JPH1095269A - 規格搬送容器用積荷固定装置 - Google Patents

規格搬送容器用積荷固定装置

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JPH1095269A
JPH1095269A JP9254225A JP25422597A JPH1095269A JP H1095269 A JPH1095269 A JP H1095269A JP 9254225 A JP9254225 A JP 9254225A JP 25422597 A JP25422597 A JP 25422597A JP H1095269 A JPH1095269 A JP H1095269A
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    • B60P7/06Securing of load
    • B60P7/13Securing freight containers or forwarding containers on vehicles
    • B60P7/132Securing freight containers or forwarding containers on vehicles twist-locks for containers or frames

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 積載面の下方に配置された水平の旋回軸を中
心に積載面の下方の静止位置から垂直作用位置に旋回可
能であり、前記作用位置で搬送物の隅領域内の開口の中
に係止されてロック可能である安全ボルトを用いる積載
面の上のコンテナ又は交換容器等の規格搬送容器用積荷
固定装置を遠隔操作可能にする。 【解決手段】 安全ボルト4.1 と旋回軸5との間に旋回
軸5に支承された旋回支承プレート4が1アームレバー
の形式で配置され、旋回支承プレート4には安全ボルト
4.1 が旋回軸5から側方へ間隔を置いて固定され、旋回
支承プレート4に沿って、旋回軸5に対して横方向にか
つ旋回支承プレート4に対して平行にスライド可能かつ
係止可能なロックボルト8が案内され、旋回支承プレー
ト4を旋回支承プレート4の作用位置及び静止位置に旋
回するピストンシリンダ装置3によりロックボルト8が
スライド可能であり、これにより旋回支承プレート4を
ロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、積載面の下方に配
置されている水平の旋回軸を中心に積載面の下方の静止
位置から垂直作用位置に旋回可能であり、前記作用位置
で搬送物の隅領域内の開口の中に係止されてロック可能
である安全ボルトを用いる、積載面の上の例えばコンテ
ナ又は交換容器等の規格搬送容器用積荷固定装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許出願公開第DE−OS190
6826号公報から公知のコンテナのための折畳み式回
転閂装置では、自動車を経済的に利用するために、コン
テナの代りに同一のフレーム桁材を有する通常の構造体
も利用可能とする。この文書に説明されている回転閂を
水平に折畳み、すべての構成部品が積載面の下方のハウ
ジングの中に入込むことにより、回転閂装置がこの状態
で上方へ向かっても下方へ向かっても自動車フレームの
桁材横断面を越えて突出しないことが達成される。回転
閂の作動は公知の解決法では旋回てこ又はハンドルによ
り手動で行われ、これは、別に形成されているロック装
置においても当てはまる。
【0003】現在の貨物輸送組織では、コンテナ搬送用
自動車のための積荷の積込み及び荷下し時間を短縮し、
積載動作の自動化により手動作業を大幅に制限すること
の重要性が増加している。積載時間は搬送用自動車の使
用にとって損失時間であるので、補助人員の投入を完全
に不要にする努力が払われている。
【0004】ドイツ特許出願公開第DE4315974
A1号公報から公知のリフタ形ステーションワゴンでは
収容凸子が折畳み可能又は旋回可能に自動車の中に支承
されて2つの所定の位置をとることができる。畳込み位
置から引出された位置は通常は交換容器又はコンテナを
収容するのに用いられ、畳込み位置では自動車の幅が狭
められ、これにより、載置された交換容器の下方で自動
車の自由運動走行作動又は位置決め作動が可能になる。
【0005】旋回可能なユニットの作動は手動で、例え
ばグリップ又は遠隔操作されるアクチュエータを介して
行われる。
【0006】コンテナ用自動車での自動的な積込み及び
荷下しのために既に、この目標に接近し部分的に実現さ
れているかなりの数の提案が存在する。しかし搬送用自
動車の積載面に積荷を係止するために用いられる自動的
に作動される積荷用積荷固定装置は今までのところ公知
でない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述の説明から出発し
て本発明の課題は、例えば遠隔操作で作動されることが
可能な、積荷用積荷固定装置を自動的に係止できる、搬
送用自動車の積載面に例えばコンテナ又は交換容器等の
規格搬送容器のための積荷用自動積荷固定装置を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明により
前述の手動の解決法から出発して、安全ボルトと旋回軸
との間に旋回軸に支承されている旋回支承プレートが1
アームレバーの形式で配置され、旋回支承プレートには
安全ボルトが旋回軸から側方へ間隔を置いて固定され、
旋回支承プレートに沿って、旋回軸に対して横方向にか
つ旋回支承プレートに対して平行にスライド可能かつ係
止可能なロックボルトが案内され、旋回支承プレートを
旋回支承プレートの作用位置及び静止位置に旋回するピ
ストンシリンダ装置によりロックボルトがスライド可能
であり、これにより旋回支承プレートをロックすること
により解決される。
【0009】本発明の積荷固定装置は次の機能を全自動
的に行う。 1. 積荷用積荷固定装置が完全に下降される。 2. 積荷用積荷固定装置が積載位置に位置決めされ
る。 3. 積荷用積荷固定装置を係止する。
【0010】積荷用積荷固定装置を完全に下降すること
はとりわけ、同一の積載面に異なる大きさのコンテナが
搬送される場合に必要である。例えば積載面で2つの2
0ftのISOコンテナが搬送される場合、複数の安全
ボルトが、対応して定められている間隔で必要となる。
【0011】同一の積載面で40ftのISOコンテナ
が搬送される場合、これらの安全ボルトは使用できな
い。すなわち別の安全ボルトが使用される。積荷が、使
用されない安全ボルトに邪魔されずに平に積載面に載置
できるように、これらの安全ボルトは除去されることが
可能でなければならない。これは、自動化された積載動
作において同様に自動的に行われることが可能でなけれ
ばならず、これは、本発明により開示されている手段及
び措置により可能である。
【0012】本発明の1つの有利な実施の形態では、ピ
ストンシリンダ装置が安全ボルトの作用位置でロックボ
ルトに対して平行に配置され、旋回支承プレートの旋回
軸を中心にトルクを発生するためにピストンシリンダ装
置の一端は、ロックボルトにより支えられている関節接
続てこに関節接続され、ピストンシリンダ装置の他端は
フレームに関節接続されている。
【0013】ピストンシリンダ装置を作動すると、一方
では安全ボルトがその静止位置から作用位置に動かされ
そして戻され、次いで積荷固定装置がその作用位置にロ
ックボルトにより係止されることが確実に行われる。こ
れにより安全ボルトは、積荷用積荷固定装置に作用する
水平力及び垂直力を受取ることができる。この場合にピ
ストンシリンダ装置自身はこれらの力から解放される。
【0014】本発明の別の1つの有利な実施の形態で
は、旋回支承プレートの安全ボルトから背いて位置する
下面に配置されているロックボルトが圧縮ばねを同軸に
収容し、圧縮ばねの一端はロックボルトにより支持さ
れ、他端は旋回支承プレートにより支持されている。
【0015】有利にはばねは、安全ボルトの作用位置に
おいて、旋回軸を中心としての旋回支承プレートの重量
トルクが補償可能であるように寸法決めされている。
【0016】有利にはばね作用により、積荷用積荷固定
装置の作用位置において旋回支承プレートの重量が安全
ボルトにより補償されることが保証される。旋回支承プ
レートを旋回するためにロックとロック解除とが時間を
ずらされて行われる。
【0017】本発明により、ISOコンテナ及び交換容
器等のための簡単であり自動化可能な積荷用積荷固定装
置が提供され、この積荷固定装置はとりわけ、無人運転
形であり自動駆動される搬送ユニット(STE)に使用
可能である。搬送用乗り物例えば貨車の上の手動で作動
可能な積荷用積荷固定装置が個々に搬送随伴人員により
作動される従来の貨物搬送の場合とは異なり本発明によ
り、容器固有の積荷用積荷固定装置を自動的に(例えば
無線制御で)作動することが可能となる。本発明によ
り、搬送技術と鉄道技術との間の継目における知的な補
足技術が提供され、本発明は従来の貨車を改装すること
により実現できる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に本発明を有利な実施の形態に
基づいて図を用いて説明する。
【0019】図1には20ft及び40ftのISOコ
ンテナのためと交換容器のためとの搬送手段の積載面が
示されている。積載面は積荷用積荷固定装置のために1
2の固定点を必要とする。積荷の種類及び寸法に依存し
て積荷用積荷固定装置の異なる固定点が作動される。
【0020】図1には図面の上半部に40ftのISO
コンテナの積荷用積荷固定装置のための4つの必要な固
定点のうちの2つが1により示されている。図面の下半
部には2つの20ftのISOコンテナのための4つの
固定点が2.2及び2.2により示されている。両方の
場合に縦軸線に対して鏡対称に、それらに対向して位置
する固定点1,2.1又は2.2が必要とされる。
【0021】図2の側面図から分かるように40ftの
ISOコンテナのために固定点1が作動され、これに対
して点2.1及び2.2は作動不能にされる。少なくと
も中間の固定点については、コンテナが載置している場
合に積荷用積荷固定装置のいかなる構成部品も積載面平
面を越えて突出しないように形成されている。
【0022】図3には20ftのISOコンテナと7.
82mの交換容器を搬送する場合が示されている。20
ftのISOコンテナは積荷固定装置のために固定点
2.1を必要として、これに対して固定点1は作動不能
にされている。交換容器は固定点2.2を利用し、これ
に対して同様に固定点1は作動不能にされている。
【0023】図4から分かるように本発明では安全ボル
ト4.1が旋回支承プレート4に取付けられ、旋回支承
プレート4は旋回軸5を中心に下方へ向かって旋回さ
れ、この旋回は、ボルト4.1が積載面平面7の下方に
静止するように行われる。旋回支承プレート4を旋回す
るためにピストンシリンダ装置3が設けられ、ピストン
シリンダ装置3は一方ではフレーム12に関節接続さ
れ、他方、ロックボルト8により支えられた関節接続て
こ13に関節接続されている。
【0024】旋回支承プレート4を旋回軸5を中心に旋
回する際にピストンシリンダ装置3が外方へ向かって走
行する。その際にピストンシリンダ装置3はまず初めに
旋回支承プレート4の上方への運動を作用し、ピストン
シリンダ装置3が更に外方へ向かって走行し、旋回支承
プレート4が水平に位置する安全ボルト4.1の作用位
置に到達した後においては(図面平面の中で左方へ向か
っての)安全ボルト4.1をスライドさせ、このスライ
ドは、安全ボルト8がロック10の中に固定されると終
了する。
【0025】積荷固定装置のこの作用位置では安全ボル
ト4.1は垂直に位置し、これは図6に示されている。
この位置では積荷11は積載面に載置している状態で安
全ボルト4.1により係止される。安全ボルト4.1は
ロックボルト8によりロックされ、ロックボルト8は、
水平方向及び垂直方向に作用する力を確実に受止める。
【0026】図4,5及び6から分かるようにロックボ
ルト8は、自身のピストンシリンダ装置に面する側へ向
かって延長され、同軸の圧縮ばねを収容し、圧縮ばねは
一方ではロックボルト8の端部領域内のカラーにより支
持され、他方では旋回支承プレート4により支持され
る。
【0027】ロックボルト8のロック位置では、圧縮さ
れたばね9は、ピストンシリンダ装置3が内方へ向かっ
て走行する際にまず初めに安全ボルト8の戻り運動をさ
せ、次いで回支承プレート4の旋回軸5を中心としての
旋回運動が導入される。
【0028】図7は積荷11の隅の領域内の図6の積荷
固定装置の水平横断面図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】搬送手段の積載面の上面図である。
【図2】40ftのISOコンテナが載置されたときの
図1の積載面の側面図である。
【図3】図2と同様であるが20ftのISOコンテナ
及び交換容器が載置されたときの積載面の側面図であ
る。
【図4】静止位置の本発明の積荷固定装置の概念的断面
側面図である。
【図5】作用位置にあるが係止されていない状態での本
発明の積荷固定装置の概念的断面図である。
【図6】係止されたときの図5の積荷固定装置の概念的
断面側面図である。
【図7】図6の積荷固定装置の断面上面図である。
【符号の説明】
1 積荷固定装置 2.1,2.2 固定点 3 ピストンシリンダ装置 4 旋回支承プレート 4.1 安全ボルト 5 旋回軸 7 積載面平面 8 ロックボルト 9 ばね 10 ロック 11 積荷 12 フレーム 13 関節接続てこ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 積載面の下方に配置されている水平の旋
    回軸を中心に積載面の下方の静止位置から垂直作用位置
    に旋回可能であり、前記作用位置で搬送物の隅領域内の
    開口の中に係止されてロック可能である安全ボルトを用
    いる積載面の上の例えばコンテナ又は交換容器等の規格
    搬送容器用積荷固定装置において、 前記安全ボルト(4.1)と旋回軸(5)との間に前記
    旋回軸(5)に支承されている旋回支承プレート(4)
    が1アームレバーの形式で配置され、前記旋回支承プレ
    ート(4)には前記安全ボルト(4.1)が前記旋回軸
    (5)から側方へ間隔を置いて固定され、前記旋回支承
    プレート(4)に沿って、前記旋回軸(5)に対して横
    方向にかつ前記旋回支承プレート(4)に対して平行に
    スライド可能かつ係止可能なロックボルト(8)が案内
    され、前記旋回支承プレート(4)を前記旋回支承プレ
    ート(4)の作用位置及び静止位置に旋回するピストン
    シリンダ装置(3)により前記ロックボルト(8)がス
    ライド可能であり、これにより前記旋回支承プレート
    (4)をロックすることを特徴とする規格搬送容器用積
    荷固定装置。
  2. 【請求項2】 ピストンシリンダ装置(3)が安全ボル
    ト(4.1)の作用位置でロックボルト(8)に対して
    平行に配置され、旋回支承プレート(4)の旋回軸
    (5)を中心にトルクを発生するために前記ピストンシ
    リンダ装置(3)の一端は、前記ロックボルト(8)に
    より支えられている関節接続てこ(13)に関節接続さ
    れ、前記ピストンシリンダ装置(3)の他端はフレーム
    (12)に関節接続されていることを特徴とする請求項
    1に記載の規格搬送容器用積荷固定装置。
  3. 【請求項3】 旋回支承プレート(4)の安全ボルト
    (4.1)から背いて位置する下面に配置されているロ
    ックボルト(8)が圧縮ばね(9)を同軸に収容し、前
    記圧縮ばね(9)の一端は前記ロックボルト(8)によ
    り支持され、他端は旋回支承プレート(4)により支持
    されていることを特徴とする請求項2に記載の規格搬送
    容器用積荷固定装置。
  4. 【請求項4】 圧縮ばね(9)が、安全ボルト(4.
    1)の作用位置において旋回軸(5)を中心としての旋
    回支承プレート(4)の重量トルクが補償可能であるこ
    とを特徴とする請求項3に記載の規格搬送容器用積荷固
    定装置。
JP25422597A 1996-09-12 1997-09-03 規格搬送容器用積荷固定装置 Expired - Fee Related JP4023563B2 (ja)

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