JP2007111639A - 風力選別機 - Google Patents

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武志 武居
Kaoru Naito
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Abstract

【課題】混合粉砕塵から重量粉砕物を効率良く選別可能な風力選別機を提案すること。
【解決手段】風力選別機2では、空気導入ダクト16から、外筒12と内筒13の間の円筒状空間14に、側方から接線方向に空気a1を導入して旋回空気流a3を形成し、外筒下端開口12bから空気a2を導入して旋回空気流の中心部分に上昇空気流a4を形成する。供給ダクト18から空気導入口部分17に落下供給される混合粉砕塵Wに対しては側方から旋回空気流a3が当たり、紙葉類などに絡まっている重量粉砕物W1が当該紙葉類などから分離され、旋回空気流a3に乗って旋回している間に当該旋回空気流から落下して、下端開口12bから排出される。
【選択図】図1

Description

本発明は、相対的に比重の大きなコンクリート、ガラスなどの重量粉砕物と、相対的に比重の小さな紙類、プラスチック類などの軽量粉砕物とが混在している混合粉砕塵から、重量粉砕物を選別するために用いるのに適した風力選別機および風力選別システムに関するものである。
産業廃棄物等の塵は重量物、軽量物などが混在した状態で回収されるので、これらを、素材別に選別して後処理に回す必要がある。選別に当たっては、まず、塵を選別し易いように破砕機によって細かく粉砕し、これによって得られた混合粉砕塵を選別機によって重量粉砕物、軽量粉砕物、粉塵などに選別するようにしている。
本件出願人は、特許文献1において、構造が簡単で、据付スペースが少なくてすむサイクロン式の風力選別装置を提案している。この選別装置では、サイクロン式の風力選別機の前段側に接続される破砕機の送風力、後段側に接続される誘引排風機の空気吸引力を利用して、独自の風力源を必要とすることなく混合粉砕塵の選別を行うようにしている。
特開平10−174932号公報
ここで、このようなサイクロン式の風力選別機においては次のような解決すべき課題があることが分かった。サイクロンに供給される混合粉砕塵は旋回する間に比重の大きなコンクリート、ガラスなどの重量粉砕物が旋回流から落下して分別される。しかしながら、混合粉砕塵においては、このような重量物が紙類、プラスチック類に覆われた状態あるいは絡まった状態となっていることがある。このような状態で旋回流に乗っている場合には、コンクリート粉砕片、ガラス粉砕片が紙類などに包まれたまま、選別されることなく、後段側の選別工程に向けて送り出されてしまう。
本発明の課題は、このような点に鑑みて、本件出願人が提案しているサイクロン式の風力選別機を改良して、効率良く、重量粉砕物を選別可能な風力選別機を提案することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の風力選別機は、上端面が封鎖され、下端側が先窄まりの形状とされ、下端が回収塵の落下口となっている外筒と、当該外筒の内側に同軸状態に配置され、上端が前記外筒の上端面を貫通して上方に突出した排出口とされ、下端開口が前記外筒内の途中に位置している内筒と、前記外筒の外側の側方から、当該外筒および前記内筒の間の円筒状空間に対して、その接線方向に沿って空気を導入するための空気導入ダクトと、前記空気導入ダクトから前記円筒状空間への空気導入口部分に上方から、選別対象の混合粉砕塵を落下供給するための供給ダクトとを有し、前記円筒状空間内に形成される旋回空気流に乗せて前記混合粉砕塵を旋回させることにより、相対的に比重の大きな粉砕塵が自重により旋回空気流から落下して前記落下口から排出されるようになっていることを特徴としている。
本発明の風力選別機において、その内筒の排出口から強制的に空気の吸引が開始されると、外筒の外側の側方からは空気導入ダクトを介して円筒状空間内に空気が導入され、旋回流が発生する。また、外筒の下端の落下口からも空気が導入され、ここから、内筒を通って上端の排出口に向かう上昇空気流が発生する。この状態で、供給ダクトを介して混合粉砕物の供給が開始される。
混合粉砕物は、円筒状空間内に空気を導入する空気導入ダクトの空気導入口部分の上方から落下供給される。落下する混合粉砕塵に対しては側方から旋回流が当たり、混合粉砕物は当該旋回流に乗って円筒状空間を旋回する。混合粉砕塵に対して側方から旋回流が当たると、比重の小さな紙葉類に包まれた状態あるいは絡まった状態のコンクリート粉砕塵、ガラス粉砕塵などの比重の大きな重量粉砕塵が紙葉類から効率良く分離される。このため、旋回流に乗って旋回している間に、重量粉砕物が旋回流から落下して外筒下端開口から自然落下する。よって、比重の小さな軽量粉砕物のみが、旋回流の中心部分に形成されている上昇空気流に乗って、内筒上端開口から後段側の選別機に向けて送り出される。
このようにして、本発明の風力選別機によれば、落下供給される混合粉砕塵に対して側方から旋回空気流を当てるようにしているので、紙葉類が絡まり付いている重量粉砕物を分離して確実に選別することができる。
次に、本発明の風力選別システムは、供給される混合粉砕塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する風力選別機と、この風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収するサイクロン式選別機と、このサイクロン式選別機から排出された空気流から粉塵を除去するバグフィルタと、このバグフィルタを介して清浄化された浄化空気流を大気中に排出する誘引排風機とを有し、前記風力選別機は上記構成の風力選別機であり、前記誘引排風機による空気吸引力によって、前記風力選別機および前記サイクロン式選別機の内部を旋回する空気流が形成されるようになっていることを特徴としている。
本発明の風力選別システムを用いれば、コンクリート、ガラス、紙類、プラスチック類などの混合塵を粉砕して得られる混合粉砕塵から、相対的に比重の大きな重量粉砕塵が風力選別機において選別回収され、相対的に比重の小さな軽量粉砕物がサイクロン式選別機において選別回収され、残りの粉塵がバグフィルタにおいて回収される。
ここで、風力選別機およびサイクロン式選別機からなる選別ラインを、バグフィルタの吸引側に、2段あるいは3段以上の多段に並列に接続して、多段式風力選別システムを構成することができる。多段式にすれば、上段側から、混合粉砕塵に含まれる比重の大きな粉砕塵を順次に選別して回収できる。
例えば、本発明による2段式の風力選別システムは、供給される混合粉砕塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側風力選別機と、この前段側風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側サイクロン式選別機と、前記サイクロン式選別機によって回収された回収塵が供給され、当該回収塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側風力選別機と、この後段側風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側サイクロン式選別機と、前記前段側および前記後段側サイクロン式選別機から排出された空気流から粉塵を除去するバグフィルタと、このバグフィルタの空気排出側に接続された誘引排風機と、前記誘引排風機の空気吸引力によって生ずる前記前段側および後段側風力選別機内を旋回する空気流の風力を、前記前段側が強くなるように設定しているダンパとを有し、前記前段側および後段側風力選別機は、上記構成の風力選別機であることを特徴としている。
本発明の多段式風力選別システムは、コンクリート、ガラス、紙類、プラスチック類などの混合塵を粉砕して得られる混合粉砕塵を選別して回収するための混合粉砕塵の風力選別方法に用いるのに適している。この場合には、前記前段側風力選別機に前記混合粉砕塵を投入すれば、当該前段側風力選別機において、前記混合粉砕塵に含まれている相対的に最も比重の大きなコンクリート、ガラスなどの第1重量粉砕塵を回収し、前記後段側風力選別機において、前記混合粉砕塵に含まれている相対的に比重の大きな軽量コンクリート、プラスチックなどの第2重量粉砕塵を回収し、前記後段側サイクロン式選別機において、相対的に比重の小さな木、紙などの軽量粉砕物を回収することができる。
本発明の風力選別機では、落下供給される混合粉砕塵に対して側方から旋回空気流を当てることにより、紙葉類に絡まっている重量粉砕物を当該紙葉類から分離させるようにしている。したがって、本発明によれば、混合粉砕塵から確実に重量粉砕物を除去することができる。
以下に、図面を参照して本発明を適用した風力選別システムの実施の形態を説明する。
(実施の形態1)
図1は実施の形態1に係る風力選別システムの全体構成を示す説明図である。風力選別システム1は、本発明を適用した風力選別機2と、この後段側に接続されているサイクロン式選別機3と、この後段側に接続されているバグフィルタ4と、この後段側にダンパ5を介して接続されている誘引排風機6を有している。風力選別機2には、不図示の破砕機によって粉砕された混合粉砕塵Wが供給される。混合粉砕塵Wには、コンクリート、ガラス、木片などのように相対的に比重の大きな重量粉砕物W1と、紙類、プラスチック類などのように相対的に比重の小さな軽量粉砕物W2と、微細な粉塵W3が混在している。
風力選別機2においては、側方および下側から空気a1、a2が導入されて、内部において旋回空気流a3が形成されると共に、その中心部分に上昇空気流a4が形成され、混合粉砕塵Wに含まれている重量粉砕塵w1が選別される。重量粉砕塵W1が選別された後の空気流aは後段のサイクロン式選別機3に送り込まれ、軽量粉砕物W2が選別される。この後段のバグフィルタ4においては、送り込まれる空気流a3に含まれている粉塵W3が除去され、これによって清浄化された空気流a3が、誘引排風機6の吸引口から吸引されその排出口から大気中に排出される。
図2は風力選別機2の説明図であり、図3(a)〜(c)は、その概略平面図、および直交する二面を示す概略側面図であり、図4はその概略横断面図である。風力選別機2は、上端12aが封鎖され、下端開口12b(落下口)の側が先窄まりの形状となっている外筒12と、当該外筒12の内側に同軸状態に配置され、上端開口13a(排出口)が外筒12の封鎖上端12aから上方に突出し、下端開口13bが外筒12内の途中に位置している内筒13とを備え、これらによって、垂直軸線11を中心とする円筒状通路14を備えたサイクロンが形成されている。
外筒12の上側の円筒状部分15には、側方から水平に空気導入ダクト16が接続されている。空気導入ダクト16は、円筒状通路14に対してその接線方向から空気を導入する。空気導入ダクト16と円筒状通路14の交差部分(空気導入口部分17)の真上には、混合粉砕物Wを落下供給するための供給ダクト18の供給口18aが開いている。供給ダクト18の上端開口18bは不図示の破砕機、供給コンベヤなどに接続されており、混合粉砕物Wが破砕機の側から供給され、ホッパー18を介して、円筒状通路14の空気導入口部分17に上側から落下供給される。
ここで、空気導入ダクト16と外筒12の接続部分は次のような形状となっている。空気導入ダクト16は矩形断面であり、この底板部分16aが外筒12に空けた開口部の下縁部分に接続している。底板部分16aが平坦な板の場合には、その真上に開口している供給口18aから落下供給される混合粉砕塵Wが当該底板16aの上に溜まり、円筒状通路14に送り込まれない可能性がある。本例では、当該底板部分16aの先端部分16bを、図4に斜線で示すように、傾斜板16c、傾斜湾曲板16dおよび16eによって形成し、上側から落下供給された混合粉砕物Wがこれらに沿って滑落して円筒状通路14に送り込まれるようにしている。
この構成の風力選別システム1による選別動作を説明する。誘引排風機6を駆動して排風動作を開始すると、空気吸引力が風力選別機2の内筒上端開口13aに作用する。内筒上端開口13aから強制的に空気の吸引が開始されると、外筒12の外側の側方からは空気導入ダクト16を介して円筒状空間14内に空気a1が導入され、旋回空気流a3が発生する。また、外筒12の下端開口12bからも空気a2が導入され、ここから、内筒を通って上端開口に向かう上昇空気流a3が発生する。この状態で、供給ダクト18を介して混合粉砕物Wの供給が開始される。
混合粉砕物Wは、円筒状空間14内に空気を導入する空気導入ダクト16の空気導入口部分17の上方から落下供給される。落下する混合粉砕塵wに対しては側方から旋回空気流a3が当たり、混合粉砕物Wは当該旋回空気流に乗って円筒状空間14を旋回する。混合粉砕塵Wに対しては側方から旋回空気流が当たる。このため、比重の小さな紙葉類に包まれた状態あるいは絡まった状態のコンクリート粉砕塵、ガラス粉砕塵などの重量粉砕塵W1が紙葉類から効率良く分離される。このため、旋回空気流に乗って旋回している間に、重量粉砕物W1が旋回空気流から落下して外筒下端開口12bから自然落下する。よって、比重の小さな軽量粉砕物W2のみが、旋回空気流a3の中心部分に形成されている上昇空気流a4に乗って、内筒上端開口13aから後段側のサイクロン式選別機3に向けて送り出される。
サイクロン式選別機3は、外筒31および内筒32の間に形成された円筒状空間33を備えており、外側から当該円筒状空間33の接線方向に沿って当該円筒状空間31内に粉砕塵を含む空気流が導入される。円筒状空間31内を旋回する間に、軽量粉砕物W2が自重により空気流から落下して、選別機3の底部に回収される。回収された軽量粉砕物W2は、底部に取り付けてあるロータリーバルブ32を開くと、そこから下方に落下し、その下方に配置されている回収部(図示せず)において回収される。バグフィルタ4も、下窄まり状の外筒41を備え、この内部に配置されているフィルタ42によって空気中の粉塵がろ過されて底部に溜まる。底部にはロータリーバルブ43が配置されており、ここを開けて、溜まった粉塵W3を落下させて回収する。
(実施の形態2)
図5は、本発明を適用した実施の形態2に係る2段式風力選別システムの全体構成を示す説明図である。本例の2段式風力選別システム100は、前段側に、供給される混合粉砕塵Wを空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側風力選別機2(1)と、この前段側風力選別機2(1)から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側サイクロン式選別機3(1)を備えている。
また、後段側に、サイクロン式選別機3(1)によって回収された回収塵が供給され、当該回収塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側風力選別機2(2)と、この後段側風力選別機2(2)から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側サイクロン式選別機3(2)を備えている。
さらに、前段側および後段側サイクロン式選別機3(1)、3(2)から排出された空気流から粉塵を除去するバグフィルタ4と、このバグフィルタ4の空気排出側に接続された誘引排風機6とを備えている。
ここで、前段側サイクロン式選別機3(1)は前段側ダンパ7(1)を介してバグフィルタ4に接続され、後段側サイクロン式選別機3(2)は後段側ダンパ7(2)を介してバグフィルタ4に接続されている。これらのダンパを調節することによって、誘引排風機6の空気吸引力によって生ずる前段側および後段側風力選別機2(1)、2(2)内を旋回する空気流の風力を、前段側が強く、後段側が弱くなるように設定されている。
風力選別機2(1)および2(2)は、実施の形態1における風力選別機2と同一構造のものである。また、サイクロン式選別機3(1)および3(2)も実施の形態1におけるサイクロン式選別機3と同一構造のものである。さらに、バグフィルタ4および排風機6も同様である。したがって、これらの構成についての説明は省略する。
この構成の2段式風力選別システム100を用いて、コンクリート、ガラス、紙類、プラスチック類などの混合塵を粉砕して得られる混合粉砕塵Wを選別して回収する場合、ダンパ7(1)、7(2)を調節することにより、前段側風力選別機2(1)および後段側風力選別機2(2)において形成される旋回空気流の風力を適切なものとなるように設定しておく。前段側風力選別機2(1)に混合粉砕塵Wを投入すると、当該前段側風力選別機2(1)において、混合粉砕塵Wに含まれている相対的に最も比重の大きなコンクリート、ガラスなどの第1重量粉砕塵W11を回収できる。また、後段側風力選別機2(2)において、混合粉砕塵Wに含まれている相対的に比重の大きな発泡コンクリート、木片、プラスチックなどの第2重量粉砕塵W12を回収できる。さらに、後段側サイクロン式選別機3(2)において、相対的に比重の小さな木、紙などの軽量粉砕物W2を回収でき、バグフィルタ4において粉塵W3を回収できる。この結果、比重の最も大きな不燃重量物と、これよりも相対的に比重の小さな可燃重量物とを選別できる。
本発明を適用した風力選別システムの全体構成を示す説明図である。 図1の風力選別機を示す説明図である。 図2の風力選別機を示す概略平面図、および直交する二面を示す概略概略側面図である。 図3の風力選別機の概略横断面図である。 本発明を適用した2段式風力選別システムの全体構成を示す説明図である。
符号の説明
1 風力選別システム
2 風力選別機
2(1) 前段側風力選別機
2(2) 後段側風力選別機
3 サイクロン式選別機
3(1) 前段側サイクロン式選別機
3(2) 後段側サイクロン式選別機
4 バグフィルタ
5 ダンパ
6 誘引排風機
7(1) 前段側ダンパ
7(2) 後段側ダンパ
11 垂直中心線
12 外筒
12a 上端
12b 下端開口
13 内筒
13a 上端開口
13b 下端開口
14 円筒状空間
16 空気導入ダクト
17 空気導入口部分
18 供給ダクト
18a 供給口
18b 上端開口
W1 混合粉砕塵
W2 重量粉砕塵
W3 軽量粉砕塵
W4 粉塵
W11 第1重量粉砕物
W12 第2重量粉砕物
a1 側方から円筒状空間に導入される空気
a2 下方から導入される空気
a3 旋回空気流
a4 上昇空気流
a 空気流

Claims (4)

  1. 上端面が封鎖され、下端側が先窄まりの形状とされ、下端が回収塵の落下口となっている外筒と、
    当該外筒の内側に同軸状態に配置され、上端が前記外筒の上端面を貫通して上方に突出した排出口とされ、下端開口が前記外筒内の途中に位置している内筒と、
    前記外筒の外側の側方から、当該外筒および前記内筒の間の円筒状空間に対して、その接線方向に沿って空気を導入するための空気導入ダクトと、
    前記空気導入ダクトから前記円筒状空間への空気導入口部分に上方から、選別対象の混合粉砕塵を落下供給するための供給ダクトとを有し、
    前記円筒状空間内に形成される旋回空気流に乗せて前記混合粉砕塵を旋回させることにより、相対的に比重の大きな粉砕塵が自重により旋回空気流から落下して前記落下口から排出されるようになっていることを特徴とする風力選別機。
  2. 供給される混合粉砕塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する風力選別機と、
    この風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収するサイクロン式選別機と、
    このサイクロン式選別機から排出された空気流から粉塵を除去するバグフィルタと、
    このバグフィルタを介して清浄化された浄化空気流を大気中に排出する誘引排風機とを有し、
    前記風力選別機は請求項1に記載の風力選別機であり、
    前記誘引排風機による空気吸引力によって、前記風力選別機および前記サイクロン式選別機の内部を旋回する空気流が形成されるようになっていることを特徴とする風力選別システム。
  3. 供給される混合粉砕塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側風力選別機と、
    この前段側風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する前段側サイクロン式選別機と、
    前記サイクロン式選別機によって回収された回収塵が供給され、当該回収塵を空気流に乗せて旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側風力選別機と、
    この後段側風力選別機から排出された空気流を旋回させ、当該空気流から落下する粉砕塵を回収する後段側サイクロン式選別機と、
    前記前段側および前記後段側サイクロン式選別機から排出された空気流から粉塵を除去するバグフィルタと、
    このバグフィルタの空気排出側に接続された誘引排風機と、
    前記誘引排風機の空気吸引力によって生ずる前記前段側および後段側風力選別機内を旋回する空気流の風力を、前記前段側が強くなるように設定しているダンパとを有し、
    前記前段側および後段側風力選別機は、請求項1に記載の風力選別機であることを特徴とする多段式風力選別システム。
  4. 請求項3に記載の多段式風力選別システムを用いて、コンクリート、ガラス、紙類、プラスチック類などの混合塵を粉砕して得られる混合粉砕塵を選別して回収する混合粉砕塵の風力選別方法であって、
    前記前段側風力選別機に前記混合粉砕塵を投入し、
    当該前段側風力選別機において、前記混合粉砕塵に含まれている相対的に最も比重の大きなコンクリート、ガラスなどの第1重量粉砕塵を回収し、
    前記後段側風力選別機において、前記混合粉砕塵に含まれている相対的に比重の大きな軽量コンクリート、プラスチックなどの第2重量粉砕塵を回収し、
    前記後段側サイクロン式選別機において、相対的に比重の小さな木、紙などの軽量粉砕物を回収することを特徴とする混合粉砕塵の風力選別方法。
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