JPH1094410A - コウモリ傘の雨垂受器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 傘に取付可能な雨だれ水による床濡れ防止
器。 【解決手段】 中の舌が触れて鳴るカネの形体にした薄
いゴム製の上部内周面に、複数の突出部２を設けた先開
き部３を上にし、下部貫穴部４をコウモリ傘の下端の棒
５に差し込んで取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、コウモリ傘に関する。

【０００２】

【従来の技術】

１．円筒ビニール袋に手動でコウモリ傘を差し入れる、
袋底に雨水が溜るが、袋の全内面が濡れるので袋がすり
落ちない、手動で傘を引ぬき袋は使い捨となる。 ２．ビニール袋を傘に自動取付装置がある、いずれも引
ぬきは手動で袋は使い捨。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】

１．ビニール袋の着脱の手数、２．ビニール袋の使い捨
ての無駄、３．バスや電車の床面が濡れると滑る危険。

【０００４】

【課題を解決するための手段】柔軟性ゴム質で大小に伸
縮する容器形の内周に突出部（３）を設け更に上部を先
開きにし雨垂水の流出入を容易にした雨垂受（１）を、
コウモリ傘の下端棒に常時取付け、水の傘布に付着して
流れる性質を取り入れた。

【０００５】

【作用】

１．傘をすぼめ傘を傾斜すると雨水が傘布に従つて流れ
る時、受器（１）の突出部（２）が、傘布の全周と先開
き部（３）の内周に、すき間の間隔をつくり、受器
（１）の外側流出を防止する、２．傘をさした時は図１
に示す様に、先開き部（３）が下向状で上に押し上げら
れ、受器（１）が上に縮小し、傘をすぼめた時は図２に
示す様に、受器（１）が上に伸びると共に先開き部
（３）が上向状で傘布の周囲に嵌る。

【０００６】

【実施例】受器（１）の下部の貫穴部（４）をコウモリ
傘の下端の柄先棒（５）に差し込む、貫穴部（５）はぶ
厚いゴム弾力を有し取付簡単な基盤。

【０００７】

【発明の効果】傘をさす時、傘をすぼめた時、各々の状
態に従てて自動的に雨垂水を受払う。

【図面の簡単な説明】

【図１】受器（１）を取付けた傘を開いてさした時の側
面の断面図である。

【図２】受器（１）を取付けた傘をすぼめた時の側面の
断面図である。

【符号の説明】

１ 雨垂の受器 ２ 突出部 ３ 先開き部 ４ 貫穴部 ５ コウモリ傘の下端の棒。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 中の舌が触れて鳴るカネの形体にした
   薄いゴム製の上部内面に複数の突出部（２）を設けた該
   先開き部（３）を上にし、下部貫穴部（４）をコウモリ
   傘の下端の丸棒に差し込んで取り付けた、コウモリ傘用
   雨垂受器。