JPH109930A - 整流装置 - Google Patents

整流装置

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JPH109930A
JPH109930A JP15846796A JP15846796A JPH109930A JP H109930 A JPH109930 A JP H109930A JP 15846796 A JP15846796 A JP 15846796A JP 15846796 A JP15846796 A JP 15846796A JP H109930 A JPH109930 A JP H109930A
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JP
Japan
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flow path
dimensional
dimensional flow
rectifying member
rectifying
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JP15846796A
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Minoru Kumagai
稔 熊谷
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 部品点数の低減及び組付工数の低減を図るこ
とのできる整流装置を提供する。 【解決手段】 二次元的な流れを必要とする流体振動形
流量計素子2の入口部2aに設けた整流装置であって、
入口部2aと他の流路とを連結するように構成された連
結ハウジング30と整流部を備えてなり、連結ハウジン
グ30は、三次元流路31と、二次元流路32とによっ
て構成されており、三次元流路31は、三次元的な流れ
となるようになっており、二次元流路32は、断面がほ
ぼ矩形状に形成され、二次元的な流れとなるようになっ
ており、整流部材6は、三次元流路31から二次元流路
32に漸次変化する縮小流路面6aを有する一体のもの
で構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、流体の流れを三
次元的な流れから二次元的な流れに滑らかに変換するこ
とによって、二次元的な流れを必要とする流体振動形流
量計素子に整流された二次元的な流れの流体を供給する
ための整流装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の整流装置として、本出願人は先
に特開平6−331412号公報に示すような、都市ガ
ス、プロパンガス等の燃料用のガスにおいて用いられる
整流装置1(図16参照)を提供している。この整流装
置1は、ガスの流量を測定する流体振動形流量計素子2
の入口部2aに設けられたものであって、他の流路とし
てのパイプPから供給された三次元的な流れのガスを二
次元的な流れのガスに変換して、流体振動形流量計素子
2に供給するようになっている。なお、パイプPは流路
の断面が円形状に形成されており、ガスの流速分布が三
次元的な流れになっている。流体振動形流量計素子2の
入口部2aは、流路の断面が偏平な矩形状に形成されて
おり、ガスの流速分布が二次元的な流れになっている。
【0003】流体振動形流量計素子2は、二次元的なガ
スの流れを必要としており、この素子内を流れるガスの
流体振動周波数と流量とに比例関係があることから、ガ
スの流体振動周波数を検出することによって流量を測定
することができるようになっている。このため、流体振
動形流量計素子2には、整流された二次元的な流れのガ
スを供給する必要がある。
【0004】整流装置1は、パイプPと流体振動形流量
計素子2の入口部2aとを連結するための連結ハウジン
グ3と、この連結ハウジング3内に設けられた第1の整
流部材4及び第2の整流部材5とを備えている。
【0005】連結ハウジング3には、流路の断面がほぼ
円形状の三次元流路31と、流路の断面が偏平な矩形状
の二次元流路32とが隣接するように形成されている。
【0006】第1の整流部材4は、三次元流路31内に
設けられたものであって、この三次元流路31と二次元
流路32との境界に生じる2つの段差部31aの部分に
位置し、三次元流路31から二次元流路32に漸次変化
する縮小流路面4aを有している。そして、この第1の
整流部材4は、2つの段差部31aの各位置に、それぞ
れ別体のものが設置されている。
【0007】第2の整流部材5は、二次元流路32内に
設けられたものであって、この二次元流路32と三次元
流路31との境界に生じる2つの段差部32aに位置
し、二次元流路32の幅を漸次拡大する拡大流路面5a
を有している。そして、この第2の整流部材5は、2つ
の段差部32aの各位置に、それぞれ別体のものが設置
されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記整流装
置1においては、三次元流路31の各段差部31aに、
それぞれ別体の第1の整流部材4を設けているから、部
品点数が多く、かつ第1の整流部材4を三次元流路31
に設置する工数も多くかかるという問題があった。ま
た、第2の整流部材5についても同様に、部品点数が多
く、二次元流路32に設置する工数が多くかかるという
問題がある。
【0009】この発明は上述した問題を解消するために
なされたもので、その目的は、部品点数の低減及び組付
工数の低減を図ることのできる整流装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、二次元的な流れを必要とす
る流体振動形流量計素子の入口部に設けた整流装置であ
って、前記入口部と他の流路とを連結するように構成さ
れた連結ハウジングと、この連結ハウジング内に設けら
れた整流部材とを備えてなり、前記連結ハウジングは、
三次元流路と、この三次元流路に隣接するように形成さ
れた二次元流路とによって構成されており、前記三次元
流路は、他の流路に連結するための流路であって、断面
がほぼ円形状に形成され、三次元的な流れとなるように
なっており、前記二次元流路は、前記流体振動形流量計
素子の入口部に連結するための流路であって、断面がほ
ぼ矩形状に形成され、二次元的な流れとなるようになっ
ており、前記整流部材は、三次元流路に設けられたもの
であって、この三次元流路と二次元流路との境界の段差
部に位置し、三次元流路から二次元流路に漸次変化する
縮小流路面を有する一体のもので構成されていることを
特徴としている。
【0011】請求項2に係る発明は、二次元的な流れを
必要とする流体振動形流量計素子の入口部に設けた整流
装置であって、前記入口部と他の流路とを連結するよう
に構成された連結ハウジングと、この連結ハウジング内
に設けられた整流部材とを備えてなり、前記連結ハウジ
ングは、三次元流路と、この三次元流路に隣接するよう
に形成された二次元流路とによって構成されており、前
記三次元流路は、他の流路に連結するための流路であっ
て、断面がほぼ円形状に形成され、三次元的な流れとな
るようになっており、前記二次元流路は、前記流体振動
形流量計素子の入口部に連結するための流路であって、
断面がほぼ矩形状に形成され、二次元的な流れとなるよ
うになっており、前記整流部材は、二次元流路に設けら
れたものであって、この二次元流路と三次元流路との境
界の段差部に位置し、二次元流路の幅を漸次拡大する拡
大流路面を有する一体のもので構成されていることを特
徴としている。
【0012】そして、上記請求項1に係る発明において
は、整流部材が一体のもので構成されているから、部品
点数の低減を図ることができるとともに、整流部材を連
結ハウジングに取り付ける工数の低減を図ることができ
る。しかも、成形容易なプラスチック等の高分子材料を
用いることにより射出成形機等の成形手段によって、寸
法精度の優れた整流部材を一体に成形することができる
から、三次元流路における段差部を有する部分を滑らか
に連続する縮小流路面で覆うことができる。したがっ
て、整流された二次元的な流れの流体を流体振動形流量
計素子に供給することができ、同流体振動形流量計素子
の測定精度を向上させることができる。
【0013】また、上記請求項2に係る発明において
は、上記請求項1に係る発明と同様に、整流部材が一体
のもので構成されているから、部品点数の低減を図るこ
とができるとともに、整流部材を連結ハウジングに取り
付ける工数の低減を図ることができる。また、成形容易
なプラスチック等の高分子材料を用いることにより射出
成形機等の成形手段によって、寸法精度の優れた整流部
材を一体に成形することができるから、二次元流路にお
ける段差部を有する部分を滑らかに連続する拡大流路面
で覆うことができる。したがって、二次元的な流れとな
った流体が乱れることなく流体振動形流量計素子に供給
されることになるので、同流体振動形流量計素子の測定
精度の向上を図ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1〜図15を参照して説明する。なお、図1〜図5は第
1の実施の形態、図6は第1の実施の形態における整流
部材の他の例、図7は第2の実施の形態、図8〜図12
は第3の実施の形態、図13〜図15は第4の実施の形
態を示している。
【0015】まず、図1〜図5を参照して、第1の実施
の形態を説明する。ただし、図16に示す従来例の構成
要素と共通する要素には同一の符号を付し、その説明を
簡略化する。
【0016】図1において、10は整流装置であり、こ
の整流装置10は、流体振動形流量計素子2の入口部2
aと他の流路(図示せず、ただし図16の符号Pに相当
する)とを連結するように構成された連結ハウジング3
0と、この連結ハウジング30内に設けられた整流部材
6とを備えている。連結ハウジング30は、三次元流路
31と、この三次元流路31に隣接するように形成され
た二次元流路32とによって構成されている。
【0017】三次元流路31は、他の流路に連結するた
めの流路であって、断面がほぼ円形状に形成され、ガス
の流速分布が三次元的な流れとなるようになっている。
二次元流路32は、流体振動形流量計素子2の入口部2
aに連結するための流路であって、断面が偏平な矩形状
に形成され、ガスの流速分布が二次元的な流れとなるよ
うになっている。
【0018】整流部材6は、図1〜図5に示すように、
三次元流路31内に設けられたものであって、この三次
元流路31と二次元流路32との境界の段差部31aに
位置し、三次元流路31から二次元流路32に漸次変化
する縮小流路面6aを有する一体のもので構成されてい
る。さらに、整流部材6は、環状に一体に形成されたも
のであり、上記段差部31aの隅部を埋めるように構成
されている。また、縮小流路面6aは、三次元流路31
の径を大径部とする上流端6bから、二次元流路32の
高さ寸法を小径部とする下流端6cまで連続的に縮小す
る円錐状の面によって形成されている。そしてさらに、
整流部材6は、射出成形機を用いて、プラスチック等の
高分子合成樹脂により一体型に成形されたものであり、
寸法精度の優れたものとなっている。また、整流部材6
は、接着剤等の固定手段により、三次元流路31に固定
されている。
【0019】また、連結ハウジング30は、フランジ部
33を介して流体振動形流量計素子2に固定されるよう
になっている。
【0020】上記のように構成された整流装置10にお
いては、整流部材6が一体のもので構成されているか
ら、部品点数の低減を図ることができるとともに、整流
部材6を連結ハウジング30に取り付ける工数の低減を
図ることができる。しかも、射出成形機等の成形手段に
よって、寸法精度の優れた整流部材6を一体に成形する
ことができるから、三次元流路31における段差部31
aを有する部分を滑らかに連続する縮小流路面6aで覆
うことができる。したがって、整流された二次元的な流
れの流体を流体振動形流量計素子2に供給することがで
き、同流体振動形流量計素子2の測定精度を向上させる
ことができる。
【0021】なお、上記実施の形態においては、下流端
6cを円形状に形成したが、この下流端6cは、図6に
示すように、二次元流路32の高さ寸法と一致するよう
な矩形状に形成してもよい。
【0022】次に、この発明の第2の実施の形態を、図
7を参照して説明する。ただし、図1〜図5に示す第1
の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付し、そ
の説明を簡略化する。この第2の実施の形態が第1の実
施の形態と異なる点は、整流部材6が軸方向に長く形成
されている点である。
【0023】すなわち、整流部材6は、筒状に形成され
たものであって、縮小流路面6aの上流端6bが三次元
流路31の開口端部に達しており、下流端6cより下流
側の部分が整流効果を向上させるため円筒状に長く形成
されている。その他、整流部材6の形状については、図
5と同様に形成されている。ただし、下流端6c及びこ
の下流端6cより下流側の部分は、図6に示すように矩
形状に形成してもよい。
【0024】次に、この発明の第3の実施の形態を、図
8〜図12を参照して説明する。ただし、図1〜図5に
示す第1の実施の形態と共通する要素には同一の符号を
付し、その説明を簡略化する。
【0025】この実施の形態で示す連結ハウジング30
には、図8〜図12に示すように、二次元流路32内に
おけるこの二次元流路32と三次元流路31との境界に
段差部32aが形成されている。そして、整流部材7
は、二次元流路32内における段差部32aの位置にあ
って、二次元流路32の幅を漸次拡大する拡大流路面7
aを有する一体のもので構成されている。すなわち、整
流部材7は、矩形状の環状に形成されたものであり、段
差部32aの隅部を埋めるように構成されている。
【0026】また、拡大流路面7aは、三次元流路31
の径を長手方向の寸法とする偏平矩形状に形成された上
流端7bから、流体振動形流量計素子2の入口部2aの
形状に一致する偏平矩形状の下流端7cまで幅方向の寸
法(長手方向の寸法)を漸次拡大するように斜めに形成
されている。第一実施例の図5に示す整流部材6を用い
た場合は、上流端7bの形状は正方形となる。また図6
に示す整流部材6を用いた時は上流端が矩形となる。
【0027】さらに、整流部材7は、射出成形機を用い
て、プラスチック等の高分子材料により一体に形成され
ており、寸法精度の優れたものとなっている。また、整
流部材7は、接着剤等の固定手段により、二次元流路3
2に固定されている。
【0028】上記のように構成された整流装置10にお
いては、上記第1の実施の形態と同様に、整流部材7が
一体のもので構成されているから、部品点数の低減を図
ることができるとともに、整流部材7を連結ハウジング
30に取り付ける工数の低減を図ることができる。ま
た、射出成形機等の成形手段によって、寸法精度の優れ
た整流部材7を一体に成形することができるから、二次
元流路32における段差部32aを有する部分を滑らか
に連続する拡大流路面7aで覆うことができる。したが
って、二次元的な流れとなった流体が乱れることなく流
体振動形流量計素子2に供給されることになるので、同
流体振動形流量計素子2の測定精度の向上を図ることが
できる。
【0029】次に、この発明の第4の実施の形態を、図
13〜図15を参照して説明する。ただし、図1〜図5
に示す第1の実施の形態、及び図8〜図12に示す第3
の実施の形態と共通する要素には同一の符号を付し、そ
の説明を簡略化する。
【0030】連結ハウジング30における段差部31a
の部分には、図13に示すように、第1の実施の形態で
示した整流部材6の他の例として示した図6の整流部材
6が設けられ、段差部32aの部分には、第3の実施の
形態で示した整流部材7が設けられている。そして、整
流部材6の下流端6c、段差部31aから段差部32a
へ貫通する貫通部34、及び整流部材7の上流端部7b
は、図14〜図15に示すように、同一の矩形状に形成
されている。
【0031】上記のように構成された整流部材10にお
いては、段差部31aの部分に整流部材6が設けられ、
段差部32aの部分に整流部材7が設けられているか
ら、三次元流路31から二次元流路32を通って流体振
動形流量計素子2の入口部2aに至る流路が滑らかな状
態になる。このため、三次元的な流れを二次元的な流れ
に変換し、かつ整流されたガスを流体振動形流量計素子
2に供給することができる。したがって、流体振動形流
量計素子2の測定精度の向上を図ることができる。
【0032】なお、上記各実施の形態においては、流路
を流れる流体として、プロパンガス、都市ガス等の燃料
用のガスを用いて説明したが、他の気体や液体等の流体
であってもよいことはいうまでもない。
【0033】
【発明の効果】請求項1に係る発明においては、整流部
材が一体のもので構成されているから、部品点数の低減
を図ることができるとともに、整流部材を連結ハウジン
グに取り付ける工数の低減を図ることができる。しか
も、射出成形機等の成形手段によって、寸法精度の優れ
た整流部材を一体に成形することができるから、三次元
流路における段差部を有する部分を滑らかに連続する縮
小流路面で覆うことができる。したがって、整流された
二次元的な流れの流体を流体振動形流量計素子に供給す
ることができ、同流体振動形流量計素子の測定精度を向
上させることができる。
【0034】また、上記請求項2に係る発明において
は、上記請求項1に係る発明と同様に、整流部材が一体
のもので構成されているから、部品点数の低減を図るこ
とができるとともに、整流部材を連結ハウジングに取り
付ける工数の低減を図ることができる。また、射出成形
機等の成形手段によって、寸法精度の優れた整流部材を
一体に成形することができるから、二次元流路における
段差部を有する部分を滑らかに連続する拡大流路面で覆
うことができる。したがって、二次元的な流れとなった
流体が乱れることなく流体振動形流量計素子に供給され
ることになるので、同流体振動形流量計素子の測定精度
の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態として示した整流
装置の断面図。
【図2】同整流装置を示す図であって、図1のII矢視
図。
【図3】同整流装置を示す図であって、図1の III矢視
図。
【図4】同整流装置の整流部材を示す断面図。
【図5】同整流装置の整流部材を示す図であって、図4
のV矢視図。
【図6】同整流装置の整流部材の他の例を示す図であっ
て、図4のV矢視図に相当する図。
【図7】この発明の第2の実施の形態として示した整流
装置の断面図。
【図8】この発明の第3の実施の形態として示した整流
装置の断面図。
【図9】同整流装置を示す図であって、図8のIX矢視
図。
【図10】同整流装置を示す図であって、図8のX矢視
図。
【図11】同整流装置の整流部材を示す断面図。
【図12】同整流装置の整流部材を示す図であって、図
11のXII 矢視図。
【図13】この発明の第4の実施の形態として示した整
流装置の断面図。
【図14】同整流装置を示す図であって、図13のA矢
視図。
【図15】同整流装置を示す図であって、図13のB矢
視図。
【図16】従来例として示した整流装置の斜視図。
【符号の説明】
2 流体振動形流量計素子 2a 入口部 6 整流部材 6a 縮小流路面 7 整流部材 7a 拡大流路面 30 連結ハウジング 31 三次元流路 31a 段差部 32 二次元流路 32a 段差部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次元的な流れを必要とする流体振動形
    流量計素子の入口部に設けた整流装置であって、前記入
    口部と他の流路とを連結するように構成された連結ハウ
    ジングと、この連結ハウジング内に設けられた整流部材
    とを備えてなり、前記連結ハウジングは、三次元流路
    と、この三次元流路に隣接するように形成された二次元
    流路とによって構成されており、前記三次元流路は、他
    の流路に連結するための流路であって、断面がほぼ円形
    状に形成され、三次元的な流れとなるようになってお
    り、前記二次元流路は、前記流体振動形流量計素子の入
    口部に連結するための流路であって、断面がほぼ矩形状
    に形成され、二次元的な流れとなるようになっており、
    前記整流部材は、三次元流路内部に取付け可能な状態で
    設けられたものであって、この三次元流路と二次元流路
    との境界の段差部に位置し、三次元流路から二次元流路
    に漸次変化する縮小流路面を有する一体のもので構成さ
    れていることを特徴とする整流装置。
  2. 【請求項2】 整流部材を三次元流路の内部に一体型に
    構成したことを特徴とする請求項1記載の整流装置。
  3. 【請求項3】 二次元的な流れを必要とする流体振動形
    流量計素子の入口部に設けた整流装置であって、前記入
    口部と他の流路とを連結するように構成された連結ハウ
    ジングと、この連結ハウジング内に設けられた整流部材
    とを備えてなり、前記連結ハウジングは、三次元流路
    と、この三次元流路に隣接するように形成された二次元
    流路とによって構成されており、前記三次元流路は、他
    の流路に連結するための流路であって、断面がほぼ円形
    状に形成され、三次元的な流れとなるようになってお
    り、前記二次元流路は、前記流体振動形流量計素子の入
    口部に連結するための流路であって、断面がほぼ矩形状
    に形成され、二次元的な流れとなるようになっており、
    前記整流部材は、二次元流路内部に取付け可能な状態で
    設けられたものであって、この二次元流路と三次元流路
    との境界の段差部に位置し、二次元流路の幅を漸次拡大
    する拡大流路面を有する一体のもので構成されているこ
    とを特徴とする整流装置。
  4. 【請求項4】 整流部材を二次元流路の内部に一体型に
    構成したことを特徴とする請求項3記載の整流装置。
  5. 【請求項5】 整流部材を合成樹脂によって成形したこ
    とを特徴とする請求項1〜4記載の整流装置。
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