JPH1098117A - 半導体装置とその製造方法 - Google Patents

半導体装置とその製造方法

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JPH1098117A
JPH1098117A JP8253374A JP25337496A JPH1098117A JP H1098117 A JPH1098117 A JP H1098117A JP 8253374 A JP8253374 A JP 8253374A JP 25337496 A JP25337496 A JP 25337496A JP H1098117 A JPH1098117 A JP H1098117A
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JP
Japan
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source
gate electrode
drain region
region
mask
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Application number
JP8253374A
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English (en)
Inventor
Takashi Arai
隆 新井
Yutaka Yamada
裕 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第2の高濃度ソース・ドレイン領域を形成す
ることにより、ゲート間の共通拡散領域の直列抵抗の増
大を防止し、且つサイドウォールスペーサに要する寸法
マージンを減じる。 【解決手段】 LOCOS酸化膜で囲まれた活性領域表
面にゲート酸化膜3を形成し、その上にゲート電極4を
形成する。ゲート電極をマスクとしたイオン注入により
N−ソース・ドレイン領域を形成する。再度レジストマ
スクで被覆し、隣接するゲート電極4間の共通領域9に
のみ選択的に第2のN+ソース・ドレイン領域8を形成
する。ゲート電極4の側壁にスペーサ5を形成し、スペ
ーサ5をマスクとしたイオン注入によりN+ソース・ド
レイン領域を形成する。これにより、ゲート電極4間が
スペーサ5で埋没された時の、共通領域9の直列抵抗の
増大を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一つの拡散領域を
共通の領域として少なくとも2本のゲート電極が隣接し
て延在するパターンを具備する半導体装置の、パターン
の縮小化に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIの高密度化が進むにつれて、集積
化されるMOS素子のゲート長も短くなり、短チャンネ
ル効果が顕著になる。短チャンネル効果を抑制する手段
として、従来よりLDD(Lighty Doped Drain)構造
等、ゲート電極の側壁に形成したスペーサを利用してイ
オン注入を2回行うことによりドレインを低濃度層と高
濃度層との2重構造にした手法が用いられている。
【0003】このようなトランジスタの製造方法を図1
6を用いて説明する。図16(A)を参照して、先ずP
型の半導体基板51を準備し、その表面に素子分離用の
LOCOS酸化膜52を形成し、囲まれた活性領域にゲ
ート電極53を形成し、ゲート電極53をマスクとして
のリン又はヒ素のイオン注入により低濃度のソース・ド
レイン領域54を形成する。次いで図16(B)を参照
して、ゲート電極53の側壁にサイドウォールスペーサ
55を形成し、スペーサ55をマスクとしてのリン又は
ヒ素のイオン注入により高濃度のソース・ドレイン領域
56を形成するものである。
【0004】MOS素子は、1つのゲート電極53とそ
の両脇のソース・ドレイン領域54、56とを一組とし
て構成するものであるが、回路的にソース又はドレイン
共通である場合、図示するようにゲート電極53を2個
併設し、間に挟まれた領域を共通の領域とすることによ
り両者の電気接続を行うことがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】斯かる場合、ゲート電
極53間の設計ルールを更に狭めていくと、図16
(C)に示したように、スペーサ54の状態によっては
ゲート電極53間がスペーサ54によって埋没されてし
まい、2回目のイオン注入で不純物が導入されずに高濃
度のソース・ドレイン領域56を形成できないという問
題が生じる。従って、低濃度のソース・ドレイン領域5
4しか残らないので、素子のソース抵抗が増大し、回路
動作に支障をきたす、回路特性を劣化させるという欠点
があった。
【0006】そして、これを回避するためにはスペーサ
55の製造ルールを厳しくするか、またはゲート電極5
3間の間隔を広げるかの処置を採る必要があり、集積回
路の高密度化の妨げになるという欠点があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来の課
題に鑑みなされたもので、ゲート電極を併設し両者間の
拡散領域を共通の領域とするものについて、ゲート電極
をマスクにしたイオン注入で前記共通の領域に他のソー
ス・ドレインより多い不純物をイオン注入し、次いでス
ペーサを形成することにより、共通領域の抵抗の増大を
防止した半導体装置を提供するものである。
【0008】本発明によれば、スペーサをマスクとして
形成する高濃度のソース・ドレイン領域が形成されても
されなくても、共通の領域の不純物濃度を高く保つこと
ができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に本発明を図面を参照しなが
ら詳細に説明する。図1は本発明の一実施の形態を示す
断面図である。図1において、1はP型のシリコン半導
体層で、半導体層1はシリコン半導体基板上に形成した
P型のエピタキシャル層、または基板表面に形成したP
型のウェル領域を示す。2はP型半導体層1の表面を選
択酸化する事で形成した素子分離用のLOCOS酸化
膜、3はLOCOS酸化膜2で囲まれたP型半導体層1
の表面に形成した膜厚100Å程度のゲート酸化膜、4
はゲート酸化膜3の上に形成したゲート電極で、0.2
〜0.5μのゲート長を持つ。5はゲート電極の側壁に
設けたNSG膜からなるサイドウォールスペーサ、6は
P型半導体層11の表面に形成したN−型のソース・ド
レイン領域、7はN−型ソースドレイン領域6に重畳し
て形成したN+型のソース・ドレイン領域である。
【0010】2本のゲート電極4は互いに平行に延在
し、両者の間に位置するソース・ドレイン領域9を共通
ソース、他方のソース・ドレイン領域10を各ドレイン
として構成している。N−ソース・ドレイン領域6はゲ
ート電極4をマスクとするイオン注入で形成し、N+ソ
ース・ドレイン領域7はスペーサ5をマスクとするイオ
ン注入で形成している。そして、共通のソース・ドレイ
ン領域9には、N−ソース・ドレイン領域6に重ねて第
2のN+ソース・ドレイン領域8を選択的に形成してい
る。第2のN+ソース・ドレイン領域8はゲート電極4
をマスクとしてイオン注入された領域であり、ドーズ量
は少なくともN−ソース・ドレイン領域より大きく、且
つゲート電極4下に過度に回り込まないようにN−ソー
ス・ドレイン領域6よりは加速電圧を小さくしている。
【0011】斯かる構造の製造方法を図2、図3を用い
て説明する。先ず図2(A)を参照して、P型半導体層
1を持つ基板を準備し、P型半導体層1の表面を初期酸
化して500Å程度の酸化膜を形成し、この上に耐酸化
膜としてシリコン窒化膜を形成、パターニングした後P
型半導体層1表面を選択酸化することにより膜厚500
0Å程度のLOCOS酸化膜2を形成する。そしてLO
COS酸化膜2で囲まれた活性領域の表面をゲート酸化
して膜厚100Å程度の清浄なるゲート酸化膜3を形成
する。
【0012】次いで図2(B)に示すように、ゲート酸
化膜3の上に膜厚800Å程度のポリシリコン層をCV
D法で形成し、これをリンドープした後、ホトエッチン
グによりパターニングしてゲート電極4を形成する。ゲ
ート電極4とゲート電極4との間隔(図示X)はプロセ
スの最小設計ルール(0.3〜0.5μ)である。そし
て基板上の不要部分をレジストマスクで被覆し、ゲート
電極4をマスクとしてリン(P+)を加速電圧40〜6
0KeV、10の13乗程度のドーズ量でイオン注入す
ることによりN−ソース・ドレイン領域6を形成する。
【0013】次いで図2(C)に示すように、共通のソ
ース・ドレイン領域9部分を残して表面をレジストマス
ク11で被覆し、ゲート電極4をマスクとして上方から
ヒ素を加速電圧30〜40KeV、10の15乗程度の
ドーズ量でイオン注入することにより第2のN+ソース
・ドレイン領域8を形成する。図3(A)を参照して、
減圧CVD法によりゲート電極4を含む表面に膜厚20
00〜3000ÅのNSG膜を堆積し、これをCHF3
+CF4の混合ガス中における異方性ドライエッチング
により全面エッチバックすることにより、ゲート電極4
の側壁にサイドウォールスペーサ5を形成する。
【0014】そして図3(B)を参照して、スペーサ5
をマスクとして上方からヒ素(As+)を加速電圧70
〜80KeV、10の15乗程度のドーズ量でイオン注
入することにより、N+ソース・ドレイン領域7を形成
する。その後、レジストマスクを除去し、全体に不純物
イオンを活性化するためのアニール処理を行って図1の
構成を得る。尚、実際のLSI製造においては、この後
に絶縁膜の形成、コンタクトホールの形成、電極配線の
形成へと工程が継続する。
【0015】以上に説明した本発明の構造、製造方法に
よれば、スペーサを形成するゲート電極4で挟まれた共
通のソース・ドレイン領域9に、ゲート電極4をマスク
として選択的に第2の高濃度ソース・ドレイン領域8を
形成したので、スペーサ5をマスクとして形成するN+
ソース・ドレイン領域7が形成されなくても、共通のソ
ース・ドレイン領域9の直列抵抗を減じることができ
る。従って、ゲート電極4間がスペーサ5で埋没しても
従来の問題点が解消されるので、ゲート電極4間のマー
ジン、およびスペーサ5とスペーサ5とのマージンを狭
くすることが可能になり、集積回路の高集積化を押し進
めることができる。また、第2の高濃度ソース・ドレイ
ン領域9を回路的にソースとなる領域に限定して形成す
ることで、短チャネル効果の発生も防止できる。
【0016】以下に本発明をスタチック型のRAMに応
用した例を説明する。SRAMの各メモリセルの等価回
路は、図4に示すように、クロス接続した一対の駆動用
トランジスタQd1、Qd2と、転送用トランジスタQ
t1、Qt2と、負荷用の高抵抗R1、R2とによって
1ビット分のメモリセルMCが構成されており、転送用
トランジスタQt1、Qt2のゲートはワード線WL
に、ドレインがビット線BL、*BLに、ソースが負荷
抵抗R1、R2と駆動用トランジスタQd1、Qd2の
ドレインとの共通接続点に各々接続され、駆動用トラン
ジスタQd1、Qd2のドレインは負荷抵抗R1、R2
を介して電源Vddに接続され、ソースは電源Vss
(GND)に各々接続されて、駆動用トランジスタQd
1、Qd2の論理状態を1ビットのデータに対応づける
ことにより情報を記憶できるようになっている。
【0017】図5〜図13はSRAMメモリセルの製造
工程を順に示す図である。なお、説明を簡略化するため
に、図14に活性領域20と第1層目のポリシリコン層
のパターン、および各素子と電源との接続関係を示す。
先ず、図5に示すように半導体基板上に選択酸化により
LOCOS酸化膜2を形成し、活性領域20上に熱酸化
によりゲート酸化膜を形成する。
【0018】そして、図6に示すように活性領域20上
の一部に埋め込み用コンタクト窓21を形成する。次
に、図7に示すように第1層ポリシリコン層により駆動
用MOSトランジスタQd1、Qd2のゲート22a、
22bとワード線となる転送用MOSトランジスタQt
1、Qt2のゲート22cを形成し、これらをマスクと
するイオン注入によりソースドレインとなるN+拡散層
を形成する。なお、駆動用MOSトランジスタQd1の
ゲート電極22aはコンタクト窓21aを介して転送用
トランジスタQt1および駆動用MOSトランジスタQ
d2のN+拡散層に、駆動用MOSトランジスタQd2
のゲート電極22bはコンタクト窓21bを介して転送
用トランジスタQt2のN+拡散層に、同じくコンタク
ト窓21cを介して駆動用トランジスタQd1のN+拡
散層に各々コンタクトしている。また、ゲート電極22
a、22b、22cの形成方法は図2の工程に順じてお
り、第2のN+ソース・ドレイン領域を形成すべき領域
については後述する。
【0019】次に、図8に示すように、第1層間絶縁膜
を形成した後に、駆動用MOSトランジスタQd2のソ
ースとなるN+拡散層上にコンタクトホール23形成す
る。次に、図9に示すように第2層目ポリシリコン層に
よりVss電源線24を形成し、コンタクトホール23
を介してN+拡散層と接続する。次に、図10に示すよ
うに、第2の層間絶縁膜を形成した後に、ゲート電極Q
d1、Qd2の端部の上にコンタクトホール25を形成
する。
【0020】次に、図11に示すように、第3層目のポ
リシリコン層によりVdd電源線26および負荷抵抗2
7を形成し、負荷抵抗27をコンタクトホール25を介
してゲート電極Qd1、Qd2に接続する。次に、図1
2に示すように、第3層目の層間絶縁膜を形成した後
に、転送用トランジスタQt1、Qt2のN+拡散層上
にコンタクトホール28を形成する。
【0021】次に、図13に示すように、第4層目とな
るアルミニウム層によりビット線BL、*BLを形成
し、コンタクトホール28を介して転送用トランジスタ
Qt1、Qt2のソースに接続する。以上により、SR
AMメモリセルが完成する。図15は複数のセルを規則
的に配置した全体のパターンを示すものである。1つの
Vss電源供給用のコンタクトホール23を中心として
4つのメモリセルMC1〜MC4が各々線対称となるよ
うなパターンで配置され、隣接するメモリセルMC1、
MC2の駆動用MOSトランジスタQd2のゲート電極
22bは互いに平行となるようなパターンで形成され、
同様に隣接するメモリセルMC3、MC4の駆動用MO
SトランジスタQd1のゲート電極22aは互いに平行
となるようなパターンで形成され、間に挟まれたN+拡
散層はVss電源を供給する共通ソース領域29として
機能する。そして、コンタクトホール23部分では各ゲ
ート電極22a、22bが削られてN+拡散層に拡張部
分30が設けられ、それ以外の部分ではゲート電極22
a、22aの離間距離(図示X)はプロセスの最小線幅
としている。
【0022】そして、共通ソース領域29の部分だけ
に、本発明の特徴とする第2の高濃度ソース・ドレイン
領域8を形成する。即ち、図2(C)のレジストマスク
11のパターンが図示点線31の領域となる。共通ソー
ス領域29は、回路的にみて駆動用トランジスタQd
1、Qd2の各ソースをVss電源線に接続する拡散領
域である。この拡散領域の抵抗値が上昇することは駆動
用MOSトランジスタQd1、Qd2のソース電位が上
昇することを意味し、メモリセルの最低動作電圧Vcc
min特性を悪化させることになる。本発明を適用する
ことにより、このような特性悪化を回避することができ
る。しかも、スペーサ5のマージンを考慮することな
く、隣接するゲート電極22a、22b間の距離(図示
X)を最小線幅で構成できるので、メモリセルの占有面
積を大幅に縮小することができるものである。
【0023】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明によれ
ば、第2の高濃度ソース・ドレイン領域8を部分的に形
成することにより、共通領域9の直列抵抗の増大を防止
できるという利点を有する。従って、スペーサ5のマー
ジンを考慮することなく、隣接するゲート電極間の距離
を最小ルールにできる利点を有する。
【0024】更に本発明をSRAMメモリセルの共通ソ
ース領域29に適用することにより、メモリセルの最低
動作電圧Vccmin特性を改善でき、更にはメモリセ
ルの占有面積を大幅に減じることができる利点を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための断面図である。
【図2】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図3】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図4】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図5】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図6】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図7】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図8】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図9】本発明の製造方法を説明するための断面図であ
る。
【図10】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図11】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図12】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図13】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図14】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図15】本発明の製造方法を説明するための断面図で
ある。
【図16】従来例を説明するための断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板上に、ほぼ平行に延在する少
    なくとも2本のゲート電極と、前記2本のゲート電極の
    間に位置し両者に共通の領域となる第1のソース・ドレ
    イン領域と、前記第1のソース・ドレイン領域と対にな
    る第2のソース・ドレイン領域と、 前記ゲート電極の側壁に形成したスペーサとを具備する
    半導体装置であって、、 少なくとも前記第1のソース・ドレイン領域には、前記
    ゲート電極をマスクとするイオン注入により前記第2の
    ソース・ドレイン領域より高濃度の不純物がイオン注入
    されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 一導電型の半導体層の表面を選択酸化し
    てLOCOS絶縁膜を形成する工程、 前記LOCOS酸化膜で囲まれた前記一導電型の半導体
    層の表面を酸化してゲート絶縁膜を形成する工程、 前記ゲート絶縁膜の上に、ほぼ並行に延在する少なくと
    も2本のゲート電極を形成する工程、 前記ゲート電極をマスクとする第1のイオン注入によ
    り、前記2本のゲート電極に挟まれた領域に両者に共通
    の領域として形成した第1のソース・ドレイン領域及び
    前記第1のソース・ドレイン領域と対になる第2のソー
    ス・ドレイン領域を形成する工程、 前記第1のソース・ドレイン領域に、ゲート電極をマス
    クとする選択的な第2のイオン注入により、前記第2の
    ソース・ドレイン領域より第1のソース・ドレイン領域
    の不純物濃度を大にする工程、 前記ゲート電極の側壁にスペーサを形成する工程、 前記スペーサをマスクとする第3のイオン注入により、
    前記第1と第2のソース・ドレイン領域に重ねて不純物
    をイオン注入する工程とを具備する事を特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 クロス接続された一対の駆動トランジス
    タと、一対の選択トランジスタと、一対の負荷素子とで
    メモリセルを構成し、前記駆動トランジスを共通の電源
    ラインに接続するメモリセルを多数個形成した半導体装
    置であって、 隣接するメモリセル間にあっては一方のセルの駆動トラ
    ンジスタのゲート電極と他方のセルの駆動トランジスタ
    のゲート電極とが一定の距離を保ちながら隣接してほぼ
    並行に延在し、 前記平行に延在するゲート電極の間には前記一方のセル
    の駆動トランジスタのソースと前記他方のセルの駆動ト
    ランジスタのソースとなる共通の拡散領域を形成し、 前記2本のゲート電極が前記一定の距離を保つ部分から
    は離れた位置で前記共通の拡散領域を前記共通の電源ラ
    インに接続し、 前記駆動及び選択トランジスタのソース・ドレイン領域
    は少なくとも前記ゲート電極の側壁に形成したスペーサ
    をマスクとする不純物の導入が成されており、 且つ前記2本のゲート電極に挟まれた共通の拡散領域の
    不純物濃度が他のトランジスタのソース・ドレイン領域
    より不純物濃度が大であることを特徴とする半導体装
    置。
  4. 【請求項4】 クロス接続された一対の駆動トランジス
    タと、一対の選択トランジスタと、一対の負荷素子とで
    メモリセルを構成し、前記駆動トランジスタの各ソース
    (ドレイン)を共通の電源ラインに接続するメモリセル
    を多数個形成し、 隣接するメモリセル間にあっては一方のセルの駆動トラ
    ンジスタのゲート電極と他方のセルの駆動トランジスタ
    のゲート電極とが一定の距離を保ちながら隣接してほぼ
    並行に延在し、 前記平行に延在するゲート電極の間には前記一方のセル
    の駆動トランジスタのソースと前記他方のセルの駆動ト
    ランジスタのソースとなる共通の拡散領域を形成し、 前記2本のゲート電極が前記一定の距離を保つ部分から
    は離れた位置で前記共通の拡散領域を前記共通の電源ラ
    インに接続した半導体装置の製造方法であって、 前記ゲート電極をマスクとする第1のイオン注入により
    各トランジスタのソース・ドレイン領域を形成する工程
    と、 前記共通の拡散領域に選択的な第2のイオン注入により
    不純物を導入して他のソース・ドレイン領域より不純物
    濃度を大にする工程と、 前記ゲート電極の側壁にスペーサを形成する工程と、 前記スペーサをマスクとする第3のイオン注入により前
    記ソース・ドレイン領域の高濃度部分を形成する工程
    と、を具備することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007019540A (ja) * 2006-09-20 2007-01-25 Sharp Corp イメージセンサ
KR100843024B1 (ko) 2006-12-27 2008-07-01 주식회사 하이닉스반도체 반도체 소자의 제조방법
US11177359B2 (en) 2019-03-06 2021-11-16 United Semiconductor Japan Co., Ltd. Semiconductor device and manufacturing method of semiconductor device

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