JPH10981A - 車両用灯具の取付構造 - Google Patents
車両用灯具の取付構造Info
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- JPH10981A JPH10981A JP15238996A JP15238996A JPH10981A JP H10981 A JPH10981 A JP H10981A JP 15238996 A JP15238996 A JP 15238996A JP 15238996 A JP15238996 A JP 15238996A JP H10981 A JPH10981 A JP H10981A
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- lamp
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q1/00—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
- B60Q1/02—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
- B60Q1/04—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
- B60Q1/0408—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body
- B60Q1/0433—Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights built into the vehicle body, e.g. details concerning the mounting of the headlamps on the vehicle body the housing being fastened onto the vehicle body using screws
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 車両用灯具を取付体に高精度に取り付けるこ
と。 【解決手段】 取付ボルト３のねじ部３２の根元部に、
最大外径が透孔２０の内径よりも大のテーパ部３４が設
けられている。この結果、ヘッドランプ１の取付ボルト
３を車体２の透孔２０中に挿通すると、取付ボルト３の
テーパ部３４の外周面が透孔２０の内周面に当接して、
取付ボルト３の中心Ｏと透孔２０の中心Ｏとが合致する
ので、ヘッドランプ１が車体２に対してずれるような虞
が無く、ヘッドランプ１が車体２に高精度に取り付けら
れる。
と。 【解決手段】 取付ボルト３のねじ部３２の根元部に、
最大外径が透孔２０の内径よりも大のテーパ部３４が設
けられている。この結果、ヘッドランプ１の取付ボルト
３を車体２の透孔２０中に挿通すると、取付ボルト３の
テーパ部３４の外周面が透孔２０の内周面に当接して、
取付ボルト３の中心Ｏと透孔２０の中心Ｏとが合致する
ので、ヘッドランプ１が車体２に対してずれるような虞
が無く、ヘッドランプ１が車体２に高精度に取り付けら
れる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両用灯具を車体
や他の車両用灯具等の取付体に取り付ける取付構造に係
り、特に車両用灯具を取付体に高精度に取り付けること
ができる車両用灯具の取付構造に関するものである。こ
こで、車両用灯具とは、ヘッドランプ等の前照灯やフォ
グランプ等の補助前照灯等を言う。また、取付体として
は、車体や他の車両用灯具等を言う。
や他の車両用灯具等の取付体に取り付ける取付構造に係
り、特に車両用灯具を取付体に高精度に取り付けること
ができる車両用灯具の取付構造に関するものである。こ
こで、車両用灯具とは、ヘッドランプ等の前照灯やフォ
グランプ等の補助前照灯等を言う。また、取付体として
は、車体や他の車両用灯具等を言う。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の取付構造を図４乃至図９
を参照して説明する。この例は、車両用灯具がヘッドラ
ンプで、取付体が車体である例について説明する。
を参照して説明する。この例は、車両用灯具がヘッドラ
ンプで、取付体が車体である例について説明する。
【０００３】図において、１は車両用灯具としてのヘッ
ドランプである。このヘッドランプ１は、例えば合成樹
脂製のランプハウジング１０の前面開口部の縁のシール
凹部（図示せず）にレンズ１１のシール脚部（図示せ
ず）がシール材（例えばホットメルト等のシール材兼接
着剤）によりシール固定されており、このランプハウジ
ング１０及びレンズ１１により灯室（図示せず）が画成
されており、この灯室内にリフレクタ（図示せず）及び
光源バルブ（図示せず）が配設されてなる。なお、この
ヘッドランプ１において、ランプハウジング１０とレン
ズ１１とはクリップ等（図示せず）により機械的に固定
される場合もある。
ドランプである。このヘッドランプ１は、例えば合成樹
脂製のランプハウジング１０の前面開口部の縁のシール
凹部（図示せず）にレンズ１１のシール脚部（図示せ
ず）がシール材（例えばホットメルト等のシール材兼接
着剤）によりシール固定されており、このランプハウジ
ング１０及びレンズ１１により灯室（図示せず）が画成
されており、この灯室内にリフレクタ（図示せず）及び
光源バルブ（図示せず）が配設されてなる。なお、この
ヘッドランプ１において、ランプハウジング１０とレン
ズ１１とはクリップ等（図示せず）により機械的に固定
される場合もある。
【０００４】前記ランプハウジング１０の右側（この例
では、後述する車体２に取り付けた際に、自動車の右サ
イド側）には、第１取付部としての取付ボス部１２が上
下に２個一体に突設されている。この取付ボス部１２に
は取付ボルト３がインサート成形等により埋設（若しく
は植設）固定されている。
では、後述する車体２に取り付けた際に、自動車の右サ
イド側）には、第１取付部としての取付ボス部１２が上
下に２個一体に突設されている。この取付ボス部１２に
は取付ボルト３がインサート成形等により埋設（若しく
は植設）固定されている。
【０００５】この取付ボルト３は、一端部側の前記取付
ボス部１２に埋設された埋設部３０と、中間部の鍔部３
１と、他端部側のねじ部３２とからなる。前記鍔部３１
は前記取付ボス部１２の端面に設けられた凹部１２０中
に収納されている。また、前記ねじ部３２は、ねじ山の
径がほぼ同一の円柱形状をなす。
ボス部１２に埋設された埋設部３０と、中間部の鍔部３
１と、他端部側のねじ部３２とからなる。前記鍔部３１
は前記取付ボス部１２の端面に設けられた凹部１２０中
に収納されている。また、前記ねじ部３２は、ねじ山の
径がほぼ同一の円柱形状をなす。
【０００６】一方、前記ランプハウジング１０の左側
（この例では、後述する車体２に取り付けた際に、自動
車の中央側）には、第２取付部としての取付板部１３が
一体に設けられている。
（この例では、後述する車体２に取り付けた際に、自動
車の中央側）には、第２取付部としての取付板部１３が
一体に設けられている。
【０００７】図において、２は取付体としての車体であ
る。この車体２のうち、前記取付ボルト３と対応する箇
所には２個の円形の透孔２０が設けられている。この透
孔２０の内径は、図８及び図９に示すように、前記取付
ボルト３のねじ部３２のねじ山の外径よりも若干大であ
る。すなわち、車体２の透孔２０の内周面と、ヘッドラ
ンプ１側の取付ボルト３のねじ部３２のねじ山の頂点
（若しくはボルト３のねじ部３２のねじ山の頂点を結ん
だ仮想の外周面）との間には、若干の隙間が生じる。
る。この車体２のうち、前記取付ボルト３と対応する箇
所には２個の円形の透孔２０が設けられている。この透
孔２０の内径は、図８及び図９に示すように、前記取付
ボルト３のねじ部３２のねじ山の外径よりも若干大であ
る。すなわち、車体２の透孔２０の内周面と、ヘッドラ
ンプ１側の取付ボルト３のねじ部３２のねじ山の頂点
（若しくはボルト３のねじ部３２のねじ山の頂点を結ん
だ仮想の外周面）との間には、若干の隙間が生じる。
【０００８】次に、上述の従来の車両用灯具の取付構造
におけるヘッドランプ１の車体２への取り付け方につい
て説明する。まず、ヘッドランプ１の第１取付部側の２
個の取付ボルト３のねじ部３２を、車体２の２個の透孔
２０中にそれぞれ挿通させる。その２個の取付ボルト３
のねじ部３２に２個のナット３３をそれぞれ締め付け
て、ヘッドランプ１の取付ボス部１２の端面とナット３
３の内面との間において、車体２の透孔２０の周縁を挟
圧挟持することにより、ヘッドランプ１の第１取付部側
が車体２に取り付けられる。
におけるヘッドランプ１の車体２への取り付け方につい
て説明する。まず、ヘッドランプ１の第１取付部側の２
個の取付ボルト３のねじ部３２を、車体２の２個の透孔
２０中にそれぞれ挿通させる。その２個の取付ボルト３
のねじ部３２に２個のナット３３をそれぞれ締め付け
て、ヘッドランプ１の取付ボス部１２の端面とナット３
３の内面との間において、車体２の透孔２０の周縁を挟
圧挟持することにより、ヘッドランプ１の第１取付部側
が車体２に取り付けられる。
【０００９】次いで、ヘッドランプ１の第２取付部側の
取付板部１３を車体２に、ボルトナットや係合凹凸部等
（図示せず）により取り付ける。この結果、ヘッドラン
プ１が車体２に取り付けられることとなる。それから、
上述のヘッドランプ１の右側（サイド側）にはクリアラ
ンスランプやフロントターンシグナルランプ等（図示せ
ず）が取り付けられ、一方、上述のヘッドランプ１の左
側（中央側）にはグリル（図示せず）等が取り付けられ
る。
取付板部１３を車体２に、ボルトナットや係合凹凸部等
（図示せず）により取り付ける。この結果、ヘッドラン
プ１が車体２に取り付けられることとなる。それから、
上述のヘッドランプ１の右側（サイド側）にはクリアラ
ンスランプやフロントターンシグナルランプ等（図示せ
ず）が取り付けられ、一方、上述のヘッドランプ１の左
側（中央側）にはグリル（図示せず）等が取り付けられ
る。
【００１０】上述のヘッドランプ等の車両用灯具におい
ては、光軸が厳格に調整されている。従って、上述の車
両用灯具は、取付体に高精度に取り付けることが重要で
ある。
ては、光軸が厳格に調整されている。従って、上述の車
両用灯具は、取付体に高精度に取り付けることが重要で
ある。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
の取付構造は、図８及び図９に示すように、車体２の透
孔２０の内周面とヘッドランプ１側の取付ボルト３のね
じ部３２の外周面（若しくは取付ボルト３のねじ部のね
じ山の頂点）との間には若干の隙間がある。このため
に、取付ボルト３のねじ部３２の中心（中心軸）Ｏと車
体２の透孔２０の中心（中心軸）Ｏとがずれて、ヘッド
ランプ１を車体２に高精度に取り付けられない場合があ
る。
の取付構造は、図８及び図９に示すように、車体２の透
孔２０の内周面とヘッドランプ１側の取付ボルト３のね
じ部３２の外周面（若しくは取付ボルト３のねじ部のね
じ山の頂点）との間には若干の隙間がある。このため
に、取付ボルト３のねじ部３２の中心（中心軸）Ｏと車
体２の透孔２０の中心（中心軸）Ｏとがずれて、ヘッド
ランプ１を車体２に高精度に取り付けられない場合があ
る。
【００１２】すなわち、上述の取付ボルト３及び透孔２
０が上下に２個設けられている例において、図７に示す
ように、上下２個の取付ボルト３のねじ部３２の中心Ｏ
と、同じく上下２個の車体２の透孔２０の中心Ｏとが合
致すれば、上側のねじ部３２（図７中実線にて示す）の
中心Ｏと下側のねじ部３２（図７中実線にて示す）の中
心Ｏとを結ぶ線分（図６及び図７中の一点鎖線で示す線
分）のヘッドランプ１の姿勢が、上側の透孔２０（図７
中二点鎖線にて示す）の中心Ｏと下側の透孔２０（図７
中二点鎖線にて示す）の中心Ｏとを結ぶ線分（図６及び
図７中の一点鎖線で示す線分）の正規の姿勢と合致し、
ヘッドランプ１が車体２に高精度に取り付けられる。
０が上下に２個設けられている例において、図７に示す
ように、上下２個の取付ボルト３のねじ部３２の中心Ｏ
と、同じく上下２個の車体２の透孔２０の中心Ｏとが合
致すれば、上側のねじ部３２（図７中実線にて示す）の
中心Ｏと下側のねじ部３２（図７中実線にて示す）の中
心Ｏとを結ぶ線分（図６及び図７中の一点鎖線で示す線
分）のヘッドランプ１の姿勢が、上側の透孔２０（図７
中二点鎖線にて示す）の中心Ｏと下側の透孔２０（図７
中二点鎖線にて示す）の中心Ｏとを結ぶ線分（図６及び
図７中の一点鎖線で示す線分）の正規の姿勢と合致し、
ヘッドランプ１が車体２に高精度に取り付けられる。
【００１３】しかしながら、上下２個の取付ボルト３の
ねじ部３２の中心Ｏ′と、上下２個の車体２の透孔２０
の中心Ｏとがずれると、例えば図７に示すように、上側
のねじ部３２（破線にて示す）の中心Ｏ′が透孔２０
（二点鎖線にて示す）の中心Ｏに対して前方（図７中左
側）に、また下側のねじ部３２（破線にて示す）の中心
Ｏ′が透孔２０（二点鎖線にて示す）の中心Ｏに対して
後方（図７中右側）にずれると、上側のねじ部３２の中
心Ｏ′と下側のねじ部３２の中心Ｏ′とを結ぶ線分（図
６及び図７中の二点鎖線で示す線分）のヘッドランプ１
の姿勢が、上側の透孔２０の中心Ｏと下側の透孔２０の
中心Ｏとを結ぶ線分（図６及び図７中の一点鎖線で示す
線分）の正規の姿勢に対して、図６及び図７に示すよう
に、角度θ分前後に傾いてずれ、ヘッドランプ１が車体
２に高精度に取り付けられない。
ねじ部３２の中心Ｏ′と、上下２個の車体２の透孔２０
の中心Ｏとがずれると、例えば図７に示すように、上側
のねじ部３２（破線にて示す）の中心Ｏ′が透孔２０
（二点鎖線にて示す）の中心Ｏに対して前方（図７中左
側）に、また下側のねじ部３２（破線にて示す）の中心
Ｏ′が透孔２０（二点鎖線にて示す）の中心Ｏに対して
後方（図７中右側）にずれると、上側のねじ部３２の中
心Ｏ′と下側のねじ部３２の中心Ｏ′とを結ぶ線分（図
６及び図７中の二点鎖線で示す線分）のヘッドランプ１
の姿勢が、上側の透孔２０の中心Ｏと下側の透孔２０の
中心Ｏとを結ぶ線分（図６及び図７中の一点鎖線で示す
線分）の正規の姿勢に対して、図６及び図７に示すよう
に、角度θ分前後に傾いてずれ、ヘッドランプ１が車体
２に高精度に取り付けられない。
【００１４】そして、図６に示すように、ヘッドランプ
１と車体２との第１取付部における上述の前後の傾き
（ずれ）の角度θが約１〜２°と僅かであっても、この
ヘッドランプ１の第１取付部側に対してレンズ１１側の
前方において、大きな角度θ′約４．５〜５．５°の傾
き（ずれ）となる。
１と車体２との第１取付部における上述の前後の傾き
（ずれ）の角度θが約１〜２°と僅かであっても、この
ヘッドランプ１の第１取付部側に対してレンズ１１側の
前方において、大きな角度θ′約４．５〜５．５°の傾
き（ずれ）となる。
【００１５】しかも、図６及び図７に示すように、上下
２個の透孔２０の中心Ｏを結ぶ線分若しくは上下２個の
取付ボルト３のねじ部３２の中心Ｏ（Ｏ′）を結ぶ線分
が垂直線に対して傾斜している場合、取付にばら付きが
あり、上述の傾き（ずれ）が発生し易い。このように、
従来の車両用灯具の取付構造においては、車両用灯具の
取付精度に問題がある。
２個の透孔２０の中心Ｏを結ぶ線分若しくは上下２個の
取付ボルト３のねじ部３２の中心Ｏ（Ｏ′）を結ぶ線分
が垂直線に対して傾斜している場合、取付にばら付きが
あり、上述の傾き（ずれ）が発生し易い。このように、
従来の車両用灯具の取付構造においては、車両用灯具の
取付精度に問題がある。
【００１６】本発明の目的は、車両用灯具を取付体に高
精度に取り付けることができる車両用灯具の取付構造を
提供することにある。
精度に取り付けることができる車両用灯具の取付構造を
提供することにある。
【００１７】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するために、取付ボルトのうち透孔内に位置する部
分（ねじ部の根元部）に、最大外径が前記透孔の内径よ
りも大のテーパ部が設けられていることを特徴とする。
達成するために、取付ボルトのうち透孔内に位置する部
分（ねじ部の根元部）に、最大外径が前記透孔の内径よ
りも大のテーパ部が設けられていることを特徴とする。
【００１８】この結果、本発明の車両用灯具の取付構造
は、車両用灯具の取付ボルトを取付体の透孔中に挿通す
ると、取付ボルトのテーパ部の外周面が透孔の内周面に
当接して、取付ボルトの中心と透孔の中心とが合致する
ので、車両用灯具が取付体に対してずれるような虞が無
く、車両用灯具が取付体に高精度に取り付けられる。
は、車両用灯具の取付ボルトを取付体の透孔中に挿通す
ると、取付ボルトのテーパ部の外周面が透孔の内周面に
当接して、取付ボルトの中心と透孔の中心とが合致する
ので、車両用灯具が取付体に対してずれるような虞が無
く、車両用灯具が取付体に高精度に取り付けられる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車両用灯具の取付
構造の一実施の形態を図１乃至図３を参照して説明す
る。この例は、車両用灯具がヘッドランプで、取付体が
車体である例について説明する。図１乃至図３中におい
て、図４乃至図９と同符号は同一のものを示す。
構造の一実施の形態を図１乃至図３を参照して説明す
る。この例は、車両用灯具がヘッドランプで、取付体が
車体である例について説明する。図１乃至図３中におい
て、図４乃至図９と同符号は同一のものを示す。
【００２０】本発明のこの実施の形態における車両用灯
具の取付構造は、取付ボルト３のうち透孔２０内に位置
する部分、すなわちねじ部３２の根元部に、最大外径が
透孔２０の内径よりも大のテーパ部３４を設ける。すな
わち、このテーパ部３４におけるねじ山の外径が透孔２
０の内径よりも大である。なお、この取付ボルト３のう
ち透孔２０内に位置する部分、すなわちねじ部３２の根
本部を、無ねじ部となし、この無ねじ部を最大外径が透
孔２０の内径よりも大のテーパ部となしても良い。
具の取付構造は、取付ボルト３のうち透孔２０内に位置
する部分、すなわちねじ部３２の根元部に、最大外径が
透孔２０の内径よりも大のテーパ部３４を設ける。すな
わち、このテーパ部３４におけるねじ山の外径が透孔２
０の内径よりも大である。なお、この取付ボルト３のう
ち透孔２０内に位置する部分、すなわちねじ部３２の根
本部を、無ねじ部となし、この無ねじ部を最大外径が透
孔２０の内径よりも大のテーパ部となしても良い。
【００２１】本発明のこの実施の形態における車両用灯
具の取付構造は、以上の如き構成からなるので、ヘッド
ランプ１側の２個の取付ボルト３のねじ部３２を車体２
側の２個の透孔２０中に挿通する。すると、取付ボルト
３のテーパ部３４の外周面（テーパ部３４のねじ山の頂
点）が透孔２０の内周面に当接して、図３に示すよう
に、取付ボルト３のねじ部３２及びテーパ部３４中心Ｏ
と透孔２０の中心Ｏとが合致する。この結果、ヘッドラ
ンプ１が車体２に対してずれるような虞が無いので、ヘ
ッドランプ１が車体２に高精度に取り付けられる。
具の取付構造は、以上の如き構成からなるので、ヘッド
ランプ１側の２個の取付ボルト３のねじ部３２を車体２
側の２個の透孔２０中に挿通する。すると、取付ボルト
３のテーパ部３４の外周面（テーパ部３４のねじ山の頂
点）が透孔２０の内周面に当接して、図３に示すよう
に、取付ボルト３のねじ部３２及びテーパ部３４中心Ｏ
と透孔２０の中心Ｏとが合致する。この結果、ヘッドラ
ンプ１が車体２に対してずれるような虞が無いので、ヘ
ッドランプ１が車体２に高精度に取り付けられる。
【００２２】なお、上述の実施の形態のものは、車両用
灯具としてヘッドランプ１、取付体として車体２を使用
した例について説明したが、本発明はその他の車両用灯
具（フォグランプ等の前照灯、またクリアランスランプ
等のスモールランプ、さらにフロントターンシグナルラ
ンプ等の信号灯、さらにまたリヤーフィニッシャーやガ
ーニッシュ等の装飾装置）、取付体（その他の車両用灯
具）にも使用することができる。
灯具としてヘッドランプ１、取付体として車体２を使用
した例について説明したが、本発明はその他の車両用灯
具（フォグランプ等の前照灯、またクリアランスランプ
等のスモールランプ、さらにフロントターンシグナルラ
ンプ等の信号灯、さらにまたリヤーフィニッシャーやガ
ーニッシュ等の装飾装置）、取付体（その他の車両用灯
具）にも使用することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上から明らかなように、本発明の車両
用灯具の取付構造は、車両用灯具を取付体に高精度に取
り付けることができる。
用灯具の取付構造は、車両用灯具を取付体に高精度に取
り付けることができる。
【図１】本発明の車両用灯具の取付構造の一実施の形態
を示した要部の一部断面図である。
を示した要部の一部断面図である。
【図２】図１におけるＩＩ部拡大断面図である。
【図３】車両用灯具としてのヘッドランプが取付体とし
ての車体に高精度に取り付けられる状態を示した説明図
である。
ての車体に高精度に取り付けられる状態を示した説明図
である。
【図４】従来の車両用灯具の取付構造を示し、車両用灯
具としてのヘッドランプを取付体としての車体に取り付
けた状態の説明正面図である。
具としてのヘッドランプを取付体としての車体に取り付
けた状態の説明正面図である。
【図５】同じく説明平面図である。
【図６】同じく説明右側面図である。
【図７】ヘッドランプが車体にずれて取り付けられた場
合の状態を示した説明図である。
合の状態を示した説明図である。
【図８】図５におけるＶＩＩＩ−ＶＩＩＩ線断面図であ
る。
る。
【図９】図８におけるＩＸ部拡大断面図である。
１…ヘッドランプ（車両用灯具）、１２…取付ボス部、
２…車体（取付体）、２０…透孔、３…取付ボルト、３
２…ねじ部、３３…ナット、３４…テーパ部、Ｏ…ねじ
部の中心、透孔の中心。
２…車体（取付体）、２０…透孔、３…取付ボルト、３
２…ねじ部、３３…ナット、３４…テーパ部、Ｏ…ねじ
部の中心、透孔の中心。
Claims (1)
- 【請求項１】 車両用灯具を車体や他の車両用灯具等の
取付体に取り付ける取付構造であって、 前記車両用灯具に固定された取付ボルトと、 前記取付体に設けた取付ボルト挿通用の透孔と、 前記取付体の透孔に挿通された前記車両用灯具の取付ボ
ルトに締付られたナットと、 を有し、前記車両用灯具と前記ボルトに締付られた前記
ナットとで前記取付体の透孔の周縁を挟圧挟持すること
により、前記車両用灯具が前記取付体に取り付けられる
車両用灯具の取付構造において、 前記取付ボルトのうち前記透孔内に位置する部分にテー
パ部を設け、このテーパ部が前記透孔の内周面に当接す
ることにより、前記取付ボルトの中心と前記透孔の中心
とが合致することを特徴とする車両用灯具の取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15238996A JPH10981A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 車両用灯具の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15238996A JPH10981A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 車両用灯具の取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10981A true JPH10981A (ja) | 1998-01-06 |
Family
ID=15539454
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15238996A Pending JPH10981A (ja) | 1996-06-13 | 1996-06-13 | 車両用灯具の取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10981A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894906A1 (fr) * | 2005-12-20 | 2007-06-22 | Valeo Vision Sa | Bloc de feu de vehicule automobile equipe d'une tige comportant un troncon de positionnement et un troncon de fixation sur un element de carrosserie |
| FR3103158A1 (fr) * | 2019-11-14 | 2021-05-21 | Psa Automobiles Sa | Boîtier de module d’éclairage ou de signalisation pourvu d’éléments d’indexation pour son positionnement sur la caisse d’un véhicule automobile |
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1996
- 1996-06-13 JP JP15238996A patent/JPH10981A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2894906A1 (fr) * | 2005-12-20 | 2007-06-22 | Valeo Vision Sa | Bloc de feu de vehicule automobile equipe d'une tige comportant un troncon de positionnement et un troncon de fixation sur un element de carrosserie |
| EP1800949A1 (fr) * | 2005-12-20 | 2007-06-27 | Valeo Vision | Bloc de feu de véhicule automobile équipé d'une tige comportant un tronçon de positionnement et un tronçon de fixation sur un élément de carrosserie |
| FR3103158A1 (fr) * | 2019-11-14 | 2021-05-21 | Psa Automobiles Sa | Boîtier de module d’éclairage ou de signalisation pourvu d’éléments d’indexation pour son positionnement sur la caisse d’un véhicule automobile |
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