JPH109846A - 人体検知装置 - Google Patents

人体検知装置

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Publication number
JPH109846A
JPH109846A JP16217396A JP16217396A JPH109846A JP H109846 A JPH109846 A JP H109846A JP 16217396 A JP16217396 A JP 16217396A JP 16217396 A JP16217396 A JP 16217396A JP H109846 A JPH109846 A JP H109846A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ultrasonic
human body
rectangular wave
wave signal
ultrasonic sensor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16217396A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Adachi
真治 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP16217396A priority Critical patent/JPH109846A/ja
Publication of JPH109846A publication Critical patent/JPH109846A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Length Measuring Devices Characterised By Use Of Acoustic Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Measurement Of Velocity Or Position Using Acoustic Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 超音波センサを複数近接設置する場合におい
ても、各超音波センサによる相互干渉を防止ことがで
き、誤検知が少なく高い信頼性で、検知対象エリア内に
おける物体を人体として検知することのできる人体検知
装置を提供する。 【解決手段】 検知対象エリア内の物体を人体として検
知するための人体検知装置であって、ゼロクロスコンパ
レータとN分周回路と超音波センサ制御装置とが備えら
れおり、ゼロクロスコンパレータにより、商用交流電源
のゼロクロス点を検出して、このゼロクロス点に同期す
る矩形波信号を生成し、N分周回路により、生成された
矩形波信号をその信号周期が任意の超音波送信時間の間
隔に等しくなるようにN分周し、そして、超音波センサ
制御装置により、N分周された矩形波信号を超音波送信
同期信号として用いて各超音波センサの超音波送信時間
間隔の同期を取ることを特徴とする人体検知装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人体検知装置に
関するものである。さらに詳しくは、この発明は、超音
波センサを複数個近接設置する場合においても、各セン
サによる相互干渉を防止することにより高い信頼性で人
体を検知することのできる人体検知装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来より、人体を自動的に検知するため
の受動式人体検知装置としては、測距式の超音波センサ
が備えられている検知装置が知られている。この測距式
超音波センサ検知装置では、超音波を検知対象エリア内
に送信し、検知対象エリア内の物体により反射される反
射超音波を超音波センサにより受信して、この受信反射
超音波と送信超音波とから計測される時間差異、つまり
反射時間を用いて検知対象エリア内の物体との距離を測
定することにより、人体の検知を行う。
【0003】このような測距式超音波センサ検知装置で
は、超音波センサ一つによる超音波の送受信では、検知
精度が低いため、通常、複数の超音波センサを併設さ
せ、各超音波センサによる送受信超音波を用いることに
より、対象エリア内における人体の誤検知を減少させ、
検知精度の向上を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の測距式超音波センサ検知装置では、超音波
センサを複数併設すると、各超音波センサによる送信波
に対する検知対象エリア内からの反射波が、各超音波セ
ンサ相互に干渉波として受信されるため、正確な反射時
間の計測を行うことができないといった問題があった。
【0005】たとえば、図2は、超音波センサが2個併
設されている測距式超音波センサ検知装置の設置概念図
を例示したものであり、また、図3は、図2に例示した
測距式超音波センサ検知装置における各超音波センサに
よる各送受信波の時間関係を例示したものである。この
図2に例示したように超音波センサが複数併設されてい
る場合には、各超音波センサ間の相互干渉を考慮して、
通常、たとえば検知装置に備えられている制御手段など
により、先頭反射波以降に受信される干渉波を、外来ノ
イズ等として判断し、反射時間計測の対象として用いな
いように制御する。これにより、先頭反射波以降の受信
される相互干渉波による距離測定への影響を除去するこ
とができる。
【0006】第1超音波センサ(ア)においては、図3
に例示したように、第2超音波センサ(イ)の送信波に
よる干渉波は、先頭反射波以降に受信されているため
に、制御手段などにより外来ノイズ等として判断され、
よって、距離測定に影響を与えることなく、本来の先頭
反射波との反射時間Tkが正確に計測される。しかしな
がら、第1超音波センサ(ア)と第2超音波センサ
(イ)それぞれの送信超音波の送信タイミングに時間的
ディレイDが生じる場合では、この時間的ディレイDの
ために、第2超音波センサ(イ)では、自己の送信波に
対する本来の先頭反射波が受信される前に、第1超音波
センサの送信波に対する反射波が干渉波となって受信さ
れてしまう。したがって、制御手段等による判断が正確
に行われずに、この干渉波との反射時間Tk’が計測さ
れ、よって、本来の反射時間Tkではない反射時間T
k’を用いて、誤った距離測定が行われてしまう。
【0007】このように、超音波センサを複数併設した
検知装置では、各センサの送信タイミングの時間差のた
めに、正確な反射時間の計測を行うことができず、検知
装置の誤検知が多発するといった問題があった。このよ
うな問題を解決するためには、各併設超音波センサの超
音波送信タイミングの同期を取る必要がある。
【0008】従来の人体検知装置では、この超音波送信
タイミングの同期を行うために、相互同期機能を有する
各超音波センサを同期信号線(ウ)により信号接続して
いた。この信号接続は、通常、施工現場において施工者
が任意にその必要性を判断して行っていた。しかしなが
ら、施工現場における同期信号接続の必要性の判断は、
各センサ間における相互干渉の有無の判定が検知装置を
実働させないと行うことができないため、非常に困難で
あり、また、各超音波センサに対する同期信号線(ウ)
の入線や接続などの作業および調整が、迅速な施工を妨
げるといった問題があった。
【0009】そこで、この発明は、以上の通りの事情に
鑑みてなされたものであり、複数の超音波センサを近接
設置する場合においても、同期信号接続のような余計な
現場作業や調整を必要とせず、各センサ相互の干渉波に
よる影響を受けずに高精度で人体を検知することのでき
る人体検知装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、検知対象エリア内の物体を人体
として検知するための人体検知装置であって、ゼロクロ
スコンパレータとN分周回路と超音波センサ制御装置と
が備えられており、ゼロクロスコンパレータにより、商
用交流電源のゼロクロス点を検出して、このゼロクロス
点に同期する矩形波信号を生成し、N分周回路により、
生成された矩形波信号をその信号周期が任意の超音波送
信時間の間隔に等しくなるようにN分周し、そして、超
音波センサ制御装置により、N分周された矩形波信号を
超音波送信同期信号として用いて各超音波センサの超音
波送信時間間隔の同期を取ることを特徴とする人体検知
装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付した図面に沿って実施
例を示し、この発明の実施の形態についてさらに詳しく
説明する。
【0012】
【実施例】図1は、この発明の人体検知装置における超
音波送信時間間隔の同期処理の過程を例示したものであ
る。この図1において、この発明の人体検知装置では、
まず、ゼロクロスコンパレータにより、周波数50Hzま
たは60Hzの商用交流電源のゼロクロス点を検出し、検
出したゼロクロス点に同期する矩形波信号を生成する。
【0013】この矩形波信号の信号周期は、商用交流電
源の周波数が50Hzまたは60Hzであるために、1/5
0sec または1/60sec となる。この信号周期を後述
の超音波送信同期信号として用いると、音波伝搬速度
上、発信間隔が短すぎるために、同期を正確に取ること
ができなくなる。そこで、N分周回路により、この矩形
波信号の立ち上がり若しくは立ち下がりエッジ間隔を超
音波送信時間間隔に合わせてN分周し、その周期をN・
1/50sec またはN・1/60sec とする。
【0014】そして、超音波センサ制御装置により、こ
のN分周された矩形波信号を超音波送信同期信号として
用い、その信号周期、つまり立ち上がりエッジタイミン
グ、または立ち下がりエッジタイミングと同期させて、
N・1/50sec またはN・1/60sec 時間間隔で、
各超音波センサにおける各超音波を送信する。このよう
にして、常に不変値である商用交流電源のゼロクロス点
を基準として生成される波信号を同期信号として用いる
ことにより、正確に超音波発信の同期を取ることがで
き、よって、近接設置された複数の超音波センサ間にお
ける相互干渉の影響を受けずに、高精度で人体検知を行
うことができる。
【0015】もちろん、この発明は以上の例に限定され
るものではなく、細部については様々な態様が可能であ
ることは言うまでもない。
【0016】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って、超音波センサを複数近接設置する場合において
も、各超音波センサによる相互干渉を防止することがで
き、高精度で人体を検知することのできる人体検知装置
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の人体検知装置における超音波送信時
間間隔の同期処理過程を例示した図である。
【図2】超音波センサが2個併設されている従来の測距
式超音波センサ検知装置を例示した概念図である。
【図3】図3に例示した検知装置における各超音波セン
サによる送受信波を例示した概念図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検知対象エリア内の物体を人体として検
    知するための人体検知装置であって、ゼロクロスコンパ
    レータとN分周回路と超音波センサ制御装置とが備えら
    れており、ゼロクロスコンパレータにより、商用交流電
    源のゼロクロス点を検出して、このゼロクロス点に同期
    する矩形波信号を生成し、N分周回路により、生成され
    た矩形波信号をその信号周期が任意の超音波送信時間の
    間隔に等しくなるようにN分周し、そして、超音波セン
    サ制御装置により、N分周された矩形波信号を超音波送
    信同期信号として用いて各超音波センサの超音波送信時
    間間隔の同期を取ることを特徴とする人体検知装置。
JP16217396A 1996-06-21 1996-06-21 人体検知装置 Pending JPH109846A (ja)

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JP16217396A JPH109846A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 人体検知装置

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JPH109846A true JPH109846A (ja) 1998-01-16

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JP16217396A Pending JPH109846A (ja) 1996-06-21 1996-06-21 人体検知装置

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JP (1) JPH109846A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9869758B2 (en) 2013-05-03 2018-01-16 Philips Lighting Holding B.V. Mitigating disturbance in sensing
CN109283598A (zh) * 2018-08-24 2019-01-29 西安陆海地球物理科技有限公司 检波器测试仪的震动激励系统及方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9869758B2 (en) 2013-05-03 2018-01-16 Philips Lighting Holding B.V. Mitigating disturbance in sensing
CN109283598A (zh) * 2018-08-24 2019-01-29 西安陆海地球物理科技有限公司 检波器测试仪的震动激励系统及方法
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