JPH11101564A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
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- JPH11101564A JPH11101564A JP9263195A JP26319597A JPH11101564A JP H11101564 A JPH11101564 A JP H11101564A JP 9263195 A JP9263195 A JP 9263195A JP 26319597 A JP26319597 A JP 26319597A JP H11101564 A JPH11101564 A JP H11101564A
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Abstract
の冷却空気によって凝縮器に埃が付着することを防止
し、長期間の使用にも冷蔵庫の効率を低下させない。 【解決手段】 圧縮機(図示せず),表面を光触媒によ
ってコーティングした凝縮器9,減圧手段(図示せ
ず),蒸発器2,圧縮機および凝縮器9を冷却する冷却
ファン4からなる冷却回路と、凝縮器9に光を照射する
ライト10とから構成される。
Description
凝縮器の凝縮能力向上に関するものである。
4454号公報に示されているものがある。以下、図面
を参照しながら上記従来の冷蔵庫の一例を説明する。
1は冷蔵庫本体であり、上部には蒸発器2が配設され、
下部に吸気口3aおよび排気口(図示せず)を有する機
械室3が形成されており、内部には、圧縮機(図示せ
ず)、冷却ファン4、凝縮器5、蒸発皿6が配置されて
いる。蒸発器2下方にはドレン受け7を備えている。ド
レン受け7には、ドレン配管8が接続される。ドレン配
管8は凝縮器5の冷却空気の吸入側で且つ蒸発皿6の上
方に排気口8aを有している。
以下その動作を説明する。外気は冷却ファン4の駆動に
より、吸気口3aを通して機械室3内に吸入され、凝縮
器5および圧縮機(図示せず)を冷却し、排気口(図示
せず)から排出される。ここで、ドレン配管8の排出口
8aが凝縮器5の冷却空気の吸入側上方に開口している
ため、冷却空気に含まれ、凝縮器5に付着した埃はドレ
ン水により洗い流される。
来の構成では、ドレン水の流水により凝縮器5に付着し
た埃を除去するため、油分など水では洗い流せない物質
は除去できず、その油分により埃が再度付着する可能性
があった。
垢が付着し、凝縮器5の能力がかえって低下する可能性
があった。
水により凝縮器5に付着した埃を除去する構成としてい
るため、流水が均一に凝縮器5に流れず、付着した埃を
完全に除去できない可能性があった。
あり、凝縮器5に付着した埃を完全に除去し、凝縮器5
の凝縮能力の低下を防止し、長期間の使用により冷蔵庫
の効率が低下することを防止する。
に、本発明の冷蔵庫は、圧縮機,表面を光触媒によって
コーティングした凝縮器,減圧手段,蒸発器,圧縮機お
よび凝縮器を冷却する冷却ファンからなる冷却回路と、
凝縮器に光を照射するライトとから構成されている。
埃を吸着する油分などの物質を分解し、除去することに
より、凝縮器の凝縮能力を確保し、冷蔵庫の効率低下を
防止する。
ーを備え、凝縮温度センサーと外気温度センサーの温度
差が一定値以上になったときのみライトにより光を照射
させる構成とする。
は凝縮器に埃が付着し、凝縮能力が低下したときのみと
なり、ライトの消費電力を少なくしつつ凝縮器の凝縮能
力を確保することができ、ライトによる冷蔵庫の消費電
力の増加を低減できる。
ティングした凝縮器,減圧手段,蒸発器からなる冷却回
路と、室内光または自然光を集めるレンズと、レンズに
よって集めた光を凝縮器に反射させる反射板とから構成
されている。
埃を分解することができ、ライトを使わずに凝縮器の凝
縮能力を確保することができ、ライトによる冷蔵庫の消
費電力の増加をなくすことができる。
込側に当接し、圧縮機停止中に運転する埃除去ファンを
備えた構成とする。
埃も埃除去ファンの風により除去することができ、凝縮
器の凝縮能力を確保し、冷蔵庫の効率低下を防止する。
ァンによる冷却風吸込孔より吐出させる構成とする。
た埃は冷蔵庫前面に吐出され、次回圧縮機の運転時に冷
却ファンにより再度吸い込まれ、凝縮器、冷却ファンな
どに付着することがなく、凝縮器の凝縮能力を確保し、
冷蔵庫の効率低下を防止する。
は、圧縮機,表面を光触媒によってコーティングした凝
縮器,減圧手段,蒸発器,圧縮機および凝縮器を冷却す
る冷却ファンからなる冷却回路と、凝縮器に光を照射す
るライトとから構成されているので、凝縮器に付着した
埃および埃を吸着する油分などの物質を分解し、除去す
ることにより凝縮器の凝縮能力を確保し、冷蔵庫の効率
低下を防止する。
ーと外気温度センサーを備え、前記凝縮温度センサーと
前記外気温度センサーの温度差が一定値以上になったと
きのみライトにより光を照射させる構成としたので、ラ
イトにより光を照射するのは凝縮器に埃が付着し、凝縮
能力が低下したときのみとなり、ライトの消費電力を少
なくすることができ、冷蔵庫の消費電力の増加を防止す
る。
光触媒によってコーティングした凝縮器,減圧手段,蒸
発器からなる冷却回路と、室内光または自然光を集める
レンズ、前記レンズによって集めた光を前記凝縮器に反
射させる反射板とから構成したので、ライトの光を使わ
ず埃を分解することができ、ライトによる消費電力をな
くすことができ、冷蔵庫の消費電力の増加を防止する。
ァンによる冷却風吸込側に当接し、圧縮機停止中に運転
する埃除去ファンを設けた構成としたので、光触媒によ
って分解できない物質もファンの風により除去すること
ができ、凝縮器の凝縮能力を確保し、冷蔵庫の効率低下
を防止する。
風を凝縮器の冷却ファンによる冷却風吸込孔より吐出さ
せる構成としたので、埃除去ファンにより除去された埃
は冷蔵庫前面に吐出され、次回圧縮機の運転時に冷却フ
ァンにより再度吸い込まれ、凝縮器、冷却ファンなどに
付着することがなく、凝縮器の凝縮能力を確保し、冷蔵
庫の効率低下を防止する。
から図7を用いて説明する。なお、従来と同一構成につ
いては、同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
蔵庫の縦断面図である。図1において、9は酸化チタン
などの光触媒をコーティングした凝縮器、10は凝縮器
9に光を照射するライトであり、350nm程度の波長
の紫外線を凝縮器9に照射する。
300〜400nmの波長の紫外線が照射されると触媒
作用を起こし、表面に付着した汚れなどの有機物を分
解、消滅させる性質がある。
体を用いてもよいが、非水溶性、安定性などの性質から
酸化チタンが最も望ましい。また、酸化チタンを用いる
場合はその結晶構造として、アナターゼ型を用いるのが
望ましい。
以下その動作を説明する。外気は冷却ファン4の駆動に
より吸気口3aから機械室3内に吸入され、凝縮器9お
よび圧縮機(図示せず)を冷却し、排気口(図示せず)
より排出される。
中に含まれる埃や埃を吸着する油分などは、特に凝縮器
9の冷却空気の吸込側に付着する。
して、凝縮器9に付着した埃を分解し、凝縮器9の埃は
除去される。
より、凝縮器9には埃が付着しにくくなり、触媒作用に
より分解できなかった埃が残っていたとしても除去しや
すい状態となる。
その埃を分解、除去することができる。そのため、凝縮
器9への埃の付着によって熱伝導率が低下し凝縮能力が
低下したり、埃による凝縮器9の目詰まりによって冷却
風量が低下し凝縮能力が低下することを防止でき、冷蔵
庫の効率低下を防ぐことができる。
照射する光の波長は350nmと限定したが、300〜
400nmの紫外線で、触媒作用を起こす光であればど
んなものでもよい。
蔵庫の縦断面図である。図2において、11は凝縮器9
に固定された凝縮温度センサーであり、凝縮器の凝縮温
度を測定する。12は冷蔵庫外部に固定された外気温度
センサーであり、冷却ファン4による冷却空気温度を測
定する。
以下その動作を説明する。まず、凝縮器9に埃が付着し
ていないときについて説明する。このとき、凝縮器9は
通常の凝縮能力を確保しており、外気温度と凝縮温度の
差がある範囲内となり、ライト10は光を照射しない。
ついて説明する。このとき凝縮器9は、放熱不足とな
り、通常の凝縮能力を確保できない。その結果、凝縮温
度が高くなることにより凝縮温度と外気温度の差が大き
くなり、ライト10が凝縮器9に光を照射する。ここ
で、凝縮器9にコーティングされた光触媒は、ライト1
0の光に反応して、凝縮器9に付着した埃、油分を分解
する。
のみライト10により光が照射されることにより、凝縮
器9に埃が付着していないときのライト10の消費電力
をなくすことができ、冷蔵庫の消費電力の増加を抑えつ
つ、冷蔵庫の効率低下を防ぐことができる。
るときは、実施の形態1と同じ動作により埃が除去され
る。
率の低下を外気温度と凝縮温度によって検出したが、凝
縮器9に埃が付着したことを検出できる手段であれば、
その他の検出手段であっても同様の効果が得られること
は言うまでもない。
蔵庫の縦断面図である。図3において、13は室内光ま
たは自然光を集めるレンズ、14は前記レンズによって
集めた光を凝縮器9に反射させる反射板である。
以下その動作を説明する。外気は冷却ファン4の駆動に
より吸気口3aから機械室3内に吸入され、凝縮器9お
よび圧縮機(図示せず)を冷却し、排気口(図示せず)
より排出される。
中に含まれる埃や埃を吸着する油分などは、特に凝縮器
9の冷却空気の吸込側に付着する。
内光あるいは自然光を受けられる位置に配置されてお
り、室内光あるいは自然光を集め反射板14に照射す
る。反射板14は、レンズ13により集められた光を反
射し、凝縮器の少なくとも冷却空気の吸込側に照射す
る。
然光である太陽光にも300〜400nmの波長の紫外
線が含まれているため、凝縮器9にコーティングされた
光触媒は、反射板14によって反射した室内光または自
然光に反応して、埃、油分を分解する。その結果、凝縮
器9に付着した埃、油分は分解される。
9の埃の付着を防止することができ、冷蔵庫の消費電力
を増加させることなく冷蔵庫の効率低下を防ぐことがで
きる。
蔵庫の縦断面図である。図4において、15は光触媒に
よって分解できない埃を除去するために、凝縮器9の冷
却ファン4吸込側上部に設けた埃除去ファンであり、図
中下方向に風をながす。
以下その動作を説明する。なお、本実施の形態において
も実施の形態1ないし3と同様の動作および効果は得ら
れ、その説明は省略する。
光の反応により分解されるわけであるが、光触媒によっ
て分解される物質は限られており、すべての物質が分解
されるわけではない。従って、光触媒により凝縮器9を
コーティングしていないときに比べると埃の付着は少な
いものの、凝縮器9には埃が残存する。
着する油分は光触媒によって分解されているので、埃は
少しの風量で簡単に除去できる状態となり、圧縮機停止
中に運転する埃除去ファン15の風により除去できる。
とにより、凝縮器9の埃付着による効率低下をなくすこ
とができる。
触媒がコーティングされておらず埃除去ファン15のみ
で埃を除去する場合に比べると、凝縮器9に付着した油
分を光触媒により分解しているため少ない風量で簡単に
埃が除去できる。従って、埃除去ファン15は小型にす
ることが可能で、その消費電力も低減できる。
ァン4を埃除去にも使用した場合は、圧縮機運転時とは
逆に冷却ファンを回転させなければ埃は除去できず、フ
ァンの効率などが悪くなるのに対し、埃除去ファン15
を使用した場合は、埃の付着しやすい冷却風入口側のみ
に風をながせばよく、ファンの小型化が図れる。
9の冷却ファン4の吸込側に残存した埃を除去できる位
置とすればよいが、凝縮器9の上から下へ風をながす位
置としたときが、重力を利用でき効果が大きい。
蔵庫の縦断面図である。図5において、16は凝縮器9
の上部に設置した埃除去ファン15の風を、凝縮器9の
冷却ファン4による冷却風吸気口3aより吐出させるよ
うに傾斜した埃吐出ダクトである。
以下その動作を説明する。なお、本実施の形態において
も実施の形態4と同様の動作および効果は得られ、その
説明は省略する。
去ダクト16の傾斜に沿って流れ、最終的に冷却ファン
4の冷却風吸気口3aより吐出される。
された埃は、埃除去ファン15の風とともに、凝縮器9
の冷却ファン4による冷却風吸気口3aより吐出される
構成となっているので、除去された埃が凝縮器9の下部
にとどまり、次回圧縮機運転時の冷却ファン4の運転に
より、再度凝縮器9や冷却ファン4に付着し、凝縮器9
の効率を低下させることがない。
とにより、凝縮器9の埃付着による効率低下をなくすこ
とができる。これにより、冷蔵庫の効率低下を防ぐこと
ができる。
駆動により、冷蔵庫外の冷却風吸気口3aから風が吐出
されるため、冷蔵庫外部の冷却風吸気口3a付近の埃も
除去されるため、圧縮機の次回起動時に埃を吸い込まな
い。従って、凝縮器9に埃が付着しにくくなる。これに
より、冷蔵庫の効率低下を防ぐことができる。
付着した埃は光触媒とライトの光により分解される。ま
た、凝縮器に付着した油分も分解することにより、油分
により埃が吸着されることがない。従って、熱伝導率の
低下や冷却風量の低下による凝縮器の能力低下を防ぐこ
とができる。
トによって光を照射し、埃、油分を分解することによ
り、凝縮器に埃が付着していないときはライトによる消
費電力をなくすことができる。従って、ライトによる消
費電力を抑えつつ凝縮器の能力低下を防ぐことができ
る。
光を用いることにより、ライトを使わずに凝縮器に付着
した埃、油分を分解することができる。従って、余分な
消費電力を使わずに凝縮器の能力低下を防ぐことができ
る。
分を分解するため、光触媒によって分解されなかった埃
は、比較的除去しやすい状態となり、埃除去ファンによ
り簡単に除去することができる。従って、凝縮器の埃、
油分を完全に除去することができ、埃による凝縮器の能
力低下を完全に防ぐことができる。
蔵庫外に吐出することにより、一度除去した埃が再度凝
縮器やファンに付着しないようにでき、埃による凝縮器
の能力低下を最小に抑えることができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 圧縮機,表面を光触媒によってコーティ
ングした凝縮器,減圧手段,蒸発器,前記圧縮機および
前記凝縮器を冷却する冷却ファンからなる冷却回路と、
前記凝縮器に光を照射するライトとからなる冷蔵庫。 - 【請求項2】 凝縮温度センサーと外気温度センサーを
備え、前記凝縮温度センサーと前記外気温度センサーの
温度差が一定値以上になったときのみライトにより光を
照射させる構成とした請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 圧縮機,表面を光触媒によってコーティ
ングした凝縮器,減圧手段,蒸発器からなる冷却回路
と、室内光または自然光を集めるレンズと、前記レンズ
によって集めた光を前記凝縮器に反射させる反射板とか
らなる冷蔵庫。 - 【請求項4】 凝縮器の冷却ファンによる冷却風吸込側
に当接し、圧縮機停止中に運転する埃除去ファンを設け
た請求項1ないし3記載の冷蔵庫。 - 【請求項5】 埃除去ファンの風を凝縮器の冷却ファン
による冷却風吸込孔より吐出させる構成とした請求項4
記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263195A JPH11101564A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9263195A JPH11101564A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11101564A true JPH11101564A (ja) | 1999-04-13 |
Family
ID=17386105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9263195A Pending JPH11101564A (ja) | 1997-09-29 | 1997-09-29 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11101564A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007939A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Orion Mach Co Ltd | 凝縮器およびこれを備える圧縮空気除湿装置 |
CN107883514A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-04-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 新风换气装置 |
-
1997
- 1997-09-29 JP JP9263195A patent/JPH11101564A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010007939A (ja) * | 2008-06-26 | 2010-01-14 | Orion Mach Co Ltd | 凝縮器およびこれを備える圧縮空気除湿装置 |
CN107883514A (zh) * | 2017-12-11 | 2018-04-06 | 广东美的制冷设备有限公司 | 新风换气装置 |
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
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