JPH1094757A - 回転ふるい装置 - Google Patents
回転ふるい装置Info
- Publication number
- JPH1094757A JPH1094757A JP25007696A JP25007696A JPH1094757A JP H1094757 A JPH1094757 A JP H1094757A JP 25007696 A JP25007696 A JP 25007696A JP 25007696 A JP25007696 A JP 25007696A JP H1094757 A JPH1094757 A JP H1094757A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 回転ふるい装置によって、例えば、破砕ごみ
を、小粒物質の残渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、
および、軽量の可燃物にふるい分ける際に、選別された
大粒物質のアルミ缶等の金属類中に、軽量の可燃物が混
在することがなく、従って、前記金属類を高純度で再生
することができる。 【解決手段】 傾斜した軸線を中心として回転する円筒
体１の装入口側前半胴部1aには、小粒物質を排出するた
めの小径ふるい目７が形成され、そして、円筒体１の排
出口側後半胴部1bには大粒物質を排出するための大径ふ
るい目８が形成されており、後半胴部1bの下方には、大
径ふるい目８を通して後半胴部1b内に送風するための送
風機構としてのチャンバー13が設けられており、チャン
バー13からの送風によって、後半胴部1b内の大粒物質中
から、その中に混在する軽量可燃物を分離浮遊させ、円
筒体１の他端排出口３から排出させる。
を、小粒物質の残渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、
および、軽量の可燃物にふるい分ける際に、選別された
大粒物質のアルミ缶等の金属類中に、軽量の可燃物が混
在することがなく、従って、前記金属類を高純度で再生
することができる。 【解決手段】 傾斜した軸線を中心として回転する円筒
体１の装入口側前半胴部1aには、小粒物質を排出するた
めの小径ふるい目７が形成され、そして、円筒体１の排
出口側後半胴部1bには大粒物質を排出するための大径ふ
るい目８が形成されており、後半胴部1bの下方には、大
径ふるい目８を通して後半胴部1b内に送風するための送
風機構としてのチャンバー13が設けられており、チャン
バー13からの送風によって、後半胴部1b内の大粒物質中
から、その中に混在する軽量可燃物を分離浮遊させ、円
筒体１の他端排出口３から排出させる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、大小の固体物質
をふるい分けるための、風力選別機能を有する回転ふる
い装置に関するものである。
をふるい分けるための、風力選別機能を有する回転ふる
い装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】例えば、粗大ごみ等は次のようにして処
理されている。即ち、粗大ごみ等を、破砕機において破
砕した後、その破砕ごみを、ふるい装置において、小粒
物質の残渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、および、
軽量の可燃物にふるい分ける。次いで、ふるい分けられ
た残渣は投棄し、可燃物は焼却炉で焼却し、アルミ缶等
の金属類は回収する。
理されている。即ち、粗大ごみ等を、破砕機において破
砕した後、その破砕ごみを、ふるい装置において、小粒
物質の残渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、および、
軽量の可燃物にふるい分ける。次いで、ふるい分けられ
た残渣は投棄し、可燃物は焼却炉で焼却し、アルミ缶等
の金属類は回収する。
【０００３】上述したふるい装置として、その周面に大
小のふるい目が形成された傾斜した円筒体からなる回転
ふるい（トロンメル）が従来から使用されている。即
ち、回転ふるいの一端側供給口から円筒体内に供給され
た破砕ごみ中に混在する小粒物質の残渣は、円筒体の前
半胴部に形成された小径のふるい目から排出され、大粒
物質のアルミ缶等の金属類は、円筒体の後半胴部に形成
された大径のふるい目から排出され、そして、軽量の可
燃物は、供給口側から円筒体内に吹き込まれた空気によ
り吹き飛ばされて、円筒体他端側の排出口から排出され
る。
小のふるい目が形成された傾斜した円筒体からなる回転
ふるい（トロンメル）が従来から使用されている。即
ち、回転ふるいの一端側供給口から円筒体内に供給され
た破砕ごみ中に混在する小粒物質の残渣は、円筒体の前
半胴部に形成された小径のふるい目から排出され、大粒
物質のアルミ缶等の金属類は、円筒体の後半胴部に形成
された大径のふるい目から排出され、そして、軽量の可
燃物は、供給口側から円筒体内に吹き込まれた空気によ
り吹き飛ばされて、円筒体他端側の排出口から排出され
る。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のふるい
装置には、次のような問題がある。即ち、破砕ごみ中に
混在している紙、プラスチック等の軽量の可燃物は、円
筒体の回転のみによって必ずしもそのすべてが円筒体の
他端側排出口から排出されるとは限らず、円筒体の後半
部に形成された大径のふるい目から、大粒物質のアルミ
缶等の金属類に多量に混入し排出される場合が多い。
装置には、次のような問題がある。即ち、破砕ごみ中に
混在している紙、プラスチック等の軽量の可燃物は、円
筒体の回転のみによって必ずしもそのすべてが円筒体の
他端側排出口から排出されるとは限らず、円筒体の後半
部に形成された大径のふるい目から、大粒物質のアルミ
缶等の金属類に多量に混入し排出される場合が多い。
【０００５】従って、選別排出されたアルミ缶等の金属
類中に、紙、プラスチック等の軽量可燃物が不純物とし
て混在する結果、その純度が最も重要である金属類（有
価物）を資源化し再生する際に、その価値が低下する問
題が生ずる。このような問題を防止するためには、選別
排出されたアルミ缶等の金属類を、更に選別機によって
選別し、上記不純物を除去しなければならず、そのため
に、純度や回収率の向上に多くの手間と費用を必要とし
ていた。
類中に、紙、プラスチック等の軽量可燃物が不純物とし
て混在する結果、その純度が最も重要である金属類（有
価物）を資源化し再生する際に、その価値が低下する問
題が生ずる。このような問題を防止するためには、選別
排出されたアルミ缶等の金属類を、更に選別機によって
選別し、上記不純物を除去しなければならず、そのため
に、純度や回収率の向上に多くの手間と費用を必要とし
ていた。
【０００６】従って、この発明の目的は、上述した問題
を解決し、例えば、破砕ごみを、小粒物質の残渣、大粒
物質のアルミ缶等の金属類、および、軽量の可燃物にふ
るい分ける際に、選別された大粒物質の金属類中に軽量
の可燃物が混入することが極めて少なく、前記金属類を
高純度で分離し回収することができる回転ふるい装置を
提供することにある。
を解決し、例えば、破砕ごみを、小粒物質の残渣、大粒
物質のアルミ缶等の金属類、および、軽量の可燃物にふ
るい分ける際に、選別された大粒物質の金属類中に軽量
の可燃物が混入することが極めて少なく、前記金属類を
高純度で分離し回収することができる回転ふるい装置を
提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明は、傾斜した軸
線を中心として回転するその周壁に多数のふるい目が形
成された、一端に装入口を有し他端に排出口を有する円
筒体からなる回転ふるい装置において、前記円筒体の装
入口側には、装入物内の軽量物を浮遊させると共に、前
記浮遊物を前記排出口に向けて送るための送風機構が設
けられており、前記円筒体の前半胴部には、小粒物質を
排出するための小径のふるい目が形成され、そして、前
記円筒体の排出口側後半胴部には、大粒物質を排出する
ための大径のふるい目が形成されており、前記円筒体の
大径のふるい目が形成された後半胴部下方には、前記大
径のふるい目を通して前記円筒体後半胴部内の中心方向
に送風するための送風機構が設けられており、前記送風
機構からの送風によって、分離浮遊させ前記排出口側に
送られてきた軽量物の落下、沈降を防ぐと共に、前記円
筒体後半胴部内の大粒物質中から、その中に混在してい
る軽量可燃物を分離浮遊させ、前記円筒体の排出口から
排出し、これによってアルミニウム等の分離純度および
回収率を向上させるようにしたことに特徴を有するもの
である。
線を中心として回転するその周壁に多数のふるい目が形
成された、一端に装入口を有し他端に排出口を有する円
筒体からなる回転ふるい装置において、前記円筒体の装
入口側には、装入物内の軽量物を浮遊させると共に、前
記浮遊物を前記排出口に向けて送るための送風機構が設
けられており、前記円筒体の前半胴部には、小粒物質を
排出するための小径のふるい目が形成され、そして、前
記円筒体の排出口側後半胴部には、大粒物質を排出する
ための大径のふるい目が形成されており、前記円筒体の
大径のふるい目が形成された後半胴部下方には、前記大
径のふるい目を通して前記円筒体後半胴部内の中心方向
に送風するための送風機構が設けられており、前記送風
機構からの送風によって、分離浮遊させ前記排出口側に
送られてきた軽量物の落下、沈降を防ぐと共に、前記円
筒体後半胴部内の大粒物質中から、その中に混在してい
る軽量可燃物を分離浮遊させ、前記円筒体の排出口から
排出し、これによってアルミニウム等の分離純度および
回収率を向上させるようにしたことに特徴を有するもの
である。
【０００８】
【発明の実施の形態】次に、この発明の装置を、図面を
参照しながら説明する。図１は、この発明の回転ふるい
装置の一実施態様を示す全体概略正面図、図２は円筒体
部分の拡大概略正面図である。図面に示すように、円筒
体１は、傾斜した軸線を中心として回転可能になってお
り、その一端には装入口２が、そして、その他端には排
出口３が設けられている。装入口２には、原料の供給用
ホッパ４が取り付けられ、排出口３には出口チャンバー
５が取り付けられている。
参照しながら説明する。図１は、この発明の回転ふるい
装置の一実施態様を示す全体概略正面図、図２は円筒体
部分の拡大概略正面図である。図面に示すように、円筒
体１は、傾斜した軸線を中心として回転可能になってお
り、その一端には装入口２が、そして、その他端には排
出口３が設けられている。装入口２には、原料の供給用
ホッパ４が取り付けられ、排出口３には出口チャンバー
５が取り付けられている。
【０００９】図３に部分拡大断面図で、図４に図３のＢ
−Ｂ線断面図で示すように、装入口２には、送風機構付
きの装入シュート１６が設けられている。装入シュート
１６には、軸流方向に送風し軽量物を一次分離し舞い上
げ、排出口側に送るために、円筒体１内に空気を吹き込
むための、一端がブロワに接続された空気吹込み管６が
取り付けられている。１７は、空気吹込み管６に設けら
れた空気流調節用のダンパーであり、装入シュート１６
の空気吹込み管６が取付けられている位置付近には、吹
き込まれた空気の整流板１８が設けられている。
−Ｂ線断面図で示すように、装入口２には、送風機構付
きの装入シュート１６が設けられている。装入シュート
１６には、軸流方向に送風し軽量物を一次分離し舞い上
げ、排出口側に送るために、円筒体１内に空気を吹き込
むための、一端がブロワに接続された空気吹込み管６が
取り付けられている。１７は、空気吹込み管６に設けら
れた空気流調節用のダンパーであり、装入シュート１６
の空気吹込み管６が取付けられている位置付近には、吹
き込まれた空気の整流板１８が設けられている。
【００１０】円筒体１の装入口２側の前半胴部１ａに
は、小粒物質を排出するための、多数の小径ふるい目７
が形成されており、そして、円筒体１の排出口３側の後
半胴部１ｂには、大粒物質を排出するための大径ふるい
目８が形成されている。
は、小粒物質を排出するための、多数の小径ふるい目７
が形成されており、そして、円筒体１の排出口３側の後
半胴部１ｂには、大粒物質を排出するための大径ふるい
目８が形成されている。
【００１１】円筒体１の前半胴部１ａの下方には、小径
ふるい目７で選別され排出された小粒物質の排出用シュ
ート９が設けられ、また、円筒体１の後半胴部１ｂの下
方には、大径ふるい目８で選別された大粒物質の排出用
シュート１０が設けられている。小粒物質排出用シュー
ト９の下部は、小粒物質移送装置１１が設けられてお
り、大粒物質排出用シュート１０の下部には、大粒物質
移送装置１２が設けられている。
ふるい目７で選別され排出された小粒物質の排出用シュ
ート９が設けられ、また、円筒体１の後半胴部１ｂの下
方には、大径ふるい目８で選別された大粒物質の排出用
シュート１０が設けられている。小粒物質排出用シュー
ト９の下部は、小粒物質移送装置１１が設けられてお
り、大粒物質排出用シュート１０の下部には、大粒物質
移送装置１２が設けられている。
【００１２】図５に図１のＡ−Ａ線拡大断面図で示すよ
うに、円筒体１の、大径ふるい目８が形成されている後
半胴部１ｂの下方には、後半胴部１ｂの下半部を覆い、
大径ふるい目８を通して円筒体１の後半胴部１ｂ内に空
気を吹き込むための、送風機構としてのチャンバー１３
および複数個のノズル１４が設けられている。図２およ
び図５に矢印で示したように、複数個のノズル１４は、
後半胴部１ｂの大径ふるい目８の開孔中心に合わせて装
着されている。１９は、円筒体１の後半胴部１ｂ上部に
設けられた排気孔であり、図示しない集塵機および排風
機に接続されている。
うに、円筒体１の、大径ふるい目８が形成されている後
半胴部１ｂの下方には、後半胴部１ｂの下半部を覆い、
大径ふるい目８を通して円筒体１の後半胴部１ｂ内に空
気を吹き込むための、送風機構としてのチャンバー１３
および複数個のノズル１４が設けられている。図２およ
び図５に矢印で示したように、複数個のノズル１４は、
後半胴部１ｂの大径ふるい目８の開孔中心に合わせて装
着されている。１９は、円筒体１の後半胴部１ｂ上部に
設けられた排気孔であり、図示しない集塵機および排風
機に接続されている。
【００１３】この発明の回転ふるい装置は、上述したよ
うに構成されているので、傾斜した軸線を中心として回
転する円筒体１内に、その装入口２から装入シュート１
６を通って例えば破砕ごみを装入すると、装入シュート
１６に取り付けられた空気吹込み管６から吹き込まれた
軸流方向の空気の流れによって、破砕ごみ中の軽量物は
排出側に向かって舞い上げられると共に、小粒物質の残
渣類は、円筒体１の他端排出口に向けて送られて、円筒
体１の前半胴部１ａに形成された多数の小径ふるい目７
から排出され、一次分離されてシュート９または下部ホ
ッバを通り搬出される。
うに構成されているので、傾斜した軸線を中心として回
転する円筒体１内に、その装入口２から装入シュート１
６を通って例えば破砕ごみを装入すると、装入シュート
１６に取り付けられた空気吹込み管６から吹き込まれた
軸流方向の空気の流れによって、破砕ごみ中の軽量物は
排出側に向かって舞い上げられると共に、小粒物質の残
渣類は、円筒体１の他端排出口に向けて送られて、円筒
体１の前半胴部１ａに形成された多数の小径ふるい目７
から排出され、一次分離されてシュート９または下部ホ
ッバを通り搬出される。
【００１４】次いで、粉砕ごみ中に存在する大粒物質の
アルミ缶等の金属類は、円筒体１の後半胴部１ｂに形成
された多数の大径ふるい目８から排出され、シュート１
０または下部ホッバを通って搬出される。
アルミ缶等の金属類は、円筒体１の後半胴部１ｂに形成
された多数の大径ふるい目８から排出され、シュート１
０または下部ホッバを通って搬出される。
【００１５】このとき、円筒体後半胴部１ｂ内の、装入
時に舞い上げられた軽量物の沈降降下を防ぎ、アルミ缶
等の金属類中に混在している、紙、プラスチック等の軽
量可燃物は、大径ふるい目８が形成された後半胴部１ｂ
の下半部を覆うように設けられている送風機構としての
チャンバー１３および複数個のノズル１４から、大径ふ
るい目８を通して吹き込まれた空気によって吹き上げら
れ、アルミ缶等の金属類中から分離する。
時に舞い上げられた軽量物の沈降降下を防ぎ、アルミ缶
等の金属類中に混在している、紙、プラスチック等の軽
量可燃物は、大径ふるい目８が形成された後半胴部１ｂ
の下半部を覆うように設けられている送風機構としての
チャンバー１３および複数個のノズル１４から、大径ふ
るい目８を通して吹き込まれた空気によって吹き上げら
れ、アルミ缶等の金属類中から分離する。
【００１６】このようにして、紙、プラスチック等の軽
量可燃物は、投入時に先ず一次分離されると共に、装入
口２の空気吹込み管６から吹き込まれた軸流方向の空気
の流れによって排出口３方向に送られ、後半胴部１ｂに
おいて更に分離が促進された上、円筒体１の他端排出口
３から排出される。
量可燃物は、投入時に先ず一次分離されると共に、装入
口２の空気吹込み管６から吹き込まれた軸流方向の空気
の流れによって排出口３方向に送られ、後半胴部１ｂに
おいて更に分離が促進された上、円筒体１の他端排出口
３から排出される。
【００１７】このように、本発明装置によれば、風力選
別機能を有するクロスフロー方式が組み合わされている
ことによって、選別されたアルミ缶等の金属類中に、
紙、プラスチック等の軽量可燃物が混在することがな
く、前記金属類を高純度で分離、回収することができ
る。
別機能を有するクロスフロー方式が組み合わされている
ことによって、選別されたアルミ缶等の金属類中に、
紙、プラスチック等の軽量可燃物が混在することがな
く、前記金属類を高純度で分離、回収することができ
る。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の回転ふる
い装置によれば、例えば、破砕ごみを、小粒物質の残
渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、および、軽量の可
燃物にふるい分ける際に、選別された大粒物質の金属類
中に軽量の可燃物が混在することがなく、前記金属類を
高純度で分離、回収することができる、工業上有用な効
果がもたらされる。
い装置によれば、例えば、破砕ごみを、小粒物質の残
渣、大粒物質のアルミ缶等の金属類、および、軽量の可
燃物にふるい分ける際に、選別された大粒物質の金属類
中に軽量の可燃物が混在することがなく、前記金属類を
高純度で分離、回収することができる、工業上有用な効
果がもたらされる。
【図１】この発明の回転ふるい装置の一実施態様を示す
全体概略正面図である。
全体概略正面図である。
【図２】円筒体部分の拡大概略正面図である。
【図３】装入口付近の部分拡大断面図である。
【図４】図３のＢ−Ｂ線断面図である。
【図５】図１のＡ−Ａ線拡大断面図である。
１ 円筒体 1a 前半胴部 1b 後半胴部 ２ 装入口 ３ 排出口 ４ 原料供給用ホッパ ５ 出口チャンバー ６ 空気吹込み管 ７ 小径ふるい目 ８ 大径ふるい目 ９ シュート 10 シュート 11 小粒物質移送装置 12 大粒物質移送装置 13 チャンバー 14 ノズル 15 ダンパ 16 装入シュート 17 ダンパ 18 整流板 19 排気孔
Claims (1)
- 【請求項１】 傾斜した軸線を中心として回転するその
周壁に多数のふるい目が形成された、一端に装入口を有
し他端に排出口を有する円筒体からなる回転ふるい装置
において、 前記円筒体の装入口側には、装入物内の軽量物を浮遊さ
せると共に、前記浮遊物を前記排出口に向けて送るため
の送風機構が設けられており、前記円筒体の前半胴部に
は、小粒物質を排出するための小径のふるい目が形成さ
れ、そして、前記円筒体の排出口側後半胴部には、大粒
物質を排出するための大径のふるい目が形成されてお
り、前記円筒体の大径のふるい目が形成された後半胴部
下方には、前記大径のふるい目を通して前記円筒体後半
胴部内の中心方向に送風するための送風機構が設けられ
ており、前記送風機構からの送風によって分離浮遊させ
前記排出口側に送られてきた軽量物の落下、沈降を防ぐ
と共に、前記円筒体後半胴部内の大粒物質中から、その
中に混在している軽量可燃物を分離浮遊させ、前記円筒
体の排出口から排出するようにした、強制二方向気流式
風力選別機能を有することを特徴とする回転ふるい装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25007696A JP3299122B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 回転ふるい装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25007696A JP3299122B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 回転ふるい装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1094757A true JPH1094757A (ja) | 1998-04-14 |
| JP3299122B2 JP3299122B2 (ja) | 2002-07-08 |
Family
ID=17202460
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25007696A Expired - Fee Related JP3299122B2 (ja) | 1996-09-20 | 1996-09-20 | 回転ふるい装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3299122B2 (ja) |
Cited By (10)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2014121701A (ja) * | 2012-11-20 | 2014-07-03 | Okura Kazuyasu | 夾雑物分離装置 |
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-
1996
- 1996-09-20 JP JP25007696A patent/JP3299122B2/ja not_active Expired - Fee Related
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