JPH1093498A - 移動通信システム - Google Patents

移動通信システム

Info

Publication number
JPH1093498A
JPH1093498A JP24230996A JP24230996A JPH1093498A JP H1093498 A JPH1093498 A JP H1093498A JP 24230996 A JP24230996 A JP 24230996A JP 24230996 A JP24230996 A JP 24230996A JP H1093498 A JPH1093498 A JP H1093498A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
base station
synchronization
state
communication system
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP24230996A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3169841B2 (ja
Inventor
Manabu Oshima
学 大島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
Priority to JP24230996A priority Critical patent/JP3169841B2/ja
Publication of JPH1093498A publication Critical patent/JPH1093498A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3169841B2 publication Critical patent/JP3169841B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 下り回線の情報信号伝送の頭切れ、あるいは
中断といったことを起こすことなく、短い時間で上り回
線のトレーニング信号/情報信号の切り換えを行い、適
応フィルタのトレーニングを行うことができる移動通信
システムを提供すること。 【解決手段】 基地局と移動機との間で直接拡散符号分
割多重アクセス(DS−CDMA)方式により通信を行
う移動通信システムにおいて、基地局は、他チャネルか
らの干渉を抑圧するための適応フィルタを具備してい
る。そして、基地局は、上り回線が非同期状態である場
合には、反転した下り同期信号を移動機に送信する(3
02参照)。移動機は、反転した下り同期信号を受信す
ると、所定のトレーニング信号を基地局に送信する。基
地局は、移動機から受信したトレーニング信号に基づい
て、適応フィルタのフィルタ係数を更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システ
ム、特に直接拡散符号分割多重アクセス(DS−CDM
A)方式を用いた自動車電話・携帯電話システム(セル
ラシステム)の送受信装置に関し、特に他局干渉除去の
ために拡散符号の異なる他チャネルからの干渉を抑圧す
るための適応フィルタを干渉キャンセラとして用いたス
ペクトル拡散送受信機に関する。
【0002】
【従来の技術】直接拡散符号分割多重アクセス(DS−
CDMA)方式を用いたデジタル自動車電話・携帯電話
システム(セルラシステム)において、他局干渉除去を
行って加入者(チャネル)容量の一層の拡大を行わせる
技術の一つとして、拡散符号の異なる他チャネルからの
干渉を適応的に抑圧する干渉キャンセラを基地局に用い
て、上り回線(移動機から基地局へ向かう回線)の受信
品質を改善させることによりチャネル容量を増加させる
方式がある。この方式は、特願平5−307636、及
び特願平5−169092においてその詳細が述べられ
ている。ここで述べられている干渉キャンセラは、適応
フィルタを用いているため、そのフィルタ係数更新を予
め収束(初期収束)させておくための初期トレーニング
が必要である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記明
細書では、初期トレーニングが必要な場合、または(フ
ェージング、マルチパス等による伝搬路の変動により)
再トレーニングが必要になった場合における、基地局−
移動機間の制御信号のやりとり、及びトレーニング信号
の発生方法について詳細が述べられていない。
【0004】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、他局干渉除去を行わせるために拡散符号の異
なる他チャネルからの干渉を適応的に抑圧する干渉キャ
ンセラを基地局に用いた直接拡散符号分割多重アクセス
(DS−CDMA)方式のデジタル自動車電話・携帯電
話システム(セルラシステム)において、下り回線(基
地局から移動機へ向かう回線:適応フィルタのトレーニ
ングが不要)の情報信号伝送の頭切れ、あるいは中断と
いったことを起こすことなく、短い時間で上り回線のト
レーニング信号/情報信号の切り換えを行い、適応フィ
ルタのトレーニングを行うことができる移動通信システ
ムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
基地局と移動機との間で直接拡散符号分割多重アクセス
(DS−CDMA)方式により通信を行う移動通信シス
テムにおいて、前記基地局は、他チャネルからの干渉を
抑圧するための適応フィルタを具備し、前記移動機から
前記基地局へ向かう回線である上り回線が同期状態であ
る場合には、通常の下り同期信号を前記移動機に送信
し、前記上り回線が非同期状態である場合には、反転し
た下り同期信号を前記移動機に送信し、該移動機から所
定のトレーニング信号を受信すると、該トレーニング信
号に基づいて、前記適応フィルタのフィルタ係数を更新
し、前記移動機は、通常の下り同期信号を受信すると、
通常の上り送信データを前記基地局に送信し、反転した
下り同期信号を受信すると、前記トレーニング信号を前
記基地局に送信することを特徴とする。請求項2記載の
発明は、請求項1記載の移動通信システムにおいて、前
記基地局は、無線信号を送受信するアンテナと、前記無
線信号をベースバンド信号に変換する受信回路と、拡散
符号の異なる他チャネル信号からの干渉を除去する適応
フィルタと、前記上り回線の同期状態を判定する判定手
段と、前記上り回線の同期状態を監視する同期監視手段
と、同期状態では判定信号を選択し、非同期状態ではあ
らかじめ決められたデータ系列のトレーニング信号を選
択し、前記適応フィルタに係数更新のための参照信号と
して入力する選択手段と、同期状態に応じて下り同期信
号を反転する反転手段と、前記反転手段が出力する下り
同期信号と下り送信デ−タを多重化する多重化手段と、
多重化された送信信号をスペクトル拡散する拡散手段
と、送信信号を無線信号に変換する送信回路とにより構
成され、前記移動機は、無線信号を送受信するアンテナ
と、前記無線信号をベースバンド信号に変換する受信回
路と、前記受信回路の出力信号を逆拡散する逆拡散手段
と、逆拡散された受信信号を判定し、下り受信データを
出力する判定手段と、前記下り受信データの同期信号を
検出する同期信号検出手段と、前記下り受信データの同
期信号が反転されている場合には、前記トレーニング信
号を選択出力し、それ以外では上り送信データを選択出
力する選択手段と、前記選択手段の出力信号をスペクト
ル拡散する拡散手段と、拡散された信号を無線信号に変
換する送信回路とにより構成されることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の移動通信システ
ムにおいて、前記基地局の判定手段は、適応フィルタの
出力信号に基づいて、上り回線の同期状態を判定し、該
判定信号を出力することを特徴とする。請求項4記載の
発明は、請求項2記載の移動通信システムにおいて、前
記基地局の反転手段は、前記同期監視手段により非同期
状態が検出されると、下り同期信号を反転することを特
徴とする。請求項5記載の発明は、請求項2記載の移動
通信システムにおいて、前記基地局は、スペクトル拡散
送受信(CDMA)基地局であり、前記移動機は、スペ
クトル拡散送受信(CDMA)移動機であることを特徴
とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明の一
実施形態によるCDMA基地局(以下、単に「基地局」
と称する)の構成例を示すブロック図である。この図に
示すように、基地局は、アンテナ101と送受共用器
(デュープレクサ)102と受信回路103と適応フィ
ルタ104と判定手段105と同期監視手段106と選
択手段107と反転手段108と多重化手段109と拡
散手段110と送信回路111とにより構成されてい
る。
【0007】ここで、受信回路103は、無線信号をベ
ースバンド信号に変換する。適応フィルタ104は、拡
散符号の異なる他チャネル信号からの干渉を除去する。
同期監視手段106は、上り回線の同期状態を監視す
る。選択手段107は、同期状態に応じて、同期状態で
は判定信号を選択し、非同期状態ではあらかじめ決めら
れたデータ系列のトレーニング信号を選択し、選択した
信号を適応フィルタ104に係数更新のための参照信号
として入力する。反転手段108は、同期状態に応じ
て、下り同期信号を反転する。多重化手段109は、上
記下り同期信号と下り送信データを多重化する。拡散手
段110は、多重化された送信信号をスペクトル拡散す
る。送信回路111は、送信信号を無線信号に変換す
る。
【0008】図2は、この発明の一実施形態によるCD
MA移動機(以下、単に「移動機」と称する)の構成例
を示すブロック図である。この図に示すように、移動機
は、アンテナ201と送受共用器202と受信回路20
3と逆拡散手段204と判定手段205と同期信号検出
手段206と選択手段207と拡散手段208と送信回
路209とにより構成されている。
【0009】ここで、受信回路203は、無線信号をベ
ースバンド信号に変換する。逆拡散手段204は、スペ
クトル拡散された信号を逆拡散する。判定手段205
は、逆拡散された受信信号を判定し、下り受信データを
出力する。同期信号検出手段206は、下り受信データ
の同期信号を検出する。選択手段207は、同期信号が
反転されていることを検出すると、あらかじめ定められ
たデータ系列のトレーニング信号を選択し、それ以外で
は上り送信データを選択する。拡散手段208は、前記
選択手段207の出力信号をスペクトル拡散する。送信
回路209は、拡散信号を無線信号に変換する。
【0010】図3は本実施形態による基地局送信信号の
フォーマットの一例を示す説明図である。この図におい
て、301は上り回線が同期状態のときのフォーマット
を示し、302は上り回線が非同期状態のときのフォー
マット(以下「SB1」と称する)を示している。図4
は本実施形態による移動機送信信号のフォーマットの一
例を示す説明図である。この図において、401は上り
回線が同期状態のとき(すなわち、下り同期信号が反転
していないとき)のフォーマットを示し、402は上り
回線が非同期状態のとき(すなわち、下り同期信号が反
転しているとき)のフォーマット(以下、「SB2」と
称する)を示している。
【0011】次に、本発明の実施形態の動作について、
図を参照して詳細に説明する。図5は、適応フィルタ1
04の初期トレーニング時における、基地局−移動機間
の信号のやり取りの一例を示すシーケンスフロー図であ
る。以降、この基地局−移動機間の信号のやり取りを
「初期トレーニングシーケンス」と呼ぶ。図6は、適応
フィルタ104の再トレーニング時における、基地局−
移動機間の信号のやり取りの一例を示すシーケンスフロ
ー図である。以降、この基地局−移動機間の信号のやり
取りを「再トレーニングシーケンス」と呼ぶ。
【0012】図7は、本実施形態による基地局の状態遷
移およびその条件の一例を示す状態遷移図である。以
降、これを「基地局状態遷移」と呼ぶ。図8は、本実施
形態による移動機の状態遷移およびその条件の一例を示
す状態遷移図である。以降、これを「移動機状態遷移」
と呼ぶ。図9は、本実施形態による基地局の処理例を示
すフローチャートである。図10は、本実施形態による
移動機の処理例を示すフローチャートである。
【0013】まず、図5の初期トレーニングシーケンス
に示すように、動作開始後、通信チャネル(以下、「T
CH」と称する)がオーブンされた直後は、上り回線
(移動機から基地局へ向かう回線)は非同期状態にあ
る。この場合、基地局において、同期監視手段106
は、上り回線の同期確立状態を監視し、該上り回線が非
同期状態の間は、そのことを反転手段108と選択手段
107に通知する(ステップSA5)。これにより、反
転手段108は下り同期信号を反転させ(ステップSA
6)、選択手段107の選択状態は、あらかじめ決めら
れたデータ系列であるトレーニング信号側に設定される
(ステップSA7)。そして、多重化手段109は、こ
の反転した下り同期信号と下り送信データとを多重化す
る。これにより、基地局は、図3の302に示す「非同
期状態の基地局送信信号」フォーマット(SB1)にて
送信を行う(ステップSA8)。
【0014】一方、移動機において、同期信号検出手段
206は、受信した同期信号が反転している状態である
ことを検出すると、そのことを選択手段207に通知す
る(ステップSB5)。これにより、選択手段207の
選択状態は、あらかじめ決められたデータ系列であるト
レ−ニング信号側に設定される。以上の動作により、移
動機は、図4の402に示す「非同期状態の移動機送信
信号」フォーマット(SB2)にて送信を行う(ステッ
プSB6)。そして、基地局において、適応フィルタ1
04は、移動機が送信したトレーニング信号を受信する
と、選択手段107が出力したトレ−ニング信号を係数
更新のための参照信号として用いることで、初期トレ−
ニングを行う。
【0015】即ち、適応フィルタ104の初期トレ−ニ
ングが完了するまでは、基地局は前記「非同期状態の基
地局送信信号」フォーマット(SB1)にて送信を行
い、移動機は前記「非同期状態の移動機送信信号」フォ
ーマット(SB2)にて送信を行う。この時の基地局の
状態遷移を示したものが、図7の《IDLE状態》から
《初期トレ−ニング状態》ヘの遷移部分である。同様
に、この時の移動機の状態遷移を示したものが、図8の
《IDLE状態》から《初期トレーニング状態》ヘの遷
移部分である。
【0016】次に、適応フィルタ104の初期トレーニ
ングが完了し、上り回線が同期確立状態になった場合の
動作を説明する。この場合、基地局において、同期監視
手段106は、上り回線の同期確立状態を監視し、同期
確立状態を検出すると、そのことを選択手段107に通
知する(ステップSA5)。これにより、選択手段10
7の選択状態は、上り受信データ側に設定される(ステ
ップSA10)。適応フィルタ104は、この上り受信
データを係数更新のための参照信号として用いる。ま
た、同期確立状態の間は、反転手段108は下り同期信
号の反転を停止するので、多重化手段109は、非反転
の動機信号(通常の同期信号)と下り送信データとを多
重化する。これにより、基地局は、図3の301に示す
「同期状態の基地局送信信号」フォーマットにて送信を
行う(ステップSA11)。
【0017】一方、移動機において、同期信号検出手段
206は、受信した同期信号が反転していない状態であ
ることを検出すると、そのことを選択手段207に通知
する(ステップSB5)。これにより、選択手段207
の選択状態は、通常の上り送信データ側に設定される。
以上の動作により、移動機は、図4の401に示す「同
期状態の移動機送信信号」フォ−マットにて送信を行う
(ステップSB8)。
【0018】即ち、適応フィルタ104の初期トレーニ
ングが完了し、上り回線の同期状態が確立している間
は、基地局は前記「同期状態の基地局送信信号」フォー
マット301にて送信を行い、移動機は前記「同期状態
の移動機送信信号」フォーマット401にて送信を行
う。この時の基地局の状態遷移を示したものが、図7の
《初期トレーニング状態》から《初期トレーニング終了
/通常TCH送受状態》ヘの遷移部分である。同様に、
この時の移動機の状態遷移を示したものが、図8の《初
期トレーニング状態》から《初期トレーニング終了/通
常TCH送受状態》ヘの遷移部分である。
【0019】また、図6の再トレーニングシーケンスに
示すように、伝搬路の変動によって適応フィルタ104
の再トレーニングが必要になった場合には、上り回線が
非同期状態となる。この場合、基地局は、同期監視手段
106にて該非同期状態を検出すると、先に示した手順
(ステップSA6〜SA8)で、図3の302に示す
「非同期状態の基地局送信信号」フォーマット(SB
1)にて送信を行う。即ち、基地局は、適応フィルタ1
04の再トレーニングが必要であることを、下り同期信
号を反転することにより、移動機に通知する。
【0020】一方、移動機は、同期信号検出手段206
にて下り同期信号が反転していることを検出すると、先
に示した手順(ステップSB8)で、図4の402に示
す「非同期状態の移動機送信信号」フォーマット(SB
2)にて送信を行う。即ち、移動機は、基地局の干渉キ
ャンセラ(適応フィルタ104)を再トレ−ニングさ
せ、速やかに同期状態へ復帰させることを促す。
【0021】この時の基地局の状態遷移を示したもの
が、図7の《初期トレーニング終了/通常TCH送受状
態》から《初期トレーニング状態》ヘの遷移部分であ
る。同様に、この時の移動機の状態遷移を示したもの
が、図8の《初期トレ−ニング終了/通常TCH送受状
態》から《初期トレーニング状態》ヘの遷移部分であ
る。
【0022】なお、図7および図8に示すように、本実
施形態では、(A) 電源投下/リセット時、(F)
《初期トレ−ニング状態》がある一定期間以上続いても
同期確立状態に至らなかった時(同期検索タイムアウト
時)、(G) TCHクローズ時のいずれかの場合に
は、基地局および移動機の状態は《IDLE状態》へ遷
移する。
【0023】以上説明した移動機−基地局間の信号のや
り取りを行うことで、適応フィルタの初期トレーニン
グ、あるいは再トレーニングの必要が発生した場合に、
上り信号が断となる時間を最小限に抑えつつ、トレーニ
ングを完了させる動作を行う。以上、この発明の実施形
態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこ
の実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を
逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含
まれる。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、上
り回線の同期がはずれたときには、基地局は、下り同期
信号を反転して移動機に通知し、移動機は、この下り同
期信号を監視することにより、上り回線の同期はずれを
検出する。そして、同期はずれが検出されると、移動機
はトレ−ニング信号を送信し、基地局の干渉キャンセラ
(適応フィルタ)を(再)トレーニングさせる。これに
より、速やかに同期状態に復帰させることを促し、かつ
上り信号が断となる時間を最小限に抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施形態による基地局の構成例
を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態による移動機の構成例を示すブロ
ック図である。
【図3】 基地局送信信号のフォーマットの一例を示す
説明図である。
【図4】 移動機送信信号のフォーマットの一例を示す
説明図である。
【図5】 適応フィルタ104の初期トレーニング時に
おける、基地局−移動機間の信号のやり取りの一例を示
すシーケンスフロー図である。
【図6】 適応フィルタ104の再トレーニング時にお
ける、基地局−移動機間の信号のやり取りの一例を示す
シーケンスフロー図である。
【図7】 基地局の状態遷移およびその条件の一例を示
す状態遷移図である。
【図8】 移動機の状態遷移およびその条件の一例を示
す状態遷移図である。
【図9】 基地局の処理例を示すフローチャートであ
る。
【図10】 移動機の処理例を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
101,201……アンテナ、 102,202……送
受共用器、103,203……受信回路、 104……
適応フィルタ、105,205……判定手段、 106
……同期監視手段、107,207……選択手段、 1
08……反転手段、109……多重化手段、 110,
208……拡散手段、111,209……送信回路、
204……逆拡散手段、206……同期信号検出手段、

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地局と移動機との間で直接拡散符号分
    割多重アクセス(DS−CDMA)方式により通信を行
    う移動通信システムにおいて、 前記基地局は、他チャネルからの干渉を抑圧するための
    適応フィルタを具備し、前記移動機から前記基地局へ向
    かう回線である上り回線が同期状態である場合には、通
    常の下り同期信号を前記移動機に送信し、前記上り回線
    が非同期状態である場合には、反転した下り同期信号を
    前記移動機に送信し、該移動機から所定のトレーニング
    信号を受信すると、該トレーニング信号に基づいて、前
    記適応フィルタのフィルタ係数を更新し、 前記移動機は、通常の下り同期信号を受信すると、通常
    の上り送信データを前記基地局に送信し、反転した下り
    同期信号を受信すると、前記トレーニング信号を前記基
    地局に送信することを特徴とする移動通信システム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の移動通信システムにおい
    て、 前記基地局は、 無線信号を送受信するアンテナと、 前記無線信号をベースバンド信号に変換する受信回路
    と、 拡散符号の異なる他チャネル信号からの干渉を除去する
    適応フィルタと、 前記上り回線の同期状態を判定する判定手段と、 前記上り回線の同期状態を監視する同期監視手段と、 同期状態では判定信号を選択し、非同期状態ではあらか
    じめ決められたデータ系列のトレーニング信号を選択
    し、前記適応フィルタに係数更新のための参照信号とし
    て入力する選択手段と、 同期状態に応じて下り同期信号を反転する反転手段と、 前記反転手段が出力する下り同期信号と下り送信デ−タ
    を多重化する多重化手段と、 多重化された送信信号をスペクトル拡散する拡散手段
    と、 送信信号を無線信号に変換する送信回路とにより構成さ
    れ、 前記移動機は、 無線信号を送受信するアンテナと、 前記無線信号をベースバンド信号に変換する受信回路
    と、 前記受信回路の出力信号を逆拡散する逆拡散手段と、 逆拡散された受信信号を判定し、下り受信データを出力
    する判定手段と、 前記下り受信データの同期信号を検出する同期信号検出
    手段と、 前記下り受信データの同期信号が反転されている場合に
    は、前記トレーニング信号を選択出力し、それ以外では
    上り送信データを選択出力する選択手段と、 前記選択手段の出力信号をスペクトル拡散する拡散手段
    と、 拡散された信号を無線信号に変換する送信回路とにより
    構成されることを特徴とする移動通信システム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の移動通信システムにおい
    て、 前記基地局の判定手段は、適応フィルタの出力信号に基
    づいて、上り回線の同期状態を判定し、該判定信号を出
    力することを特徴とする移動通信システム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の移動通信システムにおい
    て、 前記基地局の反転手段は、前記同期監視手段により非同
    期状態が検出されると、下り同期信号を反転することを
    特徴とする移動通信システム。
  5. 【請求項5】 請求項2記載の移動通信システムにおい
    て、 前記基地局は、スペクトル拡散送受信(CDMA)基地
    局であり、 前記移動機は、スペクトル拡散送受信(CDMA)移動
    機であることを特徴とする移動通信システム。
JP24230996A 1996-09-12 1996-09-12 移動通信システム Expired - Fee Related JP3169841B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24230996A JP3169841B2 (ja) 1996-09-12 1996-09-12 移動通信システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24230996A JP3169841B2 (ja) 1996-09-12 1996-09-12 移動通信システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1093498A true JPH1093498A (ja) 1998-04-10
JP3169841B2 JP3169841B2 (ja) 2001-05-28

Family

ID=17087308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24230996A Expired - Fee Related JP3169841B2 (ja) 1996-09-12 1996-09-12 移動通信システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3169841B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100319279B1 (ko) * 1999-05-27 2002-01-05 박태진 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 적응 필터를 이용한 재밍 제거장치
WO2010018818A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ユーザ装置及びユーザ装置における下りリンクの同期判定方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100319279B1 (ko) * 1999-05-27 2002-01-05 박태진 부호분할다중접속 이동통신시스템에서 적응 필터를 이용한 재밍 제거장치
WO2010018818A1 (ja) * 2008-08-11 2010-02-18 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ ユーザ装置及びユーザ装置における下りリンクの同期判定方法
US8798031B2 (en) 2008-08-11 2014-08-05 Ntt Docomo, Inc. User equipment and downlink synchronization determining method in the user equipment

Also Published As

Publication number Publication date
JP3169841B2 (ja) 2001-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2992670B2 (ja) 移動体通信装置
US5703873A (en) Method and apparatus for synchronizing subscriber equipment with base stations in a CDMA radio network
RU2249306C2 (ru) Устройство и способ передачи данных
EP1095468B1 (en) Method and apparatus for implementing diversity for a dual-mode communication unit
US6351458B2 (en) CDMA cellular wireless communication system
KR20010071998A (ko) 개인 기지국 통신들을 제공하는 방법 및 시스템
JPH0686358A (ja) 無線電話通信網での通信転送方法
JP4681180B2 (ja) Cdma信号成分の処理方法
JP3392630B2 (ja) スペクトル拡散通信装置
JP2014053922A (ja) 携帯端末装置を使用する移動通信システムとハンドオーバ制御方法
KR20010051308A (ko) Tdma-tdd 방식 송수신 장치 및 송수신 방법
JP2003516056A (ja) ワイヤレスcdmaシステムにおける中間周波数ハンドオーバ
JP4194553B2 (ja) 無線通信装置
JP3411150B2 (ja) Cdmaセルラ無線通信装置
JP2001268619A (ja) 移動無線端末
EP1083759B1 (en) Communication terminal device and base station device
JP3691975B2 (ja) Cdma方式の移動無線端末装置
JP2001028776A (ja) Phs(登録商標)向けの移動局におけるハンドオーバ方法
JP3169841B2 (ja) 移動通信システム
JP4826629B2 (ja) 移動通信端末、該移動通信端末に用いられる同期判定回路、制御方法、及び同期判定制御プログラム
JP2001156752A (ja) 移動無線端末装置
JPH07327263A (ja) 移動体通信装置
US7194265B2 (en) Method and system for determining antenna of radio base station at moving target area during handover
JP3229821B2 (ja) Cdma受信回路
JP3357025B2 (ja) Cdma受信回路

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000822

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010220

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees