JPH1095276A - 車両用警報装置 - Google Patents

車両用警報装置

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JPH1095276A
JPH1095276A JP27306296A JP27306296A JPH1095276A JP H1095276 A JPH1095276 A JP H1095276A JP 27306296 A JP27306296 A JP 27306296A JP 27306296 A JP27306296 A JP 27306296A JP H1095276 A JPH1095276 A JP H1095276A
Authority
JP
Japan
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voice
switch
warning
circuit
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP27306296A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Suzuki
研二 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
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Publication of JPH1095276A publication Critical patent/JPH1095276A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動車の各種警報音を、ウォーニングブ
ザーによらずにオーディオ装置のスピーカから音声とし
て出すようにし、容易に識別できるようにする。 【解決手段】 ラジオ部9、カセット部10等の出力信
号をマイクロコンピュータ8を介してアンプ13に入力
し、スピーカ14から音声を発するオーディオ装置の入
力信号の一つとして、音声合成IC12の各種警報信号
を用いる。スピーカ14から警報内容に応じた音声が発
せられるので、認識を誤るようなことがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車に適用する
車両用警報装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車には、運転者の注意力を喚起し
て、好ましくない状態を生じないようにするための各種
警報装置(ウォーニング装置)がある。これは、たとえ
ばドアが確実に閉まっていないときの半ドア警報や、エ
ンジンを停止した後のイグニッションキーの抜き忘れ警
報、エンジンを停止して降車するときのランプ消し忘れ
警報、さらにシフトレバーを後退位置にしたときのバッ
ク警報等である(ランプ消し忘れ警報について、実公昭
63−28040号公報、実開昭53−444号公報等
を参照)。
【0003】このように、自動車には数種の現象に対す
る警報装置がある。この警報は音によって行われる。そ
の発音装置としては電子ブザーやチャイムの場合もある
が、ほとんどは圧電ブザーが使用される。したがって同
一の音色で複数種の警報を発することになる。
【0004】図3について従来の警報回路を説明する。
1はウォーニングブザーであって、電源端子1a,1b
と入力端子1c〜1gを有するものである。電源端子1
aは図示しないバッテリに接続された正側の電源ライン
2に接続され、電源端子1bは車体接地回路(以下、接
地回路という)3に接続されている。
【0005】入力端子1cと接地回路3との間にはドア
スイッチ4が、入力端子1dと接地回路3との間にはキ
ースイッチ5が、さらに入力スイッチ1eと接地回路3
との間にはバックスイッチ6が接続されている。また入
力端子1fにはイグニッション回路の正側が、入力端子
1gにはイルミネーション回路の正側が接続されてい
る。ウォーニングブザー1は、これらの入力があったと
き(図4のタイムチャートにおいてオンとなったとき)
警報音を発するが、先に述べたように音色が1種類であ
るので、そのままでは何の警報音か識別できない。そこ
で図4の最下部に示すように、断続時間を変えることに
より識別するようにしている。
【0006】断続時間の違いを聞き分ければ、いま何の
警告をおこなっているかの判断が容易に行えるが、たと
えばレンタカーであったり、あるいは他人から借用した
自動車であったりした場合には、よく慣れていないこと
から、区別がつかないのが普通である。そこで警報の内
容ごとに異なった音色を発するブザーを用いるようにす
ることも考えられるが、そのようにしたときには配線が
複雑となり、またコスト的にも不利になる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、ブザー音によらず、音声で警告
内容を伝えるようにした車両用警報装置を提供しようと
するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載された発明に
おいては、マイクロコンピュータにより、複数種の音源
を切換えて選択する車両用オーディオ装置の回路に、選
択される音源の一つとして警報用の複数種のメッセージ
を有する合成音声を取り込むとともに、前記複数種のメ
ッセージに対応する警告スイッチ素子を設けたことを特
徴とする。
【0009】また、請求項2に記載された発明において
は、請求項1に記載されたものにおいて、前記車両用オ
ーディオ装置に音声の出力レベルを低下させるミュート
回路を設け、前記マイクロコンピュータに警告スイッチ
素子からの信号有力があったとき、該ミュート回路を作
動させるように構成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を、図1
に基いて説明する。8はマイクロコンピュータである。
このマイクロコンピュータ8には4個の入力端子8a〜
8dと、2個の出力端子8e,8fがある。入力端子8
aにはラジオ部(ラジオチューナ)9が、入力端子8b
にはカセット部(カセットテープ再生デッキ)10が、
入力端子8cにはCDコントロール部(CDデッキ)1
1が接続されている。ここまでは既存の自動車に装備さ
れたものと同様である。
【0011】マイクロコンピュータ8の入力端子8dに
は、音声合成IC12が接続されている。この音声合成
IC12には4個の入力端子12a〜12dがあり、入
力端子12aと接地回路3との間にはドアスイッチ4
が、入力端子12bと接地回路3との間にはキースイッ
チ5が、また、入力端子12cと接地回路3との間には
バックスイッチ6がそれぞれ接続されている。
【0012】これらドアスイッチ4、キースイッチ5お
よびバックスイッチ6の機能は図3のものと同様であ
る。これらスイッチに接続されるランプ等の図示は省略
する。音声合成IC12にはもう一つの入力端子12d
があり、この入力端子12dと接地回路3との間には、
インストルメントパネルのメータ等を照明するためのイ
ルミネーションスイッチ7が接続されている。
【0013】マイクロコンピュータ8の出力端子8eに
は音声増幅用のアンプ13を介してスピーカ14が接続
され、マイクロコンピュータ8を介して、ラジオ部9等
の出力信号(音声信号)を音に変換するようになってい
る。マイクロコンピュータ8の出力端子8fとアンプ1
3の間にはミュ−ト回路15が接続されており、マイク
ロコンピュータ8に音声合成IC12からの信号が入っ
たときには、アンプ13の増幅レベルを低下させるよう
になっている。
【0014】電源回路は一般的な回路であるのでその図
示は省略するが、マイクロコンピュータ8、アンプ13
およびミュ−ト回路15は、ラジオ部9、カセット部1
0、CDコントロ−部11および音声合成IC12のい
ずれかの電源がオンとなったときには、これと同時に自
動的にオンとなるようにしてある。
【0015】このように構成されたこの装置において、
音声合成IC12には、たとえば次のようなメッセ−ジ
を記憶させておく。すなわち、イグニッションキ−の抜
き忘れのときには、「イグニッションキ−を抜いてくだ
さい。」、ヘッドランプ等のランプの消し忘れのときに
は、「ライトがついています。消してください。」、シ
フトレバ−を後退位置にしたときには、「バックしま
す。」というようにである。
【0016】自動車に乗車したときにはドアを閉める
が、その閉め方が不十分であると、ドアを開けたときオ
ンとなり、ドアを閉めることによってオフとなるドアス
イッチ4がオンになったままであるので、音声合成IC
12が作動し、「ドアを閉めてください。」というよう
なメッセ−ジをマイクロコンピュ−タ8に送り、スピ−
カ14から音声として発せられる。これにより当乗者は
ドアを閉め直す。同様に、エンジンを停止して降車する
ときにイグニッションキ−を抜かないと、「イグニッシ
ョンキ−を抜いてください。」のように警報が出る。
【0017】図2は一般的な作動を示すフロ−チャ−ト
図である。これを説明すると、ステップS1のスタ−ト
からキ−スイッチ5がオンになったか否かの判断がなさ
れ(ステップS2)、「Y」であれば次のステップS3
でイグニッションスイッチがオンになったか否かの判断
がなされる(ステップS3)。その結果、イグニッショ
ンスイッチがオンであれば、オ−ディオ装置がオンであ
るか否かの判断がなされる(ステップS4)。この状態
でシフトレバ−が後退位置に入れられ、バックスイッチ
6がオンになると、後退を告知する「バックします。」
のメッセ−ジが発せられる(ステップS6)。
【0018】ステップS2において「N」となったとき
には、イルミネ−ションランプがオンになっているか否
かの判断がなされる(ステップS7)。その結果「Y」
ならライト消し忘れの「ライトがついています。消して
ください。」のメッセ−ジが出る(ステップS8)。
「N」のときには、ステップS9で終了する。
【0019】ステップS3で「N」となったときには、
ドアスイッチ4がオンであるか否かの判断がなされる。
その結果「Y」であればキ−抜き忘れの「イグニッショ
ンキ−を抜いてください。」のメッセ−ジが発せられる
(ステップS11)。「N」ときには終了する(ステッ
プS12)。
【0020】ステップS3で「N」となったときには、
バックスイッチ6がオンであるか否かの判断がなされ
る。その結果「Y」であれば「バックします。」のメッ
セ−ジが発せられる(ステップS14)。「N」のとき
には終了する(ステップS15)。また、ステップS5
で「N」となったときにも終了する。
【0021】ラジオ部9あるいはカセット部10等を使
用中に音声合成IC12からの信号がマイクロコンピュ
−タ8に入力されたときには、ミュ−ト回路15が作動
し、ラジオ部9等の信号レベルを低下させ、音声合成I
C12からの信号を優先する。これにより警告を聞漏ら
すことが防止される。なお、ミュ−ト回路15は、実施
形態のようにマイクロコンピュ−タ8あるいはアンプ1
3に内蔵してもよい。
【0022】以上説明した実施形態およびフロ−チャ−
トは、あくまで一例である。本発明はオ−ディオ装置を
使用して各種警告メッセ−ジをスピ−カから発するもの
のすべてを包含するものである。なお、スピ−カからの
音声に加え、ブザ−を併用することも妨げない。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た車両用警報装置であるから、各警告内容をオ−ディオ
装置のスピ−カから発することができる。したがって従
来のブザ−音の断続間隔を変えて識別するものに比し
て、識別を誤るようなことがない。オーディオ装置のマ
イクロコンピュータ、アンプおよびスピーカ等の部品を
共用することができるので、回路が簡単になる上にコス
ト的にも有利になる。各警報ごとの専用のウォーニング
ブザーを設けるのに比し、少ない組付工数で実現でき
る。従来はバックブザーとオーディオ装置とは無関係で
あったので、オーディオ装置を使用しているときには、
その音によってバックブザーの音が聞こえにくいことも
あったが、本発明によりミュート回路を用いれば、その
ようなことはなく、バック警報を確実に認識することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の回路図である。
【図2】図1のものの作動順序を示すフロ−チャ−ト図
である。
【図3】従来のウォ−ニングブザ−回路を示す回路図で
ある。
【図4】従来のものの作動を示すタイムチャ−ト図であ
る。
【符号の説明】
4 ドアスイッチ 5 キ−スイッチ 6 バックスイッチ 7 イルミネ−ションスイッチ 8 マイクロコンピュ−タ 9 ラジオ部 10 カセット部 11 CDコントロ−部 12 音声合成IC 13 アンプ 14 スピ−カ 15 ミュ−ト回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータにより、複数種の
    音源を切換えて選択する車両用オーディオ装置の回路
    に、選択される音源の一つとして警報用の複数種のメッ
    セージを有する合成音声を取り込むとともに、前記複数
    種のメッセージに対応する警告スイッチ素子を設けたこ
    とを特徴とする車両用警報装置。
  2. 【請求項2】 前記車両用オーディオ装置に音声の出力
    レベルを低下させるミュート回路を設け、前記マイクロ
    コンピュータに警告スイッチ素子からの信号有力があっ
    たとき、該ミュート回路を作動させるように構成したこ
    とを特徴とする請求項1に記載の車両用警報装置。
JP27306296A 1996-09-24 1996-09-24 車両用警報装置 Pending JPH1095276A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1738964A1 (en) * 2004-02-26 2007-01-03 Nippon Seiki Co., Ltd. Information providing device for vehicle

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1738964A1 (en) * 2004-02-26 2007-01-03 Nippon Seiki Co., Ltd. Information providing device for vehicle
EP1738964A4 (en) * 2004-02-26 2008-07-09 Nippon Seiki Co Ltd INFORMATION PROVIDING DEVICE FOR VEHICLES

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