JPH1094066A - リモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置

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JPH1094066A
JPH1094066A JP24361496A JP24361496A JPH1094066A JP H1094066 A JPH1094066 A JP H1094066A JP 24361496 A JP24361496 A JP 24361496A JP 24361496 A JP24361496 A JP 24361496A JP H1094066 A JPH1094066 A JP H1094066A
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JP
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signal
output
operation code
cpu
transmission
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JP24361496A
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Yukihiro Yamamoto
幸宏 山本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】操作スイッチの操作に基づく負荷駆動信号の出
力応答性を向上させ得るリモートコントロール装置を提
供することにある。 【解決手段】送信器23には、操作信号の入力に基づい
て操作コード信号を送信回路6に出力する第一の処理装
置24と、操作信号の入力に基づいて、該操作信号が所
定時間連続して入力されているか否かを検出する検出動
作を第一の処理装置24の操作コード信号の出力動作と
並行して行う検出装置24と、検出装置24の出力信号
に基づいて、操作信号が所定時間連続していないとき、
操作コード信号の送信回路6への出力を停止させる誤動
作防止装置24とを備え、受信器25には、所定時間を
超えて操作コード信号を受信したとき、負荷駆動信号を
出力する第二の処理装置26を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテールゲートリフタ
付トラックのテールゲートリフタ等を操作するためのリ
モートコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テールゲートリフタ付トラックは、貨物
の積み下ろしを合理化するために、荷台のテールゲート
をリフトとして昇降させるようにしたものである。テー
ルゲートの昇降は、車載バッテリを電源とする油圧ポン
プを作動させ、油圧シリンダに作動油を送ることにより
上昇させ、下降時は作動油を排出させて油圧シリンダに
かかる荷重により下降させる。これらアクチュエータの
制御は、例えばワイヤレスリモートコントロール装置で
行なわれる。そのリモートコントロール装置の一例を図
7に示す。
【0003】送信器1には、電源スイッチ2と、操作ス
イッチとして上昇スイッチ3及び下降スイッチ4が設け
られる。前記電源スイッチ2の操作に基づいて、電池7
からCPU5及びRF送信回路6に電源が供給される。
その電源供給手段には、オートパワーオフ機能が備えら
れ、電源スイッチ2の操作から一定時間、あるいは上昇
スイッチ3若しくは下降スイッチ4の操作終了から一定
時間経過した後は、CPU5及びRF送信回路6への電
源供給が自動的に遮断される。前記上昇スイッチ3は前
記テールゲートを上昇させるためのスイッチであり、前
記下降スイッチ4はテールゲートを下降させるためのも
のである。
【0004】前記CPU5は、前記上昇スイッチ3及び
下降スイッチ4の操作に基づく操作コード信号をRF送
信回路6に出力し、RF送信回路6はその操作コード信
号を搬送波に載せて送信信号としてアンテナ8aから出
力する。
【0005】前記送信器1から出力される送信信号を受
信する受信器9は、前記トラックに設けられる。受信器
9の電源回路11は、車載バッテリー10から供給され
るバッテリー電圧に基づいて所定の電源電圧を生成し、
CPU12に供給する。
【0006】RF受信回路13は、前記送信器1から送
信される送信信号をアンテナ8bを介して受信し、その
送信信号を操作コード信号に復調して、前記CPU12
に出力する。前記RF受信回路13には、前記電源回路
11から間歇制御回路14を介して電源が供給される。
前記間歇制御回路14は、常にはRF受信回路13に間
歇的に電源を供給する。そして、RF受信回路13が前
記操作コード信号をCPU12に出力すると、CPU1
2から間歇制御回路14に出力される制御信号に基づい
て、間歇制御回路14からRF受信回路13に連続して
電源が供給される。
【0007】前記CPU12は、RF受信回路13から
出力される操作コード信号に基づいてリレー回路15に
制御信号を出力し、リレー回路15はその制御信号に基
づいてアクチュエータ16を駆動する。そして、アクチ
ュエータ16の動作に基づいて、前記テールゲートの昇
降が制御される。
【0008】上記のようなリモートコントロール装置の
動作を図8に従って説明する。送信器1の電源スイッチ
2がオンされない状態では、CPU5及びRF送信回路
6には電源P1が供給されず、RF送信回路6は送信信
号CW1を出力しない。受信器9では、送信器1から送
信信号CW1が出力されていないため、RF受信回路1
3には、間歇制御回路14から電源P2が間歇的に供給
され、RF受信回路13は間歇的に受信動作を行う。こ
のような動作により、RF受信回路13による消費電力
が低減される。
【0009】電源スイッチ2が操作されると、CPU5
及びRF送信回路6に電源P1が供給され、CPU5か
ら操作コード信号がRF送信回路6に出力され、RF送
信回路6から送信信号CW1の出力が開始される。する
と、受信器9では、間歇動作しているRF受信回路13
が送信信号CW1を受信して、CPU12に操作コード
信号を出力する。そして、その操作コード信号に基づい
てCPU12から間歇制御回路14に出力される制御信
号により、RF受信回路13に電源P2が連続して供給
される。
【0010】次いで、送信器1の上昇スイッチ3あるい
は下降スイッチ4が操作されて、操作信号OP1がCP
U5に入力されると、その操作信号OP1に基づく操作
コード信号がRF送信回路6で変調されて、送信信号C
W1として出力される。
【0011】受信器9では、RF受信回路13で送信信
号CW1から操作コード信号が復調されてCPU12に
出力される。CPU12は、その操作コード信号に基づ
いてリレー回路15を駆動する制御信号を出力し、リレ
ー回路15はその制御信号に基づいてアクチュエータ1
6を駆動する負荷駆動信号LD1を出力する。すると、
上昇スイッチ3あるいは下降スイッチ4の操作に基づい
て、テールゲートが上昇あるいは下降される。
【0012】送信器1の上昇スイッチ3あるいは下降ス
イッチ4の操作が終了すると、操作信号OP1の出力が
停止され、その操作コード信号に基づいて、負荷駆動信
号LD1の出力が停止され、テールゲートの上昇動作あ
るいは下降動作が停止される。
【0013】上昇スイッチ3あるいは下降スイッチ4の
操作が終了して操作信号OP1の出力が停止されてから
所定時間t1が経過すると、オートパワーオフ機能に基
づいて、CPU5及びRF送信回路6への電源P1の供
給が停止され、RF送信回路6からの送信信号CW1の
送信が停止される。
【0014】すると、受信器9では送信信号CW1に基
づく操作コード信号がCPU12に入力されないため、
CPU12から間歇制御回路14に出力される制御信号
に基づいて、RF受信回路13に電源P1が間歇的に供
給され、RF受信回路13は間歇的に活性化される。
【0015】上記のようなリモートコントロール装置で
は、送信器1での操作信号OP1の出力に基づく受信器
9からの負荷駆動信号LD1の出力の応答性を向上させ
るために、送信器1のCPU5及びRF送信回路6に電
源が供給されると、上昇スイッチ3あるいは下降スイッ
チ4の操作の有無に関わらずRF送信回路6から送信信
号CW1が出力され、受信器9ではその送信信号CW1
を受信している間は、RF受信回路13に電源P2が連
続供給される。
【0016】このような構成により、送信器1から送信
信号CW1が出力されると、受信器9ではRF受信回路
13に電源P2が連続して供給され、この状態で操作信
号OP1に基づく操作コード信号を含む送信信号CW1
を受信すると、その操作コード信号に基づく負荷駆動信
号LD1が出力される。従って、上昇スイッチ3あるい
は下降スイッチ4の操作に基づくテールゲートの昇降動
作の応答性が確保される。
【0017】送信器1のCPU5には、上昇スイッチ3
あるいは下降スイッチ4の操作に基づく操作信号OP1
が入力されると、その操作信号OP1が確定された信号
であるか否かを検出するチャタリングチェック機能が備
えられ、操作信号OP1が確定された信号であることが
検出された後に、その操作信号OP1に基づく操作コー
ド信号がCPU5からRF送信回路6に出力される。
【0018】すなわち、上昇スイッチ3あるいは下降ス
イッチ4の接点チャタリングや外来ノイズを操作信号O
P1として誤検出することを防止するために、操作信号
OP1の入力レベルを所定時間を隔てて二度チェック
し、正常な操作信号OP1として認識された後に、その
操作信号OP1に基づく操作コード信号がCPU5から
RF送信回路6に出力される。
【0019】前記操作コード信号の構成を図9に示す。
操作コード信号は、24ビットのシリアルデータで1フ
レームが構成される。各フレームFは、16ビットの識
別コード17と、4ビットの機能コード18と、4ビッ
トの誤り訂正コード19とから構成される。識別コード
17は対応する送信器1及び受信器9毎にあらかじめ設
定されており、対応する送信器1及び受信器9を特定す
るためのコードである。機能コードは、上昇スイッチ3
及び下降スイッチ4のいずれが操作されているかあるい
は操作されていないかを示すコードであり、誤り訂正コ
ード19は識別コード17及び機能コード18のビット
エラーを訂正するためのコードである。
【0020】そして、操作信号OP1に基づく操作コー
ド信号は前記チャタリングチェック動作に基づいて操作
信号OP1が確定された信号であることが検出された後
にRF送信回路6に出力され、受信器9では操作信号O
P1に基づく操作コード信号の最初の1フレームを受信
した後に、その操作コード信号に基づく負荷駆動信号L
D1を出力する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な送信器1では操作信号OP1の有無に関わらず、電源
スイッチ2の操作に基づいてCPU5及びRF送信回路
6が活性化されて、送信信号CW1が出力される。従っ
て、特にRF送信回路6による消費電力が増大して、送
信器1の電池寿命を低下させるという問題点がある。
【0022】また、操作信号OP1の入力に基づくCP
U5からの操作コード信号の出力は、チャタリングチェ
ックを行った後に、識別コード17から順次出力され
る。通常、CPU5においてチャタリングチェック動作
には10ms程度の時間を要し、1フレームの操作コー
ド信号の出力には40ms程度の時間を要する。する
と、送信器1のCPU5に操作信号OP1が入力されて
から、受信器9で負荷駆動信号LD1が出力されるまで
に少なくとも50ms程度の時間を要する。
【0023】従って、上昇スイッチ3あるいは下降スイ
ッチ4の操作に基づく負荷駆動信号LD1の出力応答性
が未だ十分ではないという問題点がある。本発明の第一
の目的は、操作スイッチの操作に基づく負荷駆動信号の
出力応答性を向上させ得るリモートコントロール装置を
提供することにある。第二の目的は、消費電力を低減し
ながら、操作スイッチの操作に基づく負荷駆動信号の出
力応答性を向上させ得るリモートコントロール装置を提
供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、操作スイッチの操作に
より出力される操作信号に基づいて操作コード信号を生
成し、その操作コード信号を送信回路で搬送波に載せて
送信信号として出力する送信器と、前記送信信号から前
記操作コード信号を受信回路で復調し、その操作コード
信号に基づいて負荷駆動信号を出力する受信器とからリ
モートコントロール装置が構成される。前記送信器に
は、前記操作信号の入力に基づいて前記操作コード信号
を送信回路に出力する第一の処理装置と、前記操作信号
の入力に基づいて、該操作信号が所定時間連続して入力
されているか否かを検出する検出動作を前記第一の処理
装置の操作コード信号の出力動作と並行して行う検出装
置と、前記検出装置の出力信号に基づいて、前記操作信
号が所定時間連続していないとき、前記操作コード信号
の送信回路への出力を停止させる誤動作防止装置とを備
え、前記受信器には、前記所定時間を超えて前記操作コ
ード信号を受信したとき、前記負荷駆動信号を出力する
第二の処理装置を備えた。
【0025】請求項2の発明では、前記第一の処理装置
は、多数ビットのデータを1フレームとする操作コード
信号を送信回路にシリアルに出力し、前記検出装置は、
前記第一の処理装置が1フレームの操作コード信号を出
力するために要する時間以内で前記操作信号が連続して
入力されているか否かを検出し、前記第二の処理装置
は、1フレームの操作コード信号を受信した後に、該操
作コード信号に対応する負荷駆動信号を出力する。
【0026】請求項3の発明では、前記第一の処理装置
は、前記操作信号の入力時にのみ操作コード信号を送信
回路に出力して、送信回路を動作させる。従って、請求
項1に記載の発明によれば、操作信号の入力に基づい
て、操作コード信号の送信回路への出力と、操作信号が
所定時間連続して入力されているか否かを検出する検出
動作とが並行して行なわれ、操作信号が所定時間連続し
て入力されていないときは、操作コード信号の送信回路
への出力が停止される。
【0027】請求項2の発明によれば、1フレームの操
作コード信号を出力するために要する時間以内で操作信
号が連続して入力されているか否かが検出され、操作信
号が所定時間連続して入力されないときは、受信器から
負荷駆動信号が出力されない。
【0028】請求項3の発明によれば、送信回路は操作
信号が第一の処理装置に入力されたときに限り操作コー
ド信号が入力されて動作する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図6に従って説明する。なお、前記従来
例と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
【0030】図3に示すように、テールゲートリフタ付
トラック21は、荷室後端のテールゲート22を油圧に
より昇降可能として貨物の積み下ろしが合理化される。
前記テールゲートリフタは、アクチュエータにより制御
され、そのアクチュエータは送信器23と受信器25と
から構成されるリモートコントロール装置により制御さ
れる。
【0031】前記送信器23は携帯型であり、電源スイ
ッチ2と上昇スイッチ3及び下降スイッチ4が形成され
る。前記受信器25は、前記トラックの荷室後部に設け
られ、前記送信器23からの送信信号に基づいてアクチ
ュエータを駆動する負荷駆動信号を出力する。
【0032】前記送信器23及び受信器25の具体的構
成を図1に示す。送信器23の電源スイッチ2のオン信
号と上昇スイッチ3及び下降スイッチ4の操作信号は、
前記従来例と同様にCPU24にそれぞれ入力される。
【0033】前記CPU24は、作業用プログラムが書
き込まれたROMと、作業用プログラム及び作業用デー
タが書き込まれるRAMと、タイマが内蔵される。前記
電源スイッチ2の操作に基づいて、電池7からCPU2
4及びRF送信回路6に電源P3が供給される。その電
源供給手段には、オートパワーオフ機能が備えられ、図
2に示すように、電源スイッチ2の操作から一定時間、
あるいは上昇スイッチ3若しくは下降スイッチ4の操作
終了から一定時間t1を経過した後は、CPU24及び
RF送信回路6への電源P2の供給が自動的に遮断され
る。
【0034】前記CPU24は、前記電源スイッチ2の
操作に基づいてRF送信回路6に起動信号を一定時間出
力し、その起動信号に基づいてRF送信回路6は起動送
信信号CW2を一定時間t2だけアンテナ8aから出力
する。
【0035】前記CPU24は、前記上昇スイッチ3あ
るいは下降スイッチ4の操作に基づく操作信号OP2が
入力されると、その操作信号OP2に基づく操作コード
信号をRF送信回路6に出力するとともに、操作信号O
P2のチャタリングチェック動作を並行して行う。そし
て、CPU24は、操作信号OP2が確定された信号で
あると判定すると、操作コード信号の出力を続行し、チ
ャタリングノイズあるいは外来ノイズであると判定する
と、操作コード信号の出力を停止する。RF送信回路6
は、CPU24から出力された操作コード信号に基づい
て送信信号CW3をアンテナ8aから出力する。
【0036】また、上昇スイッチ3あるいは下降スイッ
チ4の操作が停止されて、CPU24への操作信号OP
2の入力が停止されると、CPU24はRF送信回路6
への操作コード信号の出力を停止する。すると、RF送
信回路6からの送信信号CW3の出力が停止される。
【0037】前記起動信号及び操作コード信号の構成は
図9に示す前記従来例の操作コード信号の構成と同様で
あり、24ビットのシリアルデータで1フレームが構成
され、各フレームFは、16ビットの識別コード17
と、4ビットの機能コード18と、4ビットの誤り訂正
コード19とから構成される。
【0038】そして、前記起動信号は10フレームの信
号としてCPU24から出力され、前記操作コード信号
は上昇スイッチ3あるいは下降スイッチ4が操作されて
いる間中、多数フレームの信号として出力される。
【0039】前記RF送信回路6では、起動信号あるい
は操作コード信号が入力されていれば、発振回路が発振
して起動送信信号CW2あるいは 送信信号CW3を出
力し、起動信号及び操作コード信号が入力されていない
状態では、発振動作を行わず、従って電力を消費しな
い。
【0040】前記送信器23から出力される送信信号C
W2,CW3を受信する受信器25の電源回路11は、
車載バッテリー10から供給されるバッテリー電圧に基
づいて所定の電源電圧を生成し、CPU26に供給す
る。
【0041】RF受信回路13は、前記送信器23から
送信される送信信号CW2,CW3をアンテナ8bを介
して受信し、その送信信号CW2,CW3を前記起動信
号及び操作コード信号に復調して、前記CPU26に出
力する。
【0042】前記CPU26は、作業用プログラムが書
き込まれたROMと、作業用プログラム及び作業用デー
タが書き込まれるRAMと、タイマと、カウンタが内蔵
される。前記RF受信回路13には、前記電源回路11
から間歇制御回路14を介して電源P4が供給される。
図2に示すように前記間歇制御回路14は、CPU26
から出力される制御信号に基づいて、常にはRF受信回
路13に間歇的に電源P4を供給する。その間歇周期t
3は、前記CPU26に内蔵されるタイマでカウントさ
れて、前記起動送信信号CW2の出力時間t2より短く
なるように設定される。RF受信回路13が前記起動信
号をCPU26に出力すると、CPU26から間歇制御
回路14に出力される制御信号に基づいて、間歇制御回
路14からRF受信回路13に連続して電源P4が供給
される。
【0043】CPU26は、前記操作コード信号に基づ
いてリレー回路15に制御信号を出力し、リレー回路1
5はその制御信号に基づいて負荷駆動信号LD2をアク
チュエータ16に出力する。そして、負荷駆動信号LD
2に基づくアクチュエータ16の動作により、前記テー
ルゲート22が上昇あるいは下降される。
【0044】また、送信器23からの送信信号CW3が
停止されて、RF受信回路13からの操作コード信号の
出力が停止されると、CPU26は内蔵されるタイマに
より時間をカウントして操作コード信号の停止からあら
かじめ設定された時間t4後に間歇制御回路14に制御
信号を出力して、RF受信回路13への電源P4の供給
を連続供給から間歇供給に切り換える。
【0045】次に、上記のように構成されたリモートコ
ントロール装置の動作を説明する。図4に示すように、
送信器23では、電源スイッチ2がオンされると、CP
U24及びRF送信回路6に電源P2が供給され、その
CPU24から起動信号が出力されて(ステップ1、以
下ステップはSとする)、RF送信回路6から起動送信
信号CW2が出力される(S2)。
【0046】CPU24からの10フレームの起動信号
の出力が終了すると(S3)、RF送信回路6からの起
動送信信号CW2の出力が停止され(S4)、RF送信
回路6では電力を消費しない状態となる。
【0047】次いで、上昇スイッチ3若しくは下降スイ
ッチ4のいずれかが操作されて、操作信号OP2がCP
U24に入力されると(S5)、CPU24からRF送
信回路6に操作コード信号の出力が開始され、最初のフ
レームの識別コード17が順次出力され、その操作コー
ド信号に基づいてRF送信回路6から送信信号CW3が
出力される(S6)。
【0048】最初のフレームの識別コード17の出力が
終了すると、CPU24は引き続いて操作信号OP2が
出力されているか否か、すなわち最初に操作信号OP2
と認識した信号がチャタリングノイズあるいは外来ノイ
ズであるか否かを判定する(S7)。
【0049】S7において、操作信号OP2が引き続い
て入力されていれば、CPU24は入力された操作信号
OP2がノイズではないと判定して、続いて最初のフレ
ームの機能コード18及び誤り訂正コード19を出力す
る(S8)。
【0050】次いで、CPU24は操作信号OP2に基
づく操作コード信号の各フレームを順次出力し、操作信
号OP2の入力が停止されるまで、この動作を繰り返す
(S9,S10)。
【0051】そして、操作信号OP2の入力が停止され
ると、CPU24からの操作コード信号の出力が停止さ
れることにより、RF送信回路6からの送信信号CW3
の出力が停止される(S11)。
【0052】また、S7において、操作信号OP2が入
力されていなければ、S5において操作信号OP2とし
て認識した信号は、ノイズであると判定されて、CPU
24からの操作コード信号の出力が停止されることによ
り、RF送信回路6からの送信信号CW3の出力が停止
される(S11)。
【0053】次いで、操作信号OP2が所定時間t1以
上入力されないと、オートパワーオフ機能により、CP
U24及びRF送信回路6への電源P2の供給が停止さ
れる(S12)。
【0054】図5に示すように、受信器25ではS21
〜S25により、RF受信回路13で起動送信信号CW
2を受信して、RF受信回路13からCPU26に起動
信号が入力されない限り、RF受信回路13に電源P4
が間歇的に供給される。
【0055】CPU26に起動信号が入力されると(S
24)、CPU26から間歇制御回路14に入力される
制御信号により、RF受信回路13に電源P4が連続し
て供給される(S26)。そして、送信信号CW3の受
信に基づいて、CPU26に最初の1フレームの操作コ
ード信号の入力が終了すると、CPU26は操作コード
信号に基づく制御信号のリレー回路15への出力を開始
し、リレー回路15から負荷駆動信号LD2が出力され
る(S27)。このとき、負荷駆動信号LD2によりテ
ールゲート22が昇降される。
【0056】次いで、送信信号CW3が所定時間t4以
上入力されないと(S28)、CPU26から間歇制御
回路14に出力される制御信号により、電源P4がRF
受信回路13に間歇的に供給される状態に復帰する(S
21〜S25)。
【0057】上記のように構成されたリモートコントロ
ール装置では、次に示す作用効果を得ることができる。 (イ)送信器23では、電源スイッチ2がオンされて、
電源P3がCPU24及びRF送信回路6に供給される
と、起動信号に基づく起動送信信号CW1をRF送信回
路6から短時間送信した後は、操作信号OP2がCPU
24に入力されるまで、RF送信回路6は送信信号を出
力しないため、電力を消費しない。そして、操作信号O
P2に基づいて送信信号CW3を送信した後は、操作信
号OP2の停止と同時に、送信信号CW3の出力が停止
される。
【0058】従って、RF送信回路6では短時間の起動
送信信号CW2の送信と、操作信号OP2に基づく送信
信号CW3の出力時以外では電力を消費しないので、送
信器23の消費電力を低減することができる。 (ロ)操作信号OP2の入力に基づいて、CPU24か
らの操作コード信号の出力が開始されるとともに、CP
U24によりチャタリングチェック動作が並行して行な
われる。チャタリングチェック動作に要する時間は、1
フレームの操作コード信号の出力に要する時間より短い
ため、1フレームの操作コード信号の出力が終了するま
でに、入力された操作信号OP2が確定された信号であ
るか、ノイズであるかが判定される。確定された信号で
あれば、操作コード信号の出力が継続され、ノイズであ
れば操作コード信号の出力が直ちに停止される。
【0059】従って、前記従来例では、図6に示すよう
に操作信号OP1の入力から負荷駆動信号LD1が出力
されるまでに、少なくとも50msの応答時間t5を要
したが、本実施の形態では操作信号OP2の入力に基づ
いてCPU24では操作コード信号の出力とチャタリン
グチェック動作とが並行して行なわれるので、正常な操
作信号OP2が入力されたときは、送信器23において
操作信号OP2がCPU24に入力されてから、受信器
25において負荷駆動信号LD2が出力されるまでの応
答時間t6を40ms程度に短縮することができる。 (ハ)操作信号OP2として認識した信号がノイズであ
った場合には、操作コード信号の出力は直ちに停止され
る。すると、受信器25では未だ1フレームの操作コー
ド信号が受信されていないので、負荷駆動信号LD2が
出力されることはない。従って、ノイズによる誤動作を
防止することができる。
【0060】なお、上記実施の形態ではCPU24から
出力される操作コード信号の最初のフレームの識別コー
ドが全ビット出力されたポイントで、チャタリングチェ
ック動作を行う構成としたが、最初のフレームの任意の
ポイントでチャタリングチェックを行うようにしてもよ
い。このような構成とすれば、識別コードのビット数に
関わらず、チャタリングチェックポイントを設定するこ
とができるので、CPU24を制御するプログラムの設
計に際し、その自由度を向上させることができる。
【0061】なお、本発明は前記実施の形態に示すテー
ルゲートリフタ付トラック以外にも、工場等で使用され
る搬送用リフト等、昇降動作を遠隔操作するリモートコ
ントロール装置に使用することもできる。
【0062】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、操作スイ
ッチの操作に基づく負荷駆動信号の出力応答性を向上さ
せ得るリモートコントロール装置を提供することができ
る。また、消費電力を低減しながら、操作スイッチの操
作に基づく負荷駆動信号の出力応答性を向上させ得るリ
モートコントロール装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】一実施の形態の動作を示すタイミング波形図で
ある。
【図3】テールゲートリフタ付トラックを示す正面図で
ある。
【図4】一実施の形態の送信器の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図5】一実施の形態の受信器の動作を示すフローチャ
ート図である。
【図6】負荷駆動信号の出力タイミングを示すタイミン
グ波形図である。
【図7】従来例を示すブロック図である。
【図8】従来例の動作を示すタイミング波形図である。
【図9】操作コード信号を構成するフレームを示す説明
図である。
【符号の説明】
3…操作スイッチ(上昇スイッチ)、4…操作スイッチ
(下降スイッチ)、6…送信回路、23…送信器、24
…第一の処理装置、検出装置、誤動作防止装置(CP
U)、25…受信器、26…第二の処理装置(CP
U)、OP2…操作信号、CW3…送信信号、LD2…
負荷駆動信号。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作スイッチの操作により出力される操
    作信号に基づいて操作コード信号を生成し、その操作コ
    ード信号を送信回路で搬送波に載せて送信信号として出
    力する送信器と、 前記送信信号から前記操作コード信号を受信回路で復調
    し、その操作コード信号に基づいて負荷駆動信号を出力
    する受信器とから構成されるリモートコントロール装置
    において、 前記送信器には、 前記操作信号の入力に基づいて前記操作コード信号を送
    信回路に出力する第一の処理装置と、 前記操作信号の入力に基づいて、該操作信号が所定時間
    連続して入力されているか否かを検出する検出動作を前
    記第一の処理装置の操作コード信号の出力動作と並行し
    て行う検出装置と、 前記検出装置の出力信号に基づいて、前記操作信号が所
    定時間連続していないとき、前記操作コード信号の送信
    回路への出力を停止させる誤動作防止装置とを備え、 前記受信器には、 前記所定時間を超えて前記操作コード信号を受信したと
    き、前記負荷駆動信号を出力する第二の処理装置を備え
    たことを特徴とするリモートコントロール装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の処理装置は、多数ビットのデ
    ータを1フレームとする操作コード信号を送信回路にシ
    リアルに出力し、 前記検出装置は、前記第一の処理装置が1フレームの操
    作コード信号を出力するために要する時間以内で前記操
    作信号が連続して入力されているか否かを検出し、 前記第二の処理装置は、1フレームの操作コード信号を
    受信した後に、該操作コード信号に対応する負荷駆動信
    号を出力することを特徴とする請求項1記載のリモート
    コントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記第一の処理装置は、前記操作信号の
    入力時にのみ操作コード信号を送信回路に出力して、送
    信回路を動作させることを特徴とする請求項2記載のリ
    モートコントロール装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008109911A (ja) * 2006-10-31 2008-05-15 Kubota Corp 作業機の無線式操作装置
WO2016035303A1 (ja) * 2014-09-05 2016-03-10 株式会社デンソー 車載装置
JP2016522623A (ja) * 2013-05-07 2016-07-28 セイン ピーティーワイ エルティーディー 電気制御システムおよび方法

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