JP3621192B2 - タップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、タップ(栓)又はバルブに関し、特に、排尿開口部用パウチ(urostomy pouch)に用いられるタップに関する。
【0002】
【従来の技術】
種々の構成を備えたタップ(栓)や分注用コック(dispensing spigots)が提案されている(米国特許第3,400,866及び4,787,538号公報(ファトリ氏等)や、米国特許第3,972,452号公報(ウェルシュ氏)や、ヨーロッパ特許出願第95861A号明細書や、米国特許第4,211,348号公報(ショール氏)等を参照)。これらのものは、出願人の考えでは、構成が簡単ではない。殆どのものは、排尿開口部用パウチでの使用に全く適していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従って、本発明の目的は、容易にかつ経済的に製造することができ簡易に組み立てられる構成簡単なタップ(栓)を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段・作用・効果】
上記目的を達成するために、本発明によれば、以下の液体容器用タップが提供される。
【0005】
すなわち、このタップは、天然ゴムや、合成ゴムや、弾性プラスチック材料から形成される。このタップは、ベース部と、変形自在の弾性クロージャ部とを備える。このベース部は、液体の入口として機能する開口と、液体の出口手段とを有する。このクロージャ部は、ベース部の外周に対して弾力的にスナップ接続されるように構成される。このクロージャ部は、操作可能である。このクロージャ部は、中央に位置しベース部側に突出するプラグであって上記液体の入口を閉鎖するべく上記開口を塞ぐことができるプラグを備える。このクロージャ部は、また、ベース部から隔てられるように該ベース部に対して大略垂直に突出する突出部を備える。この突出部は、プラグを上記開口から取り外して液体を上記液体出口手段の方向へ流動させるべく該突出部がベース部側に押圧されることができるように構成される。
【0006】
本発明の好ましい実施形態において、上記クロージャ部は、正面図に示される如く大略楕円形状の壁部からなる。この壁部は、外側に位置し肉厚が大きい傾斜部であって上記プラグが内側に設けられた傾斜部を有する。この傾斜部は、クロージャ部の略中央に位置する。排尿開口部用パウチを含む本発明の実施形態において、上記液体の出口手段を備えているベース部は、たとえば、熱溶接や、補強溶接(R.F. welding)により、パウチの壁部に取付けられるように構成される。該パウチには、その壁部の1つに開口が備えられ、該開口は、上記液体の入口開口に対応している。
【0007】
本発明の有利な実施形態において、上記した図示のタップは、夜間排出用アダプタと共に用いられたり、該夜間排出用アダプタを一時的に組み入れたりすることができる。このアダプタ装置は、該アダプタ装置が上記液体の出口手段内に挿入されたときに、クロージャ部をベース部に設けられた液体の入口開口から隔てられた位置で保持する特定形状のチューブ延長部を備える。これによって、夜間、タップを開ける必要な操作を行うことなく、間欠的に液体を排出させることが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施形態を図1〜5に従って詳細に説明する。
【0009】
図1〜3を用いて説明すると、図示のタップは、ベース部10と、クロージャ部20とを備えている。このタップを用いることが可能な好ましい製品例としての排尿開口部用パウチの壁部は、図2,3中、参照符号30で示している。
【0010】
このベース部10は、中央開口12と、液体の排出(出口)手段14とを備えている。このベース部10は、外周壁16を備えている。この外周壁16により、外側に突出するリム17が支持されており、該リム17自体と、クロージャ部20の外周に設けられた接続手段21との間でスナップ係合ができるようになっている。このベース部10は、液体容器の上記壁部に対して、プラスチック溶接(塑性溶接、plastic welding)や接着剤等のあらゆる便利な方法によって確保又は固定されることが可能な平面10Aを有している。
【0011】
上記クロージャ部の外周に設けられているスナップ接続手段21は、ベース部の外周壁16と協動するように設計されている。このクロージャ部は、変形可能な弾性材料から形成され、好ましくは、熱可塑性エラストマから形成される。このクロージャ部は、中央に位置するプラグ22を備えている。このプラグ22は、ベース部10の方向に突出しており、上記中央開口12の壁部12Aに相補的に係合するように構成されている。このクロージャ部20は、外周側に位置するスロット18を備えており、該スロット18内に、上記外周壁16が受け入れられるようになっている。
【0012】
図2,3において示される上記ベース部10及び上記クロージャ部20の左側部分は、タップの使用時における最上部に対応するであろう。そのとき、上記液体の排出手段14は、最下部に位置するであろう。
【0013】
上記クロージャ部20は、プラスチック成型によりなる。このクロージャ部20は、肉厚部23を備えている。該肉厚部は、タップが閉鎖位置に位置しているときには、垂直方向に対して角度をなす一方、タップが開口位置にあるときには、略垂直の位置を占める。これは、図2に示す如く指でクロージャ部20を操作することにより、達成されることができる。この操作は、上記クロージャ部の厚さがゾーン24,25において実質的に減じられると共にゾーン26において大きく減じられないようにすることによって、容易化されている。ゾーン24,25は、容易に変形し、これにより、クロージャ部は、図2に示す如くその開口位置に変位せしめられる。
【0014】
この構成のタップの1つの好ましい特徴は、その全体的な厚さが小さいことである。従って、この構成のタップを備えたパウチは、装着時に、邪魔にならない。他の特徴は、指の圧力が上記肉厚部23から解放されたとき、このクロージャ部20は、速やかに、図3に示す如く閉鎖位置に復帰することである。上記プラグ22と上記壁部12Aとの相補形状により、また、部分16,17,18が互いにフィットしていることにより、丈夫で漏れを防止するはめあい(fit)の達成が補助される。図1〜3に示すタップは、誤って配置されたり紛失したりする可能性がある分離可能なパーツを備えていない。
【0015】
図4は、夜間排出用アダプタ40がタップ内の所定位置に設けられている状態を示している。このアダプタ40は、テーパ状のチューブを備えている。該テーパ状チューブは、リブ付き端部42と、フランジ44と、使用時において上端側に先細となるテーパ部46と、上記ベース部10の中央開口12よりも僅かに大きく寸法構成された開口48とを備えている。このリブ付き端部42により、ドレイン・チューブ50との接続が容易化される。図4に示されるように、このアダプタ40がタップ内上方向に挿入されるとき、該アダプタ40により、クロージャ部は、ベース部から強制的に離隔せしめられる。該クロージャ部の弾力性により、このアダプタ40は、ベース部の面に対して密に係合せしめられる。中央開口12を通して流入する液体は、そのとき、アダプタ40により、直接、ドレイン・チューブ50に案内される。
【0016】
図5を参照すると、このドレイン・チューブ50の下端には、外周溝52が形成されており、該外周溝52により、たとえば夜間排出用バッグやリザーバ等へ液体を案内するために設けられる周知のコネクタのフック部材54が受け入れらるようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態に係るタップの正面図である。
【図2】開口状態にあるタップを示し排尿開口部用パウチの壁部の一部を概略的に示す図1のII−II線断面図である。
【図3】通常の閉鎖状態にあるタップを示す図2に類似の断面図である。
【図4】夜間排出用アダプターが所定位置に備えられたタップの断面図である。
【図5】周知タイプのチューブ・コネクタ(英国特許第2,092,690号公報、ヨーロッパ特許第57057B号公報、及び英国特許出願第9514011.7号明細書を参照)を装着することができ外周溝の形状に工夫が凝らされたドレイン・チューブの変形例を示す図である。
【符号の説明】
10 ベース部
10A 平面
12 中央開口
12A 壁部
14 液体の排出(出口)手段
16 外周壁
17 リム
18 スロット
20 クロージャ部
21 接続手段
22 プラグ
23 肉厚部
24,25,26 ゾーン
30 壁部
40 夜間排出用アダプタ
42 リブ付き端部
44 フランジ
46 テーパ部
48 開口
50 ドレイン・チューブ
52 外周溝
54 フック部材

Claims (8)

  1. 液体容器に用いられ、天然ゴム又は合成ゴム又は弾性プラスチック材料からなるタップであって、
    ベース部と、該ベース部に弾性的にスナップ係合する接続部を備え操作自在でありかつ変形自在である弾性クロージャ部とを有し、
    上記ベース部は、液体の入口として機能する開口と、液体の出口とを有し、
    上記クロージャ部は、該クロージャ部の中央に備えられベース部側に突出するプラグであって上記液体の入口である開口を閉鎖することができるプラグと、ベース部から隔てられる方向に該ベース部に対して略垂直に延在しベース部方向に押圧可能な突出部であって該押圧によりプラグが上記開口から取り外されて液体が上記液体の出口に案内されるようにする一方、該押圧の解放時にはプラグが自動的に上記開口を閉鎖する位置に復帰せしめられるようにした突出部とを備えたことを特徴とするタップ。
  2. 上記クロージャ部は、正面側において大略楕円形状をなす壁であり、かつ、上記プラグが内側に備えられた肉厚の外側傾斜部を有することを特徴とする請求項1記載のタップ。
  3. 上記傾斜部は、実質的に上記クロージャ部の中央に位置することを特徴とする請求項2記載のタップ。
  4. さらに、排尿開口部用パウチの液体容器であって、前壁と後壁とを備え該壁の少なくとも一方に穴を備えた液体容器を備え、
    上記液体の出口を備えた上記ベース部は、上記開口が上記パウチの壁の穴に対応した状態で、パウチの壁の外面に取付けられたことを特徴とする請求項1記載のタップ。
  5. 上記液体の上記出口は、夜間排出用アダプタに対して液体が連絡できるようになっていることを特徴とする請求項1記載のタップ。
  6. 上記夜間排出用アダプタは、その端部の一方の壁部に穴を有するチューブを備えたことを特徴とする請求項5記載のタップ。
  7. 上記チューブの上記端部は、先細りに形成されていることを特徴とする請求項6記載のタップ。
  8. 上記チューブは、該チューブが上方向に挿入されたときに、上記クロージャ部を上記ベース部から強制的に隔てるように構成されており、これにより、液体は、チューブ内に案内され該チューブから排出用チューブに案内されるようにしたことを特徴とする請求項6記載のタップ。
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