JPH1095939A - 水性ベースを主体とするインク混合物及びインク並びにこれを使用する方法 - Google Patents
水性ベースを主体とするインク混合物及びインク並びにこれを使用する方法Info
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- JPH1095939A JPH1095939A JP9186723A JP18672397A JPH1095939A JP H1095939 A JPH1095939 A JP H1095939A JP 9186723 A JP9186723 A JP 9186723A JP 18672397 A JP18672397 A JP 18672397A JP H1095939 A JPH1095939 A JP H1095939A
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
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- C09D11/30—Inkjet printing inks
- C09D11/40—Ink-sets specially adapted for multi-colour inkjet printing
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 水性ベースを主体とするインク混合物及びイ
ンク並びにこれを使用する方法 【解決手段】 少なくとも1種の赤色(マゼンタ)、青
色(シアン)及び黄色並びに場合により黒色インクを含
有する異なるインク色調の数種のインク(T1,T2,
T3,T....)から成る、特にインクジェット印刷に使
用するためのインク混合物に関し、この場合各インク
(T1,T....)は必須の着色剤(FM)として少なく
とも1種の可溶性染料(FS)及び水及び(又は)主要
な溶剤(LM)として有機溶剤並びに1種又はそれ以上
の乾燥遅延剤(TV)及び場合により保存剤(KM)及
び(又は)他の添加物(Z1,Z2,Z3,Z4,
Z....)を有する。
ンク並びにこれを使用する方法 【解決手段】 少なくとも1種の赤色(マゼンタ)、青
色(シアン)及び黄色並びに場合により黒色インクを含
有する異なるインク色調の数種のインク(T1,T2,
T3,T....)から成る、特にインクジェット印刷に使
用するためのインク混合物に関し、この場合各インク
(T1,T....)は必須の着色剤(FM)として少なく
とも1種の可溶性染料(FS)及び水及び(又は)主要
な溶剤(LM)として有機溶剤並びに1種又はそれ以上
の乾燥遅延剤(TV)及び場合により保存剤(KM)及
び(又は)他の添加物(Z1,Z2,Z3,Z4,
Z....)を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性ベースを主体
とするインク混合物及びインク並びに筆記、製図、絵
画、印刷にこれを使用する方法、特にインク- ジェット
- 法又は他の機械による筆記- 、印刷- 、絵画- 又はマ
ーキング- 法にこれを使用するにあたり、インクを被覆
加工された被印刷物上に塗布することに関する。
とするインク混合物及びインク並びに筆記、製図、絵
画、印刷にこれを使用する方法、特にインク- ジェット
- 法又は他の機械による筆記- 、印刷- 、絵画- 又はマ
ーキング- 法にこれを使用するにあたり、インクを被覆
加工された被印刷物上に塗布することに関する。
【0002】
【従来の技術】この様なインク混合物又はインク、たと
えばインクジェット印刷に対するインクは、原則的に公
知である。ヨーロッパ特許第526731号公報には、
赤色(マゼンタ)、青色(シアン)及び黄色インクを有
するインクジェットインク混合物をインクジェット印刷
に使用することが記載されている。この際5〜11%グ
リコール及び(又は)グリコールエーテル及び水から成
る担体に1.75〜4%染料を加えねばならない。この
際この染料は“リアクティブレッド80”及び(又は)
“アシドブルー9”より成る群から選ばれる。
えばインクジェット印刷に対するインクは、原則的に公
知である。ヨーロッパ特許第526731号公報には、
赤色(マゼンタ)、青色(シアン)及び黄色インクを有
するインクジェットインク混合物をインクジェット印刷
に使用することが記載されている。この際5〜11%グ
リコール及び(又は)グリコールエーテル及び水から成
る担体に1.75〜4%染料を加えねばならない。この
際この染料は“リアクティブレッド80”及び(又は)
“アシドブルー9”より成る群から選ばれる。
【0003】この場合このインク、すなわちその字画が
その個々の色でも、その混合色でも高い耐光性及び単一
又は同一褪色率を有さないことが特に欠点である。ヨー
ロッパ特許第0345763号公報から、特に光沢性、
耐光性及び耐水性字画を生じる記録液体は公知である。
マゼンタ色又は青色インクを製造するのに特に使用され
るその記録剤は原則的として少なくとも2種の異なる染
料を有する。この際これらの染料のうちのそれぞれ1つ
は特別の処理の後に生成されるか又は配合され、そして
少なくとも1種の他の染料は“アシドレッド131”、
“アシドレッド274”、“ダイレクトレッド22
7”、“ダイレクトレッド9”、“ダイレクトイエロー
86”、“ダイレクトイエロー142”、“ダイレクト
ブルー199”、“ダイレクトブルー86”及び(又
は)“アシドブルー198”より成る群から選ばれる染
料である(C.I.=カラーインディックスによる)。
この場合、記載された染料は液状媒体中に溶解されるか
又は分散され、溶剤は多価の又は脂肪族- 価のアルコー
ルを含有しなければならない。この記録溶液の欠点は、
インク中に含有される染料が慣用の市販品ではなく、し
たがって容易に入手されないことにある。その上常に多
くの染料は混合物の形でなければならないので、インク
は一方では必ずしも常に製造されず、他方では極めて高
価でもある。更に全インク混合物の個々のインクが少な
くとも3種の異なるインク染料からどのように調製され
ねばならないか又は調製することができるか、そして混
合染料の場合、特に良好な耐光性及び比較的一定の色定
数を保証することができるかどうか、そしてどのように
保証するのかが明らかではない。
その個々の色でも、その混合色でも高い耐光性及び単一
又は同一褪色率を有さないことが特に欠点である。ヨー
ロッパ特許第0345763号公報から、特に光沢性、
耐光性及び耐水性字画を生じる記録液体は公知である。
マゼンタ色又は青色インクを製造するのに特に使用され
るその記録剤は原則的として少なくとも2種の異なる染
料を有する。この際これらの染料のうちのそれぞれ1つ
は特別の処理の後に生成されるか又は配合され、そして
少なくとも1種の他の染料は“アシドレッド131”、
“アシドレッド274”、“ダイレクトレッド22
7”、“ダイレクトレッド9”、“ダイレクトイエロー
86”、“ダイレクトイエロー142”、“ダイレクト
ブルー199”、“ダイレクトブルー86”及び(又
は)“アシドブルー198”より成る群から選ばれる染
料である(C.I.=カラーインディックスによる)。
この場合、記載された染料は液状媒体中に溶解されるか
又は分散され、溶剤は多価の又は脂肪族- 価のアルコー
ルを含有しなければならない。この記録溶液の欠点は、
インク中に含有される染料が慣用の市販品ではなく、し
たがって容易に入手されないことにある。その上常に多
くの染料は混合物の形でなければならないので、インク
は一方では必ずしも常に製造されず、他方では極めて高
価でもある。更に全インク混合物の個々のインクが少な
くとも3種の異なるインク染料からどのように調製され
ねばならないか又は調製することができるか、そして混
合染料の場合、特に良好な耐光性及び比較的一定の色定
数を保証することができるかどうか、そしてどのように
保証するのかが明らかではない。
【0004】更に、比較的に高い耐光性を有するマルク
ト(Markt) 顔料インクが公知である。しかしこれは一方
では容易に沈澱し、高い安定性を示さず、他方では貯蔵
タンク及び(又は)ペン芯又はインク- ジェット- 先端
の目の細かい毛管及びノズルが簡単に目詰まりする。従
来、この様な顔料インクは、単に耐光性インクとみなさ
れ、染料インクを用いるのと同等の良好な値が実質上得
られないか又は極めて困難にしか得られない。
ト(Markt) 顔料インクが公知である。しかしこれは一方
では容易に沈澱し、高い安定性を示さず、他方では貯蔵
タンク及び(又は)ペン芯又はインク- ジェット- 先端
の目の細かい毛管及びノズルが簡単に目詰まりする。従
来、この様な顔料インクは、単に耐光性インクとみなさ
れ、染料インクを用いるのと同等の良好な値が実質上得
られないか又は極めて困難にしか得られない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、可溶性染料を有するインク混合物又はインクを製
造することである。このインクは上記欠点を有さず、し
たがって常に、比較簡単に、価格上有利に製造され、高
い貯蔵安定性と共に目の細かいノズル又は毛管を目詰ま
りさせず、3つの基本色、青色(シアン)、赤色(マゼ
ンタ)及び黄色に及び場合により更に加えて黒色に容易
に製造することができ、その字画は単一色で及びこれか
ら生成されうる混合色で、高い耐光性をそれぞれの色の
ほぼ同一の褪色率と共に示す。
題は、可溶性染料を有するインク混合物又はインクを製
造することである。このインクは上記欠点を有さず、し
たがって常に、比較簡単に、価格上有利に製造され、高
い貯蔵安定性と共に目の細かいノズル又は毛管を目詰ま
りさせず、3つの基本色、青色(シアン)、赤色(マゼ
ンタ)及び黄色に及び場合により更に加えて黒色に容易
に製造することができ、その字画は単一色で及びこれか
ら生成されうる混合色で、高い耐光性をそれぞれの色の
ほぼ同一の褪色率と共に示す。
【0006】更にこの様なインク、すなわち又はその字
画は、場合により被覆加工された筆記- 及び印刷被塗布
面──これは野外で使用するのが好ましい──上でも耐
水-及び耐天候性を示さねばならない。この課題は、請
求項1及び20に記載された要件によって解決される。
本発明の好ましい実施態様及び有利な他の構成要件は、
請求項2〜19中に記載される。
画は、場合により被覆加工された筆記- 及び印刷被塗布
面──これは野外で使用するのが好ましい──上でも耐
水-及び耐天候性を示さねばならない。この課題は、請
求項1及び20に記載された要件によって解決される。
本発明の好ましい実施態様及び有利な他の構成要件は、
請求項2〜19中に記載される。
【0007】
【実施例】以下に本発明をいくつかのインク例によって
説明する。 〔例1〕(基本例1):70〜95 重量% 水
(W)(溶剤(LM))、0.5〜20重量% グリセ
リン(G)(乾燥遅延剤(TV))、1 〜25重量
% 染料(FS)(着色剤(FM))、0.1〜 1重
量% 保存剤(KM)、0.1〜 5重量% 他の添加
物及び場合により0 〜 2重量% トリエタノール
アミン(TEA)(pH- 調整剤). 〔例2〕(青色インク/シアン)(T1):5 重量%
グリセリン(G)、3 重量% ダイレクトブルー1
99(染料(FS1)、0.7重量% トリエタノール
アミン(TEA)、0.2重量% 保存剤(KM)、残
り=水(W). 〔例3〕(赤色インク/マゼンタ)(T2):5 重量
% グリセリン(G) 2 重量% リアクティブレッド23(染料(FS
2))、1.5重量% トリエタノールアミン(TE
A)、0.2重量% 保存剤(KM)、残り=水
(W). 〔例4〕(黄色インク)(T3):5 重量% グリセ
リン(G)、5 重量% リアクティブイエロー37
(染料(FS3))、0.7重量% トリエタノールア
ミン(TEA)、0.2重量% 保存剤(KM)、残り
=水(W). 〔例5〕(黒色インク)(T4):5 重量% グリセ
リン(G)、20 重量% ソルビライズドサルファー
ブラック1(染料(FS4)) 0.2重量% 保存剤(KM)、残り=水(W)(溶剤
(LM)). 〔例6〕インク混合物(TS1):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)及び黄色インクから成るインク混合物
(TS1)は、上記例2,3及び4のインクの夫々を有
する。 〔例7〕インク混合物(TS2):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)、黄色及び黒色インクから成るインク混
合物(TS2)は、上記例2,3,4及び5のインクの
夫々を有する。
説明する。 〔例1〕(基本例1):70〜95 重量% 水
(W)(溶剤(LM))、0.5〜20重量% グリセ
リン(G)(乾燥遅延剤(TV))、1 〜25重量
% 染料(FS)(着色剤(FM))、0.1〜 1重
量% 保存剤(KM)、0.1〜 5重量% 他の添加
物及び場合により0 〜 2重量% トリエタノール
アミン(TEA)(pH- 調整剤). 〔例2〕(青色インク/シアン)(T1):5 重量%
グリセリン(G)、3 重量% ダイレクトブルー1
99(染料(FS1)、0.7重量% トリエタノール
アミン(TEA)、0.2重量% 保存剤(KM)、残
り=水(W). 〔例3〕(赤色インク/マゼンタ)(T2):5 重量
% グリセリン(G) 2 重量% リアクティブレッド23(染料(FS
2))、1.5重量% トリエタノールアミン(TE
A)、0.2重量% 保存剤(KM)、残り=水
(W). 〔例4〕(黄色インク)(T3):5 重量% グリセ
リン(G)、5 重量% リアクティブイエロー37
(染料(FS3))、0.7重量% トリエタノールア
ミン(TEA)、0.2重量% 保存剤(KM)、残り
=水(W). 〔例5〕(黒色インク)(T4):5 重量% グリセ
リン(G)、20 重量% ソルビライズドサルファー
ブラック1(染料(FS4)) 0.2重量% 保存剤(KM)、残り=水(W)(溶剤
(LM)). 〔例6〕インク混合物(TS1):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)及び黄色インクから成るインク混合物
(TS1)は、上記例2,3及び4のインクの夫々を有
する。 〔例7〕インク混合物(TS2):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)、黄色及び黒色インクから成るインク混
合物(TS2)は、上記例2,3,4及び5のインクの
夫々を有する。
【0008】水性ベースを主体とするインクは、筆記、
製図、絵画、印刷、特にインク- ジェット- 又は他の印
刷- 又はマーキング処理に適する。 〔例8〕インク混合物(TS3):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)、黄色及び場合により黒色インクから成
るインク混合物(TS3)に於て、第一インク(T5)
は“ソルベントブルー70”(FS5)、第二インク
(T6)は“ソルベントレッド122”(FS6)、第
三インク(T7)は“ソルベントイエロー82”(FS
7)及び場合により第四インク(T8)は“ソルベント
ブラック27”(FS8)を夫々唯一の又は主要の染料
(FS)として有し、この際夫々の染料(FS5,FS
6,FS7,FS8)を前もってアルコール性又は有機
溶剤LM2に溶解しておく。
製図、絵画、印刷、特にインク- ジェット- 又は他の印
刷- 又はマーキング処理に適する。 〔例8〕インク混合物(TS3):青色(シアン)、赤
色(マゼンタ)、黄色及び場合により黒色インクから成
るインク混合物(TS3)に於て、第一インク(T5)
は“ソルベントブルー70”(FS5)、第二インク
(T6)は“ソルベントレッド122”(FS6)、第
三インク(T7)は“ソルベントイエロー82”(FS
7)及び場合により第四インク(T8)は“ソルベント
ブラック27”(FS8)を夫々唯一の又は主要の染料
(FS)として有し、この際夫々の染料(FS5,FS
6,FS7,FS8)を前もってアルコール性又は有機
溶剤LM2に溶解しておく。
【0009】アルコール性又は有機溶剤LMはこの場合
たとえば次のものである:エタノール、エチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、メトキシプロパノール、エ
トキシプロパノール、メチルエチルケトン又は酢酸エチ
ル。この際染料はインクに添加される前に溶剤(LM
2)中に溶解された液状染料(染料含有率2〜50%)
として存在しなければならないか又は存在していてもよ
い。
たとえば次のものである:エタノール、エチルグリコー
ル、ジエチレングリコール、メトキシプロパノール、エ
トキシプロパノール、メチルエチルケトン又は酢酸エチ
ル。この際染料はインクに添加される前に溶剤(LM
2)中に溶解された液状染料(染料含有率2〜50%)
として存在しなければならないか又は存在していてもよ
い。
【0010】沈降反応を阻止するために、溶剤(LM)
は全体で有機又はアルコール性溶剤(LM2)であって
もよい。このアルコール性染料及び有機溶剤を含有する
インクは、筆記、製図、絵画、印刷に、特にインクジェ
ット- 又は他の印刷- 又はマーキング- 処理に、好まし
くは平らな表面上で最適である。
は全体で有機又はアルコール性溶剤(LM2)であって
もよい。このアルコール性染料及び有機溶剤を含有する
インクは、筆記、製図、絵画、印刷に、特にインクジェ
ット- 又は他の印刷- 又はマーキング- 処理に、好まし
くは平らな表面上で最適である。
【0011】本発明のインク混合物(TS)は原則的に
異なるインク色調の数種のインク(T1,T2,T3,
T....)から成り、少なくとも1種の赤色(マゼン
タ)、青色(シアン)及び黄色インクを有する。更に黒
色インクを含有していてもよい。この様なインク混合物
TSは、特にインクジェット印刷及び -作図での使用に
用意されねばならない。各インク(T1,T2,T3,
T....)は少なくとも1種の可溶性染料(FS)を実質
上着色剤FMとして、溶剤(LM)並びに1種又はそれ
以上の乾燥遅延剤(TV)及び場合により更に保存剤
(KM)及び(又は)他の添加物(Z1,Z2,Z3,
Z4,Z....)を有していてよい。本発明によれば溶剤
(LM)は実質上水(W)又は有機溶剤(LM2)であ
り、インク(T1,T2,T3,T....)は少なくとも
1種の水溶性染料(FS1,FS2,FS3,FS4)
又はアルコール可溶性染料(FS5,FS6,FS7,
FS8)を夫々必須の、好ましくは単独の着色剤(F
M)として含有し、その必須の着色剤(FM)、すなわ
ち主要な染料(FS)はブルーウールスケールに対して
5より大きいか又は5に等しい、好ましくは6又は7の
耐光性を有する。この際耐光性の測定法を1(僅か)〜
8(顕著)の耐光性尺度──たとえばDIN54004
(1983年8月発行)、第1頁及び第2頁中に記載さ
れている──によって行う。この場合、試験のためにキ
セノンアーク灯を使用する。
異なるインク色調の数種のインク(T1,T2,T3,
T....)から成り、少なくとも1種の赤色(マゼン
タ)、青色(シアン)及び黄色インクを有する。更に黒
色インクを含有していてもよい。この様なインク混合物
TSは、特にインクジェット印刷及び -作図での使用に
用意されねばならない。各インク(T1,T2,T3,
T....)は少なくとも1種の可溶性染料(FS)を実質
上着色剤FMとして、溶剤(LM)並びに1種又はそれ
以上の乾燥遅延剤(TV)及び場合により更に保存剤
(KM)及び(又は)他の添加物(Z1,Z2,Z3,
Z4,Z....)を有していてよい。本発明によれば溶剤
(LM)は実質上水(W)又は有機溶剤(LM2)であ
り、インク(T1,T2,T3,T....)は少なくとも
1種の水溶性染料(FS1,FS2,FS3,FS4)
又はアルコール可溶性染料(FS5,FS6,FS7,
FS8)を夫々必須の、好ましくは単独の着色剤(F
M)として含有し、その必須の着色剤(FM)、すなわ
ち主要な染料(FS)はブルーウールスケールに対して
5より大きいか又は5に等しい、好ましくは6又は7の
耐光性を有する。この際耐光性の測定法を1(僅か)〜
8(顕著)の耐光性尺度──たとえばDIN54004
(1983年8月発行)、第1頁及び第2頁中に記載さ
れている──によって行う。この場合、試験のためにキ
セノンアーク灯を使用する。
【0012】本発明の他の概念によれば、第一インク混
合物(TS1)が“ダイレクトブルー199”(FS
1)を有する第一インク(T1)、“リアクティブレッ
ド23”(FS2)を有する第二インク(T2)及び
“リアクティブイエロー37”(FS3)を有する第三
インク(T3)を夫々唯一の又は主要な染料(FS)と
して有していてよい。第二インク混合物(TS2)は
“ダイレクトブルー199”(FS1)を有する第一イ
ンク(T1)、“リアクディブレッド23”(FS2)
を有する第二インク(T2)、“リアクディブイエロー
37”(FS3)を有する第三インク(T3)及び“ソ
ルビライズドサルファーブラック1”(FS4)を有す
る第四インク(T4)を夫々唯一の又は主要な染料(F
S)として有していてよい。
合物(TS1)が“ダイレクトブルー199”(FS
1)を有する第一インク(T1)、“リアクティブレッ
ド23”(FS2)を有する第二インク(T2)及び
“リアクティブイエロー37”(FS3)を有する第三
インク(T3)を夫々唯一の又は主要な染料(FS)と
して有していてよい。第二インク混合物(TS2)は
“ダイレクトブルー199”(FS1)を有する第一イ
ンク(T1)、“リアクディブレッド23”(FS2)
を有する第二インク(T2)、“リアクディブイエロー
37”(FS3)を有する第三インク(T3)及び“ソ
ルビライズドサルファーブラック1”(FS4)を有す
る第四インク(T4)を夫々唯一の又は主要な染料(F
S)として有していてよい。
【0013】第三インク混合物(TS3)の場合、“ソ
ルベントブルー70”(FS5)を有する第一インク
(T5)、“ソルベントレッド122”(FS6)を有
する第二インク(T6)、“ソルベントイエロー82”
(FS7)を有する第三インク(T7)及び場合により
“ソルベントブラック27”(FS8)を有する第四イ
ンク(T8)を夫々唯一の又は主要な染料(FS)を使
用し、夫々の染料(FS5,FS6,FS7,FS8)
を前もってアルコール性又は他の有機溶剤中に溶解して
おく。
ルベントブルー70”(FS5)を有する第一インク
(T5)、“ソルベントレッド122”(FS6)を有
する第二インク(T6)、“ソルベントイエロー82”
(FS7)を有する第三インク(T7)及び場合により
“ソルベントブラック27”(FS8)を有する第四イ
ンク(T8)を夫々唯一の又は主要な染料(FS)を使
用し、夫々の染料(FS5,FS6,FS7,FS8)
を前もってアルコール性又は他の有機溶剤中に溶解して
おく。
【0014】アルコール性又は有機溶剤LMはこの場合
たとえばエタノール、エチルグリコール、ジエチレング
リコール、メトキシプロパノール、エトキシプロパノー
ル、メチルエチルケトン又は酢酸エチルである。この際
染料はインクに添加される前に溶剤(LM2)中に溶解
された液状染料(染料含有率2〜50%)として存在し
ていてよく、溶剤は全体としてアルコール性又は他の有
機起源のものであってよい。
たとえばエタノール、エチルグリコール、ジエチレング
リコール、メトキシプロパノール、エトキシプロパノー
ル、メチルエチルケトン又は酢酸エチルである。この際
染料はインクに添加される前に溶剤(LM2)中に溶解
された液状染料(染料含有率2〜50%)として存在し
ていてよく、溶剤は全体としてアルコール性又は他の有
機起源のものであってよい。
【0015】特に、筆記用具又は印刷機械中で字画の乾
燥速度と乾燥危険を調和させるために、インク混合物
(TS)、すなわち各インク(T1,T2,T3,T
4,T....)にグリセリン(G)を(場合により必須
の)乾燥遅延剤(TV)として及び場合によりトリエタ
ノールアミンをpH- 値調節剤及び(又は)他の添加物
(Z2,Z3,Z4,Z....)として、好ましくは0.
5〜20重量%の量で添加することができる。
燥速度と乾燥危険を調和させるために、インク混合物
(TS)、すなわち各インク(T1,T2,T3,T
4,T....)にグリセリン(G)を(場合により必須
の)乾燥遅延剤(TV)として及び場合によりトリエタ
ノールアミンをpH- 値調節剤及び(又は)他の添加物
(Z2,Z3,Z4,Z....)として、好ましくは0.
5〜20重量%の量で添加することができる。
【0016】インクジェット- システム又は類似の装
置、たとえば作図に本願発明のインクを使用する場合、
着色剤(FM)が実質上塩を含まないのが特に有利であ
る。これはインクのすべての他の成分に対しても当然い
えることである。簡単に製造するために、着色剤(F
M)が処理前にすでに好ましくは染料含有率2〜50%
を有する液状染料として存在する場合、担体物質は──
染料の種類に応じて──水及び(又は)アルコール及び
(又は)他の有機溶剤(LM2)である。各インク混合
物(TS)、すなわち各インク(T2,T3,T4,
T....)が、他の添加物質(ZS)としてトリエタノー
ルアミン(TEA)を含有し、同様に場合により、他の
添加物(Z2,Z3,Z4)として界面活性剤(T)、
保存剤(KM)及び(又は)防食剤(AKM)を含有す
ることができる。
置、たとえば作図に本願発明のインクを使用する場合、
着色剤(FM)が実質上塩を含まないのが特に有利であ
る。これはインクのすべての他の成分に対しても当然い
えることである。簡単に製造するために、着色剤(F
M)が処理前にすでに好ましくは染料含有率2〜50%
を有する液状染料として存在する場合、担体物質は──
染料の種類に応じて──水及び(又は)アルコール及び
(又は)他の有機溶剤(LM2)である。各インク混合
物(TS)、すなわち各インク(T2,T3,T4,
T....)が、他の添加物質(ZS)としてトリエタノー
ルアミン(TEA)を含有し、同様に場合により、他の
添加物(Z2,Z3,Z4)として界面活性剤(T)、
保存剤(KM)及び(又は)防食剤(AKM)を含有す
ることができる。
【0017】界面活性剤(T)として、脂肪アルコール
ポリグリコールエーテル及び保存剤(KM)としてイソ
チアゾリノン- 誘導体、たとえば5- クロロ -2- メチ
ル -3-(2h)-イソチアゾロン、2- メチル -3-(2
h)-イソチアゾロン、12- ヒギロキシ -5,8,11
- トリオキサドデカン、1,3- ビス-(ヒドロキシメチ
ル)-尿素及び1,6- ジヒドロキシ -2,5- ジオキサ
ヘキサンの溶液を含有するのが好ましい。しかしその代
りにO- 及びN- アセタール、ハロゲン化された酸アミ
ド- 誘導体及び(又は)N- 、S- ヘテロ環状化合物の
溶液を使用することもできる。
ポリグリコールエーテル及び保存剤(KM)としてイソ
チアゾリノン- 誘導体、たとえば5- クロロ -2- メチ
ル -3-(2h)-イソチアゾロン、2- メチル -3-(2
h)-イソチアゾロン、12- ヒギロキシ -5,8,11
- トリオキサドデカン、1,3- ビス-(ヒドロキシメチ
ル)-尿素及び1,6- ジヒドロキシ -2,5- ジオキサ
ヘキサンの溶液を含有するのが好ましい。しかしその代
りにO- 及びN- アセタール、ハロゲン化された酸アミ
ド- 誘導体及び(又は)N- 、S- ヘテロ環状化合物の
溶液を使用することもできる。
【0018】インク混合物(TS)、すなわち夫々のイ
ンク(T1,T2,T3,T4,T....)は乳化剤
(E)、界面活性剤(T)、保存剤(KM)及び場合に
より他の添加物(ZS)を全体で0.5〜5重量%の量
で含有するのも有利である。好ましい混合物中で、イン
ク混合物(TS)、すなわちその単一インク(T1,T
2,T3,T4,T....)は夫々着色剤(FM)として
染料(FS1,FS2,FS3,FS4,FS....)1
〜25重量%、溶剤(LM)として水(W)70〜95
重量%、乾燥遅延剤(TV)としてグリセリン(G)
0.5〜20重量%及び他の添加物(Z2,Z3,Z
4,Z....)0.1〜5重量%を含有していてよい。
ンク(T1,T2,T3,T4,T....)は乳化剤
(E)、界面活性剤(T)、保存剤(KM)及び場合に
より他の添加物(ZS)を全体で0.5〜5重量%の量
で含有するのも有利である。好ましい混合物中で、イン
ク混合物(TS)、すなわちその単一インク(T1,T
2,T3,T4,T....)は夫々着色剤(FM)として
染料(FS1,FS2,FS3,FS4,FS....)1
〜25重量%、溶剤(LM)として水(W)70〜95
重量%、乾燥遅延剤(TV)としてグリセリン(G)
0.5〜20重量%及び他の添加物(Z2,Z3,Z
4,Z....)0.1〜5重量%を含有していてよい。
【0019】それ故に第一インク混合物中で第一インク
(T1)は着色剤(FM)として染料(FS1)3重量
%、乾燥遅延剤(TV)としてグリセリン(G)5重量
%、保存剤(KM)0.2重量%、トリエタノールアミ
ン(Z2)0.7重量%及び溶剤(LM)として残りの
量の水(W)を含有し、この際染料(FS1)は特に
“ダイレクトブルー199”- 染料である。第二インク
(T2)は、次の組成から成る:着色剤(FM)として
染料(FS2)2重量%、乾燥遅延剤(TV)としてグ
リセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%、トリエタノールアミン(Z2)1.5重量%及び溶
剤(LM)として残りの量の水(W)、この際染料(F
S2)は特に“リアクティブレッド23”染料である。
(T1)は着色剤(FM)として染料(FS1)3重量
%、乾燥遅延剤(TV)としてグリセリン(G)5重量
%、保存剤(KM)0.2重量%、トリエタノールアミ
ン(Z2)0.7重量%及び溶剤(LM)として残りの
量の水(W)を含有し、この際染料(FS1)は特に
“ダイレクトブルー199”- 染料である。第二インク
(T2)は、次の組成から成る:着色剤(FM)として
染料(FS2)2重量%、乾燥遅延剤(TV)としてグ
リセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%、トリエタノールアミン(Z2)1.5重量%及び溶
剤(LM)として残りの量の水(W)、この際染料(F
S2)は特に“リアクティブレッド23”染料である。
【0020】第三インク(T3)は着色剤(FM)とし
て染料(FS3)5重量%、乾燥遅延剤(TV)として
グリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%、トリエタノールアミン(Z2)0.7重量%及び溶
剤(LM)として残りの量の水(W)を含有し、この際
染料(FS3)は特に“リアクティブイエロー37”-
染料である。
て染料(FS3)5重量%、乾燥遅延剤(TV)として
グリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%、トリエタノールアミン(Z2)0.7重量%及び溶
剤(LM)として残りの量の水(W)を含有し、この際
染料(FS3)は特に“リアクティブイエロー37”-
染料である。
【0021】インク混合物(TS)が第四インク(T
4)を更に含有する場合、これは着色剤(FM)として
染料(FS4)20重量%、乾燥遅延剤(TV)として
グリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%及び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を含有
し、この際染料(FS4)は特にソルビライズドサルフ
ァーブラック1”- 染料である。
4)を更に含有する場合、これは着色剤(FM)として
染料(FS4)20重量%、乾燥遅延剤(TV)として
グリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2重量
%及び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を含有
し、この際染料(FS4)は特にソルビライズドサルフ
ァーブラック1”- 染料である。
【0022】本発明の数種のインク(T1,T2,T
3,T4,T....)から成る本発明のインク混合物及び
(又は)少なくとも1種のインク(T1,T....)を上
述したように、インクジェット- 印刷- 又は -作図法
で、好ましくは被覆加工された被印刷物上に、特に被覆
加工された紙、織物、金属薄片、不織布等々上に使用す
るのが特に有利である。この際、鉱物性被覆加工pH-
範囲で水溶性の合成樹脂-又はセラミック- 被覆加工が
されているのが好ましい。
3,T4,T....)から成る本発明のインク混合物及び
(又は)少なくとも1種のインク(T1,T....)を上
述したように、インクジェット- 印刷- 又は -作図法
で、好ましくは被覆加工された被印刷物上に、特に被覆
加工された紙、織物、金属薄片、不織布等々上に使用す
るのが特に有利である。この際、鉱物性被覆加工pH-
範囲で水溶性の合成樹脂-又はセラミック- 被覆加工が
されているのが好ましい。
【0023】本発明のインクは、その字画の高い耐光性
の点で、問題のない使用及び簡単な製造処理の点で、並
びにすべての条件下でのその長い保存安定性の点で優れ
ている。更にこのインクは黄色及びマゼンタ色で顔料-
系に比して明るい。他の利点は、すべての色が同じよう
に褪色し、すなわちほぼ同じ程度の褪色度を有する点に
ある。異なる色、すなわち赤色(マゼンタ)、青色(シ
アン)及び黄色を有するインクT1,T2及びT3を少
なくとも含有する本発明のインク混合物TSを用いた場
合、特にインクジェット- 印刷又は -作図に於て、混合
色とは別にすべての必須の色を生じることができる。こ
の場合黒色は別個のインク(T4)として用意するのが
好ましいが、必要により混合色として調製することもで
きる。“鮮明”にする又は他の効果を得るために、この
系に相容な他の染料を加えることもできる。
の点で、問題のない使用及び簡単な製造処理の点で、並
びにすべての条件下でのその長い保存安定性の点で優れ
ている。更にこのインクは黄色及びマゼンタ色で顔料-
系に比して明るい。他の利点は、すべての色が同じよう
に褪色し、すなわちほぼ同じ程度の褪色度を有する点に
ある。異なる色、すなわち赤色(マゼンタ)、青色(シ
アン)及び黄色を有するインクT1,T2及びT3を少
なくとも含有する本発明のインク混合物TSを用いた場
合、特にインクジェット- 印刷又は -作図に於て、混合
色とは別にすべての必須の色を生じることができる。こ
の場合黒色は別個のインク(T4)として用意するのが
好ましいが、必要により混合色として調製することもで
きる。“鮮明”にする又は他の効果を得るために、この
系に相容な他の染料を加えることもできる。
Claims (20)
- 【請求項1】 少なくとも1種の赤色(マゼンタ)、青
色(シアン)及び黄色並びに場合により黒色インクを含
有する異なるインク色調の数種のインク(T1,T2,
T3,T....) から成る、特にインクジェット印刷に使
用するためのインク混合物(TS)──この場合各イン
クは必須の着色剤(FM)として少なくとも可溶性染料
(FS)及び溶剤(LM)並びに1種又はそれ以上の乾
燥遅延剤(TV)及び場合により保存剤(KM)及び
(又は)他の添加物(Z1,Z2,Z3,Z4,
Z....) を有する──に於て、溶剤(LM)は実質上水
(W)又は有機溶剤(LM2)であり、インク(T1,
T2,T3,T....)は少なくとも1種の水溶性染料
(FS1,FS2,FS3,FS4)又はアルコール可
溶性染料(FS5,FS6,FS7,FS8)を夫々必
須の着色剤(FM)として含有し、その必須の着色剤
(FM)、すなわち主要な染料(FS)はブルーウール
スケール(Blaue Wollskala)に対して5より大きいか又
は5に等しい、好ましくは6又は7の耐光性を有するこ
とを特徴とする、上記インク混合物。 - 【請求項2】 インク混合物(TS1)が“ダイレクト
ブルー199”(FS1)を有する第一インク(T
1)、“リアクティブレッド23”(FS2)を有する
第二インク(T2)及び“リアクティブイエロー37”
(FS3)を有する第三インク(T3)を夫々唯一の又
は主要な染料(FS)として有する、請求項1記載のイ
ンク混合物。 - 【請求項3】 インク混合物(TS2)が“ダイレクト
ブルー199”(FS1)を有する第一インク(T
1)、“リアクティブレッド23”(FS3)を有する
第二インク(T2)、“リアクティブイエロー37”
(FS3)を有する第三インク(T3)及び“ソルビラ
イズド(solubilised)サルファーブラック1”(FS
4)を有する第四インク(T4)を夫々唯一の又は主要
な染料(FS)として有する、請求項1又は2記載のイ
ンク混合物。 - 【請求項4】 インク混合物(TS3)が“ソルベント
ブルー70”(FS5)を有する第一インク(T5)、
“ソルベントレッド122”(FS6)を有する第二イ
ンク(T6)、“ソルベントイエロー82”(FS7)
を有する第三インク(T7)及び場合により“ソルベン
トブラック27”(FS8)を有する第四インク(T
8)を夫々唯一の又は主要な染料(FS)として有し、
夫々の染料(FS5,FS6,FS7,FS8)を前も
ってアルコール性又は他の有機溶剤中に溶解して存在さ
せる、請求項1記載のインク混合物。 - 【請求項5】 各インクが(T1,T2,T3,T4,
T....)は乾燥遅延剤(TV)としてグリセリン(G)
及び場合によりトリエタノールアミン及び(又は)他の
添加物(Z2,Z3,Z4,Z....)を含有する、請求
項1ないし4のいずれかに記載のインク混合物。 - 【請求項6】 各インク(T1,T2,T3,T4,
T....)がグリセリン(G)0.5〜20重量を含有す
る、請求項5記載のインク混合物。 - 【請求項7】 着色剤(FM)が実質上塩を含まない、
請求項1ないし6のいずれかに記載のインク混合物。 - 【請求項8】 着色剤(FM)を処理前に染料含有率2
〜50%を有する液状染料として存在させ、この際、担
体物質は水及び(又は)アルコール及び(又は)他の有
機溶剤である、請求項1ないし7のいずれかに記載のイ
ンク混合物。 - 【請求項9】 インク(T2,T3,T4,T....)
が、他の添加物質(ZS)としてトリエタノールアミン
(TEA)を含有する、請求項1ないし8のいずれかに
記載のインク混合物。 - 【請求項10】 インク(T1,T2,T3,T4,
T....)が他の添加物質(ZS)、すなわち別の添加物
(Z2,Z3,Z4)として界面活性剤(T)、保存剤
(KM)及び(又は)防食剤(AKM)を含有する、請
求項1ないし9のいずれかに記載のインク混合物。 - 【請求項11】 インク(T1,T2,T3,T4,
T....)が他の添加物(Z2,Z3,Z4)、すなわち
界面活性剤(T)として、脂肪アルコールポリグリコー
ルエーテルを含有する、請求項1ないし10のいずれか
に記載のインク混合物。 - 【請求項12】 保存剤(KM)がイソチアゾリノン-
誘導体の溶液である、請求項1ないし11のいずれかに
記載のインク混合物。 - 【請求項13】 保存剤(KM)がO- 及びN- アセタ
ール、ハロゲン化された酸アミド- 誘導体及び(又は)
N- 、S- ヘテロ環状化合物の溶液である、請求項1な
いし11のいずれかに記載されたインク混合物。 - 【請求項14】 インク(T1,T2,T3,T4,
T....)が乳化剤(E)、界面活性剤(T)、保存剤
(KM)及び場合により他の添加物(Z)を全体で0.
5〜5重量%の量で含有する、請求項1ないし13のい
ずれかに記載のインク混合物。 - 【請求項15】 インク(T1,T2,T3,T4,
T....)が夫々着色剤(FM)として染料(FS1,F
S2,FS3,FS4,FS....)1〜25重量%、溶
剤(LM)として水(W)70〜95重量%、乾燥遅延
剤(TV)としてグリセリン(G)0.5〜20重量%
及び他の添加物(Z2,Z3,Z4,Z....)0.1〜
5重量%を含有する、請求項1ないし14のいずれかに
記載のインク混合物。 - 【請求項16】 第一インク(T1)が着色剤(FM)
として染料(FS1)3重量%、乾燥遅延剤(TV)と
してグリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2
重量%、トリエタノールアミン(Z2)0.7重量%及
び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を含有し、こ
の際、染料(FS1)は特に“ダイレクトブルー19
9”染料である。請求項1ないし15のいずれかに記載
のインク混合物。 - 【請求項17】 第二インク(T2)が着色剤(FM)
として染料(FS2)2重量%、乾燥遅延剤(TV)と
してグリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2
重量%、トリエタノールアミン(Z2)1.5重量%及
び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を含有し、こ
の際染料(FS2)は特に“リアクティブレッド23"-
染料である、請求項1ないし16のいずれかに記載のイ
ンク混合物。 - 【請求項18】 第三インク(T3)が着色剤(FM)
として染料(FS3)5重量%、乾燥遅延剤(TV)と
してグリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.2
重量%、トリエタノールアミン(Z2)0.7重量%及
び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を含有し、こ
の際染料(FS3)は特に“リアクティブイエロー3
7"-染料である、請求項1ないし17のいずれかに記載
のインク混合物。 - 【請求項19】 第四インク(T4)が着色剤(FM)
として染料(FS4)20重量%、乾燥遅延剤(TV)
としてグリセリン(G)5重量%、保存剤(KM)0.
2重量%及び溶剤(LM)として残りの量の水(W)を
含有し、この際染料(FS4)は特に“ソルビライズド
サルファーブラック1”- 染料である、請求項1ないし
18のいずれかに記載のインク混合物。 - 【請求項20】 請求項1ないし19のいずれかに記載
された数種のインク(T1,T2,T3,T4,
T....)から成るインク混合物(TS,TS1,T
S,..)及び(又は)少なくとも1種のインク(T
1,T....)をインク- ジェット- 法で、被覆加工され
た被印刷物上に、特に被覆加工された紙、織物、金属薄
片、不織布等々上に使用する方法に於て、この被印刷物
は鉱物性被覆加工、たとえばケイ酸及び(又は)塩基性
pH- 範囲で水溶性の合成樹脂- 又はセラミック- 被覆
加工されていることを特徴とする、上記使用方法。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19628209:8 | 1996-07-12 | ||
DE19628209A DE19628209A1 (de) | 1996-07-12 | 1996-07-12 | Tintensatz und Tinten auf wässriger Basis sowie deren Verwendung |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1095939A true JPH1095939A (ja) | 1998-04-14 |
Family
ID=7799703
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9186723A Pending JPH1095939A (ja) | 1996-07-12 | 1997-07-11 | 水性ベースを主体とするインク混合物及びインク並びにこれを使用する方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5888284A (ja) |
EP (1) | EP0818517B1 (ja) |
JP (1) | JPH1095939A (ja) |
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US6402823B1 (en) | 2000-01-07 | 2002-06-11 | Ferro Corporation | Individual inks and an ink set for use in the color ink jet printing of glazed ceramic tiles and surfaces |
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US6521030B1 (en) | 2000-06-20 | 2003-02-18 | Hewlett-Packard Company | Inkjet ink sets with high ligthfastness dye |
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JP4226860B2 (ja) * | 2002-08-22 | 2009-02-18 | 富士フイルム株式会社 | インクセット、インクカートリッジ、記録方法、プリンター及び記録物 |
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US7105045B2 (en) * | 2004-07-14 | 2006-09-12 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Inkjet ink formulation |
US7478903B2 (en) * | 2005-10-31 | 2009-01-20 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Ink set for inkjet printing, inkjet printer including the ink set, and method of inkjet printing using the ink set |
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US20220242155A1 (en) * | 2021-01-29 | 2022-08-04 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink jet recording method and ink jet recording apparatus |
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---|---|---|---|---|
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US5145519A (en) * | 1991-12-17 | 1992-09-08 | Hewlett-Packard Company | Specific dye set for thermal ink-jet printing |
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- 1997-07-10 DE DE59710796T patent/DE59710796D1/de not_active Expired - Fee Related
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20010116 |