JPH1096376A - 木製ドア及びその製法 - Google Patents

木製ドア及びその製法

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JPH1096376A
JPH1096376A JP8271576A JP27157696A JPH1096376A JP H1096376 A JPH1096376 A JP H1096376A JP 8271576 A JP8271576 A JP 8271576A JP 27157696 A JP27157696 A JP 27157696A JP H1096376 A JPH1096376 A JP H1096376A
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JP
Japan
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foam
wooden door
resin
phenol resin
panel
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Application number
JP8271576A
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English (en)
Inventor
Hideki Takahashi
英樹 高橋
Hideo Tsukitou
秀夫 月東
Hideo Takeda
秀雄 武田
Daisuke Matsunaga
大輔 松永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aica Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Aica Kogyo Co Ltd
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  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Special Wing (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 軽量で防音性、耐火性に優れる木製ドアを得
る。 【構成】 かまち材(11)やパネル材(12)などの
部材からなる木製ドアにおいて、少なくとも一種類の部
材を、中空芯材(2)の空隙にノボラック型フェノール
樹脂の発泡体(1)が形成されるとともに表裏に該ノボ
ラック型フェノール樹脂により強化された無機質繊維シ
ート層(6)が該発泡体(1)と明確な境界を有するこ
となく連続的に形成され、更に表裏に化粧材(7)が接
着された複合部材、とした木製ドア。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅に使用される木製
ドア及びその製法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅などの室内ドアは木質材
料からなる枠材を組合せて固定し、枠材により囲まれる
空隙に紙製ハニカムコア、ロールコア、或いは合成樹脂
発泡体などの軽量材料を芯材として用い、この軽量芯材
の表裏に突板合板の如き化粧材を接着したいわゆるフラ
ッシュドアや合板、パーチクルボード、中質繊維板(M
DF)、天然木材などの木質板材をそのまま芯材として
使用した無垢ドアが知られている。
【0003】各々特徴があり軽量材料を芯材として用い
たフラシュドアはタッカー、ビスなどで仮組みされた枠
材に酢酸ビニル樹脂接着剤を用いてコールドプレス等に
より接着する方法が主体で、生産が容易、廉価に出来る
などの利点がある反面、中空構造であるためノックした
ときや開閉の音に重みがない、いわゆる質感が無く防音
性や耐火性に欠けていた。
【0004】また、芯材に木質板材を無垢の状態で用い
た無垢ドアは一般的に十分な強度が得られ質感があり防
音性を有するものの、運搬、施工が不便で取扱い中に傷
つき易く、芯材の表面の平滑性が劣る場合や接着剤の塗
布状態によって表面に凹凸が目立ち易い欠点を有してい
た。
【0005】近年、このような双方の欠点を解消する手
段としてハニカムコア、ロールコアなどの中空芯材と合
成樹脂発泡体を併用する、いわゆるサンドイッチパネル
が提案されている。
【0006】例えば、実公昭61―30844にはハニ
カムコアの中空部に該ハニカムコアの厚みより薄い厚み
に合成樹脂発泡体が充填されたサンドイッチパネルが記
載されている。
【0007】また、特開昭60―72723号公報には
難燃性軽量パネルが提案されており、ハニカム内の空隙
にフェノール樹脂と、及びエポキシ樹脂またはポリウレ
タン樹脂からなる発泡体を充満させハニカムの両面に金
属板、難燃性FRP板などを配置することが記載されて
いる。
【0008】更に、特開昭62―25649号公報には
ハニカムコアのセル内に樹脂発泡体が充填され、該樹脂
発泡体とハニカムコアとが表、裏面材に接着された構造
用パネルが記載されている。
【0009】更にまた、特開平1―271224号公報
には発泡性のレゾール樹脂をハニカムコアのセル内に発
泡させる軽量パネルの製法が記載されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来技術には以下のような欠点を有していた。実公
昭61―30844号公報においては接着剤による発泡
体の溶解を避けるべくハニカムコアの厚みより薄い厚み
にして中央部に合成樹脂発泡体が充填され、表層に近い
部分の空隙に接着剤を流出せしめて接着面積が確保され
ているが、外被板と発泡体が一体となったものではな
く、また表層に近い部分に空隙が残るという構造はパネ
ルの圧縮強度の面から得策ではなかった。
【0011】特開昭60―72723号公報に記載され
ているハニカムコアやロールコアなどの中空芯材とフェ
ノール樹脂やポリウレタン樹脂などの合成樹脂とを併用
したパネルについても、中空芯材の空隙部分に発泡性の
樹脂を充填した後、表面材、裏面材として金属板や難燃
性FRP板などを接着するため構成上発泡体と表面材、
裏面材とが一体となったものではなく、発泡体との接着
性や溶解性を充分考慮して材料や接着剤を選定しなけれ
ばならず、接着性については接着剤に依存していた。
【0012】特開昭62―25649号公報についても
発泡性の樹脂と表面材、裏面材と一体となったものでは
なく製造する場合大がかりな装置を要していた。
【0013】特開平1―271224号公報においては
液状のレゾール樹脂を発泡させるため作業がわずらわし
い上、あふれ出た発泡体を除去する必要があり、またレ
ゾール樹脂を用いているためドアノブ、額縁を固定する
ピンなどの金属製の副資材を腐食することがあった。
【0014】総じてかかる従来技術は中空芯材の空隙部
分に形成された発泡体と表面材とが別材料で構成されて
おり中空芯材と連続的に一体となったものではないもの
や、液状のレゾール樹脂を用いたものなどで工数を要し
作業的にも煩わしいものとなっていた。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明はかかる従来技術
の構成、及び製法上の欠点を解消すべく検討されたもの
で、かまち材(11)やパネル材(12)などの部材か
らなる木製ドアにおいて、少なくとも一種類の部材を、
中空芯材(2)の空隙にノボラック型フェノール樹脂の
発泡体(1)が形成されるとともに表裏に該ノボラック
型フェノール樹脂により強化された無機質繊維シート層
(6)が該発泡体(1)と明確な境界を有することなく
連続的に形成され、更に表裏に化粧材(7)が接着され
た複合部材、とした木製ドア(8)である。
【0016】また、かまち材(11)、パネル材(1
2)などの部材を組みつける木製ドア(8)の製法にお
いて、かまち材(11)、パネル材(12)などの部材
の内少なくとも一種類の部材を、発泡性のノボラック型
フェノール樹脂が付着された無機質繊維シートで中空芯
材(2)を挟持し、熱圧成形した後、化粧材(7)を接
着して得る木製ドア(8)の製法である。以下、本発明
について詳細に説明する。
【0017】本発明において中空芯材(2)としては
紙、金属箔、プラスチックシートなどを多数の連続した
六角形、円形及び不等辺多角形などの貫通孔を有し、蜂
の巣形状のもの、S字形の連続したものなどに成形され
たいわゆるハニカムコアあるいはロールコアが適用でき
るが、中でもクラフト紙の如き紙をコア材として使用す
ると経済的でノボラック型フェノール樹脂との密着性も
よい。更に高度の耐水性、圧縮強度を必要とする場合は
フェノール樹脂を含浸して強化したハニカムコアを用い
るのが好ましい。
【0018】中空芯材(2)の空隙に充填される発泡性
の合成樹脂としては、フェノール樹脂やウレタン樹脂な
どの熱硬化性樹脂、ポリエチレンやポリスチレン樹脂な
どの熱可塑性樹脂に発泡剤を添加したものが考えられる
が、本発明においてはとりわけ防火性や燃焼時に有害ガ
スを発生させない点からフェノール樹脂に炭酸アンモ
ン、重炭酸ソーダなどの発泡剤を添加したものを用いる
のが望ましく、なかでも硬化の際に酸を用いないため硬
化物が中性であり、ドアノブ、金属製のモールなどのド
アの副資材を腐食させないノボラック型フェノール樹脂
を用いるのが特に好ましい。
【0019】ノボラック型フェノール樹脂としては広く
一般に知られているフェノール、クレゾール、レゾルシ
ノール、フェニルフェノール、ビスフェノールA、ビス
フェノールFなどのフェノール類と、ホルマリン、パラ
ホルムアルデヒド、グリオキザールなどのアルデヒド類
を酸性触媒下で反応させたもので、酸性触媒としては塩
酸、シュウ酸などが例示される。
【0020】本発明においてはかまち材(11)、パネ
ル材(12)など木製ドアを構成する部材としての表面
強度や剛性を向上させるため、発泡性のノボラック型フ
ェノール樹脂とガラス繊維や炭素繊維などの無機質繊維
を複合させるのが良く、しかも無機質繊維は発泡性のノ
ボラック型フェノール樹脂に混入させるよりも、無機質
繊維のマットやクロス、すなわち無機質繊維シートに発
泡性のノボラック型フェノール樹脂を付着したものを用
いるのが好適である。
【0021】かまち材(11)、パネル材(12)など
木製ドアを構成する部材は中空芯材(2)を無機質繊維
シートに発泡性のノボラック型フェノール樹脂を付着し
たもので挟持した後、平板プレス、ロールプレス、連続
プレスなどのプレス機にて熱圧成形し、しかる後に化粧
材(7)を接着すれば良く、かまち材(11)のように
周囲に強度が必要とされる場合には中空芯材(2)の周
囲を練り芯材(4)で囲み熱圧成形すればよい。このよ
うな複合部材はかまち材(11)、パネル材(12)の
内少なくとも一種類に適用すればよいが、耐火性を考慮
すれば両方に適用するのが好ましい。
【0022】熱圧成形する際は温度、圧力、時間など発
泡性のノボラック型フェノール樹脂の硬化度合い、発泡
倍率、中空芯材(2)の強度などにより適宜調整される
が概ね、温度150〜220℃、圧力3〜10kgf/
cm2、時間5〜15分の条件であればよい。
【0023】熱圧成形後は中空芯材(2)の空隙部分に
ノボラック型フェノール樹脂の発泡体(1)が形成され
ると同時に、表裏にノボラック型フェノール樹脂により
強化された無機質繊維シート層(6)が形成され発泡体
(1)と連続的に結びつき中空芯材(2)と一体とな
り、生産する上において非常に都合がよく、火炎に対し
て亀裂が生じることなく、良好な耐火性を示すものとな
る。
【0024】また、熱圧成形する際には中空芯材(2)
の空隙をすべてノボラック型フェノール樹脂の発泡体
(1)で埋めてもよいが、中央部分を中空にするよう
な、例えば体積比で30〜80%の充填率でも耐火性、
防音性などの性能を充分に満たすことができ、仕上がり
外観もよいものとなる。体積比で充填率が30%未満で
は平滑性が得られず、化粧材(7)を接着した後、化粧
材(7)の表面に中空芯材(2)の地合が現れ、外観を
損ねるばかりか、耐火性、防音性を充分満たすことがで
きない。また、80%を越えると製品自体の性能には何
ら支障がないが、敢えて難があるとすればノボラック型
フェノール樹脂の発泡のコントロールが生産作業上多少
難しくなる程度である。
【0025】ノボラック型フェノール樹脂により強化さ
れた無機質繊維シート層(6)の表裏に接着される化粧
材(7)としては広く一般に知られているメラミン樹脂
化粧板、ジアリルフタレート樹脂化粧板、ポリエステル
樹脂化粧板や、合板、繊維板、チップボードなどの木質
基材に塗装突板シート、塩化ビニールシート、塗装印刷
シートなどを接着した化粧ボードなどが適用でき、接着
剤としてはウレタン樹脂系の接着剤、ゴム系の接着剤を
用いて貼り合わせばよい。
【0026】
【作用】次に本発明の作用について説明する。ノボラッ
ク型フェノール樹脂の発泡体(1)が中空芯材(2)の
空隙部分に形成され、表裏にこのノボラック型フェノー
ル樹脂により強化された無機質繊維シート層(6)が発
泡体(1)と連続的に形成され一体となっているため接
着力が充分で、しかも熱圧成形と同時に形成される。
【0027】無機質繊維シートに発泡性のノボラック型
フェノール樹脂を付着したものを用いることにより、発
泡体の形成、及び発泡体を閉じ込める表面材や中空芯材
への接着剤としての機能をすべてまかなうことができ
る。
【0028】以下、本発明を実施例と図面に基づいて詳
細に説明する。
【実施例】
実施例1 図1は本発明の木製ドアの正面図を示し、図2は図1中
の線A−Aに沿う構成断面図を示すが、まず次の如くパ
ネル材(12)及びかまち材(11)を作成した。 パネル材(12)の作成 中空芯材(2)としてハニカムコアを挿入し、ガラス繊
維マットに発泡性を有するノボラック型フェノール樹脂
を溶着したシートで挟持した。次いで平板プレス機を用
いてハニカムコアの空隙部分にノボラック型フェノール
樹脂の発泡体(1)が占める割合が体積比で40%とな
るように温度150℃、圧力5kgf/cm2、時間15
分の条件で熱圧成形すると、表層にこのノボラック型フ
ェノール樹脂で強化された無機質繊維シート層(6)と
してノボラック型フェノール樹脂強化ガラス繊維マット
層が形成された。しかる後、表裏に化粧材(7)として
メラミン樹脂化粧板をウレタン樹脂系の接着剤を用いて
貼り合わてパネル材(12)を得た。 かまち材(11)の作成 LVLよりなる練り芯材(4)の空所に中空芯材(2)
を挿入した以外はパネル材(12)と同様に加工してか
まち材(11)を得た。 木製ドアの作成 次に図2に示すようにパネル材(12)とかまち材(1
1)との境界を跨ぐように額縁(13)を延在させピン
(14)で固定し、ドアノブを取り付けて木製ドア
(8)を得た。実施例1の木製ドア(8)の防音性、耐
火性は良好であった。
【0029】実施例2 実施例1において中空芯材(2)としてフェノール樹脂
処理したハニカムコアを用いた以外は実施例1と同様に
加工して実施例2の木製ドアを得た。実施例2の木製ド
アは防音性、耐火性は実施例1と同等であったが、圧縮
強度が向上していた。
【0030】比較例1 実施例1においてノボラック型フェノール樹脂の発泡体
(1)、及びノボラック型フェノール樹脂で強化された
無機質繊維シート層(6)を形成することなく、中空芯
材(2)のみを芯材として用いた以外は実施例1と同様
に加工して比較例1のドアを得た。比較例1のドアは防
音性、耐火性、圧縮強度がいづれも実施例1の木製ドア
に比べて劣っていた。
【0031】比較例2 実施例1においてノボラック型フェノール樹脂発泡体
(1)が占める割合が体積比で25%とした以外は同様
に加工して比較例2のドアを得た。比較例2のドアは圧
縮強度、平滑性の点で実施例1の木製ドア(8)に比べ
劣っていた。
【0032】比較例3 実施例1においてノボラック型フェノール樹脂発泡体
(1)が占める割合が体積比で85%とした以外は同様
に加工して比較例3のドアを得た。比較例3のドアは防
音性、耐火性、圧縮強度、平滑性は良好であったが発泡
倍率のコントロ−ルや後処理の面で実施例1の木製ドア
(8)に比べ劣っていた。
【0033】評価結果を表1に示す。
【表1】
【0034】評価方法については以下の通りとした。 防音性:音響透過損失試験を行い、純木ドア(TS−2
0相当)と同等以上の場合を○、同等に満たないレベル
を×とした。 耐火性:標準耐火曲線に沿って燃焼試験を行い、燃え抜
けが25分以上の場合を○、25分未満の場合を×とし
た。 圧縮強度:10%歪み時に20kgf/cm2以上の場合
を◎、15以上20kgf/cm2未満の場合を○、10
以上15kgf/cm2未満の場合を△、10kgf/c
2未満の場合を×とした。 平滑性:ドアを斜光にて目視し、波打ちがない場合を
○、多少波打ちがある場合を△、波打ちが酷いものを×
とした。 作業性:熱圧成形時に発泡体が周囲にはみ出さない場合
を○、はみ出す場合を×とした。
【0035】
【発明の効果】本発明においては発泡体はノボラック型
フェノール樹脂により形成されているので、ドアノブ、
ピンなどの金属製の副資材が腐食することがなく、発泡
体は中空芯材を無機質繊維シートにノボラック型フェノ
ール樹脂を付着したもので挟持した後、熱圧成形して形
成されるため液状の発泡性樹脂を用いたものに比べ作業
が容易で、発泡体の体積充填率を30〜80%とするこ
とにより仕上がり外観がよく、発泡体があふれ出ること
もない。
【0036】また、木製ドアの構成部材として表層に近
い部分にノボラック型フェノール樹脂の発泡体が形成さ
れているので充分な圧縮強度を確保することができ、軽
量で防音性、耐火性に優れたものとなる。
【0037】更に、ノボラック型フェノール樹脂の発泡
体が中空芯材の空隙部分に形成されるとともに表裏にこ
のノボラック型フェノール樹脂により強化された無機質
繊維シート層が熱圧成形と同時に形成され発泡体との一
体構造となるため接着力が充分で発泡体が溶解すること
は全くなく、また製造する上においても大がかりな設備
が不要で作業工数も少なく木製ドアを得るには非常に都
合が良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の木製ドア(8)を示す正面図。
【図2】図1中のA−A線に添う木製ドア(8)の構成
断面図。
【符号の説明】
1 ノボラック型フェノール樹脂の発泡体 2 中空芯材 4 練り芯材 6 ノボラック型フェノール樹脂強化無機質繊維シート
層 7 化粧材 8 木製ドア 11 かまち材 12 パネル材 13 額縁 14 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松永 大輔 愛知県海部郡甚目寺町大字上萱津字深見24 番地 アイカ工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 かまち材(11)やパネル材(12)な
    どの部材からなる木製ドアにおいて、少なくとも一種類
    の部材を、中空芯材(2)の空隙にノボラック型フェノ
    ール樹脂の発泡体(1)が形成されるとともに表裏に該
    ノボラック型フェノール樹脂により強化された無機質繊
    維シート層(6)が該発泡体(1)と明確な境界を有す
    ることなく連続的に形成され、更に表裏に化粧材(7)
    が接着された複合部材、としたことを特徴とする木製ド
    ア(8)。
  2. 【請求項2】 かまち材(11)、パネル材(12)な
    どの部材を組みつける木製ドア(8)の製法において、
    かまち材(11)、パネル材(12)などの部材の内少
    なくとも一種類の部材を、発泡性のノボラック型フェノ
    ール樹脂が付着された無機質繊維シートで中空芯材
    (2)を挟持し、熱圧成形した後、化粧材(7)を接着
    して得ることを特徴とする木製ドア(8)の製法。
JP8271576A 1996-09-21 1996-09-21 木製ドア及びその製法 Pending JPH1096376A (ja)

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