JPH1094067A - リモートコントロール装置の送信器及びリモートコントロール装置 - Google Patents

リモートコントロール装置の送信器及びリモートコントロール装置

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JPH1094067A
JPH1094067A JP24361596A JP24361596A JPH1094067A JP H1094067 A JPH1094067 A JP H1094067A JP 24361596 A JP24361596 A JP 24361596A JP 24361596 A JP24361596 A JP 24361596A JP H1094067 A JPH1094067 A JP H1094067A
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code section
transmitter
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JP24361596A
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Yukihiro Yamamoto
幸宏 山本
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Toyota Industries Corp
Original Assignee
Toyoda Automatic Loom Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コストの上昇を抑えながら、操作スイッチの操
作に基づく負荷駆動信号の出力応答性を確保し得るリモ
ートコントロール装置を提供する。 【解決手段】送信器には、操作コード信号の各フレーム
Fの出力動作において、固定コード部17に続いて操作
コード部18を出力し、操作コード部18の出力に先立
って操作信号OP1の有無を検出し、その検出結果に基
づいて操作コード部18内の格納データを切り換えて出
力する信号処理装置24を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテールゲートリフタ
付トラックのテールゲートリフタ等を操作するためのリ
モートコントロール装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】テールゲートリフタ付トラックは、貨物
の積み下ろしを合理化するために、荷台のテールゲート
をリフトとして昇降させるようにしたものである。テー
ルゲートの昇降は、車載バッテリを電源とする油圧ポン
プを作動させ、油圧シリンダに作動油を送ることにより
上昇させ、下降時は作動油を排出させて油圧シリンダに
かかる荷重により下降させる。これらアクチュエータの
制御は、例えばワイヤレスリモートコントロール装置で
行なわれる。そのリモートコントロール装置の一例を図
8に示す。
【0003】送信器1には、電源スイッチ2と、操作ス
イッチとして上昇スイッチ3及び下降スイッチ4が設け
られる。前記電源スイッチ2の操作に基づいて、電池7
からCPU5及びRF送信回路6に電源が供給される。
その電源供給手段には、オートパワーオフ機能が備えら
れ、電源スイッチ2の操作から一定時間、あるいは上昇
スイッチ3若しくは下降スイッチ4の操作終了から一定
時間経過した後は、CPU5及びRF送信回路6への電
源供給が自動的に遮断される。前記上昇スイッチ3は前
記テールゲートを上昇させるためのスイッチであり、前
記下降スイッチ4はテールゲートを下降させるためのも
のである。
【0004】前記CPU5は、前記上昇スイッチ3及び
下降スイッチ4の操作に基づく操作コード信号をRF送
信回路6に出力し、RF送信回路6はその操作コード信
号を搬送波に載せて送信信号としてアンテナ8aから出
力する。
【0005】前記送信器1から出力される送信信号を受
信する受信器9は、前記トラックに設けられる。受信器
9の電源回路11は、車載バッテリー10から供給され
るバッテリー電圧に基づいて所定の電源電圧を生成し、
CPU12に供給する。
【0006】RF受信回路13は、前記送信器1から送
信される送信信号をアンテナ8bを介して受信し、その
送信信号を操作コード信号に復調して、前記CPU12
に出力する。前記RF受信回路13には、前記電源回路
11から間歇制御回路14を介して電源が供給される。
前記間歇制御回路14は、常にはRF受信回路13に間
歇的に電源を供給する。そして、RF受信回路13が前
記操作コード信号をCPU12に出力すると、CPU1
2から間歇制御回路14に出力される制御信号に基づい
て、間歇制御回路14からRF受信回路13に連続して
電源が供給される。
【0007】前記CPU12は、RF受信回路13から
出力される操作コード信号に基づいてリレー回路15に
制御信号を出力し、リレー回路15はその制御信号に基
づいてアクチュエータ16を駆動する。そして、アクチ
ュエータ16の動作に基づいて、前記テールゲートの昇
降が制御される。
【0008】上記のようなリモートコントロール装置の
動作を図9に従って説明する。送信器1の電源スイッチ
2がオンされない状態では、CPU5及びRF送信回路
6には電源P1が供給されず、RF送信回路6は送信信
号CW1を出力しない。受信器9では、送信器1から送
信信号CW1が出力されていないため、RF受信回路1
3には、間歇制御回路14から電源P2が間歇的に供給
され、RF受信回路13は間歇的に受信動作を行う。こ
のような動作により、RF受信回路13による消費電力
が低減される。
【0009】電源スイッチ2が操作されると、CPU5
及びRF送信回路6に電源P1が供給され、CPU5か
ら操作コード信号がRF送信回路6に出力され、RF送
信回路6から送信信号CW1の出力が開始される。する
と、受信器9では、間歇動作しているRF受信回路13
が送信信号CW1を受信して、CPU12に操作コード
信号を出力する。そして、その操作コード信号に基づい
てCPU12から間歇制御回路14に出力される制御信
号により、RF受信回路13に電源P2が連続して供給
される。
【0010】次いで、送信器1の上昇スイッチ3あるい
は下降スイッチ4が操作されて、操作信号OP1がCP
U5に入力されると、その操作信号OP1に基づく操作
コード信号がRF送信回路6で変調されて、送信信号C
W1として出力される。
【0011】受信器9では、RF受信回路13で送信信
号CW1から操作コード信号が復調されてCPU12に
出力される。CPU12は、その操作コード信号に基づ
いてリレー回路15を駆動する制御信号を出力し、リレ
ー回路15はその制御信号に基づいてアクチュエータ1
6を駆動する負荷駆動信号LD1を出力する。すると、
上昇スイッチ3あるいは下降スイッチ4の操作に基づい
て、テールゲートが上昇あるいは下降される。
【0012】送信器1の上昇スイッチ3あるいは下降ス
イッチ4の操作が終了すると、操作信号OP1の出力が
停止され、その操作コード信号に基づいて、負荷駆動信
号LD1の出力が停止され、テールゲートの上昇動作あ
るいは下降動作が停止される。
【0013】上昇スイッチ3あるいは下降スイッチ4の
操作が終了して操作信号OP1の出力が停止されてから
所定時間t1が経過すると、オートパワーオフ機能に基
づいて、CPU5及びRF送信回路6への電源P1の供
給が停止され、RF送信回路6からの送信信号CW1の
送信が停止される。
【0014】すると、受信器9では送信信号CW1に基
づく操作コード信号がCPU12に入力されないため、
CPU12から間歇制御回路14に出力される制御信号
に基づいて、RF受信回路13に電源P1が間歇的に供
給され、RF受信回路13は間歇的に活性化される。
【0015】上記のようなリモートコントロール装置で
は、送信器1での操作信号OP1の出力に基づく受信器
9からの負荷駆動信号LD1の出力の応答性を向上させ
るために、送信器1のCPU5及びRF送信回路6に電
源が供給されると、上昇スイッチ3あるいは下降スイッ
チ4の操作の有無に関わらずRF送信回路6から送信信
号CW1が出力され、受信器9ではその送信信号CW1
を受信している間は、RF受信回路13に電源P2が連
続供給される。
【0016】このような構成により、送信器1から送信
信号CW1が出力されると、受信器9ではRF受信回路
13に電源P2が連続して供給され、この状態で操作信
号OP1に基づく操作コード信号を含む送信信号CW1
を受信すると、その操作コード信号に基づく負荷駆動信
号LD1が出力される。従って、上昇スイッチ3あるい
は下降スイッチ4の操作に基づくテールゲートの昇降動
作の応答性が確保される。
【0017】前記操作信号OP1の入力に基づく操作コ
ード信号の切り換え動作を図10に示す。前記操作コー
ド信号は、24ビットのシリアルデータで1つのフレー
ムFが構成される。各フレームFは、16ビットの識別
コードにてなる固定コード部17と、4ビットの機能コ
ードと、4ビットの誤り訂正コードとからなる操作コー
ド部18とから構成される。
【0018】前記識別コードは対応する送信器1及び受
信器9毎にあらかじめ設定されており、対応する送信器
1及び受信器9を特定するためのコードである。機能コ
ードは、上昇スイッチ3及び下降スイッチ4のいずれが
操作されているかあるいは操作されていないかを示すコ
ードであり、上昇スイッチ3が押圧されたとき「101
0」となり、下降スイッチ4が押圧されたとき「010
1」となり、上昇スイッチ3が継続して押圧されたとき
「1110」となり、下降スイッチ4が継続して押圧さ
れたとき、「0111」となる。また、上昇スイッチ3
及び下降スイッチ4がともに押圧されないときは、「0
000」となる。従って、操作信号OP1が入力された
とき機能コードが「0000」以外となって、操作コー
ド部18は上昇スイッチ3及び下降スイッチ4のいずれ
かが押圧されたことを示すオン状態となる。
【0019】前記誤り訂正コードは識別コード及び機能
コードのビットエラーを訂正するためのコードである。
前記CPU5による操作コード部18の切り換え動作
は、操作信号OP1に対する負荷駆動信号LD1の応答
性を向上させるために、CPU5は例えば前記操作コー
ド信号を1ビット出力する毎に、操作信号OP1が入力
されているか否かを順次検出し、その検出結果をCPU
5に内蔵されたメモリに順次格納する。そして、その格
納データに基づいて、操作信号OP1が入力されれば、
次いで出力されるフレームFの操作コード部18をオン
状態に切り換える。また、操作信号OP1の入力が停止
されれば、次いで出力されるフレームFの操作コード部
18をオフ状態に切り換える。
【0020】このような切り換え動作により、操作信号
OP1の切り換わりに基づいて、操作コード部18が書
き換えられて出力されるまでの時間は、Tf+Tope
未満となる。(Tfは、1フレームを出力するために要
する時間、Topeは、操作コード部を出力するために
要する時間) すなわち、操作コード部18の出力の開始直後に操作信
号OP1が切り換わったときワーストケースとなり、こ
のときには操作信号OP1の切り換わりから、次に出力
されるフレームFの操作コード部18が切り換えられて
その出力が終了するまでに、ほぼ時間Tf+Topeを
要する。従って、操作信号OP1の切り換わりから時間
Tf+Tope未満で操作コード部18が切り換えられ
て出力される。
【0021】前記受信器9では、操作コード信号を1フ
レーム受信する毎に、当該フレームFの操作コード部の
格納データに基づいて負荷駆動信号LD1を出力する。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な送信器1では、送信信号CW1の出力動作時におい
て、CPU5では操作コード信号の出力を行いながら、
操作信号OP1の検出を短サイクルで行う必要がある。
【0023】このような信号処理動作を行うためには、
CPU5を駆動する処理プログラムが膨大となるととも
に、このような処理プログラムを高速に動作させて、操
作信号OP1に対する負荷駆動信号LD1の出力応答性
を向上させるためには、高周波数のクロック信号で動作
して、処理能力の高いCPUが必要となる。従って、送
信器1のコストが上昇するという問題点がある。また、
操作信号OP1の検出結果を格納するメモリをCPU5
に内蔵する必要があるため、コストが上昇するという問
題点がある。
【0024】本発明の第一の目的は、コストの上昇を抑
えながら、操作スイッチの操作に基づく操作コード信号
の出力応答性を確保し得るリモートコントロール装置の
送信器を提供することにある。第二の目的は、コストの
上昇を抑えながら、操作スイッチの操作に基づく負荷駆
動信号の出力応答性を確保し得るリモートコントロール
装置を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明では、操作スイッチの操作に
より出力される操作信号に基づいて、固定コード部と、
操作コード部とから1つのフレームが構成される操作コ
ード信号の操作コード部を切り換え、多数フレームの操
作コード信号を順次出力するリモートコントロール装置
の送信器が構成される。前記操作コード信号の各フレー
ムの出力動作において、前記固定コード部に続いて操作
コード部を出力し、前記操作コード部の出力に先立って
前記操作信号の有無を検出し、その検出結果に基づいて
前記操作コード部内の格納データを書き換えて出力する
信号処理装置を備えた。
【0026】請求項2に記載の発明では、操作スイッチ
の操作により出力される操作信号に基づいて、固定コー
ド部と、操作コード部とから1つのフレームが構成され
る操作コード信号の操作コード部を切り換え、多数フレ
ームの操作コード信号を順次出力する送信器と、前記操
作コード信号の各フレームを受信する毎に、該フレーム
の操作コード部内の格納データに基づく負荷駆動信号を
出力する受信器とからリモートコントロール装置が構成
される。前記送信器には、前記操作コード信号の各フレ
ームの出力動作において、前記固定コード部に続いて操
作コード部を出力し、前記操作コード部の出力に先立っ
て前記操作信号の有無を検出し、その検出結果に基づい
て前記操作コード部内の格納データを書き換えて出力す
る信号処理装置を備えた。
【0027】請求項3に記載の発明では、前記信号処理
装置は、前記固定コード部を出力した後、前記操作コー
ド部の出力に先立って前記操作信号の有無を検出し、そ
の検出結果に基づいて、次いで出力する前記操作コード
部内の格納データを切り換えて出力する。
【0028】請求項4に記載の発明では、前記固定コー
ド部は、前記送信器と受信器とを識別するための多数ビ
ットのデジタル信号とし、前記操作コード部は前記操作
スイッチの操作状態を識別する多数ビットのデジタル信
号とするとともに、前記操作コード部のビット数は固定
コード部のビット数より少ないビット数とし、前記信号
処理装置は、前記固定コード部及び操作コード部のデジ
タル信号をシリアルに出力する。
【0029】従って、請求項1の発明によれば、操作コ
ード部の出力に先立って操作信号の有無が検出され、そ
の検出結果に基づいて次いで出力される操作コード部が
切り換えられる。
【0030】請求項2の発明によれば、送信器では操作
コード部の出力に先立って操作信号の有無が検出され、
その検出結果に基づいて次いで出力される操作コード部
が切り換えられ、受信器では1フレームの操作コード信
号を受信する毎に操作コード部内の格納データに基づく
負荷駆動信号を出力する。
【0031】請求項3の発明によれば、固定コード部を
出力した後、操作コード部の出力に先立って操作信号の
有無が検出され、その検出結果に基づいて次いで出力さ
れる操作コード部が切り換えられる。
【0032】請求項4の発明によれば、多数ビットの固
定コード部をシリアルに出力した後、固定コード部より
短いビット数の操作コード部の出力に先立って操作信号
の有無が検出され、その検出結果に基づいて次いで出力
される操作コード部が切り換えられてシリアルに出力さ
れる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
の形態を図1〜図7に従って説明する。なお、前記従来
例と同一構成部分は同一符号を付して説明する。
【0034】図7に示すように、テールゲートリフタ付
トラック21は、荷室後端のテールゲート22を油圧に
より昇降可能として貨物の積み下ろしが合理化される。
前記テールゲートリフタは、アクチュエータにより制御
され、そのアクチュエータは送信器23と受信器25と
から構成されるリモートコントロール装置により制御さ
れる。
【0035】前記送信器23は携帯型であり、電源スイ
ッチ2と上昇スイッチ3及び下降スイッチ4が形成され
る。前記受信器25は、前記トラックの荷室後部に設け
られ、前記送信器23からの送信信号に基づいてアクチ
ュエータを駆動する負荷駆動信号を出力する。
【0036】前記送信器23及び受信器25の具体的構
成を図1に示す。送信器23の電源スイッチ2のオン信
号と上昇スイッチ3及び下降スイッチ4の操作信号は、
前記従来例と同様にCPU24にそれぞれ入力される。
【0037】前記CPU24は、作業用プログラムが書
き込まれたROMと、作業用プログラム及び作業用デー
タが書き込まれるRAMと、タイマが内蔵される。前記
電源スイッチ2の操作に基づいて、電池7からCPU2
4及びRF送信回路6に電源P1が供給される。その電
源供給手段には、オートパワーオフ機能が備えられ、図
9に示すように、電源スイッチ2の操作から一定時間、
あるいは上昇スイッチ3若しくは下降スイッチ4の操作
終了から一定時間t1を経過した後は、CPU24及び
RF送信回路6への電源P1の供給が自動的に遮断され
る。
【0038】前記CPU24は、前記電源スイッチ2の
操作に基づいてRF送信回路6に操作コード信号を出力
し、その操作コード信号に基づいてRF送信回路6は送
信信号CW1をアンテナ8aから出力する。
【0039】前記CPU24は、前記上昇スイッチ3あ
るいは下降スイッチ4の操作に基づく操作信号OP1が
入力されると、その操作信号OP1に基づく操作コード
信号をRF送信回路6に出力する。RF送信回路6は、
CPU24から出力された操作コード信号に基づいて送
信信号CW1をアンテナ8aから出力する。
【0040】前記操作コード信号の構成は前記従来例の
操作コード信号の構成と同様であり、図2に示すよう
に、各フレームFは、固定コード部17と、操作コード
部18とから構成される。前記CPU24は、前記操作
信号OP1に基づいて操作コード信号の各フレームFの
操作コード部18の切り換え動作を行う。すなわち、C
PU24は操作コード信号の出力動作に際し、固定コー
ド部17を出力した後、操作コード部18を出力する直
前に、操作信号OP1が入力されているか否かを検出
し、操作信号OP1が入力されていなければ、次いで出
力する操作コード部18をオフ状態とし、操作信号OP
1が入力されていれば、次いで出力する操作コード部1
8をオン状態とする。
【0041】前記RF送信回路6では、操作コード信号
が入力されていれば、発振回路が発振して送信信号CW
1を出力する。前記送信器23から出力される送信信号
CW1を受信する受信器25の電源回路11は、車載バ
ッテリー10から供給されるバッテリー電圧に基づいて
所定の電源電圧を生成し、CPU26に供給する。
【0042】RF受信回路13は、前記送信器23から
送信される送信信号CW1をアンテナ8bを介して受信
し、その送信信号CW1を前記操作コード信号に復調し
て、前記CPU26に出力する。
【0043】前記CPU26は、作業用プログラムが書
き込まれたROMと、作業用プログラム及び作業用デー
タが書き込まれるRAMと、タイマと、カウンタが内蔵
される。前記RF受信回路13には、前記電源回路11
から間歇制御回路14を介して電源P2が供給される。
前記間歇制御回路14は、CPU26から出力される制
御信号に基づいて、常にはRF受信回路13に間歇的に
電源P2を供給する。RF受信回路13が前記送信信号
CW1を受信してCPU26に操作コード信号を出力す
ると、CPU26から間歇制御回路14に出力される制
御信号に基づいて、間歇制御回路14からRF受信回路
13に連続して電源P2が供給される。
【0044】CPU26は、前記操作コード信号を1フ
レーム受信する毎にリレー回路15に制御信号を出力
し、リレー回路15はその制御信号に基づいて負荷駆動
信号LD1をアクチュエータ16に出力する。そして、
負荷駆動信号LD1に基づくアクチュエータ16の動作
により、前記テールゲート22が上昇あるいは下降され
る。
【0045】また、送信器23からの送信信号CW1が
停止されて、RF受信回路13からの操作コード信号の
出力が停止されると、CPU26は間歇制御回路14に
制御信号を出力して、RF受信回路13への電源P2の
供給を連続供給から間歇供給に切り換える。
【0046】次に、上記のように構成されたリモートコ
ントロール装置において、送信器23のCPU24にお
ける操作コード信号の出力動作を図6に従って説明す
る。送信器23では、電源スイッチ2がオンされると、
CPU24及びRF送信回路6に電源P1が供給され、
CPU24は操作コード信号の固定コード部17を出力
する(ステップ1、以下ステップはSとする)。
【0047】固定コード部17の出力が終了すると、C
PU24は操作信号OP1が入力されているか否かを検
出する(S2)。そして、操作信号OP1が入力されて
いれば、次いで出力するフレームFの操作コード部18
をオン状態として出力する(S3,S5)。また、操作
信号OP1が入力されていなければ、次いで出力するフ
レームFの操作コード部18をオフ状態として出力する
(S4,S5)。
【0048】そして、このような動作を電源P1の供給
が停止されるまで繰り返し、電源P1の供給が停止され
ると、操作コード信号の出力動作を停止する(S6)。
上記のような操作コード信号の出力動作により、次に示
す作用効果を得ることができる。 (イ)操作信号OP1が入力されたか否かを、操作コー
ド信号の各フレームFの操作コード部18の出力の直前
に検出し、その検出結果を、次いで出力される操作コー
ド部18に直ちに反映させることができる。従って、操
作信号OP1が変化したとき、その後に最初に出力され
るフレームFの操作コード部18の内容を直ちに書き換
えることができるので、操作信号OP1に対する負荷駆
動信号LD1の出力応答性を確保することができる。 (ロ)CPU24による操作信号OP1の検出は、操作
コード信号の各フレームFを出力する間に1回だけ検出
すればよい。従って、操作コード信号を出力しながら操
作信号OP1を検出するための処理プログラムを簡略化
することができる。この結果、処理速度の遅いCPU2
4を使用しても、負荷駆動信号LD1の出力応答性を確
保することができるので、処理速度の遅い安価なCPU
を使用して、送信器23のコストを低減することができ
る。 (ハ)操作信号OP1の切り換わりに基づいて、操作コ
ード部18が切り換えられて出力されるまでの時間を、
前記従来例と同様にTf+Tope未満とすることがで
きる。すなわち、図3(a)に示すように、操作コード
部18の出力の開始直後に操作信号OP1が切り換わっ
たときワーストケースとなり、このときには操作信号O
P1の切り換わりから、次いで出力されるフレームFの
操作コード部18が切り換えられてその出力が終了する
までに、ほぼ時間Tf+Topeを要する。
【0049】また、図3(b)に示すように、固定コー
ド部17の出力終了直前に操作信号OP1が切り換わっ
たときベストケースとなり、操作コード部18が切り換
えられてその出力が終了するまでに、時間Topeを要
する。
【0050】従って、操作信号OP1の切り換わりに基
づく操作コード部18を出力するまでの時間をTf+T
ope未満とすることができるので、前記従来例と同様
な出力応答性を確保することができる。 (ニ)操作信号OP1の検出は、1フレームFの出力に
つき1回で、かつ操作コード部18の出力の直前であ
る。すると、検出結果に基づいて直ちに操作コード部1
8を切り換えて出力することができるので、検出結果を
格納するためのメモリをCPU24に格納する必要はな
い。従って、CPUのコストを低減することができる。
【0051】上記実施の形態では、操作コード部18の
出力開始の直前に操作信号OP1を検出する構成とした
が、このような構成とすると、操作信号OP1の切り換
わりに基づく操作コード信号の出力応答性が最も優れて
いる。以下にその理由を述べる。
【0052】図4は、操作コード部18の出力終了後に
操作信号OP1の検出を行う場合を示す。図4(a)
は、ワーストケースを示し、操作信号OP1が固定コー
ド部17の出力開始直後に切り換わると、そのフレーム
Fの操作コード部18は切り換えることができず、その
次のフレームFの操作コード部18が切り換えられる。
【0053】従って、操作信号OP1の切り換わりに基
づいて、操作コード部18が切り換えられてその出力が
終了するまでに、2Tfの時間を要する。図4(b)
は、ベストケースを示す。操作信号OP1が操作コード
部17の出力終了直前に切り換わると、その次のフレー
ムFの操作コード部18が切り換えられる。
【0054】従って、操作信号OP1の切り換わりに基
づいて、操作コード部18が切り換えられてその出力が
終了するまでに、Tfの時間を要する。このような構成
では、操作信号OP1の切り換わりに基づく操作コード
信号の出力応答時間は2Tf未満となり、前記実施の形
態より劣る。
【0055】図5は、各フレームFにおいて最初に操作
コード部18を出力し、次いで固定コード部17を出力
し、操作コード部18の出力開始の直前に操作信号OP
1の検出を行う場合を示す。
【0056】図5(a)はワーストケースを示し、操作
信号OP1が操作コード部18の出力開始直後に切り換
わると、そのフレームFの操作コード部18は切り換え
ることができず、その次のフレームFの操作コード部1
8が切り換えられる。従って、操作信号OP1の切り換
わりに基づいて、操作コード部18が切り換えられ、当
該フレームFの出力が終了するまでに、ほぼ時間2Tf
を要する。
【0057】図5(b)はベストケースを示す。操作信
号OP1が操作コード部18の出力開始の直前に切り換
わると、次いで出力される操作コード部18が切り換え
られ、当該フレームFの出力が終了するまでに、ほぼ時
間Tfを要する。
【0058】このような構成では、操作信号OP1の切
り換わりに基づく操作コード信号の出力応答時間は2T
f未満となり、前記実施の形態より劣る。なお、本発明
は前記実施の形態に示すテールゲートリフタ付トラック
以外にも、工場等で使用される搬送用リフト等、昇降動
作を遠隔操作するリモートコントロール装置に使用する
こともできる。
【0059】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、コストの
上昇を抑えながら、操作スイッチの操作に基づく操作コ
ード信号の出力応答性を確保し得るリモートコントロー
ル装置の送信器を提供することができる。また、コスト
の上昇を抑えながら、操作スイッチの操作に基づく負荷
駆動信号の出力応答性を確保し得るリモートコントロー
ル装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施の形態を示すブロック図である。
【図2】一実施の形態の操作コード部の書き換え動作を
示す説明図である。
【図3】図2に示す切り換え動作の詳細を示す説明図で
ある。
【図4】操作コード部の切り換え動作の他の例を示す説
明図である。
【図5】操作コード部の切り換え動作の他の例を示す説
明図である。
【図6】操作コード部の切り換え動作を示すフローチャ
ート図である。
【図7】テールゲートリフタ付トラックを示す正面図で
ある。
【図8】従来例のリモートコントロール装置を示すブロ
ック図である。
【図9】従来例の動作を示すタイミング波形図である。
【図10】従来例の操作コード部の切り換え動作を示す
説明図である。
【符号の説明】
3…操作スイッチ(上昇スイッチ)、4…操作スイッチ
(下降スイッチ)、17…固定コード部、18…操作コ
ード部、25…受信器、23…送信器、24…信号処理
装置(CPU)、OP1…操作信号、LD1…負荷駆動
信号、F…フレーム。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作スイッチの操作により出力される操
    作信号に基づいて、固定コード部と、操作コード部とか
    ら1つのフレームが構成される操作コード信号の操作コ
    ード部を切り換え、多数フレームの操作コード信号を順
    次出力するリモートコントロール装置の送信器におい
    て、 前記操作コード信号の各フレームの出力動作において、
    前記固定コード部に続いて操作コード部を出力し、前記
    操作コード部の出力に先立って前記操作信号の有無を検
    出し、その検出結果に基づいて前記操作コード部内の格
    納データを書き換えて出力する信号処理装置を備えたこ
    とを特徴とするリモートコントロール装置の送信器。
  2. 【請求項2】 操作スイッチの操作により出力される操
    作信号に基づいて、固定コード部と、操作コード部とか
    ら1つのフレームが構成される操作コード信号の操作コ
    ード部を切り換え、多数フレームの操作コード信号を順
    次出力する送信器と、 前記操作コード信号の各フレームを受信する毎に、該フ
    レームの操作コード部内の格納データに基づく負荷駆動
    信号を出力する受信器とから構成されるリモートコント
    ロール装置において、 前記送信器には、 前記操作コード信号の各フレームの出力動作において、
    前記固定コード部に続いて操作コード部を出力し、前記
    操作コード部の出力に先立って前記操作信号の有無を検
    出し、その検出結果に基づいて前記操作コード部内の格
    納データを書き換えて出力する信号処理装置を備えたこ
    とを特徴とするリモートコントロール装置。
  3. 【請求項3】 前記信号処理装置は、前記固定コード部
    を出力した後、前記操作コード部の出力に先立って前記
    操作信号の有無を検出し、その検出結果に基づいて、次
    いで出力する前記操作コード部内の格納データを書き換
    えて出力することを特徴とする請求項2記載のリモート
    コントロール装置。
  4. 【請求項4】 前記固定コード部は、前記送信器と受信
    器とを識別するための多数ビットのデジタル信号とし、
    前記操作コード部は前記操作スイッチの操作状態を識別
    する多数ビットのデジタル信号とするとともに、前記操
    作コード部のビット数は固定コード部のビット数より少
    ないビット数とし、前記信号処理装置は、前記固定コー
    ド部及び操作コード部のデジタル信号をシリアルに出力
    することを特徴とする請求項3記載のリモートコントロ
    ール装置。
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