JPH1098687A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH1098687A
JPH1098687A JP8250765A JP25076596A JPH1098687A JP H1098687 A JPH1098687 A JP H1098687A JP 8250765 A JP8250765 A JP 8250765A JP 25076596 A JP25076596 A JP 25076596A JP H1098687 A JPH1098687 A JP H1098687A
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signal
magnetic recording
reproducing
reproducing apparatus
circuit
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JP8250765A
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Hiroshi Kono
洋 河野
Hiroyuki Hori
博幸 堀
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】磁気記録再生装置における再生時に、レターボ
ックス信号の識別有りの場合に、安価な回路対応で通常
再生画質と比較して水平解像度の増加あるいは水平解像
感の増加を図る。 【解決手段】レターボックス信号識別回路12で識別判
定有りと判断すると、通常再生画質設定と比較して、再
生イコライザ回路5の特性を切り換えることで水平解像
度を増加し、または、識別判定有りと判断するとディエ
ンファシス回路7の特性切り換え、若しくは、アパーチ
ャーコントロール回路9の特性切換ることで水平解像感
を増加させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像信号の磁気記
録再生装置に係り、特にレターボックス信号を含んだワ
イドクリアビジョン放送を受信し、映像信号を記録再生
する際にレターボックス信号の有無を識別し、その識別
情報に基づいて水平解像度及び水平解像感の改善を図る
磁気記録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】EDTV−II(ワイドクリアビジョン放
送)は、レターボックス信号方式で受信し、磁気記録再
生装置においては、下記3つのシステムがある。
【0003】(1) レターボックス信号である識別信
号のみを記録し、識別信号に対応するワイドテレビに接
続すると瞬時に画角が16:9に切り替わるシステム。
【0004】(2) (1)に示す識別信号に対応する
他に、レターボックス信号の主画部に含まれたHH信号
(水平解像度補強信号)を解読して記録し、EDTV−
II対応テレビでなくても、水平解像度補強分のメリット
を享受できるようにするシステム。
【0005】(3) (2)に示す識別信号に対応する
他に、レターボックス信号の無画部に含まれたHH信号
(水平解像度補強信号)と、VH信号(垂直解像度補強
信号)と、VT信号(垂直時間解像度補強信号)の3つ
の補強信号をそのまま記録し、EDTV−II対応で3つ
の補強信号を解読可能なテレビと組み合わせてEDTV
−IIの高画質を実現するシステム。
【0006】前記システムのうちで、(2),(3)の
システムにおいては、EDTV−IIの補強信号をデコー
ドする高価なLSIが必要であり、場合によっては、T
BC(タイム・ベース・コレクター)のような高価なL
SIをも内蔵し、EDTV−II(ワイドクリアビジョン
放送)における画質改善は、高級機の磁気記録再生装置
においてのみ対応することができるものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の磁気記録再生装
置は、高価なLSI(=HH信号やVH信号、VT信号
のコード用LSI/TBC用LSI)を搭載していない
場合には、比較的安価に対応できるレターボックス信号
の識別対応まで対応できるに過ぎず、ワイドテレビ接続
時の自動識別制御には効果があるものの高画質対応には
至らないという欠点があった。
【0008】本発明の目的は、一般的な磁気記録再生装
置内にある再生映像信号処理で、安価な回路システム対
応でEDTV−II(ワイドクリアビジョン放送)に対し
て高画質改善を行うことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の観点に係
る磁気記録再生装置は、入力された映像信号を記録及び
再生する映像信号記録再生手段と、記録すべき映像信号
の所定の水平ラインに重畳されたレターボックス信号を
識別する手段と、再生時のFM復調前に反転現象の対策
を行うと共に広域に渡ってフラットな特性を得る再生イ
コライザ手段と、FM復調後に高域ノイズを抑制するデ
ィエンファシス手段と、主に1〜2MHz帯域の輝度信
号成分の多い帯域を強調するアパーチャーコントロール
手段および再生された映像信号の所定の水平ラインに重
畳されたレターボックス信号を識別する手段を備える。
前記レターボックス信号識別手段の出力端は前記再生イ
コライザ手段に接続される。そして、映像信号の再生時
にレターボックス信号の有無を識別し、その識別信号の
有無に基づいて前記再生イコライザ手段の再生イコライ
ザ特性を制御する。
【0010】また、本発明の第2の観点に係る磁気記録
再生装置では、前記レターボックス信号識別手段の出力
端を前記ディエンファシス手段に接続し、映像信号の再
生時にレターボックス信号の有無を識別し、その識別信
号に基づいて前記ディエンファシス手段のディエンファ
シス特性を制御するようにしている。
【0011】更にまた、本発明の第3の観点に係る磁気
記録再生装置では、前記レターボックス信号識別手段の
出力端を前記アパーチャーコントロール手段に接続し、
映像信号の再生時にレターボックス信号の有無を識別
し、その識別信号に基づいて前記アパーチャーコントロ
ール手段のアパーチャコントロール特性を制御するよう
にしている。
【0012】すなわち、本発明では、前記目的を達成す
るために、再生された映像信号の所定の水平ラインに重
畳されたレターボックス信号を識別する手段を設け、識
別された情報により、再生輝度信号をFM復調する前の
再生イコライザ回路のQ特性を通常再生画質設定と比較
して小さくするか、低域加算量(サイドバンド)の低域
利得を大きくするか、ピーク周波数の高域化の特性化制
御を行う。あるいは、前記識別された情報により、FM
復調後に行われるディエンファシス回路での高域減衰量
を通常再生画質設定と比較して減少させる。あるいは、
前記識別された情報により、ディエンファシス回路後に
処理されるアパーチャーコントロール回路にて再生輝度
信号の周波数特性の振幅を持ち上げるようにしている。
【0013】したがって、本発明では、磁気記録再生装
置がHH信号やVH信号、VT信号のデコード用LSI
を使用した場合のような効果は得られないもののEDT
V−II(ワイドクリアビジョン放送)の高画質化を安価
な手段で実現する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明になる磁気記録再生
装置の実施形態について、図面を参照しながら説明す
る。
【0015】図1は、本発明になる磁気記録再生装置の
ブロック図を示している。図1において、1はヘッドシ
リンダ、2は前記ヘッドシリンダ1より出力されたFM
信号を増幅する再生アンプ回路、3は前記再生アンプ回
路2より出力されるカラー信号を高域に周波数変換する
周波数変換回路、4は前記周波数変換回路3より伝送さ
れるカラー信号のS/Nを改善するバーストディエンフ
ァシス回路である。5は再生アンプ回路2より出力され
る輝度信号の再生イコライザ回路、6は前記再生イコラ
イザ回路5より伝送されたFM信号をFM復調するFM
復調回路、7はFM復調された輝度信号のS/Nの改善
を行うディエンファシス回路、8はノイズリダクション
回路、9は前記ディエンファシス回路7においてディエ
ンファシス処理された信号の周波数特性を決めるアパー
チャーコントロール回路である。このアパーチャーコン
トロール回路9は、主に1〜2MHz帯域の輝度信号成
分の多い帯域を強調するように動作する。
【0016】10はバーストディエンファシス回路4を
介して得られる再生カラー信号とアパーチャーコントロ
ール回路9を介して得られる輝度信号を合成する輝度/
カラー合成回路、11は輝度/カラー合成後の映像信号
を出力する映像信号出力回路、12は再生映像信号に含
まれたレターボックス信号の識別を行うレターボックス
信号識別回路、13はテレビと接続される映像出力端子
である。
【0017】次に、以上のように構成された磁気記録再
生装置の動作について説明する。
【0018】カセットテープに記録されている信号は、
ヘッドシリンダ1によりFM信号として読み取って再生
アンプ回路2へ伝送される。再生アンプ回路2は、入力
されたFM信号を約1000倍に増幅し、カラー信号は
該再生アンプ回路2より周波数変換回路3に伝送する。
周波数変換回路3は、カラー信号の周波数を629KH
zから3.58MHzに高域変換する。高域変換した再
生カラ−信号は、周波数変換回路3からバーストディエ
ンファシス回路4に伝送し、カラーのS/Nの改善処理
を行う。
【0019】一方、再生アンプ回路2は、輝度信号であ
るFM信号を再生イコライザ回路5に入力し、そこで、
Q特性,低域加算量,ピーク周波数特性によって反転現
象の対策を行うと共に高域に渡ってフラットな特性を得
るように特性化する。その後、そのFM信号をFM復調
回路6によりFM復調した後に、再生輝度信号としてデ
ィエンファシス回路7に伝送する。ディエンファシス回
路7は、再生輝度信号の高域減衰量を決定し、再生映像
信号の高域ノイズ量と波形応答を特性化し、該再生輝度
信号をディエンファシス回路7よりノイズリダクション
回路8に入力する。ノイズリダクション回路8は、この
再生輝度信号のS/Nを改善した後に、周波数特性の振
幅を決定するアパーチャーコントロール回路9へ伝送す
る。
【0020】輝度/カラー合成回路10は、再生輝度信
号をアパーチャーコントロール回路9より入力し、ま
た、再生カラー信号をバーストディエンファシス回路4
より入力し、この輝度信号とカラー信号を合成する。輝
度/カラー合成回路10は、合成した映像信号を再生映
像出力回路11に伝送する。再生映像出力回路11は、
再生映像信号を映像出力端子13に伝送し、この映像出
力端子13にテレビを接続することによりモニターでき
るようにする。
【0021】また、再生映像出力回路11は、再生映像
信号をレターボックス信号識別回路12にも伝送する。
レターボックス信号識別回路12は、水平ラインに含ま
れたレターボックス信号の識別処理を行う。ここで、レ
ターボックス信号識別回路12は、記録するときの識別
信号に対応するワイドテレビに接続すると瞬時に画角が
16:9に切り換わるシステム構成時に動作する識別処
理を、この再生時にも動作するようにしている。
【0022】レターボックス信号識別回路12におい
て、レターボックス信号の識別信号有りと判定した場合
は、以下に示す3つの手法により画質改善を実現する。
【0023】(手法1)判定情報を再生イコライザ回路
5に伝達し、通常再生画質に設定されたQ特性を通常再
生時より小さくする、或いは、低域加算量を多くして低
域利得を通常再生画質設定時より大きくする、或いは、
ピーク周波数特性を通常再生画質設定時よりも高域化す
る手段を用いることで、レターボックス信号が識別信号
有りと判定した場合には、通常再生画質設定時に比べて
水平解像度の増加を図って高画質化を実現する。
【0024】以下に、その具体的な構成例を示す。
【0025】図2は、一般的な再生イコライザ回路の具
体的な回路例である。入力信号Aは、演算器15を通し
た後に演算増幅器16の正相入力及びトラップ回路17
に入力する。トラップ回路17は、入力信号のうち、あ
る任意の周波数foの成分を抑圧した後に、その信号を
演算増幅器16の逆挿入力及び可変利得増幅器18,1
9に供給する。このとき、トラップ回路17において抑
圧する周波数foは、直流電圧源22の直流電圧により
制御できるようにしている。
【0026】演算増幅器16は、前記トラップ回路17
での処理前後の信号を演算して出力する。また、可変利
得増幅器18は、前記トラップ回路17の出力信号Bを
直流電圧源23の直流電圧により制御可能な利得K1で
増幅した後に、その信号を演算増幅器15に帰還させ
る。更に、可変利得増幅器19は、入力された信号Bを
直流電圧源24の直流電圧により制御可能な利得K2で
増幅して低域通過回路20に供給する。低域通過回路2
0は、可変利得増幅器19から供給された信号から高域
を除去した信号Dを演算器21に入力する。
【0027】演算器21は、前記演算増幅器16の出力
信号Cと、低域通過回路20の出力信号Dとを加算して
信号Eとして出力する。以上の動作により、入力信号A
に対する出力信号Eのゲイン周波数特性は、トラップ回
路17における周波数foにピークをもった図3の
(a)のような特性となる。
【0028】このとき、入力信号Aに対する信号B,C
のゲイン周波数特性は、可変利得増幅回路18の利得K
1に関し、それぞれ、図3の(b),(c)に示すよう
な特性となる。従って、出力信号Eにおいては、図3の
(d)のように変化する。すなわち、利得K1によって
再生イコライザ回路5のQ特性が決定される。また、入
力信号Aに対する信号Dのゲイン周波数特性は、可変利
得増幅回路19の利得K2に関して、図3の(e)のよ
うになる。従って、出力信号Dにおいては、図3の
(f)に示すように変化する。すなわち、この再生イコ
ライザ回路5における低域加算量は、可変利得増幅器1
9の利得K2によって決定される。
【0029】図4(a)は、本発明で使用する再生イコ
ライザ回路5の第1の実施形態を示している。この回路
は、前記再生イコライザ回路の低域加算量を決定する前
記直流電圧源24を、レターボックス信号識別回路12
から出力される判定情報により、直流電圧を切り替える
ような回路に構成したものである。この回路では、前記
判定情報を用いてスイッチ回路25を制御し、前記可変
利得増幅回路19の利得を制御する直流電圧をV1(直
流電圧源26)またはV2(直流電圧源27)に切り替
える。これによれば、図4の(b)に示すように、通常
再生画質設定では識別「無」の特性に対して、レターボ
ックス信号が識別有りと判定された場合には、「有」の
特性を得ることが可能となる。
【0030】図5(a)は、本発明で使用する再生イコ
ライザ回路5の第2の実施形態を示している。この回路
は、前述の再生イコライザ回路において、Q特性を決定
する前記直流電圧源23を、レターボックス信号識別回
路12から出力される判定情報を用いてスイッチ回路2
5を制御することにより、V3(直流電圧源28)また
はV4(直流電圧源29)に切り替えるように構成した
ものである。これによれば、図5の(b)に示すよう
に、通常再生画質設定では「無」の特性、レターボック
ス信号が識別有りと判定された場合には「有」の特性を
得ることが可能となる。
【0031】また、図6(a)は、本発明で使用する再
生イコライザ回路5の第3の実施形態を示している。こ
の回路は、前記再生イコライザ回路において、ピーク周
波数を決定する直流電圧源22を、レターボックス識別
回路12より出力される判定情報を用いてスイッチ回路
25を制御することにより、V5(直流電圧源30)ま
たはV6(直流電圧源31)を切り替えるように構成し
たものである。これによれば、図6(b)に示すよう
に、通常再生画質設定では、「無」の特性、レターボッ
クス信号が識別有りと判定された場合には「有」の特性
を得ることが可能となる。
【0032】(手法2)レターボックス信号識別回路1
2において、レターボックス信号の識別信号有りと判定
した場合は、識別信号有りの情報をディエンファシス回
路7に伝達し、通常再生画質で設定された高域減衰量を
通常再生画質設定時よりも減少させる。これにより、通
常再生画質設定時に比べて水平解像感の増加を図り、高
画質化を実現することができる。
【0033】以下、その具体的な構成例について説明す
る。
【0034】図7は、一般的なメインディエンファシス
回路の例であり、R1,R2,C1の直列接続による低域
通過フィルタが構成されている。すなわち、この回路に
よる入出力間には、Vo/Vi=(SC12+1)/
(SC11+SC12+1)が成り立っており、図8に
おける曲線aのような特性となる。
【0035】図9は、本発明で使用するメインディエン
ファシス回路7の第1の実施形態を示す図である。この
回路は、レターボックス信号識別回路12により前記レ
ターボックス信号の識別信号が有りと判定された場合に
は、スイッチ回路32を制御してC2(<C1)側が有効
となるように接続する構成とすることで、図8における
曲線bのように、通常再生時(曲線a)に比べて高域減
衰量が減少した特性を得ることができる。
【0036】図10は、本発明で使用するメインディエ
ンファシス回路7の第2の実施形態を示す図である。こ
の回路は、通常(識別信号が無しの時)にスイッチ回路
32を未接続(オープン)とし、識別信号が有りの時に
接続(ショート)することで、前述の回路と同様の効果
を得ることができるようにしたものである。
【0037】(手法3)レターボックス信号識別回路1
2において、レターボックス信号の識別信号有りと判定
した場合は、判定情報をアパーチャーコントロール回路
9に伝達することで、通常再生画質で設定された周波数
特性の振幅を通常再生画質設定時よりも持ち上げること
で、レターボックス信号が識別有りと判定された場合に
は通常再生画質設定時に比べて水平解像感の増加を図
り、高画質化を実現する。
【0038】以下に、その具体的な構成例について説明
する。
【0039】図11は、一般的に用いられているアパー
チャコントロール回路の回路例である。図11におい
て、33は帯域通過フィルタ、34は高域通過フィル
タ、35はスイッチ回路、36は可変利得増幅器、37
はコンパレータ、38は演算器、39は直流電圧源であ
る。入力された信号は、帯域通過フィルタ33または高
域通過フィルタ34を通った後にスイッチ回路35と可
変利得増幅器36を介した該信号と演算器38により演
算されて出力される。
【0040】このとき、コンパレータ37は、直流電圧
源39の直流電圧を任意の直流電圧と比較し、この直流
電圧源39の直流電圧が高い、または低いに応じて2値
(HighまたはLow)の信号を出力をしてスイッチ
回路35を制御する。具体的には、直流電圧源39の直
流電圧が高い場合には、スイッチ回路35は帯域通過フ
ィルタ33側を有効にするように接続される。可変利得
増幅器36は、直流電圧源39の直流電圧により利得が
可変され、入力信号に加算する信号の振幅を変化させ
る。以上の動作により、この回路における入出力間のゲ
イン周波数特性は、図12に示すように、直流電圧源3
9の直流電圧(低→高)に応じて(a→b)に変化す
る。
【0041】図13は、本発明で使用するアパーチャコ
ントロール回路9の一実施形態を示す図である。この回
路は、前述したアパーチャコントロール回路において、
可変利得増幅回路36及びコンパレータ37を制御する
直流電圧源39の代りにレターボックス信号識別回路1
2より出力される判定情報を使用するようにしたもので
ある。これによれば、レターボックス信号の識別信号有
りと判定した場合には、レターボックス信号識別回路1
2より出力する判定情報(直流電圧)を通常よりも高く
することで、アパーチャコントロール回路9における高
域特性を持ち上げることが可能となる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、高価な
LISを用いたシステムを採用することなしに、現在使
用している回路ブロックの通常再生画質設定によるレタ
ーボックス信号識別処理により時定数等を切り換えるこ
とにより、レターボックス信号を含んだEDTV−II
(ワイドクリアビジョン放送)の高画質化として、水平
解像度の増加あるいは水平解像感の増加を図ることがで
きるという優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる磁気記録再生装置の一実施形態を
示すブロック図である。
【図2】一般的な再生イコライザ回路の具体例を示すブ
ロック図である。
【図3】再生イコライザ回路におけるゲイン周波数特性
を示す特性図である。
【図4】本発明において使用する再生イコライザ回路の
第1の実施形態を示すブロック図とその特性図である。
【図5】本発明において使用する再生イコライザ回路の
第2の実施形態を示すブロック図と特性図である。
【図6】本発明において使用する再生イコライザ回路の
第3の実施形態を示すブロック図と特性図である。
【図7】一般的なメインディエンファシス回路の具体的
な回路例を示すブロック図である。
【図8】メインディエンファシス回路におけるゲイン周
波数特性を示す特性図である。
【図9】本発明において使用するメインディエンファシ
ス回路の第1の実施形態を示すブロック図である。
【図10】本発明において使用するメインディエンファ
シス回路の第2の実施形態を示すブロック図である。
【図11】一般的なアパーチャコントロール回路の具体
的な回路例を示すブロック図である。
【図12】アパーチャコントロール回路におけるゲイン
周波数特性を示す特性図である。
【図13】本発明で使用するアパーチャコントロール回
路の一実施形態を示すブロック図である。
【符号の説明】
1…ヘッドシリンダ、2…再生アンプ回路、3…周波数
変換回路、4…バーストディエンファシス回路、5…再
生イコライザ回路、6…FM復調回路、7…ディエンフ
ァシス回路、8…ノイズリダクション回路、9…アパー
チャーコントロール回路、10…輝度/カラー合成回
路、11…再生映像出力回路、12…レターボックス信
号識別回路、13…映像出力端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 7/08 H04N 7/08 Z 7/081

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力された映像信号を記録及び再生する映
    像信号記録再生手段と、記録すべき映像信号の所定の水
    平ラインに重畳されたレターボックス信号を識別する手
    段と、再生時のFM復調前に反転現象の対策を行うと共
    に広域に渡ってフラットな特性を得る再生イコライザ手
    段と、FM復調後に高域ノイズを抑制するディエンファ
    シス手段と、主に1〜2MHz帯域の輝度信号成分の多
    い帯域を強調するアパーチャーコントロール手段を備え
    た磁気記録再生装置において、 再生された映像信号の所定の水平ラインに重畳されたレ
    ターボックス信号を識別する手段を設けると共に該レタ
    ーボックス信号識別手段の出力端を前記再生イコライザ
    手段に接続し、前記映像信号の再生時にレターボックス
    信号の有無を識別し、その識別信号の有無に基づいて前
    記再生イコライザー手段の再生イコライザ特性を制御す
    ることを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の磁気記録再生装置におい
    て、識別信号が有りと判定した場合は、前記再生イコラ
    イザ手段において、通常再生画質に設定されたQ特性を
    通常再生時より小さくするようにしたことを特徴とする
    磁気記録再生装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の磁気記録再生装置におい
    て、識別信号が有りと判定した場合は、前記再生イコラ
    イザ手段において、低域利得を通常再生画質設定時より
    も大きくするようにしたことを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載の磁気記録再生装置におい
    て、識別信号が有りと判定した場合は、前記再生イコラ
    イザ手段において、ピーク周波数特性を通常再生画質設
    定時よりも高域化するようにしたことを特徴とする磁気
    記録再生装置。
  5. 【請求項5】入力された映像信号を記録及び再生する映
    像信号記録再生手段と、記録すべき映像信号の所定の水
    平ラインに重畳されたレターボックス信号を識別する手
    段と、再生時のFM復調前に反転現象の対策を行うと共
    に広域に渡ってフラットな特性を得る再生イコライザ手
    段と、FM復調後に高域ノイズを抑制するディエンファ
    シス手段と、主に1〜2MHz帯域の輝度信号成分の多
    い帯域を強調するアパーチャーコントロール手段を備え
    た磁気記録再生装置において、 再生された映像信号の所定の水平ラインに重畳されたレ
    ターボックス信号を識別する手段を設けると共に該レタ
    ーボックス信号識別手段の出力端を前記ディエンファシ
    ス手段に接続し、前記映像信号の再生時にレターボック
    ス信号の有無を識別し、その識別信号に基づいて前記デ
    ィエンファシス手段のディエンファシス特性を制御する
    ことを特徴とする磁気記録再生装置。
  6. 【請求項6】請求項5に記載の磁気記録再生装置におい
    て、識別信号が有りと判定した場合は、前記ディエンフ
    ァシス手段において、通常再生画質で設定された高域減
    衰量を通常再生画質設定時よりも減少させることを特徴
    とする磁気記録再生装置。
  7. 【請求項7】入力された映像信号を記録及び再生する映
    像信号記録再生手段と、記録すべき映像信号の所定の水
    平ラインに重畳されたレターボックス信号を識別する手
    段と、再生時のFM復調前に反転現象の対策を行うとと
    もに広域に渡ってフラットな特性を得る再生イコライザ
    ー手段と、FM復調後に高域ノイズを抑制するディエン
    ファシス手段と、主に1〜2MHz帯域の輝度信号成分
    の多い帯域を強調するアパーチャーコントロール手段を
    有する磁気記録再生装置において、 再生された映像信号の所定の水平ラインに重畳されたレ
    ターボックス信号を識別する手段を設けると共に該レタ
    ーボックス信号識別手段の出力端を前記アパーチャーコ
    ントロール手段に接続し、前記映像信号の再生時にレタ
    ーボックス信号の有無を識別し、その識別信号に基づい
    て前記アパーチャーコントロール手段のアパーチャコン
    トロール特性を制御することを特徴とする磁気記録再生
    装置。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の磁気記録再生装置におい
    て、前記識別信号が有りと判定した場合は、前記アパー
    チャーコントロール手段において、通常再生画質で設定
    された周波数特性の振幅を、通常再生画質設定時よりも
    大きくすることを特徴とする磁気記録再生装置。
  9. 【請求項9】請求項7に記載の磁気記録再生装置におい
    て、前記識別信号が有りと判定した場合は、前上記アパ
    ーチャーコントロール手段において、通常再生画質で設
    定された周波数特性の高域特性を、通常再生画質設定時
    よりも持ち上げることを特徴とする磁気記録再生装置。
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