JPH1093862A - X線テレビジョン装置 - Google Patents

X線テレビジョン装置

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JPH1093862A
JPH1093862A JP8263512A JP26351296A JPH1093862A JP H1093862 A JPH1093862 A JP H1093862A JP 8263512 A JP8263512 A JP 8263512A JP 26351296 A JP26351296 A JP 26351296A JP H1093862 A JPH1093862 A JP H1093862A
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倫匡 菱田
Yukimichi Uno
往道 宇野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学絞りについて、個々の装置ごとの調整作
業を容易にし、最適な光学絞り制御を行なうことができ
るように改善する。 【解決手段】 補正回路24は、代表的な撮影テクニッ
クおよび視野サイズで求められた最適光学絞り量に応じ
て基準データテーブル23の他のすべてのデータを補正
して個別データテーブル25を作成し、実際にX線撮影
するとき撮影テクニック設定器21および視野サイズ設
定器22で設定がなされると、それに応じたデータが個
別データテーブル25から取り出されて、そのデータに
基づいて光学絞り制御装置26が光学絞り装置14を制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、X線透過像をイ
メージインテンシファイアとTVカメラとを用いてビデ
オ信号に変換し、TVモニター装置に表示するX線テレ
ビジョン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】X線透過像の画質はX線の性質つまりX
線管電圧に依存する。そこで、最適なX線透過像を得る
ためには、各X線撮影テクニック(一般撮影、シネカメ
ラ、等々)やイメージインテンシファイアの視野サイズ
ごとに最適なX線管電圧を定める必要がある。X線テレ
ビジョン装置ではこのX線透過像をTVカメラを用いて
ビデオ信号に変換することから、TVモニター装置で表
示される画像を最適なものとするためには、TVカメラ
に入射する光量を適切なものにしなければならない。
【0003】そのため、従来では、TVカメラの入射光
量を絞る光学絞り装置の絞りの値を定める絞りデータ
を、各々の撮影テクニックやイメージインテンシファイ
アの視野サイズごとにX線曝射を繰り返す(合計数百回
にもおよぶ)ことによって、求めて、これをメモリなど
にデータテーブルとして記憶させている。イメージイン
テンシファイアの発光量は個体差がかなりあるため、病
院などに実際に据え付けられたX線テレビジョン装置に
ついて個別にこのデータ収集と記憶保持とを行なってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、絞りデ
ータの収集には撮影テクニック・視野サイズの全ポイン
トにつきX線曝射を行なわなければならないので、数百
回のX線曝射が必要であり、多大な労力がかかるととも
に、X線管にかかる負荷も大きくなり、寿命も短縮する
ものであり、個々のX線テレビジョン装置においてこれ
を行なうことは病院等の各施設での負担が大き過ぎると
いう問題があった。
【0005】この発明は、上記に鑑み、個々の装置ごと
の調整作業を容易にしながら、個別の装置において最適
な光学絞り制御を行なうことができるように改善した、
X線テレビジョン装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるX線テレビジョン装置においては、
X線管と、X線撮影条件を設定する設定器と、該設定条
件にしたがってX線管を制御しX線を発生させるX線制
御装置と、被写体を透過したX線が入射され透過X線像
を光学像に変換して出力するイメージインテンシファイ
アと、該イメージインテンシファイアの出力光学像が入
射されるTVカメラと、該入射光学像の光量を絞る光学
絞り装置と、各X線撮影条件ごとの絞り量についての基
準データを保持する基準データメモリと、実際の個々の
装置について代表的な撮影条件で求めた絞り量について
のデータと上記の基準データとの関係に基づいて他のす
べての撮影条件での基準データを補正する補正する手段
と、補正後のデータを個別データとして保持する個別デ
ータメモリと、設定条件にしたがって該個別データメモ
リから読み出したデータに応じて上記光学絞り装置を制
御する光学絞り制御装置とが備えられることが特徴とな
っている。
【0007】各X線撮影条件ごとの絞り量についての基
準データは基準となるイメージインテンシファイアにつ
いて求めたものであり、それをそのまま個別の実際の装
置に適用すると、イメージインテンシファイアの発光量
に個体差があることから、適切な光学絞り制御を行なう
ことができない。そこで、実際の個々の装置について代
表的な撮影条件で絞り量を求めて、これを入力する。す
ると、その代表的な撮影条件で求めた絞り量についての
データと上記の基準データとの関係に基づいて他のすべ
ての撮影条件での基準データが自動的に補正されて個別
データとして保持される。X線撮影条件が設定される
と、それに対応した個別データに基づいて光学絞り制御
がなされるので、最適な光学絞りとして優れた画質の画
像を得ることができる。個々の装置において絞り量を求
める作業は、代表的なX線撮影条件についてだけ行なえ
ばよいので、X線曝射の回数が増えたり、過度な労力が
かかることがなくなる。
【0008】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施の形態に
ついて図面を参照しながら詳細に説明する。図1におい
て、被写体10に対してX線管12が向けられており、
被写体10を挟むようにX線管12と対向してイメージ
インテンシファイア13が配置されている。X線管12
はX線制御装置11から高電圧を供給されてX線を被写
体10の方向に照射する。X線制御装置11には、撮影
テクニック設定器21と、イメージインテンシファイア
13の視野サイズ設定器22とが備えられている。撮影
テクニック設定器21で、一般撮影、シネカメラ等の撮
影テクニックを設定すると、これに応じてX線管12に
供給する高電圧等が制御される。視野サイズ設定器22
で視野サイズが設定されると、それに応じてイメージイ
ンテンシファイア13の視野サイズが制御される。
【0009】被写体10を透過したX線はイメージイン
テンシファイア13に入射して可視光に変換される。こ
れによりX線透過像に対応する光学像がイメージインテ
ンシファイア13より出力される。この光学像はレンズ
等の光学系を経てTVカメラ15に導かれる。この光学
系には光学絞り装置14が挿入され、TVカメラ15へ
の入射光量が調整されるようになっている。この光学絞
り装置14は光学絞り制御装置26によってその絞り量
が制御される。TVカメラ15から出力されるビデオ信
号はTVモニター装置16に送られる。透視時には、こ
のTVモニター装置16に写し出されたX線画像を観察
することができる。
【0010】上記のように撮影テクニックおよび視野サ
イズが設定されると、個別データテーブル25からそれ
に応じたデータが取り出されて光学絞り制御装置26に
送られ、光学絞り制御装置26は、そのデータに応じて
光学絞り装置14の絞り量を制御する。この個別データ
テーブル25は、基準データテーブル23の各データを
補正回路24で補正して作られたもので、メモリに記憶
されている。
【0011】基準データテーブル23は、工場出荷時な
どにメモリに書き込まれるものである。基準となるイメ
ージインテンシファイア13を用い、撮影テクニックお
よびイメージインテンシファイア視野サイズの数百にお
よぶ各々の組み合わせよりなる各X線撮影条件ごとにX
線曝射して最適な光学絞り量を求め、最適絞り量につい
てのデータを得て、これを撮影条件ごとにテーブル化し
たものが基準データテーブルである。この基準データを
Da,Db,Dc,…,Dx,…とする。
【0012】実際に病院等に設置されたX線テレビジョ
ン装置のイメージインテンシファイア13の発光量は、
基準として用いたイメージインテンシファイアの発光量
とは異なる。そこで、据え付けられた病院等の現場で、
撮影テクニックおよびイメージインテンシファイア視野
サイズのいくつかの代表的な組み合わせよりなる各X線
撮影条件ごとにX線曝射して最適な光学絞り量を求め
る。ある代表的なX線撮影条件で求められた最適絞り量
についてのデータをExとすると、その同一条件での基
準データDxから、Rx=Ex/Dxを求める。このR
xは、その条件下での実際の個別イメージインテンシフ
ァイア13の基準イメージインテンシファイアに対する
発光量比を表わす。
【0013】そこで、この代表的な条件についての発光
量比Rxを用いて、補正回路24において、基準データ
テーブル23の各データを補正する。すなわち、Ea=
Da・Rx、Eb=Db・Rx、…の計算を行なって補
正後のデータEa,Eb,Ec,…を求め、これを個別
データテーブル25としてメモリに記憶する。
【0014】そして、この個別データテーブル25の各
データが設定されたX線条件に応じて読み出されて光学
絞り装置14が制御されるため、個々のイメージインテ
ンシファイア13の発光特性に応じた光学絞り制御がな
され、個々の装置におけるTVカメラ15から最適な画
像のX線透過像を表わすビデオ信号を得ることができ
る。
【0015】この場合、個々のX線テレビジョン装置に
ついては、据え付けられた病院等の現場において、代表
的なX線撮影条件でのX線曝射を行ない、その各々での
最適絞り量についてのデータを得るだけでよいので、曝
射回数も少なく、それほど負担とはならない。すなわ
ち、実際には病院等では、代表的なX線撮影条件でのX
線曝射を行ない、その各々での最適絞り量を求めてこれ
を入力するだけでよい。こうすることにより、補正回路
24による、基準データの自動的な補正演算および個別
データテーブル25の作成・メモリへの書き込みが行わ
れる。
【0016】なお、補正回路24は、X線制御装置11
内のCPUを利用してソフトウェア的に構成することも
できる。その他、この発明の趣旨を逸脱しない範囲で、
具体的な構成は種々に変更可能であることはもちろんで
ある。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、この発明のX線テ
レビジョン装置によれば、個々の装置における絞り量を
求めるための作業は、代表的なX線撮影条件についてだ
け行なえばよいので、X線曝射の回数は少なくて済み、
その作業の負担は軽いものとなる。しかも、これによ
り、すべてのX線撮影条件に関して個別装置における最
適絞り量データが得られ、この個別データに基づいて光
学絞り制御がなされるので、最適な光学絞り制御の下で
優れた画質の画像を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態を示すブロック図。
【符号の説明】
10 被写体 11 X線制御装置 12 X線管 13 イメージインテンシファイア 14 光学絞り装置 15 TVカメラ 16 TVモニター装置 21 撮影テクニック設定器 22 視野サイズ設定器 23 基準データテーブル 24 補正回路 25 個別データテーブル 26 光学絞り制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X線管と、X線撮影条件を設定する設定
    器と、該設定条件にしたがってX線管を制御しX線を発
    生させるX線制御装置と、被写体を透過したX線が入射
    され透過X線像を光学像に変換して出力するイメージイ
    ンテンシファイアと、該イメージインテンシファイアの
    出力光学像が入射されるTVカメラと、該入射光学像の
    光量を絞る光学絞り装置と、各X線撮影条件ごとの絞り
    量についての基準データを保持する基準データメモリ
    と、実際の個々の装置について代表的な撮影条件で求め
    た絞り量についてのデータと上記の基準データとの関係
    に基づいて他のすべての撮影条件での基準データを補正
    する補正する手段と、補正後のデータを個別データとし
    て保持する個別データメモリと、設定条件にしたがって
    該個別データメモリから読み出したデータに応じて上記
    光学絞り装置を制御する光学絞り制御装置とを備えるこ
    とを特徴とするX線テレビジョン装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002051260A (ja) * 2000-07-31 2002-02-15 Toshiba Corp X線イメージ管装置
WO2009096361A1 (ja) * 2008-01-28 2009-08-06 Hitachi Medical Corporation X線ct装置

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