JPH1096303A - 屋上防水構造と、防水層用保護板及びその製造方法 - Google Patents

屋上防水構造と、防水層用保護板及びその製造方法

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JPH1096303A
JPH1096303A JP24967596A JP24967596A JPH1096303A JP H1096303 A JPH1096303 A JP H1096303A JP 24967596 A JP24967596 A JP 24967596A JP 24967596 A JP24967596 A JP 24967596A JP H1096303 A JPH1096303 A JP H1096303A
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JP
Japan
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permeable
concrete
aggregate
waterproof
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JP24967596A
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Yoshihiro Murayama
好弘 村山
Tatsuo Wakai
達夫 若井
Toru Kikuchi
透 菊池
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SUPANKURIITO CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、コンクリート構造物の屋上におけ
る防水構造に関し、高耐久性のある屋上防水構造を提供
することにある。 【解決手段】 少なくとも、骨材とセメント系バインダ
ーとを混練して成型する多孔質な硬化物からなる透水コ
ンクリート板3が、コンクリートスラブ1に設けられる
防水層2の上に敷設されている、屋上防水構造にするこ
とである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリート構造
物の屋上における防水構造に関し、更に詳しくは、高耐
久性のある屋上防水構造と、この屋上防水構造に使用す
る防水層用保護板およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】コンクリート構造物の屋上における防水
構造は、一般にはアスファルト防水構造が知られてお
り、図8に示すように、屋上を形成するコンクリートス
ラブの上に、ならしモルタルとアスファルト防水層と養
生モルタル及び仕上げモルタル等を順次施工して形成さ
れている。
【0003】このアスファルト防水構造は、コンクリー
トとアスファルトとの熱収縮の相違があって、屋上にお
ける昼夜・季節の温度変化による伸縮の繰り返しで、ひ
び割れによる漏水のおそれがある。
【0004】そのような場合に、アスファルト防水構造
は施工後の修理,点検等のメンテナンスが容易ではな
く、施工面においてもコンクリート押し上げ圧送や伸縮
目地の設置若しくは養生に手間と人手とが掛かることに
なる。
【0005】そこで、最近では、施工面を改良して予め
工場で製作するプレキャストコンクリートであるパネル
を軽量化して形成し、このパネル10を、図9に示すよ
うに、コンクリートスラブa上に、防水層bと断熱層c
及び保護層dを積層して設け、更にその上に、ブロック
11を介し目地部12を確保して敷設するものが知られ
ている。
【0006】このようなパネル10をコンクリートスラ
ブa上に敷設する乾式工法は、施工面で作業能率が大幅
に向上するとともに、前記ブロック11によりコンクリ
ートスラブa上の保護層dとパネル10の下面との間に
空気層eが形成されて、断熱効果が大きくなる等の利点
がある。
【0007】また、防水層bはコンクリートで上下挟装
されていないので伸縮挙動が自由であり、防水性能が長
期間維持されて、雨水は目地部12から浸入して防水層
でスムーズに排水される等の利点がある。
【0008】前記パネル10としては、図10(イ),
(ロ)に示すように、空気層を形成するために脚部10
bをパネルの四隅に設けたパネル10a若しくは平板状
のパネル10が知られている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
乾式工法では、断熱効果を高めるため空気層eを設けて
パネル10を両端支持しているので、パネル10のスパ
ンが長くなるほど中央部の集中荷重が大きくなって設備
機器等の重量物を置くことが出来ないと言う問題があ
る。また、パネル10の脚部10b若しくはブロック1
1により、パネル10の重量及びその上の乗載荷重が集
中力となって防水層に伝わるので、防水層が傷みやすい
と言う問題がある。
【0010】更に、前記パネル10を、図10に示す脚
部10b若しくはブロック11を設けた状態で単に敷設
するのみであるので、耐風上、暴風がパネル10の裏側
に入り込み、飛散しやすいと言う問題もある。
【0011】このように、従来のコンクリート構造物に
おける屋上の乾式工法は、設備機器等に対する耐重量
性、集中荷重に対する防水層の保護性、耐風性において
解決すべき課題を有している。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る屋上防水構
造の上記課題を解決するための要旨は、少なくとも、骨
材とセメント系バインダーとを混練して成型する多孔質
な硬化物からなる透水コンクリート板が、コンクリート
スラブの上に設けられる防水層の上に敷設されているこ
とである。
【0013】前記透水コンクリート板の上面側に、高強
度コンクリート層が設けられていること、;更に、前記
高強度コンクリート層の一部の層が、種石を骨材に使用
しセメントペーストを硬化前に洗い流し当該種石の一部
を露出させて形成されていること、;また、前記透水コ
ンクリート板の上面側に、高耐久性の合成樹脂を塗布し
て成る樹脂層が設けられていること、;このほか、前記
透水コンクリート板の上面側に、接着剤と種石とを混練
し塗着して形成する仕上層が設けられていることであ
る。
【0014】本発明に係る防水層用保護板の要旨は、少
なくとも、骨材とセメント系バインダーとを混練して成
型する多孔質な硬化物からなる透水層と、該透水層の上
面側に設けられる高強度コンクリート層とからなるこ
と、;高強度コンクリート層は、その一部の層が種石を
骨材に使用しセメントペーストを硬化前に洗い流して当
該種石を露出させて形成されるものであること、;ま
た、骨材とセメント系バインダーとを混練して成型する
多孔質な硬化物からなる透水層と、該透水層の上面側の
仕上げ層とからなり、該仕上げ層は、接着剤と種石とを
混練し塗着して形成されるものであることである。
【0015】本発明に係る防水層用保護板の製造方法の
要旨は、少なくとも、骨材とセメント系バインダーとを
混練して多孔質な透水層と、該透水層の上面側に設けら
れる高強度コンクリート層とを、各々即時脱型方式で形
成することである。
【0016】本発明に係る屋上防水構造によれば、透水
コンクリート板を防水層の上に敷設するだけでよいの
で、該透水コンクリート板の軽量性と非接着性により施
工性が高まるとともに、防水層との間に空気層の空隙を
設けないので設備機器等の重量物を積載しても集中荷重
による剪断破壊のおそれがなくなる。
【0017】防水層のブロック11等を設置して敷設せ
ずに、面で当接するので防水層に対する集中荷重が加わ
らなくなり防水層が傷みにくい。また、前記空気層の空
隙が設けられないので、耐風圧性能上パネルの裏側に暴
風が入り込まないので飛散の心配がない。
【0018】更に、透水コンクリート板の上側面に高強
度コンクリート層を設けることで、透水性能を維持した
まま高耐久性のある構造とすることが出来る。また、こ
の高強度コンクリート層の一部の層、若しくは、仕上げ
層において種石を露出させるようにすることで、コンク
リート構造物における屋上の美観を満足させることが出
来る。
【0019】防水層用保護板を、即時脱型方式で形成す
れば工期の短縮となるばかりでなく、型枠の形成・組立
が不要となって製造コストの低減ともなる。
【0020】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る実施形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。本発明の第1実施
例は、図1に示すように、少なくとも、骨材とセメント
系バインダーとを混練して成型する多孔質な硬化物から
なる透水層4と、該透水層4の上面側に設ける仕上げ層
である高強度コンクリート層5とから構成される透水コ
ンクリート板3を、例えば、型枠を使用しないで、所望
の断面形状にしてコンクリートを打設し、そのままの形
状を維持させて硬化させる、即時脱型方式で形成する。
【0021】この即時脱型方式では、工場の床面上に水
平状態で細長く敷設されたスラブ型枠の上を移動自在な
コンクリート打設成型機に、前部打設口と後部打設口と
を装備させ、前部打設口からのコンクリート打設により
透水層4を形成し、続いて後部打設口から前記透水層4
上に高強度コンクリートを打設し、前記透水コンクリー
ト板3が形成されるものである。
【0022】前記透水コンクリート板3の大きさは、一
例として、厚さ寸法は、前記透水層4の部分が約4〜6
cmで高強度コンクリート層5の部分が約1cmで、縦
が約50cmで横が100cmの矩形状平板体である。
また、その重量は約50kg程度である。また、用途に
よっては厚さ,幅,長さとも変えることがある。
【0023】前記透水コンクリート板3を、コンクリー
ト構造物における屋上で、コンクリートスラブ1にアス
ファルト防水材による防水層2を形成した後に、目地部
6を確保して敷設する。当該透水コンクリート板3が防
水層用保護板となる。
【0024】そして、前記透水コンクリート板3を使用
してコンクリート構造物の屋上を構成すれば、図2に示
すように、雨水は不透水層である高強度コンクリート層
5の表面を流れて透水コンクリート板3,3間の目地部
6から流入し、透水コンクリート板3の透水層4の下部
を通って横方向に流れ、更に、立ち上げたパラペット部
7との間の排水溝8からドレーンと排水管9へと排水さ
れる。
【0025】透水コンクリート板3の高強度コンクリー
ト層5により、設備機器等の重量物や歩行する人の重量
に対する耐久性が向上した屋上構造物となる。透水コン
クリート板3の敷設作業における施工性は、軽量である
ことから個々の透水コンクリート板3を作業者で持ち運
びして敷設することが可能となるので、向上する。
【0026】また、透水コンクリート板3の軽量化を図
り、更なる施工性を高めるため、図3に示すように、コ
ンクリート板体の長手方向に連続する空胴21を複数個
で並列して設けることができる。この空胴21の孔形状
は長孔,楕円,円形,四角形状等である。この空胴21
の存在により、空気層が形成されて断熱効果も向上する
ものである。
【0027】更に、耐荷重性が高く要求される場合に
は、図4に示すように、プレストレスを付与するPC鋼
線や防錆処理した鋼材またはステンレス鋼材等の緊張材
22を、プレテンション方式で高強度コンクリート層5
の内部に埋設するようにすることができる。または、炭
素繊維等の補強繊維材を高強度コンクリート層5の内部
に混在させて、耐力を高めることが出来る。
【0028】このようにして、透水コンクリート板3
は、コンクリート構造物の屋上において、単に防水層用
保護板としてだけでなく、屋上駐車場の防水保護板とし
て使用することができる。その場合に、不陸の調整用と
して透水コンクリート板3と防水層2との間に、発泡成
型体等のクッション材を全面に敷き詰める場合がある。
【0029】本発明の第2実施例は、図5に示すよう
に、少なくとも、骨材とセメント系バインダーとを混練
して成型する多孔質な硬化物からなる透水層4と、該透
水層4の上面側に高耐久性の合成樹脂を塗布して成る樹
脂層23とで構成される透水コンクリート板3aを形成
して、防水層2の上に敷設するものである。
【0030】前記透水コンクリート板3aにおいて、樹
脂層23の厚さを約1cm程度として、合成樹脂は紫外
線に強いものとして、例えば、アクリル,ポリカーボネ
ート,フッ素系の樹脂とするものである。
【0031】前記高耐久性の樹脂層23を設けること
で、透水コンクリート板3aは設備機器や歩行の重量に
耐える耐久性が付与されるものである。なお、樹脂層2
3を形成する際には、塗布量を加減して透水層4におけ
る多孔質部分の空隙が埋まらないようにする。
【0032】本発明の第3実施例は、図6に示すよう
に、少なくとも、骨材とセメント系バインダーとを混練
して成型する多孔質な硬化物からなる透水層4と、該透
水層4の上面側に設けられる高耐久性の高強度コンクリ
ート層24とからなり、該高強度コンクリート層24の
一部の層(表面層)は、種石を骨材に使用しセメントペ
ーストを硬化前に洗い流して、当該種石の一部を外部に
露出させて形成されるもので、このようにして透水コン
クリート板3bが形成される。
【0033】前記透水コンクリート板3bを、コンクリ
ート構造物の防水層2の上に敷設するものである。この
ように、高強度コンクリート層24の一部を洗い出し仕
上げとすることで、耐力を向上させると共に、種石が表
面に露出して屋上の意匠性が高まるばかりでなく歩行時
のスリップ防止性能が高まるものである。
【0034】本発明の第4実施例は、図7に示すよう
に、上記実施例と同じ透水層4の上面側に、高耐久性合
成樹脂(第2実施例と同じ樹脂である)でなる接着剤と
種石とを混練し、これを多孔性を維持して接着し、当該
透水層4の上面に塗着した仕上げ層25を設けてなる透
水コンクリート板3cを形成する。
【0035】この透水コンクリート板3cをコンクリー
ト構造物の防止層2の上に敷設するものである。これに
より、歩行時のスリップ防止性能が高まるとともに、屋
上の意匠性が高まるものである。
【0036】本発明の第5実施例は、少なくとも、骨材
とセメント系バインダーとを混練して成型する多孔質な
硬化物からなる透水層4で透水コンクリート板3dを形
成し(図示せず)、これを屋上の防水層2の上に敷設す
るものである。
【0037】これは、屋上の負荷をほとんど考慮する必
要がない場合に、透水性が高く維持されて排水性能が向
上するものである。また、この透水コンクリート板3d
の内部に、前記第1実施例で説明した、コンクリート板
体の長手方向に連続する空胴21を複数個で並列して設
けることで、軽量化を図り敷設作業の施工性を高めるこ
ともできる。
【0038】更に、前記透水コンクリート板3dの上に
土を盛って植物を植えることもできるものである。この
透水コンクリート板3dの保水性と植生性とで、植物に
対して土と同様の効果が期待できるからである。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る屋上
防水構造は、少なくとも、骨材とセメント系バインダー
とを混練して成型する多孔質な硬化物からなる透水コン
クリート板が、コンクリートスラブの上に設けられる防
水層の上に敷設されているので、屋上の防水層に対して
非接着性で面で当接するので負荷が加わっても集中荷重
が加わらなくなり、防水層用保護板が割れ難く耐荷重性
が向上するばかりでなく、防水層が傷み難く防水性能が
長く維持されると言う優れた効果を奏する。
【0040】また、防水層用保護板と防水層との間には
空隙がないので、この防水層用保護板が暴風で飛散する
おそれが無く、耐風圧性能が向上すると言う優れた効果
を奏する。
【0041】更に、軽量の防水層用保護板を敷設するだ
けなので、クレーン等の作業機器を必要とせず施工性が
向上すると言う優れた効果を奏する。
【0042】前記透水コンクリート板は、その上面側に
高強度コンクリート層が設けられるようにすることで、
耐荷重性が更に向上し、高強度コンクリート層の一部の
層が種石を骨材に使用しセメントペーストを硬化前に洗
い流して当該種石を露出させて形成されることで、屋上
の意匠性を向上させると言う優れた効果を奏する。
【0043】このほか、前記透水コンクリート板の上面
側に高耐久性の合成樹脂を塗布して成る樹脂層を設ける
ことで、容易に耐久性を向上させ、更に、接着剤と種石
とを混練し塗着して形成する仕上層を設けることで、屋
上の意匠性を向上させると言う優れた効果を奏する。
【0044】本発明に係る防水層用保護板の製造方法
は、多孔質な透水層と、高強度コンクリート層とを、各
々即時脱型方式で形成するので、早期に形成することが
出来て、工期の短縮となるとともに側型枠の形成が不要
となってコストの低減となると言う優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の屋上防水構造の第1実施例に係る説明
図である。
【図2】同第1実施例に係るコンクリート構造物の一部
断面図である。
【図3】同第1実施例において、透水層4に空胴21を
設けた場合の、透水コンクリート板3の断面図(イ)
と、更に緊張材22を埋設させた場合の断面図(ロ)で
ある。
【図4】同第1実施例において、高強度コンクリート層
5に緊張材22を配設した場合の、透水コンクリート板
3の断面図である。
【図5】同本発明の第2実施例に係る透水コンクリート
板3aの断面図である。
【図6】同本発明の第3実施例に係る透水コンクリート
板3bの断面図である。
【図7】同本発明の第4実施例に係る透水コンクリート
板3cの断面図である。
【図8】従来例に係るコンクリート構造物における、屋
上の防水構造を示す説明図である。
【図9】同従来例に係る、パネルを敷設した場合の屋上
防水構造の説明図である。
【図10】同従来例に係るパネル10,10aの斜視図
(イ)、(ロ)である。
【符号の説明】
1 コンクリートスラブ、2 防水層、3,3a,3
b,3c 透水コンクリート板、4 透水層、5 高強
度コンクリート層、6 目地部、9 排水管、21 空
胴、22 緊張材、23 樹脂層、24 高強度コンク
リート層、25 仕上げ層。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、骨材とセメント系バインダ
    ーとを混練して成型する多孔質な硬化物からなる透水コ
    ンクリート板が、コンクリートスラブに設けられる防水
    層の上に敷設されていること、 を特徴とする屋上防水構造。
  2. 【請求項2】 透水コンクリート板の上面側に、高強度
    コンクリート層が設けられていること、 を特徴とする請求項1に記載の屋上防水構造。
  3. 【請求項3】 高強度コンクリート層の一部の層が、種
    石を骨材に使用しセメントペーストを硬化前に洗い流し
    当該種石の一部を露出させて形成されていること、 を特徴とする請求項2に記載の屋上防水構造。
  4. 【請求項4】 透水コンクリート板の上面側に、高耐久
    性の合成樹脂を塗布して成る樹脂層が設けられているこ
    と、 を特徴とする請求項1に記載の屋上防水構造。
  5. 【請求項5】 透水コンクリート板の上面側に、接着剤
    と種石とを混練し塗着して形成する仕上層が設けられて
    いること、 を特徴とする請求項1に記載の屋上防水構造。
  6. 【請求項6】 少なくとも、骨材とセメント系バインダ
    ーとを混練して成型する多孔質な硬化物からなる透水層
    と、該透水層の上面側に設けられる高強度コンクリート
    層とからなること、 を特徴とする防水層用保護板。
  7. 【請求項7】 高強度コンクリート層は、その一部の層
    が種石を骨材に使用しセメントペーストを硬化前に洗い
    流して当該種石を露出させて形成されるものであるこ
    と、 を特徴とする請求項6に記載の防水層用保護板。
  8. 【請求項8】 骨材とセメント系バインダーとを混練し
    て成型する多孔質な硬化物からなる透水層と、該透水層
    の上面側の仕上げ層とからなり、該仕上げ層は、接着剤
    と種石とを混練し塗着して形成されるものであること、 を特徴とする防水層用保護板。
  9. 【請求項9】 少なくとも、骨材とセメント系バインダ
    ーとを混練して多孔質な透水層と、該透水層の上面側に
    設けられる高強度コンクリート層とを、各々即時脱型方
    式で形成すること、 を特徴とする防水層用保護板の製造方法。
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