客リスト
63に、当該名義人の情報が含まれているか否かを判別
する(ステップS212)。これにより、当該名義人
が、信販会社サイト2の運営主体よりクレジットカード
の発行を受けている者であるか否かが判別される。
【0091】判別の結果、当該名義人の情報が含まれて
いると判別されると、制御部22は処理をステップS2
22に移し、含まれていないと判別されると、企業情報
データベース5に接続を要求する信号を送る(ステップ
S213)。
【0092】企業情報データベース5が、信用情報セン
タ3との接続を要求する信号を受信し、制御部22との
間の接続処理を行って、接続完了の通知を制御部22に
送信すると、制御部22はこの通知を受信する(ステッ
プS214)。通知を受信した制御部22は、申告デー
タ65に含まれている申込者の勤務先のデータをキーと
して企業情報データベース5を検索し、当該勤務先に関
する情報があるか否かを判別する(ステップS21
5)。
【0093】判別の結果、当該勤務先に関する情報がな
いと判別されると、制御部22は、申告データ65の内
容を表す画像と、信販会社サイト2の管理者にクレジッ
トカード発行の可否の決定を促す画像とを表示させるよ
う、表示部25に指示する(ステップS216)。
【0094】信販会社サイト2の管理者により、表示部
25に表示された申告データ65の内容の審査等が行わ
れ、キーボード24を用いてクレジットカード発行の可
否を表す情報が入力されると、その情報は制御部22に
供給される(ステップS217)。そして、制御部22
は、キーボード24より供給された情報を解析して、ク
レジットカードの発行が許可されたか否かを判別する
(ステップS218)。
【0095】ステップS218において、クレジットカ
ードの発行が許可されたと判別されると、制御部22は
処理をステップS220に移し、許可されなかったと判
別されると、処理をステップS222に移す。
【0096】一方、ステップS215において、申告デ
ータが65が示す勤務先のデータが企業情報データベー
ス5にあると判別されると、制御部22は、当該勤務先
のデータを企業情報データベース5より読み出して、主
記憶部21に格納する。そして、当該勤務先のデータよ
り当該勤務先の財務情報を抽出し、当該財務情報と、ス
テップS208で受信した情報に含まれる信用レベルの
情報とに基づき、所定の判別基準に従って、クレジット
カードの発行を許可するか否かを判別する(ステップS
219)。ステップS219における判別で用いる判別
基準は、例えば、資本金の額又は過去5年間の純益の平
均額が所定の額以上で、且つ、信用レベルの値が所定の
値以上であるとき、クレジットカードの発行を許可す
る、というものでよい。
【0097】ステップS219において、クレジットカ
ードの発行が許可されたと判別されると、制御部22は
処理をステップS220に移し、許可されなかったと判
別されると、処理をステップS222に移す。
【0098】ステップS220で、制御部22は、クレ
ジットカード発行装置4にクレジットカード発行指示の
決定結果を表す信号を送り、更に、決定結果の情報の一
部として、信用情報センタ3より受信した名義人の情報
を送る。クレジットカード発行の指示及び名義人の情報
の送信が終わると、制御部22は、当該名義人の情報を
顧客リスト63に追加して(ステップS221)、処理
をステップS223に移す。
【0099】一方、ステップS222において、制御部
22は、クレジットカード発行拒否の決定結果を表す情
報を制御部45に送る。そして、制御部22は、制御部
45に、クレジットカード発行装置4との接続の終了を
通知した後、接続を終え(ステップS223)、承諾の
処理を終了する。
【0100】以上説明したステップS201〜S223
の処理により、真正な身分証明書を提示した申込者が、
信販会社サイト2の運営主体よりクレジットカードの発
行を受けておらず、且つ申込者の信用度が所定の条件に
合致するとき、クレジットカードの発行が決定され、決
定結果がクレジットカード発行装置4に通知される。
【0101】(クレジットカード発行プログラムの処
理)クレジットカード発行装置4は、起動すると、クレ
ジットカード発行プログラム54を読み込んで、図6に
示す処理を実行する。処理が始まると、クレジットカー
ド発行装置4の制御部45は、信販会社サイト2の制御
部22から、信販会社サイト2との接続を要求する信号
が送られるのを待機する(ステップS401)。
【0102】接続を要求する信号が制御部22から送ら
れると、制御部45は、制御部22との間の接続を行
い、接続完了の通知を制御部22に行う。そして、制御
部45は、制御部22から、決定結果の情報が送信され
るのを待機する(ステップS402)。
【0103】決定結果の情報を受信すると、制御部45
は、決定結果の情報を主記憶部43に格納する(ステッ
プS403)。そして、制御部45は、受信した決定結
果の情報が、クレジットカードの発行を指示するもので
あるか、クレジットカード発行の拒否を表すものである
かを判別する(ステップS404)。
【0104】そして、クレジットカード発行の拒否を表
すものであると判別されると、制御部45は、表示部4
1に、クレジットカードの発行ができない旨の表示を行
うよう指示して、処理を終了する(ステップS40
5)。表示部41は、指示に応答して、クレジットカー
ドの発行ができない旨の表示を行う。
【0105】受信した決定結果の情報が、クレジットカ
ードの発行を指示するものであると判別されると、制御
部45は、外部記憶部44より、クレジットカード書式
データ64を読み出す(ステップS406)。そして、
クレジットカード書式データ64が示す印字位置に、信
販会社サイト2から受信した決定結果の情報に含まれる
名義人の情報のうち所定の情報(例えば、当該名義人の
氏名)を印字し、またその他クレジットカード書式デー
タ64が示す文字、図形等(例えば、発行するクレジッ
トカードの有効期限を示す文字等)を印字するよう、印
字部42に指示する。また、クレジットカード書式デー
タ64が示す順序で、信販会社サイト2から受信した決
定結果の情報に含まれる信用情報その他クレジットカー
ド書式データ64が指定するデータをクレジットカード
の磁気ストライプ部分に記録するよう、印字部42に指
示する(ステップS407)。ステップS407の処理
を終えると、制御部45は、クレジットカード発行プロ
グラムの処理を終了する。印字部42は、制御部45の
指示に応答して、指示に従った内容の文字、図形等を印
字する。
【0106】以上説明したステップS401〜S407
の処理により、真正な身分証明書を提示した申込者に、
クレジットカードが発行される。
【0107】なお、この無人契約システムの構成は、上
述のものに限られない。例えば、外部記憶部14及び4
4の機能を共通のハードディスク装置等が行ってもよ
い。また、表示部15及び41の機能を共通のCRT、
LCD等が行ってもよい。また、主記憶部13及び43
の機能を共通のRAM等が行ってもよい。また、制御部
16及び45の機能を共通のCPU等が行ってもよい。
また、企業情報データベース5の機能を信用情報センタ
3が行ってもよい。
【0108】また、この認証システムは、信販会社等に
よるクレジットカードの発行の目的で用いられる必要は
なく、例えば、クレジットカード発行装置4は、クレジ
ットカードを発行することなく、単に認証に成功した旨
の表示を行ってもよい。また、クレジットカード発行装
置4は、クレジットカードに限らず、例えばキャッシュ
カード、契約書、会員証その他任意のものを発行しても
よいし、認証の成功や申込の承諾を表すデータその他任
意のデータをフロッピーディスク等の記憶媒体に記録し
てもよい。また、クレジットカードには印字を行う必要
はなく、またクレジットカードの磁気ストライプ部分に
情報を記録することも必ずしも必要ではない。磁気スト
ライプ部分に情報を記録しない場合は、クレジットカー
ドには磁気ストライプ部分は不要である。更に、クレジ
ットカード発行装置4は、例えば、シェアウェア等の供
給の申込に応じて、当該シェアウェア等のプログラムコ
ードをダウンロードするようにしてもよい。
【0109】また、申込装置1が申込者からの指示を入
力する際にキーボード12が用いられる必要はなく、例
えば、申込装置1はマウスやタッチパネルを備え、これ
らのマウスやタッチパネルを用いて指示が入力されるよ
うにしてもよい。また、申込装置1は、スキャナ11に
より身分証明書の画像を読み込む必要はなく、ビデオカ
メラ等の任意の撮像装置が用いられてもよい。また、申
込装置1が申告データ65を入力する際にもキーボード
12が用いられる必要はない。例えば、申告データ65
が記入された書面の画像をスキャナ11が読み取り、制
御部16が、読み取った画像を表す画像データから文字
情報を抽出することにより、当該申告データ65を取得
してもよい。
【0110】更に、申込装置1が読み込む対象は身分証
明書等の書面に限られず、指紋、申込者の顔の画像等、
申込者を特定する任意の情報を取得してもよい。そし
て、信用情報センタ3や、信販会社サイト2は、申込者
を特定する任意の情報の認証を行ってよい。
【0111】また、申込装置1の制御部16は、ステッ
プS107の処理で身分証明書の四隅の位置を特定した
後、スキャナ11の読み込んだ身分証明書のサイズが、
申込者の認証に用い得るいずれかの種類の身分証明書の
サイズに実質的に一致するか否かを判別してもよい。例
えば、信用情報センタ3が、運転免許証、健康保険被保
険者証及び旅券のデータを用いた認証を行う場合、制御
部16は、スキャナ11で読み込んだ身分証明書のサイ
ズが、運転免許証、健康保険被保険者証又は旅券のサイ
ズに実質的に一致するか否かを判別するようにすればよ
い。そして、一致すると判別された場合は処理をステッ
プS108に移し、いずれの種類の身分証明書にも一致
しないと判別されたときは、処理を終了するようにして
もよい。
【0112】更に、申込装置1は、例えば、証明書画像
データ61又はその倒立画像のデータのうち、特定の種
類の身分証明書の特徴情報の記載位置にあたる部分に含
まれる文字情報を抽出して、得られた文字列が当該種類
の身分証明書の特徴情報と一致するか否かを判別し、一
致しないと判別されたときは処理を終了するようにして
もよい。そして、一致すると判別された場合、申込装置
1は、クレジットカード発行の申込を行う際に証明書画
像データ61を送信する必要はない。例えば、申込装置
1は、証明書画像データ61又はその倒立画像のデータ
のうち、当該種類の身分証明書の名義人の情報の記載位
置にあたる部分について文字認識を行い、当該部分に含
まれる情報を抽出して、得られた情報を、クレジットカ
ード発行の申込の際、証明書画像データ61に代えて信
販会社サイト2に送るようにしてもよい。
【0113】また、信販会社サイト2は、顧客リスト6
3を備える必要はなく、例えば、認証に成功した申込者
からの申込をすべて承諾するようにしてもよい。また、
信販会社サイト2は、信販会社サイト2の運営主体の側
で特に信用を供与するに適さないと判断した者のリスト
や、企業情報データベース5が記憶するものと実質的に
同一の情報や、その他任意の情報を備えていてもよい。
そして、当該情報を用いて、任意の判別条件により、ク
レジットカードを発行するか否かを決定してよい。
【0114】また、信販会社サイト2の制御部22は、
企業情報データベース5にある情報や外部からの指示を
取得することなくクレジットカード発行の可否を決定し
てもよい。例えば、申告データ65が勤務先の資本金の
データを含み、制御部22は、申告データ65から当該
資本金のデータを抽出して、当該資本金のデータに基づ
いてクレジットカード発行の可否を決定してもよい。
【0115】また、信用情報センタ3は、各種の身分証
明書の真正な名義人(例えば、運転免許証の真正な名義
人は、運転免許を現に受けている者)のリストを記憶し
ていてもよい。そして、身分証明書の名義人の情報を抽
出した後、更に、当該名義人が真正に当該身分証明書の
発給を受けたものであるか否かを判別し、真正に発給を
受けた者でないと判別されたとき、認証が失敗したと判
別するようにしてもよい。
【0116】また、クレジットカード発行装置4が発行
するクレジットカードの種類は1種類である必要はな
く、申込者が複数の種類のクレジットカードのうちから
所望のものを選択するようにしてもよい。また、クレジ
ットカードの発行とは種類の異なるサービス(例えば、
現金の貸付)を選択し得るようにしてもよい。この場
合、証明書画像データ61には、例えば、申込者がキー
ボード12等を用いて選択したクレジットカードの種類
を表す情報が含まれてもよいし、また、信販会社サイト
2がクレジットカード発行装置4に送信する決定結果の
情報にも、申込者が選択したクレジットカードの種類を
表す情報が含まれていてよい。
【0117】また、クレジットカード発行装置4が発行
するクレジットカード等の種類も1種類である必要はな
く、申込者が選択したサービスの種類その他任意の情報
に基づいて複数の種類の書式より選択された書式の書面
が発行されてもよい。
【0118】また、クレジットカード発行装置4は、申
込者を識別する識別番号等、各々のクレジットカード毎
に異なる文字、図形等をクレジットカードに印字した
り、クレジットカードの磁気ストライプ部分に、各々の
クレジットカード毎に異なる情報を記録してもよい。こ
の場合、例えば、信販会社サイト2がクレジットカード
発行装置4に送信する決定結果の情報に、当該文字、図
形等の情報が含まれていてよい。また、クレジットカー
ド発行装置4は、信用情報の内容の全部を印字したり磁
気ストライプ部分に記録したりする必要はなく、例え
ば、信用情報のうち、クレジットカード書式データ64
により指定される情報が印字されたり、磁気ストライプ
部分に記録されたりしてもよい、また、クレジットカー
ド書式データ64は、信販会社サイト2が記憶し、クレ
ジットカードの印字の度にクレジットカード発行装置4
に送信されるようにしてもよい。
【0119】(第2の実施の形態)第1の実施の形態の
無人契約システムでは、申込装置、信販会社サイト、信
用情報センタ及びクレジットカード発行装置の数は、各
1個ずつであった。しかし、申込装置、信販会社サイ
ト、信用情報センタ及びクレジットカード発行装置の機
能を行う要素の数は、いずれも複数であってよい。ま
た、第1の実施の形態の無人契約システムにおいて、信
用レベルの情報は予め信用情報センタ3の管理者等によ
り予め決定されていた。しかし、信用レベルは、この発
明にかかるクレジットカード発行システム又は認証シス
テム自身が算定してもよい。
【0120】以下では、第1の実施の形態における申込
装置、信販会社サイト、信用情報センタ及びクレジット
カード発行装置に相当する機能を行う要素を複数備え、
また、信用レベルを自ら算定する、この発明の第2の実
施の形態にかかる無人契約システムを説明する。
【0121】図7は、この無人契約システムの物理的構
成を示す。図示するように、この無人契約システムは、
信販会社サイト2a〜2cと、信用情報センタ3a、3
bと、企業情報データベース5と、ネットワーク6と、
申込者サイト7a〜7dと、ネットワークアクセス装置
26a〜26c、78a〜78dとより構成される。
【0122】信販会社サイト2a〜2cは、いずれも、
この発明の第1の実施の形態における信販会社サイト2
と実質的に同一の構成を有する。すなわち、信販会社サ
イト2aは、主記憶部21と、制御部22と、外部記憶
部23と、キーボード24と、表示部25とを備え、信
販会社サイト2b、2cは、信販会社サイト2aと実質
的に同一の構成を有する。各信販会社サイト2a〜2c
は、各々に固有のアドレスと対応付けられている。
【0123】また、信用情報センタ3a、3bは、いず
れも、この発明の第1の実施の形態における信用情報セ
ンタ3と実質的に同一の構成を有する。すなわち、信用
情報センタ3aは、主記憶部31と、制御部32と、外
部記憶部33とを備え、信用情報センタ3bは、信用情
報センタ3aと実質的に同一の構成を有する。信用情報
センタ3a、3bは、互いに異なる種類の身分証明書の
認証を行う。例えば、信用情報センタ3aは運転免許証
の認証を行い、信用情報センタ3bは旅券の認証を行
う。
【0124】企業情報データベース5は、第1の実施の
形態におけるものと実質的に同一のものであり、信販会
社サイト2a〜2cに接続されている。
【0125】申込者サイト7a〜7dは、いずれも、第
1の実施の形態における申込装置1及びクレジットカー
ド発行装置4と実質的に同一の機能を行うものである。
申込者サイト7aは、それぞれ、スキャナ71と、キー
ボード72と、主記憶部73と、外部記憶部74と、表
示部75と、印字部76と、制御部77とより構成され
る。そして、申込者サイト7b〜7dは、申込者サイト
7aと実質的に同一の構成を有する。各申込者サイト7
a〜7dは、各々に固有のアドレスと対応付けられてい
る。
【0126】スキャナ71、キーボード72、主記憶部
73、外部記憶部74、表示部75、印字部76及び制
御部77は、第1の実施の形態におけるスキャナ11、
キーボード12、主記憶部13及び43、外部記憶部1
4及び44、表示部15及び41、印字部42、制御部
16及び45と実質的に同一のものである。
【0127】ネットワークアクセス装置26a〜26
c、78a〜78dは、モデム、ターミナルアダプタ等
からなり、信販会社サイト2a〜2cと申込者サイト7
a〜7dとの間を、インターネット等のネットワーク6
を介して接続するために用いられる。ネットワークアク
セス装置26a〜26cは、信販会社サイト2a〜2c
の制御部と、ネットワーク6との間に接続される。ネッ
トワークアクセス装置78a〜78dは、申込者サイト
7a〜7dの制御部とネットワーク6との間に接続され
る。
【0128】この無人契約システムは、論理的には、図
8に示すように、申込プログラム51a〜51dと、承
諾プログラム52a〜52cと、認証プログラム53
a、53bと、クレジットカード発行プログラム54a
〜54dと、信用レベル算定プログラム55a〜55c
と、証明書画像データ61a〜61dと、信用情報リス
ト62a、62bと、顧客リスト63a〜63cと、ク
レジットカード書式データ64a〜64dと、証明書サ
イズリスト66a〜66cとより構成される。
【0129】申込プログラム51a〜51dは、各申込
者サイト7a〜7dの制御部により実行されるプログラ
ムであり、各申込者サイト7a〜7dの外部記憶部に記
憶される。申込プログラム51a〜51dは、後述する
ように、申込者が提示した身分証明書より証明書画像デ
ータ61a〜61dを抽出して信販会社サイト2a〜2
cに送信し、クレジットカード発行の申込を行う処理を
制御する。
【0130】承諾プログラム52a〜52cは、信販会
社サイト2a〜2cの制御部により実行されるプログラ
ムであり、信販会社サイト2a〜2cの外部記憶部に記
憶される。承諾プログラム52a〜52cは、後述する
ように、申込者サイト7a〜7dより証明書画像データ
61a〜61dを受信して、信用情報センタ3a〜3c
に受信した証明書画像データ61a〜61dが示す身分
証明書の認証を要求する処理を制御する。そして、認証
結果及び顧客リスト63a〜63c及び企業情報データ
ベース5の内容に基づいて、申込を承諾するか否かを決
定し、決定結果を申込者サイト7a〜7dに出力する処
理を制御する。
【0131】認証プログラム53a、53bは、信用情
報センタ3a、3bの制御部により実行されるプログラ
ムであり、信用情報センタ3a、3bの外部記憶部に記
憶される。認証プログラム53a、53bは、後述する
ように、信販会社サイト2a〜2cからの要求を受け
て、信用情報リスト62a、62b及び証明書画像デー
タ61a〜61dの内容に基づき、申込者が提示した身
分証明書を認証するか否かを判別して、認証結果を信販
会社サイト2a〜2cに通知する処理を制御する。ま
た、当該身分証明書の認証が成功したときは、当該身分
証明書の名義人の信用レベルを信販会社サイト2a〜2
cに通知する処理を制御する。
【0132】クレジットカード発行プログラム54a〜
54dは、申込者サイト7a〜7dの制御部により実行
されるプログラムであり、申込者サイト7a〜7dの外
部記憶部に記憶される。クレジットカード発行プログラ
ム54a〜54dは、後述するように、信販会社サイト
2a〜2cより、申込を承諾するか否かの決定結果を受
信し、この決定結果に従って、クレジットカードの発行
又はクレジットカード発行拒否の通知を行う処理を制御
する。
【0133】信用レベル算定プログラム55a〜55c
は、信販会社サイト2a〜2cの制御部により実行され
るプログラムであり、信販会社サイト2a〜2cの外部
記憶部に記憶される。信用レベル算定プログラム55a
〜55cは、後述するように、信販会社サイト2a〜2
cの運営主体の顧客(すなわち、信販会社サイト2a〜
2cの運営主体よりクレジットカードの発行を受けてい
る者)の信用レベルを算定して、信用情報センタ3a、
3bに通知する処理を制御する。
【0134】証明書画像データ61a〜61dは、申込
者が提示した身分証明書の記載面の画像と、第1の実施
の形態における申告データ65と実質的に同一の情報
と、クレジットカード発行の申込が行われた申込者サイ
トのアドレスと、申込先の信販会社サイトのアドレスを
表すデータである。証明書画像データ61a〜61d
は、申込プログラム51a〜51dの処理により生成さ
れ、信販会社サイト2a〜2cに送信される。
【0135】信用情報リスト62a、62bは、特定の
種類の身分証明書の特徴情報、各特徴情報の記載位置の
情報、名義人を特定する情報の記載位置の情報、各信販
会社サイト2a〜2cの運営主体の顧客の信用レベルの
情報、及び、信用の供与を受けるに適さない者を特定す
る情報を格納するリストである。信用情報リスト62
a、62bは、信用情報センタ3a、3bの管理者等に
より、予め信用情報センタ3a、3bの外部記憶部に格
納され、認証プログラム53a、53bの処理におい
て、後述の通りに用いられる。
【0136】信用情報リスト62a及び62bが格納す
る、特定の種類の身分証明書の特徴情報、各特徴情報の
記載位置の情報及び名義人を特定する情報の記載位置の
情報は、互いに異なる種類の身分証明書についてのもの
である。例えば、信用情報リスト62aは、運転免許証
を受けている者の氏名、生年月日等の情報と、免許を受
けている者の氏名、生年月日等の記載位置の情報と、
「公安委員会」等の文字及びその記載位置の情報を含
む。また、信用情報リスト62bは、旅券の発給を受け
ている者の氏名及び生年月日等の情報と、旅券の所持者
の氏名、生年月日などの記載位置の情報と、「日本国外
務大臣」等の文字及びその記載位置の情報を含む。そし
て、信用情報リスト62a、62bは、いずれも、信用
を供与するに適さない者の氏名、生年月日の情報を含
む。
【0137】顧客リスト63a〜63cは、信販会社サ
イト2a〜2cの運営主体の顧客を特定する情報(例え
ば、第1の実施の形態におけるものと実質的に同一の情
報)に加え、各顧客の信用レベル、取引状況及び利用限
度額の情報を格納する。顧客リスト63a〜63cは、
信販会社サイト2a〜2cの外部記憶部に格納され、承
諾プログラム52a〜52cの処理において、後述の通
りに用いられる。また、新たな顧客の情報は承諾プログ
ラム52a〜52cの処理において追加される。
【0138】顧客リスト63a〜63cに格納されてい
る信用レベルの情報は、第1の実施の形態におけるもの
と実質的に同一のものであり、後述するように、信用レ
ベル算定プログラム55a〜55cの処理により求めら
れる。取引状況の情報は、例えば、各々の信販会社サイ
トの運営主体が供与した信用を利用した信用取引につい
て、各顧客の月平均の信用取引額、過去の一定の期間
(例えば、過去6ヶ月間)の信用取引額累計、滞納額、
未払額等の情報を含むものである。各顧客の取引状況の
情報は、例えば、信販会社サイト2a〜2cの運営主体
により定期的に更新される。利用限度額は、各顧客が、
各々の信販会社サイトの運営主体が供与した信用を利用
した信用取引の月額の上限を表すものであり、後述する
ように、信用レベル算定プログラム55a〜55cの処
理により求められる。
【0139】クレジットカード書式データ64a〜64
dは、第1の実施の形態におけるクレジットカード書式
データ64と実質的に同一のものである。クレジットカ
ード書式データ64a〜64dは、申込者サイト7a〜
7dの外部記憶部に格納され、クレジットカード発行プ
ログラム54a〜54dの処理において、後述の通りに
用いられる。
【0140】証明書サイズリスト66a〜66cは、各
種の身分証明書のサイズの情報を、各々の種類の身分証
明書の認証を行う信用情報センタを特定する情報と対応
付けて格納するリストである。証明書サイズリスト66
a〜66cは、信販会社サイト2a〜2cの管理者等に
より、予め信販会社サイトの外部記憶部に格納され、承
諾プログラム52a〜52cの処理において、後述の通
りに用いられる。
【0141】(第2の実施の形態の動作)次に、この無
人契約システムの動作を、図9〜図13を参照して説明
する。図9は、申込プログラム51aの処理を示すフロ
ーチャートである。図10は、信用レベル算定プログラ
ム55aの処理を示すフローチャートである。図11
は、承諾プログラム52aの処理を示すフローチャート
である。図12は、認証プログラム53aの処理を示す
フローチャートである。図13は、クレジットカード発
行プログラム54aの処理を示すフローチャートであ
る。
【0142】なお、以下では、理解を容易にするため、
申込プログラム51aの処理、承諾プログラム52aの
処理、認証プログラム53aの処理、クレジットカード
発行プログラム54a及び信用レベル算定プログラム5
5aの処理を説明する。申込プログラム51b〜51d
の処理は、申込プログラム51aの処理と実質的に同一
である。また、承諾プログラム52b、52cの処理
は、承諾プログラム52aの処理と実質的に同一であ
る。また、認証プログラム53bの処理は、認証プログ
ラム53aの処理と実質的に同一である。また、クレジ
ットカード発行プログラム54b〜54dの処理は、ク
レジットカード発行プログラム54aの処理と実質的に
同一である。また、信用レベル算定プログラム55b、
55cの処理は、信用レベル算定プログラム55aの処
理と実質的に同一である。
【0143】(申込プログラムの処理)申込者サイト7
aの制御部77は、起動すると、申込プログラム51a
を読み込んで、図9に示す処理を開始する。処理を開始
すると、制御部77は、表示部75に、クレジットカー
ド発行の申込を促す画像の表示を指示して、申込の開始
の指示がキーボード72より供給されるのを待機する
(ステップS501)。
【0144】キーボード72から申込の開始の指示が供
給されると、制御部77は、ネットワークアクセス装置
78aに、ネットワーク6との接続を指示する(ステッ
プS502)。ネットワークアクセス装置78aは、指
示に従って、制御部77をネットワークに接続する(ス
テップS503)。
【0145】次に、制御部77は、表示部75に、信販
会社の一覧と、申込先の信販会社の選択を促す画像とを
表示するよう指示する。そして、信販会社を選択する入
力がキーボード72より供給されるのを待機する(ステ
ップS504)。
【0146】信販会社が選択されると、制御部77は、
証明書画像データ61aを格納するファイルをオープン
し、当該ファイルの先頭の領域に、選択された信販会社
のアドレスと、送信元のアドレス(すなわち、申込者サ
イト7aのアドレス)をヘッダとして書き込む(ステッ
プS505)。
【0147】次に、制御部77は、第1の実施の形態に
おけるステップS104〜S107と同様にして、身分
証明書の記載面の画像を抽出する(ステップS50
6)。すなわち、制御部77は、身分証明書をスキャナ
71にセットすることを促す画像を表示部75に表示さ
せ、キーボード72よりセット完了の通知があると、ス
キャナ71に身分証明書の画像の読み取りを行わせて、
記載面のビットマップを取得する。そして、そのビット
マップのうち、身分証明書の四隅の位置にあたるデータ
を特定して、その内側のデータを抽出する。そして、制
御部77は、ステップS506で得られたデータを、証
明書画像データ61aを格納するファイルの、ヘッダに
続く領域に書き込む(ステップS507)。
【0148】次に、制御部77は、第1の実施の形態に
おけるステップS109及びS110と同様にして、第
1の実施の形態における申告データ65と実質的に同一
の情報を取得する(ステップS508)。すなわち、制
御部77は、表示部75に、当該情報の入力を促す画像
を表示させ、キーボード72より当該情報を取得する。
そして、制御部77は、ステップS508で得られた当
該情報を、証明書画像データ61aを格納するファイル
の空き領域に書き込む(ステップS509)。これによ
り、証明書画像データ61aが完成する。
【0149】証明書画像データ61aが完成すると、制
御部77は、証明書画像データ61aをネットワーク6
に送出することにより、クレジットカード発行の申込を
行う(ステップS510)。証明書画像データ61aの
送出が完了すると、制御部77は、申込の処理を終了す
る。そして、制御部77は、外部記憶部74よりクレジ
ットカード発行プログラム54aを読み込んで、後述す
るステップS901以下の処理を実行する。
【0150】以上説明したステップS501〜S510
の処理により、身分証明書の画像と、申込者の勤務先等
の情報と、申込先の信販会社サイトと、送信元の申込者
サイトとを表すデータが申込者サイト7aからネットワ
ーク6に送出され、クレジットカード発行の申込がなさ
れる。
【0151】(認証プログラム及び信用レベル算定プロ
グラムの処理)一方、信用情報センタ3aの制御部32
は、信用情報センタ3aが起動すると、認証プログラム
53aを読み込んで、図12に示す処理を実行する。処
理が始まると、制御部32は、信販会社サイト2a〜2
cのいずれかから、接続を要求する信号が供給されるの
を待機する(ステップS801)。
【0152】また、信販会社サイト2aの制御部22
は、信販会社サイト2aが起動すると、信用レベル算定
プログラム55aを読み込んで、図10に示す処理を実
行する。処理が始まると、制御部22は、顧客リスト6
3aにアクセスして、各顧客の取引状況の情報を読み出
す(ステップS601)。そして、読み出した取引状況
の情報に基づいて、所定の手法により、各顧客の信用レ
ベルを求める(ステップS602)。例えば、制御部2
2は、過去6ヶ月の月平均信用取引額から、現在の滞納
額を差し引いた額をそのまま信用レベルの値として算出
する。
【0153】すべての顧客の信用レベルを算出すると、
制御部22は、各顧客について、クレジットカードの新
たな利用限度額を所定の手法(例えば、ステップS60
2で算出された信用レベルの2倍の値を利用限度額とす
る、等の手法)により決定する(ステップS603)。
そして、顧客リスト63aに格納されている利用限度額
の情報を、ステップS603で決定された利用限度額の
値に更新する(ステップS604)
【0154】利用限度額の値が更新されると、制御部2
2は、信用情報センタ3a及び3bの制御部に、信用情
報センタ3a、3bとの接続を要求する信号を発する
(ステップS605)。信用情報センタ3a及び3bの
両方の制御部がこの信号を受信し、制御部22との間の
接続処理を行って、接続完了の通知を制御部22に送信
すると、制御部22はこの通知を受信する(ステップS
606)。
【0155】通知を受信した制御部22は、外部記憶部
23より、ステップS602で算出した各顧客の信用レ
ベルの情報を、信用情報センタ3a、3bの制御部に送
信する(ステップS607)。送信が終了すると、制御
部22は、信用情報センタ3a、3bの制御部に、信用
情報センタ3a、3bとの接続の終了を通知した後、接
続を終え(ステップS608)、信用レベル算定の処理
を終了し、図11に示す承諾プログラム52aの処理に
制御を移す。
【0156】信用情報センタ3aの制御部は、ステップ
S607で送信された各顧客の信用レベルの情報を受信
すると(ステップS802)、信用情報リスト62aに
アクセスする。そして、信用情報リスト62aに含まれ
る各顧客の信用レベルの情報を、ステップS802で受
信した信用レベルの値に更新して(ステップS80
3)、処理をステップS804に移す。
【0157】(承諾プログラムの処理及び認証プログラ
ムの後続の処理)信販会社サイト2aの制御部22が、
承諾プログラム52aの処理を始めると、制御部22
は、ネットワークアクセス装置26aに、ネットワーク
6との接続を指示する。ネットワークアクセス装置26
aは、指示に従って、制御部22をネットワークに接続
する(ステップS701)。そして、制御部22は、ネ
ットワーク6から、自らのアドレスがヘッダとして付さ
れている証明書画像データ61a〜61dのいずれかが
送られるのを待機する(ステップS702)。
【0158】そして、信販会社サイト2aの制御部22
は、証明書画像データ61a〜61dのいずれかを受信
すると、証明書画像データを主記憶部21に格納する
(ステップS703)。
【0159】次に、制御部22は、主記憶部21に格納
された証明書画像データを解析して、当該証明書画像デ
ータが示す画像のサイズを取得する(ステップS70
4)。そして、制御部22は、当該画像のサイズの値を
キーとして、証明書サイズリスト66aを検索し、書面
のサイズが、所定の判別条件(例えば、第1の実施の形
態におけるステップS305と実質的に同一の条件)の
下で当該画像のサイズと一致する身分証明書の種類を索
出する(ステップS705)。
【0160】次に、制御部22は、ステップS705
で、上述の判別条件に合致する身分証明書の種類が索出
されたか否かを判別する(ステップS706)。そし
て、索出されなかったと判別されたとき制御部32は、
処理をステップS721に移す。
【0161】索出されたと判別されたとき、制御部22
は、証明書サイズリスト66aを検索して、ステップS
705で索出された種類の身分証明書の認証を行う信用
情報センタを特定する(ステップS707。以下、理解
を容易にするため、索出されたのは、信用情報センタ3
aであるものとする)。
【0162】そして、制御部22は、索出された信用情
報センタ3aの制御部32に、信用情報センタ3aとの
接続を要求する信号を発する(ステップS708)。制
御部32がこの信号を受信し、制御部22との間の接続
処理を行って、接続完了の通知を制御部22に送信する
と、制御部22はこの通知を受信する(ステップS70
9)。
【0163】通知を受信した制御部22は、外部記憶部
23より、ステップS703で受信した証明書画像デー
タを制御部32に送信することにより、受信した証明書
画像データが示す身分証明書の認証を要求する(ステッ
プS710)。認証を要求した制御部22は、制御部3
2から認証結果の情報が送られるのを待機する(ステッ
プS711)。
【0164】一方、接続を要求する信号が制御部22か
ら送られると、信用情報センタ3aの制御部32は、制
御部22との間の接続を行い、接続完了の通知を制御部
22に行う。そして、制御部32は、制御部22から、
証明書画像データ61a〜61dのいずれかが送信され
るのを待機する(ステップS804)。
【0165】証明書画像データ61a〜61dのいずれ
かを受信すると、制御部32は、受信した証明書画像デ
ータを主記憶部31に格納して(ステップS805)、
信用情報リスト62aから、身分証明書の特徴情報のデ
ータと、当該特徴情報の位置のデータを読み出す(ステ
ップS806)。そして、第1の実施の形態におけるス
テップS308〜S312と同様にして、受信した証明
書画像データ、又は当該証明書画像データが示す画像を
倒立させた画像のデータのうち、特徴情報の位置にあた
る部分から抽出されるデータが、ステップS806で読
み出された特徴情報と一致するか否かを判別する(ステ
ップS807)。
【0166】ステップS807において、当該文字列と
当該特徴情報が一致すると判別されると、制御部32
は、受信した証明書画像データが表す画像が真正な身分
証明書の画像であると判断し、処理をステップS808
に移す。一致しないと判別されると、処理をステップS
811に移す。
【0167】ステップS808において、制御部32
は、当該種類の身分証明書の名義人の情報の記載位置を
表す情報を、信用情報リスト62aから読み出す。そし
て、制御部32は、第1の実施の形態におけるステップ
S314と同様にして、証明書画像データ又はその倒立
画像のデータのうち、ステップS808で読み出した情
報が示す記載位置にあたるデータから名義人の情報を抽
出する(ステップS809)。
【0168】次に、制御部32は、当該名義人の情報を
キーとして信用情報リスト62aを検索し、抽出された
情報が示す名義人が、信用の供与を受けるに適さない者
として登録されているか否かを判別する(ステップS8
10)。判別の結果、登録されていると判別されると、
認証の失敗を示す認証結果の情報を制御部22に送って
(ステップS811)、処理をステップS816に移
す。
【0169】ステップS810において、当該名義人
が、信用情報リスト62aに登録されていないと判別さ
れると、制御部32は、当該名義人の信用レベルの情報
が、信用情報リスト62aに記録されているか否かを判
別する(ステップS812)。
【0170】ステップS812において、当該名義人の
信用レベルの情報が、信用情報リスト62aに記録され
ていないと判別されると、制御部32は、認証結果の情
報として、ステップS809で抽出された当該名義人の
情報及び認証の成功を示す情報を信販会社サイト2aの
制御部22に送る(ステップS813)。そして、制御
部32は、処理をステップS816に移す。
【0171】ステップS812において、当該名義人の
信用レベルの情報が、信用情報リスト62aに記録され
ていると判別されると、制御部32は、当該信用レベル
の情報をすべて読み出す(ステップS814)。そし
て、制御部32は、読み出した信用レベルの値のうち、
最も小さい値を特定して、その値と、ステップS809
で抽出された当該名義人の情報と、認証の成功を示す情
報とを、認証結果の情報として信販会社サイト2aの制
御部22に送る(ステップS815)。そして、制御部
32は、処理をステップS816に移す。
【0172】ステップS816において、制御部32
は、制御部22に、信販会社サイト2aとの接続の終了
を通知した後、接続を終え、認証の処理を終了する。以
上説明したステップS801〜S816の処理により、
申込者が提示した身分証明書が真正なものであるか否
か、また、当該身分証明書の名義人が信用の供与を受け
るに適さない者であるか否かについての認証が行われ、
認証結果が信販会社サイト2aに通知される。
【0173】一方、ステップS711において、認証結
果の情報の待機を開始した信販会社サイト2aの制御部
22は、ステップS807の処理に従って信用情報セン
タ3aより送信された認証結果の情報を受信して主記憶
部31に格納する。
【0174】そして、制御部22は、申込者サイト7a
に送る、クレジットカード発行の可否の決定結果の情報
を格納するファイルをオープンし、そのファイルの先頭
の領域に、申込を行った申込者サイトのアドレス(すな
わち申込者サイト7aのアドレス)と、送信元のアドレ
ス(すなわち信販会社サイト2aのアドレス)とをヘッ
ダとして書き込む(ステップS712)。これにより、
申込者サイト7aに送る決定結果の情報のヘッダとし
て、申込元及び送信元のアドレスが付される。
【0175】次に、制御部22は、受信した認証結果の
情報が、認証の成功を示すものであるか否かを判別する
(ステップS713)。そして、判別の結果、失敗を表
すものであると判別されると、制御部22は、処理をス
テップS721に移す。
【0176】ステップS713において、受信した認証
結果の情報が認証の成功を示すものであると判別される
と、制御部22は、受信した認証結果の情報に含まれ
る、身分証明書の名義人の情報をキーとして、顧客リス
ト63aを検索する。そして、制御部22は、顧客リス
ト63aに、当該名義人の情報が含まれているか否かを
判別する(ステップS714)。
【0177】ステップS714において、当該名義人の
情報が顧客リスト63aに含まれていると判別される
と、制御部22は、処理をステップS721に移す。含
まれていないと判別されると、制御部22は、企業情報
データベース5に接続を要求する信号を送る(ステップ
S715)。
【0178】企業情報データベース5が、信販会社サイ
ト2aとの接続を要求する信号を受信し、制御部22と
の間の接続処理を行って、接続完了の通知を制御部22
に送信すると、信販会社サイト2aは、この信号を受信
する。そして、制御部22は、第1の実施の形態におけ
るステップS215〜S219の処理と実質的に同一の
処理により、申込者へのクレジットカード発行を許可す
るか否かを決定する(ステップS716)。ステップS
716において、クレジットカードの発行が許可された
と判別されると、制御部22は処理をステップS717
に移し、拒否されたと判別されると、処理をステップS
721に移す。
【0179】ステップS717において、制御部22
は、ステップS712で受信した認証の結果の情報に、
信用レベルの情報が含まれているか否かを判別する。
【0180】ステップS717において、信用レベルの
情報が含まれていないと判別されたとき、制御部22
は、信販会社サイト2aにより設定し得る最低額の利用
限度額が設定されたクレジットカードを申込者に発行す
ることを決定する。そして、決定結果の情報を格納する
ファイル上の、送信元のアドレスの情報に続けて、利用
限度額の情報として当該最低額を書き込み(ステップS
718)、処理をステップS725に移す。
【0181】ステップS717において、信用レベルの
情報が含まれていると判別されると、制御部22は、当
該信用レベルの情報を読み出して、値を特定する(ステ
ップS719)。そして、制御部22は、特定された信
用レベルの値が、所定の値(例えば、信販会社サイト2
aの指示により発行されるクレジットカードの利用限度
額の最低額の2倍)を超えているか否かを判別する(ス
テップS720)。
【0182】判別の結果、信用レベルの値が所定の値を
超えていると判別されると、制御部22は、処理をステ
ップS723に移し、超えていないと判別されると、処
理をステップS721に移す。
【0183】ステップS721において、制御部22
は、決定結果の情報を格納するファイル上の、送信元の
アドレスを格納する領域に続けて、クレジットカード発
行の拒否を示す情報を書き込む。そして、制御部22
は、ヘッダ及びクレジットカード発行拒否を示す情報を
ネットワーク6に送出し、ネットワーク6との接続を終
了して(ステップS722)、承諾の処理を終了する。
【0184】一方、ステップS723において、制御部
22は、申込者に発行するクレジットカードの利用限度
額を、所定の手法(例えば、信用情報センタ3aより受
信した信用レベルの値の2倍の値を当該利用限度額とす
る、等の手法)により決定する。そして、制御部22
は、決定結果の情報を格納するファイル上の、送信元の
アドレスを格納する領域に続けて、ステップS723で
決定された利用限度額の情報を書き込み(ステップS7
24)、処理をステップS725に移す。
【0185】ステップS725において、制御部22
は、決定結果の情報を格納するファイル上に格納されて
いるデータの最後尾に続けて、信用情報センタ3aより
受信した認証結果の情報に含まれる名義人の情報を書き
込む。
【0186】そして、制御部22は、ヘッダが付された
名義人及び利用限度額の情報を、決定結果の情報として
ネットワーク6に送信し、送信が終了すると、ネットワ
ーク6との接続を終了する(ステップS726)次に、
制御部22は、顧客リスト63aに当該名義人の情報及
び利用限度額の情報を追加して(ステップS727)、
承諾の処理を終了する。
【0187】以上説明したステップS701〜S727
の処理により、申込者が提示した身分証明書のサイズ
が、信用情報センタ3a、3bのいずれかが認証する種
類の身分証明書のサイズと一致するとき、一致した種類
の身分証明書の認証を担当する信用情報センタに、申込
者が提示した身分証明書の認証が要求される。そして、
真正な身分証明書を提示したと認められた申込者が、信
販会社サイト2aの運営主体よりクレジットカードの発
行を受けておらず、また、当該申込者に最低限度の信用
を供与し得ると判別されたとき、クレジットカードの発
行が決定され、決定の結果が申込者サイト7aに通知さ
れる。
【0188】(クレジットカード発行プログラムの処
理)申込者サイト7aは、申込プログラム51aの処理
を終了すると、クレジットカード発行プログラム54a
を読み込んで、図13に示す処理を実行する。処理が始
まると、制御部77は、クレジットカード発行の可否の
決定結果の情報のうち、自らのアドレスがヘッダとして
付されているものが、ネットワーク6から送られるのを
待機する(ステップS901)。
【0189】決定結果の情報を受信すると、制御部77
は、決定結果の情報を主記憶部73に格納し(ステップ
S902)、ネットワーク6との接続を終了する(ステ
ップS903)。
【0190】次に、制御部77は、ステップS902で
受信した決定結果の情報が、クレジットカード発行の許
可又は拒否のいずれを示すものであるかを判別し(ステ
ップS904)、発行の拒否を表すと判別されたとき
は、クレジットカードの発行ができない旨の表示を行う
よう表示部75に指示して、処理を終了する(ステップ
S905)。表示部75は、指示に応答して、クレジッ
トカードの発行ができない旨の表示を行う。
【0191】受信した決定結果の情報が、クレジットカ
ード発行の許可を表すものであると判別されると、制御
部77は、外部記憶部74より、クレジットカード書式
データ64aを読み出す(ステップS906)。そし
て、クレジットカード書式データ64aが示す印字位置
に、信販会社サイト2aから受信した決定結果の情報に
含まれる名義人の情報のうち所定の情報と、信用を供与
した信販会社サイトを特定する情報(例えば、運営主体
の名称等)を印字し、またその他クレジットカード書式
データ64aが示す文字、図形等を印字するよう、印字
部76に指示する。また、制御部77は、クレジットカ
ード書式データ64aが示す順序で、信販会社サイト2
aから受信した決定結果の情報に含まれる信用情報、信
用を供与した信販会社サイトを特定する情報その他クレ
ジットカード書式データ64aが指定するデータをクレ
ジットカードの磁気ストライプ部分に記録するよう、印
字部76に指示する(ステップS907)。印字部76
は、制御部77の指示に応答して、指示に従った内容の
文字、図形等を印字し、また、磁気ストライプに記録す
る。
【0192】ステップS907の処理を終えると、制御
部77は、主記憶部73に格納された決定結果の情報か
ら、作成したクレジットカードの利用限度額の情報を読
み出し、表示部75に、当該クレジットカードの利用限
度額の表示を指示して(ステップS908)、処理を終
了する。表示部75は、制御部77の指示に従って、作
成したクレジットカードの利用限度額を表示する。
【0193】以上説明したステップS901〜S908
の処理により、真正な身分証明書を提示した申込者に、
クレジットカードが発行される。
【0194】なお、この無人契約システムの構成は、上
述のものに限られない。例えば、信販会社サイト、信用
情報センタ及び申込者サイトの数は、上述の数に限られ
ず、また、それぞれ複数である必要はない。例えば、信
販会社サイトの数は1個でもよく、また、信用情報セン
タや、申込者サイトの数が1個であってもよい。また、
信用情報センタ3a、3bは、信用情報リスト62a、
62bの内容を相互に供給し合うようにしてもよい。
【0195】また、各信用情報センタ3a、3bは、そ
れぞれ、複数の種類の身分証明書の認証を行ってもよ
い。また、信販会社サイト2a〜2cが、身分証明書の
特徴情報を抽出して、得られた特徴情報に基づいて、認
証の要求先となる信用情報センタを決定してもよい。
【0196】また、各信用情報センタ3a、3bはネッ
トワーク6に接続されていてもよく、この場合、信販会
社サイト2a〜2cは、認証の要求先の信用情報センタ
のアドレスを付した証明書画像データをネットワーク6
に送出することにより認証の要求を行ってもよい。そし
て、信用情報センタ3a、3bは、認証の要求元の信販
会社サイトのアドレスを付した認証結果の情報をネット
ワーク6に送出することにより、認証結果の通知を行っ
てもよい。また、申込者サイト7a〜7dと信販会社サ
イト2a〜2cとは、ネットワーク6を介さずに接続さ
れていてもよい。
【0197】また、信用レベルの算定の手法や値の範囲
も、上述のものに限られず任意であり、例えば、信用レ
ベルの値は「Aランク、Bランク、・・・」等の段階評
価を表すキャラクタコードであってもよい。また、信用
レベルの算定に用いる情報も任意であり、例えば、信用
レベルの値を、過去の一定の期間の信用取引額累計や、
履行期が到来していない分の未払額や、従前の信用レベ
ルの値や、従前の利用限度額などの情報を用いて算出し
てもよい。
【0198】また、信用レベルの値の情報には、認証の
結果を決定するために用いられる注意情報が付加されて
もよく、信用情報センタ3a、3bは、信用情報リスト
62a、62bに含まれる情報の他、当該注意情報その
他任意の情報を参照して認証を行ってよい。例えば、過
去の一定期間の信用取引額の月平均額と比べた最近1ヶ
月の負債額が所定の比率以上である場合、信販会社サイ
ト2a〜2cは、信用レベルの値の情報に加え、最近1
ヶ月の負債額が所定の比率以上である旨の注意情報を信
用レベルの情報と共に信用情報センタ3a、3bに送信
してもよい。そして、信用情報センタ3a、3bは、例
えば、同一人について当該注意情報を所定の回数以上受
信したとき、その者を信用の供与に適さない者であると
判別するようにしてもよい。
【0199】更に、信用レベルの値は、各顧客が行った
複数の種類の信用取引について個別に求められていても
よく、例えば、担保のあるローンと無担保キャッシング
とについて別個の信用レベルが算出されるようにしても
よい。
【0200】また、信販会社サイト2a〜2cは、申込
者の信用レベルに応じて、供与される信用の内容等が異
なる複数の種類のクレジットカードの発行を承諾できる
ようにしてもよい。例えば、信用レベルの値が所定の値
を超えている場合、信販会社サイト2a〜2cは、この
信用レベルの値が当該所定の値を超えていない者に発行
し得る種類のクレジットカードに加え、1回に決済でき
る額がより大きい別の種類のクレジットカードの発行も
承諾できるようにしてもよい。この場合、信販会社サイ
ト2a〜2cは、申込者が顧客であっても、その申込者
が現に発行を受けているものと異なる種類のクレジット
カードであればその発行を承諾してよい。
【0201】また、顧客リスト63a〜63cや、信用
情報リスト62a、62bに格納されている信用レベル
の値及び利用限度額を更新するタイミングは、上述のタ
イミングに限られず任意である。例えば、信販会社サイ
ト2a〜2cは、起動直後に限らず一定の期間毎に信用
レベルの値及び利用限度額を更新し、更新後の信用レベ
ルの値の情報を信用情報センタ3a、3bに送信して、
信用情報センタ3a、3bが当該情報を信用情報リスト
62a、62bに格納するようにしてもよい。また、信
用レベルの値を更新するタイミングと利用限度額を更新
するタイミングは同一である必要はない。
【0202】また、信販会社サイト2a〜2cは、各々
の信販会社サイトの運営主体が供与した信用に基づく信
用取引を管理するサーバと接続されていてもよい。そし
て、このサーバが、各顧客がクレジットカードを用いて
行った決済の内容を取得し、その都度、当該決済の内容
に基づいて各顧客の最新の取引状況の情報を生成し、信
販会社サイト2a〜2cにアクセスして、生成した取引
状況の情報を顧客リスト63a〜63cに書き込むよう
にしてもよい。更に、このサーバが各顧客の信用レベル
を算定して顧客リスト63a〜63cに書き込むように
してもよいし、また、このサーバが、信販会社サイト2
a〜2cの機能を行ってもよい。
【0203】以上、この発明の実施の形態を説明した
が、この発明の認証システムは、専用のシステムによら
ず、通常のコンピュータシステムを用いて実現可能であ
る。例えば、互いに接続された複数のコンピュータの各
々に上述の動作を実行させるためのプログラムを格納し
た媒体(フロッピーディスク、CD−ROM等)から該
プログラムをインストールすることにより、上述の処理
を実行する認証システムを構成することができる。
【0204】また、コンピュータにプログラムを供給す
るための媒体は、通信媒体(通信回線、通信ネットワー
ク、通信システムのように、一時的且つ流動的にプログ
ラムを保持する媒体)でも良い。例えば、通信ネットワ
ークの掲示板(BBS)に該プログラムを掲示し、これ
をネットワークを介して配信してもよい。そして、この
プログラムを起動し、OSの制御下に、他のアプリケー
ションプログラムと同様に実行することにより、上述の
処理を実行することができる。
【0205】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、申込の資格を証明する証明書等を用いて、人による
審査の作業を介在させることなく申込者の認証が行われ
る認証システム、特に、クレジットカード発行システム
が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態にかかる表示装置
の物理的構成を示すブロック図である。
【図2】この発明の第1の実施の形態にかかる表示装置
の論理的構成を示すブロック図である。
【図3】申込プログラムの処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】承諾プログラムの処理を示すフローチャートで
ある。
【図5】認証プログラムの処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】クレジットカード発行プログラムの処理を示す
フローチャートである。
【図7】この発明の第2の実施の形態にかかる表示装置
の物理的構成を示すブロック図である。
【図8】この発明の第2の実施の形態にかかる表示装置
の論理的構成を示すブロック図である。
【図9】申込プログラムの処理を示すフローチャートで
ある。
【図10】信用レベル算定プログラムの処理を示すフロ
ーチャートである。
【図11】承諾プログラムの処理を示すフローチャート
である。
【図12】認証プログラムの処理を示すフローチャート
である。
【図13】クレジットカード発行プログラムの処理を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 申込装置 2、2a〜2c 信販会社サイト 3、3a〜3c 信用情報センタ 4 クレジットカード
発行装置 5 企業情報データベ
ース 6 ネットワーク 7a〜7d 申込者サイト 11、71 スキャナ 12、24、72 キーボード 13、21、31、43、73 主記憶部 14、23、33、44、74 外部記憶部 15、25、41、75 表示部 16、22、32、45、77 制御部 26a〜26c、78a〜78d ネットワークアク
セス装置 42、76 印字部 51、51a〜51d 申込プログラム 52、52a〜52c 承諾プログラム 53、53a、53b 認証プログラム 54、54a〜54d クレジットカード
発行プログラム 55a〜55c 信用レベル算定プ
ログラム 61、61a〜61d 証明書画像データ 62、62a、62b 信用情報リスト 63、63a〜63c 顧客リスト 64、64a〜64d クレジットカード
書式データ 65 申告データ 66a〜66c 証明書サイズリス

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】名義人を特定する情報を有する証明書の情
    報を読み取り、読み取った内容を示す証明書情報とクレ
    ジットカードの発行を要求する発行要求とを送信する発
    行申請手段と、 人の信用情報を保持するデータベースを備え、前記デー
    タベースより、前記クレジットカードの発行を申請する
    申請者に関する前記信用情報を索出して送信する認証手
    段と、 前記発行申請手段と前記認証手段とにネットワークを介
    して接続され、前記発行申請手段からの前記発行要求に
    応答し、前記証明書情報により特定される前記名義人に
    関する前記信用情報の供給を前記認証手段に要請し、前
    記認証手段から送信されて来た前記名義人に関する前記
    信用情報に基づき、前記クレジットカードの発行を承認
    するための条件を満たすか否かを判別し、前記条件を満
    たす場合には発行を承認し、前記条件を満たさない場合
    には発行を拒否する信用供与手段と、 前記信用供与手段にネットワークを介して接続され、前
    記信用供与手段が前記クレジットカードの発行を承認し
    た場合に前記クレジットカードを発行し、拒否した場合
    に、所定の拒否の通知を行う発行手段と、を備えること
    を特徴とするクレジットカード発行システム。
  2. 【請求項2】前記発行申請手段と前記信用供与手段の少
    なくとも一方は、前記証明書の画像から、該証明書の名
    義人を特定する手段を含む、ことを特徴とする請求項1
    に記載のクレジットカード発行システム。
  3. 【請求項3】前記発行申請手段は、前記名義人の信用取
    引上の信用度に関連する補足情報を入力して前記信用供
    与手段に供給する手段を備え、 前記信用供与手段は、前記信用情報及び前記補足情報に
    基づき、前記クレジットカードの発行を承認するか否か
    を判別する手段を含む、ことを特徴とする請求項1又は
    2に記載のクレジットカード発行システム。
  4. 【請求項4】前記発行申請手段と前記発行手段は、複数
    の店頭の店頭サイトにそれぞれ配置され、 前記信用供与手段はクレジットカード発行会社のサイト
    に配置され、 前記認証手段は、信用調査会社のサイトに配置され、 前記複数の店頭サイトと、前記クレジットカード発行会
    社のサイトと前記信用調査会社のサイトは、ネットワー
    クを介して接続されている、ことを特徴とする請求項
    1、2又は3に記載のクレジットカード発行システム。
  5. 【請求項5】各前記信用供与手段は、顧客の信用取引上
    の信用度を前記認証手段に通知し、 前記認証手段は、前記通知の内容より、前記申請者の信
    用取引上の信用度の情報を得て、その情報に基づき、前
    記申請者に発行する前記クレジットカードによる取引に
    おける信用度を決定して、決定された前記信用度を前記
    信用供与手段に通知し、 前記信用供与手段は、前記認証手段より通知された前記
    信用度に照らして相当と判別される額の取引を行うため
    の前記クレジットカードの発行を承認する、 ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載
    のクレジットカード発行システム。
  6. 【請求項6】申込手段と、信用供与手段と、認証手段と
    を備え、 前記申込手段は、証明書に記載された、前記証明書の名
    義人を特定する情報を含むデータを前記信用供与手段に
    供給する手段を備え、 前記信用供与手段は、前記データを前記認証手段に供給
    する手段を備え、 前記認証手段は、 信用の供与の可否を決定するための信用情報を記憶する
    信用情報記憶手段と、 前記信用情報記憶手段に記憶されている前記信用情報を
    検索して、前記データにより特定される前記名義人に関
    する前記信用情報を索出し、索出された前記信用情報を
    前記信用供与手段に供給する通知手段とを備え、 前記信用供与手段は更に、前記通知手段より供給された
    前記信用情報に基づき、前記名義人に信用を供与するか
    否かを判別して、判別結果を外部に通知する手段を備え
    る、 ことを特徴とする認証システム。
  7. 【請求項7】前記信用供与手段は、前記信用情報を前記
    認証手段に供給する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6に記載の認証システム。
  8. 【請求項8】前記名義人に信用を供与する旨の通知を取
    得して、前記名義人に供与された信用を化体する証書を
    発行する手段を更に備える、 ことを特徴とする請求項6又は7に記載の認証システ
    ム。
  9. 【請求項9】前記認証手段は、前記データのうち、前記
    名義人を特定する記載事項にあたる部分に含まれる文字
    情報を抽出して、当該文字情報が表す前記名義人を特定
    する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の認証シス
    テム。
  10. 【請求項10】前記申込手段は、前記証明書の記載面を
    表す画像より、前記名義人を特定する記載事項にあたる
    部分に含まれる文字情報を抽出して、前記文字情報を含
    む前記データを前記信用供与手段に供給する手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項6、7又は8に記載の認証シス
    テム。
  11. 【請求項11】前記申込手段は、前記申込手段の操作者
    により提示された自己申告情報を前記信用供与手段に供
    給する手段を備え、 前記信用供与手段は、前記自己申告情報に基づいて、前
    記名義人に信用を供与するか否かを判別する手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項6乃至10のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  12. 【請求項12】前記信用供与手段は、前記自己申告情報
    に関連する補足情報を外部より取得し、前記自己申告情
    報及び前記補足情報に基づいて、前記名義人に信用を供
    与するか否かを判別する手段を備える、 ことを特徴とする請求項11に記載の認証システム。
  13. 【請求項13】前記認証手段は、前記データが、真正な
    前記証明書が有する特徴を表しているか否かを判別し
    て、前記特徴を表していないと判別されたとき、前記デ
    ータにより特定される前記名義人に信用を供与すること
    が認められない旨を前記信用供与手段に通知する手段を
    備え、 前記信用供与手段は、前記名義人に信用を供与すること
    が認められない旨の通知を前記認証手段より取得したと
    き、前記名義人に信用を供与しない旨の前記判別結果を
    外部に通知する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至12のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  14. 【請求項14】前記認証手段は、前記データにより特定
    された前記名義人が真正な名義人であるか否かを判別
    し、真正な名義人でないと判別したとき、当該名義人に
    信用を供与することが認められない旨を前記信用供与手
    段に通知する手段を備え、 前記信用供与手段は、当該名義人に信用を供与すること
    が認められない旨の通知を前記認証手段より取得したと
    き、前記名義人に信用を供与しない旨の前記判別結果を
    外部に通知する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至13のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  15. 【請求項15】前記信用供与手段は、 既に信用の供与を受けている者のリストを記憶し、前記
    データにより特定された前記名義人が該リストに登録さ
    れているか否かを判別する手段を備え、 前記名義人が前記リストに登録されていると判別された
    とき、前記名義人に信用を供与しない旨の前記判別結果
    を外部に通知する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至14のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  16. 【請求項16】前記認証手段は、特定の種類の証明書の
    特徴を有する前記データにより前記名義人を特定し、 前記信用供与手段は、前記データが前記特定の種類の証
    明書の特徴を有するものであるか否かを判別して、前記
    特徴を有すると判別されたとき、当該データを、当該種
    類の証明書の特徴を有する前記データにより前記名義人
    を特定する前記認証手段に供給する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至15のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  17. 【請求項17】前記認証手段は、前記信用情報に基づい
    て前記名義人に供与し得る信用の程度を決定し、決定結
    果を前記信用供与手段に通知する手段を備え、 前記信用供与手段は、当該信用供与手段が前記信用の程
    度に照らして相当と判別する額以下の取引について、前
    記名義人に信用を供与する旨の通知を行う手段を備え
    る、 ことを特徴とする請求項6乃至16のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  18. 【請求項18】前記通知手段は、前記信用情報記憶手段
    に記憶された信用情報に基づき、前記データにより特定
    される前記名義人に信用を供与することが認められるか
    否かを判別して、判別結果を前記信用供与手段に通知す
    る手段を備え、 前記信用供与手段は、前記名義人に信用を供与すること
    が許される旨の通知を受信したとき、前記名義人に信用
    を供与する旨の通知を行う手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至17のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  19. 【請求項19】前記信用情報は、信用の供与が認められ
    ない者を表す欠格者情報を含む、 ことを特徴とする請求項18に記載の認証システム。
  20. 【請求項20】前記申込手段は、前記データを供給する
    対象の前記信用供与手段を選別する手段を備える、 ことを特徴とする請求項6乃至19のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  21. 【請求項21】前記申込手段は、前記証明書のサイズの
    情報を、前記証明書であるとして提示された物体の画像
    を表す画像データから抽出し、当該サイズが、前記認証
    手段による判別の対象となる証明書のサイズと実質的に
    一致するか否かを判別して、一致すると判別されたと
    き、前記データを前記信用供与手段に供給する手段を備
    える、 ことを特徴とする請求項6乃至20のいずれか1項に記
    載の認証システム。
  22. 【請求項22】申込手段と、承諾手段と、認証手段とを
    備え、 前記申込手段は、個人を特定する情報を前記承諾手段に
    供給する手段を備え、 前記承諾手段は、前記情報を前記認証手段に供給する手
    段を備え、 前記認証手段は、前記情報が有効に当該個人を特定する
    ものであるか否かを判別して、判別結果を前記承諾手段
    に通知する手段を備え、 前記承諾手段は更に、前記情報が有効に前記個人を特定
    するものであると判別されたとき、前記個人が特定され
    たことを外部に通知する手段を備える、 ことを特徴とする認証システム。
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