JPH0648349Y2 - カルマン渦流量計 - Google Patents

カルマン渦流量計

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JPH0648349Y2
JPH0648349Y2 JP1988146697U JP14669788U JPH0648349Y2 JP H0648349 Y2 JPH0648349 Y2 JP H0648349Y2 JP 1988146697 U JP1988146697 U JP 1988146697U JP 14669788 U JP14669788 U JP 14669788U JP H0648349 Y2 JPH0648349 Y2 JP H0648349Y2
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JP
Japan
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vortex
vortex generator
casing
karman vortex
karman
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JP1988146697U
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JPH0267225U (ja
Inventor
博信 矢尾
睦 南雲
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Fuji Electric Co Ltd
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Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】 この考案は、管路内を流れる流体、たとえば自動車エン
ジンでの吸入空気の流量を、流体中に挿設された渦発生
体によって発生するカルマン渦に基づき測定する流量計
であって、とくに被測定流体の種類や測定範囲に応じる
渦発生体の変更に際し、コスト低減および品質向上が図
れるカルマン渦流量計に関する。
【従来の技術】
第2図は従来例の断面図である。同図において従来のカ
ルマン渦流量計20は、主として管路21、ケーシング付き
渦発生体22および渦検出部23から構成されている。ケー
シング付き渦発生体22は、渦検出部23のケーシング23A
と、渦発生体2とを樹脂材料により、一体的に成形した
ものである。したがって、このケーシング付き渦発生体
22は、樹脂成形により、複雑な形状にもかかわらず精度
よく製作するこが可能で、かつ重量も軽減される。 第3図は第2図に示した従来例の主要部材であるケーシ
ング付き渦発生体31の断面図である。同図において、ケ
ーシング付き渦発生体31は、主として樹脂モールド部32
と、金属板33とから構成される。樹脂モールド部32は、
カルマン渦発生体30、渦検出部ケーシング23Aおよび温
度センサ保護管34等からなる。また、金属板33はカルマ
ン渦発生体30の上面Sに配置されて、樹脂モールド部32
と共に一体的に成形される。 このように、ケーシング付き渦発生体31は、渦検出部ケ
ーシング23A、カルマン渦発生体30等が樹脂材料によ
り、樹脂モールド部32を成形すると共に、カルマン渦発
生体30の上面Sに金属板33が配置され、一体化される。
したがって、成形時の樹脂モールド部32の収縮が減少
し、金属板33の剛性により、カルマン渦発生体30の上面
Sの平面度が大きく改善される。
【考案が解決しようとする課題】
以上説明したように、従来の技術では、カルマン渦発生
体30と渦検出部ケーシング23Aとが一体成形されケーシ
ング付き渦発生体31として構成される。一般に、カルマ
ン渦流量計では、被測定流体の種類や測定範囲が変わる
と、渦発生体の長さおよび太さなどの寸法を変更しなけ
ればならない。そのため、渦発生体の形状,寸法の変更
に応じて、これと直接には関係ない渦検出部ケーシング
を含めた形で変更となり、全体的な成形型の再製作が必
要となる。 この考案の課題は、従来の技術がもつ以上の問題点を解
消し、被測定流体の種類や測定範囲に応じる渦発生体の
変更に際して、コスト低減および品質向上が図れるカル
マン渦流量計を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために、本考案によるカルマ
ン渦流量計は、 カルマン渦発生体と渦検出部用のケーシングとが個別に
成形されており、かつ、カルマン渦発生体はその上面に
断面台形状の溝を有すると共に渦検出部用ケーシングは
その下面に前記断面台形状の溝と係合する突出部を有
し、前記断面台形状の溝と前記突出部とを係合させるこ
とにより、カルマン渦発生体と渦検出部用ケーシングと
を一体化してなることを特徴とする。
【作用】
このカルマン渦流量計では、カルマン渦発生体と渦検出
部用のケーシングとが、それぞれ個別に成形された後に
接合,一体化される。
【実施例】
本考案に係るカルマン渦流量計の実施例について、第1
図を参照しながら説明する。第1図はこの実施例の要部
断面図で、同図において、11は渦発生体、11a,11bはそ
れぞれ導圧孔、3は渦検出部、12は渦検出部3を格納す
るケーシングである。4は管路、5はOリングで、管路
4にあけられた渦発生体11を挿設するための開口部と渦
発生体11との接触部を密閉する。 渦発生体11と、ケーシング12とは、それぞれ個別に樹脂
成形される。なお、渦発生体11の上面と、ケーシング12
の下面とは、いずれも平面状をなしている。 さらに、渦発生体11の上面には、断面逆台形状の溝(蟻
溝)が形成されており、ケーシング12の下面には、先程
の溝と係合する断面逆台形状の突出部が形成されてい
る。この渦発生体11とケーシング12との接合は、前者の
溝と、後者の突出部との機械的はめ込みによる。 このような実施例においては、渦発生体11とケーシング
12とが、それぞれ個別に樹脂成形された後に接合され
る。したがって、被測定流体の種類や測定範囲に変更が
あった場合でも、最適な寸法、形状をもったカルマン渦
発生体を簡単に装着することができるので、迅速に対応
することができる。 さらに、渦流量計の構成部材のうち、カルマン渦発生体
部のみを変更可能な構成にしているので、カルマン渦発
生体の変更に際し、ケーシングはそのまま流用すること
ができる。すなわち、成形部品に関しては、渦発生体だ
けを変更すれば済むから、渦発生体用の成形型の改造な
いし新規製作だけで対処することができる。その結果、
全体的な成形型製作に関するコストや製作期間が大幅に
削減できる。
【考案の効果】
以上説明したように、この考案においては、カルマン渦
発生体と渦検出部用のケーシングとが、それぞれ個別に
成形された後に接合,一体化される。 したがって、この考案によれば、従来の技術に比べ次の
ようなすぐれた効果がある。被測定流体の種類や測定範
囲に応じるカルマン渦発生体の変更に際し、コスト低減
および品質向上が可能になる。すなわち、従来例と異な
り成形部品としては渦発生体だけの変更ですむから、渦
発生体用の成形型の改造ないし新規製作だけでよい。し
たがって全体的な成形型製作に関するコストや期間が大
幅に削減できる。また、部品成形製作の点からも、従来
の一体成形方式に比べて、この考案による個別成形部品
の接合,一体化方式の方が、品質向上とともに、歩留り
率向上ひいては生産高向上,低コスト化の点で優れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る実施例の要部断面図、 第2図は従来例の断面図、 第3図は従来例の主要部材の断面図である。 符号説明 11:渦発生体、12:ケーシング、3:渦検出部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定流体が流れる管路内に挿設されるカ
    ルマン渦発生体と、このカルマン渦発生体の両側面に交
    互に発生する圧力変動に応じて振動する振動部材の振動
    周波数を測定する渦検出部とを備える流量計において、 前記カルマン渦発生体と前記渦検出部用のケーシングと
    は個別に成形されており、かつ、前記カルマン渦発生体
    はその上面に断面台形状の溝を有すると共に前記渦検出
    部用ケーシングはその下面に前記断面台形状の溝と係合
    する突出部を有し、前記断面台形状の溝と前記突出部と
    を係合させることにより、前記カルマン渦発生体と前記
    渦検出部用ケーシングとを一体化してなることを特徴と
    するカルマン渦流量計。
JP1988146697U 1988-11-10 1988-11-10 カルマン渦流量計 Expired - Lifetime JPH0648349Y2 (ja)

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JPH0267225U JPH0267225U (ja) 1990-05-22
JPH0648349Y2 true JPH0648349Y2 (ja) 1994-12-12

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6237717B2 (ja) * 1982-08-11 1987-08-13 Fuji Denki Sogo Kenkyusho Kk
JPS6398518A (ja) * 1986-10-15 1988-04-30 Fuji Electric Co Ltd カルマン渦流量計

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6237717U (ja) * 1985-08-24 1987-03-06

Patent Citations (2)

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JPS6398518A (ja) * 1986-10-15 1988-04-30 Fuji Electric Co Ltd カルマン渦流量計

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