JPH11101842A - 低圧絶縁監視装置および方法 - Google Patents
低圧絶縁監視装置および方法Info
- Publication number
- JPH11101842A JPH11101842A JP9263031A JP26303197A JPH11101842A JP H11101842 A JPH11101842 A JP H11101842A JP 9263031 A JP9263031 A JP 9263031A JP 26303197 A JP26303197 A JP 26303197A JP H11101842 A JPH11101842 A JP H11101842A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- feeder
- insulation resistance
- resistance value
- voltage
- measured
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】低コストで簡単に各フィーダの絶縁抵抗値を測
定することのできる低圧絶縁監視装置および方法を提供
する。 【解決手段】バンクトランス２の二次側中性点と大地間
に低圧の絶縁監視電圧ＶＳを印加して、被測定フィーダ
ｎの電源を入切制御指令によって切状態と入状態にし、
それぞれの状態での前記二次側中性点と大地間の漏れ電
流を検出して、それらの値からそれぞれの状態の時のバ
ンク一括の絶縁抵抗値をＲ０とＲ１として求め、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） により、該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求める
定することのできる低圧絶縁監視装置および方法を提供
する。 【解決手段】バンクトランス２の二次側中性点と大地間
に低圧の絶縁監視電圧ＶＳを印加して、被測定フィーダ
ｎの電源を入切制御指令によって切状態と入状態にし、
それぞれの状態での前記二次側中性点と大地間の漏れ電
流を検出して、それらの値からそれぞれの状態の時のバ
ンク一括の絶縁抵抗値をＲ０とＲ１として求め、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） により、該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求める
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、バンクトランス
の二次側に接続される低圧絶縁監視装置および方法に関
する。
の二次側に接続される低圧絶縁監視装置および方法に関
する。
【０００２】
【従来の技術】動力系や電熱系の低圧フィーダの絶縁を
監視する従来の装置としては、例えば図５に示すものが
ある。同図に示すように、低圧絶縁監視装置１は、バン
クトランス２のＹ結線二次側巻線の中性点と大地間に接
続されており、各フィーダに設けられるＺＣＴ（零相変
流器）の検出電流をフィードバックさせている。この構
成において、低圧絶縁監視装置１は、バンクトランス２
の二次側に低周波（１０Ｈｚ程度）の絶縁監視電圧Ｖ＊
（＊はベクトルを表す）10を印加し、各フィーダ毎に設
置されたＺＣＴの漏れ電流Ｉ＊10を計測する。なお、３
相のいずれかの位相のフィーダが地絡あるいは絶縁劣化
によって絶縁抵抗の低下が発生すると、３相のバランス
がくずれて、零相電流が検出される。この電流が漏れ電
流Ｉ＊10である。この時、低周波の絶縁監視電圧Ｖ＊10
と同相の電流分Ｉ＊R を、Ｉ＊10の余弦値として求め、
Ｖ10／ＩR から当該フィーダの絶縁抵抗値Ｒを測定す
る。この動作を各フィーダ毎に行うことによって、フィ
ーダ毎の絶縁抵抗値を求める。
監視する従来の装置としては、例えば図５に示すものが
ある。同図に示すように、低圧絶縁監視装置１は、バン
クトランス２のＹ結線二次側巻線の中性点と大地間に接
続されており、各フィーダに設けられるＺＣＴ（零相変
流器）の検出電流をフィードバックさせている。この構
成において、低圧絶縁監視装置１は、バンクトランス２
の二次側に低周波（１０Ｈｚ程度）の絶縁監視電圧Ｖ＊
（＊はベクトルを表す）10を印加し、各フィーダ毎に設
置されたＺＣＴの漏れ電流Ｉ＊10を計測する。なお、３
相のいずれかの位相のフィーダが地絡あるいは絶縁劣化
によって絶縁抵抗の低下が発生すると、３相のバランス
がくずれて、零相電流が検出される。この電流が漏れ電
流Ｉ＊10である。この時、低周波の絶縁監視電圧Ｖ＊10
と同相の電流分Ｉ＊R を、Ｉ＊10の余弦値として求め、
Ｖ10／ＩR から当該フィーダの絶縁抵抗値Ｒを測定す
る。この動作を各フィーダ毎に行うことによって、フィ
ーダ毎の絶縁抵抗値を求める。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な低圧絶縁監視装置では、フィーダ毎に高コストのＺＣ
Ｔを設置する必要があり、また、低圧絶縁監視装置１に
もＺＣＴ出力を処理するためのＡＤ変換器、マルチプレ
クサ、更には、漏れ電流を増幅するアンプや商用周波数
除去のためのフィルタなどが必要となり、フィーダ数が
多くなれば全体のシステムが極めて高コスト化する問題
があった。
な低圧絶縁監視装置では、フィーダ毎に高コストのＺＣ
Ｔを設置する必要があり、また、低圧絶縁監視装置１に
もＺＣＴ出力を処理するためのＡＤ変換器、マルチプレ
クサ、更には、漏れ電流を増幅するアンプや商用周波数
除去のためのフィルタなどが必要となり、フィーダ数が
多くなれば全体のシステムが極めて高コスト化する問題
があった。
【０００４】この発明の目的は、低コストで簡単に各フ
ィーダの絶縁抵抗値を測定することのできる低圧絶縁監
視装置および方法を提供することにある。
ィーダの絶縁抵抗値を測定することのできる低圧絶縁監
視装置および方法を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は、バンクトラ
ンスの二次側中性点と大地間に低圧の絶縁監視電圧を印
加する絶縁監視電圧印加手段と、該電圧が印加されたと
きの漏れ電流を検出することによりバンク一括の絶縁抵
抗値を測定するバンク絶縁抵抗値測定手段と、絶縁抵抗
値測定対象となる被測定フィーダの電源入切制御を行う
電源入切制御手段と、被測定フィーダｎの電源を前記電
源入切制御手段で切状態と入状態にしたときの前記バン
ク絶縁抵抗値測定手段の測定値を、それぞれＲ０とＲ１
として、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） で該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求めるフィーダ
絶縁抵抗値測定手段と、を備えてなることを特徴とす
る。
ンスの二次側中性点と大地間に低圧の絶縁監視電圧を印
加する絶縁監視電圧印加手段と、該電圧が印加されたと
きの漏れ電流を検出することによりバンク一括の絶縁抵
抗値を測定するバンク絶縁抵抗値測定手段と、絶縁抵抗
値測定対象となる被測定フィーダの電源入切制御を行う
電源入切制御手段と、被測定フィーダｎの電源を前記電
源入切制御手段で切状態と入状態にしたときの前記バン
ク絶縁抵抗値測定手段の測定値を、それぞれＲ０とＲ１
として、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） で該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求めるフィーダ
絶縁抵抗値測定手段と、を備えてなることを特徴とす
る。
【０００６】この発明では、ＺＣＴによる漏れ電流を計
測するのではなく、各フィーダに対する電源の入切制御
によって、入状態と切状態の各状態でのバンク一括の絶
縁抵抗値を測定し、それらの値を並列抵抗回路を表す式
に代入することによって被測定フィーダの絶縁抵抗値を
演算する。バンク一括の絶縁抵抗値は、バンクトランス
の二次側中性点と大地間に低圧の絶縁監視電圧を印加
し、その時のバンク二次側の全体の漏れ電流を検出する
ことで簡単に求めることができる。
測するのではなく、各フィーダに対する電源の入切制御
によって、入状態と切状態の各状態でのバンク一括の絶
縁抵抗値を測定し、それらの値を並列抵抗回路を表す式
に代入することによって被測定フィーダの絶縁抵抗値を
演算する。バンク一括の絶縁抵抗値は、バンクトランス
の二次側中性点と大地間に低圧の絶縁監視電圧を印加
し、その時のバンク二次側の全体の漏れ電流を検出する
ことで簡単に求めることができる。
【０００７】
【発明の実施の形態】図１は、この発明の実施形態であ
る低圧絶縁監視装置を用いた配電系統の概略図を示す。
る低圧絶縁監視装置を用いた配電系統の概略図を示す。
【０００８】低圧絶縁監視装置１は、バンクトランス２
のＹ結線二次側巻線の中性点と大地間に接続され、１０
Ｈｚ、１０Ｖ程度の低圧低周波の絶縁監視電圧ＶＳを印
加する。これにより、バンクトランス二次側の母線３に
は商用周波数電圧と、上記絶縁監視電圧ＶＳが重畳課電
される。フィーダ１、２、．．．．Ｎには、それぞれＮ
ＦＢ（ノーヒューズブレーカー）が接続されると共に、
その下流側に電磁接触器Ｘ１、Ｘ２、．．．．ＸＮが直
列に設けられている。各ＮＦＢの入切状態は低圧絶縁監
視装置１で監視され、各電磁接触器Ｘは低圧絶縁監視装
置１からの入切制御指令によって入切制御される。低圧
絶縁監視装置１は、各ＮＦＢの状態をチェックして、被
測定フィーダの電磁接触器Ｘを入切制御し、その前後の
絶縁抵抗値Ｒ０およびＲ１から該被測定フィーダの絶縁
抵抗値を簡単な式によって求める。
のＹ結線二次側巻線の中性点と大地間に接続され、１０
Ｈｚ、１０Ｖ程度の低圧低周波の絶縁監視電圧ＶＳを印
加する。これにより、バンクトランス二次側の母線３に
は商用周波数電圧と、上記絶縁監視電圧ＶＳが重畳課電
される。フィーダ１、２、．．．．Ｎには、それぞれＮ
ＦＢ（ノーヒューズブレーカー）が接続されると共に、
その下流側に電磁接触器Ｘ１、Ｘ２、．．．．ＸＮが直
列に設けられている。各ＮＦＢの入切状態は低圧絶縁監
視装置１で監視され、各電磁接触器Ｘは低圧絶縁監視装
置１からの入切制御指令によって入切制御される。低圧
絶縁監視装置１は、各ＮＦＢの状態をチェックして、被
測定フィーダの電磁接触器Ｘを入切制御し、その前後の
絶縁抵抗値Ｒ０およびＲ１から該被測定フィーダの絶縁
抵抗値を簡単な式によって求める。
【０００９】低圧絶縁監視装置１は、バンクトランス２
の二次側中性点と大地間に接続され、絶縁監視電圧ＶＳ
を印加することによってバンク一括の絶縁抵抗値を求め
るが、この絶縁抵抗値を求める原理について図２を参照
して説明する。
の二次側中性点と大地間に接続され、絶縁監視電圧ＶＳ
を印加することによってバンク一括の絶縁抵抗値を求め
るが、この絶縁抵抗値を求める原理について図２を参照
して説明する。
【００１０】発振器ＯＣＳより１０Ｈｚの絶縁監視電圧
を変圧器Ｔｒを介して測定電路と大地間に印加すること
により、測定電路を流れてくる漏れ電流は検出抵抗Ｒの
両端電圧で検出することができる。検出抵抗Ｒの両端電
圧は、地絡電流や残留電流などの電路の周波数成分（５
０，６０Ｈｚ）を除去するためにフィルタにかけられ、
更に、対地浮遊容量による漏れ電流分を除去し有効分の
電流のみを検出して電路と大地間の絶縁抵抗の測定を行
うのに、掛算回路によってフィルタ出力電圧と発振器Ｏ
ＣＳからの絶縁監視電圧とを掛算する。すなわち、絶縁
監視電圧位相と同相の漏れ電流対応電圧分との掛算結果
が出力ｅとして現れる。これにより、 ｅ＝ＶＳ×ｋＩRX（ｋは定数） ＝ＶＳ×ｋ（ＶＭ／ＲＸ） となるから、電圧ｅを求めることによりバンク一括の絶
縁抵抗値ＲＸを測定することができる。
を変圧器Ｔｒを介して測定電路と大地間に印加すること
により、測定電路を流れてくる漏れ電流は検出抵抗Ｒの
両端電圧で検出することができる。検出抵抗Ｒの両端電
圧は、地絡電流や残留電流などの電路の周波数成分（５
０，６０Ｈｚ）を除去するためにフィルタにかけられ、
更に、対地浮遊容量による漏れ電流分を除去し有効分の
電流のみを検出して電路と大地間の絶縁抵抗の測定を行
うのに、掛算回路によってフィルタ出力電圧と発振器Ｏ
ＣＳからの絶縁監視電圧とを掛算する。すなわち、絶縁
監視電圧位相と同相の漏れ電流対応電圧分との掛算結果
が出力ｅとして現れる。これにより、 ｅ＝ＶＳ×ｋＩRX（ｋは定数） ＝ＶＳ×ｋ（ＶＭ／ＲＸ） となるから、電圧ｅを求めることによりバンク一括の絶
縁抵抗値ＲＸを測定することができる。
【００１１】図３は、低圧絶縁監視装置１のブロック図
を示している。
を示している。
【００１２】絶縁監視電圧印加部５０は、絶縁監視電圧
ＶＳを生成し、バンクトランス二次側中性点と大地間に
印加する。バンク絶縁抵抗値測定部１１は、図２に示す
構成によってバンク絶縁抵抗値ＲＸを測定する。電圧有
無検出部１２は、各フィーダに設置されているＮＦＢの
入切状態を検出する。また、電源入切制御部１３は、各
フィーダに設置されている電磁接触器Ｘを入切制御す
る。入出力部１４は、各種データを入力したり、モニ
タ、印刷部などに出力する入出力端末を含んでいる。制
御部１５は、絶縁監視装置全体を制御する。
ＶＳを生成し、バンクトランス二次側中性点と大地間に
印加する。バンク絶縁抵抗値測定部１１は、図２に示す
構成によってバンク絶縁抵抗値ＲＸを測定する。電圧有
無検出部１２は、各フィーダに設置されているＮＦＢの
入切状態を検出する。また、電源入切制御部１３は、各
フィーダに設置されている電磁接触器Ｘを入切制御す
る。入出力部１４は、各種データを入力したり、モニ
タ、印刷部などに出力する入出力端末を含んでいる。制
御部１５は、絶縁監視装置全体を制御する。
【００１３】次に、上記バンク絶縁抵抗値測定部１１で
測定した絶縁抵抗値に基づいて各フィーダの絶縁抵抗値
を求める方法について説明する。
測定した絶縁抵抗値に基づいて各フィーダの絶縁抵抗値
を求める方法について説明する。
【００１４】今、図１においてフィーダ１を絶縁抵抗値
を求める被測定フィーダとする。最初に、ＮＦＢの状態
をチェックする。仮にすべてのＮＦＢが入状態であった
とする。このとき電磁接触器Ｘすべてを入状態として絶
縁抵抗値を測定し、この値をＲ０として求める。次に、
被測定フィーダ１の電磁接触器Ｘ１だけを切状態にす
る。その時の絶縁抵抗値を測定し、その値をＲ１する。
この時、ＮＦＢの入切状態が不変であることを条件に、
被測定フィーダ１の絶縁抵抗値をｒとすれば、ｒとＲ１
との並列抵抗値が最初のＲ０と等しくなることにより、
（Ｒ１／ｒ）／（Ｒ１＋ｒ）＝Ｒ０となるから、 ｒ＝（Ｒ１／Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） となって、フォーダ１の絶縁抵抗値ｒを求めることがで
きる。フィーダ２の絶縁抵抗値も、同様に電磁接触器Ｘ
２を入切制御することによって求めることができる。
を求める被測定フィーダとする。最初に、ＮＦＢの状態
をチェックする。仮にすべてのＮＦＢが入状態であった
とする。このとき電磁接触器Ｘすべてを入状態として絶
縁抵抗値を測定し、この値をＲ０として求める。次に、
被測定フィーダ１の電磁接触器Ｘ１だけを切状態にす
る。その時の絶縁抵抗値を測定し、その値をＲ１する。
この時、ＮＦＢの入切状態が不変であることを条件に、
被測定フィーダ１の絶縁抵抗値をｒとすれば、ｒとＲ１
との並列抵抗値が最初のＲ０と等しくなることにより、
（Ｒ１／ｒ）／（Ｒ１＋ｒ）＝Ｒ０となるから、 ｒ＝（Ｒ１／Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） となって、フォーダ１の絶縁抵抗値ｒを求めることがで
きる。フィーダ２の絶縁抵抗値も、同様に電磁接触器Ｘ
２を入切制御することによって求めることができる。
【００１５】なお、ＮＦＢのいずれかが切状態であって
も、その状態が維持されている限り、そのフィーダ以外
の各フィーダについて絶縁抵抗値を求めることができ
る。
も、その状態が維持されている限り、そのフィーダ以外
の各フィーダについて絶縁抵抗値を求めることができ
る。
【００１６】図４は、上記の方法によって各フィーダの
絶縁抵抗値を求める動作を示すフローチャートである。
絶縁抵抗値を求める動作を示すフローチャートである。
【００１７】最初に、ＳＴ１でＮＦＢの状態をチェック
しこれを記憶しておく。ＳＴ２で被測定フィーダをカウ
ントするカウンタを初期設定し、ＳＴ３〜ＳＴ６の動作
を総フィーダ数だけ繰り返す。すなわち、ＳＴ３ではす
べての電磁接触器Ｘが入状態（初期状態）の時のバンク
一括の絶縁抵抗値Ｒ０n を測定し、続いて、当該被測定
フィーダの電磁接触器Ｘn を切状態とし、ＳＴ５におい
て絶縁抵抗値Ｒ１n を測定する。得られたＲ０n とＲ１
n とで当該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒnをＳＴ６
において求める。すべてのフィーダについて絶縁抵抗値
を求めた後、ＮＦＢの状態が変化していないかどうかを
ＳＴ９で確認し、変化してないことを条件に、絶縁抵抗
値ｒn をＳＴ１０で入出力部１４の表示部または印刷部
に所定の様式で出力する。なお、必要に応じて警報を出
すことも可能である。
しこれを記憶しておく。ＳＴ２で被測定フィーダをカウ
ントするカウンタを初期設定し、ＳＴ３〜ＳＴ６の動作
を総フィーダ数だけ繰り返す。すなわち、ＳＴ３ではす
べての電磁接触器Ｘが入状態（初期状態）の時のバンク
一括の絶縁抵抗値Ｒ０n を測定し、続いて、当該被測定
フィーダの電磁接触器Ｘn を切状態とし、ＳＴ５におい
て絶縁抵抗値Ｒ１n を測定する。得られたＲ０n とＲ１
n とで当該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒnをＳＴ６
において求める。すべてのフィーダについて絶縁抵抗値
を求めた後、ＮＦＢの状態が変化していないかどうかを
ＳＴ９で確認し、変化してないことを条件に、絶縁抵抗
値ｒn をＳＴ１０で入出力部１４の表示部または印刷部
に所定の様式で出力する。なお、必要に応じて警報を出
すことも可能である。
【００１８】
【発明の効果】この発明によれば、フィーダ毎にＺＣＴ
（零相変流器）を設置しなくてもよいために、フィーダ
数がかなり多くても絶縁監視システム全体の高コスト化
を避けることができる。
（零相変流器）を設置しなくてもよいために、フィーダ
数がかなり多くても絶縁監視システム全体の高コスト化
を避けることができる。
【図１】この発明の実施形態である低圧絶縁監視装置を
用いた配電系統図。
用いた配電系統図。
【図２】上記低圧絶縁監視装置１の測定電流を示す図。
【図３】上記低圧絶縁監視装置のブロック図。
【図４】上記低圧絶縁監視装置の動作を示すフローチャ
ート。
ート。
【図５】従来の低圧絶縁監視装置によるフィーダ絶縁抵
抗値を測定する方法について説明する図。
抗値を測定する方法について説明する図。
Claims (2)
- 【請求項１】バンクトランスの二次側中性点と大地間に
低圧の絶縁監視電圧を印加する絶縁監視電圧印加手段
と、 該電圧が印加されたときの漏れ電流を検出することによ
りバンク一括の絶縁抵抗値を測定するバンク絶縁抵抗値
測定手段と、 絶縁抵抗値測定対象となる被測定フィーダの電源入切制
御を行う電源入切制御手段と、 被測定フィーダｎの電源を前記電源入切制御手段で切状
態と入状態にしたときの前記バンク絶縁抵抗値測定手段
の測定値を、それぞれＲ０とＲ１として、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） で該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求めるフィーダ
絶縁抵抗値測定手段と、を備えてなる、低圧絶縁監視装
置。 - 【請求項２】バンクトランスの二次側中性点と大地間に
低圧の絶縁監視電圧を印加して、被測定フィーダｎの電
源を切状態と入状態にし、それぞれの状態での前記二次
側中性点と大地間の漏れ電流を検出して、それらの値か
らそれぞれの状態の時のバンク一括の絶縁抵抗値をＲ０
とＲ１として求め、 ｒ＝（Ｒ１Ｒ０）／（Ｒ１−Ｒ０） により、該被測定フィーダｎの絶縁抵抗値ｒを求めるこ
とを特徴とする低圧絶縁監視方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263031A JPH11101842A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 低圧絶縁監視装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9263031A JPH11101842A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 低圧絶縁監視装置および方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11101842A true JPH11101842A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17383928
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9263031A Pending JPH11101842A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 低圧絶縁監視装置および方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11101842A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016185071A (ja) * | 2010-07-20 | 2016-10-20 | エンプリマス、エルエルシー | 電力系統保護用の連続無停止ａｃ接地システム |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9263031A patent/JPH11101842A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2016185071A (ja) * | 2010-07-20 | 2016-10-20 | エンプリマス、エルエルシー | 電力系統保護用の連続無停止ａｃ接地システム |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US11522355B2 (en) | Method and apparatus for use in earth-fault protection | |
| EP2192416B1 (en) | Method and apparatus for detecting a phase-to-earth fault | |
| KR102050255B1 (ko) | 변환기들의 배선을 테스트하기 위한 방법 및 테스트 디바이스 | |
| EP3506445B1 (en) | System for identification of a feeder with high-ohmic earth fault in a distribution network | |
| CN103792459A (zh) | 用于测试电子跳闸装置的方法和设备 | |
| JPH0340718A (ja) | 交流電力系統の保護遮断器における静的引はずし装置 | |
| GB2412511A (en) | Measuring residual current and power consumption | |
| EP2487766A1 (en) | Method and apparatus for detecting earth fault | |
| EP3389157B1 (en) | Method for improvement of earth-fault protection in compensated mv networks | |
| US7663850B2 (en) | Earth fault protection of a frequency converter | |
| JP2013145157A (ja) | 直流地絡検知装置及び直流地絡検知方法 | |
| EP1875252B1 (en) | Method and apparatus for monitoring the earth loop impedance of an electrical installation | |
| JP3582520B2 (ja) | 静止形無効電力補償装置 | |
| JPH11101842A (ja) | 低圧絶縁監視装置および方法 | |
| JPH11304870A (ja) | 計器用変流器の三次巻線極性確認方法およびそれを用いた地絡保護継電装置の試験方法 | |
| JP3829529B2 (ja) | ピークカットコントローラー | |
| JPH0643196A (ja) | 低圧電路における絶縁監視方式 | |
| JP3931146B2 (ja) | 配電線の断線区間検出装置および断線区間検出方法 | |
| JP3313200B2 (ja) | 零相変流器一次電流測定装置 | |
| JP4238474B2 (ja) | 電圧検出装置 | |
| JP2010130704A (ja) | 発電機の起動装置 | |
| JP2002101549A (ja) | 地絡方向継電装置 | |
| JP3640474B2 (ja) | 無停電絶縁抵抗測定装置 | |
| JP2001359297A (ja) | 負荷制御装置 | |
| CA3222196A1 (en) | Determination of electrical making instants using load voltage for coupled loads |