JPH1097463A - セレクトバス機能付き積層型半導体装置 - Google Patents

セレクトバス機能付き積層型半導体装置

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JPH1097463A
JPH1097463A JP8251182A JP25118296A JPH1097463A JP H1097463 A JPH1097463 A JP H1097463A JP 8251182 A JP8251182 A JP 8251182A JP 25118296 A JP25118296 A JP 25118296A JP H1097463 A JPH1097463 A JP H1097463A
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JP
Japan
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semiconductor device
memory
shift register
lead
chip
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Application number
JP8251182A
Other languages
English (en)
Inventor
Kousuke Inudou
浩介 犬童
Ritsuro Orihashi
律郎 折橋
Naoya Isada
尚哉 諌田
Kunio Matsumoto
邦夫 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】多数個のメモリを使用する際に、チップ選択信
号に要する基板配線領域を削減するメモリモジュールを
提供する 【解決手段】シフトレジスタ101には、予め他のメモ
リチップと区別するためにiビットで構成するチップ固
有の識別コードを記憶させておき、これとアドレス11
0の上位iビットとを比較回路102で比較する。その
結果、両者が一致したとき当該チップが選択されたと判
断する。そして比較回路102はデータ制御部103を
活性化してメモリセルアレイ105へのデータの書き込
み/読み出しを可能にする。この方式により、アドレス
信号110の上位iビットで最大2のi乗個のメモリチ
ップの中から当該メモリチップ100を選択できるの
で、メモリ選択信号をメモリチップの入力端子に持つ従
来の方式に比べチップ選択に要する基板上の配線領域の
大幅な削減を可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数個のメモリを
実装する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個のメモリから任意のメモリ
を選択して、該メモリの読み出し及び書き込みを行う場
合、図9に示す如く、必要なメモリを選択するためのメ
モリアドレスをアドレスデコーダ901(入力端子91
1〜913)に入力し、アドレスデコーダ901の出力
(メモリ選択信号921〜928)に従ってメモリ90
2〜909のうち1つを選択していた。
【0003】そして、この状態で読みだし信号914、
アドレス信号916が入力された場合、選択されたメモ
リに対して、アドレス信号916で指定されたアドレス
に書き込まれているデータをデータ信号917として読
み出し、また、書き込み信号915、アドレス信号91
6、データ信号916が入力された場合、選択されたメ
モリに対して、アドレス信号916で指定したアドレス
にデータ信号916の内容を書き込んでいた。
【0004】この技術に関しては、インテル社 シリー
ズ2 フラッシュメモリカード iMC004FLSA,iMC010FLS
A,iMC020FLSA(1992年)第4頁から第8頁(INTEL
SERIES 2 FLASH MEMORY CARDS iMC004FLSA,iMC010FLSA,
iMC020FLSA(1992) PP4-8)において論じられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来技術で
はアドレスデコーダを利用して任意のメモリを選択する
ため、メモリの個数分のメモリ選択信号が必要でる。そ
のため、アドレスデコーダをLSIで構成する場合、両者
を接続するメモリ選択信号用の配線が同数必要となり、
基板配線領域を占める割合が高い。
【0006】つまり、従来技術では、複数個のメモリと
該複数個のメモリを選択する回路とを高密度に実装する
技術が十分に確立されていない。
【0007】本発明の目的は、従来の問題点を解決し、
基板配線領域の省スペース化を実現するメモリ選択機能
を備えた積層型半導体装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、固有の識別コードを格納するシフトレジ
スタと、外部から供給されるチップ選択信号と該シフト
レジスタの格納する識別コードとを比較し両者が一致し
た場合に所定の動作信号を出力する比較回路と、該出力
信号に基づいて外部から供給されるデータの読み書きを
実行する制御回路と、該データを読み書きするためのメ
モリとからなるLSIチップを備えた半導体装置を複数
個、積層して配置し、各半導体装置の有する該シフトレ
ジスタを直列に接続したものである。
【0009】積層される各半導体装置のシフトレジスタ
に固有の識別コードを持たせ、半導体装置に該識別コー
ドを含んだ選択信号を入力させることで、半導体装置の
選択が可能となるので、従来のアドレスデコーダとその
配線スペースを省略することができる。
【0010】また、積層型半導体装置には固有の識別コ
ードを持たせることになるが、各半導体装置のシフトレ
ジスタを直列に接続することで、積層型半導体装置と基
板との接続は少なくともシフトレジスタの1つの入力用
リードと1つの出力用リードで実現することができ、そ
れによる配線スペースの増加はほとんどない。
【0011】この場合、前記各半導体装置は前記シフト
レジスタの入力用リードと前記シフトレジスタの出力用
リードと非接続用リードとを隣接させて配置し、前記シ
フトレジスタの出力用リードと次段の半導体装置の有す
るシフトレジスタの入力用リードとを接続し、最終段の
半導体装置の有するシフトレジスタの出力用リードと各
半導体装置間で共通に接続された該非接続用リードと接
続することが好ましい。
【0012】また、前記半導体装置をレジンモールドし
たパッケージ内部のリードパターンを各半導体装置で同
一にし、前記シフトレジスタの出力用リードと前記次段
のシフトレジスタの入力用リードとを接続させるよう
に、該パッケージ外部の前記シフトレジスタの入力用リ
ードを折り曲げ加工するか、前記半導体装置をレジンモ
ールドしたパッケージ内部のリードパターンを各半導体
装置で同一にし、前記シフトレジスタの出力用リードと
前記次段のシフトレジスタの入力用リードとを接続させ
るように、前記LSIチップと該リードパターンとを接続
するワイヤボンデイングのパターンにより前記シフトレ
ジスタの入力用リードと出力用リードとの配置を前記次
段の半導体装置と逆転させることで、半導体装置間のシ
フトレジスタの接続を容易にすることができる。
【0013】この場合、前記シフトレジスタの出力用リ
ード長を他のリード長より短く加工することが好まし
い。
【0014】一方、上記目的は、複数個の半導体装置を
積層して配置した積層型半導体装置において、外部から
のデータを格納する複数個のメモリを有する半導体装置
と、外部からの選択信号及びメモリアドレス信号から対
応する半導体装置内部のメモリへのデータアクセスを許
可する信号を出力するアドレスデコード回路を有する半
導体装置とを備え、該メモリを有する半導体装置と該ア
ドレスデコード回路を有する半導体装置とを同一のデバ
イスで構成することでも達成することができる。
【0015】この場合、前記アドレスデコード回路を有
する半導体装置を積層型半導体装置の最下層に配置し、
該アドレスデコード回路を有する半導体装置は、基板に
設けられた配線と電気的に接続するためバンプを有する
ことが好ましい。
【0016】このように積層型半導体装置の最下層の半
導体装置をアドレスデコード回路として利用すること
で、従来のアドレスデコードからの配線スペースを省略
することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明を詳述
する。
【0018】図1に本発明のメモリチップ(半導体装
置)100の構成概念図を示す。
【0019】メモリチップ100は、メモリチップ固有
の識別コードを格納するシフトレジスタ101、該シフ
トレジスタ101の格納する識別コードと入力されるメ
モリチップ選択信号とを比較する比較回路102と、該
比較回路102の出力に応じて動作するデータ制御部1
03と、データの読み出し/書き込みを制御する読み出
し/書き込み制御部104と、データを記憶するメモリ
セルアレイ105とから構成される。
【0020】なお、外部からの書き込み信号115また
は読み出し信号116は、読み出し/書き込み制御部1
04を動作させ、読み出し/書き込み制御部104は読
み出し/書き込み制御信号122をデータ制御部10
3、メモリセルアレイ105へ出力することでデータの
書き込み及び読み出しを行う。
【0021】メモリチップ100の選択方法は次の通り
である。
【0022】シフトレジスタ101に予め他のメモリチ
ップと区別するためのiビットで構成するチップ固有の
識別コードを記憶させておき、これとアドレス110の
上位iビットとを比較回路102で比較する。なお、ア
ドレス信号110は、メモリチップを選択するためのi
ビットと、メモリセルアレイ105内の特定アドレスを
指定する下位nビットとを含んでいる。
【0023】その結果、両者が一致したとき当該チップ
が選択されたと判断し、比較回路102はその出力信号
120によりデータ制御部103を活性化してメモリセ
ルアレイ105へのデータの書き込み/読み出しを可能
な状態にする。
【0024】この方式により、アドレス信号110の上
位iビットで最大2のi乗個のメモリチップの中から当
該メモリチップ100を選択できるので、メモリ選択信
号をメモリチップの入力端子に持つ従来の方式に比べて
基板上のチップ選択配線数の大幅な削減を可能にする。
【0025】なお、本文中ではアドレス信号110内の
チップ選択用iビットを上位に構成して説明したが、メ
モリセルアレイ105のアドレス信号nビットと区別で
きるのであれば任意のビットに構成できる。
【0026】次にシフトレジスタ101へのチップ識別
コードの書き込みについて図2(A)、(B)を用いて
説明する。
【0027】図2(A)は複数個のメモリチップ201
〜204で構成するメモリモジュール200の接続概念
図である。
【0028】m個のメモリチップ201〜204の端子
のうち、アドレス信号210、データ信号213、読み
出し/書き込み信号214及びクロック信号212は、
各メモリチップ間で共通化するように接続する。具体的
には図3(A)、(B)のように接続する(図3について
は後述する)。
【0029】各メモリチップ201〜204の有するシ
フトレジスタ221〜224はそれぞれチップ識別コー
ド入力用端子とチップ識別コード出力用端子とを備えて
いる。本実施の形態の場合、シフトレジスタ221のチ
ップ識別コード入力用端子がチップ識別コード発生器2
06と接続し、シフトレジスタ221のチップ識別コー
ド出力用端子がシフトレジスタ222のチップ識別コー
ド入力用端子と接続している。同様にしてシフトレジス
タ222はシフトレジスタ223のチップ識別コード入
力用端子と接続している。
【0030】また、チップ識別コード発生回路206は
クロック信号212を各メモリチップに供給し、メモリ
I/Fコントローラ205はアドレス信号210、デー
タ信号213、読み出し/書き込み信号214及びチッ
プ識別コード発生回路に供給するチップ識別コード情報
216を供給する。
【0031】次に、順次直列に接続されたシフトレジス
タ221〜224への識別コードの書き込み方法を説明
する。
【0032】まず、メモリI/Fコントローラ205か
ら各メモリチップ201〜204に格納する識別コード
情報216をチップ識別コード発生回路202に供給す
る。チップ識別コード発生回路202は、識別コード情
報216と発振器207から、図2(B)のチップ識別
コード説明図に示すような一連のチップ識別コード信号
211とクロック信号212を発生する。
【0033】チップ識別コード信号211は、チップ識
別コード発生器206と接続するメモリチップ201の
シフトレジスタ221を介して、直列に接続される他の
シフトレジスタ222〜224へ供給されるので、チッ
プ識別コード発生回路206は終端のシフトレジスタ2
24に格納すべき識別コードを送信データの先頭にし、
降順にシフトレジスタ223に格納すべき識別コード、
シフトレジスタ222に格納すべき識別コード、シフト
レジスタ221に格納すべき識別コードを出力する。
【0034】図2(B)には、一例としてメモリチップ
を16個使用する際に各シフトレジスタに設定する識別
コードを示した。この場合、シフトレジスタは4ビット
構成となり、2進数で0000〜1111までのチップ
識別コード信号211をクロック信号212に示すタイ
ミングで順次転送することにより、全てのメモリチップ
内部のシフトレジスタに異なるチップ識別コードを設定
することが出来る。なお、各シフトレジスタに格納され
る識別コードは、それぞれを識別できれば問題はない。
【0035】以上の手順により、各メモリチップのシフ
トレジスタに固有の識別コードを格納する。
【0036】図3は図2(A)に示す複数個のメモリチ
ップ(半導体装置)を積層させて実装した場合の一例で
ある。
【0037】メモリチップの接続用リードには、図1に
示したメモリチップ100の接続用リードに加え、電気
的にはメモリチップに接続されていない非接続用リード
312が設けられている。図3(A)、図4(A)の様
にチップ識別コード入力用リード310、チップ識別コ
ード出力用リード311及び非接続用リード312を隣
接して配置させ、チップ識別コード出力用リード311
と次段のチップ識別コード入力用リード310を接続
し、最終段のチップ識別コード出力311を非接続用リ
ード312と接続する。これにより先頭段のチップ識別
コード入力用リード310から入力されるチップ識別コ
ードは順次後続のメモリチップのシフトレジスタに転送
されるので、最終段から降順にチップ識別コードを入力
することにより、全てのメモリチップにチップ識別コー
ドを設定することが出来る。
【0038】図3(A)、図4(A)では、チップ識別コ
ード入力用リード310のパッケージ外部の先端がチッ
プ識別コード出力用リード311のパッケージ内部の先
端位置に対応するように、チップ識別コード入力用リー
ド310を折り曲げ加工している。また、チップ識別コ
ード出力用リード311も折り曲げられたチップ識別コ
ード入力用リード310と接触しないように、他のリー
ドよりも短く加工されている。
【0039】このようにチップ識別コード入力用リード
310等のリードパターンを変更することで、積層する
各半導体装置で同一のチップMを利用することができ
る。
【0040】図3(B)はチップ識別コード入力用リー
ド330とチップ識別コード出力用リード331の配置
を逆転したメモリチップを1層置きに重ねた構造を示
し、図4(B−1)、(B−2)はチップ内構造を示
す。図からも分かるようにチップMの端子からチップ識
別コード入力用リード330、チップ識別コード出力用
リード331へのワイヤボンデイングが交差しないよう
にリードパターンを形成している。
【0041】このようなリードパターンであれば、図4
(B−1)、(B−2)に示すような2種類のワイヤボ
ンデイングのパターンを用意することで積層型半導体装
置の各層を実現できる。
【0042】なお、リードパターンの変更をせずに、ワ
イヤボンデイングの高さを変えることで対処しても良
い。
【0043】このようにチップ識別コード入力用リード
310等のリードパターンを変更することで、積層する
各半導体装置で同一のチップMを利用することができ
る。また、これによりチップ識別コード入力用リード3
30を下段のチップ識別コード出力用リード側へ曲げる
加工が容易になる。
【0044】図5は図3、4に示す積層構造メモリモジ
ュール(積層型半導体装置)の基板搭載例を示す。
【0045】図に示すように非接続用リード510と他
の積層構造メモリモジュール(積層型半導体装置)のチ
ップ識別コード入力用リード511を配線接続する。上
記で示したチップ識別コードの設定方法と同様の方法に
より、全ての積層構造メモリモジュールのメモリチップ
のチップ識別コードを、先頭メモリモジュールの先頭段
メモリチップのチップ識別コード入力からチップ識別コ
ードを順次転送することにより設定することができる。
【0046】この図からも分かるように、アドレスデコ
ード回路を不要とするために必要となるのはP配線のみ
であり、基板への高密度実装が可能となる。
【0047】次に本発明の他の実施の形態を説明する。
【0048】図6にその全体構成を示し、図7(A)に
図6の要部信号波形を示す。
【0049】図6に示すように、メモリアドレス信号6
11〜613とメモリモジュール選択信号614を入力
し、メモリ選択信号621〜628を出力するアドレス
デコードメモリ601と、アドレス信号617とアドレ
スデコードメモリ601から供給されるメモリ選択信号
621〜628、読みだし信号615及び書き込み信号
616を入力し、データ信号618を入出力するメモリ
602〜609で構成する。
【0050】アドレスデコードメモリ601には、図7
(B)に示すように、メモリアドレス信号611〜61
3の論理値により、メモリ選択信号621〜628のう
ちいずれか1つを選択する論理値を出力する様予め書き
込んでおく。正論理で動作を説明すると、メモリモジュ
ール信号614が論理値”H”になると、アドレスデコ
ードメモリ601はメモリアドレス信号611〜613
の論理値により、メモリ選択信号621〜628のうち
いずれか1つを論理値”H”にし、対応するメモリの読
み出し及び書き込み動作を可能にする。このとき、読み
出し信号615が供給されると、アドレス信号617の
示すアドレスに書き込まれている値をデータ信号618
に出力する。また、書き込み信号616が供給される
と、アドレス信号617の示すアドレスに、データ信号
618の値を書き込む。
【0051】読みだし及び書き込みの一例を図7(A)
に添って説明すると、メモリモジュール信号614に論
理値”H”が供給され、読み出し信号615が出力され
た場合、アドレスデコードメモリ601は、メモリアド
レスがメモリ602を選択するアドレスを出力している
ので、メモリ選択信号621〜628のうち621のみ
を論理値”H”にする。メモリ602は、アドレス信号
617の指定したアドレスの内容をデータ信号618と
して出力する。また、メモリモジュール信号614に論
理値”H”が供給され、書き込み信号616が出力され
ると、アドレスデコードメモリ601は、メモリアドレ
スがメモリ605を選択するアドレスを出力しているの
で、メモリ選択信号621〜628のうち621のみを
論理値”H”にする。メモリ605は、アドレス信号6
17の指定したアドレスにデータ信号618の内容を書
き込む。なお、本説明を全て正論理で説明したが、正論
理あるいは負論理で制限されるものではない。また、本
例では、メモリアドレスを3本、メモリ選択信号8本で
示しているが、その本数は個々の目的に応じて適当に定
められればよいものである。
【0052】図8に本方式を採用した積層構造メモリモ
ジュール(積層型半導体装置)を示す。
【0053】本実施の形態で特徴的な点は、アドレスデ
コード回路を構成したメモリ601を積層構造メモリモ
ジュールの最下層に配置し、該アドレスデコード回路を
構成したメモリと基板との接続をバンプにより行ったこ
とにある。
【0054】以下に図8に示す構造を詳述する。
【0055】アドレスデコードメモリ601において、
メモリアドレス信号611〜613に使用する端子はメ
モリ602〜609のアドレス信号と、又チップ選択信
号621〜628に使用する端子はメモリ602〜60
9のデータ信号617と電気的に接続しないようにす
る。
【0056】そこで、メモリアドレス信号611〜61
3及びチップ選択信号621〜628に使用する端子の
ボンディングパッドにバンプを設け、基板とFCA(フ
リップチップアタッチメント)接続する。メモリアドレ
ス信号611〜613はバンプと直接配線接続し、チッ
プ選択信号621〜628はメモリ602〜609の各
チップ選択信号端子と基板とを接続する長いピンを設
け、バンプとピンを配線接続する。
【0057】なお、アドレスデコードメモリ601をFC
A接続するので、メモリ602〜609もボンデイング
パッド側を下向きにするか、あるいはメモリ602〜6
09にピン配置が左右逆転しているリバースパターンを
使用する必要がある。
【0058】このように積層型半導体装置の最下層の半
導体装置をアドレスデコード回路として利用すること
で、従来のアドレスデコードからの配線スペースを省略
することができる。またバンプとピン間を出来るだけ側
近に配置することで、配線領域の大幅な削減が図れる。
【0059】
【発明の効果】本発明によれば、複数個のメモリと該複
数個のメモリを選択する回路とを高密度に実装すること
ができる。
【0060】また、メモリ選択用のデコード回路をメモ
リモジュール内にもつので、メモリチップ数が多いほど
配線領域の削減が図れる。しかも、アドレスデコード用
に使用していたデバイスの実装領域をメモリモジュール
の実装に割り当てられるので、限られた基板領域におけ
るメモリの搭載数増加が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるメモリチップの一例の全
体構成を示す図
【図2】図2(A)は、図1のメモリチップを組み込ん
だメモリモジュールの一例の全体構成を示す図図2
(B)は、図7(A)に示すチップ識別コード発生回路
の出力の一例を示す図
【図3】図3は、図1に示すメモリチップを組み込んだ
積層メモリモジュールの一例を示す図
【図4】図4は、図3に示すメモリチップの内部接続の
一例を示す図
【図5】図5は、図3(A)及び図3(B)に示す積層
メモリモジュールを基板搭載した半導体メモリシステム
の一例を示す図
【図6】図6は、本発明によるメモリモジュールの他の
実施例の全体構成を示す図
【図7】図7(A)は、図6の要部入出力信号波形を示
す図図7(B)は、図6のアドレスデコードメモリに設
定するデータの一例を示す図
【図8】図8は、図6に示す本発明を組み込んだ積層メ
モリモジュールの一例を示す図
【図9】図9は、従来例に係る半導体メモリシステムの
一例を示す図
【符号の説明】 100…メモリチップ、101…シフトレジスタ、10
2…比較回路、103…データ制御部、104…書き込
み/読み出し制御部、105…メモリセルアレイ、11
0…アドレス信号、111…メモリチップ識別コード入
力信号、112…メモリチップ識別コード出力信号、1
13…クロック、114…データ信号、115…書き込
み信号、116…読み出し信号、120…メモリチップ
セレクト信号、121…メモリセルアレイデータ信号、
122…書き込み/読み出し許可信号、200…メモリ
モジュール、201〜204…メモリチップ、205…
メモリI/Fコントローラ、206…チップ識別コード
発生回路、207…発振器、210…アドレス信号、2
11…メモリチップ識別コード入力信号、212…クロ
ック、213…データ信号、214…書き込み/読み出
し信号、215…システムクロック、216…メモリチ
ップ識別コード情報、217…メモリチップ識別コード
出力信号、221〜224…シフトレジスタ、300〜
307…メモリチップ、308…積層メモリモジュー
ル、310…メモリチップ識別コード入力信号、311
…メモリチップ識別コード出力信号、312…電気的未
接続ピン、320〜327…メモリチップ、328…積
層メモリモジュール、330…メモリチップ識別コード
入力信号、331…メモリチップ識別コード出力信号、
332…電気的未接続ピン、510…電気的未接続ピ
ン、511…メモリチップ識別コード入力信号、600
…メモリモジュール、601…アドレスデコードメモ
リ、602〜609…メモリ、611〜613…メモリ
アドレス信号614…メモリモジュール選択信号、61
5…読み出し信号、616…書き込み信号、617…ア
ドレス信号、618…データ信号を供給する入力端子、
621〜628…メモリ選択信号、901…アドレスデ
コーダ、902〜909…メモリ、911〜913メモ
リアドレス信号、914…読み出し信号、915…書き
込み信号、916…アドレス信号、917…データ信
号、921〜928…チップ選択信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 邦夫 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地株式 会社日立製作所生産技術研究所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固有の識別コードを格納するシフトレジス
    タと、外部から供給されるチップ選択信号と該シフトレ
    ジスタの格納する識別コードとを比較し両者が一致した
    場合に所定の動作信号を出力する比較回路と、該出力信
    号に基づいて外部から供給されるデータの読み書きを実
    行する制御回路と、該データを読み書きするためのメモ
    リとからなるLSIチップを備えた半導体装置を複数個、
    積層して配置し、 各半導体装置の有する該シフトレジスタを直列に接続し
    たことを特徴とする積層型半導体装置。
  2. 【請求項2】前記各半導体装置は前記シフトレジスタの
    入力用リードと前記シフトレジスタの出力用リードと非
    接続用リードとを隣接させて配置し、前記シフトレジス
    タの出力用リードと次段の半導体装置の有するシフトレ
    ジスタの入力用リードとを接続し、最終段の半導体装置
    の有するシフトレジスタの出力用リードと各半導体装置
    間で共通に接続された該非接続用リードと接続すること
    を特徴とする請求項1記載の積層型半導体装置。
  3. 【請求項3】前記半導体装置をレジンモールドしたパッ
    ケージ内部のリードパターンを各半導体装置で同一に
    し、 前記シフトレジスタの出力用リードと前記次段のシフト
    レジスタの入力用リードとを接続させるように、該パッ
    ケージ外部の前記シフトレジスタの入力用リードを折り
    曲げ加工したことを特徴とする請求項2記載の積層型半
    導体装置。
  4. 【請求項4】前記半導体装置をレジンモールドしたパッ
    ケージ内部のリードパターンを各半導体装置で同一に
    し、 前記シフトレジスタの出力用リードと前記次段のシフト
    レジスタの入力用リードとを接続させるように、前記LS
    Iチップと該リードパターンとを接続するワイヤボンデ
    イングのパターンにより前記シフトレジスタの入力用リ
    ードと出力用リードとの配置を前記次段の半導体装置と
    逆転させたことを特徴とする請求項2記載の積層型半導
    体装置。
  5. 【請求項5】前記シフトレジスタの出力用リード長を他
    のリード長より短く加工したことを特徴とする請求項3
    又は4記載の積層型半導体装置。
  6. 【請求項6】複数個の半導体装置を積層して配置した積
    層型半導体装置において、 外部からのデータを格納する複数個のメモリを有する半
    導体装置と、 外部からの選択信号及びメモリアドレス信号から対応す
    る半導体装置内部のメモリへのデータアクセスを許可す
    る信号を出力するアドレスデコード回路を有する半導体
    装置とを備え、 該メモリを有する半導体装置と該アドレスデコード回路
    を有する半導体装置とを同一のデバイスで構成すること
    を特徴とする積層型半導体装置。
  7. 【請求項7】前記アドレスデコード回路を有する半導体
    装置を積層型半導体装置の最下層に配置し、 該アドレスデコード回路を有する半導体装置は、基板に
    設けられた配線と電気的に接続するためのバンプを有す
    ることを特徴とする請求項6記載の積層型半導体装置。
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